2023年02月15日

2024スキー試乗@ブランシュたかやま

2/12(日)にブランシュたかやまで、HEADスキー試乗会に参加しました。
天候は晴れで気温も高めだったため雪は柔らかく、午前中は整地、午後は荒れた斜面での試乗となりました。

HEADはカタログ上の名称と板の表記が微妙に異なる(板の方が端折ってる)ことが多いのですが、忙しいスタッフにいちいち確認するのも申し訳なく、板の表記を記載していますので、写真も見比べながら適当に判断してください。

また、スペックは分かる範囲で記載しましたが、本人はレングス以外はほとんど気にしていません。

HEAD e-SL
L165/R12.9/122-68-107
IMG_0073[1].JPG
トップモデルではないとは言え、一応レーシング系ですから、スピードを出してナンボの板です。
エッジホールドはしっかりしています。
かなり食いやすい雪質でしたが、外すことに難しさは感じません。
スキーを動かすと、テール寄りで食う感じを受けました。
低速のときは、操作にやや重さを感じます。
安定していますし、挙動が穏やかなので扱いやすいと思います。

HEAD e-SLR
L163/R11.2/123-66-107
IMG_0081[1].JPG
手に持ったときの重量が軽くて、ちょっとホッとしました。
全体的な印象は、軽快で扱いやすいスキー。
ただしレーシング系のような力強さはありません。
安定性はそこそこですが、スピードを出すとトップがバタつくことがあります。
低速でも踏めば板が返ってくれますから、特に小回りは楽です。
板の走りはイマイチ。
急斜面でハイスピードの大回りは、ちょっと躊躇われそうです。
SUPERSHAPEでは満足できない1〜2級の基礎系スキーヤーは、候補に入れてもいいかもしれません。

HEAD e-SL REBEL
L168/R12.8/119-68-103
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直前のe-SLRとは違い、持つとずっしりとした重さを感じますが、滑ると重さは全く感じません(まぁHEADのレーシング系はだいたいそんなもんですが....)。
ポジションを間違えなければ、きれいに撓んでくれます。
また返りが強すぎませんから、失敗は少ないと思います。
ただ切り替えで良く走りますので、特に小回りでは身体が遅れないよう要注意。
スペック上のラディウスは小さめですが、大回りで滑ってもトップから内に入りすぎません。
小回りも、ポジションが遅れなければ、安定したリズムで滑れます(私の場合、これが難しい....)。
大回りでは荒れをものともせず突き進んでいきます。
オールラウンドな板だと思いますが、私程度の脚前ではかなりの気合と根性が必要ですし、リフト2〜3本が限度ですね(^^;

試乗終了直前にレングス違い(L158だったかな....)にも乗ってみました。
より撓みやすく、エッジングの調整もしやすいように感じます。
こちらの方が自身で操作する感覚があり、逆にいえばL168では板に乗せられてたんだなぁ....、と反省。

HEAD e-SL REBEL
L165/R12.3/118-67-104
LAGE0227[1].JPEG
来シーズンのモデル、白がRACE系で、青がDEMO系なんだとか。
これは直前の青いヤツと板に書いてあるネーミングは同じです。
プレートが違うのかな....?
エッジホールドは強め。
雪が柔らかいということもありますが、一旦食うと外しづらさを感じます。
大回りではトップがやや内に入り気味。
逆に小回りではトップが動いてくれるのはいいのですが、返りが強めなのでその処理に気を遣いました。
安定性は抜群ですが、やたらと疲れるSLマシーンです。
荒れ始めたコンディションでは、小回りロードができた中急斜面を力強く削ってくれますし、モサモサの雪を蹴立てて突破してくれます。
ただ私には強すぎました。

HEAD SUPERSHAPE e-SPEED
L170/R14.0/12.2-68-104
VTJR5534[1].JPEG
ちょうどショート系に板が出払っていて、たまにはいいかと....
操作性はメッチャ軽いので、踏んでも振り回しても(?)OK。
整地での安定性はそこそこありますが、荒れた斜面ではさすがに暴れます。
ロングでは、エッジが食い過ぎないところは個人的に好印象です。
ショートでは、雪が柔らかいこともあってか、思ったほど返ってきませんでしたが、この板なら自分で動かせば何とかなります。
どうしても弱さを感じてしまうんですが、まぁ直前の試乗板がe-SL REBELですからね、タイミングが悪かった....。

HEAD KORE 93
L177/R16.4/133-93-115
IMG_0096[1].JPG
「今回は太いヤツは?」
『1本だけ持ってきてますけど、出ちゃってますねぇ』
なんて話してたのですが、SUPERSHAPEを試し終わったら返ってきてました。
整地ではただの太い板。
しかし、コースの端の端、モサモサボソボソの雪が溜まったところに入ると楽しいです。
荒れたコース中央でスピードを出すと飛ばされますが、この板ではやむを得ません。
荒れが小さければ普通に大回りができますし、クイックにはならないもののゆったりしたリズムの小回りなら問題ありません。
扱いやすいセミファットだと思います。

HEAD e-RACE PRO
L170/R14.8/117-68-102
IMG_0101[1].JPG
やや長さを感じました。
ポジションも若干シビアで、遅れると真っすぐ走り気味です。
個人的にはもう少しルーズな方が好きです。
エッジホールドは強いというより、やや引っ掛かり気味。
大回りではあまり気になりませんが、小回りでは回しづらさもありました。
斜面がかなり荒れていたから、と言いたいところですが、私の技術的な問題です(^^;
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2023年02月14日

大雪後の混雑

この週末はブランシュでHEADの試乗会が開催されました。
私はもう10年以上、毎年参加している恒例行事です。

予定では土曜日に試乗会。
諏訪に宿泊して翌日曜日は富士パラだったのですが....

金曜日。
都内に大雪警報が出ましたが、例によって雪国視点では大雪でも何でもないレベル。
しかしマジで大雪になった地域も多く、午後になると中央道は八王子から中津川までが通行止めとなりました。
9年前の悪夢を思い出します。

FolUMSMaUAE5DQI.png

ちなみに関越道は練馬から関越トンネル手前まで冬用タイヤ規制が出ましたが、何故かトンネルを抜けると規制なし....。
こんなこともあるんですねぇ。

この調子じゃ土曜日になっても中央道が開くとは思えません。
やむなくNEXCO中日本の速旅(富士パラリフト券付プラン)をキャンセル。
ホテルは宿泊前日ですから、キャンセル料がかかりますが仕方ありません。
電話をすると、
『キャンセルを承りました。ネットでお申し込みなのでキャンセル料はかかりませんが、キャンセル通知は送信されせん。』
とのこと。
「キャンセル料、いいんですか?」
と確認するも、不要とのこと。
助かりました。

まぁ明日になれば、関越なら何とかなるんじゃないかな。
ということで、土曜日は日帰りで水上方面に行ってみることにしました。

翌朝。
Apple Watchが手首を叩いて起こしてくれました。
時刻は6時。
「あれ?目覚ましは....」
前夜、目覚ましの時刻はセットしたものの、アラームモードへのセットを忘れたようです。
これから行ってもなー。
と思いつつも交通情報を確認すると....

unnamed (1).png

中央道は、甲府から先が相変わらずアウト。
関越道は、諦めの悪いスノークラスタが集中したのか、すでに渋滞祭りでした。
即、二度寝です。

天気も回復したし、さすがに明日は大丈夫だろう。
ということで、再び予定変更。
日曜日は日帰りでブランシュの試乗会に参加することにしました。

日曜日。
5時過ぎに自宅を出発。
首都高〜中央道は渋滞皆無で、8時過ぎにはブランシュに到着しました。
いつもなら板は車に積みっぱですが、念のため試乗会予定を調べると9時開始とのこと。
仕方ねぇ、持って行くか。

ゲレンデに出る前に、ちょいとスクールに立ち寄ります。
先日のスキー大学でお世話になった小宮山耕平デモにご挨拶....、と思ったらこの日はいらっしゃいませんでした(^^;
手土産だけ預けて、リフト券売場へ。
「あれ、並んでる」
クワッド乗り場にも人がいます、いや並んでます。
こんなに混雑したブランシュ、何年振りだろ。

試乗会はまだ準備中ですから、とりあえず一本。
クワッド降り場の気温は-2℃と、かなり暖かいです。
足慣らしにロマンチック〜ファンタジーを滑り、クワッド乗り場に帰ってきても、まだ準備中。
じゃもう一本と、今度はスラロームコース。
ブランシュらしからぬ柔らかい雪で、平らなうちは快適です。

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受付を済ませて試乗開始。
午前中はロマンチック〜ファンタジーを利用しました。
土曜日に諦めた方が多かった反動か、リフトもコースも混雑しています。
とは言え、他のスキー場基準で考えれば、十分空いているんですけど(^^)

レストランも混雑するだろうと、11時にはレストハウスバウムに入りましたが、すでにほぼ満席でした。
馬鹿の一つ覚えのように湖北さんの角煮定食を食って、12時過ぎに試乗を再開。
斜面は荒れ始めています。
午後は午前中に試した板を、再度ジャイアントとパノラマで試乗しました。

貸出終了の14時まで、7機種を試乗。
最後に一本だけ、自分のSTÖCKLIでのんびり滑って撤収しました。
予想外に混雑したブランシュでしたが、普段乗っている板とは全く違うHEADの試乗は新鮮で楽しかったです。

続いて来週と再来週は菅平での試乗会に参加します。
いよいよ試乗会シーズンが始まりました。
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2023年02月07日

小海で初コース

土曜日は佐久まで下りて宿泊。

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スノークラスタ御用達の例のホテルです。

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日曜日、いつものようにバイキングの朝メシを食い過ぎ、腹いっぱいで出発。
8時過ぎに小海に到着しました。
ちなみにこのスキー場、先シーズンまでは「小海リエックススキーバレー」だったのが、今シーズンから「シャトレーゼスキーバレー小海」に変わってます。
オーナーであるケーキ屋さんの名前が前面に出てきてはいますが、中身の変更はありません。

リフト券はあらかじめ公式サイトから購入済みです。
年寄り券だと、1,000円のランチ券とセットで3,500円と爆安。
こちらもスノークラスタ御用達のJAF割よりも安くなりました。
他のスキー場でリフト代の値上げが相次ぐ中、有難いことです。

Web販売はアソビュー!のシステムを利用していますので、チケット売り場でリフト券とランチ券を発券していただき、ゲレンデへ。
団体さん(千葉県連かな?)がいらっしゃいますので、クワッドにも列ができていますが、大したことはありません。

クワッドを降りて右手に進むと、いつもは休止しているペアリフトが動いてます。

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林を抜けると広がる緩斜面。

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小海で初めて滑るウェンゲン(Aコース)です。
ただの緩斜面なんですけど、なんかいいですね。
あと基礎練習なんかには最高だと思います。
この日は団体さんが開きモノやらなんやらをやってましたから、その前で基礎練するのは憚られましたけど....。

とは言え、このコースをぐるぐるリピートする気にはなれませんので、そのままメインバーンのラバーホーン(Bコース)へ。

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空いていて、まだ荒れていないこのコース、最高です。
俗にいう勘違いバーンってやつ。
思いっきり勘違いさせていただきました(^^)

そのまま真っすぐユングフラウ(Cコース)に滑り込みますが、最後の中急斜面のコンディションも上々。
お次はユングフラウからHコース(なぜかここだけ色気のないコース名)〜ブライトホーン(Eコース)に抜けます。
ブライトホーンの緩斜面では、子どもたちが沢山楽しんでいますので、できるだけ端を滑ってクワッド乗り場へ。

降りたら今度は左手に進み、アイガー(Dコース)の急斜面です。

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晴れるとホントに眺めのいい斜面です。
ピステンが入ってますから、コンディションも最高。
ショートターンで下り、
「お、オレって上手いじゃん♪」
いえ、ただの勘違いです(^^;;

小海のネックのひとつは、ゲレンデ内のレストランがエーデルワイスというベースのデカいヤツだけということ。
この日は天気が良かったこともあり、席の混雑はそれほどでもありませんでしたが、料理の注文〜提供カウンターの混雑は相変わらずです。
こればかりは時間をずらすしかありませんね。

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せっかくシャトレーゼに来たのですから、食後にはケーキなんていただいちゃいます。
普段滅多に食べませんから、食べ方はすっごい下手くそですが(^^;

午後になると、メインバーンのラバーホーンは少しずつ荒れ始めました。
転んだり、手こずるお客さんも多いので、スピードを落として中回り、大回り。
しかし滑る人が少ないからか、アイガーはほとんど荒れませんでした。

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そろそろ緩んだかな?
とHコースに掘られたコブにも入ってみます。

緩んじゃいませんけどリズムがいいので、コブが超下手くそな私でもなんとかなります。
ただ最後に斜度が少しだけ増すところは、要注意。

小海のコースって、それなりに斜度はあるし、幅はあるし、距離もあるんですけど、なんか単調に感じちゃうんですよね。
しかし前日が超コンパクトなスキー場だったこともあってか、ウェンゲン〜ラバーホーンとアイガーを交互に滑ると、爽快です。

この日は個人的定時の15時よりちょい前に終了。
駐車場で着替えて、ホテル併設の温泉に向かいます。
駐車場が満車で入れないこともありますが、大丈夫でした。

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リフト券を提示すると、通常800円のところ500円で、アイスのおまけ付き。
フロントでロッカーキーだけでなく、タオルも貸してくれますから便利です。
遮るものの無い開放的な露天風呂は、天気がいいと景色が抜群で、遠くに浅間山を眺めながらのんびりできます。

けど私は烏の行水(^^;;

さっぱりとして帰路に就きます。
覚悟を決めて佐久方面へ。
上信越道を走っていると、情報板に関越道の状況が表示されます。
寄居から高坂の先まで渋滞だとか、所要時間は70分だとか90分だとか....。
甘楽PAに入りスマホで渋滞情報を確認するも、渋滞が伸びることはあっても、短くなることはありません。
が、東北道に渋滞は無し。
よし、北関東道を使って東北道に抜けよう。
こういうオプションが考えられるのが、こちらのルートのいいところです。

本線に戻り、藤岡JCTで関越道を高崎方面に向かい、崎JCTから北関東道に入ります。
しばらく走ると、東北道の渋滞情報が入りました。
加須で2km。
仕方ない、自然渋滞か。
でもこの程度なら....。
と思っていたら、すぐに「事故」の2文字が付け加わります。
距離も4km、6kmと伸び、通過時間も70分だとか。
こっちに迂回した意味ないじゃん(>_<)
渋滞通過には60分ほどかかり、現場通過時にはまだ事故処理が終わっていませんでした。

結局4時間かかって、20時過ぎに帰宅。
洗濯機回して、買物行って、

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こちらにも間に合いました。
四代目の若主人とスキー談義をしながら一杯、いや4杯(^^)/□

お家に帰るまでがスキーという方や、お家に帰って洗濯機を回すまでがスキーという方もいらっしゃいますが、私の場合、お家に帰って洗濯機を回して角打ちで飲むまでがスキーです。
posted by スキー中毒者 at 12:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年02月06日

初八千穂

この週末はどうするか….。
次週はHEADの試乗会でブランシュに行くし、片品方面は2週続いてるしな。
じゃ湯沢か?
などと考えていたらTwitterのTLに、小海の一番上のコースが土日に開くというツイートが流れてきました。
このコース、私が行ったときはいつもクローズしていて、滑ったことがありません。
マップで見る限り大した斜面じゃありませんが、何となく心惹かれます。
土曜日に小海に行って、日曜はまだ行ったことない八千穂で滑るかな。

八ヶ岳方面の場合、(今は亡き)野辺山とかサンメとかの延長線上で考えていたので、何の疑問も抱かず中央道須玉ICからアクセスしていましたが、どうやら関越〜上信越道の佐久からでも大して変わらないらしい。
調べてみると距離はほとんど変わらず、高速代がちと安くなります。
ただ問題がひとつ....、そう、関越道の渋滞です。
覚悟のうえで一度行ってみるか。

まぁタダで済む訳ないんですよね。
この日は何モノかが潜む鶴ヶ島JCTの先だけでなく、所沢の手前でも事故が発生しています。
この渋滞を抜けるのに、覚悟していた以上の時間がかかりました。
上信越道佐久小諸JCTから、暫定開通している中部横断道を八千穂ICまで走り、出口を左折。
急遽行き先は八千穂に変更です。

そのまま道なりに走ればスキー場かと思っていたら、冬季通行止めとかがあってそうは問屋が卸しません。
他の車に従いていこうとしても、前も後ろも車は走っていません。
仕方なくナビをセットし、無事現着。

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駐車場には予想以上に車が駐まってます。
(どんな予想してたんだよ....)
道路を渡り、階段を登ってセンターハウスに入ると、右にレンタル、左にスクールが店を開いており、チケット売り場がありません。
スクールのねーちゃんに聞こうと思ったら、リフト券売場は外に出ろと掲示してありました。

スマホでJAFの会員証を提示し、
「JAF割でミドル1枚ください」
『年齢確認をお願いします』
画面をSAJの電子会員証に切り替え、
「これでもいいっすか?」
『あぁ、SAJさんなら会員証でも1,000円割引よ。だからこれだけでね。』
へー、1,000円引とは太っ腹。
それはいいとして、もうちょい宣伝しろや > SAJ

ゲレンデベースに立つも、どこを滑ればいいのかわかりません。
こういうときは、左から順に滑ることにしていますが、どのリフト乗り場もビミョーに上。
センターハウス横から短い短いリフトが架かっており、これを利用して各コースにアクセスするリフトに乗車する仕組みみたいです。

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まずは一番左の第4コース。
私でも安心の緩斜面です。

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お隣の第3コース。
途中でポンと落ち込む斜度変化が楽しい中斜面でした。

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お次は第2コース。
あまり広くない中斜面が続いた後、急斜面につながります。
この急斜面、ワイドなので大回りもイケちゃいます。

第2コース途中からは、リフト下を潜って落ち込むトライアルコースもあります。
急斜面なんですけど、いかんせん短すぎて暴走する前に終わっちゃいます。

第4、第3、第2と来たら次は....

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アゼリアコースでした(^^;;
第2コース上部同様、あまり広くはありませんが、途中で落ち込んだり、最後の緩斜面にコブが掘られていたりと、変化が楽しめます。

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ちなみにアゼリアコースの途中から右に分岐して、バンプス8というコブ専用斜面が延びていました。

....。
見なかったことにしよう。

第4と第3はそれぞれリフトが架かっていますが、第2とアゼリア(バンプス8含む)は共通のリフトでアクセスします。
そのためタイミングによっては多少の並びは発生するものの、混雑というほどではありません。

11時半に昼メシ。
センターハウス横のレストランは初心者コース下なのでファミリーで混むかと思い、アゼリアコース下のジョイナスという洒落た名前のレストランに入ります。
白いテーブルクロスにキャンドルなんか灯いてたらどうしよう、と心配でしたが....、

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昭和の食堂でしたw

午後は第2(たまにトライアル)とアゼリア。

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アゼリアの緩斜面こぶは、ホントに緩斜面なんですけど、カリカリに硬いんで油断できません。

よせばいいのにバンプス8にも入ってみました。
深いのはともかく、谷間がえぐれていてシロートにゃ無理です。
ホントによせばよかった(^^;
ちなみに後でHPを見たら、ここが第1コースみたいです。

スタートが遅かったことですし、個人的定時の15時から30分ほど残業して終了。
初八千穂でしたが、コースは短いものの変化があり、意外に楽しいという印象です。
リフト券も安いし、比較的空いてるし、機会があればまた来てもいいかなー。
posted by スキー中毒者 at 17:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年01月31日

お得なお誕生日

この土曜日も沼田方面へ。
前週同様、練馬から関越に乗ったのは6時頃ですが、鶴ヶ島ICの手前と先で事故が発生しており、すでに渋滞が始まっているようです。

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川越ICの先から渋滞の中をしばらく走り、鶴ヶ島JCT手前でまだこの表示です。
結構大きな事故だったようで、抜けるのに1時間近くかかった気がします。

その先では駒寄渋滞を越えても、沼田ICが先頭の渋滞が待っていました。
赤城高原SAの手前から流れが悪くなり始めましたので、昭和ICで降りて下道を走ります。
アクセス道路がR120ではありませんから、渋滞とは無縁。

WXFT5608[1].JPEG

9時、現着。
立体駐車爆風スキー場、別名川場スキー場です。

誘導された6Fに車を駐めて準備をしていると、外から風の唸り音が聞こえます。
屋内ではありますが、細かい雪が吹き込んできますので、相変わらずの爆風なんでしょうか。

滅多にお邪魔しないこちらのスキー場、前回はいつだったかなーと自分のBlogを検索してみたら、5年前6年前でした。
今回も目的は同じ....。

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お誕生日の無料リフト券です(^^;

外に出ると予想どおり爆風。
しかしスキーウェアって、大したもんですねー。
中にはアンダーとミドルしか着てませんけど、寒さは感じません。
会社で昼休みに、スーツ着て外に出たときの方が、ずっと寒く感じます。

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ベースからは2本のクワッドが延びていますが、何が違うんだっけ?
乗り場に掲示されているコースマップを見ると、右の空いてる方が中級コースなので、こちらに乗車。
爆風に揺られながら終点付近まで上がると、左下にもリフト乗り場が見えます。
だんだん思い出してきたぞ。

まずは白鳥スカイライン(コース名はすべて後で調べたもの、滑ってるときは仮称「下のクワッド沿いの細いコース」)を1本。
再びクワッドで上がり、白鳥ダウンヒル(仮称「中間リフト行きの短い中斜面」)で下に見えたリフト乗り場へ。
ここにも乗り場がふたつありますが、爆風なんでフード付きのクワッドに乗車します。

IMG_9851[1].JPG

トップから下界の風景は見えませんが、滑るコースは見えますから問題ありません。
クリスタルコース(仮称「てっぺんからのトロトロコース」)を滑って、先ほどの中間のリフト乗り場も通過。
確かこの下にペアリフトがあったはず....。

下から見て一番左手に見えるコースにアクセスするには、こいつに乗らないとダメです。

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踝程度の新雪が食い荒らされた不整地の高手スカイライン(仮称「一番左のボソボソ斜面」)。
上に乗った雪は柔らかいですし、下地もガリガリではありませんから、私みたいなへっぽこでも楽しく滑れます。
このコースを何本か滑り、最後は高手ダウンヒル(仮称「トロトロに繋がる廊下コース)」)からクリスタルに出て、センターハウスに戻りました。

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11時半に一番おっきな食堂でランチ。
味噌カルビ丼(1,500円)ですが、調理済みの肉をご飯の上に盛り付け、温玉を割り乗せるだけ。
その場での調理なんて想定してませんから止むを得ないんですけど、味気ないよなー(>_<)

午後になると、爆風は静まり、見通しも良くなってきました。
中間からトップに上がるクワッドは、かなり混雑しています。
しかし隣のトリプルは何故かガラガラ。
混雑が嫌いという理由だけで乗車してみると、

IMG_9865[1].JPG

そうか、この斜面か(^^;
無名峰ダウンヒル(仮称「コブのある急斜面」)です。
カチンコチンだと手に負えませんが、この日のコンディションなら何とかなります。
ただし技術的・体力的問題から、途中2回ほど休憩しないとコブは完走できません(^^;

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再び「一番左のボソボソ斜面」に行ってみると、単なる荒れ地と化してますが、コブにはなっていないので、こちらの方が楽です。
リフトの待ちもありませんから、撤収までこのコースをぐるぐる。
個人的定時の15時まで滑ったらやたらと疲れましたので、いつものように昭和の湯に立ち寄ります。
前週にハンコ10個で無料入浴させていただきましたので、今週から再スタート。

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手作り感満載で癒されます(^^)

今回の川場のように、誕生日にリフト無料サービスを行っているスキー場は、少ないものの他にもあるようです。
今年のオグナほたかは川場と同様ですし、ガーラ湯沢はシーズン中有効の招待券を貰えるみたい。
サービスの内容は変わるかもしれない(オグナほたかは以前は月違いでも「日」さえ合っていれば無料でした)ので、ご利用は計画的に、いやご利用前にHP等でご確認ください。

GSでは誕生月割引
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2023年01月26日

お、ねだん以上。かたしな

スキー大学の翌週末は、のんびりスキー。
ブランシュでも良かったのですが、もうちょい雪が柔らかいところで、かたしな高原にしました。

出発ものんびりと5時過ぎで、練馬から関越に乗ったのは6時。
普通ならタダじゃ済まない時刻ですが、幸い高坂渋滞、駒寄渋滞ともそれほど酷くはなく、7時半には沼田IC流出車線に到着です。
しかしここからが大変でした。
料金所通過までも時間がかかりましたが、R120も混雑しており、信号のたびに流れが悪くなります。
椎坂トンネルを抜け、老神温泉を過ぎればもう大丈夫かと思ったら、吹割の滝手前やら、平川の交差点やら、信号で流れが悪くなるのは相変わらず。
おまけに片品の道の駅の少し手前では、法面工事中で片側交互通行となっていました。

結局スキー場到着は9時。
時刻の割に駐車場が空いていたのは、皆さん到着できていなかったからでしょうか。

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例によってリフト券はライセンス割。
昨シーズンより200円値上がりしましたが、休日でも2,200円(平日だと1,200円!)と大変有難いお値段です。

まずはセンターハウス正面の中斜面、かえでコースに向かいますが、何となく雰囲気が違います。

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ミッフィーいないじゃん。
昨シーズンのオープン日のように極端な雪不足ならともかく、それなりには積もってるんですけどねぇ。

コースは、そこそこ賑わってます。
かたしなにしては....。

板が走らねぇなー、とぼやきつつ大回りを2本。
早々に奥のコースに向かいます。
第6ペアでトップまで上がる途中、すぐ下のなでしこコースの緩斜面は子供たちで大繁盛。
しかし、その先の急斜面、もくせいコースは....、

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誰も滑ってません。
相変わらず急斜面は空いてます。

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いや、急斜面だけじゃありませんでした。
適度に斜度が変化するつつじコースの中斜面もガラガラ。

リフト代が安くて空いてるのは嬉しいのですが、こうなると経営状態が心配になります(^^;
せめて昼メシだけでもと、センターハウスで一番高いメニューにしました。

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牛すきうどんと舞茸おこわセット、1,150円。
もっと高くても、もっとしょーもないメシしか提供できないスキー場が多い中、内容を考えればメッチャ良心的です。

午後もかえでコースで大回り、もくせいコースで小回り。
スキー大学で教えていただいたことを意識しつつも、気持ちはひゃっほぅ〜♪
撤収は定時の15時でした。

帰路、朝はあれほど流れなかったR120もすこぶる順調。
途中から片品川方面に下りて、昭和村に向かいます。

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昭和の湯でお風呂に入って帰りましょう。
前回でカードにスタンプが10個貯まりましたので、無料です。

昭和ICから乗った関越はほとんど渋滞もなく、順調に帰宅できました。

かたしなというスキー場は、規模は大きくないし、決しておしゃれでもありません。
滑り応えを求めるスキーヤーは、多くが隣の尾瀬岩鞍に行くと思います。
でも、なんか好きなんですよねー。
私の場合、ライセンス割という大きな特典があるのは確かですが、それ以外にも手軽な会員システム(先日1,500円で更新したので、また3年間は土日でも駐車場無料です)だったり、美味しいランチだったり、お値打ち感のあるスキー場です。
某ホームセンター風に言えば『お、ねだん以上。』
スキー専用なんで、残念ながらスノーボーダーは滑れませんけど、スキーヤーなら一度は行ってみてもいいと思います。
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2023年01月18日

2023スキー大学@白馬五竜

1/13(金)〜15(日)の日程で、2023年度スキー大学第2会場(白馬五竜)に参加しました。
昨年と一昨年は新型コロナの影響で中止となりましたので、3年ぶりの開催です。

私は昨年の夏に職場を異動して、初めてのシーズン。
特にこの会期は、年末年始休暇から成人の日絡みの3連休と休みが続いた直後の休暇取得となりますので、(表面上は)大変心苦しく感じておりました。
木曜日の夕方、職場にて
「すみません、明日から月曜日まで....」
『行ってらっしゃい、楽しんできて』
「お勉強してきます」
『どこですか?』
「あ、白馬。五竜です」
『雪、いっぱいありそうですね』
「いやー、白馬は少ないんすよ。それに週末は天気がヤバそうで、1月の白馬なのに雨だって」
『怪我しないよう気を付けてください』
なんて会話で、快く送り出していただきました。
ありがたいことです(^^)

会社脱出後、宿への手土産買って、吉牛食って、帰って風呂入って、出発。
仲間をピックアップし、関越〜上信越道を走ります。
長野ICを降りても、オリンピック道路を走っても、雪は無し。
宿の駐車場でも地肌が見えてます。
これで雨降ったらどうなんのよ....
とりあえず部屋で軽く前夜祭やって、就寝です。

翌朝、宿の車で送っていただきスキー場へ。

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受付で名簿を受け取り、講師を確認します。
初日はブランシュたかやまの小宮山耕平SAJデモでした。
以前スキー大学で講師を担当していただいたことがありますし、ブランシュのリフト食堂でお話をすることもある、お馴染みの先生です。

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とりあえずこの日はいい天気。
でも夜から雨で、明日は終日雨予報なんだよな。
そのあたりは小宮山デモも十分ご承知で、デモンストレーションの後、午前中に基本的な動きを確認し、午後はゴンドラでアルプス平まで上がって、実践的なトレーニングとなりました。

翌土曜日。
宿の窓から外を見ると、雨は降っていません。
予報が変わり、降り出しが少し遅くなったみたい。
この日の講師は、菅平の津村悠ナショナルデモです。
『みなさん、雨の用意はできてますか?』
一応カッパとゴム手は持ってきて、コインロッカーに放り込んでありますが、使うような状況にはなって欲しくありません。

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いいもりに移動し、まずは前日の講習を受けて中緩斜面で基本動作を復習。そして急斜面で大回りや小回りへの展開を図りました。
いつ降り出してもおかしくない状況のため、お昼の休憩を後ろにズラしたりもしましたが、幸い霧雨程度で本格的な雨にはなりませんでした。

最終日の日曜は、午前中で終了です。
担当は東京都の根本風花SAJデモ。

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会場である白馬五竜スキー場のアンバサダーも務めてますので、レストハウスには等身大パネルが飾られています(ちなみに本物の方が格段にカワイイです)。
仲間の話では、今、都連イチオシのデモなんだとか....。

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スキー場の上部はガスで何も見えません。
ゴンドラで上がっても抜ける雰囲気じゃありませんし、下山の林間コースがクローズ(法面が落ちたらしい)してますから、ゴンドラで下りる必要があります。
時間が短いですから、下部での講習となりました。
しかし、ガスがとおみのクワッド降り場付近まで下りてきて、なかなか厳しいコンディションです。
『(とおみの)一番上がいい斜面なんで(講習に)使いたいんですけど、見えないですねー』
止むを得ず初日にデモンストレーションを行った、いいもりの緩斜面に向かいましたが、皆さん考えることは同じですね。
すでに多くの班がいらっしゃいます。
根本デモは、やや遠慮気味に短い距離でプルークボーゲン。
全員が滑り終わると、ガスが少し上がり、とおみゲレンデ上部も見通しが良くなりました。
一本滑り終えた場所からなら、とおみのトップに上がる第2ペア乗り場に滑り込めます。
『上がりましょう!』
日曜日の午前中ですから、とおみのクワッドリフト沿いは混雑していますが、トップからクワッド降り場まではそれほどではありません。
下山コースが閉まってますから、下りてくる人もいませんし。
短い時間ではありましたが、優しくアドバイスをいただき、スキー大学の全日程が終了しました。

閉校式はありませんので、エスカルプラザ前で修了証を受け取り解散です。
例によって修了証にサインをお願いしたところ、
『えー、私がサインしちゃっていいんですか!』

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可愛いサインをいただきました♪

3年ぶりのスキー大学は、得るものも多くあり、楽しい3日間でした。
コロナ感染が収束しない中、スキー大学を実施していただいた全日本の皆さま、絶大なるご協力をいただいたスキー場をはじめ地元の皆さま、そして素晴らしい講習を行っていただいたデモの皆さまに、心より感謝いたします。
posted by スキー中毒者 at 08:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年01月09日

富士パラは第3駐車場

日曜日。
朝6時に起床し、6時半にホテル1F食堂でバイキング形式の朝食です。
こちらのホテルチェーンには、年末年始もお世話になりましたが、どこも朝食の形式は同じ。
歳取って少食になったはずなのに、並んでるとつい取りたくなっちゃうんですよねぇ....。

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腹一杯食ってたら出発が遅れました。
今回は、NEXCO中日本の速旅を利用していますので、ひと区間だけですが高速を利用して諏訪南ICまで走ります。

8時過ぎに富士パラ着。
第2駐車場から第3駐車場入口付近まで車列が伸びていました。
まだ第2に入れるだろう....
と思っていたのですが、車列が動き始めると、私の直前の車から第3に誘導されました。
駐めたのはセンターハウス方面に上る階段のすぐ下。
これなら第2の一番奥に駐めるより、楽かもしれません。
ただその後も第2に誘導される車もありましたから、満車だったわけではなさそうです。

ちなみに富士パラは、今シーズンより1台当たりの駐車スペースを拡げました
今までは大型車の隣だとちょっと窮屈に感じたり、軽に挟まれるとラッキー♪と思ったりしましたが、今年の駐車場は予想以上に快適です。
当然各駐車場の収容台数は減りますが、こういう改善をサラリとできるって素晴らしいですね。

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短い階段を上りセンターハウスに向かうと、リフト券売場は大繁盛。
まぁ連休中日ですから。
スキーヤー、スノーボーダーだけでなく、登山客も結構いらっしゃいます。

ちょうど8時半になりましたので、ゴンドラ運行開始の放送が入りました。
速旅のスマホ画面を提示しリフト券に交換した後、ゲレンデまで階段を上がります。
センターゲレンデ下で板を履き、ゴンドラ乗り場までスケーティング。
今のところ大丈夫ですが、何年か後にはこの階段やスケーティングがキツくなるのかなぁ....

ゴンドラはまだ混雑していません。
富士パラのゴンドラの待ちレーンには一般と相乗りのふたつがあり、一般レーンはおひとり様だろうがご家族だろうがグループ乗車で相乗りはありません。
一方の相乗りレーンは、先頭から必ず6人ずつ乗車します。
他のスキー場の相乗り(シングル)レーンだと、定員に満たないグループ乗車の搬器に数名の相乗りをお願いする形式ですから、相乗り(シングル)レーンの方が早く進むことが多いのですが、富士パラはちょっと違います。
朝イチは10台のうち9台に一般レーンのお客さんが乗車した後、1台に相乗りレーンのお客さんが乗り込みます。
仮に一般レーンのお客さんが3名ずつ乗車したとすると、9台で27名。
その後、相乗りレーンのお客さんが1台に6名乗車。
これが繰り返されますから、一般レーンの方が4倍程度早く進む計算です。
もう少し時間が経つと、一般レーン4台に相乗りレーン1台となりますが、それでも一般レーンの方が倍早い。
おひとり様が一般レーンに並ぶと、搬器をひとりで占有することになりますが、そんなこと気にしない方がいいです。
おひとり様でもおふたり連れでも、一般レーンに並んだ方が早く乗車できます。

9時過ぎにトップに到着。

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白馬の山々も素晴らしいですが、八ヶ岳だって捨てたもんじゃありません。
(写真だとちんまり見えますが、実際には結構迫力あります。)
富士パラの魅力は、この風景に加え、幅はそれほど広くないもののきっちり圧雪された中急斜面がベースまで続くこと。
特に朝イチはコースは空いてますし、斜面も荒れてませんから、整地好きにはたまりません。

午前中はトップからベースまでゴンドラで回しますが、すぐにゴンドラが混雑し始めました。

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11時前でこんな感じ。
『15分まち』と書いてありますが、相乗りレーンのお客さんはもっとかかったと思います。

こんな状況ですから、スクール組はトップまで上がらず、空いている第4リフトでシーダーゲレンデを使っていたようです。
緩斜面に架かる第1や第2リフトはスゴイことになっていたでしょう....(見てないけど)

混雑を避けるため、早めに山頂レストランでランチ休憩にしました。
富士パラの残念なところは、このレストラン。
価格が高めなのは仕方ないとしても、それに見合った内容とはとても言えません。
でもベースのレストランは、ファミリーで大混雑でしょうから....

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この日のお昼ゴハンは、若鶏の唐揚げ定食です。
え、そんなメニュー無いって?
そうです。
若鶏の唐揚げ、野沢菜漬け、御飯、味噌汁をそれぞれ単品で頼んだ勝手定食です。
私としてはこれが一番かな(^^;

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午後は、トップの中斜面に架かる第5リフトを利用して、アルパインゲレンデをぐるぐる。

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リフト側にできたヴェーデルンロードで小回って、リフト乗り場に滑り込むと、搬器がお客さんを待ってます。
乗車時間が短いから休憩時間も短く、結構辛いです(^^;;
斜面の荒れは大したことありませんから、大回りでも気持ちよく滑れます。
ただし最後の落ち込み手前で必ず停止して下を確認しないと、アイスバーンと荒れた斜面に四苦八苦するジュニアや初心者の皆さまで、カオスな状況になっていることも多いですから、要注意です。

お隣のラーチゲレンデが滑れればいいのですが、まだクローズ。

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こんな状態ですからね。
まぁ開いたとしても、下半分はいつもカリカリのアイスバーンなんですが....

15時の定時を前に下山を始めましたが、リンデンの壁にプルークボーゲンで果敢に挑んでいた中学生(くらいだと思う)が転倒して、両スキーが解放しています。
板を回収して壁の中間部で履かせますが、すぐに暴走〜転倒。
再び片スキーを外して、今度は頭を下にして壁の終わり付近まで滑落していきました。
昔は自分もこんなことあったよなぁと思いながら、再び板を拾い斜面下で履かせて、激励してお別れしました。
たまには人助けしてもいいだろ(^^)

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ベースまで下りると、緩斜面のリフトはこんな感じ。
お父さん、お母さん、ご苦労様ですm(_ _)m

センターハウス前を通り、短い階段を下りると第3駐車場です。
ここに駐めたのは初めてですが、階段の近くに駐められれば悪くありませんね。

三連休ですが、この後は日帰り温泉に立ち寄り帰宅です。
前日のブランシュも、この日の富士パラも、(富士パラのゴンドラ待ち以外は)思ったより空いていたうえに、斜面のコンディションも上々で、満足の二日間でした。

さて、週末のお勉強に向けて準備しないと....
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年01月08日

三連休初日もブランシュ品質

三連休初日の土曜日はブランシュ。
最近の中央道は朝の渋滞はありませんし、行き先がブランシュなら急ぐ必要はありません。
5時半過ぎに自宅を出発。
途中、境川PAで朝メシ食って9時現着です。
(大門街道は、湯川バイパス工事に伴う交互通行個所で、若干渋滞していました。)

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三連休初日ではありますが、平和なブランシュ。
リフト待ちでストレスを感じさせないところが、ブランシュ品質なんです。

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この日は、パノラマとエキスパート以外は開いており、パノラマも翌日のコースオープンを目指して終日スノーマシンが稼働していました。

いつものように、まずはロマンチック〜ファンタジーを1本。
そして前回もオープンしていたスラローム。

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今シーズンお初のジャイアント。
え、人がいないって?
良く見てください、ちゃんと滑ってます。
ひとりだけ....。
コース混雑でストレスを感じさせないところがブランシュ品質なんです。

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モミの木樹氷コースもオープンして、トップまで上がれるようになりましたから、お地蔵さまに初詣。
今シーズンもケガなく楽しく滑れるようお祈りしました。
ついでに、ここ3シーズン営業を休止しているお隣のエコーバレーの復活もお願いしましたが、ブランシュに立っていてもスキー地蔵なんだから、お願い聞いてくれるよね。

11時半にレストハウスバウムに入ると、ほぼ満席です。
ちょうど席を立つ方がいらっしゃったので、すぐに座れましたが、この時間が一番混んでいました。
例によって湖北さんの角煮定食とサービスのコーヒーでゆっくりと休憩し、午後の部へ。

滑走者が少ないジャイアントは相変わらず真っ平ですが、スラロームは細かい起伏ができ始めました。
しかし荒れるというほどではありませんから、小回りはもちろん、大回りだって問題ありません。

主にこの両コースで、調子の悪い小回りを中心に滑っていましたが、気分を変えようとロマンチックコースに入ると、着ぐるみが滑ってます。
しろっくまんとましろちゃん。
しろっくまんはお馴染みですが、ましろちゃんは初めてかな。
目つきの悪いしろっくまんと違い、ぱっちりした目元の女の子(クマ?)らしいましろちゃんでした。



ファンタジーコースを滑るところを、ちょいと撮らせていただきました。

14時を過ぎた頃から、ただでさえ少ない人がますます少なくなりました。
陽が翳ったコースは少しずつ硬くなり始めます。
こういうときは空いていてもスピードの出し過ぎ注意です。
てか、最近スピードに弱くなったんで、そんなにスピード出せないんですけどね....(^^;

いつもなら15時に終了するところですが、この日は16時まで滑走を続けました。
ブランシュを後にして、諏訪南ICではなく、諏訪IC方面へ。
IC近くのホテルに泊まり、翌日は気分を変えて富士パラです。
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2023年01月05日

鹿島槍か、さのさかか

2日は年末年始滑走の最終日。
昼過ぎ頃までのつもりなんで、(ホテルの)近場でいいかな、と思ってました。

爺ガ岳?
名前は魅力的だけど、緩斜面しかないしなぁ。
それに帰路は木崎湖まで戻らないといけないから、上信越道に出ることを考えるとちと面倒。

じゃ鹿島槍?
昨シーズンからパウダーエリアの第10リフトを休止したのに続き、今シーズンはレストハウス正面の急斜面パウダーが楽しめる第5リフトも止めちゃいました。
まぁ降らなきゃ関係ないんだが....

2シーズンぶりに復活したさのさかか?
今シーズンは一番下のペアとクワッドの2本しか動かさないらしい。
リフト代は安いんだけどね。

前日、Twitterのフォロワーさんから、
『降雪無ければさのさかがお勧め』
とのリプをいただきました。
そうか、そうなのか....

明けて2日の朝、ホテルの窓から外を見ると、若干の降雪はあったようです。
しかしこの程度じゃ、鹿島槍でもさのさかでも大して積もってはいないでしょう。
さて、どうすっかなー。

よし、鹿島槍にしよう。
鹿島槍のサイトからリフト券のWEBショップに入り、チャージ。
と思ったのですが、どうもサインインがうまくいきません。
IDとPWは正しいはずですがCAPTCHA認証で先に進まず、そのうちIDが凍結されちまいました(>_<)

ログイン.jpg

もういいよ、さのさかに行く!
こっちはWEBショップなんて用意されてませんから、直接現地での現金購入になります。

ホテルをチェックアウトし、出発。
現着は9時です。
上段の駐車場には約50台。
予想どおり空いてます。
次の車も入ってこないので、スタッフのおにーちゃんと雑談。
「リフト2本でも、復活できて良かったね」
『来年は全リフト動かす予定です。一年休んだから、今年も点検したら整備しなくちゃいけないところも結構あったんですけど、部品もなかなか届かなくて....』
「期待してます」
その後、ゲレンデに向かうまでに入ってきた車は5台でした(^^;

センターハウス1Fのリフト券売場へ。
カウンターにはスタッフのおねーちゃんが、ひとり座ってます。
リフト券は1日券のみ、大人は若者もじーちゃんも3,000円、子供は1,000円というシンプルかつお安い設定です。
「ICカードですか?」
『そうです』
「手持ちのカードに上書きできます?」
『えっと....、ちょっと待ってください』
カウンターを離れて小走りで、別のスタッフに確認に行ってくれました。
カウンターが無人になっても、何ら問題ない程度に空いてます。
『すみません、できないそうです』
発行されたのは紙のICカードです。
あぁ、これなら保証金とかいらんわな。
「これ、帰りに返した方がいいのかな」
『こちらにお願いします』
回収ボックスが置いてありました。

階段を上がってゲレンデへ。

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まずは正面のカービングゲレンデ。
中央の木立で隔てられた2つのコースがありますが、向かって右側はポールが張ってあり貸し切りでした。
左側のコースは、若干の積雪がありますが全く気にはならない程度。

続いて左手に伸びるクワッドリフトに乗って、パラダイスゲレンデへ。

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こちらは上から下までキレイに整備されていました。
クワッド降り場からの短い中斜面が楽しいのですが、広いからと本気で大回りをすると2〜3ターンで終わっちゃいます。
その後のリフト乗り場までの緩斜面も、止まっちゃうような斜度ではありませんから、全体的に快適に滑ることができます。

IMG_9430[1].JPG

ちなみにクワッドリフト降り場から上部を見ると、こんな感じ。
リアルに草生えてますねww
これじゃリフトを動かしても滑れません。

その後はパラダイス3〜4本にカービング1本程度のペースで滑ります。
昼頃になると、カービングゲレンデには若干の起伏ができ始め、私程度の脚前ではスピードの出し過ぎ注意です。
12時半過ぎまででしたが、リフト待ちもコース混雑のストレスも無く、楽しく滑ることができました。

1Fカウンターの回収ボックスに使用済みリフト券を投入。
『ありがとうございました。またよろしくお願いします』
というおねーちゃんの言葉に送られ、センターハウスを後にします。

駐車場に向かおうとすると、カンカンカン....



スキー場と駐車場の間に踏切がある稀有なスキー場です。
ちょうど大糸線が通過しましたが、決して本数が多いとは思えない路線ですから、運が良かったのか、悪かったのか.;...

鹿島槍のWEBショップにサインインできなかったために訪れることとなったさのさかですが、思ったより楽しめました。
青木湖の眺望が楽しめる(らしい)レイクダウンコースは、前回はガスってましたし、今回はクローズです。
来シーズン再訪して、ぜひ景色を楽しみたいものです。
posted by スキー中毒者 at 17:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー