2024年02月14日

2025スキー試乗@ブランシュたかやま

2/10(土)にブランシュたかやまで、HEADの試乗会に参加しました。
当日の天候は晴れ、コーストップの気温は-8〜-4℃です。
試乗コースは、RACINGとDEMOがスラローム、HIGH PERFORMANCEがロマンチック〜ファンタジーを使いました。
乾いた人工雪が固くパックされた大変滑りやすいコンディションで、両コースとも午後になってもそれほど荒れませんでした。
以下、試乗した順番に並べてあります。

HEAD WORLDCUP REBELS E-SL RD FIS
L165 / R12.5 / 120-66.5-103
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全体にやや硬めです。
エッジグリップは強く、角を立てて踏み込むと、しっかり食い付いれくれます。
意図的に角を外せば素直にズレてくれ、トップが食ったり、テールが引っかかったりすることはありませんから、扱いにくさは感じません。
ただエッジがグリップした状態からどこまで動けばどの程度外れるか、やや分かりにくく感じましたが、慣れの問題でしょう。
しっかりと撓ませるためにはそれなりの脚力が必要で、私だったらリフト数本が限界だと思います。

HEAD WORLDCUP REBELS E-SL RD FIS
L168 / R12.8 / 119-68-103
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こっちはDEMOモデル。
FISのマークが入っているとは思えない扱いやすさ。
エボプレートという硬すぎないプレート使っているようですが、非常に撓みやすく感じました。
エッジを食わせても外してもOK。
返りも穏やかで、ショートで踏み込んでも強い反発で失敗することはありません。
ロングも全く問題ありませんし、オールラウンドに使えそうです。
結構気に入った一台です。

HEAD WORLDUPC REBELS E-SLR
L163 / R11.2 / 123-66-107
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持ったとき明らかに軽いです。
滑っても印象は変わらず、軽やかな乗り心地。
グリップは極端に強くありませんが、一般的なゲレンデで使用する分には実用的には問題ないでしょう。
ショートは板の返りを使っても、自分で回旋してもOK。
ロングでは短さを感じるかと思っいましたが、そうでもなありませんでした。
フレックスとトーションのバランスが良さそうです。
意識的に角を立ててもグリップし切らないマイルドさがあります。
これを扱いやすさと感じるか、甘さと感じるかは、その人次第。
私には扱いやすく感じました。

HEAD WORLDCUP REBELS e-SL RD FIS SPEEDBLUE
L165 / R12.5 / 120-66.5-103
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DEMOのSL系トップモデルだそうです。
そう聞いた時点でビビりますが....
角を立てるとしっかりグリップします。
ズラしてもエッジが食いながらズレる感じがあります。
急斜面ショートではそれが安心感につながります。
ロングでもじんわりと踏み続けられますし、思ったほどにはトップから内に切れ込んできませんので、中〜大程度なら問題ないでしょう。
ただこれも疲れる板で、私だったら気合を入れてもリフト2〜3本がいいところ。

HEAD WC REBELS E-SPEED PRO
L175 / R19.3 / 108-65-93
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久しぶりのロング系。
ただし大回り専用ではなく、大回り系のオールラウンドです。
大回りは、多少荒れていても安定しており、軽々と突破していきます。
グリップはほどほど。
噛んだらそのまま真っ直ぐ走っていくようなタイプじゃありませんから、扱いにくさは感じません。
ショートだとターンインでややもたつきがありました。
実用的には問題ないと思いますが、積極的な回旋動作は必要です。

HEAD WORLDCUP REBELS E-GSR
L163 / R13.1 / 120-68-101
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Gという文字が入っていますが、オールラウンド系でショートからロングまでこなせます。
SLR同様エッジグリップはマイルド。
長さが長さだけに、ロングでは期待したほど安定しませんでしたが、決して不安定ではありません。
ショートではテールをグリップさせる意識が必要で、油断すると流れてやや方向が定まりませんでした。
全体的にちょっと中途半端な印象です。

HEAD WORLDCUP REBELS e-RACE
L170 / R14.8 / 117-68-102
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休憩なしで試乗を続けており、乗り手に疲れが見え始めました。
構造はレーシングだが、サイドカットでオールラウンド性を出しているという板です。
エッジを食わせればいいのですが、ズラそうとするとやや挙動不審気味になりました。
ポジションにもシビアで、ポイントを外すとスキーだけが走っちゃったり、テールが流れたりします。
基本的にグリップさせて滑る板のように感じましたが、ロングでもショートでもイマイチ掴みどころがありませんでした。
残念ながら私には合いません。

HEAD SUPERSHAPE E-SPEED
L170 / R14.0 / 119-68-102
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フルモデルチェンジしたSUPERSHAPE。
相変わらず操作しやすい板です。
ターン弧も大から小まで選びません。
ターンインでのトップの捉えも、それほど悪くないと感じました。
エッジングについては、普通に操作すればそこそこグリップします。
ズレのコントロールも問題ありませんが、ある程度外力を受けている状態では、あまりズラすことを意識しなくていいかもしれません。
強い板ではありませんから、雪質にもよりますが、角を立てても勝手にズレてくれます。
外し過ぎると板が負けて、テールが流れ気味になります。

HEAD SUPERSHAPE E-MAGNUM
L170 / R13.1 / 126-72-110
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何も考えずに滑れる、楽な板です。
ロングは踏む強さとタイミング、ショートは回旋の量でコントロールできます。
以前は切替で若干のもたつきは感じたこともありますが、そのようなことはありませんでした。
エッジグリップも強くはありませんが、程よく食ってくれます。
キレを求めるならE-SPEEDですが、オールラウンド性ではE-MAGNUMに軍配が上がるでしょうか。
しかし走らねぇな....

HEAD WORLDCUP REBELS E-SL
L160 / R12.0 / 122-68-107
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長さが60ということで見送ってましたが、結局気になって試してみました。
聞いてみたらレーシングのSLセカンドモデルだそうです。
滑ると短かさは感じません。
レーシングらしいグリップ感で、やや荒れ始めた急斜面でも安心してコントロールできます。
ショートでは角を立てて踏み込むと、程よい返りが感じられ、軽快に滑ることができます。
ロングではちょっと内に入り気味。
この長さでも安定性は悪くありません。
個人的には結構気に入りました。
65にも乗ってみたいなー。
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2024年02月12日

三連休初日に日帰りブランシュ

今年の2月のカレンダーには3連休が2回。
1回目の10〜12日は、どのスキー場もめっちゃ混雑が予想されています。
特に中日の11日は鬼のように混むのではないかと....

ちなみに私は12日の振替休日は出勤日で、社畜として真面目にお仕事をいたします。
ということで、この週末は普通の土日。
まあ先週先々週も、月曜日は休みを取って滑りに行ってたしな。

混雑がキライな私は、少しでも空いてそうなトコロに日帰りで行くことにしました。
空いていると言えば、まず思い出すのはブランシュ。
この週末は、毎年参加しているHEADの試乗会も開催されるとのこと、行き先決定です。

ブランシュなら気合を入れることもありませんから、自宅出発は5時半。
中央道は相模湖付近で若干流れが悪くなりましたが、ほぼ順調。
諏訪南ICからブランシュに向かう下道も、白樺湖ちょい下の工事による交互通行が継続中でしたが、無事9時半に現着。
いつものように第二駐車場の上段に駐めるつもりが、満車のため下段に誘導されました。
その下段も2/3以上埋まってます。
油断大敵、こりゃすぐに満車になりそうだ。

試乗を早めに切り上げたときのことも考え、念のため自分の板も担ぎゲレンデへ。
早めに切り上げたら、そのまま撤収しちゃうと思うけどな。

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スイス製の新車は念のためワイヤーロックでスキーラックに括り付け、リフト券を購入して試乗会テントに向かいます。
受付ではお客さんがふたり、手続きを始めたところ。
『それではこちらにご記入いただいて....
 運転免許証等の身分証明書を....
 参加費が1,000円になります....
 ソールサイズは....
 ではこちら(参加証)を見えるところに着けていただいて....』
その後、貸出・返却方法の説明、注意事項等が伝えられ終了です。

次は私の番。
ペーパーウェイト代り(?)にSANのメダルが置いてありますので、その下に免許証と野口英世先生を挟み、申込書を記入。
「はい、お願いします」
『免許証の番号だけ記録させていただきます。えーっと、何度も参加されて....』
「あー、はいはい、いつもと同じですよね」
ソールサイズも聞かれず、説明も省略。
あっという間に受付終了です。
石井スポーツの試乗会だけじゃなく、ブランシュでも面が割れたか(^^;

「あ、ミニカタログいただけます?」
試乗終了後に配布されるミニカタログですが、先にいただいておきます。

目ぼしい板は出払ってましたが、1本だけSL系が残ってました。
「白だからレーシングか。まあ贅沢言っちゃダメだよな」
クワッドを降りてコーストップの緩斜面を滑ると
「あ、これなら大丈夫か」
そのまま真っ直ぐスラロームコースへ。

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コンディションは最高です。
スノーマシンの乾いた雪がしっかりとパックされ、硬い下地は全く出ていません。
とは言え一本目ですからね、急斜面はズレズレの小回り、少し緩やかになったあたりから大回り。
「上手いじゃん、オレ♪」

違います、板と雪がいいんです。

そのまま戻って返却、次を物色します。
「これってカタログに載ってます?」
『載ってます。あ、次のページの、そう、その上から二番目』
カタログ上は長ったらしい名前ですが、板には相当端折った記載だけ。
「HEADって、板見ただけじゃ分かんないんだよねー。カタログ何ページの上から何番目とか、書いておいてよw」

次々と板を変え、気になった板は何度か借りて滑りを変えながら試します。
スラロームコースの状態があまりにいいものだから、滑るのはここばっかり。
気付くと時刻は11時半。
クワッド乗り場下のレストハウスバウムの前には、ラック一杯に板が並んでいます。
「後にするか」
中に入ってっも席が確保できそうにありませんから、昼メシはピークを過ぎてからにして、狂ったように試乗を続けます。

GS系を除くRacingとDemoを乗り尽くし、やっとSUPERSHAPE。
「この板で急斜面滑って文句言うのも失礼だしな、あっち行ってみるか」
初めてスラロームコースを離れ、ロマンチック〜ファンタジーへ。

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ファンタジー、意外に空いてます。

13時、スクール参加者が集合を始めました。
「空いたかな?」
まだほぼ満席ですが、何とか席を確保。

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お決まりの角煮定食、サービスコーヒー付。
いつもなら、のんびりと1時間以上休憩するのですが、最終貸し出しが14時半なので、そうも言ってられません。
1時間弱で雪上に戻ります。

気に入った板を借りて、今シーズンまだ滑っていなかったコースへ。

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パノラマ。
いい感じです。

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ジャイアント。
なぜか苦手なんだよなぁ、ここ。

時刻は14時20分過ぎ。
L160なんで見送っていた板が、私に訴えかけるように残ってます。
「この青い文字のe-SLって、何が違うの?」
『ああ、SLのセカンドモデルです。まだ60しか入ってこなくて』
最後にもう一度スラロームコース。
「あれ、意外にいいじゃん」

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スラロームコースではバッジテストが行われてました。
1級の総滑かな?
横目に見ながら69の滑りにて試乗終了。
試したのは全部で10機種かな?
雪の状態が良かったこともあり、どれも楽しく試乗することができました。
ありがとうございました!

時刻は14時40分。
自分の板を置いたスキーラックに戻り、ワイヤーロックを外して....
そのまま担いで駐車場へ(^^;

定時にはちょっと早いけど、今日はいっぱい滑ったからいいだろ。

さすがに三連休初日だけあって、帰路もほぼ順調でした。
ナイター1本行くか。

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4本行きましたした(^^)
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2024年02月07日

初津南

今週も月曜日は計画有休を取得しました。
ということで、中野のホテルからの出撃です。
「平日だし急ぐ必要ないよな」
いや、休日でも急がないんですけど....

ホテルでのんびり朝メシ食って、出発は8時過ぎ。
R117を往路とは逆方向にひたすら走ります。

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9時半、本日のホテル着。

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違います、本日のスキー場着。
グリーンピア津南です。
こちらもお初のスキー場。

Twitterのフォロワーさん情報では、リフト券は安いし、リフト待ちは無いし、といいことずくめなスキー場らしい。

リフト券売り場にて
「外にJAFの旗が出てるけど、何かサービスあるんですか?」
『リフト券が1,000円割引になります』
大人だけでなく、小人やシニアでもいいとのこと、適用すると一日券がそれぞれ3,000円、1,500円と爆安です。

そしてリフト待ちが無いほどゲレンデは空いて....、あれ?
お揃いのウェアを着た方々がたくさん、そして『歓迎夙川中学校』の看板。

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黄色い軍団で緩斜面はエライことになってます(^^;
リフト待ちが無いほど空いてるんじゃなかったのかよ。

前日の反省を生かして、この日はマップをいただいてきました。
リフトの上で確認してコースに出るのですが....
スキー場あるあるで、マップと実際のコースがイマイチ合致しません。
まあ軍団の皆さまがいらっしゃるところが緩斜面、いらっしゃらないところが中斜面と思えば間違いないでしょう。

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第6高速ペア沿いのコース。
ここが一番楽しいかな。
と言うより、緩斜面ばかりでここ以外に楽しめるコースはほとんどありません。

黄色い軍団は、ビブNo.が1桁(3級程度)の方々以外は緩斜面に迂回しちゃいますから、中斜面はほぼ独り占めにできます。

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軍団の皆さま御用達の緩斜面下、真っ直ぐ進むと短い非圧雪ゾーンがありました。
迂回が面倒なので突っ込んでみましたが、ちょいガリった荒地で、お世辞にも気持ち良くはありませんでした。

昼前に軍団の皆さまが休憩に入ると、ゲレンデから人影が消えました。
数少ない一般のお客さんとも、リフトでもコースでも滅多にお目にかかれません。
雪も降り始め、めっちゃ寒いです。
私も昼メシにしよう。

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マグマソースのつなんジオカツカレー。

昨日もカツカレーだったけど、今日のヤツは辛口でキャベツ付き。
津南がホームのフォロワーさんによれば、子どもと年寄りには旗を立ててくれるんだとか。
小柄だから子どもと思われたのかな....

食い終わって外を見ると、雪はゴンゴン降ってます。
寒そうだなぁ、出たくないなぁ、なんて思ってたら何やら賑やかです。

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軍団の皆さま、大はしゃぎ。
若いっていいなぁ(^^)

年寄りも、いつまでもレストランに引きこもってる訳にはいきません。
軍団の皆さまがゲレンデに戻りつつあるのを見て、混雑前にリフト乗り場に向かいます。
首元は久しぶりにネックウォーマーで防寒対策。

コースには新雪が積もり始めています。

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午前中に独り占め状態だった中斜面もフカフカ。
さすがにリフト一本でリセットとはいきませんが、滑る人が少ないので食い残しだらけです。
中毒者、心の中で大はしゃぎ。

雪が降り出すのはもうちょい遅いと思ってましたので、まさかパウダーを楽しめるとは考えもしませんでした。
しかしこれだけ降ってるということは、問題は帰りの道路です。

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レストランで高速道路情報を調べたところ、こんな状態。
中央道や東名はすでにアウトですが、関越道は冬タイヤ規制で踏み止まってます。
早めに撤収しなくちゃと思いつつも、パウダーが楽しすぎて2時半過ぎまで滑っていました。
車の雪を落として、帰途についたのは3時過ぎ。
朝はドライだった路面も、一面真っ白です。
さすがに十二峠を越える気にはなれず、大沢山トンネルを抜けて関越道塩沢石打ICに向かいます。

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SAに入って先の状況を確認すると、関越道も本庄児玉から先、練馬まで通行止めになりました。
やむを得ず高崎JCTから北関東道に入り、伊勢崎ICから下道へ。
湿雪が降り続く中、多少詰まるところもありましたが、比較的順調。
しかしナビの誘導に従い、東北道岩槻IC付近から側道に入ろうとした直前でピタリと止まりました。
おそらくは1時間以上、ほとんど動かなかったと思います。
前方で立ち往生でも発生していたのでしょうか。
結局自宅に帰着できたのは11時半。
津南から8時間半かかったことになります。

中央道は中津川から高井戸まで、上信越道も松井田妙義から藤岡までが不通でしたから、長野方面に行ってたらとんでもないことになっていたでしょう。
いや、会社に
「道路が不通で帰れません」
と連絡して、翌日のパウダーを食ってたかも。
そっちのほうが良かったかなー。
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年02月06日

初戸狩

この週末は長野、ワンチャンパウダー狙いで北信でした。
中野に宿を確保し、斑尾あたりに行こうと思っていたのですが....

土曜日、明るくなっても自宅にいます。
いや、寝過ごしたわけじゃありません。
年一回の自宅マンションの雑排水管高圧洗浄作業の予定が、ちょうどここに当たっちゃったんです。
室内での作業になりますから在宅の必要があり、しかも私の部屋の作業予定は午後ですから、この日は完全にアウト。
宿の予約はキャンセルせず、作業が終わる15時過ぎに自宅を出発することにしました。
急ぐわけじゃありませんから、関越道塩沢石打ICから峠を超えて、信濃川〜千曲川沿いのR117をひたすら走るルートです。

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ホテル着は19時過ぎ。
ルートインさん、今週もお世話になりますm(_ _)m

シーズン当初は雪が少なかった斑尾も、ようやく積雪は増えたようですが、残念ながらパウダーを楽しめる状態じゃありません。
部屋で酒を飲みながらGoogle Mapを眺めていると、木島平が目に入りました。
今シーズンからスノーリゾートロマンスの神様という、気恥ずかしくなるような名前に変わったスキー場です。
ただあそこって緩斜面ばっかりなんですよねぇ。
名前が変わっても、これは変わりようがない。
とりあえずHPを見に行ってみましたが、最大46°のパイオニアコースはクローズ。
一度滑ったことはありますが、降雪後じゃないととてもじゃないけど滑りたくないコースですから、これはこれでいいのですが、リンクをクリックするたびに表示されるページがどれもピンクで萎えます。

と、近く(でもないけど)に戸狩があります。
指導員仲間からは『つまんない』とは聞いていますが、スキー場直下には北光正宗の角口酒造店さんの直営店があります。
初めてだけど、行ってみるかな(スキー場に....)。

ホテルから30分もあれば行かれるはずですが、寝過ごした結果、現着は9時半です。
リフト券を購入して、さてどうするか....

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いや、どうするも何も、まずは目の前のクワッドリフトに乗るしかありません。
「で、これ、どこに行くのよ」
初めてのスキー場なんだから、コースマップを貰ってくればよかった。
スマホで戸狩のHPからコースマップを表示し、ピンチアウトしながら現在地を確認します。
このリフト沿いが中級者コースっぽいですが、乗り場が混んでたし下りたくありません。
幸い奥にも中級者コースが伸びてますから、そちらに行きましょう。

あれ?
行ってみたら、中級者コースと言うより細い連絡通路。
スノーボーダーのおにーちゃん、おねーちゃんがパタパタと倒れる横を
「はい、ちょっくらごめんなさいよ」
とすり抜けながら進むと、今度こそコースっぽいところに出ました。
頭の上にはクワッドリフトが架かっています。
これに乗ればいいんだな。

リフトの上で再びマップを確認。
「あぁ、これでトップまで上がれるのか」
降り場の目の前にはトップエリアに架かるクワッドリフト降り場があります。
奥にはペアも1本掛かってるらしい。
しばらくはここで遊ぶか....

ちなみにトップエリアは「とん平」、下部は「ペガサス」という名前のようですが、このギャップは一体何なんですかね。

コーストップから、とん平のクワッドリフト乗り場に向かうコースは、中盤までは緩中斜面、最後だけ短い急斜面。
2本のクワッドから降りたお客さんが集中する緩中斜面は結構混んでいて、滑走スピードもまちまちなので気を遣います。
気持ちよく滑れるのは最後の急斜面(城山コース?)だけ。
そして一番奥のペアリフトは短かすぎました。
とん平ゲレンデ、イマイチだな。

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城山コースの入口から反対側にも中急斜面が延びていて、そのまま2本目のクワッド(ラビットリフト)沿いの緩中斜面を滑ることができます。
林間コースという名前ですが、林間の雰囲気はありません。
こっちの方が楽しいかな。

ちなみにラビットリフト沿いには、2本の非圧雪コースもあります。

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ジェットコースは最初の落ち込みだけコブ気味になっていますが、後は荒地。
一旦踊り場のような平らな場所で一休みして、また急斜面が続きます。
深いコブになっていたら、かなり手ごわい斜面でしょう。

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もうひとつのラビットコースは、ジェットコースよりやや短い全面荒地。

どちらも降雪後、深雪になったら楽しいだろうな。
ただし最後は林間コースに合流しますから、そこだけは要注意です。

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一番下のクワッド(ビートルリフト)に乗ってると、左手に白い構造物が見えたのですが、行ってみるとお地蔵さまでした。
スキー場開設30周年記念に安置されたスキー地蔵だそうです。
比べるもんじゃありませんが、ブランシュのスキー地蔵とはかなり違います。

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ランチはベースのスキー学校隣にある、こちらにお邪魔しました。
レストランでランチと言うより、食堂で昼メシといった雰囲気です(個人の感想です)。

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かつカレー。
レストランのカレーと言うより、実家の母ちゃんのカレーといったお味です(個人の感想です)。
でも、この味、好き♡
注文時にテーブルの番号を伝えると、席まで配膳してくれるのはありがたいですね。

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この日は終日曇りでしたが、3時ころには少しだけ明るくなってきました。
最後にペガサスゲレンデの一番右端(クライマーズライト)のコース、イモハコースを滑ってみました。
コース入口にポール専用の看板が出てたから入らなかったんですが、下から見たらポールは張ってないし、普通に滑ってる方もいらっしゃいます。
コース自体は単調ながら、朝イチで雪が良ければ高速ロングターンが楽しそうな中斜面でした。

初戸狩の感想ですが、スキー場自体はそこそこの規模なのに、意外にコースは少なく、コース幅もそれほど広くは感じませんでした。
迂回コースが上手く配置されてますから、初級者やファミリーでも安心な反面、長い急斜面は非圧雪コースだけで、やや物足りなさを感じる方もいらっしゃると思います。
このエリアなら、私だったら野沢か斑尾に行くかなぁ....

そして何よりも残念だったのは、帰路に立ち寄ろうと思っていた角口酒造店さんの直営店が休業日だったことかもしれません(^^;
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年01月29日

小回らない尾瀬岩鞍

月曜日、まだ沼田にいます。
私の勤務先では数年前から計画有休という制度ができて、年度初めに最低5日の有給休暇の取得計画を提出するよう、お達しが出ます。
それならと、当然のようにスキーシーズンに集中投下しているのですが、そのうちの一日がこの月曜でした。

そもそも年度初めに予定なんて立ってませんし、いつどこに雪が降るかなんてわかりゃしません。
とりあえず今年の誕生日が日曜日だったので、リフト無料サービスのあるスキー場(川場かオグナほたか)に行くことにして、翌日はその近くでのんびり滑ろうかと思い、計画有休に組み込みました。
宿も、周辺に移動しやすいよう、沼田に新規オープンしたルートインを予約。
月曜日、間違ってパウダーになったらホワイトバレーでも行ってみるか。
なんて皮算用をしていたのですが....

パウダーどころか、暖冬で特に群馬のスキー場はどこも雪はギリギリ。
ヘタすると土や下草が顔を出し始めるような状況です。
「雪が少ないんで計画有休を延期します」
って訳にもいきません(いくかもしれないけど、さすがにね)。

ということで日曜日の夜に、ホテルの部屋で翌日の行き先を思案します。
とは言っても酔っ払ってますから、大した案は出てきません。

たんばら?いくら何でも緩やかすぎるだろ。
オグナほたか?わざわざ平日にい行かなくても....
丸沼?ゴールド閉まっちゃったしなぁ。

じゃ岩鞍にするか、平日なら駐車場も無料だし。
去年の3月に久しぶりに行ったものの、ゲレンデレイアウトなんて覚えちゃいませんけど、いざとなればマップ見ながら滑れば何とかなるよな。

このあたりで寝落ちzZZ

月曜の朝、半日券の料金は....と調べてみたら、5時間券ってのがありました。
それもネット購入だと6時間券に化けるんだそうな。
6時間なんて、私にとっては1日と変わりません。
早速ホームページから購入。
ホテルをチェックアウトして出発です。

現着は9時。
普段どのくらいお客さんが来るのか知りませんが、第2駐車場にはそこそこ車が駐まってます。
月曜日ですけどね。

チケット売り場でQRコードを提示し、リフト券を受け取ります。
ゴンドラ乗り場に行くと、待ちは数名。
月曜日ですからね。

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ゴンドラを降りて右手に進み、まずはミルキーウェイ。
上部は気持ちいい整地ですが、下部にはジャガイモが転がってました。

再びゴンドラに乗車。
降り場の駅舎を出て今度は左手に進むと、中斜面が2本伸びてます。
えーっと....

駅舎前に戻りマップを確認。
デカいスキー場だけに、迷子になりそうです。

西山の前に、チャンピオンに行こう。
国体女子を滑ればいいのかな。

IMG_3929.jpeg

コースには人は疎らです。
それなのに滑ってる皆さんは、小回りばっかり。
えーっ、こんなに真っ平らで空いてるのに、なんで大回りしないの!?
大回りでヒャッホウしてるのは私だけです。

オクタというレストハウス前まで下りて、再び迷います。
眼の前のクワッドに乗ればいいのか?
いや伸びてる方向が違うから、奥のペアリフトか。
なんか思い出してきたぞ。

チャンピオンAでも皆さん小回り。
それもメッチャ上手い小回り。
その横で私は下手くそな大回り(^^;

再びペアリフトで上がり、降り場前の看板を確認します。
「あれ、右に行けば西山に出られるの?」
全然思い出してないじゃん。

この連絡路を抜けると、左手に中斜面が伸びてます。
そこを下りると、西山エリアのボトム。
奥にリフト乗り場が見えます。
そうだ、ここ真っ平らだったよなー。
なんか思い出してきたぞ。

ペタペタ歩いてペアリフトに乗車。
パトに救出された思い出のリフトです。

リフトをもう一本乗り継ぐと西山のトップ。
左手に伸びる廊下のようなコースを通って一番奥のゲレンデに移動します。

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適度な斜度の整地がボトムまで続く、とちの木コースです。
GSの板、持ってくれば良かったなー。
持ってないけど....

トイレに行きたくなったので、ボトムのレストランで暫し休憩。
西山エリアだと電波が捕まりませんから、こちらのWi-Fiに繋いでTwitterのTLもチェックします。
終わって外に出て板に手をかけるものの、時刻を確認すると11時過ぎでした。
「メシ食っちゃうか」

レストランに戻りの〜んびりランチ。
そして食後のコーヒー。

再び外に出てゲレンデを見上げると、正面右手に良さげな中斜面が横たわってます。
「あれ、あんなコースあったっけ?」
マップで確認すると、朝イチに迷った2本のコースのうち、滑らなかった奥のやつ、ななかまどコースでした。
全然思い出してないじゃん。

ここを滑った後は、リフト乗り場で歩かなくて済むチャンピオンAに戻り、ぐるぐる。

IMG_3943.jpeg

最後の急斜面は、その昔の正指検定で大回りバーンでした。
ちょっとそれっぽく滑ってみましたが....、落ちたな(^^;;

14時過ぎまで滑って下山開始。
いつもより早いけど、空いてるし十分滑りました。

ちなみにこの日のターンはすべて大回り。
一度も小回りでは滑りませんでした。
「このコンディションで小回りなんて、バチ当たるぞー」
と心の中で叫びつつ撤収です。

朝はゲレンデ下までバスで送っていただきましたが、帰りは滑って駐車場まで戻ることができます。

IMG_3946.jpeg

途中左に広がる元ゲレンデ。
リフトも撤去され、跡形もありません。
けど、シュプールが数本。
どうやって滑ったんだ?
ハイクアップ??

これにて3日間の滑走終了。
初日のかたしなでは美味しいランチ(それかよ)を、2日目の川場では無料で荒れ地とコブを、そして最終日は岩鞍で大回り放題を楽しむことができ、大満足です。

実は次の月曜も計画有休なんだけど、土曜日の午前中に用事が入っちゃったんだよなー。
さてどうしよう....
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2024年01月28日

今年も川場で無料リフト

日曜日は川場へ。
沼田のホテルを出てR120をちょい走りますが、IC手前を左折して、片品方面のスキー場とは別ルートになりますから、渋滞とは無縁....

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のはずが、あれ?
川場の駐車場料金所はかなり下に設置されていますので、要するに関所渋滞です。
15分ほどかかり料金所が見えてきました。
「ちゃんと用意してあるよ」
ポケットから1,000円札を取り出しますが、
『立体駐車場1,500円』
だと!
前からこんなに高かったっけ?
値上がりした?
急遽おサイフから500円玉を追加して支払い。

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やたらと立派な駐車券とショボいステッカーをくれました。

その後は快調ですが、日陰の道路は凍結してますので油断大敵。
スキー場まであとカーブひとつというところで、また止まりました。
カーブの先にはスタックしたワンボックス。
係員が後続車両を対向車線に誘導していました。
かの車はチェーン装着中。
ドライバーらしきおねーちゃんが見守る前で、作業をしている方は川場のジャケットを着用しています。
くっそ寒い中、ご苦労様です!

誘導された1階に車を駐めてエレベーターで7階へ。
「えっと、今日誕生日なんです」
『おめでとうございます!』

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無料リフト券を発行していただきました。
沼田宿泊はコレ目当てです(^^)

誕生日が土日と重なるときは、こちらにお邪魔することが多い....、というより最近川場はこのサービスでしか滑っていない気がします(^^;
前回お邪魔したのは昨シーズン、その前が6年前、そして7年前

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いい天気です。
まずは右のクワッドで上がり、白鳥スカイライン。
続いて白鳥ダウンヒルを下りて、クワッドでトップへ。
コースをよく覚えておらず、リフト沿いに真っ直ぐ進んだら、迂回みたいなコースでした。
気を取り直してもう一本、と思ったらすでにリフトが大混雑。
並ぶのがキライな私は素通りして、一番左手の人気の無いペア(高手ペア?)に向かいます。

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薄い雲がかかっているので、眺望はイマイチ。
この先は狭めの中斜面と緩斜面が交互に続きます。
そしてもっと進むと....

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長〜い荒地と言うか、コブ斜面と言うか。
雪が柔らかく、コブも深くないので何とかなりますが、リフト乗り場少し上まで延々と続きます。
途中で左手を見ると、トップまで上がるクワッド(クリスタルエクスプレス?)は混雑が増すばかり。
仕方なく高手ダウンヒルをぐるぐる。

ランチ後は、まだ乗ってないリフト、無名峰トリプルで上がります。
途中、右手に下りると本チャンのモーグルバーンなので、慎み深い私は左手に。

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よせばいいのにコブ。
幸いこちらも柔らかくて浅めなので助かりました。

クリスタルエクスプレスはまだまだ混んでるので、再び高手ペアへ。
ぐるぐるしているうちに時刻は3時。
クリスタルエクスプレスはまだ混んでますが、ピークよりは少しマシになりました。
でも一旦ベースまで下りないと行かれないんですよねー。
朝イチに乗ったリフトで上がって、一本滑り下りて、リフトに並んで....

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リフト降り場から上を眺めるとガスが出ていますが、ゲレンデまでは下りてきていません。
今度こそ、滑りだしてすぐの分岐を左方向へ。

このコース、そこそこの広さの中緩斜面なんですが、とにかく人が多いんですよねぇ。
まあ初心者でもちょっと頑張ればコーストップから滑ることができますから、人気なのは理解できます。
ただ中盤から下の緩斜面では、左右の壁を使って楽しむスノーボーダーさんも多く、そのままコースを横切るように戻って来るのですが、上方からの滑走者への注意が不足気味なので、怖い怖い....

クリスタルエクスプレスの乗り場に戻ると、列は一気に短くなりました。
それではともう一本。
コースも少しだけ空きました。
しめしめと最後にもう一本。
と思ったら、改札が終了してました(^^;

ベースまで下りましたが、最後の一本が滑れないとなると何となくモヤモヤ。
ん?白鳥エクスプレスはまだ動いてんのか。
滅多にない、いや記憶にすらないことですが、お客さんがゾロゾロと撤収を始める中で、リフトに乗車します。
降りたところで、全リフト営業終了のアナウンス。

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『もう一回、そこがスキーのやめどころ』
という(旧?)安全の10則を無視したんですから、ここで怪我したらシャレになりません。
白鳥スカイラインをのんびりと流して、この日の滑走終了です。
タダ券の割には良く滑ったなー。

帰路は朝のようにスタック車はいませんし、関所渋滞も無し。
順調にホテルに到着しました。
そう、日曜日ですがホテルに....
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2024年01月27日

かたしなでカタルシス

今週は諸般の事情で沼田に宿を確保してますから、滑るとしたら片品、武尊、川場、玉原あたり。
まあ頑張って水上でしょうか。

ちなみに先週もかたしなで滑ったのですが、予想を超えた悪コンディションで、フラストレーションすら感じました。
しかし今週の寒波でそこそこの降雪があった模様。
ちょっと確認してみましょうか。

出発が5時半ですから、関越道はタダじゃ済みません。
鶴ヶ島の事故渋滞と、駒寄渋滞。
まあその後は順調だろうと思ったのですが、下道に降りてからR120も混雑しました。
老神付近から片品の郵便局先までノロノロ。
現着は9時半過ぎです。

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センターハウス正面のかえでコースは、大会のため半分近くが規制されてました。
積雪は増え、コンディションは回復しましたが、柔らかいので荒れも早いです。
中〜大回りで飛ばすと微妙な凹凸を拾い、老体に響きます。

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中盤から左に分岐し、イエローリフト降り場付近に合流する短い急斜面には、食い荒らされた新雪が残ってました。

続いて奥のコースを順番に。

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ちぐさコースは地形上日陰になりますから、雪は硬くあまり荒れていません。
大した斜度ではないものの、油断大敵。

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たかねコース。
急斜面の下あたりからポールが張られています。
スタートに誰もいませんし、フリーだったのかな?
私は入りませんでしたが....

つつじコースは完全に雪で覆われました。
コース脇は敢えて踏み残したのでしょうか、浅い非圧雪が残っています。

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もくせいコース。
先週はあまり滑る人はいませんでしたが、この日はリフトから見ても大抵誰かが滑ってます。
若干下草が顔を出している場所もありますが、板が傷付いたりすることはありません。
こちらは全体的に柔らかく浅い雪が残っていたようですが、真ん中は踏み荒らされた荒地、両側はボソボソの新雪でした。

まぁフカフカとはいきませんが、ここが一番楽しいかな。
ひたすらぐるぐると回します。

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ランチは遅めに13時。
それでも結構混んでましたねー。
カツ丼はもちろんですが、具沢山のけんちん汁が美味しかったです。

ランチ後、再びつつじコースに行ってみると、やや下草が出始めたところもありますが、とりあえず滑走に問題はありません。

もくせいコースも大分荒れてきました。
それでも先週と比べれば天国みたいなもの。

頑張って16時過ぎまで滑って撤収。

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と思ったら、あまり開かないくちなしコースがオープンしていました。駐車場に帰るにも都合がいいですから、最後に一本。
先週のフラストレーションも吹っ飛ぶ、気持ちいい一本になりました。

帰路も鎌田の交差点まで渋滞。
沼田の街中もそこそこの混雑です。

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そしてこの週末は、10月にオープンしたばかりのこちらにお世話になります。
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2024年01月26日

フラストレーションのかたしな

月曜日までスキー大学+αで月曜日まで4日間滑りましたが、今回はやたらと疲れました。
そして歳のせいか、この疲れがなかなか抜けません。
ということで、この週末は近場でのんびりと....
(行かないというオプションは無いのか?)

ブランシュや小海も考えましたが、どちらも全面オープンしていませんでしたので、全コース滑走可のかたしなに行くことにしました。

出発ものんびりしていましたので、例によって関越道鶴ヶ島IC先の事故渋滞に捕まりましたが、その後は順調。
昭和IC先で流れが悪くなったようですが、昭和ICで降りてしまう私には無縁で、無事9時過ぎに現着しました。
駐車場はゲレンデ脇の上段ですから、それほど混んではいないようです。

いつものように指導員割引のリフト券を購入してゲレンデに向かいます。

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まずはセンターハウス正面のかえでコース。
リフト側にはポールが張られています。
それにしても、雪、少ないですねぇ。
所々に茶色い場所すら見られます。

滑ってみまると予想以上に硬く、細かい起伏も残っていて、イマイチ気持ちよくありません。
3本滑って奥のコースへ。

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つつじコース最上部。
こちらもコース真ん中が茶色くなり始めています。
気にせず果敢に攻める方も多数いらっしゃいますが、私は遠慮がちに端を滑ります。
ここを過ぎると雪はしっかりと付いていますが、最下部は....

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春になるとハゲる場所に土が出ています。

もくせいコース。

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上部はマトモですが、急斜面に入ると左側(スキーヤーズレフト)にはブッシュが出ており、中央は馬の背のような荒れ方。
好み(?)にもよりますが、リフト側のモサモサ雪が溜まったところが一番滑りやすい....、いや滑りやすくはなかったな(^^;

たかねコース。

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普段はポール専用ですが、この日は開放されてました。
しかし最上部にはブッシュが目立ちます。
ちぐさコース側から入り、クラスト気味の新雪部分をトラバースすると、そこから下は意外にも良好なコンディションでした。
誰も滑ってないしね。

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ランチ休憩のため、ちょい早めに入ったセンターハウスの食堂、カントリーチャイルドはすでに大混雑でした。
なんとか席を確保して、牛すきうどんと舞茸おこわセットでお昼ゴハンです。
スキー大学会場だった白馬五竜では、レストランの値上がりに驚きましたが、こちらは昨シーズンからお値段据え置き。
ありがたいことです。

食後のお昼寝の後、外に出ると雪が降り始めています。
予報では3時過ぎからということでしたから、ちょっと早まったんででしょうか。

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時間が経つにつれ雪は強くなりますが、ゴーグルに張り付くような湿雪で、ワイパーが欲しくなります。
ウェアもびしょ濡れでテンションはダダ下がり。
「もう帰りたい」
とツイートするも、定時まで1時間あるとリプが飛んできます。
仕方なく(?)15時まで滑り、撤収です。

まだまだ雪不足のかたしなですが、このまま降り続いて日曜日はいいコンディションになるんだろうなぁ。
と思ったら、翌日はかたしなに限らず、全国的に雨でした。
スキー場には厳しい状況が続きますが、週中の寒波に期待しましょう。

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帰路は昭和の湯経由。
スマホでブックマークからホームページ割引のページを呼び出すも、404エラーが表示されます。
受付のおかーさんに確認すると
『ごめんなさい、終了しました。いろいろと高くなって....』
「しゃーないね。ポイントカードは?」
『そっちはやってます』

昨年の5月に100円値上がり、ホームページ割の100円引も無くなりましたので、実質200円高くなっちゃいましたが、今までが安すぎたんです(^^)

今シーズンの初かたしなは、全面オープンしていたとはいえ、ややフラストレーションが溜まる滑走になりました。
次回こそ、かたしならしくキッチリ整備された斜面で滑りたいものです。
posted by スキー中毒者 at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年01月18日

2024スキー大学@白馬五竜

今シーズンもスキー大学は白馬五竜。
日程は1/12(金)〜14(日)です。

新年が明けて、1/12(金)の締切厳守のお仕事があったのですが、1日前の11日(木)までには仕上げなくちゃいけません。
なおかつ会社の仕事始めが1/5(金)だったため、日程的には結構タイト。
そしてこのお仕事、半分は前任者から引き継いだものの、その前任者が半年前に他事業所に異動し、残りの半分はマニュアルもほとんど存在しないというとんでもないシロモノでした。
前年度の処理過程データを読み解きながら何とか完了しましたが、一時はスキー大学への参加を諦めることすら覚悟しました....
いや〜、ほんとにヤバかった(^^;;

11日(木)、20時前に無事自宅を出発できました。
練馬までがやや混みましたが、関越〜上信越道は順調で、長野ICを降りたのは22時過ぎ。
「トンネルが無料になるのって午後10時だよな?あれ、11時だっけ....」
バイパスからオリンピック道路に抜ける白馬長野有料道路のトンネルは、来年2月から無料化の予定ですが、今はまだ昼間210円が課金されます。
(ちなみに後で確認したら、22〜6時が無料時間帯でした)
まあいいや、と笹平トンネルの手前を左折し中条の集落を抜けましたが、時間的には大して変わりません。
23時過ぎに宿着。
初めての宿で勝手がわかりませんでしたが、何とか部屋に入り、先着の仲間と缶ビールで乾杯!

12日(金)、スキー大学初日です。
エスカルプラザ食堂の掲示で自分の班を確認し、受付を済ませます。
今年も各班9名前後と、比較的コンパクトでした。
元々デモには疎いのですが、講師の一覧を見ると、知らない名前が並んでます。
認定年数の浅い若手が増えたようですが、やはり「丸山貴雄」の名前が無いことに一抹の淋しさを感じざるを得ません。

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開会式。

終了すると司会が、
『この後デモンストレーションを行いますので、クワッドリフトで移動をお願いします』
今までは班で一旦集合して、講師がデモンストレーションバーンまで誘導してたんですけど。
まぁそれはいいとして、デモンストレーションバーンの場所くらいは案内した方がいいんじゃないかな。
毎年参加してる人は「いいもりのあそこ」だろうと分かってますが、
『どこでやるんですかー』
と参加者から声が掛かりました。

デモンストレーション終了後、各班で集合して講習開始です。
講師は森田優香Sデモ。
今シーズンよりサラリーマンスキーヤーからプロスキーヤーに転身し、普段はガーラにいらっしゃるそうです。
初日ということもあり、プルークファーレン、プルークボーゲン、シュテムターン、パラレルターンで、センターポジションを徹底的に確認しました。
午後はゴンドラでアルプス平まで上がりましたが、視界があまり良くなく、数本の滑走の後は安全を考え再びゴンドラで下山しました。
〇山貴雄さんだったら滑って下りたでしょうし、迷わずエキスパートのコブに突っ込んだと思いますから、この配慮には感謝です(^^)

講習終了後にフリーで滑ろうと、とおみゲレンデ隣のいいもり中斜面に行ってみましたが、板が滑らないこと滑らないこと....
とりもちでもへばり付いてるんじゃないかとソールを確認したほど滑らない雪で、早々に撤収しました。

13日(土)、週末ですから混雑が予想されます。
前夜の降雪はそれほど多くはありません。

講師は富山の高瀬慎一Nデモです。
ちなみに奥様とはTwitterで繋がっているのですが、「内緒」と厳命されていました(^^;

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まずは、とおみゲレンデのスカイフォーリフトに乗車。
この日も上部は視界が悪そうです。
『いいもりを使いますんで、移動します』
と、スカイフォー降り場から滑り出し....
「あれ、止まんないの?」
ノンストップでいいもりのコスモフォー乗り場まで一気に滑ります。
リフトを降りると
『ポールを張ってる隣のバーンまで移動します。上から入れるのかな....』
と、迷わずスノーダイビングコースの急斜面に飛び込みました。
さすがに上部の急斜面は移動のみですが、講習はほぼ終日、中間部から下の中急斜面を使用。
講習バーンに辿り着くまでにヘロヘロに疲れます。

いいもりの急斜面って、元々あまり滑る人がいないのに、降雪後のモサモサ雪だけに、週末の混雑予想なんてどこへやら。
たま〜に他の班の姿も見かけましたが、すぐにどこかに消えていきました。
そんな状況ですから、ほぼ終日パラレルスタンスでの講習が続きます。
この日は、外見に現れる形がなぜ重要なのか、そのためにはどのように身体を動かすのか、ということを理論立てて説明していただくとともに、滑りの中で実践していきました。
感想は人それぞれだと思いますが、私にとっては腹落ちする講習で、多くの課題をいただいた一日になりました。

14日(日)、スキー大学最終日は午前中で終了です。
講師は東京都の頼光一太郎Sデモ。
前日の高瀬慎一Nデモと比べる訳じゃありませんが、メットをかぶっていても分かる、さわやか系のイケメンです。

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メッチャいい天気になりました。
当然ゴンドラでアルプス平まで上がりましたが、どこの班も考えることは同じで、グランプリコースは大学生だらけです。
当班はパノラマコースで基本動作の確認後、グランプリコースで実践練習。
高瀬Nデモの講習から繋がるところもありましたし、説明もわかりやすく、可能であれば都連の研修会でまた教えていただきたいものです。
天気も良ければ雪質も良いので、実力以上の滑りで気持ちよく勘違いさせていただきました。
時間が押していたので、この日もゴンドラで下山。
エスカル前で修了証をいただいて、正規のスキー大学日程が終了しました。

仲間と合流して、ランチの後は非正規のスキー大学、「勝手にA日程」開始です。

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まずはアルプス平で写真撮影。
47にも行ってみましたが、荒れ気味であまり気持ち良くありません。

LineCのクワッドリフトを降りると、珍しくいいもりに下りるアドベンチャーコースが開いてます。
よせばいいのに入ってみましたが、荒れたガリガリの斜面で滑りにくいこと....
そのままとおみ方面に戻り、数本滑ってこの日は終了です。

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夜は神城駅近くのワンコのいるお店で大宴会。
雪予報が出ていましたが、21時を回っても降り始めません。
翌日のパウダーを期待していたのになぁ....

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15日(月)、朝外に出ると、この程度には降ってました。

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満を持してファットで出撃です。

アルプス平は視界不良気味でしたが、フカフカサラサラの新雪が楽しいです。
47に移動してみたところ、こちらの方が荒れており、雪もボソボソ。
ルート1、ルート2と滑りましたが、五竜の方が楽しいです。

下山時、再びガスがかかり始めましたので、この日もゴンドラを使います。
ランチはいいもりの食堂でしたが、周囲から聞こえるのは外国語ばかり。
海外からのお客さんが、完全に戻ったようですね。

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食事後にいいもりの急斜面にも入ってみましたが、さすがに午後になるとコンディションはイマイチ。
疲れも溜まっていますので、13時過ぎに4日間の滑走を終了しました。

白馬エリアは、お正月までは雪不足だったものの、その後の降雪により大変良いコンディションになりました。
スキー大学も、細かいことを言えばいろいろとありますが、全体としては良い運営だっとと思います。
いつもの仲間と、楽しく飲んで、楽しく滑って、素晴らしい4日間を過ごすことができました。
皆さま、ありがとうございました。
posted by スキー中毒者 at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年01月08日

速旅忘れてWeb販売@富士パラ

前日のブランシュに引き続き、この日は富士パラ。
宿泊でブランシュ〜富士パラとハシゴするときは、いつもNEXCO中日本の速旅で富士パラのリフト券付プランを利用します。
もちろん今回も....

土曜のブランシュ帰り、諏訪IC付近のR20を走行しながら
「エリア内は乗り降り自由だから、明日は1区間だけど諏訪南まで中央道を走ればいいよな」
と考えたその瞬間
「あれ、速旅申し込んだっけ」

ホテルにチェックインして部屋で確認すると、申し込み完了メールが見つかりません。
ホテルの予約だけで、速旅までたどり着かなかったようです。
まぁ道路はR20を使っても大した違いはありませんが、リフト券は....。
富士パラのHPを確認すると、今年からWeb販売が始まってました。
「富士パラって紙だったよな。それともICカードに変わった?」
購入手続きに進むと、かぐらでも使っているWebketのシステムに飛びましたので、紙のリフト券のままのようです。
かぐらで利用した際に会員登録は済んでますから、ログインしてカード決済で購入完了。
返信メールに添付されたQRコードを、窓口か自動発券機に提示すればOKです。

日曜の朝、いつものようにホテルの部屋でぬくぬくしていて、出発が遅れました。
まぁ富士パラですからね、諏訪から30分も走れば到着です。

現着は8時半。
駐車場は第3かと思いましたが、第2の一番奥に誘導されました。
どっちが楽だったか....
車から出ると、ゴンドラ運行開始のアナウンスが聞こえます。

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チケット売り場に列はありません。
窓口でQRコードを提示すると、リーダーで読み取った瞬間に発券が完了しました。
自動発券機が設置されているかどうかは聞き忘れましたが、もし無くてもWeb販売用発券専用窓口があれば相当スムーズになると思います。
お客さんの誘導が難しいかもしれませんが....

ゲレンデに出ると、センターとシーダーのリフトも動いてますが、そのままゴンドラ乗り場に向かいます。

混んでるかな〜

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あれ??

ゴンドラ搬器2台待ちでした(^^)

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トップから見る八ヶ岳には雲がかかっています。
あまり記憶にありませんが、こういう八ヶ岳もいいですね。

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アルパイン。
こんなに空いてるのは朝イチだけですから、思い切り大回り。

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リンデンの壁。
「壁」というほど大層な斜面じゃありませんが、短いからそう感じるのかもしれません。
大回りだと4〜5ターンで終わっちゃいます。
せめて倍の長さがあればねぇ。

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シーダー下部。
この写真は数本滑った後のものですが、朝イチはいつもカリカリの斜面が、この日は柔らかめ。
あっという間に荒れはじめました。

ゴンドラ待ちの列は、乗り場駅舎の階段付近、駅舎に向かうアスファルトと、少しずつ伸び始めますが、その後はまた短くなりました。
コロナ禍でグループ乗車を基本にしていたところ、今シーズンは乗り合い乗車に誘導したおかげでしょう。

ゴンドラが混みませんから、午前中はゴンドラ回し。
午後はアルパイン脇に架かる第5回し。
リフト待ちはほぼありません。
コースはタイミングによっては混雑することもありますが、大回りでスピードを出したりしなければ問題なし。

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3時前になると、ほんの少しですが雪が降り始めました。
コースも大分空きましたが、下山を開始します。

リンデンは珍しくほぼ平らですが、ファミリーもいらっしゃるので小回りでゆっくり。

シーダーまで下りると、荒れが目立ちます。
春雪のような、と言いたいところですが、この時期の富士パラは気温が低いため、融けてザブザブにはならず、乾いた砂のような雪が溜まってます。
この状態だと、足場がつくりにくく、滑りにくいことこの上ありません。
慎重にベースまで下りて、滑走終了です。

この日はベースエリアのファミリーゲレンデはオープンしてませんでした。

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大混雑かと思ったセンターゲレンデは、この程度で済んだようです。

ちなみに山頂エリアのラーチゲレンデも空いてませんが....

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まだまだですね(^^;

年末年始は、白馬ですら雪不足で板を傷つけたこともあり、この二日間は古い板を使っていましたが、ブランシュはともかく、富士パラは新しい板でも全く問題なかったと思います。

今週末は、白馬五竜でスキー大学。
今度こそ雪の心配をせず、板の心配もせず、思い切り滑りたいものです。
posted by スキー中毒者 at 12:11 | Comment(1) | TrackBack(0) | スキー