今日から3日間、白馬五竜でスキー大学です。
いや、そのはずだったんですけど....。
年が明けてから新型コロナウイルスの感染が再拡大し、長野県白馬村でも最大級の警戒レベルに達しています。
そして3連休明けの火曜日、宿泊を手配してくれた五竜の観光協会からメールが入りました。
「白馬村の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、予定していましたスキー大学開催中止」とのこと。
やむを得ませんね。
どっかの国で開催された国際大運動会みたいに、なんだかんだと言い訳をしつつ強行するようなことにならなくて良かったのではないでしょうか。
まぁ正直言えば、個人的にはどんな言い訳してでも強行して欲しかったという気持ちが、無いと言えば嘘になりますけどね。
中止になったんなら、仕事するか、というような社畜ではありません。
休暇は取得済。
宿は確保されてます。
リフト券だってそのまま使えます。
ということで、五竜でそのまま滑る手もあったんですが....。
斑尾へ。
ここは毎年2月にクラブ行事を開催するスキー場ですが、コロナ禍で去年も今年も中止になりました。
ネガティブな印象を持つ方もいらっしゃるようですが、私は結構好きなスキー場。
特にゲレンデパウダーを楽しめるコースも多く、降雪直後は特に楽しいです。
大雪の予報が出ている中、横川から冬タイヤ規制となった上信越道を走り、9時に現着。
日帰り駐車場は、広い第7を素通りして、ゲレンデ近接の第8に行ってみたところ、予想どおりガラガラでした。
準備をして、早速出撃です。
まずはリフト券。
前夜にWebで、「ウェルカム信州アクティビティ割」ってヤツを適用して、(平日限定)50%割引で購入しましたから、駐車場からすぐのレストランハイジにあるリフト券売場で発券してもらいます。
ちなみに斑尾も、ICチケットに変わっています。
そして菓子折を持って、リフト1線に乗車。
スクールに顔を出し、以前
スキー大学でお世話になった元SAJデモンストレーターの北川友弥先生にご挨拶です。
昨年の大きな怪我の影響もあってか、技術選の選手としては引退をされましたが、今後は長野県チームのコーチとしてご尽力されるとのこと。
暫しお話をさせていただきました。
スクールを出て、斑尾高原ホテルに向かって歩いて行くと....。
『よぉ〜、久しぶり!』
元パトロール隊長で、定年退職後もスキー場スタッフとしてご活躍中のHさんです。
これから除雪ということで、ほんの短い時間でしたが、お話しできて良かったです。
スキー場事務所は....、今回はプライベートだしな、パスしよう(^^;

景色としてはイマイチですが、滑走には何ら問題はありません。
まずはフード付きのスーパークワッドで上がり、ワールドカップコースへ。
お手軽にパウダーを楽しめるコースですが、それだけにすでに食い荒らされてます。
再びスーパークワッドに乗車し、今度はタングラム側のクリスタルコース方面に行ってみます。

が、お目当ての第13リフトは動いていませんでした。
その下の第12に乗車していると、右側に美味しそうな斜面が見えます。
早速入ってみましたが、新雪を滑るには斜度が緩すぎて、止まりそうになりました (^^;
続いてタングラムとの境まで上がり、スカイラブコースを滑りましたが、イマイチ楽しくありません。
第11トリプル乗り場を通過。
「あれ、ハイジ方面に戻る新コースってできたんだよな。」
そのまま滑りながら探しますが、もっと上だったようです。
その後にある緩〜い上り坂、新コース開設とともにスノーエスカレーターは廃止されたようで、スケーティングで登るしかありません。
クリスタルコースでポール練習をした頃は、ポール10本担いでスケーティングしたのものですが、老いて衰えた身体にはポールが無くても辛いです(^^;;
息も絶え絶えでハイジ前に戻り、今度は第2クワッドに乗車。
特に何かを期待した訳ではないのですが、降りると....、あれ?
先ほどまで動いていなかった、トップ近くまで上がる第3リフトが動き始めてます。
もちろん中間では降りずに、終点まで。

滑り出しこそ荒らされてますが、その下には食い残しが広がっています。
右に流れてワールドカップコースに繋げるコースが楽しくて、ランチまで、ずっとここを滑っていました。

午後になると、すこし明るくなってきました。
第2〜第3を乗り継ぎ、午前中は降り場から左手に下りたところ、右手に行くとクリスタルコース上部急斜面の途中に出られることを思い出しました。

当然のことながら荒れ放題ですが、コース端には膝程度のパウダーが残っているところもありますから、まだまだ楽しめます。
そのままクリスタルコース下部の緩斜面を滑っていると、ありました。

ハイジ方面への連絡路入口です。
思っていたより大分上でしたね(^^;
マップでは初級コースになっていますが、幅が狭く、途中にやや急なところもありますから、初心者やホントの初級者は厳しさを感じるかもしれません。
かと言って、ここを滑らないと最後の上り坂を歩くようになるからなぁ....。
定時の午後3時過ぎまで滑って終了。
スキー大学は中止になりましたが、代わりにmadapowを堪能した一日でした。
駐車場に戻ると、車に積もった雪は数cm。
風に飛ばされたのかな?

ちなみに道路はこんな感じ。
久しぶりに本気を出した斑尾を見た気がしました。
そして宿の関係で、メインルートである飯山駅方面への道路で下山。
こちらを通るのは、四半世紀ぶりどころではないかもしれません。
新幹線が開通し、飯山駅が立派になったこと....。
いや〜、驚きました(^^;;