2024年04月17日

2025スキー試乗@野沢

4/13(土)に野沢温泉スキー場主催の試乗会に参加しました。
試乗コースはやまびこDとE。
当日の天候は晴れで気温が高めだったため、昼頃になると雪面は大分荒れました。

VECTOR GRIDE CORDOVA Standard
L175 / R20.4 / 120-85-110
IMG_5287.jpeg
低速だとイマイチエッジがグリップしません。
ポジションに気をつけると多少はマシですが、やはり全体的に流れ気味です。
ただある程度スピードを出すと印象は変わり、グリップ感が出始めます。
ターンインでトップを食わせることができたときはいいのですが、そのあたりの感覚が十分に掴めないまま、試乗が終了してしまいました。
この板のフィーリングは、個人的にはあまり合いません。

ARMADA DECLIVITY 88 C
L176 / R17.2 / 131-88-112
IMG_5374.jpeg
滑ってみると普通の板です。
センターの広さは感じません。
直前のCORDOVAとは違い、中低速でもそれなりにグリップしますから、安心感があります。
ターン弧はオールラウンド。
小回りでも撓ませれば意外なほど返ってきます。
グサ雪に入っても安定しているし、踏んで解放すれば走ってくれます。
これ、かなり気に入りました。

ARMADA ARV 88
L176 / R16.5 / 120-88-114
IMG_5375.jpeg
第一印象はDECLIVITYと似ています。
小回りから大回りまで、普通にこなせます。
踏めば返ってくれて、軽快さすら感じました。
ただ突破力はあるのですが、硬めの荒れに入ると、やや叩かれるようにも思えます。
板からの反応は。DECLIVITYの方が分かりやすかったです。

LINE PANDRA 92
L161 / R16.5(@175) / 125-92-115
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何気なくK2を除いていたら、スタッフから声を掛けられました。
センター幅80〜90程度で、踏んで撓ませることができるキャンバー系、メタルの強さは不要、という希望を伝えたところ、隣のLINEに連れていかれて勧められた板です。
ソールサイズを合わせて、さあ履こうというときにL161に気付きましたが、まあいいやとそのまま試乗。
軽いです。
短さは感じません。
グサ雪に入っても安定しているし、ギャップで飛ばされても板だけがすっぽ抜けるようなことはなく、安心感があります。
板の返りは強すぎず弱すぎず、身体の下にスッと戻ってくれるので、失敗が少ないと感じました。
ターン弧は大〜小までOK。
コンディションにもよりますがが、あまり横にせずに縦に走らせたい板でした。
「これ、レディース?」
と聞いたら
『ユニセックス、いやジェンダーレスです』

BLASTRACK BLASER
L176 / R16.5 / 130-97-117
IMG_5307.jpeg
操作性が良く、動かせばその分だけ動き、踏めばその分だけ返ってきます。
荒れた雪に入っても蹴立てていく強さはあるが、決して強すぎることはありません。
ツインチップの板では、たまにテール側が寸足らずのように感じることもありますが、この板はフラットテールのため、テールを使おうとして、グリップせずに流れてしまうことがありません。
ただしテールが勝手に食ってくれる訳ではなく、テールを食わせる操作は必要です。
返りはそれほど強くないので、小回りはゆったり目になりました。

ICELANTIC PIONEER 96
L174 / R17 / 131-96-118
IMG_5311.jpeg
菅平でのNOMADとSHAMANの印象を伝え、改めて踏んで撓む板のリクエストをしたところ出てきた板。
センター86mmが貸し出し中のため、とりあえず96mmを試すことになりました。
希望より太目ですが、全く問題ありません。
ICELANTICの板って、個人的には見た目は硬そうに感じるのですが、決してそんなことはなく、強さとしなやかさが両立している印象です。
踏んだときにブーツ下で、しっかりしたグリップが感じられます。
ただそのグリップは強烈に食うものではなく、ややズレながら力強く削る感じ。
返りは比較的穏やかですが、小回りも十分対応できました。
低速でも高速でもグリップ感が変わらず、分かりやすいです。

ICELANTIC PIONEER 86
L174 / R17 / 121-86-108
IMG_5377.jpeg
あたりまえですが、印象は96とほぼ同じ。
96の操作性がいいので、敢えて86を選ぶ積極的な理由が見つかりません。
強いて言えば、86の方が小回りでクイックさが出てきます。
雪質にもよると思いますが、積極的にズレを使おうとしたとき、ズレないわけではありませんが、センター付近が頑張ってグリップしたがるところはやや気になりました。

ZUMA FLAGEA
L169 / R19 / 113-84-107
IMG_5378.jpeg
やまびこD上部は全面浅いコブ状態になりましたが、硬めのコブに中回り突っ込むとやや暴れます。
そんな滑りしなけりゃいいじゃん、と言われればその通りなんですが....
操作性は悪くありません。
回転性能は素晴らしく、ポジションさえ間違えなければ、荷重と回旋に応じてキレイな丸いターン弧を描いてくれます。
スペック上のラディウスは大きいのですが、小回りも全く問題ありませんでした。

妙高連山 DS169
L169 / R17.1 / 138-100-126
IMG_5321.jpeg
荒れた斜面での安定性は期待どおりです。
ただ操作性にややもっさり感があります。
特に小回りでは積極的に回旋を使っても、板がなかなか回り込んできませんでした。
疲れていたのは確かですが、それだけじゃないはずです。

OGASAKA E-TURN 8.5
L174 / R15.6 / 126-85-108
IMG_5330.jpeg
オガサカらしいセミファット。
成長したやまびこDのコブを舐めるように乗り越えていきます。
エッジグリップも弱すぎず強すぎず絶妙です。
ちなみに踏んでもポンポンと返ってくる板ではないので、小回りでは積極的な回旋が必要でした。
スキーヤーの操作には素直に反応しますが、余計なことは一切してくれない。
なんかこんな板あったよなー、と思い浮かんだのはUnity。
いい板なのにあんまり売れないところも良く似てます(失礼!)

VAN DEER FREERIDE 98
L180 / R18 / 138-98-120
IMG_5333.jpeg
ザクザクボコボコの斜面でも走る走る。
成長したコブをガンガン突破します。
ビビると板だけが走っていっちゃいますから、歯を食いしばって付いてってください。
エッジグリップは強めですが、外せるし、外せばズレながらも力強く雪を削ってくれます。
ポジションさえ間違えなければ、踏めば返ってくれますから、小回りだって問題なし。
けど脚力はそれなりに必要です。
もっと元気な時に乗りたかったなー。
posted by スキー中毒者 at 15:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年04月15日

DとEだけの野沢温泉

土曜日。
久しぶりに気合を入れて、4時半ちょい前に自宅を出発。
目的地は野沢温泉、スキー場主催の試乗会です。

さしもの関越道も、この時期のこの時間だと渋滞はもとより。流れが悪くなることもありません。
アイサイトのACC任せで順調に走行し、湯沢ICを通過して塩沢石打IC直前。
トンネル手前で走行車線をゆっくりと走る長い車列があります。
「そういやここで覆面をブチ抜こうとして、トラックの運ちゃんに助けられたことがあったよなぁ」
なんて考えながら右車線に出て追い越しをかけます。
トンネルを抜ける直前、先頭の車のリヤガラス越しに
『パトカーに 続け』
の赤いLED文字が....
「やべっ!」
白のマークXでした(^^;
後続のミニバンをサイン会場にご案内する途中だったようです。

ブレーキで減速して覆面の前に入り、じわじわと距離を広げながら塩沢石打ICへ。
料金所方面へ右折する信号で待っていると、件の2台も入ってきました。
しかしあの状況で、追い越し車線をかっ飛んで行ったら、どうなったんでしょうね。

最近は塩沢石打IC〜R117間は、十二峠ではなく大沢山トンネルを抜けることが多いですが、この日もこちらのルート。
十二峠のように遅い車に引っ掛かることもなく、というよりたまに対向車はいるものの、私の前後にはそもそも車が走っていません。
8時前に野沢温泉到着。
ダメ元で長坂の日帰り駐車場に行ってみると....

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入れました。
ギリCブロックです。
5分も経つと通路への縦列駐車が始まりましたから、もう少し遅れていたら柄沢に回されたところでした。
まあCブロックだと坂の上り下りがありますから、柄沢からシャトルバスを使うのと、どっちが楽か微妙ですが....

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ゴンドラ待ちはこの程度。
機動力があるのですぐ乗車できます。

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やまびこ駅には8時半過ぎに到着しましたが、試乗会受付にも列ができていました。
そして並んでいても一向に進みません。
調べたら9時受付開始でした(^^;

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会場入り口にはこんな掲示があります。
けどここって入場時しか通らないから、あまり意味が無いような気もするけど....

そして手渡された試乗カードの両側に白の養生用テープが貼ってあり、そこにソールサイズと名前を記入するよう指示されます。
名前はともかく、ソールサイズはJSPの試乗会でも同様でしたが、板を選ぶと
『ソールサイズは?』
「293」
というやりとりが常に発生しますから、やっぱり不要だったかもしれません。

とりあえず会場をひと回りしてから試乗スタートです。
マルセル・ヒルシャーが手掛けた話題のVAN DEERも出展していましたが、SLの165cmは出払ってました。
一番に狙っていた方がいらっしゃったんでしょうね。
スタッフは
『ぜひ朝の良いコンディションのうちに、SLを試してみてください』
とおっしゃってましたが、その後は常に貸し出し中でした。

試乗はスキー一本につき20分程度となっていますので、やまびこAコースに行くと時間をオーバーする可能性もあります。
そのため滑ったのは、やまびこDとEだけ。
1機種につきやまびこ第2フォーリフトを2本で試乗をしました。

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朝イチのコンディションはまずまず。
やまびこDの上部、Cとの分岐までは大〜中回り、Cとの分岐からリフト下までを中〜小回りで、やまびこEは、上部の緩中斜面を大〜中、その後の落ち込みを小で滑ります。

昼前には特にやまびこD上部の荒れが目立ち始めました。
セミファットの試乗板での大回りが楽しいです。

この日は晴れて暑くなるとの予報たったので、ロンTの上にmont-bellの薄手の綿入ジャケットという軽装で上がりましたが、それが良かったのか思ったほどの暑さは感じません。
しかし腹が減りました。
トイレにも行ってません。
それでも狂ったように試乗を続けますが、体力の限界が近づいてきました。

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13時半。
斜面はボコボコです。
STÖCKLIのちょい太目で締めようと思いましたが、珍しく出払ってました。
「もういいや、帰ろう」
ヨボヨボと歩いていると、OGASAKAのE-TURNと目が合いました。
試乗する人もほとんどなく、寂しそうです。
「わかった、付き合うよ」

2本滑って今度こそ撤収、と思ったのですが朝イチに覗いたVAN DEERの太板が何となく気になります。
よせばいいのに
「293でお願いします」
しかし既に脚はヘロヘロ。
脚力さえ残っていれば楽しそうな板でしたが、最後の力を振り絞って何とか試乗するのがやっと。
時刻は14時を過ぎてます。
今度こそ本当に撤収です。

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やっぱり持って上がらなくても良かったな。

この日はVECTOR GRIDEから始まって、ARMADA、LINE、BLASTRACK、ICELANTIC、ZUMA、妙高連山、OGASAKA、VAN DEERの9メーカー(8メーカーか?)11機種の試乗でした。

以前は、太いだけあって反応の鈍さや操作の重さを感じた板も多かったのですが、今回の試乗では、太さによる突破力があるにもかかわらず、基礎系と変わらない操作性を感じさせる板もあり、メチャクチャ疲れましたが楽しかったです。

駐車場まで戻ると、やっぱり暑いです。
車のエアコンを入れると、フルパワーで冷房を始めました。
そのままR117まで下りて、道の駅野沢温泉で遅〜いお昼ゴハン。

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野沢温泉御膳だそうな。
野沢菜漬が付いているのはもちろんですが、コロッケも野沢菜入りです。
提供時にスタッフのおねーさん
『ご飯と野沢菜はお代わり自由でーす』
腹ペコにはうれしいサービスですが、ご飯を2杯、野沢菜も2皿お代わりして腹パンになりました。

さすがに帰路の関越道では渋滞に捕まりましたが、19時半に無事帰宅。

中毒者版スキー安全の11則。

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11.角打ちで飲むまでがスキーです。
posted by スキー中毒者 at 17:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年04月10日

丸沼やめて岩鞍へ

土曜日は丸沼のつもりでした。
けどあそこ、ゴールド廃止しちゃったんだよなぁ。
それに4月第一週だと駐車場まだ有料だし....

そーいや岩鞍ってまだやってんだっけ?
とHPを見に行くと、この週末まで営業しています。
駐車場も3/17(日)で土日祝有料は終了した模様。
リフト券のICカードは返却してませんから、チャージ購入すれば多少はお安く購入できます。
こっちにするか。

土曜日。
練馬から関越に乗ったのが6時半ですから、トップシーズンならタダじゃ済みませんが、この時期なら大丈夫です。
多少流れの悪い場所もありましたが、渋滞は皆無。
R120を走り鎌田の交差点を左折しますが、直進する車の方が圧倒的に多いです。
9時前に現着。
第2駐車場はトップシーズンの平日並みに空いてます。

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HPによれば、国体男子とリーゼンを除き、ほぼ全てのコースがオープンしているようですが、さすがに下の方は厳しいですね。

まずはゴンドラでトップまで上がります。
下部の状態を考えると、ミルキーウェイを下りても楽しくなさそうですから、そのまま上部で滑ることにします。

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チャンピオンに行くつもりでしたが、何となく滑り出したコースはななかまど。
西山エリアにまっしぐらです。
まあ行っちゃったものは仕方ない。
一番奥の整地、とちの木コースを2本。

IMG_5196.jpeg

覚悟していたほどにはザブザブでも荒れ荒れでもない、比較的いいコンディションです。
とは言え、雪は柔らかいですし、残ったシュプールはかなり深くなってますから、油断大敵。
無理な操作をすると、エッジを引っ掛けて大爆発します。

次は一旦ゴンドラ降り場付近まで戻り、国体女子を経由して今度こそチャンピオンへ。

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ん?コースの両側にポール張ってる??
まあ真ん中はそれなりの幅があるように見えますが、コースに立つとやぱり圧迫感はあります。
この斜面の上部まで下りてきたとき、ファミリーが立ち尽くし
『これ、ひどい....』
と嘆いていましたが、お気持ちは分かります。
左右どちらかに寄せて、一般コースときっちりセパレートする程度のことができないんでしょうか。
チャンピオンAは3本滑りましたが、最後の斜面の狭さ以上に、中盤の急斜面の荒れが目立ち始めましたので(まあレーサーが移動するんだから仕方ないけど)、再び西山エリアに戻ります。

とちの木に行くと、先ほどよりも雪は緩んでますが、大して荒れていません。
人もいないし快適です。
しかし疲れました。
ランチ休憩にしましょう。

西山エリアのホルンは営業してますが、あとはボトムまで下りないとダメっぽい。
あれ、国体女子の曲がり角のアルプ(だっけ?)もやってそうな雰囲気だったけど....
面倒だからホルンでいいや。

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ミルキーカツウェイミートだそうな。
見た目のインパクトはありますが、メッチャ食いにくいです(^^;;
まあオーダー前にちょっと考えれば分かることなんですけど....
悪戦苦闘しながら完食。
食後のコーヒーを飲みながら、いつものようにのんびりと休憩しました。

せっかくなので、午後は不整地にも行ってみることに。

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まずは、とちの木コース手前を下りる、みずならコース。
こちらは不整地というより非圧雪という言葉がピッタリです。
ピステンは入らないものの、滑る人が少ないのでコブにはならない、微妙な荒れ具合。
暖かくてクラストしていないのだけが救いです。

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よせばいいのにぶなの木コース。
他のどのコースよりも人が沢山いるコブ斜面です。
斜度は大したことありませんが、思ったより深くて苦労しました。

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最後はゴンドラ降り場方面に戻り、ミルキーウェイで下山します。
コース幅一杯に雪が着いていますが、中盤からは雪が汚れて滑る気になるのは1/3程度の幅。

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下部の緩斜面には、大きく土が露出し始めました。
それでも途切れることはありませんし、妖怪も出てきませんでしたが、板の滑りはお世辞にも良くはありません。
ほぼターンをせずにボトムまで下りて滑走終了です。

IMG_5224.jpeg

こちらも久しぶりにお邪魔しました。

IMG_5226.jpeg

風呂上がりの牛乳で、渇きを癒します。
いつまで瓶から飲めるのでしょうか。

帰路の関越道では、東松山から先で断続的な渋滞に捕まりましたが、19時過ぎに無事帰宅。

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もうちょい渇きを癒しましょうか。
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年04月05日

閑散の富士パラ、渋滞の中央道

土曜日は。諏訪IC近くのルートインに宿泊。
ちなみにJAF会員の場合、JAFナビを経由して予約すると10%割引になりますが、予約手続きそのものはルートインのHPから行うため、HP予約特典として1泊につき1枚のソフトドリンクコインもいいただけます。
館内の自販機で使えるのですが、これが何故か使い忘れる....

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手許に15枚ありますから、今シーズンは各地で延べ15泊したようです。
ルートインさん、お世話になりましたm(_ _)m

そしてNEXCO中日本さん。
いつもなら割引サービス「早旅」で、高速料金と富士パラリフト券がセットになったプランを利用するのですが、世間的にはもうそんな時期じゃないのか、すでに富士パラプランは終了していました。
せめてスキー場が営業している間は、継続してくれないかなー。

日曜日。
朝食は6時半からですが、直後は混雑しますから7時過ぎに1Fのレストランに向かいます。
のんびり食って、部屋で荷物をまとめて....
「早旅」のリフト券がありませんので、ホテルの部屋からネットでリフト券を購入。
富士パラのリフト券はICカードじゃありませんので、送られてきたメールに添付されたQRコードを、チケット売場に提示する必要があります。

なんてやってたら、ホテル出発は8時半になりました。
前日のブランシュ同様、この時期は混雑の心配はありません。
「早旅」が無いので高速は使いませんが、R20を走っても5分程度しか違いません。
9時、富士パラ駐車場着。
第2駐車場に駐まっているのは、1/3程度です。

IMG_5047.jpeg

当然チケット売場もガラガラ。
いつもこれなら楽なんですけど、それじゃスキー場が潰れちゃいます。

板を担いで階段を上ってゲレンデへ。
そこから10mほど雪のスロープを上がると、やっとコースボトムです。
ゴンドラ乗り場に向かうには、そこから微妙な上りが残っており、それがイヤで普段は第4リフトを使ってシーダーゲレンデを下りて、ゴンドラ乗り場に滑り込みます。
今回はその第4乗り場まで上るのも億劫で、目の前のセンターを滑ってシーダー〜ゴンドラと移動することにしました。

IMG_5048.jpeg

このリフト、久しぶりに乗ったかも。
コースは前日のブランシュ以上にやわやわです。
最後はそのまま第4乗り場へ滑り込み....、あれ、動いてない。
シーダーに架かる第4リフトは営業運転を終了していました。
失速しましたが仕方ありません。
微妙な坂をペタペタと上ってゴンドラ乗り場に向かいます。
当然ゴンドラも待ちはありません。

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八ヶ岳に若干雲がかかっていますが、相変わらずの絶景です。
とりあえずボトムまで一本滑ってみます。

IMG_5057.jpeg

ラーチって、今シーズン開いたの?

トップまで上がれば、雪は少しはマシかと期待してましたが、全くそんなことはありません。
ザブザブで荒れ荒れで、やたらと疲れます。

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リンデンの壁も、マトモに滑れたのは最初だけ。
ヘロヘロになってシーダーゲレンデまで下りてくると、いつもの場所にコブが掘られています。
止せばいいのに入ってみたら、めっちゃ深くなってました(^^;

再びゴンドラ乗り場に行くと、改札のおっちゃん
『今日はキツイでしょ』
「いやー、雪が重い!」
『みんな言ってるよww』

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アルパインの上部にもコブレーンが掘られています。
シーダーよりちょっとだけ滑りやすいかな。
ちょっとだけ....

疲れる疲れると言いつつ、午前中はゴンドラ回し。
とは言え途中で休憩しながらですから、本数は大したことありません。
それでも12時前には疲労困憊。
頂上のレストランは前週末で営業を終了してますから、コースボトムのレストランで昼メシです。

IMG_5104.jpeg

なんか味が薄いなぁ。
肉体労働みたいな滑走だったから、身体が塩分を欲してるのかな。

午後になると、ゲレンデコンディションはますます悪くなりました。
こうなると修行というより苦行の世界。
滑っている方の姿も疎らです。

14時を過ぎて、気力・体力とも限界に達しました。
これ以上滑ったら怪我しそうだな、この一本を下りたら撤収しよう....

駐車場で着替えてスキー場を後にします。
10分後にはもう高速道路。
いつもより少しだけ早いから、少しだけ空いてるかな?

そんなことはありませんでした。
前日の朝は事故渋滞でしたが、この日の午後は交通集中による自然渋滞です。
談合坂SA手前から小仏TNまで、そして八王子料金所先から高井戸ICまで....。
首都高が空いていたのだけが救いですが、肉体的にも精神的にもぐったりしました。

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疲れを癒すには、これしかありません(^^)/□
posted by スキー中毒者 at 17:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年04月03日

渋滞の中央道、閑散のブランシュ

この週末は白樺湖〜諏訪方面。
まず土曜日はブランシュです。

直前の木曜夜から金曜午前は、全国的に天気が荒れ、激しい風雨に見舞われました。
もちろんブランシュも例外ではなく、今シーズン営業最終日の3/31(日)目前の試練です。
雨のブランシュと言うとシーズンインの悪夢が思い出されますが、幸い金曜の昼には天気が回復し、雪が途切れることもなく営業最終週末を迎えることができました。

この時期のブランシュですから、混むことは想定されません。
ゆっくりでいいやと思ってたら、出発はホントにゆっくりになりました。
6時、自宅発。
往路の中央道は、最近は滅多に混むことはないのですが、この土曜日は違いました。
八王子の料金所を通過すると間もなく、小仏TNが先頭の渋滞が始まりました。
ナビで確認すると、×マークが出て車線規制も実施されてるようです。
現場通過まで2時間程度かかったでしょうか。
すでに事故処理のは終了していましたが、トンネルに入ってすぐのあたりに跡が残っていました。

ブランシュ着は10時半。
第2駐車場は、下段も上段も半分弱しか埋まってません。
今回は12月のオープニング時にいただいたクーポン券を使用して、リフト券半額でした。

IMG_4992.jpeg

それにしてもいい天気です。
マイナス2桁気温も珍しくないブランシュですが、この日はプラス気温。
当然雪はザブザブです。
しかし全コースオープンで、土やブッシュが出ているところはありません。

IMG_4995.jpeg

ファンタジー
リフトと反対側に、ピッチの短いコブが掘られています。

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スラローム
まだそれほど荒れてないので大回りが楽しいですが、踏み込み過ぎると板が沈みます。

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パノラマ
コース幅をいっぱいに使うとやや滑りにくいので、中〜小回りが無難でした。

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ジャイアント
苦手なコースですが、ここまで柔らかいと暴走もせず、安心です(^^;

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売却話が出ていることを前日に知った、お隣のスキー場を見に来ました。
休止してからもう何年も経ちますし、集客面でも厳しいとは思いますが、復活の可能性はあるのでしょうか。

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モミの木樹氷
ターンすると止まっちゃいます(^^;

トップシーズンは昼時のレストハウス混雑が激しいですが、さすがにこの日は大丈夫でしょう。
12時ちょい前にレストハウスバウムに入りましたが、まだまだ空席はありました。
今シーズン最後の角煮定食

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『すみません、角煮は先週で終了しちゃいました』

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昨シーズン、8Peaksラーメンバトル(八ヶ岳・白樺湖エリアのスキー場のゲレ食ラーメンバトル)で優勝した、あんかけラーメンを初めていただきました。
休憩後、今シーズンもお世話になった湖北さんのスタッフにご挨拶をして、ゲレンデに戻ります。

お客さんは少なくても、これだけ雪が柔らかいとやっぱり荒れます。

IMG_5032.jpeg

スラロームも上部はボコボコ。
リフト側に掘られたコブに入ってみましたが、疲れが溜まった脚にはキツイです(いや、疲れが溜まってなくてもキツイです)。
スタートが遅かったので16時過ぎまで滑りましたが、腰や膝に痛みが出始めました。
撤収です。

今シーズンのブランシュは、オープニング時の雨による営業休止から始まり、雪がなかなか増えなかったこともありましたが、2月のHEAD試乗会は素晴らしいコンディションで滑ることができました。
今シーズンの暖かさには、さしものブランシュも苦労したようですが、予定通り3月末までコースを維持していただいたことに感謝しています。

来シーズンはガッツリと冷え込み、ブランシュらしいソリッドスノーを楽しめることを期待しています。
そして、町議会ではいろいろとご意見も出ているようですが、ぜひとも引き続きスキー専用を続けていただけるとありがたいです。

今シーズンはありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
posted by スキー中毒者 at 17:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年04月01日

2025スキー試乗@菅平(石井スポーツ)

3/23(土)に菅平で開催された、石井スポーツの試乗会に参加しました。
当日の天候は雪〜晴れ。
午前中は湿雪が降り続き、昼過ぎには積もった雪が踏み荒らされた状態になりました。
試乗コースはファミリーイーストコースです。

OGASAKA TC-S+FM585
L165 / R12.9 / 119-67-103
D4113F48-9318-4792-B4F7-D03820CCCBCE.jpeg
張りの強さをあまり感じないのは、FMプレートだからでしょうか。
踏み込むとキレイな撓みを感じます。
トップを食わせてもテールを食わせても可。
トップを食わせるとインに切れ込む小回りマシーンです。
大回りではテールを意識してトップを食わせすぎないようにしないと厳しいですが、それでもホントに大きなターンは厳しそうです。
普通に滑ってもエッジが噛み、意識しないと外れません。
私はもう少しグリップがルーズな方が好きかな。
技術選を目指すような方はSRプレート付きを選ぶのでしょうが、一般の方はFMプレートで十分だと思います。
いや、一般の方はTCじゃなくても....

ATOMIC REDSTER S9i REVOSHOCK S
L165 / R12.5 / 118-68-104
D79FC6F4-4CFE-4705-BBA1-001D3B99D393.jpeg
もっと小回り寄りの板かと思いましたが、意外にオールラウンドに使えます。
エッジホールドは強め。
低速でエッジを逃がしながら滑っているときは、センター〜テール寄りにグリップを感じましたが、ある程度スピードを出して板が撓むと、トップが強烈に噛みます。
本来の性能を発揮させるためには、少なくともスピードに関わらず板を撓ませる技術は必要だと思います。
ただ乗ってるだけで、板なりに滑っても結構気持ちいいんですけどね。

STOCKLI LASER WRT
L166 / R13,7 / 119-67-101
IMG_4884.jpeg
以前は噛んだらそのまままっすぐ行っちゃうイメージでしたが、そんなことはなく扱いやすさすら感じます。
しかし相変わらず強い板なので、しっかり踏んで撓ませるとグリップの強さを感じます。
小回りでは一回ミスカービングしました。
キレはいいですが,軽やかな操作感ではありません。
エッジを外すこともできますから、大回りもいけそうです(あまり大きなターンは試しませんでした)。

ROSSIGNOL HERO MASTER ST R22
L165 / R13.0 / 118--67-104
D0ACEF57-2927-4404-AA05-67EA8833A1D2.jpeg
コースには湿雪が積もり始めました。
そんな雪でも引っかかることはありませんが、ロシの基礎板にありがちなオートマチック感はありません。
どちらかと言えばMT車のような操作性で、勝手に食ったり勝手に回ったりし(てくれ)ません。
グリップはゆや強めで、若干外しにくさを感じました。
オールラウンドに使えそうですが、個人的にはもう少し軽快な方が好みです。

Vector glide MAXI S13
L165 / R12.5 / 121-67-105
IMG_4893.jpeg
操作性は抜群。
オートマチックではありませんが、滑り手の操作に素直に反応してくれます。
ターンインでは、角を立て始めるとそれに応じてグリップし始め、最後はしっかりとグリップしれくれますので、挙動が分かりやすいと感じました。
エッジを外した時には、バランスよくズレて回ってくれますから、安心感があります。
安定性も素晴らしく、硬い下地がでたところでも、モサ雪が溜まって荒れ始めたところでも、暴れることはありません。
踏めば返ってくれますが、返りを使って操作する板ではないと感じました。
小回りはもちろん、大回りも大丈夫です。

BLUEMORIS M-POTION BMプレート+COMP12
L168 / R16 / 115-70-100
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JSPの試乗会で好印象だったモデル。
ターン弧は小回りから大回りまで対応できます。
操作性も悪くありません。
エッジホールドがやや強めで、雪質の影響もあるとは思うのですが、若干の外しにくさも感じる。
ただ荒れ始めたファミリーでは若干暴れ気味でした。

STOCKLI MONTERO AX
L168 / R14.5 / 123-80-112
IMG_4907.jpeg
荒れた斜面でも暴れません
反応は決して早くないので、太めのセンター幅とも相俟って、早い切り替えの小回りには向かないと感じます。
ターンインから積極的に回旋動作を意識すれば、決して小回りができないわけではありませんが、小回りを求めるならASを選ぶべきです。
中〜大回りは積極的に角を立てるとしっかり食うし、外しても操作しやすかったです。

STOCKLI MONTERO AR
L175 / R16.3 / 128-84-114
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AX以上に小回りには向かない板です。
ただこの板にそんなものを求めちゃダメでしょう。
スピードとか技術とかはちょっと横に置いて、どんな斜面でもゆったりとクルージングして、ゲレンデパウダーにも迷わず飛び込んでいける。
そういうスキーの楽しみ方もあるし、そんなときには最高の相棒になると思います。

ICELANTIC NOMAD 100
L176 / R17 / 135-100-127
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コース中央から押し退けられた雪が溜まった端っこに入っても、苦もなく突破していきます。
何も考えずに板に乗っているだけでも、ゆったりとターンができますが、そういう滑りだと、小回りではテールが頑張ってトップが回ってこないので厳しかったです。
しかしセンターに乗って踏んでやると板が返ってくれますから、驚くほど普通の(?)小回りが可能でした。
板の返りを使った小回りでは、ややポジションがシビアに感じます。
けど何故カウボーイ?

ICELANTIC SHAMAN2.0 99
L176 / R15 / 149-99-119
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NOMADの感想を聞いたスタッフのオススメ。
走る、切れる、返る!
乗ってるだけのクルージングから、センターを踏み込む真面目な(?)滑りまでOKのオールラウンダー。
ファミリーイーストはそこそこ荒れてますが、スピードを出した大回りでも全く不安はありません。
もちろんエッジを外してて、積極的にズレを使っても大丈夫。
回旋を使った小回りは難しいですが、踏めばNOMAD以上に返ってくれますから、センター幅を感じさせない小回りができます。
ただこういう滑りはそれなりに脚力も使いますから、普段は板任せ、たまに気合を入れてビュンビュンという使い方が良さそうです。
お歳を召しても気合を入れっぱなしじゃないと気が済まない方は、疲れちゃうと思います。
ちなみに、板はともかくこのコスメはどうよ、と思ったのですが、スタッフによればデザインだけで予約を入れた方が3名いらっしゃるとか。
ホントかよ(^^;;

OGASAKA U-FS+FFT12
L165 / R16.3 / 119.5-76.5-103.5
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重量が軽ければ、乗り味も軽いです。
操作に対する反応は、やや遅め、というか一瞬のタイムラグの後に反応するような印象でした。
ある意味このルーズさは、ギリギリまで攻める方には向かないかもしれませんが、一般スキーヤーが様々なゲレンデコンディションを滑るには、好ましいものだと思います。
乗り手の操作に対しては素直に反応してくれますが、余計なことは一切してくれません。
これを安心と感じるか、刺激がないと感じるかは、乗り手次第ですね。
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2024年03月27日

パンプス8で大回り

石井スポーツ菅平試乗会翌日の日曜日。
佐久のホテルをのんびりと8時半に出発。
目的地は八千穂です。
暫定開通の中部横断道を終点の八千穂高原ICまで走り、下道に降りるとスキー場方面に走る車はいません。
そりゃちょっと遅めだけどさー、そんなに空いてるの?

9時過ぎに現着。
広い駐車場ですが、車はかなり埋まってます。
やっぱり遅かっただけか....

昨年初めてお邪魔したスキー場です。
駐車場から道路渡ったら、階段上がって、センターハウス(?)抜けて、ひだりっかわにリフト券売場。
短〜いリフトに一本乗らないと、上に行くリフトに乗れません。
いや、ちょこっとハイクアップすればいいんだけど、その気が全くありません。

うん、ちゃんと覚えてます。

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まずは一番左(クライマーズレフト)の緩斜面(第4コース)へ行ってみました。
リフト側にはコブのラインが何本かありますが、めっちゃ短いピッチでモーグルな皆さまじゃないと、数ターンでコースアウトしそうです。
見なかったことにして、整地でウォーミングアップ。

IMG_4938.jpeg

その手前の第3コースはポールが張ってあり貸し切りっぽいですが、撤収を始めてます。
コースオープンのアナウンスが入りましたので、こちらも一本。

林を挟んだ隣のコースに行こうとしたら、あれ?リフト乗り場、結構上だよ。
また下から上がり直さないとダメなんだっけ?
(ちゃんと覚えてねーじゃん....)

こちらのリフトを使うと、中斜面のバリエーションを楽しむことができます。
ただし真ん中は、バンプス8と言う名前のエグいコブ斜面。

IMG_4941.jpeg

のはずが、なんと真っ平らです。
ラッキー♪

IMG_4943.jpeg

喜びを抑えつつ、まずは第2コースへ。
緩斜面がしばらく続いた後、ポンと落ち込む急斜面。
比較的幅がありますが、大回りだと数ターンで終わっちゃう短さが残念です。

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そして第2の途中から、リフト下を潜ってパーク方面に下りる短い急斜面のトライアルコース。
幅があまり広くないし、合流もありますからスピードを抑えた小回りで、
まあこの長さだと暴走する前に終わっちゃいますけどね。

お次はリフトを降りて右手に進みます。

IMG_4944.jpeg

真っ平らなバンプス8。
何故か滑る人が少なく空いてますので、大きめの中回りが楽しいです。
ただ最後にパークと合流しますので、「SLOW」のフラッグ手前で確実に減速しないとダメです。
気持ちいいのでもう一本。
そしてアゼリアコース。

朝はコンディション良好だった各コースも、暖かさで少しずつ雪が緩み始めます。
それでも前日の菅平ファミリーのように、人が集中するわけではありませんので、コースが大きく荒れることはありません(第3と第4は朝イチしか滑ってないので分かりませんが)。
午前中は気持ちいい整地滑走で終了。

IMG_4948.jpeg

ランチはベースのレストラン、モンブランでエイトカレー。
去年利用したジョイナス同様、昭和な雰囲気で落ち着きます。

午後、緩斜面の雪が滑らなくなってきました。
それでも妖怪出没というほどではありませんので、何とかなります。

バンプス8も真ん中ほぼ平らですが、コース両端に押し退けられた雪が溜まり始めています。
大きめのターン弧で突っ込んでみましたが、とりあえずは問題なし。
けどこの後は雪は緩む一方で、アウトエッジを引っ掛けたりすれば大転倒は免れません。
もう止めておくか....

IMG_4950.jpeg

ということで、その後はアゼリアの緩斜面コブ。
思ったより深くなってましたが、リズムがいいので滑りやすいです。
上部の緩斜面部分は、コブに合わせるだけで板が勝手に回ってくれますが、最後にちょっと落ち込みますので要注意。
落ち込みに入った瞬間に土の出たコブがひとつだけ見え、逡巡したら失敗しました(^^;
次からは、ここだけ外目のラインで回避します。

緩斜面コブまで下りてくるのがちょっと面倒だけど、ぐるぐる回して最後の一本。
7〜8人のグループが滑りを撮影しながらレッスンしてました。
最後だしな、時間かかりそうだけど待つか....
グループの後ろで拝見していたら、スタートでカメラを構えていた女性イントラ(?)が
『よろしかったらお先にどうぞ、すみませんお待たせしちゃって』
と譲ってくれました。
「ありがとうございます!」
遠慮なく間に入れていただきましたが、こういう配慮ができるってステキです。
しかし、皆さんが見ている前でスタートするって、ちょっと緊張しますね(^^;
無事完走できてヨカッタ

今回の八千穂、思いがけずバンプス8で大回りができて、結構楽しかったです。
また来たいなーとは思いますが、できれば昼メシをもうちょい頑張ってね。
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年03月25日

一週早い菅平試乗会

しばらく前、所用で石井スポーツのカンダコンペカンに行くと、レジ横に試乗会のリーフレットが置いてありました。
「あ、決まったんだ」
『今年は一週間早くしました。去年はご迷惑をおかけしまして....』
「一週間で大丈夫かなー」
スタッフのN川さん、シャレにならねえって顔で苦笑いしてます。
『申込していきます?』
「んー、ちょっと様子見ます」
最近の3月下旬の菅平って、シャレじゃなく雪がヤバい可能性あるしな。

そして先週、どうやら雪は大丈夫そうなので、申込に行ってきました。
申込書に必要事項を記入し料金を支払うと、控えを渡されます。
『こちらを当日お持ちください』

金曜の夜、荷物の準備をして、リフト券のICチャージ購入を完了し、NEXCO東日本のウィンターパスの申込を....忘れました(^^;

土曜日の朝、車を機械式駐車場から引っ張り出し、荷物を放り込み....、あ!八千穂の割引券忘れた!!
イエティオープニングで1,000円の割引券をいただいたので、日曜日は八千穂に行く予定でしたが、部屋に忘れました。
まあJAF割でも金額は同じだからいっかなーとも思いましたが、せっかくだからいただいた割引券を使うかと、部屋まで取りに戻ります。
あーーー!!試乗会の申込控えも置きっぱじゃん!
戻ってきて良かった(^^;

そんなことしてたら出発は5時。
目白通りの谷原交差点先の陸橋での車線規制による渋滞は迂回して練馬ICへ。
関越〜上信越道は渋滞もなく、現着は7時50分。
ファミリー下の駐車場は、8割方埋まっていたでしょうか。
8時を過ぎてたらヤバかったかもしれません。

駐められたのはいいんですけどねぇ、雪が降ってるんですよ。
さみぃ....

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試乗会テントは、今年もファミリー下ではなく裏太郎下。
裏太郎を見上げると、なんかコース規制をしているみたいです。
ヨボヨボ歩いて受付テントに行くと、私の顔を見たN川さん、何も言わずに名簿を確認し始めます。
試乗カードが手渡され、はい、完了。
そのまま立ち去ろうとすると、あわてて隣のスタッフが
『お帰りの際、カードだけ回収しますので』

さて、どうすっかなー。
STÖCKLIはJSPの試乗会で乗ったし....
奥に歩いていくとOGASAKAがあり、まだ試乗板の争奪戦も始まってません。
とりあえずTC-Sをお借りして試乗開始。
ファミリーイーストを滑り、途中から裏太郎へ。

え?あれ??
誰も滑ってないよ....

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裏太郎に架かるリフトから見ると、コース規制というクローズっぽい。

IMG_4874.jpeg

トップに都連スタッフがいらっしゃったので、念のため確認。
「終日?」
『はい』
ジュニアとマスターズの大会でした。

仕方なくファミリーに戻り、その後はイーストをぐるぐる。
雪はだんだん強くなり、コースに積もった雪が押し退けられて荒れ気味です。

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しばらくすると林側を規制して、コブを掘り始めました。
協力しろと言われなくても勝手に掘削を始める、ボランティア精神旺盛な方も多いですから、あっという間にラインが出来上がります。
皆さん、好きねぇ。

前夜の寝不足もありランチ後に爆睡してたら、午後は出遅れました。
STÖCKLIのMONTEROからICELANTICと、やや太めの板を試乗します。
昔は敬遠していましたが、乗ってみると楽しいものです。

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そのうちに雪もやみ、だんだん明るくなってきました。
再びノーマル系のUnityに乗っていると時刻は14時半。
貸出終了の時間になりました。
この日は7メーカー、11機種の試乗でした。

昨今の暖冬の影響で、試乗会スケジュールを一週間程度前倒しした程度でどうなのよとは思いましたが、今回に限っては3月とは思えない、真冬のようなコンディションで滑ることができました。

ちなみに今後の菅平の営業スケジュールは、ゲレンデによっても違うものの3月末までとなっていますが、ファミリーだけは4/21までの営業を予定しているんだとか。
シーズンインで上手く動かなかったICSを稼働させるらしいですが、大丈夫かなー(^^;;

受付で試乗カードを返却した後、サンホテルのレストランで展示されているマテリアルをちょいと覗き見。
スワンスのスタッフから、ゴーグルについて情報収集です。

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駐車場に戻ると、車の雪はほぼ融けていました。
15時過ぎにスキー場を出発し、佐久まで1時間ほど下道を走ります。

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ルートインさん、今回もお世話になります。
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2024年03月22日

風とガスと雪と霰の小海

20日の春分の日は、天気予報では長野県北部は荒れ模様。
そんな北に行かなけりゃいいんだよな。
どうせ日帰りだし....

久しぶりにサンメも考えましたが、あそこリフト券高いしなぁ。
小海のJAF割っていくらだっけ?と確認しに行くと、すでに3/11から春料金になっていて、大人3,000円、シニア2,500円と爆安です。
ICからちょっと距離はありますが、まあ許容範囲内だし。

朝、駐車場から車を引っ張り出し、荷物を積んで、あ!スマホ忘れた!!
なんてやってたら時刻は5時45分。
すでに明るくなっており、春を感じます。

首都高〜中央道は順調。
須玉ICで降りる頃、フロントガラスに細かい雨粒が落ち始めました。
R141を走っていると雪に変わり、清里付近からはゴン降り。
道路も圧雪路に変わります。

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8時45分、現着。
駐車場は第1も空いてそうでしたが、ガラガラの第2に駐めます。
出撃準備を始めますが、風もあって寒いです。
ネックウォーマー使うか....
と、いつも入れているウェアの背中のポケットに手を突っ込みますが、あれ?無い??
忘れちゃったかー
首元のファスナーを目一杯上げれば、まあ何とかなるだろ。
何とかならなくても、どうしようもありません。

チケットを購入してゲレンデへ。
駐車場があの状態ですから、当然空いてます。
クワッドに待ちはありません。

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上部が曇ってますが、見通しが悪いほどではありませんので問題なし。
コース上には10cm程度の新雪が積もっていますが、すでに荒れ放題。
滑ってみるとガリガリの下地に底付きします。
足裏にはかなり凹凸を感じますから、お世辞にも滑りやすくはありません。
新雪滑走でも整地滑走でもない、要するに荒地滑走です。

1本目はラバーホーンから真っ直ぐ進み、ユングフラウへ。
モーグルコースは今回も設置されていません。
2月に来たときは、雪が少なくて作れないのかと思ってましたが、今シーズンは作成しないことが決まったと、Twitterのフォロワーさんが教えてくれました。
おかげでコースは広々と滑れますが、なんか寂しいですね。

雪が降っており、風もありますから、やっぱり首元が寒いです。
先週末に使って、洗濯後にウェアに入れ忘れた....、いや先週末は全然寒くなかったはず。
もう一度背中のポケットに手を突っ込みます。
ありました!
奥の方に丸まって入ってました(^^;
助かった....

次はHコースからブライトホーンに抜けます。
緩斜面はファミリーで賑わっています。

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Hコース下からみたアイガーは、一見白くなってますが、よく見ると草が隠れきってません。
今シーズンはダメですかねぇ。

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久しぶりにメンヒも滑ってみました。
他と比べると狭めのコースは、両側が林ということもあり、開放感がありません。
他のコースから独立しているだけに、斜度も長さも中途半端で、滑りごたえを感じることはできませんでした。

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天気は、風が吹いたり止んだり、ガスが出たり消えたり、雪が降ったり止んだり。
11時過ぎには青空も見えてきましたが、先週末の滑走の疲れが思った以上に残っています。
少々早めにランチ休憩にしましょう。

前回は大混雑だったボトムのレストラン、エーデルワイスも閑散としています。
緩斜面の様子から、もう少し混んでると思ったのですが....

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リフト券だけでなく、ゲレ食も大幅に値上げされたスキー場も多いのですが、こちらはそれほどでもありません。
シェフが目の前で焼いてくれるハンバーグ、美味しかったです(^^

ランチ休憩を終えて外にでたときは明るかったのですが、すぐに雪が降り始めました。
2時半頃になると、雪というより霰のような白い塊が、強風で横殴りに降り出しました。

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リフトに乗ってると、こんな具合です。
滑ってるとヘルメットに当たる音がしますし、顔に当たると痛いし....、もういいや、撤収しよう。

雪のスキー場を出発すると、雪はすぐに止みました。
心配だった道路状況は、朝の圧雪もすっかり融けて、ほぼドライコンディション。
スキー場のコンディションは散々だったけど、帰路が順調だったから、まあいいか。
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2024年03月20日

妖怪と戦いしさのさか

日曜日。
二日間の滑走でかなり疲れてますし、帰りの運転もありますから、この日は早めに上がる予定です。
そもそも昼過ぎから雨予報だしな。
こういうときにはさのさかです(そうなのか?)。

朝メシ食って、荷物まとめて、チェックアウトしたのは8時過ぎ。
信濃大町駅前の商店街を抜けたあたりで、フロントガラスに雨粒が落ちてきました。
天気が崩れるのって、午後じゃなかったの....?

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30分もかからず、さのさかの駐車場に到着。
決して強くはありませんが、雨ですねぇ。

こちらのスキー場、ファミリーもいらっしゃらない訳ではありませんが、ガチなスキーヤー、スノーボーダーが多いというのが私の印象。
その印象を裏切らぬように、周囲の車では雨をものともせず準備をして、黙々とゲレンデに向かう方ばかりです。
例外的なお気楽スキーヤーの私は、もちろん車の中で待機(^^;

その甲斐あってか、しばらくすると雨はほとんど止みました。
多少のポツポツには目をつぶり、私もヨボヨボとゲレンデに向かいます。

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踏切を渡ってセンターハウスへ。
チケット売場では迷わず
「4時間券お願いします」

時刻は9時ですから、13時まで滑れます。
いや、滑ることはできますが、もちろんもっと早く撤収するつもりです。

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まずは正面のカービングゲレンデ。
中間部リフト側がセパレートされ、スノーボードの三角フラッグがセットされてますが、特に狭くは感じません。
けど1本滑ってクワッドリフトへ。

リフトを降りて上部が見えるところまで移動。
トップに上がるリフトの乗り場は、もう少し上です。
あ、レイクダウン側のリフト経由じゃないとダメなんだっけ?

レイクダウンへの連絡コースとは反対側にゆるゆると下りちゃいましたが、再び上がる気は毛頭ありません。
そのままリフト沿いにパラダイスを下り、再度クワッドに乗車。
今度はレイクダウンに向かいます。

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レイクダウンのクワッドでコーストップに上がると、眼下に青木湖が広がっています。
かぐらのパノラマコースから見る田代湖もキレイですが、こちらの方が間近に見えて迫力が違います。

先ほど上がろうとしたニューパラダイスゲレンデは後回しにして、レイクダウンを数本。
その後、ニューパラダイス側への連絡通路を通ってトップに上がるペアリフトに乗車します。

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リフト下に掘られたコブは見なかったことにして....

やや急な斜面ですが、雪が柔らかいのでそれほどスピードは出ません。
しかし滑ってる人が少ないので、転んだらこっ恥ずかしいよなーと思いながら大回り。
無事下りられたことに満足して、こちらのコースも数本滑ります。

再びレイクダウンに行くと、上部はともかく、最下部の緩斜面になるととたんに滑りが悪くなります。
早くも妖怪板掴みが登場した模様。
昨日も妖怪退治に使ったワックス、黒固形を塗ってみますがあまり効果はありません。

ニューパラダイス側に戻り、パラダイス〜パラダイスダウンヒルと滑りボトムまで下りても、こちらは板の滑りは悪くありません。
なら、こちら側で滑ってりゃいいじゃんとも思いますが、やっぱりレイクダウンにも行きたいんですよねぇ。

両方のゲレンデを行ったり来たりしているうちに、レイクダウンの妖怪さんは少しずつ斜面を上がってきたようです。
黒固形を塗って、中間部までは妖怪との騙し合いのように滑ることはできますが、下部の緩斜面も滑らない訳にはリフトに乗れませんし、センターハウス側に帰ることもできません。
直滑降でも止まり、スケーティングでも進まない、超ストップ雪に苦しめられます。

疲れ切ってセンターハウスに戻り、ひと休み。
再びゲレンデに出て、よせばいいのにまたまたレイクダウンへ。
緩斜面の妖怪に捕まりながらも何とかリフトに乗車し、コーストップ。
滑りだした瞬間、悟りました。
「ダメだ、こりゃ」
レイクダウンでの妖怪との戦いは完敗です。

ニューパラダイスを数本滑ると、時刻は12時半です。
リフト券はあと30分使えますが、もういいや、撤収しよう。

年始に来たときには、雪不足でまともに滑ることができない状況でしたが、今回は予想以上に雪はしっかりと付いていました。
誤算は妖怪の跋扈です。

ここ数年、なかなか良いコンディションで滑れないさのさかですが、それでもやっぱりキライじゃないんだよなぁ。
posted by スキー中毒者 at 05:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年03月18日

岩岳で「雪まくり」

土曜日は岩岳。
年末に行ったときは雪不足でエライ目に逢いましたが、HPで確認するとこの日はほとんどのコースがオープンしているようです。

リフト券購入は、ネットで手許のHAKUBA VALLEYのICカードにチャージしますが、前日夜は酒を飲んで酔っ払っちゃったので、出発前にホテルの部屋で。
券種を選んだ後、チャージするICカードに印字されている番号を入力するとき、岩岳のシステムではスマホのカメラで番号部分をスキャンすると、自動認識してくれます。
一見便利そうですが、私のカードは印字が部分的に歪んでいるので、なかなか正しく認識してくれません。
あらかじめスマホに記録しておいたカード番号をコピペした方が正確で早そうです。

ちなみに栂池の場合は、以前チャージしたカード番号をそのまま使用することもできます。
原始的ですが、こっちのほうが便利ですね。

ホテルから30分ちょいで、駐車場着。

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左手に見えるコースでは、GSの大会が開催されています。
板を担いでゴンドラ山麓駅に向かうと、中央高速リフトも動いてるっぽい。
ゴンドラが混んでたらこっちだなーと考えてましたが、いつもは行列のリフト券売り場も閑散としてますし、ゴンドラ乗り場の階段にも列は皆無です。
それならとゴンドラ乗り場に向かうと、階段を上って乗り場前でちょっと待つ程度。
一気に山頂まで上がりました。

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山頂駅舎を出て、Viewコース方面はこの先。
微妙に上らなくちゃいけません。

下るか....。
サウスを滑って5線リフトで上がることにします。

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サウス。
中央でセパレートされ、奥には大規模なパークが造られていました。
それでも広いコースですからね、思い切り大回りできます。
あまりに気持ちいいので、Viewコースは後回しにしてサウスを3本。
そしてViewコースに向かいます。

IMG_4689.jpeg

ヤッホー!スイングという巨大ブランコ隣から見る白馬三山。
晴れてて良かったー

年末にはクローズしていたView AとView Bも開いてますが、降雪後でなければただの荒地です。
スルーしてView C、続いてView D。
幅は狭いですが、斜度変化が楽しいコースです。

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上部の緩斜面のコース脇では、こんな自然の造形物を見ることができました。
「雪まくり」と呼ばれているそうで、存在そのものは知ってましたし、写真でも見たことはあるのですが、現物は初めてかな。
こんなにキレイに雪が巻かれて、しかも倒れずに立っていることは驚きです。

お隣のコース、ノースはクローズなので、その奥のイーストを滑ってトップに戻ります。
4線のリフトから降りると、左手にコンクリートの新しい構造物があります。

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岩岳は新ゴンドラを建設することになってますが、このあたりにできるのでしょうか。

その手前にはコース入口。
以前滑ったことがあるDANGANです。
「Expert Only」の看板に怯むのか入る人は少ないですが、最後の落ち込み以外はそれほど大したコースじゃありません。
中間部から下の非圧雪は、ガチガチに硬いと苦行以外の何物でもありませんが、この日のように柔らかければどうでしょう。

途中まではお隣のイーストがもう一本あるような、快適な緩斜面。

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その先は整備が入らない中斜面の荒地です。
柔らかい雪で予想していたような深いコブにはなってませんから、私でも何とかなります。
少しずつ斜度が増し、最後は沢リフトの乗り場に落ち込むようなコースですが、急な部分を回り込むようにトラバースするコースができていて、ここを滑った皆さまのお気持ちが察せられます(^^)

沢リフトで上がって、ゴンドラ沿いに滑り下り、サウスの反対、Hikage/沢コースへ。

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あれ、変な荒地....
と思ったら、本来の(?)入口はもっと先で、非圧雪の斜面から入ったようです。
圧雪された緩中斜面に出ると、広くて微妙な変化のある以外に楽しい斜面です。

再びView Cに戻りましたが、コース下部のリフト乗り場に滑り込むあたりで、急に板が滑らなくなりました。
出たな妖怪板掴み。

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早速おまじないを唱えます。
この程度の妖怪には効果てきめんですが、長持ちしないんだよなー。
リフト4〜5本か....

気付くと時刻は12時20分。
山頂レストランのスカイアークは昼時は劇混みという先入観を持ってますから、トイレだけ借りた後にボトムまで下り、ホワイトプラザの鍋焼きうどん屋さんに行こうと思っていましたが、中に入ると....、あれ?席あり〼
それではとこちらで昼メシにします。

IMG_4720.jpeg

その後も混雑どころかますます空いていき、12時過ぎでこの有様。
海外のお客様が少ない時期ということもあるのでしょうが、3月の岩岳って、いつもこんな感じなの?

午後はまずView CとView Dに行ってみましたが、妖怪さんがパワーアップしており、板が全く滑りません。
イーストはそれなりに快適ですが、如何せん距離が短い(^^;
お隣のDANGANは、下部の非圧雪さえ頑張ればそれなりに楽しめますが、この歳になると疲れてここばかり回す訳にもいきません。
Hikage/沢コースとその反対側のサウスはコンディション良好。
最後はこのふたつのコースを交互に滑ってました。
特にサウスは広いうえに安心の中斜面なので、谷周りの長〜い大回りが楽しめます。

前日同様、この日も16時前に下山開始。
年末は雪不足でゴンドラで下山しましたが、さすがに大丈夫でしょう。
と楽観してたら、ゴンドラ乗り場が見え始めたあたりでは土が出ている場所もありました。
幸い石は踏まずに済みましたが、油断大敵です(^^;

駐車場まで戻ると脚はヘロヘロ。
でも見事な白馬三山と、見事な「雪まくり」を見ることができて、満足の一日でした。
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2024年03月17日

計画有休で栂池へ

金曜日は本年度最後の計画有休。
昨年のこの時期に申請したときは、まさか今シーズンがここまで暖冬になるとは思いもしませんでした。
3月なのに、雪ねぇじゃん。
行き先を決めあぐねていましたが、3月に入り帳尻を合わせるように雪が降り始めました。
パウダーは期待できないけど、白馬ならまあ大丈夫だろ。

金曜日、出発は5時40分。
下道も高速も思ったより交通量は多めですが、さすがに渋滞はありません。
アイサイトのACC任せでのんびり走り、上信越道長野ICで降りてオリンピック道路を走ります。

IMG_4630.jpeg

この景色を見ると、やっぱり気分がアガりますね。
初日の目的地は、五竜を通過してもうちょい走り、栂池です。

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まずはゴンドラ山頂駅から、つが第2ペアを乗り継いでコーストップに上がりました。
下地がガリってるかと思いましたが、全くそんなことありません。
比較的緩やかで距離も短いのですが、気持ちよく大回り3本。

続いてハンの木。

IMG_4640.jpeg

ハンの木第3クワッドで回すコースは、圧雪された中斜面が続き爽快です。
雪は緩み始めてますが、まだまだ大丈夫。
飛ばし過ぎに注意しつつ、大回り3本。

次はお隣の白樺コース....、と思ったのですが林間を抜けたところでどのリフトに乗るのか分からなくなりました。
まあいいやと、その先のチャンピオンへ。

IMG_4642.jpeg

誰もいないじゃん(^^;
広〜い圧雪バーンは斜度感を失わせます。
雪は大分緩んでますから、エッジを取られることだけ気を付けて、目一杯飛ばしてまたまた大回り。
ロング板が欲しいなー。

リフトに乗っていると。当スキー場で雪崩管理をしているTwitterのフォロワーさんからDMが飛んできました。
『今どちらにいますか!?』
ランチ後に一緒に滑る約束をして。こちらも3本。

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シャレオツなレストランが多いイメージの栂池ですが、昭和な雰囲気のレストランも健在です。

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栂池食堂と呼びたくなる栂池レストハウスで、ザ・ゲレ食をいただきました。

食後はゴンドラで再びトップへ。
キッチン栂の森(旧JACKY'S kitchen)でフォロワーさんと再会です。
ちょこっとお話をした後
『1本滑りますか!』

パトらしくファットスキーを履いてますが、ギャップではジャンプしながら、相変わらず飛ばすこと飛ばすこと。
こちらはひたすら雪面コンタクトですが、付いていくのがやっとです(^^;;
お仕事の合間にハンの木を2本お付き合いいただきました。
楽しかったなー。

最後はお仕事に戻る途中、林間を白樺上部まで案内していただきお別れ。
栂池に行くときは、連絡します!

白樺3本の後は、またハンの木。
暖かさで緩んだ雪は大分荒れてますが、それがまた楽しいです。
しかし3時半頃から、少しずつ表面が固くなり始めました。
再び白樺に移動し、スピードを抑え気味のロングターン。
そのままボトムまで下りて、16時に滑走終了です。

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宿泊は年末年始以来の信濃大町駅前のルートインさん。

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なんかベッドが広いな....
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年03月14日

2025スキー試乗@菅平(JSP)

2/17(土)に菅平で開催されたJSP(日本スキー産業振興協会)主催の試乗会に参加しました。
当日の天候は晴れで、午前中は冷え込んでいましたが、午後は暖かくkなりました。
試用したコースはファミリーのイーストとウェスト、そして裏太郎です。
ファミリーは昼前から荒れ始め、午後になるとイーストは、中央に小回りロード、その両側に押し退けられた雪が溜まるという、いつもの状況になりました。
裏太郎はプライズ検定でリフト側1/3が規制されており、中間部までの中央1/3は硬い下地が露出、林側1/3は表面の柔らかい雪が浅いコブ上に溜まった荒地でしたが、下部は終日締まった雪の整地でした。

STOCKLI MONTERO AS
L172 / R14.8 /107-76-127
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センター幅は広めですが、それを感じさせません。
板の反発を利用して次のターンに入るようなタイプではありませんが、回頭性がいいのでショートターンも楽です。
エッジを緩めてスキーを動かすと、意図した分だけズレてくれます。
食わせればしっかりグリップしますが、ガッチリ食いつくというより、ややズレながら雪面を捉える感覚がありました。
ターンインでのトップの捉えはやや甘め。
全体的にいい意味でのルーズさを感じました。
午後、雪面が荒れ始めた状態で再度乗ってみましたが、グサ雪での突破力がありますし、硬い下地がでたところでも意外にグリップします。
オールラウンド性が高いスキーで、春雪のゲレンデで使うと楽しそうです。
STOCKLIではLASERシリーズばかりが注目されますが、MONTEROもSTORMRIDERも価格以外はメッチャいいいただと思います。
試乗を終えてスタッフに
「大回りでの走りはイマイチだね」
と言ったところ
『そういう板じゃない』
と返されました。
ごもっとも。

STOCKLI LASER MX
L158 / R13.2 / 101-71-119
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第一印象は、軽い、柔らかい。
ターン前半からグリップを意識してロングで滑ると、やや内に入り気味です。
ショートでは、切り替えでポジションを戻すと、穏やかな返りで板が身体の下に戻ってきます。
ポジションさえ気を付ければ、失敗は少ないでしょう。
角を立てると予想以上にしっかりグリップしますが、朝イチの勘違いバーンを除きそういう滑りをする板じゃないと思います。
脚力不要で素直に動いてくれますから、レベル不問で女性やシニア向きですし、見栄を張らない上級者にもオススメできます。

STOCKLI LASR CX
L163 / R12.8 / 101-69-122
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ほぼショート専用です。
軽快です。
軽快すぎて、ショートの切り替えで荷重を抜いてしまうと、板が身体の下を通り越しちゃいます。
それさえ気をつければショートは軽快、快適♪
ただロングだと板が内に内に入ってくるので厳しいです。
ズラすことは容易ですし、操作性も悪くありませんが、ある程度スピードが出ると食わせ気味の方が安定します。

BLOSSOM NUMERO UNO N°1 XC
L176 / R16 /121-71-106
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かなりしっかりグリップする板。
エッジを食わせて板を走らせると気持ちいいです。
しかしズラそうとすると、トップとテールが引っ掛かり気味で気を遣います。
磨かれ気味の裏太郎急斜面でも安心感はありますが、ショートは引っ掛かって回しづらく感じました。
ロングになると印象が変わり、安定性、操作性とも申し分ありません。
BLOSSOMの板はチューンナップで性格がかなり変わる傾向にありますが、今回の試乗板は全体的にグリップ系に仕上げているのかもしれません。
昨年の試乗では好印象だったこともありますが、私ならチューンナップでもう少しマイルドにしたいです。

BLOSSOM NUMERO UNO N°1 SL
L165 / R13.5 / 123-67-104
IMG_4201.jpeg
これもグリップさせる板
ショートでは、エッジを緩めて自分で板を動かしても、板が十分に返ってきません。
意識的に内傾角を作ってしっかりグリップさせると、撓んだ返りで足元に戻り、走ります。
ただそれなりの脚力は必要。
軽い滑走感ではありませんが、安定性は素晴らしいです。
ターン弧を大きくしていくと、ややテール側が食い気味に感じました。
大回ろうとしても中気味になってしまいます。

BLOSSOM NUMERO UNO N°1 RC
L170 / R14 / 121-71-106

02274AAC-D547-4153-BB23-03DF879B5A9F.jpeg以前はGREAT SHAPEというモデル名だった、BLOSSOMのオールラウンドモデル。
それだけにXCやSLのような強烈なグリップ感はありませんが、裏太郎の硬い急斜面でも全く問題ありません。
どんなターン弧でも操作性は抜群で、動かした分だけ動き、踏んだ分だけ返る、非常に扱いやすい板と感じます。
走りはそれほどでもありませんが、それを求める方はRCなんて選んじゃいけません。
挙動がわかりやすいので失敗が少ないと思います。

BLUEMORIS S POTION
L165 / R12.5 /119-65-102
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荒れ始めたファミリーイーストは、モサモサの雪と硬い下地が混在しています。
まずはショートターン。
踏み込むときれいに撓んでくれます。
張りの強さは感じませんが、適度なグリップで、荒れを乗り越えるときも安定していました。
ターンの印象としては、どちらかと言うとテールが食ってインに入ってくる感じでしょうか。
グリップが強すぎないので操作しやすく、スキーを外に動かしても引っ掛かからずに素直にズレてくれます。
かといって、硬い雪でも流れて落とされることはありません。
ロングは可もなく不可もなく、と言うか裏太郎でスピードを出すとちょっと厳しいですね。
しかしこの板にロングを求めるのは無いものねだりでしょう。

BLUEMORIS M POTION
L168 / R16.0 / 115-70-99
IMG_4216.jpeg
中回り板にありがちなもっさり感はありません。
働きかけに対する反応が良く、きっちり足元に返ってくるので、次のターンに入りやすいと感じました。
そのためショートでもターンインが楽。
トップから内に切れ込んでくるようなターンにはなりませんが、それさえ求めなければショートも問題ありません。
裏太郎の硬い下地が出たところでも、トップからテール全体で均等にグリップするので、単にズレて落とされるのではなく、雪面を削りながらターンをコントロールする感覚があります。
S POTIONでは厳しかったロングも、かなりいいです。
オートマチック感はありませんが、オールラウンド性が高く、相当気に入りました。

BLOSSOM FORMULA XPLORE 87
L174 / R? / 123-87-110
IMG_4220.jpeg
ファミリーイーストはそこそこ荒れてます。
慎重にスピードを抑えた小回りで、と思いましたが板が挙動不審。
不安定と言うより、トップがうまく回頭してくれない感じです。
ターン弧を少し大きくしましたが、やっぱりトップが落ち着きません。
裏太郎もそこそこ荒れてます。
ある程度スピードを出した大回りだといいのですが、やっぱり低速でズレを多用した小回りはやりにくいです。
撓ませないとトップがグリップしないのかな。
ちょっと捉えどころのない板でした。
posted by スキー中毒者 at 08:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年03月13日

準指検定見物(?)@菅平

この土曜日は日帰り菅平。
土日で某都連の準指検定会が行われ、所属クラブからも1名が挑戦していますので、その応援(いや見物か?お世辞にもサポートではない)です。

JSPの試乗会ではファミリー下駐車場に入れませんでしたので、現着8時を目標に4時20分に自宅を出発しました。
5時過ぎに練馬ICから関越道に乗ったときは、とりあえず順調です(情報板の表示では....)。
鶴ヶ島JCT付近で流れが悪くなり、ICを過ぎたあたりから渋滞し始めました。
車の流れ方から考えると、どうも事故っぽい。

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坂戸西SIC付近の追い越し車線で、6台が絡む事故でした。
まだ事故処理は始まっていませんでしたから、この後、渋滞はかなり伸びたと思います。

その先は順調。
八風山TNを抜け佐久まで下りると青空も出てきました。
今日は天気がいいのかな?

と思っていたら、東部湯の丸IC/SAを過ぎるとガスがかかり始め、雪も振り出しました。
上田菅平IC手前ではゴン降り。
下道も圧雪路が続きます。

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7時40分にファミリー下駐車場着。
さすがにまだまだ余裕です。
雪は大したことありませんが、ガスでコーストップが見えません。
これ以上濃くなって、検定に影響が出なければいいのですが....

ノタノタと準備をしていると、ファミリーのリフトに乗車している方がいらっしゃいます。
営業運転開始は8時半だと思ってましたが、8時だったのか。

Bibを着けた受検生やサポートの方々もぞろぞろとゲレンデに向かい始めました。
私も板を担いてゲレンデへ。

ちなみに今回のリフト券は、手持ちの菅平のICカードに事前チャージするWeb販売を利用しています。
SKIDATA社のゲートシステムを使用しているスキー場ではお馴染みなのですが、菅平の場合、Web販売ページへの入口が死ぬほどわかりにくい。

菅平高原スノーリゾートのHPトップからリフト料金ページに移動。
リフト料金(オールエリアチケット)の欄は無視して下にスクロールすると、シーズン券・前売券の案内が出てきます。
ここで、オールエリアシーズン券、マンスリー券の案内の下に
『◆ダボス太郎エリアの前売り券をご購入予定の皆様へ
 10月1日より直接リフトにご乗車できるICチケットを販売中。
 https://sugadaira.geekoutsnow.com/』
という案内が出てきますので、このふざけたURLをクリックすると、飛び先がNSD(日本スキー場開発)の菅平リフト券Web販売ページです。
ここから
『【 ダボス・太郎エリア前売り券 】』

『ICリフト券をお持ちの方はこちら』
のリンクをクリックして、やっと目的のページに辿り着くことができました。

リフト券種別は大人だけですが、通常料金と比べると大人で1,200円、シニアでも600円お得になります。
ただし、ダボス太郎エリア券なので、オオマツやツバクロは滑れません。
まあ行く方もいらっしゃらないとは思いますけどね。

これ、普通の人は気付かないんじゃないでしょうか。
(ICカードにチャージするのは普通の人じゃないかもしれませんが....)
もうちょい分かりやすくしとけや > 菅平

ということで、ファミリーのリフト乗り場に直行。
混雑気味ですが、機動力のあるリフトなので待ちは大したことありません。

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ファミリーイーストは、最上部から中間部まで検定バーンとして規制されています。
全面規制ではなく、林側には狭いコブコース、リフト側は小回り専用の幅が残されていますが、御用の無い方はウェストコースを滑った方がいいですね。
雪面は硬い下地の上に新雪が乗った状態ですが、下地はいつもの菅平のようにカリカリツルツルではなく、エッジが掛かる硬さですから。お受検の皆さまも安心です。

ファミリーと白銀を数本滑って9時前、準指検定会の開会式会場、裏太郎下に向かいます。
クラブ員の受検生に激励の声を掛け、ついでにローテーション表を写真に撮らせてもらいます。
都連教育本部がネットにアップしてくれると思ったのに、アップされないんだもん....

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リフト側の中盤から下部が規制された裏太郎を一本滑って、ファミリーに移動します。
この後はファミリー上部で基礎パラ小回り、天狗下部でプルークボーゲン、裏太郎中間部で大回りでした。
まあ無難にまとめたかな。

受検生は200名程度なので、進行も早いです。
11時には午前の種目が終了しました。

午後は12時半から。
クラブ員のローテーションは、まずファミリー中間部で滑走プルークから基礎パラへの展開、続いて裏太郎林側下部で不整地小回り、最後に裏太郎リフト側下部で横滑りの展開です。

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コブでちょっとやらかしましたが、どうかなぁ....
あとの2種目はまずまず。

14時には午後の種目も終了。
さすがにまだ早いので、他のコースもちょい滑ってみます。

まずは表太郎。
BLOSSOMの試乗会ではこちらで滑ったことはありますが、自分の板で滑るのは久しぶりです。

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と思ったらクローズでした(^^;

仕方ないのでお隣の天狗。

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午前中に検定バーンへの移動で滑りましたが、上から下までフリーで滑ったのっていつ以来だろ。

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検定バーンが解放された裏太郎。
リフト側は荒れておらず、大〜中回りで気持ちよく滑れます。
ついでに林側のコブにも行ってみました。
昔の準指コブは
「どうするとこんなコブになるのよ」
と呆れるくらいにリズムが悪かったのですが、今回はちゃんと掘ったのかリズムもピッチも滑りやすそう♪
と入ってみたら、下1/3は横方向に抉れてました。
最後で破綻しそうになって、板を横に向けて止める滑りになった方も多かったのかな。

最後は白金。

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コースは空いてますが、リフトは混んでます。
ファミリーと違い機動力に欠けるリフトなので、そこそこ待たされます。

時刻は午後3時。
ファミリーイーストを下りて、撤収です。

駐車場のトイレに入ると
『中毒者さん!』
と声を掛けられました。
誰かと思ったら、準指・正指の受検仲間でした。
「お疲れ様です」
『Twitter見て来てるのは知ってましたけど』
「帰りま〜す」

私のお受検は20年以上前ですが、当時は受検者も多くて(800人以上だったか....)大変だったよなー。
なんて思い出しながら帰路につきます。
途中、横川SAのスプレー洗車機で車の泥と塩カルを洗い流し、藤岡JCTから関越道へ。
高坂の自然渋滞も、事故渋滞もなく、順調に帰宅できました。

風呂入って、洗濯機回して....

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角打ちで合格祈願。

あ、麒麟山の写真撮るの忘れた。
posted by スキー中毒者 at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年03月04日

かたしなでガッカリ

この週末は土曜の日帰り。
木曜に降雪があったものの金曜は晴天と、スキー場によってはなかなか微妙なコンディションになりそうです。
日帰りだから近場ですけど、白樺湖・諏訪・八ヶ岳方面は先週行ったし、群馬か?
あ、八千穂って手もあるな....

かたしな高原のFBページには
『昨晩からベースで20cm、トップで30cm積もりました!!今週末は最高のコンディションです』
思ったより少ないですが、最高のコンディションと言うんですから、多少差っ引いてもそれなりに回復したんでしょう。
リフトは指導員割あるし、ゲレ食は美味しいし、行ってみるか。

土曜日、5時に自宅発。
目白通りの情報板には渋滞表示はありません。
しめしめと思ったのですが....

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そうは問屋が卸しません。
よくもまあ同じところでと思いますが、毎週事故ってる場所なんだし、ドライバーも注意しないもんかね?

その後は順調で、現着は9時前。
リフト券を買って、赤いペアリフトに乗車して、メインバーンのかえでコースを滑ります。

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見た目は真っ平らですが、スピードを出すと凹凸を拾い、飛ばされそうです。
そして再びリフトに乗っていると
『....コースともくせいコースを除く全コースが滑走可能....』
え?今もくせいコースって言った??

かえでコースを数本滑った後、黄色いトリプルで奥のコースへ移動します。
青の第6ペアに乗って右側を見ると....

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整備が入っていない、そして誰も滑っていないもくせいコース。

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コーストップにはロープが張ってあります。
ちなみにもうひとつのクローズは、きすげコースらしい。

ホームページを見に行くと、ゲレンデ状況として
『大部分滑走可能!!
 全リフト稼働!!』
とご丁寧に太字で表示されています。
そこから少し下のリンクをクリックすると詳細な状況が表示され、確かにもくせいときすげはクローズ表示です。
けどなぁ、2コースクローズしてて『最高のコンディション』か?
『大部分滑走可能!!』じゃなくて『もくせいコース、きすげコースは滑走不可』って書かないか?

かたしなは、以前はFBページでコース状況を紹介する際、土が露出している写真まで掲載して、来場予定者に注意喚起をしていたこともあります。
過去のそんな正直な姿勢が好印象だっただけに、なんだか残念で仕方ありません。

オープンしているコースの状況ですが、

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大外を回るちぐさコースはまずまず。

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ちぐさコース入口から左に下りるたかねコースは、プライズ検定で多くの時間帯を占有しています。

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第6ペアを降りてまっすぐ進むつつじコース。
第3ペア降り場下の広い場所は半分踏み残してあり、その先の狭いところは全面圧雪。

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そして最後の落ち込みも半分は非圧雪です。
これはスキー場の考え方ですから、いいも悪いもありません。
ただ、前日の金曜のように降雪直後の軽い雪が積もっているときはともかく、標高の低いかたしなでは1日経った非圧雪は、ただの荒地で滑りにくいだけです。
マニアックな方が多いスキー場ならコブが掘られるのかもしれませんが、ファミリーや初心者も多いかたしなでは、そんなこともありません。
ほとんどの方にとっては、滑る場所が狭くなっただけ。
この整備にはちょっと首を傾げざるを得ませんでした。

こんな状況ではイマイチ楽しめません。
せめてたかねコースが解放される昼の時間帯に滑ろうかと、速めのランチにしました。

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けんちんうどん舞茸おこわセット。
こちらは期待を裏切らない美味しさでした。

食事が終わって、コース解放までもうちょい....と思っていたら、いつの間にかお昼寝zzZ
目覚めたら、たかねコースの解放時間は終了していました(^^;

ランチ後も、あまり気乗りがしないまま滑走。
こんな気分で滑ってると怪我しそうだなー、と思いつつも午後3時まで滑って撤収です。
モヤモヤした気分で板を担いで車に戻り、スキー場を後にしました。
帰路の関越道が渋滞皆無だったのだけが救いです。

今回の教訓は、今のかたしな公式の言葉は話半分、いやそれ以下に差っ引かなくちゃダメ、ということ。
今後かたしなに行くかどうかは、公式以外から積雪情報やコース状況を独自に収集して、判断する必要がありそうです。
スキー場自体はコンパクトでも、雪さえ付けばいいゲレンデだと思いますし、ゲレ食も美味しいですから、今回のような公式の情報発信には少しガッカリしました。
たとえコンディションが悪くても、以前のように状況を正直に伝える姿勢を大切にしていただけることを、切に願います。
posted by スキー中毒者 at 17:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年02月28日

雪の富士パラ、雪の中央道

三連休最終日は富士パラ。
ホテルのレストランで朝メシを食ってると、窓の外は雪交じりの強風が吹いてます。
ゴンドラ動くかなー。

今回利用したNEXCO中日本の早旅は、富士パラのリフト券がセットになったプラン。
3日間、周遊エリア(今回のプランでは中央道は八王子から諏訪まで、東名も横浜町田から焼津まで)が乗り降り自由で、リフト券も含めると結構お得です。
しかしこのリフト券を利用する日程を、3日間の中から事前に選ばなくちゃいけないのが、やや不自由なところ。

土日は小海と富士パラの予定でしたが、富士パラのリフト券利用を土曜にするか日曜にするか、少し迷いました。
この三連休の最終日(日曜)は降雪予報が出ています。
万万が一、日曜に中央道の須玉〜長坂でチェーン規制が出るほど降る可能性を考えれば、土曜は富士パラで日曜が小海となりますが、さすがにそこまでは降らないでしょう。
ということで、帰宅する日曜は下道が短い富士パラ、土曜日に小海としました。

ホテルをチェックアウトし、出発。
諏訪ICから諏訪南ICまで、まだ冬用タイヤ規制が出ていない中央道を走ります。
諏訪から乗ったときは大したことありませんでしたが、諏訪南に近づくと路面は白くなり始めました。
「これ、規制を出さないとヤバいんじゃない?」
と思うほどです。
下道は圧雪路。
R20までの下り坂は、凍っているところもあり結構怖いです。

8時、富士パラ着。
第2駐車場もまだガラガラです。

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リフト券を受け取り、えっちらおっちら階段を上ってゲレンデへ。
ゴンドラの運転開始前ですが、搬器が回ってますから運行に問題はなさそうです。
そのままゴンドラ乗り場に行こうかとも考えましたが(ウソです、シーダーゲレンデ下部を横切る微妙な上り坂を、徒歩やスケーティングで移動する気はありませんでした)、目の前の第4ペアに乗車。

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シーダーゲレンデにはほとんど人がいません。
滑ってみると、硬い下地の上に朝からの新雪が乗った感じです。
軽い雪なので、思ったより板が走ります。

そのままゴンドラ乗り場方面に滑り込みますが、列どころか乗り場はほぼ無人。
晴天率の高さとアクセスの良さで来場する方も多いようですから、こういう天気だと見送っちゃうんですかね。

ゴンドラの中で何気なく交通情報をチェックすると....

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げ、諏訪〜小淵沢が止まった!
冬用タイヤ規制くらいは出るか(いや、出せよ)と思ってましたが、通行止めとは....
すぐにTwitterで、車5台以上が絡む事故だとリプが飛んできました。
こりゃ長引きそうです。

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トップに上がるとこんな感じ。
いつもはきれいに見える八ヶ岳も雲の中。

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アルパインゲレンデはプチパウダー。
空いているので大回りが楽しいです。
シーダーゲレンデの雪が薄いからか、コブはこちらに掘られてました。

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ラーチゲレンデは相変わらずクローズです。

シーダーゲレンデまで下りてくると、スクールのゼッケンを着けた方が多数いらっしゃいます。
中間部を一部セパレートして検定バーンを用意してますから、バッジテストですね。
本番は午後だと思いますが、雪が降り続くと難しいコンディションになりそうです。

コースは空いているとはいえ、それなりに荒れるところもあります。
気を抜くと内スキーが取られますから、油断大敵。
いや、気を抜いたんじゃなくて、疲れかもしれません。
前日の小海でのひたすら小回りが効いているようです。

ゴンドラ5本目あたりから、脚が重くなってきました。
大した積雪ではありませんが、普段あまり滑らない新雪はやっぱり疲れます。
ゴンドラを6本回したところで時刻は12時過ぎ。
道路も心配ですが、脚の疲労で怪我してもいけませんから、ここらで撤収することにしました。

ちなみにこの時点で、中央道の上りは諏訪IC〜小淵沢ICが通行止め、小淵沢IC〜須玉ICと勝沼IC〜上野原ICがが冬用タイヤ規制です。
スマホで一般道の状況を確認すると、案の定R20はあちこちで渋滞しています。
仕方ないので、八ヶ岳ズームラインからr17に入るルートで小淵沢まで走ることにしました。

富士パラを出発し、R20に出ると上り方面は渋滞中。
逆方向にちょい走り、諏訪南IC方面に右折します。
坂を上ると先行車はIC入口へ左折。
「あれ、まだ開いてないよな」
はい、入口は閉鎖中です。
対向車線にも、高速入口に右折する車が数台信号待ちしてますけど、みんな道路情報見てないの?
いや、道路情報板にも通行止めって表示されてたでしょ。

私はそのまま直進し、御射山を過ぎて次の交差点を右折。
r17を順調に走ります。
しかし小淵沢IC手前2kmあたりから渋滞。
r17に加え、R20方面、小淵沢市街地方面、鉢巻道路方面からの車が集中し、料金所通過まで1時間以上かかりました。
でもR20走ってたら、こんなもんじゃ済まなかったよな。

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中央道に乗ったら、まずは八ヶ岳PAでトイレ。
間に合ってよかった〜

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昼メシがまだだったので、めっちゃキレイになった境川PAの境川食堂で焼魚定食。
勝沼ICからの冬用タイヤ規制は継続中でしたが、タイヤチェックは無く、天気も雪ではなく雨です。
定番の小仏渋滞、八王子先の断続渋滞とも無く、17時半に無事帰宅です。

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角打ちにも十分間に合いました。
あ、にいだしぜんしゅの写真、忘れた....
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年02月27日

コースは好調、滑りは不調

三連休中日の土曜日は、富士パラと迷って小海。
諏訪からだとちょっと距離はありますが、今回もNEXCO中日本の早旅を利用していますので、周遊エリア内は乗り降り自由です。
中央道を諏訪ICから長坂ICまで走り、一般道に降りると途中から道路に雪が残り始めました。
R141は圧雪路。
野辺山を越え、スキー場まではずっと雪道でした。

駐車場手前には誘導スタッフがいらっしゃいます。
『ホテル宿泊ですか?』
「いえ、スキー場です」
『では第二駐車場をご利用ください』
ほぼ満車の第二にギリ入れました。

板を担いてスキー場へ。
今シーズンよりリフト券が値上げされたようですが、こちらはJAF割が利用できますのでまだ助かります。

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天気は晴れ。
やっぱり青空が見えると気持ちいいですね♪

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クワッドでトップに上がり、ラバーホーン〜ユングフラウで一気にベースまで滑り下ります。
適度に噛む圧雪バーンが笑っちゃうくらい気持ちいいです。
ユングフラウにはパークは設置されてましたが、雪が少ないからか最後の落ち込み左側(スキーヤーズレフト)のモーグルコースは影も形もありません。
おかげであの中斜面を目一杯使えました。

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アイガーの急斜面は雪が付いておらずクローズ。
トップの緩斜面、ウェンゲンもダメです。
第5ペアでアクセスする独立コースのメンヒは開いてましたが、ポールを張ってましたので滑りませんでした。

結局クワッドに乗ってラバーホーンを滑り、真っ直ぐユングフラウに抜けるか、短い中斜面のHコースから緩斜面のブライトホーンを流すしかありません。
アイガーが開かないと、このバリエーションの無さが残念です。

リフトは、クワッドは終日ほぼ待ちなし。
ブライトホーンに架かる第2ペアはファミリーで、ユングフラウに架かる第4ペアはスクール生で、それぞれ混雑していましたが、待ち時間はそれほどでもなかったと思います(乗ってないけど)。
ちなみにこのスクール生、バッジテストの事前講習かと思いきや、滑りを見たらやったら上手かったので、たぶんプライズ検定ですね。

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11時前にはガスが上がってきました。
視界不良というほどではありませんが、レストランの混雑を見越して11時過ぎに早めのランチ休憩に入ります。
が、レストランはほぼ満席。
5分遅れていたら難民になったところでした。

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シャトレーゼが経営するスキー場ですからね、食後にはいただかないと失礼かな....と。
TwitterやInstagramでフォロワーさんからツッコミが入ったのは言うまでもありません(^^;

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食後、ゲレンデに戻りますが、13時頃になるとラバーホーンのコースが上から下まで真っ白。
雪面も大分荒れてきました。
凹凸とともに、硬い氷の下地が露出しているところもあちこちにあります。
このスキー場のもうひとつの弱点は、このラバーホーン。
いいコースなんですが、どうしても人が集中しますので、午後の荒れは避けられません。
仮にアイガーが開いても、あの急斜面に回る人は少ないですから、変わりません。

そしてこの日は滑りの調子がすこぶる悪かった。
ポジションが決まらなかったんですね。
午前中の真っ平らなバーンでは誤魔化せても、荒れて視界が悪い状況ではどうにもなりません。
特に小回りがボロボロです。
え?ケーキなんて食ったから??
まぁそれもあるかもしれない(^^;;

とても滑りを楽しめる状態じゃありませんから、基本に忠実に、ひとつひとつの動きを確認しながら、ひたすら小回り。

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16時頃になると明るくなり、青空も見え始めました。
滑りの調子も少しずつ戻ってきましたが、体力が限界、撤収です。

ホテルに戻り、あの広いお部屋に....
やっぱり落ち着かねぇな(^^;
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2024年02月26日

コンディション不良からの機器不良

先々週のブランシュのコンディションは、試乗したHEADのスキーがどれも乗りやすく感じられるほど素晴らしかったのですが、その後の暖かさでダメージを受け、特に週半ばの雨でトドメを刺されたようです。
ただ木曜あたりから雪が降りそうだったので、なんとか回復してくれることを期待していました。

23日(金)、5時半に自宅を出発。
首都高から中央道に入り順調に走行していると、お隣(関越道)の渋滞情報が入ってきます。
あちらは安定の事故渋滞っぽい....
そういうこちらも、前夜からの雪の影響で小淵沢から先が冬用タイヤ規制となりました。
小淵沢IC手前の本線上でのタイヤチェック渋滞は、車線規制に加えて八ヶ岳PA先の登坂車線合流も相まって、通過にかなり時間がかかりました。
諏訪南ICを降りた下道は圧雪路。
最初の交差点の御射山(通称ペチカの交差点)は、ごく緩やかな上りのため、信号で停止した車が再発進できずに渋滞となることも多いのですが、幸い大丈夫でした。

9時15分、現着。

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駐車場で5cm程度の積雪、思ったより少ないですね。
準備をしてゲレンデへ。
今回はイエティのオープニング時のガラポン抽選でいただいた無料招待券を利用させていただきました。

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天気は曇り。
気温はクワッド降り場で-3℃とブランシュとしては暖かめですが、日差しが無いためか寒く感じます。

まずは一本。
前日までにダメージを受けた雪面が固まり、その上に10cm程度の雪が乗った状態で、滑ると硬い下地が感じられて見た目ほど滑りやすくはありません。
コース端には、その下地さえ消えてしまったところもあるようで、新雪で覆われただけの場所を滑らないよう、ポールで規制していました。
あとひと降りして圧雪できればコンディションも回復するとは思いますが....。

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スラローム
見えない下地を足裏で探りながら滑りますので、やや気を遣います。

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パノラマ
昼頃になると、中間部までの急斜面では、コース中央の雪が両端に溜まり、小さめのターン弧でないと厳しい状態でした。

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ジャイアント
クローズです。

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降雪祈願のお参り。
車山程度しか見えませんから、ここまで登ってくる方はほとんどいらっしゃいません。

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もみの木樹氷コース
ここが一番良かったかも....

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ファンタジー
終日スノーマシンが稼働してました。

三連休とあってか、レストランは大混雑。
11時半前でレストハウスバウムは満席で、席を探す方があちこちにいらっしゃいました。
私は諦めて滑走継続。
13時過ぎに、もう大丈夫だろうと再びバウムに入りますが、まだ満席です。
しばらく徘徊すると席を立つ方がいらっしゃり、何とか着席できました。
通常の土日なら、ここまで混雑jしないんだろうけどなー。

午後になると、各コースとも荒れが目立つようになりました。
表面の柔らかい雪が押し退けられ、硬い地肌が出るところが目立ちます。
ポジションの遅れだけを注意して、ズルズル大回り、トロトロ小回りで滑らざるを得ません。
それでもこの日は16時過ぎまで滑って撤収しました。

この時期としては珍しいことですが、自然降雪や人工降雪で雪が付いても、暖かさで消えてしまう。
こんなことの繰り返しで、さすがのブランシュも相当苦労しているようです。
今後も冷え込みが続かない限り状況は変わらないと思いますが、予報を見る限り厳しいかもしれません。

この日は諏訪IC至近のホテルに宿泊です。
チェックインしてお部屋へ。

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ドアを閉めると、なんかポタポタと音が聞こえます。
どうやらバスルームのようですが、見える範囲で異常はありません。
フロントに電話すると、すぐにスタッフが来てくれました。
『本来であれば別のお部屋をご用意するところですが、生憎本日は満室でして』
「三連休ですからねぇ」
簡単には解消しないようで、
『これから部品を交換させていただいてよろしいでしょうか。20分ほどかかってしまいますが....』
作業が終了して音は消えました。
『何かありましたら遠慮なくお電話ください』
ウェアをハンガーに掛け、グローブとメットとゴーグルを乾かし....
あれ、またポタポタ。
やや遠慮がちにフロントに電話させていただきました。
「すいません、一度消えた音がまた....」
飛んできた先ほどのスタッフ、
『これからお部屋の調整をしますので、もし別のお部屋をご用意できるようであれば、移っていただくことは可能でしょうか』
「そりゃ結構ですが、無理しないでくださいね」

5分ほどして電話が掛かってきました。
『お部屋をご用意できました。荷物はお持ちしますので....』
新しい部屋は別フロア。

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中に入ると、メッチャ広いです。
『何かありましたら遠慮なくお電話ください』
ウェアをハンガーに掛け、グローブとメットとゴーグルを乾かし....
あ、エアコン付けるか。
リモコンを操作すると、本体からゴトゴト音。
再起動しても同じです。
エアコン付けなきゃいいんですが、さすがに寒いよな。
申し訳ないなーとおもいつつ、三度フロントに電話。
「別のお部屋をご用意いただんですが、今度はエアコンから音が....」
三度飛んできた件のスタッフ、状況を確認し
『申し訳ありません!もう一度お電話いたします』
と一旦戻ります。
そして電話。
今度は同じフロアの別の部屋に移れと。

またまた荷物を持っていただき数部屋先のドアを開けます。

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「いや、こんな部屋じゃ申し訳ないから、最初の部屋でいいですよ。酔っ払っちゃえば気にならないだろうし」
『いえ!そういうわけにはまいりません!!』

三度目の正直でやっと落ち着くことができました。
いや、ベッドが広すぎて何だか落ち着きませんでした(^^;

ブランシュではコンディション不良、そしてホテルでは機器不良でしたが、どちらもスタッフが一生懸命対応してくれましたので、感謝しています。
まあこんなこともあるよな。
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2024年02月20日

NASPAで応援

2/18(日)
前日、菅平から移動した沼田のルートインで目覚めました。
レストラン会場の混雑を避けるため、7時に朝食....、のつもりがまだ混んでました(^^;

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朝からもつ煮とヒレカツが出てくるあたり、さすが沼田です。
あ、海苔と豆腐を取り忘れた。
ヨーグルトは食後のコーヒーと一緒に取りに行くか。

お腹一杯でホテルを出発したのは8時過ぎ。
R120を片品方面に走り....、沼田IC入口の交差点を左折。
関越道を新潟方面に向かいます。

沼田では青空にうっすらと雲がかかっていましたが、トンネルの向こうは抜けるような青空が広がっていました。
湯沢ICで降りて、8時40分に現着。
高速を使ったけど、片品方面に行くよりよっぽど早いじゃん(^^)

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NASPAです。
2年前に初めてお邪魔したスキー場ですが、そのときお会いしたTwitterのフォロワーさんご家族で、今回息子さんがJr.1級のバッジテストを受検されるとのことでしたので、応援に駆け付けた次第です。

リフト券は前夜にホテルの部屋でネットにて購入済。
メールで送られてきたQRコードをチケット売り場で提示すれば、発券していただけます。
板を担いで、駐車場をヨボヨボと歩き、階段上って道路渡って、目の前の建物へ。
チケット売場のおばちゃん
『走ってきたんですか?すごい息切れ』
「いやー、この歳になるとね、階段上って歩いてくるだけで息切れちゃうのよ」
QRコードを見せると
『ここだと発券できないQRコードもあるんだけど....、ちょっと読んでみますね。あ、大丈夫。あぁ〜ダメだぁ』
「どこ行けばいいんですか?」
『スキーセンターの中のインフォメーション。スキーセンターわかります?』
「ん〜、わかんない」
スキー場のマップで
『今度は息切れするような場所じゃないから大丈夫。今はここでホテルがここ。隣のこの建物の中にありますから』
「了解、ありがとうございます」

再びヨボヨボを歩いてスキーセンターへ。
さすがニューオータニという雰囲気(しらんけど)に怯みますが、チケット売場はすぐにわかりました。
「このQRコードはこちらで大丈夫ですか」
キレイなおねーさん、私に微笑みかけながら
「はい大丈夫です♡」

後で気付きました。

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キレイなおねーさんは、私に微笑んでくれたわけじゃなくて、ナスキーのゴーグルソック見て笑ってたんだと(^^;

外に出ると、お受検ご家族とNASPAスキースクール元イントラのフォロワーさんがいらっしゃいましたので合流。
午前中の事前講習に向かう受検生を見送り、4人で滑ります。
朝から気温が高く、コースはやわやわ。
日差しも強いので、1本滑るごとにどんどん緩んでいきます。

Gコースは荒れ放題ですが、脇に設定された検定バーンはセパレートされてますから、そんなことはありません。
お父さん・お母さんは、そこで検定種目を滑る受検生を一喜一憂しながら見守っていました。

午前の事前講習は11時半に終了するので、親御さんは集合場所まで迎えに行かなくちゃいけません。
それからだとレストランの席が....、とご心配のお母さんのために、使命感の強い年寄りふたりが
「それでは私たちが席を確保しておきましょう」

11時過ぎにはグサ雪で疲れた身体を休めます。

午後、集合場所に向かう受検生とご両親を見送った年寄りふたりは、リフトに乗ってGコーストップへ。
「デラかけますか」
検定バーンには、どう考えても受検生のものとは思えない、カービング系のターン弧も刻まれています。
入口に『検定中』の横断幕は立っているものの、誰もいないキレイなバーンを滑っちゃったんですね。

10人も入れば一発でキレイになりますが、ふたりじゃそうもいきません。
とりあえずデラ一本。
リフトに乗ると、検定バーンにお客さんの姿があります(^^;
おい、滑るなよ....
続いてデラもう一本。
検定バーン最下部まで横滑りで下りて上を見上げると、滑る気満々のお客さんがふたり、トップで待ってます。
ストックで バツ1 を示して退散します。
三本目のデラで大分キレイになりました。
検定員も到着しましたので、ギャラリーエリアに退避。
総滑、大回り、小回りの順で、皆さんの滑りを拝見しました。

Jr.1級は8名ですから、あっという間に終わります。
「結果は出てるんだからさー、速く発表しようよー」
と思いますが、スクールとしてはそうもいきません。
受検生には発表の午後3時まで事後(?)講習のサービスがあるそうです。
お父さん・お母さんはそれまで滑るということで、リフトへ。
年寄りふたりはレストランにて、デラ掛けで疲れた身体を休めます。

そして合格発表。
儀式ですからね、校長先生のお話から検定員講評を経て、合否と点数が掲示されました。
応援していたフォロワーさんの息子さんは、見事加点で合格。
おめでとうございます!

まだまだ上はあるけど、個人的には検定合格は目標にしなくてもいいと思う。
けど上手くなるとスキーはもっともっと楽しくなるから、その手段として検定にチャレンジするなら、それは賛成です。
まあとりあえずはスキーを楽しんでください!

年寄りふたりはこれにて撤収。
駐車場で別れて、私は15時半にスキー場を後にしました。
関越道上りは、日曜ということもあり多少の渋滞は覚悟していましたが、
『嵐山小川IC〜高坂SA 事故渋滞10Km100分』
なんて恐ろしい表示を見ると、とてもそのまま突っ込む気にはなれません。
崎JCTから北関東道に入り、東北道に逃げるルートに変更したところ、渋滞ほぼ無しにて帰宅できました。

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やっぱり祝杯は上げなくちゃね!
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2024年02月19日

JSP_SKI FORUM ON SNOW 2024

2/17(土)は、菅平でJSP(日本スキー産業振興協会)主催の試乗会でした。
2年前から始まったこの試乗会、プロモーション不足のため参加者が少ないうえに、石井スポーツの試乗会のように殺気立った雰囲気がありませんから、個人的には気に入っており毎回参加しています。

そんな感じですから試乗会自体は急ぐ必要ないのですが、会場となるファミリーゲレンデ下の駐車場に入れないと、ちと厄介です。
そのためちょい気合を入れて5時に自宅を出発。
若干の渋滞はあったものの道路はほぼ順調で、アクセルを踏み込むこともなく、EyeSightのACC任せでのんびり走り、8時半には菅平に到着しました。
裏太郎・裏ダボス方面に大きく左カーブし、シュナイダー下を通過したあたりで、何台かのスキーを積んだ車とすれ違います。
「ん?デジャヴ....」
12月のブランシュ同様、一抹の不安を覚えながらファミリー下駐車場へ。

はい、満車です。
ぐるりと一回りしてみましたが、ダメ。
もう一回りしても、空くはずがありません。
「天狗あたりに駐めて、滑ってくるしかないかー」
と思いつつ裏ダボ下を通過すると、あれ、1台空いてる。

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ニューダボの向かい、道路脇の駐車スペースに1台分だけ空きを見つけました。
ラッキー♪
ファミリー下までは少々歩きますが、山向こうから滑ってくるよりはマシ。
着替えてポールだけ持ってファミリーに向かいます。

ちなみに後で自分のブログを確認したら、一昨年は9時前着で満車昨年は8時15分着でほぼ満車でした。
学習能力皆無ですorz

どうせ受付はサンホテルだろうと、ファミリー側の入口から入ろうとするも、ドアの内側にチェーンロックが見えます。
あれ、ゲレンデ下か?
歩いていくと、あった、いや違うスノーボーディングフェスの受付だ。

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試乗会エリアの手前には、協賛ショップのVictoria、Alpen、オオイワのテントしかありません。
やっぱりサンホテルか?正面から入らないといけなかったのかな。
戻って裏太郎側の正面入口に行ってみますが、やっぱり鍵が掛かってます。
えー、どこよ....
再びファミリー下に戻り、Victoriaのテントでスタッフに聞くと、
『ああ、あの緑の建物です』
満車だったファミリー下駐車場、ゲレンデ側に並ぶ建物の一番端のプレハブだと教えてくれました。
「えー、上だったのかー!」
坂を上り。駐車場を歩いてプレハブへ。
ドアから中を覗きますが、どう考えても受付っぽくありません。
「えっと試乗会の受付はここですか?」
『ああ、そこ下りたところのゲレンデ下です』
「えー、下だったのかー!!」

ファミリー下の結構奥の方にテーブルを出して受付してました。
こりゃ分からん....

並んでいると、すぐ脇のテントからイタリアBブランドのスタッフが近寄ってきました。
『後で寄りなよ。乗りたい板には乗せないけど、乗せたい板には乗らせてあげるから』
「あい、じゃ後で気が向いたらね」

その後も少々トラブルはあったものの、何とか受付終了。

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今回は受付No.が記載されたシールにソールサイズを記入し、ブーツに貼るよう指示されました。
けど、見えねぇだろ、これじゃ。

声を掛けられたBブランドには目もくれず、我が愛するスイスのSブランドへ。
相変わらずスタッフ以外誰もいませんし、板もほとんど残ってます。
昨年最後に試乗して気に入った、MONTERO ASから試乗開始です。

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目の前のリフトは少々混雑していますが、高速クワッドで機動力がありますから気になりません。
ファミリーのウェストとイーストを1本ずつ試乗して返却。
Sブランドはあと2機種を試乗して、一旦離脱しました。

「次はどうすっかなー」
とフラフラ歩き、何食わぬ顔でBブランド前を通過しようとしましたが、見つかりました。
『中毒者さん、素通り?』
わかったよw
『どれにする?XCは?』
「えー、XCかぁ....」
『いいからいいから、長さはどうする?ん〜、76だな』
「えー、70があるじゃん」
『76の方がしなやかに感じるからさ、こっちにしなよ』
相変わらず客の言うことは聞きませんww

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今度はファミリーイースト下部から右に抜け、裏太郎も滑ってみました。
しかし長野県のプライズ検定でリフト側1/3が規制されており、反対側にはコブが掘られています。
その結果、真ん中1/3に一般滑走者が集中しますから、雪面は固い下地が出た滑りやすい(「滑走しやすい」ではなく「滑落しやすい」)コンディションです。
ここは安全に小回り、コブのラインが終わった中間から下は大回りで滑りることにします。

イタリアBブランドでも3機種を試乗。
付き合ってるとキリがないので
「メシ食ってくるわ」
と離脱。

少し歩くけど、研修会で毎回お世話になってるホテルニューダボスの食堂へ。

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調理にちょい時間はかかりますが、まだ空いてるからまあいいか。
カツ丼をいただいて、しばしお昼寝zZZ
目覚めると、13時前。
出口に向かうと、厨房にニューダボのおかーちゃんがいらっしゃいました。
「ごちそうさま」
『ありがとうございました、あぁ驚いた!』
「今日は試乗会、泊まらないからメシだけね」
『そうですってね、ありがとうございます』
「またね〜」

気温が上がり、雪面も大分荒れてきました。
午後の最初は青森のBブランドへ。
ショートターンモデルを借りて、リフトに向かいます。
Bブランド前を通過すると、
『今度は何よ』
「国産品!」
こちらではショートとミドルの2機種を試乗。

大手ブランドにはあまり興味がありません。
再びスイスSブランドに戻り、朝イチで試した機種をグサ雪で再度試乗します。
リフト2本で戻り返却、スタッフと
「やっぱりいいね〜、値段以外は」
『あははは....』

試乗会は15時までですが、気が早い大手ブランドでは片づけを始めたところもあります。
やめりゃいいのにイタリアBブランドに行き
「ちょっと太めのヤツ」
このあたりはどっちでもいいようで、自分で選ばせてくれました。
リフト2本滑ってこの日の試乗終了です。
『来週は来ないんだよね』
「うん、今年は他に行く予定があって」
翌週は同じ菅平ファミリーゲレンデで、Bブランド単独の試乗会が予定されており、こちらも毎年参加していたのですが....
『まあ何かあったら声掛けて』
「あい、それじゃ」

車に戻り、着替えて3時半に菅平を出発。
山道を下りて菅平口を左折、再び山道を上り鳥居峠を超えます。
この日の宿泊は沼田。

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毎度おなじみのルートインさんにお世話になります。
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2024年02月14日

2025スキー試乗@ブランシュたかやま

2/10(土)にブランシュたかやまで、HEADの試乗会に参加しました。
当日の天候は晴れ、コーストップの気温は-8〜-4℃です。
試乗コースは、RACINGとDEMOがスラローム、HIGH PERFORMANCEがロマンチック〜ファンタジーを使いました。
乾いた人工雪が固くパックされた大変滑りやすいコンディションで、両コースとも午後になってもそれほど荒れませんでした。
以下、試乗した順番に並べてあります。

HEAD WORLDCUP REBELS E-SL RD FIS
L165 / R12.5 / 120-66.5-103
IMG_4067.jpeg
全体にやや硬めです。
エッジグリップは強く、角を立てて踏み込むと、しっかり食い付いれくれます。
意図的に角を外せば素直にズレてくれ、トップが食ったり、テールが引っかかったりすることはありませんから、扱いにくさは感じません。
ただエッジがグリップした状態からどこまで動けばどの程度外れるか、やや分かりにくく感じましたが、慣れの問題でしょう。
しっかりと撓ませるためにはそれなりの脚力が必要で、私だったらリフト数本が限界だと思います。

HEAD WORLDCUP REBELS E-SL RD FIS
L168 / R12.8 / 119-68-103
IMG_4076.jpeg
こっちはDEMOモデル。
FISのマークが入っているとは思えない扱いやすさ。
エボプレートという硬すぎないプレート使っているようですが、非常に撓みやすく感じました。
エッジを食わせても外してもOK。
返りも穏やかで、ショートで踏み込んでも強い反発で失敗することはありません。
ロングも全く問題ありませんし、オールラウンドに使えそうです。
結構気に入った一台です。

HEAD WORLDUPC REBELS E-SLR
L163 / R11.2 / 123-66-107
IMG_4160.jpeg
持ったとき明らかに軽いです。
滑っても印象は変わらず、軽やかな乗り心地。
グリップは極端に強くありませんが、一般的なゲレンデで使用する分には実用的には問題ないでしょう。
ショートは板の返りを使っても、自分で回旋してもOK。
ロングでは短さを感じるかと思っいましたが、そうでもなありませんでした。
フレックスとトーションのバランスが良さそうです。
意識的に角を立ててもグリップし切らないマイルドさがあります。
これを扱いやすさと感じるか、甘さと感じるかは、その人次第。
私には扱いやすく感じました。

HEAD WORLDCUP REBELS e-SL RD FIS SPEEDBLUE
L165 / R12.5 / 120-66.5-103
IMG_4082.jpeg
DEMOのSL系トップモデルだそうです。
そう聞いた時点でビビりますが....
角を立てるとしっかりグリップします。
ズラしてもエッジが食いながらズレる感じがあります。
急斜面ショートではそれが安心感につながります。
ロングでもじんわりと踏み続けられますし、思ったほどにはトップから内に切れ込んできませんので、中〜大程度なら問題ないでしょう。
ただこれも疲れる板で、私だったら気合を入れてもリフト2〜3本がいいところ。

HEAD WC REBELS E-SPEED PRO
L175 / R19.3 / 108-65-93
IMG_4161.jpeg
久しぶりのロング系。
ただし大回り専用ではなく、大回り系のオールラウンドです。
大回りは、多少荒れていても安定しており、軽々と突破していきます。
グリップはほどほど。
噛んだらそのまま真っ直ぐ走っていくようなタイプじゃありませんから、扱いにくさは感じません。
ショートだとターンインでややもたつきがありました。
実用的には問題ないと思いますが、積極的な回旋動作は必要です。

HEAD WORLDCUP REBELS E-GSR
L163 / R13.1 / 120-68-101
IMG_4163.jpeg
Gという文字が入っていますが、オールラウンド系でショートからロングまでこなせます。
SLR同様エッジグリップはマイルド。
長さが長さだけに、ロングでは期待したほど安定しませんでしたが、決して不安定ではありません。
ショートではテールをグリップさせる意識が必要で、油断すると流れてやや方向が定まりませんでした。
全体的にちょっと中途半端な印象です。

HEAD WORLDCUP REBELS e-RACE
L170 / R14.8 / 117-68-102
IMG_4101.jpeg
休憩なしで試乗を続けており、乗り手に疲れが見え始めました。
構造はレーシングだが、サイドカットでオールラウンド性を出しているという板です。
エッジを食わせればいいのですが、ズラそうとするとやや挙動不審気味になりました。
ポジションにもシビアで、ポイントを外すとスキーだけが走っちゃったり、テールが流れたりします。
基本的にグリップさせて滑る板のように感じましたが、ロングでもショートでもイマイチ掴みどころがありませんでした。
残念ながら私には合いません。

HEAD SUPERSHAPE E-SPEED
L170 / R14.0 / 119-68-102
IMG_4106.jpeg
フルモデルチェンジしたSUPERSHAPE。
相変わらず操作しやすい板です。
ターン弧も大から小まで選びません。
ターンインでのトップの捉えも、それほど悪くないと感じました。
エッジングについては、普通に操作すればそこそこグリップします。
ズレのコントロールも問題ありませんが、ある程度外力を受けている状態では、あまりズラすことを意識しなくていいかもしれません。
強い板ではありませんから、雪質にもよりますが、角を立てても勝手にズレてくれます。
外し過ぎると板が負けて、テールが流れ気味になります。

HEAD SUPERSHAPE E-MAGNUM
L170 / R13.1 / 126-72-110
IMG_4164.jpeg
何も考えずに滑れる、楽な板です。
ロングは踏む強さとタイミング、ショートは回旋の量でコントロールできます。
以前は切替で若干のもたつきは感じたこともありますが、そのようなことはありませんでした。
エッジグリップも強くはありませんが、程よく食ってくれます。
キレを求めるならE-SPEEDですが、オールラウンド性ではE-MAGNUMに軍配が上がるでしょうか。
しかし走らねぇな....

HEAD WORLDCUP REBELS E-SL
L160 / R12.0 / 122-68-107
IMG_4117.jpeg
長さが60ということで見送ってましたが、結局気になって試してみました。
聞いてみたらレーシングのSLセカンドモデルだそうです。
滑ると短かさは感じません。
レーシングらしいグリップ感で、やや荒れ始めた急斜面でも安心してコントロールできます。
ショートでは角を立てて踏み込むと、程よい返りが感じられ、軽快に滑ることができます。
ロングではちょっと内に入り気味。
この長さでも安定性は悪くありません。
個人的には結構気に入りました。
65にも乗ってみたいなー。
posted by スキー中毒者 at 17:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年02月12日

三連休初日に日帰りブランシュ

今年の2月のカレンダーには3連休が2回。
1回目の10〜12日は、どのスキー場もめっちゃ混雑が予想されています。
特に中日の11日は鬼のように混むのではないかと....

ちなみに私は12日の振替休日は出勤日で、社畜として真面目にお仕事をいたします。
ということで、この週末は普通の土日。
まあ先週先々週も、月曜日は休みを取って滑りに行ってたしな。

混雑がキライな私は、少しでも空いてそうなトコロに日帰りで行くことにしました。
空いていると言えば、まず思い出すのはブランシュ。
この週末は、毎年参加しているHEADの試乗会も開催されるとのこと、行き先決定です。

ブランシュなら気合を入れることもありませんから、自宅出発は5時半。
中央道は相模湖付近で若干流れが悪くなりましたが、ほぼ順調。
諏訪南ICからブランシュに向かう下道も、白樺湖ちょい下の工事による交互通行が継続中でしたが、無事9時半に現着。
いつものように第二駐車場の上段に駐めるつもりが、満車のため下段に誘導されました。
その下段も2/3以上埋まってます。
油断大敵、こりゃすぐに満車になりそうだ。

試乗を早めに切り上げたときのことも考え、念のため自分の板も担ぎゲレンデへ。
早めに切り上げたら、そのまま撤収しちゃうと思うけどな。

IMG_4146.jpeg

スイス製の新車は念のためワイヤーロックでスキーラックに括り付け、リフト券を購入して試乗会テントに向かいます。
受付ではお客さんがふたり、手続きを始めたところ。
『それではこちらにご記入いただいて....
 運転免許証等の身分証明書を....
 参加費が1,000円になります....
 ソールサイズは....
 ではこちら(参加証)を見えるところに着けていただいて....』
その後、貸出・返却方法の説明、注意事項等が伝えられ終了です。

次は私の番。
ペーパーウェイト代り(?)にSANのメダルが置いてありますので、その下に免許証と野口英世先生を挟み、申込書を記入。
「はい、お願いします」
『免許証の番号だけ記録させていただきます。えーっと、何度も参加されて....』
「あー、はいはい、いつもと同じですよね」
ソールサイズも聞かれず、説明も省略。
あっという間に受付終了です。
石井スポーツの試乗会だけじゃなく、ブランシュでも面が割れたか(^^;

「あ、ミニカタログいただけます?」
試乗終了後に配布されるミニカタログですが、先にいただいておきます。

目ぼしい板は出払ってましたが、1本だけSL系が残ってました。
「白だからレーシングか。まあ贅沢言っちゃダメだよな」
クワッドを降りてコーストップの緩斜面を滑ると
「あ、これなら大丈夫か」
そのまま真っ直ぐスラロームコースへ。

IMG_4087.jpeg

コンディションは最高です。
スノーマシンの乾いた雪がしっかりとパックされ、硬い下地は全く出ていません。
とは言え一本目ですからね、急斜面はズレズレの小回り、少し緩やかになったあたりから大回り。
「上手いじゃん、オレ♪」

違います、板と雪がいいんです。

そのまま戻って返却、次を物色します。
「これってカタログに載ってます?」
『載ってます。あ、次のページの、そう、その上から二番目』
カタログ上は長ったらしい名前ですが、板には相当端折った記載だけ。
「HEADって、板見ただけじゃ分かんないんだよねー。カタログ何ページの上から何番目とか、書いておいてよw」

次々と板を変え、気になった板は何度か借りて滑りを変えながら試します。
スラロームコースの状態があまりにいいものだから、滑るのはここばっかり。
気付くと時刻は11時半。
クワッド乗り場下のレストハウスバウムの前には、ラック一杯に板が並んでいます。
「後にするか」
中に入ってっも席が確保できそうにありませんから、昼メシはピークを過ぎてからにして、狂ったように試乗を続けます。

GS系を除くRacingとDemoを乗り尽くし、やっとSUPERSHAPE。
「この板で急斜面滑って文句言うのも失礼だしな、あっち行ってみるか」
初めてスラロームコースを離れ、ロマンチック〜ファンタジーへ。

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ファンタジー、意外に空いてます。

13時、スクール参加者が集合を始めました。
「空いたかな?」
まだほぼ満席ですが、何とか席を確保。

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お決まりの角煮定食、サービスコーヒー付。
いつもなら、のんびりと1時間以上休憩するのですが、最終貸し出しが14時半なので、そうも言ってられません。
1時間弱で雪上に戻ります。

気に入った板を借りて、今シーズンまだ滑っていなかったコースへ。

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パノラマ。
いい感じです。

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ジャイアント。
なぜか苦手なんだよなぁ、ここ。

時刻は14時20分過ぎ。
L160なんで見送っていた板が、私に訴えかけるように残ってます。
「この青い文字のe-SLって、何が違うの?」
『ああ、SLのセカンドモデルです。まだ60しか入ってこなくて』
最後にもう一度スラロームコース。
「あれ、意外にいいじゃん」

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スラロームコースではバッジテストが行われてました。
1級の総滑かな?
横目に見ながら69の滑りにて試乗終了。
試したのは全部で10機種かな?
雪の状態が良かったこともあり、どれも楽しく試乗することができました。
ありがとうございました!

時刻は14時40分。
自分の板を置いたスキーラックに戻り、ワイヤーロックを外して....
そのまま担いで駐車場へ(^^;

定時にはちょっと早いけど、今日はいっぱい滑ったからいいだろ。

さすがに三連休初日だけあって、帰路もほぼ順調でした。
ナイター1本行くか。

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4本行きましたした(^^)
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2024年02月07日

初津南

今週も月曜日は計画有休を取得しました。
ということで、中野のホテルからの出撃です。
「平日だし急ぐ必要ないよな」
いや、休日でも急がないんですけど....

ホテルでのんびり朝メシ食って、出発は8時過ぎ。
R117を往路とは逆方向にひたすら走ります。

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9時半、本日のホテル着。

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違います、本日のスキー場着。
グリーンピア津南です。
こちらもお初のスキー場。

Twitterのフォロワーさん情報では、リフト券は安いし、リフト待ちは無いし、といいことずくめなスキー場らしい。

リフト券売り場にて
「外にJAFの旗が出てるけど、何かサービスあるんですか?」
『リフト券が1,000円割引になります』
大人だけでなく、小人やシニアでもいいとのこと、適用すると一日券がそれぞれ3,000円、1,500円と爆安です。

そしてリフト待ちが無いほどゲレンデは空いて....、あれ?
お揃いのウェアを着た方々がたくさん、そして『歓迎夙川中学校』の看板。

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黄色い軍団で緩斜面はエライことになってます(^^;
リフト待ちが無いほど空いてるんじゃなかったのかよ。

前日の反省を生かして、この日はマップをいただいてきました。
リフトの上で確認してコースに出るのですが....
スキー場あるあるで、マップと実際のコースがイマイチ合致しません。
まあ軍団の皆さまがいらっしゃるところが緩斜面、いらっしゃらないところが中斜面と思えば間違いないでしょう。

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第6高速ペア沿いのコース。
ここが一番楽しいかな。
と言うより、緩斜面ばかりでここ以外に楽しめるコースはほとんどありません。

黄色い軍団は、ビブNo.が1桁(3級程度)の方々以外は緩斜面に迂回しちゃいますから、中斜面はほぼ独り占めにできます。

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軍団の皆さま御用達の緩斜面下、真っ直ぐ進むと短い非圧雪ゾーンがありました。
迂回が面倒なので突っ込んでみましたが、ちょいガリった荒地で、お世辞にも気持ち良くはありませんでした。

昼前に軍団の皆さまが休憩に入ると、ゲレンデから人影が消えました。
数少ない一般のお客さんとも、リフトでもコースでも滅多にお目にかかれません。
雪も降り始め、めっちゃ寒いです。
私も昼メシにしよう。

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マグマソースのつなんジオカツカレー。

昨日もカツカレーだったけど、今日のヤツは辛口でキャベツ付き。
津南がホームのフォロワーさんによれば、子どもと年寄りには旗を立ててくれるんだとか。
小柄だから子どもと思われたのかな....

食い終わって外を見ると、雪はゴンゴン降ってます。
寒そうだなぁ、出たくないなぁ、なんて思ってたら何やら賑やかです。

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軍団の皆さま、大はしゃぎ。
若いっていいなぁ(^^)

年寄りも、いつまでもレストランに引きこもってる訳にはいきません。
軍団の皆さまがゲレンデに戻りつつあるのを見て、混雑前にリフト乗り場に向かいます。
首元は久しぶりにネックウォーマーで防寒対策。

コースには新雪が積もり始めています。

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午前中に独り占め状態だった中斜面もフカフカ。
さすがにリフト一本でリセットとはいきませんが、滑る人が少ないので食い残しだらけです。
中毒者、心の中で大はしゃぎ。

雪が降り出すのはもうちょい遅いと思ってましたので、まさかパウダーを楽しめるとは考えもしませんでした。
しかしこれだけ降ってるということは、問題は帰りの道路です。

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レストランで高速道路情報を調べたところ、こんな状態。
中央道や東名はすでにアウトですが、関越道は冬タイヤ規制で踏み止まってます。
早めに撤収しなくちゃと思いつつも、パウダーが楽しすぎて2時半過ぎまで滑っていました。
車の雪を落として、帰途についたのは3時過ぎ。
朝はドライだった路面も、一面真っ白です。
さすがに十二峠を越える気にはなれず、大沢山トンネルを抜けて関越道塩沢石打ICに向かいます。

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SAに入って先の状況を確認すると、関越道も本庄児玉から先、練馬まで通行止めになりました。
やむを得ず高崎JCTから北関東道に入り、伊勢崎ICから下道へ。
湿雪が降り続く中、多少詰まるところもありましたが、比較的順調。
しかしナビの誘導に従い、東北道岩槻IC付近から側道に入ろうとした直前でピタリと止まりました。
おそらくは1時間以上、ほとんど動かなかったと思います。
前方で立ち往生でも発生していたのでしょうか。
結局自宅に帰着できたのは11時半。
津南から8時間半かかったことになります。

中央道は中津川から高井戸まで、上信越道も松井田妙義から藤岡までが不通でしたから、長野方面に行ってたらとんでもないことになっていたでしょう。
いや、会社に
「道路が不通で帰れません」
と連絡して、翌日のパウダーを食ってたかも。
そっちのほうが良かったかなー。
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2024年02月06日

初戸狩

この週末は長野、ワンチャンパウダー狙いで北信でした。
中野に宿を確保し、斑尾あたりに行こうと思っていたのですが....

土曜日、明るくなっても自宅にいます。
いや、寝過ごしたわけじゃありません。
年一回の自宅マンションの雑排水管高圧洗浄作業の予定が、ちょうどここに当たっちゃったんです。
室内での作業になりますから在宅の必要があり、しかも私の部屋の作業予定は午後ですから、この日は完全にアウト。
宿の予約はキャンセルせず、作業が終わる15時過ぎに自宅を出発することにしました。
急ぐわけじゃありませんから、関越道塩沢石打ICから峠を超えて、信濃川〜千曲川沿いのR117をひたすら走るルートです。

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ホテル着は19時過ぎ。
ルートインさん、今週もお世話になりますm(_ _)m

シーズン当初は雪が少なかった斑尾も、ようやく積雪は増えたようですが、残念ながらパウダーを楽しめる状態じゃありません。
部屋で酒を飲みながらGoogle Mapを眺めていると、木島平が目に入りました。
今シーズンからスノーリゾートロマンスの神様という、気恥ずかしくなるような名前に変わったスキー場です。
ただあそこって緩斜面ばっかりなんですよねぇ。
名前が変わっても、これは変わりようがない。
とりあえずHPを見に行ってみましたが、最大46°のパイオニアコースはクローズ。
一度滑ったことはありますが、降雪後じゃないととてもじゃないけど滑りたくないコースですから、これはこれでいいのですが、リンクをクリックするたびに表示されるページがどれもピンクで萎えます。

と、近く(でもないけど)に戸狩があります。
指導員仲間からは『つまんない』とは聞いていますが、スキー場直下には北光正宗の角口酒造店さんの直営店があります。
初めてだけど、行ってみるかな(スキー場に....)。

ホテルから30分もあれば行かれるはずですが、寝過ごした結果、現着は9時半です。
リフト券を購入して、さてどうするか....

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いや、どうするも何も、まずは目の前のクワッドリフトに乗るしかありません。
「で、これ、どこに行くのよ」
初めてのスキー場なんだから、コースマップを貰ってくればよかった。
スマホで戸狩のHPからコースマップを表示し、ピンチアウトしながら現在地を確認します。
このリフト沿いが中級者コースっぽいですが、乗り場が混んでたし下りたくありません。
幸い奥にも中級者コースが伸びてますから、そちらに行きましょう。

あれ?
行ってみたら、中級者コースと言うより細い連絡通路。
スノーボーダーのおにーちゃん、おねーちゃんがパタパタと倒れる横を
「はい、ちょっくらごめんなさいよ」
とすり抜けながら進むと、今度こそコースっぽいところに出ました。
頭の上にはクワッドリフトが架かっています。
これに乗ればいいんだな。

リフトの上で再びマップを確認。
「あぁ、これでトップまで上がれるのか」
降り場の目の前にはトップエリアに架かるクワッドリフト降り場があります。
奥にはペアも1本掛かってるらしい。
しばらくはここで遊ぶか....

ちなみにトップエリアは「とん平」、下部は「ペガサス」という名前のようですが、このギャップは一体何なんですかね。

コーストップから、とん平のクワッドリフト乗り場に向かうコースは、中盤までは緩中斜面、最後だけ短い急斜面。
2本のクワッドから降りたお客さんが集中する緩中斜面は結構混んでいて、滑走スピードもまちまちなので気を遣います。
気持ちよく滑れるのは最後の急斜面(城山コース?)だけ。
そして一番奥のペアリフトは短かすぎました。
とん平ゲレンデ、イマイチだな。

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城山コースの入口から反対側にも中急斜面が延びていて、そのまま2本目のクワッド(ラビットリフト)沿いの緩中斜面を滑ることができます。
林間コースという名前ですが、林間の雰囲気はありません。
こっちの方が楽しいかな。

ちなみにラビットリフト沿いには、2本の非圧雪コースもあります。

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ジェットコースは最初の落ち込みだけコブ気味になっていますが、後は荒地。
一旦踊り場のような平らな場所で一休みして、また急斜面が続きます。
深いコブになっていたら、かなり手ごわい斜面でしょう。

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もうひとつのラビットコースは、ジェットコースよりやや短い全面荒地。

どちらも降雪後、深雪になったら楽しいだろうな。
ただし最後は林間コースに合流しますから、そこだけは要注意です。

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一番下のクワッド(ビートルリフト)に乗ってると、左手に白い構造物が見えたのですが、行ってみるとお地蔵さまでした。
スキー場開設30周年記念に安置されたスキー地蔵だそうです。
比べるもんじゃありませんが、ブランシュのスキー地蔵とはかなり違います。

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ランチはベースのスキー学校隣にある、こちらにお邪魔しました。
レストランでランチと言うより、食堂で昼メシといった雰囲気です(個人の感想です)。

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かつカレー。
レストランのカレーと言うより、実家の母ちゃんのカレーといったお味です(個人の感想です)。
でも、この味、好き♡
注文時にテーブルの番号を伝えると、席まで配膳してくれるのはありがたいですね。

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この日は終日曇りでしたが、3時ころには少しだけ明るくなってきました。
最後にペガサスゲレンデの一番右端(クライマーズライト)のコース、イモハコースを滑ってみました。
コース入口にポール専用の看板が出てたから入らなかったんですが、下から見たらポールは張ってないし、普通に滑ってる方もいらっしゃいます。
コース自体は単調ながら、朝イチで雪が良ければ高速ロングターンが楽しそうな中斜面でした。

初戸狩の感想ですが、スキー場自体はそこそこの規模なのに、意外にコースは少なく、コース幅もそれほど広くは感じませんでした。
迂回コースが上手く配置されてますから、初級者やファミリーでも安心な反面、長い急斜面は非圧雪コースだけで、やや物足りなさを感じる方もいらっしゃると思います。
このエリアなら、私だったら野沢か斑尾に行くかなぁ....

そして何よりも残念だったのは、帰路に立ち寄ろうと思っていた角口酒造店さんの直営店が休業日だったことかもしれません(^^;
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2024年01月29日

小回らない尾瀬岩鞍

月曜日、まだ沼田にいます。
私の勤務先では数年前から計画有休という制度ができて、年度初めに最低5日の有給休暇の取得計画を提出するよう、お達しが出ます。
それならと、当然のようにスキーシーズンに集中投下しているのですが、そのうちの一日がこの月曜でした。

そもそも年度初めに予定なんて立ってませんし、いつどこに雪が降るかなんてわかりゃしません。
とりあえず今年の誕生日が日曜日だったので、リフト無料サービスのあるスキー場(川場かオグナほたか)に行くことにして、翌日はその近くでのんびり滑ろうかと思い、計画有休に組み込みました。
宿も、周辺に移動しやすいよう、沼田に新規オープンしたルートインを予約。
月曜日、間違ってパウダーになったらホワイトバレーでも行ってみるか。
なんて皮算用をしていたのですが....

パウダーどころか、暖冬で特に群馬のスキー場はどこも雪はギリギリ。
ヘタすると土や下草が顔を出し始めるような状況です。
「雪が少ないんで計画有休を延期します」
って訳にもいきません(いくかもしれないけど、さすがにね)。

ということで日曜日の夜に、ホテルの部屋で翌日の行き先を思案します。
とは言っても酔っ払ってますから、大した案は出てきません。

たんばら?いくら何でも緩やかすぎるだろ。
オグナほたか?わざわざ平日にい行かなくても....
丸沼?ゴールド閉まっちゃったしなぁ。

じゃ岩鞍にするか、平日なら駐車場も無料だし。
去年の3月に久しぶりに行ったものの、ゲレンデレイアウトなんて覚えちゃいませんけど、いざとなればマップ見ながら滑れば何とかなるよな。

このあたりで寝落ちzZZ

月曜の朝、半日券の料金は....と調べてみたら、5時間券ってのがありました。
それもネット購入だと6時間券に化けるんだそうな。
6時間なんて、私にとっては1日と変わりません。
早速ホームページから購入。
ホテルをチェックアウトして出発です。

現着は9時。
普段どのくらいお客さんが来るのか知りませんが、第2駐車場にはそこそこ車が駐まってます。
月曜日ですけどね。

チケット売り場でQRコードを提示し、リフト券を受け取ります。
ゴンドラ乗り場に行くと、待ちは数名。
月曜日ですからね。

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ゴンドラを降りて右手に進み、まずはミルキーウェイ。
上部は気持ちいい整地ですが、下部にはジャガイモが転がってました。

再びゴンドラに乗車。
降り場の駅舎を出て今度は左手に進むと、中斜面が2本伸びてます。
えーっと....

駅舎前に戻りマップを確認。
デカいスキー場だけに、迷子になりそうです。

西山の前に、チャンピオンに行こう。
国体女子を滑ればいいのかな。

IMG_3929.jpeg

コースには人は疎らです。
それなのに滑ってる皆さんは、小回りばっかり。
えーっ、こんなに真っ平らで空いてるのに、なんで大回りしないの!?
大回りでヒャッホウしてるのは私だけです。

オクタというレストハウス前まで下りて、再び迷います。
眼の前のクワッドに乗ればいいのか?
いや伸びてる方向が違うから、奥のペアリフトか。
なんか思い出してきたぞ。

チャンピオンAでも皆さん小回り。
それもメッチャ上手い小回り。
その横で私は下手くそな大回り(^^;

再びペアリフトで上がり、降り場前の看板を確認します。
「あれ、右に行けば西山に出られるの?」
全然思い出してないじゃん。

この連絡路を抜けると、左手に中斜面が伸びてます。
そこを下りると、西山エリアのボトム。
奥にリフト乗り場が見えます。
そうだ、ここ真っ平らだったよなー。
なんか思い出してきたぞ。

ペタペタ歩いてペアリフトに乗車。
パトに救出された思い出のリフトです。

リフトをもう一本乗り継ぐと西山のトップ。
左手に伸びる廊下のようなコースを通って一番奥のゲレンデに移動します。

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適度な斜度の整地がボトムまで続く、とちの木コースです。
GSの板、持ってくれば良かったなー。
持ってないけど....

トイレに行きたくなったので、ボトムのレストランで暫し休憩。
西山エリアだと電波が捕まりませんから、こちらのWi-Fiに繋いでTwitterのTLもチェックします。
終わって外に出て板に手をかけるものの、時刻を確認すると11時過ぎでした。
「メシ食っちゃうか」

レストランに戻りの〜んびりランチ。
そして食後のコーヒー。

再び外に出てゲレンデを見上げると、正面右手に良さげな中斜面が横たわってます。
「あれ、あんなコースあったっけ?」
マップで確認すると、朝イチに迷った2本のコースのうち、滑らなかった奥のやつ、ななかまどコースでした。
全然思い出してないじゃん。

ここを滑った後は、リフト乗り場で歩かなくて済むチャンピオンAに戻り、ぐるぐる。

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最後の急斜面は、その昔の正指検定で大回りバーンでした。
ちょっとそれっぽく滑ってみましたが....、落ちたな(^^;;

14時過ぎまで滑って下山開始。
いつもより早いけど、空いてるし十分滑りました。

ちなみにこの日のターンはすべて大回り。
一度も小回りでは滑りませんでした。
「このコンディションで小回りなんて、バチ当たるぞー」
と心の中で叫びつつ撤収です。

朝はゲレンデ下までバスで送っていただきましたが、帰りは滑って駐車場まで戻ることができます。

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途中左に広がる元ゲレンデ。
リフトも撤去され、跡形もありません。
けど、シュプールが数本。
どうやって滑ったんだ?
ハイクアップ??

これにて3日間の滑走終了。
初日のかたしなでは美味しいランチ(それかよ)を、2日目の川場では無料で荒れ地とコブを、そして最終日は岩鞍で大回り放題を楽しむことができ、大満足です。

実は次の月曜も計画有休なんだけど、土曜日の午前中に用事が入っちゃったんだよなー。
さてどうしよう....
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2024年01月28日

今年も川場で無料リフト

日曜日は川場へ。
沼田のホテルを出てR120をちょい走りますが、IC手前を左折して、片品方面のスキー場とは別ルートになりますから、渋滞とは無縁....

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のはずが、あれ?
川場の駐車場料金所はかなり下に設置されていますので、要するに関所渋滞です。
15分ほどかかり料金所が見えてきました。
「ちゃんと用意してあるよ」
ポケットから1,000円札を取り出しますが、
『立体駐車場1,500円』
だと!
前からこんなに高かったっけ?
値上がりした?
急遽おサイフから500円玉を追加して支払い。

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やたらと立派な駐車券とショボいステッカーをくれました。

その後は快調ですが、日陰の道路は凍結してますので油断大敵。
スキー場まであとカーブひとつというところで、また止まりました。
カーブの先にはスタックしたワンボックス。
係員が後続車両を対向車線に誘導していました。
かの車はチェーン装着中。
ドライバーらしきおねーちゃんが見守る前で、作業をしている方は川場のジャケットを着用しています。
くっそ寒い中、ご苦労様です!

誘導された1階に車を駐めてエレベーターで7階へ。
「えっと、今日誕生日なんです」
『おめでとうございます!』

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無料リフト券を発行していただきました。
沼田宿泊はコレ目当てです(^^)

誕生日が土日と重なるときは、こちらにお邪魔することが多い....、というより最近川場はこのサービスでしか滑っていない気がします(^^;
前回お邪魔したのは昨シーズン、その前が6年前、そして7年前

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いい天気です。
まずは右のクワッドで上がり、白鳥スカイライン。
続いて白鳥ダウンヒルを下りて、クワッドでトップへ。
コースをよく覚えておらず、リフト沿いに真っ直ぐ進んだら、迂回みたいなコースでした。
気を取り直してもう一本、と思ったらすでにリフトが大混雑。
並ぶのがキライな私は素通りして、一番左手の人気の無いペア(高手ペア?)に向かいます。

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薄い雲がかかっているので、眺望はイマイチ。
この先は狭めの中斜面と緩斜面が交互に続きます。
そしてもっと進むと....

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長〜い荒地と言うか、コブ斜面と言うか。
雪が柔らかく、コブも深くないので何とかなりますが、リフト乗り場少し上まで延々と続きます。
途中で左手を見ると、トップまで上がるクワッド(クリスタルエクスプレス?)は混雑が増すばかり。
仕方なく高手ダウンヒルをぐるぐる。

ランチ後は、まだ乗ってないリフト、無名峰トリプルで上がります。
途中、右手に下りると本チャンのモーグルバーンなので、慎み深い私は左手に。

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よせばいいのにコブ。
幸いこちらも柔らかくて浅めなので助かりました。

クリスタルエクスプレスはまだまだ混んでるので、再び高手ペアへ。
ぐるぐるしているうちに時刻は3時。
クリスタルエクスプレスはまだ混んでますが、ピークよりは少しマシになりました。
でも一旦ベースまで下りないと行かれないんですよねー。
朝イチに乗ったリフトで上がって、一本滑り下りて、リフトに並んで....

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リフト降り場から上を眺めるとガスが出ていますが、ゲレンデまでは下りてきていません。
今度こそ、滑りだしてすぐの分岐を左方向へ。

このコース、そこそこの広さの中緩斜面なんですが、とにかく人が多いんですよねぇ。
まあ初心者でもちょっと頑張ればコーストップから滑ることができますから、人気なのは理解できます。
ただ中盤から下の緩斜面では、左右の壁を使って楽しむスノーボーダーさんも多く、そのままコースを横切るように戻って来るのですが、上方からの滑走者への注意が不足気味なので、怖い怖い....

クリスタルエクスプレスの乗り場に戻ると、列は一気に短くなりました。
それではともう一本。
コースも少しだけ空きました。
しめしめと最後にもう一本。
と思ったら、改札が終了してました(^^;

ベースまで下りましたが、最後の一本が滑れないとなると何となくモヤモヤ。
ん?白鳥エクスプレスはまだ動いてんのか。
滅多にない、いや記憶にすらないことですが、お客さんがゾロゾロと撤収を始める中で、リフトに乗車します。
降りたところで、全リフト営業終了のアナウンス。

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『もう一回、そこがスキーのやめどころ』
という(旧?)安全の10則を無視したんですから、ここで怪我したらシャレになりません。
白鳥スカイラインをのんびりと流して、この日の滑走終了です。
タダ券の割には良く滑ったなー。

帰路は朝のようにスタック車はいませんし、関所渋滞も無し。
順調にホテルに到着しました。
そう、日曜日ですがホテルに....
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2024年01月27日

かたしなでカタルシス

今週は諸般の事情で沼田に宿を確保してますから、滑るとしたら片品、武尊、川場、玉原あたり。
まあ頑張って水上でしょうか。

ちなみに先週もかたしなで滑ったのですが、予想を超えた悪コンディションで、フラストレーションすら感じました。
しかし今週の寒波でそこそこの降雪があった模様。
ちょっと確認してみましょうか。

出発が5時半ですから、関越道はタダじゃ済みません。
鶴ヶ島の事故渋滞と、駒寄渋滞。
まあその後は順調だろうと思ったのですが、下道に降りてからR120も混雑しました。
老神付近から片品の郵便局先までノロノロ。
現着は9時半過ぎです。

IMG_3809.jpeg

センターハウス正面のかえでコースは、大会のため半分近くが規制されてました。
積雪は増え、コンディションは回復しましたが、柔らかいので荒れも早いです。
中〜大回りで飛ばすと微妙な凹凸を拾い、老体に響きます。

IMG_3815.jpeg

中盤から左に分岐し、イエローリフト降り場付近に合流する短い急斜面には、食い荒らされた新雪が残ってました。

続いて奥のコースを順番に。

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ちぐさコースは地形上日陰になりますから、雪は硬くあまり荒れていません。
大した斜度ではないものの、油断大敵。

IMG_3824.jpeg

たかねコース。
急斜面の下あたりからポールが張られています。
スタートに誰もいませんし、フリーだったのかな?
私は入りませんでしたが....

つつじコースは完全に雪で覆われました。
コース脇は敢えて踏み残したのでしょうか、浅い非圧雪が残っています。

IMG_3838.jpeg

もくせいコース。
先週はあまり滑る人はいませんでしたが、この日はリフトから見ても大抵誰かが滑ってます。
若干下草が顔を出している場所もありますが、板が傷付いたりすることはありません。
こちらは全体的に柔らかく浅い雪が残っていたようですが、真ん中は踏み荒らされた荒地、両側はボソボソの新雪でした。

まぁフカフカとはいきませんが、ここが一番楽しいかな。
ひたすらぐるぐると回します。

IMG_3846.jpeg

ランチは遅めに13時。
それでも結構混んでましたねー。
カツ丼はもちろんですが、具沢山のけんちん汁が美味しかったです。

ランチ後、再びつつじコースに行ってみると、やや下草が出始めたところもありますが、とりあえず滑走に問題はありません。

もくせいコースも大分荒れてきました。
それでも先週と比べれば天国みたいなもの。

頑張って16時過ぎまで滑って撤収。

IMG_3852.jpeg

と思ったら、あまり開かないくちなしコースがオープンしていました。駐車場に帰るにも都合がいいですから、最後に一本。
先週のフラストレーションも吹っ飛ぶ、気持ちいい一本になりました。

帰路も鎌田の交差点まで渋滞。
沼田の街中もそこそこの混雑です。

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そしてこの週末は、10月にオープンしたばかりのこちらにお世話になります。
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2024年01月26日

フラストレーションのかたしな

月曜日までスキー大学+αで月曜日まで4日間滑りましたが、今回はやたらと疲れました。
そして歳のせいか、この疲れがなかなか抜けません。
ということで、この週末は近場でのんびりと....
(行かないというオプションは無いのか?)

ブランシュや小海も考えましたが、どちらも全面オープンしていませんでしたので、全コース滑走可のかたしなに行くことにしました。

出発ものんびりしていましたので、例によって関越道鶴ヶ島IC先の事故渋滞に捕まりましたが、その後は順調。
昭和IC先で流れが悪くなったようですが、昭和ICで降りてしまう私には無縁で、無事9時過ぎに現着しました。
駐車場はゲレンデ脇の上段ですから、それほど混んではいないようです。

いつものように指導員割引のリフト券を購入してゲレンデに向かいます。

IMG_3722.jpeg

まずはセンターハウス正面のかえでコース。
リフト側にはポールが張られています。
それにしても、雪、少ないですねぇ。
所々に茶色い場所すら見られます。

滑ってみまると予想以上に硬く、細かい起伏も残っていて、イマイチ気持ちよくありません。
3本滑って奥のコースへ。

IMG_3724.jpeg

つつじコース最上部。
こちらもコース真ん中が茶色くなり始めています。
気にせず果敢に攻める方も多数いらっしゃいますが、私は遠慮がちに端を滑ります。
ここを過ぎると雪はしっかりと付いていますが、最下部は....

IMG_3727.jpeg

春になるとハゲる場所に土が出ています。

もくせいコース。

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上部はマトモですが、急斜面に入ると左側(スキーヤーズレフト)にはブッシュが出ており、中央は馬の背のような荒れ方。
好み(?)にもよりますが、リフト側のモサモサ雪が溜まったところが一番滑りやすい....、いや滑りやすくはなかったな(^^;

たかねコース。

IMG_3735.jpeg

普段はポール専用ですが、この日は開放されてました。
しかし最上部にはブッシュが目立ちます。
ちぐさコース側から入り、クラスト気味の新雪部分をトラバースすると、そこから下は意外にも良好なコンディションでした。
誰も滑ってないしね。

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ランチ休憩のため、ちょい早めに入ったセンターハウスの食堂、カントリーチャイルドはすでに大混雑でした。
なんとか席を確保して、牛すきうどんと舞茸おこわセットでお昼ゴハンです。
スキー大学会場だった白馬五竜では、レストランの値上がりに驚きましたが、こちらは昨シーズンからお値段据え置き。
ありがたいことです。

食後のお昼寝の後、外に出ると雪が降り始めています。
予報では3時過ぎからということでしたから、ちょっと早まったんででしょうか。

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時間が経つにつれ雪は強くなりますが、ゴーグルに張り付くような湿雪で、ワイパーが欲しくなります。
ウェアもびしょ濡れでテンションはダダ下がり。
「もう帰りたい」
とツイートするも、定時まで1時間あるとリプが飛んできます。
仕方なく(?)15時まで滑り、撤収です。

まだまだ雪不足のかたしなですが、このまま降り続いて日曜日はいいコンディションになるんだろうなぁ。
と思ったら、翌日はかたしなに限らず、全国的に雨でした。
スキー場には厳しい状況が続きますが、週中の寒波に期待しましょう。

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帰路は昭和の湯経由。
スマホでブックマークからホームページ割引のページを呼び出すも、404エラーが表示されます。
受付のおかーさんに確認すると
『ごめんなさい、終了しました。いろいろと高くなって....』
「しゃーないね。ポイントカードは?」
『そっちはやってます』

昨年の5月に100円値上がり、ホームページ割の100円引も無くなりましたので、実質200円高くなっちゃいましたが、今までが安すぎたんです(^^)

今シーズンの初かたしなは、全面オープンしていたとはいえ、ややフラストレーションが溜まる滑走になりました。
次回こそ、かたしならしくキッチリ整備された斜面で滑りたいものです。
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2024年01月18日

2024スキー大学@白馬五竜

今シーズンもスキー大学は白馬五竜。
日程は1/12(金)〜14(日)です。

新年が明けて、1/12(金)の締切厳守のお仕事があったのですが、1日前の11日(木)までには仕上げなくちゃいけません。
なおかつ会社の仕事始めが1/5(金)だったため、日程的には結構タイト。
そしてこのお仕事、半分は前任者から引き継いだものの、その前任者が半年前に他事業所に異動し、残りの半分はマニュアルもほとんど存在しないというとんでもないシロモノでした。
前年度の処理過程データを読み解きながら何とか完了しましたが、一時はスキー大学への参加を諦めることすら覚悟しました....
いや〜、ほんとにヤバかった(^^;;

11日(木)、20時前に無事自宅を出発できました。
練馬までがやや混みましたが、関越〜上信越道は順調で、長野ICを降りたのは22時過ぎ。
「トンネルが無料になるのって午後10時だよな?あれ、11時だっけ....」
バイパスからオリンピック道路に抜ける白馬長野有料道路のトンネルは、来年2月から無料化の予定ですが、今はまだ昼間210円が課金されます。
(ちなみに後で確認したら、22〜6時が無料時間帯でした)
まあいいや、と笹平トンネルの手前を左折し中条の集落を抜けましたが、時間的には大して変わりません。
23時過ぎに宿着。
初めての宿で勝手がわかりませんでしたが、何とか部屋に入り、先着の仲間と缶ビールで乾杯!

12日(金)、スキー大学初日です。
エスカルプラザ食堂の掲示で自分の班を確認し、受付を済ませます。
今年も各班9名前後と、比較的コンパクトでした。
元々デモには疎いのですが、講師の一覧を見ると、知らない名前が並んでます。
認定年数の浅い若手が増えたようですが、やはり「丸山貴雄」の名前が無いことに一抹の淋しさを感じざるを得ません。

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開会式。

終了すると司会が、
『この後デモンストレーションを行いますので、クワッドリフトで移動をお願いします』
今までは班で一旦集合して、講師がデモンストレーションバーンまで誘導してたんですけど。
まぁそれはいいとして、デモンストレーションバーンの場所くらいは案内した方がいいんじゃないかな。
毎年参加してる人は「いいもりのあそこ」だろうと分かってますが、
『どこでやるんですかー』
と参加者から声が掛かりました。

デモンストレーション終了後、各班で集合して講習開始です。
講師は森田優香Sデモ。
今シーズンよりサラリーマンスキーヤーからプロスキーヤーに転身し、普段はガーラにいらっしゃるそうです。
初日ということもあり、プルークファーレン、プルークボーゲン、シュテムターン、パラレルターンで、センターポジションを徹底的に確認しました。
午後はゴンドラでアルプス平まで上がりましたが、視界があまり良くなく、数本の滑走の後は安全を考え再びゴンドラで下山しました。
〇山貴雄さんだったら滑って下りたでしょうし、迷わずエキスパートのコブに突っ込んだと思いますから、この配慮には感謝です(^^)

講習終了後にフリーで滑ろうと、とおみゲレンデ隣のいいもり中斜面に行ってみましたが、板が滑らないこと滑らないこと....
とりもちでもへばり付いてるんじゃないかとソールを確認したほど滑らない雪で、早々に撤収しました。

13日(土)、週末ですから混雑が予想されます。
前夜の降雪はそれほど多くはありません。

講師は富山の高瀬慎一Nデモです。
ちなみに奥様とはTwitterで繋がっているのですが、「内緒」と厳命されていました(^^;

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まずは、とおみゲレンデのスカイフォーリフトに乗車。
この日も上部は視界が悪そうです。
『いいもりを使いますんで、移動します』
と、スカイフォー降り場から滑り出し....
「あれ、止まんないの?」
ノンストップでいいもりのコスモフォー乗り場まで一気に滑ります。
リフトを降りると
『ポールを張ってる隣のバーンまで移動します。上から入れるのかな....』
と、迷わずスノーダイビングコースの急斜面に飛び込みました。
さすがに上部の急斜面は移動のみですが、講習はほぼ終日、中間部から下の中急斜面を使用。
講習バーンに辿り着くまでにヘロヘロに疲れます。

いいもりの急斜面って、元々あまり滑る人がいないのに、降雪後のモサモサ雪だけに、週末の混雑予想なんてどこへやら。
たま〜に他の班の姿も見かけましたが、すぐにどこかに消えていきました。
そんな状況ですから、ほぼ終日パラレルスタンスでの講習が続きます。
この日は、外見に現れる形がなぜ重要なのか、そのためにはどのように身体を動かすのか、ということを理論立てて説明していただくとともに、滑りの中で実践していきました。
感想は人それぞれだと思いますが、私にとっては腹落ちする講習で、多くの課題をいただいた一日になりました。

14日(日)、スキー大学最終日は午前中で終了です。
講師は東京都の頼光一太郎Sデモ。
前日の高瀬慎一Nデモと比べる訳じゃありませんが、メットをかぶっていても分かる、さわやか系のイケメンです。

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メッチャいい天気になりました。
当然ゴンドラでアルプス平まで上がりましたが、どこの班も考えることは同じで、グランプリコースは大学生だらけです。
当班はパノラマコースで基本動作の確認後、グランプリコースで実践練習。
高瀬Nデモの講習から繋がるところもありましたし、説明もわかりやすく、可能であれば都連の研修会でまた教えていただきたいものです。
天気も良ければ雪質も良いので、実力以上の滑りで気持ちよく勘違いさせていただきました。
時間が押していたので、この日もゴンドラで下山。
エスカル前で修了証をいただいて、正規のスキー大学日程が終了しました。

仲間と合流して、ランチの後は非正規のスキー大学、「勝手にA日程」開始です。

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まずはアルプス平で写真撮影。
47にも行ってみましたが、荒れ気味であまり気持ち良くありません。

LineCのクワッドリフトを降りると、珍しくいいもりに下りるアドベンチャーコースが開いてます。
よせばいいのに入ってみましたが、荒れたガリガリの斜面で滑りにくいこと....
そのままとおみ方面に戻り、数本滑ってこの日は終了です。

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夜は神城駅近くのワンコのいるお店で大宴会。
雪予報が出ていましたが、21時を回っても降り始めません。
翌日のパウダーを期待していたのになぁ....

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15日(月)、朝外に出ると、この程度には降ってました。

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満を持してファットで出撃です。

アルプス平は視界不良気味でしたが、フカフカサラサラの新雪が楽しいです。
47に移動してみたところ、こちらの方が荒れており、雪もボソボソ。
ルート1、ルート2と滑りましたが、五竜の方が楽しいです。

下山時、再びガスがかかり始めましたので、この日もゴンドラを使います。
ランチはいいもりの食堂でしたが、周囲から聞こえるのは外国語ばかり。
海外からのお客さんが、完全に戻ったようですね。

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食事後にいいもりの急斜面にも入ってみましたが、さすがに午後になるとコンディションはイマイチ。
疲れも溜まっていますので、13時過ぎに4日間の滑走を終了しました。

白馬エリアは、お正月までは雪不足だったものの、その後の降雪により大変良いコンディションになりました。
スキー大学も、細かいことを言えばいろいろとありますが、全体としては良い運営だっとと思います。
いつもの仲間と、楽しく飲んで、楽しく滑って、素晴らしい4日間を過ごすことができました。
皆さま、ありがとうございました。
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2024年01月08日

速旅忘れてWeb販売@富士パラ

前日のブランシュに引き続き、この日は富士パラ。
宿泊でブランシュ〜富士パラとハシゴするときは、いつもNEXCO中日本の速旅で富士パラのリフト券付プランを利用します。
もちろん今回も....

土曜のブランシュ帰り、諏訪IC付近のR20を走行しながら
「エリア内は乗り降り自由だから、明日は1区間だけど諏訪南まで中央道を走ればいいよな」
と考えたその瞬間
「あれ、速旅申し込んだっけ」

ホテルにチェックインして部屋で確認すると、申し込み完了メールが見つかりません。
ホテルの予約だけで、速旅までたどり着かなかったようです。
まぁ道路はR20を使っても大した違いはありませんが、リフト券は....。
富士パラのHPを確認すると、今年からWeb販売が始まってました。
「富士パラって紙だったよな。それともICカードに変わった?」
購入手続きに進むと、かぐらでも使っているWebketのシステムに飛びましたので、紙のリフト券のままのようです。
かぐらで利用した際に会員登録は済んでますから、ログインしてカード決済で購入完了。
返信メールに添付されたQRコードを、窓口か自動発券機に提示すればOKです。

日曜の朝、いつものようにホテルの部屋でぬくぬくしていて、出発が遅れました。
まぁ富士パラですからね、諏訪から30分も走れば到着です。

現着は8時半。
駐車場は第3かと思いましたが、第2の一番奥に誘導されました。
どっちが楽だったか....
車から出ると、ゴンドラ運行開始のアナウンスが聞こえます。

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チケット売り場に列はありません。
窓口でQRコードを提示すると、リーダーで読み取った瞬間に発券が完了しました。
自動発券機が設置されているかどうかは聞き忘れましたが、もし無くてもWeb販売用発券専用窓口があれば相当スムーズになると思います。
お客さんの誘導が難しいかもしれませんが....

ゲレンデに出ると、センターとシーダーのリフトも動いてますが、そのままゴンドラ乗り場に向かいます。

混んでるかな〜

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あれ??

ゴンドラ搬器2台待ちでした(^^)

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トップから見る八ヶ岳には雲がかかっています。
あまり記憶にありませんが、こういう八ヶ岳もいいですね。

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アルパイン。
こんなに空いてるのは朝イチだけですから、思い切り大回り。

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リンデンの壁。
「壁」というほど大層な斜面じゃありませんが、短いからそう感じるのかもしれません。
大回りだと4〜5ターンで終わっちゃいます。
せめて倍の長さがあればねぇ。

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シーダー下部。
この写真は数本滑った後のものですが、朝イチはいつもカリカリの斜面が、この日は柔らかめ。
あっという間に荒れはじめました。

ゴンドラ待ちの列は、乗り場駅舎の階段付近、駅舎に向かうアスファルトと、少しずつ伸び始めますが、その後はまた短くなりました。
コロナ禍でグループ乗車を基本にしていたところ、今シーズンは乗り合い乗車に誘導したおかげでしょう。

ゴンドラが混みませんから、午前中はゴンドラ回し。
午後はアルパイン脇に架かる第5回し。
リフト待ちはほぼありません。
コースはタイミングによっては混雑することもありますが、大回りでスピードを出したりしなければ問題なし。

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3時前になると、ほんの少しですが雪が降り始めました。
コースも大分空きましたが、下山を開始します。

リンデンは珍しくほぼ平らですが、ファミリーもいらっしゃるので小回りでゆっくり。

シーダーまで下りると、荒れが目立ちます。
春雪のような、と言いたいところですが、この時期の富士パラは気温が低いため、融けてザブザブにはならず、乾いた砂のような雪が溜まってます。
この状態だと、足場がつくりにくく、滑りにくいことこの上ありません。
慎重にベースまで下りて、滑走終了です。

この日はベースエリアのファミリーゲレンデはオープンしてませんでした。

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大混雑かと思ったセンターゲレンデは、この程度で済んだようです。

ちなみに山頂エリアのラーチゲレンデも空いてませんが....

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まだまだですね(^^;

年末年始は、白馬ですら雪不足で板を傷つけたこともあり、この二日間は古い板を使っていましたが、ブランシュはともかく、富士パラは新しい板でも全く問題なかったと思います。

今週末は、白馬五竜でスキー大学。
今度こそ雪の心配をせず、板の心配もせず、思い切り滑りたいものです。
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2024年01月07日

寝坊の後のブランシュ

正月休み明けの三連休。
例年と同じパターンで、初日はブランシュです。

朝、アラームに頼ることなく起床。
でもなんか様子が変です。
時刻は6時過ぎ。
あれ、アラームを5時にセットしなかったっけ?
はい、起床時刻は5時に合わせました。
けどアラームのセットを忘れたんですねー
前も同じことやったよな(^^;
まぁ行先はブランシュだし、アクセスは中央道だからなんとかなるだろ。

中央道は事故渋滞はあったものの、予想どおり自然渋滞はなく、10時過ぎに現着しました。

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駐車場のおっちゃんによれば、朝イチは曇っていたようですが、クワッド降り場からはブランシュブルー。
気温は-2℃と比較的暖かく、陽射しもあるためか、雪面はそれほど硬くありません。

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まずはロマンチック〜ファンタジーを一本。

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前回お邪魔したときは開いてなかったスラロームコースにも、しっかり雪が付いてます。

それではと気合を入れ(たつもりで)大回り。
しかし想定以上にギャップがありました。
軽く飛ばされ、バランスを崩し....
無様な滑りでした。
油断大敵(^^;

次のスラロームはゆっくり小回りで。
やや荒れ気味なのに注意すれば、まだ硬い地肌が出てませんから、大丈夫と判明。
インスペ大事です(^^)

以後はスラローム4〜5本にロマンチック〜ファンタジー1本、たまにファンタジーのベアという感じで滑ります。

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そのファンタジーは、コース幅一杯に雪が付けられてます。
ただ、まだモミの木樹氷コースが開いてませんので、初心者はファンタジーに集中せざるを得ず、タイミングによってはカオスの世界でした。

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午後になるとクワッド降り場直下は荒れ始め、スラロームも硬い地肌が出たところもあります。
また土やブッシュが顔を出し始めたところもあり、雪の少なさを実感します。

クワッド降り場付近の気温は0℃。
ブランシュにしちゃ暖かいはずなのに、やたらと寒く感じます。
ちょい残業して午後3時半まで滑って撤収。
諏訪IC近くに泊まって、翌日は富士パラです。
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2024年01月02日

雪少なすぎるさのさか

年末年始滑走の最終日はさのさか。
一日ガッツリ滑るスキー場じゃないけど、疲れも溜まってることだし、4時間券があるからちょうどいいかな。

朝、ホテルでメシ食って、部屋で撤収準備して....
この日も出発が遅れに遅れ、現着は9時。
上段の第1駐車場は半分も埋まってません(さすがに線路沿いの第3は満車だったようですが)。
駐車場のおにーちゃんと話をしましたが、設備には前日の地震の影響は無かったようです。
『いやー、でも雪が少なくて....』
元々多くないところにこの暖かさですからね、厳しいと思います。

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こちらのスキー場の特徴ですが、踏切を渡ってセンターハウスへ。
リフト券を購入すると
『雪少ないんで気をつけてください』

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確かに雪は少ないですけど、人も少ないです。
滑ってるのは練習中のイントラだけ。

まずはセンターハウス正面のカービングゲレンデ。
雪が降る前に下草は刈ってるはずなんですが、それすら隠れてません。
私の前にリフトに乗車したイントラ連中、降りると左手の狭いコースに向かいます。

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こんな状況じゃねぇ....

雪が少ないので圧雪もできないのでしょう。
前日の荒れがそのまま残り、夜の冷え込みで凍ったガチガチボコボコの斜面です。
それでも前日もお客さんが少なかったと見え、酷い荒れかたではなかったのだけが救いです。
もうこの斜面はいいや。

お隣のクワッド1本上がったパラダイスゲレンデ。

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所々に下草が顔を出してますし、地形のうねりが残っている場所もありますが、こっちの方がずっとマトモです。
ただし下部の緩斜面は、途中から土が出始めるので要注意。

このクワッドリフトの降り場から左手に進むと、レイクダウンゲレンデ。
なんですがこの連絡コース、最後の最後が土とブッシュと浮石の三拍子揃った一番の難コースでした。
板を外して歩こうかと思ったほど....

合流地点から下まで滑り、ほとんど人が乗っていないリフトで上がると、絶景が広がっていました。

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青木湖です。
湖の向こう側に見えるのは、営業休止中のヤナバスキー場かな。
3年前の初訪問の際には、天気が悪くて見ることができませんでした。
雪はすくなくても、この景色が見られただけで満足です。

こちらのクワッドリフト降り場から、パラダイスゲレンデ方面に戻ると、もう一本ペアリフトが上部に伸びています。

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乗り場には
『ブッシュ多発の為リフト右側滑走禁止』
と書いてあります。
え?右側ってどっちよ?

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クライマーズライトの広い斜面は滑るな、ということだったようです。
まぁ左側だって十分にブッシュ多発なんですけどね。

リフトのおっちゃんに
「このコース、よく開けたね」
と言うと
『いやー、首の皮一枚で繋がってるようなもんで』
いや、首の皮一枚も繋がってないと思うよ(^^;

ひと休みした後はパラダイス、そしてレイクダウン。
しかし12時を過ぎた頃から、レイクダウン下部で板が全く走らなくなりました。
撤収だな。

駐車場に戻り板のソールを見ると、筋状の浅い傷だけでなく、深くえぐれたところもあります。
何度かガリッと踏んじゃったからなー。
古い板とは言えさすがに萎えますが、少雪は分かってましたし、スキー場からも警告されてたことですから、仕方ないです。
せめてチューンナップでキレイに直してあげましょう。

この年末年始は、暖冬を実感した4日間でした。
そんな中でも各スキー場が、ちょっと無理をしたところもあるでしょうが、できるだけの整備をしてコースを開けてくれたことに、感謝します。
そして一日も早く、新しい板でも心配なく滑ることができるように、雪がたっぷり降っていただきたいものです。
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2024年01月01日

ゴンドラ混雑の栂池

スキー場に降った前日の雨は、夜になって雪に変わったようです。
ゲレンデコンディションも回復したと思われますが、スキー場からの公式情報は朝にならないと発信されません。
しかしTwitterのTLには、各スキー場近くの駐車場や道路の状況がアップされますので、スキー場への降雪も期待できます。
予定していた栂池にも、まあまあ降ったようです。

朝、信濃大町駅前のホテルの窓から外を見ると、街中への降雪は無かったようです。
前日も前々日も、現地でリフト券を手許のICカードにチャージしましたので、この日はホテルの部屋でチャージ完了。

そんなことやってたら、出発は8時過ぎになりました。
まぁ元日だしな、そんなに混まないだろ。

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混んでるじゃん....

中間部のリフトが動いていないため、リフトを乗り継いでトップに上がることができず、ゴンドラに集中しちゃった、みたいなことを周りのお客さんが話してました。
ゴンドラ乗車まで40分弱。

終点から、つが第2ペアへ。
普段の混雑具合はわかりませんが、結構並んでます。
皆さん、お目当ては同じですね(^^)
私も、昨シーズンはタイミングが合わずに出番がなかったFACTIONのAGENT 3.0で出撃しています。

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栂の森ゲレンデでも、降雪は思ったほど多くは無かったようです。
滑ってみると、かなり硬い雪への底付きを感じますし、雪も重めです。
まぁダメ元とおもってたからな、しゃーない....

食堂は混雑するでしょうから、早めに休憩しようとキッチン栂の森(旧JACKY’S kitchen)へ。
目的はもうひとつ。

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いただきました。
「あ、ホルダーありますから、中身だけで....」

Twitterのフォロワーさんで、去年お世話になったパトさんは、体調を崩してお休みだったためご挨拶できませんでしたが、またお邪魔した際に立ち寄りたいと思います。

午後、まずは馬の背から白樺ゲレンデへ。

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馬の背、誰も滑ってません。
滑ってみると理由がわかりました。
ガリガリ、ボコボコ。
洗濯板のように細かい横溝状にあれており、滑りにくいこと....
早い時間帯にはそれなりに楽しめたようですが、もういいや。

その後はハンの木ゲレンデを回します。

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混んでるねぇ(^^;
コース幅がある適度な中斜面ですから人気なんでしょう。
ただ栂池の場合、機動力が高いクワッドリフトが多いためか、リフト待ちはほとんどありません。
適度に休みながら滑らないと、疲れちゃいます(^^;

ガスが下りてきたり、晴れたりというコンディションでしたが、真っ白で何も見えなくなるようなことはなく、快適に滑れました。
FACTIONのファットスキーは、メタルが入っていないモデルを選んだこともあり、硬い斜面や荒れ気味な場所ではやや苦戦気味。
まぁゲレンデパウダー用として使おうと思ってたからな、仕方ない仕方ない。

朝イチで馬の背のパウダーを楽しんだTwitterのフォロワーさんからメンションが飛んできて、どこかで遭遇できるかと探しましたが、結局落ち合えず。
15時過ぎに撤収しました。

ホテルの帰るため、R148を大町方面に走行。
佐野坂付近で突然スマホから緊急地震速報が鳴り響きました。
驚きましたが、特に異常は感じずそのまま走り続け、ホテルに帰着。
テレビで石川県の地震の様子を見てびっくりしました。
白馬地方も震度4程度だったようで、スキー場でもかなりの揺れを感じたようです。
各地で被害が相次いているようですが、皆さまのご無事と、一日も早い復旧をお祈りいたします。

私の年末年始滑走はあと一日。
最終日はどこにしようかな....
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2023年12月31日

雨の47、一瞬雪の五竜

天気予報では、31日は雨。
その予報どおり、朝起きて外を見ると駐車場の車は濡れてます。
しかし私が宿泊している信濃大町駅前は、大雨というほどではなかった様子。
まぁ酔っ払ってたから気が付かなかっただけかもしれませんが。

なにかの間違いで、スキー場には雪が降ってないかとも思いましたが、こういうときに限って天気予報は良く当たるようです。
白馬に限らず、多くのスキー場は終日雨っぽい。
当然コンディションも悪化しているわけで、前日に行った岩岳だけじゃなく、五竜でも下山コースがクローズしました。
Twitterの雨TLを眺めながら、なかなかベッドから離れられずにいましたが、フォロワーさんから煽られ出撃準備開始です。

行き先は五竜。
けど、下山コースがクローズしてると下りのゴンドラが混みそう。
でも47ならベースまで滑って降りられるとか。
駐車場も広いしな、47から上がるか。

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現着は10時前。
車の中でICカードにリフト券をチャージしてゲレンデに向かいます。
雨はそれほど強くはありません。

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ゴンドラは空いており、待たずに乗車できました。

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トップに向かうLine-Cのリフトもこの程度。
結構混むイメージですが、雨だからでしょうか。
シングルレーンも用意されており、こちらを使えばほとんど待たずに済みます。

ルート1

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やや荒れた湿雪でエッジが食いやすいすが、滑りにくくはありません。

ルート2

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全面にコブが張り付いてます。
春のような柔らかいコブで、それほど深くなく、リズムもいいのでコブ下手な私でも何とかなります。

五竜に連絡するLine-Eリフトは、ペアリフトということもあり、やや混雑気味。
しかし待ち時間はそれほどではありません。

五竜のグランプリ

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白馬村に飛び込んでいくようなダイナミックなコースです。
まぁ実際に滑っているときは、眺めてなんていられないんですけどね。

リフトは斜面両側のペアリフトを動かしてくれましたが、ゴンドラ側の方には列ができるものの、反対側(大町側?)に乗る人は少なく、空の搬器も目立ちます。
私はもちろん大町側を利用しますが、トイレのためにゴンドラ山頂駅に行くためには、ゴンドラ側を使わなくちゃいけません。

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コース下部のリフト脇にはコブが4ライン整備されてますが、誰も滑ってません。
ちなみに写真でコーストップに立つ方、滑りを期待してたのですが、コブには入らず通常コースに戻っちゃいました。

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リフトに乗っていると、雨が氷の粒のような雪に変わりましたが、ふわふわの雪に変わる期待虚しく、また雨に戻りました。

47に戻り遅めのランチ。
ゆっくり休憩して外に出ると、雨。
いやそれまでも降ってたんですが、この時間になって、なかなかの降りっぷりです。
ゴンドラもLine-Cもほとんど人がいません。
そりゃこの雨じゃ帰るよな。

時刻は15時。
私も帰ろう....

天気が天気ですから湿雪での滑走となりましたが、前日の岩岳とは違い、広い急斜面で大回りもできました。
それだけに身体への負荷も強く、特に腰に疲れが溜まり始めています。
歳なのか、滑りが悪いのか。

いや、その両方だな。.
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2023年12月30日

コンディション悪化の岩岳

今シーズンの年末年始も、所属クラブの行事がありませんので、フリーで白馬にて滑ります。
とは言え年末を迎えても暖かさが続き、白馬のどのスキー場も雪不足。
毎年景色が目当てで行く岩岳も、数日前のTwitterのフォロワーさん情報では頂上エリアだけしかコースオープンしていないようです。

29日(金)、普通の会社より一日遅く仕事納めを迎え、昼過ぎに帰宅。
荷物の準備をした後、各スキー場のHPをチェックしてみました。

鹿島槍
今シーズンから急斜面に架かる第5リフトの運行が復活しますが、さすがにパウダーは無理だよな。
と思ったら、短い緩斜面2本だけです。
相変わらずヤル気なし。

さのさか
前に見たときにはNGだったトップのリフトを含め、全部動くみたい。
けど雪ねえだろ。

五竜・47と八方は、それなりに雪があるのは何となく分かってます。
けどリフト券、高いんだよなー(特に八方は....)

岩岳
あれ、サウスと下山コースも開くの?
けど危険な香りがプンプン(^^;

どうせ現着は遅くなるし、白馬三山を見ながらノンビリ滑ればいいんだからな。
行ってみるか。

30日(土)、鹿島槍以上にヤル気なく、6時に出発。
覚悟していた関越の渋滞も大したことなく、10時過ぎには岩岳に到着しました。
HAKUBA VALLEYのリフトICカードは持ってますから、駐車場の車の中でリフト券をオンラインでチャージ。
ルーフボックスから古いSTÖCKLIを降ろして、着替えます。
と、板を見た駐車場スタッフのおっちゃん
『それ、新しいヤツ?』
「これは古い方。新しいヤツは棺桶の中だけど、今日はねぇ」
『いやいやいやいや、古い方でお願いします』
何となくコンディションが想像できます。

板を担いでゴンドラ山麓駅へ。
中央高速リフトは動いていません。

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並んでるのはリフト券売り場で、ゴンドラ乗り場は空いてます。

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山頂駅からサウス・下山コース方面には、こんな掲示がされていました。

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ちょっと見はマトモですが、滑ってみるとすでに地肌が出始めてるところがあり、サウスはブッシュも多く残っていて、とても大回りなんてできる状態じゃありません。

山頂に戻り、ViewCへ。
これが見たかったんですよね。

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もう帰ってもいい気分ですが、ひととおりコースを滑ります。
ViewCとViewDは上部はいい状態ですが、リフト乗り場付近まで下りると茶色い場所が出始めています。

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ノースとイーストのコンディションは良好。
コースは混雑気味ですが、仕方ないですね。
それでもリフト待ちは大したことありません。

12時を過ぎたところでトイレ休憩のため、山頂レストランへ。
とは言え、この時間に席なんて空いてるわけありません。

....、空いてました(^^)
ゴンドラ乗り場でも感じましたが、やっぱりお客さんが少ないんですねぇ。

午後はオープンしている5コースをぐるぐる。

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View下部はヤバいです。

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サウスはこんな感じ。
注意していても浮石を踏んじゃいます。

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3時過ぎ、オススメに従いゴンドラで下山。
下山コースを見ると、滑らなかった自分を褒めたくなりました(^^)

今年の岩岳は、頑張ってコース整備してくれましたが、サウスと下山コースはやや強引だったかもしれません。
ここまで悪化すると、翌日の雨でどうなるのか心配です。
それでも青空をバックに美しい白馬の山々を見られて、満足の岩岳でした。
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2023年12月28日

2週連続でブランシュww

16日の土曜日に現地まで行って営業中止を知ったブランシュ。
このままでは済ませられるかと、1週間後の23日に再度の訪問です。

板もブーツも先週から車に積みっぱですから、荷物だけ放り込んで出発。
首都高〜中央道は順調、下道に降りて原村を走行しているときに車載の温度計は-4℃でしたから、そこそこ冷えてます。
大門峠に向かって登り始めると、周囲は白くなり、つづら折り付近から道路は凍り始めました。
そして最後のカーブ手前付近で渋滞に捕まりストップ。
凍っているとはいえ、ノーチェーンの夏タイヤでもなければ登れないようなコンディションでもなし、恐らくは先週もやっていた白樺湖やや下の工事による交互通行の影響でしょう。
15分ほどかかって通過。
白樺湖付近からは道路も白くなりました。
峠を越えた下りが怖いです....

しかし峠の向こう側は塩カルを大量散布してくれたようで、雪も氷も融けてます。
ブランシュに向かう上りで再び若干の雪道を走り、9時過ぎに第2駐車場に到着しました。
この日の来場者は全員第2を使うとはいえ、下段も上段も半分近くまで埋まっており、予想以上にお客さんが多いのでしょうか。
雪は1〜2cmですから、スキー場でもあまり降らなかったようです。

準備をしてゲレンデへ。
この日はオープニングサービスとして、正規料金でリフト券を購入すると、1,000円の場内施設利用券が付いてきますから、先週いただいた半額券は次回以降に。
と、リフト券・利用券と一緒にチラシをくれました。

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期間限定ながら、1〜3の各月に使える半額のクーポン券でした。
今シーズンは最後までお得にブランシュを楽しめそうです。

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クワッドリフト乗り場。
今シーズンもお客さんを待たせないブランシュ品質は健在です。

クワッドリフトに乗車。
車の中で暖まっていたからか、それほど寒さは感じません。
クワッドリフトから降車。

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さみーじゃん(^^;;

オープンしているコースは例年どおり、ロマンチックからファンタジーに抜けてクワッド乗り場に戻る1コースのみ。
緩斜面中心ですが、カーブや斜度変化があるので意外に飽きません。

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ファンタジーコースは、雪がしっかりと付いているのはスキーヤーズレフトの半分なので、コース中央をポールで規制しています。
しかしロープが張ってあるわけではありませんから、リフト側を果敢に滑る方もいらっしゃいますが、正直オススメできません。
ここ以外はほぼコース幅いっぱいに雪を付けてくれましたし、土やブッシュが出ているところもありませんので、安心して滑ることができました。

リフトはクワッドに加え、ファンタジーに架かる第4ペアも動かしてくれましたので、待ちはほとんどありません。
ただタイミングにもよりますが、コースが混雑気味でした。
団体・グループでのレッスンが多く、特にファンタジーコースには集中しますので、結構気を遣います。

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ランチは馬鹿の一つ覚えのように、湖北さんの角煮定食です。
今シーズンもよろしくお願いします。

午後になると気温は上がりましたが、それでも-10℃程度。
リフト上でグローブを外してスマホをいじっていると、凍えます。
コースはロマンチックの滑り出し付近が少し荒れましたが、全体的には問題なし。

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しろっくまんも登場し、子供たちと一緒に滑ってました。

私は午後3時まで滑って撤収。
帰路の八ヶ岳ズームラインから見える富士パラのゴンドラコースは、一週間前とは違いほぼ白くなっており、冷え込みが続けば年末年始には滑走可能になりそうな雰囲気でした。

スーパーエルニーニョの影響か暖冬傾向の今シーズンは、白樺湖・諏訪・八ヶ岳エリアのようにスノーマシンで降雪できるところが強みを発揮しそうです。
でもなぁ、やっぱりふわふわの新雪を滑りたいよ....
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2023年12月20日

6時間超のロングドライブ

12/16(土)は、我が心のホーム、ブランシュたかやまのオープン日。
11月後半から降雪作業は順調で、ここ数年では一番調子良かったのではないでしょうか。
9(土)には一週間早くプレオープンもできたのですが....

本オープンを前に暖気が入り、15〜16日には雨予報も出ていました。
「雨の中で滑るのはイヤだなぁ」
と見送る気満々だったのですが、現地の天気予報をチェックしていたところ、前日(15日)の雨は当日(16日)朝には止み、9時過ぎからは天気が回復しそうです。

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「仕方ない、行くか」

16日朝、5時40分に自宅を出発。
首都高〜中央道も順調です。
しかし、小仏トンネルを抜けたあたりから霧雨が振り出し、笹子トンネルの向こう側は結構な振りっぷりです。
「えー、話が違うじゃん」
と思いつつも、まだ時間が早いし、エリアも違うと自らに言い聞かせて車を走らせます。
小淵沢を通過すると、雨はほぼ止みました。
左手に見える富士パラは、ゴンドラ沿いのコースに斑状に雪が付いている程度です。

諏訪南ICで降りて左折。
八ヶ岳ズームライン〜エコーラインをのんびりと走ります。
昨シーズンまでは芹ケ沢西交差点を右折、芹ケ沢交差点を左折し、しばらく集落の中を走りましたが、3月に湯川バイパスが開通して、芹ケ沢西を直進するとそのまま柏原まで走れるようになりました。
工事の様子は見ていましたが、走るのは初めて。
時間的には数分の短縮でしょうが、人家がありませんから(あっても人は歩いてませんでしたが)、気分的には大分楽です。

大門峠を越えて姫木平を抜け、左折。
その先にはブランシュしか無いのですが、地元の軽トラではない対向車と何台もすれ違います。
「珍しいこともあるもんだ」
ほんのちょっとだけ心をよぎった不安な気持ちを振り払い、先に進みます。
第2駐車場方面に左折。
駐車場が満車の時にはこの曲がり角に案内が出ますが、何もなし。
「よっしゃ、大丈夫」

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ダメでした....orz

インフォメーションに立ち寄り話を聞くと、前日の雨で相当なダメージを受けて、コースが途切れちゃったようです。
スタッフは平身低頭でしたが、自然が相手ですからね、こればかりは仕方ありません。
「トイレだけ貸してください」

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リフト半額券をいただきました。
イエティのガラポン抽選でいただいた無料優待券もあるしな、お得に楽しませていただきます。

「さて、この後どうすっかなー」
普段なら大門街道を北に走り菅平、という手もありますが、今週は都連の指導者研修会で700人超の参加者が集結しています。
先週だってかなりの混雑だったのに、その2.5倍ですから、いくらローテーションしても、おそらくコース上はカオス....
とても行く気になれません。

ブランシュのスタッフに、周辺スキー場の営業状況を聞いてみたところ、
『2in1と、あとはロイヤルさんも営業しているようです。けどこの雨で状況はかなり悪いと思いますが....』
駐車場に戻り2in1に電話。
コール10回、誰も出ません。
「ロイヤルヒルに行ってみるか」

初めてのスキー場なんで、ナビで目的地に設定。
無事駐車場に到着しました。
が、何だか様子がおかしいです。
車は駐まっていないし、人もいません。
そもそも雪がありません。
車を出て周りを見渡すと、すこし先に雪が見え、リフトが回ってます。
しかしそこはリフト降り場っぽい。
どうやら駐車場はスキー場中腹にあるみたいです。
どうすりゃいいのよとスキー場に電話をすると、こちらは1コールで出てくれました。
『今どちらにいらっしゃいます?』
「え〜、P1・2・3って書いてあるところ....」
『あぁそこですとチケット売り場も開いてませんし。でもそこに車を置いて、滑って下りていただいてもいいですよ。下でチケットは買えますから。それか白樺湖の湖畔を走っていただいて....』
「そっちだと車はどこに駐めればいいんですかね」
『すずらんの湯っていう温泉施設の隣に大きな駐車場がありますから、そちらに』

再びナビに「すずらんの湯」への案内を依頼します。
池の平ホテル前を通過して、湖畔を走行。
すずらんの湯に到着です。
が、スキー場の影も形もありません。
戸惑いながらもうちょい走ると、左に上る道があり看板も出ていました。
上ってみましたが、あるのは宿泊施設の専用駐車場ばかりです。

「あ、スキー場だ」
緩斜面でジュニアがスキー教室、上に伸びる中斜面には一般スキーヤーが数名滑ってます。
コースはダメージを受けているようですが、まぁ滑れるか。
とは言え、一般客用の駐車場は無く、下から板を担いで上ってくるしかなさそうです。
上り坂だし、そこそこ距離あるよなぁ。
「いいや、帰ろう....」
そのまま大門街道に戻り、帰路につきました。

時間が時間ですから中央道も空いてます。
アイサイトのACCをセットし、アクセルワークはお任せでひたすら走りました。
(さすがに首都高では自力で運転しましたが....)
帰宅は12時40分。
ブランシュのレストハウスでトイレを借りたのと、ロイヤルヒルの駐車場でインスペしたのと、最後にスタンドで給油したのを除けば、6時間以上走り続けたことになります。
滑ってませんから肉体的な疲れはないのですが、精神的にはぐったりです。

ちなみに、ゴンドラコースが斑模様だった富士パラは、山頂コースのみで営業していたようです。
高速から見た様子でダメだと思い込んでいましたが、後で知って更にぐったりしました(^^;;

その後、本日(12/20)、ブランシュは無事リ:オープンを迎えたようです。
26日まではオープニングウィークとして、リフト一日券を正規料金で購入すると、1,000円の場内施設利用券がいただけるとのこと。
とりあえず土曜日には行くつもりだけど、半額券を使うのはそれ以降だな。
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2023年12月12日

2024指導者研修会@菅平

この週末は、菅平で指導者研修会に参加しました。

いつものように前乗りで現地入りしますから、金曜は就業時間終了後、早々に退社。
吉牛でメシ食って、家で風呂入ってソッコー出発の予定が、ウダウダしてたら20時過ぎになりました。
駐車場から車を引っ張り出すと、
「あれ、ガソリン....」
イエティなら余裕で2往復できますから、前回のイエティ(3回目)から帰宅後、もう1回行くだろうと給油してなかったんですね。
立ち寄ったスタンドはそこそこ混んでます。
そして関越道練馬IC手前、目白通りで谷原交差点先にある陸橋が工事のため1車線規制となっており、陸橋の先でも車線規制を伴う工事が行われていました。
これ、シーズン中だと大変だぞ....

練馬までは少々時間がかかりましたが、高速に乗ってからは順調。
上田菅平ICを降りてからも、先行車も不在で23時にホテルニューダボスに到着しました。
あれ、ずいぶん早く着いちゃったな(^^;

部屋ではすでに2人が出来上がってます。

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早速私も参戦。
何度目かわからない昔話を肴に酒が進みます。

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翌朝、部屋の窓から見える風景は、ここ数年おなじみです。
左太郎とラグビーコートに白いものが見えるだけマシかもしれません。

まずは宿のおかーちゃんにご挨拶。
「雪造り、上手くいかなかったねぇ」
『あれ、すっごくお金かけたらしいのに。でもハーレさん、お金持ちだからー』

研修会の受付は今年もWebで行いますが、昨晩は飲むのに夢中で忘れてました。
都連HPから実施要項のPDFを開いて、Web受付のリンクを長押し、っと。
あれ、これリンク張ってねぇじゃん、ただの文字列かよ....
QRコードもダウンロードできません。
「おい、ちょっとお前のスマホにQRコード出してくれ」
後輩指導員にお願いして、何とか受付画面に飛べました。
ちゃんと確認しとけよ > 都連教育本部

集合場所は、サンホテル前から裏ダボス下に変更になりました。
道路から裏ダボを見ると、下部の緩斜面から右の迂回コースに向かって雪が付いてます。
あ、もしかしてこっちも滑れるの?

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踏み上げ研修バーンでした(^^;
よく見ると、リフトの搬器は下の方にちょろっと架かってるだけ。
この状態なら他のお客さんは絶対に来ませんから、心置きなく低速系の開きモノを練習できます。

とは言え、私の班は踏み上げでもなく、ミーティングからスタート。
グループに分かれてテーマ別ディスカッションです。
10時半にミーティング終了。
次は11時半から踏み上げ講習ですから、ここでランチ休憩。
え、もう昼メシ?

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腹減ってねーよ、朝ゴハン3杯も食うんじゃなかった(^^;

踏み上げ講習は、都連所属のデモが担当してくれました。
太田好美ナショナルデモンストレーター
松本聖SAJデモンストレーター
中野聡SAJデモンストレーター
の3名です。
デモンストレーションの見学だけにならないかなー、とも思いましたが、もちろんなりません。

本年度の研修課題は昨年に引き続き「ターン始動時のポジショニング」。
デモ滑走の後、ひとりずつ滑ってデモからアドバイスを貰うという形式でした。
本数は少なかったものの、解説は分かりやすく、デモのアドバイスも丁寧で、なかなか良い取り組みだったと思います(踏み上げじゃなければもっと良かった)。

空はピーカンの青空で、めっちゃ暖かいです。
ウェアのジャケットを脱いでミドラーだけで滑る人も多いですが、教育本部専門員からは
『雪上ではありますが、熱中症に充分ご注意ください』
と声が掛かるほどでした。

その後にやっとファミリーでの滑走研修。

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朝イチは凍った硬めのバーンだったようですが、昼過ぎになっていい感じに緩んでます。
雪はほぼ全面に付けてくれましたが、最上部だけはコース幅の半分弱なので要注意。
広い場所まで移動してから、プルークスタンス、そしてシュテム動作を活用してポジション確認を中心に研修を進めました。

終了は15時。
私にとっては定時ですが、この日は同じ班のスキー大学仲間と30分ほどフリーで滑ってから撤収です。
ちなみに今回の研修会最高齢参加者は、私の所属クラブの85歳のおじいちゃんですが、16時まで滑っていたそうです。
お達者....

翌日曜日。

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前日同様ミーティングから始まる予定でしたが、コースに出てもいいことになったようで、朝イチからファミリーで実技研修です。
前日の流れを受け、シュテム〜パラレルでバリエーションを含めたトレーニング。

そして10時半頃だったでしょうか、
コースボトムまでの一本で、衝突事故が発生。
私の班の女性が、他の班の方に斜め後ろから突っ込まれました。
幸い大きなケガはなく、多少の痛み程度で済んだようですが、休憩がてらサンホテルの食堂に入り、緊急ミーティングです。
ゲレンデでの衝突事故防止について、ディスカッションを行いました。
参加者は皆さん経験豊富な先生方ですから、貴重な意見がいろいろと出されました。
講師には耳の痛い内容もありましたが、きっと教育本部内で共有して、今後に生かしてくれるでしょう。

この日は12時前に実技研修終了。
前日同様、スキー大学仲間と数本滑ります。
真面目に滑って、シーズンオフには使わない筋肉を酷使したからか、腰痛が酷くなりました。
けど滑ってるときは大丈夫なんですよねぇ....
我ながら都合のいい身体です(^^;

仲間とは
『じゃまた五竜で』
「良いお年を」
と別れて研修会終了です。

今シーズンから導入したICSが上手く動かず、コース造りに苦労した菅平ですが、予想以上に良い状態に仕上げてくれました。
次週の研修会では、裏ダボ迂回もオープンするかもしれません。
けど参加者は、この週の300名弱の倍以上、700名が集まりますから、かなり混雑するんじゃないでしょうか。
週末までは季節外れの暖かさも予報されてますし、ゲレンデコンディションの悪化も心配されます。
C日程にご参加の皆さま、くれぐれもご安全に。
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2023年11月07日

6年前の悪夢再び

11/1に軽プリが、11/3には狭山がオープン。
いつもならこのタイミングでイエティが空き始めますから、それを狙って3日(金・祝)に行ってきました。

三連休初日だし、道路は混むだろうな....と思いましたが、案の定混んでました。
東名は横浜青葉の手前、と言うより東名川崎の先から、横浜町田まで詰まってます。
3時間半かかって現着。
かぐらに行く方がよっぽど早いですね(^^;

ちなみに先週疑問に思った、南富士エバーグリーンライン料金ゲートのキャッシュレス決済
モバイルPASMOを仕込んだiPhoneを近づけてみたものの、反応しませんでした。
キャッシュレスは未運用なんでしょうか。

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コーストップに立ったのは10時。
上部の幅は明らかに広くなっています。

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中盤〜下部も広くはなっていますが、上部ほどではありません。
それでも大分滑りやすくなりました。

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最下部の落ち込み。
先週に引き続き、まずまずのコンディションです。

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一本滑った後のリフト待ちはこの程度。
だったのですが、その後徐々に混み始めました。
去年までは、混雑状況により青のペアリフトも動かしてくれましたが、今年は今のところその様子はありません。
イエティのクワッドリフトは、横に広がって待つようなレイアウトになってますから、見た目以上に待ち時間が長くなりがちです。
できれば2本のリフトに分散していただけるとありがたいのですが、運行コストを考えると難しいのかもしれません。

一方、初めての休日を迎えた軽プリは、TwitterのTLを見る限り、昨年までのようなアホみたいな混雑にはならなかったようです。
スキー場の運営側と利用側の両方を考えると、極端に混んでも、逆にガラガラでも、あまり良いことではないでしょうから、今年のような状況は悪くはないのかもしれません。

昼過ぎに、一旦駐車場まで戻りました。
スキー場ゲートで
「一時退場でお願いしまーす」
と入場滑走券を出すと、
『手の甲にスタンプ押しますので、再入場時に見せてください』

あれ、また戻っちゃった?
イエティでは退場時に滑走券を回収します。
しかし、一時的な退場の場合には、滑走券は回収したうえで手の甲にブラックライトスタンプを押し。再入場時に確認するというシステムでした。
退場した方のチケットが転売等で再利用されるのを防ぐためだと思うのですが、去年からはチケットにハンコを押して、それを再入場時に提示する方式に変わっていました。
前週まではチケットにハンコだったのが、急に手の甲にブラックライトスタンプになったってことは、不正行為でも見つかったのでしょうか....

この日は午後になっても快晴です。

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前週、前々週は雲の中だった富士山もやっと見られました。
イエティの場合、軽プリの浅間山とは違い、コース正面に富士山というレイアウトではありませんが、たとえそうだとしても眺めながら滑るって訳にはいきませんけどね(^^;

このブログを書いている11/7(火)は未明の大雨の後、朝から11月としては異例の暑さ(都内の予報は27℃だとか....)です。
さしものイエティもコース状況が悪化し、やむを得ず営業休止。
6年前の悪夢が蘇ります。

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ライブカメラを見ると、融雪でコースが途切れましたが、昼過ぎには修復が始まりました。
がんばれイエティ!
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2023年11月02日

拡幅は一週間遅れか

10/21のオープン翌日にお邪魔したイエティは、例年になく幅が狭く、コースコンディションが悪い場所もありました。
週明け前半も同様の状況が続いたようですが、その後は少しずつ好転しているとのこと。
でも自分の目で確認しなくちゃダメだよな。

ということで、土曜日は今シーズン2回目のイエティです。

東名大和TN手前の事故渋滞を抜けるのにかなり時間がかかりましたが、なんとか10時前にスキー場手前の有料道路、南富士エバーグリーンラインの料金所に到着しました。
ゲートふたつのうち、左側は工事中。
右側のゲートは機械が新しくなってます。

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新機種には大型液晶ティスプレイが設置されているのですが、先週は良く見ずに硬貨投入口に520円を投入したところ、チャリンチャリンとそのまま返却されました。
何度入れ直しても同じです。
「えぇい、ポンコツめ!」

ふとディスプレイを見ると
『料金精算』
ってボタンが表示されています。
「え、まずこれを押さなくちゃいねないの?」
ポンコツなのは、機械じゃなくて私でした(^^;

さすがに今週は迷うことなく精算が完了しましたが、効果投入口の隣に『キャッシュレス』というリーダーっぽいものが付いてます。
何が使えるとか表示は無いんですけど、交通系電子マネーとか使えるのかな。
通勤でモバイルPASMOを使ってるから、次は試しにiPhoneをかざしてみるかな。

ちなみにこのゲート、早朝等無料で通過できる時間帯があるらしいです。
もちろん私にゃ無理ですが....

駐車場到着。
朝イチの条件の良い時間帯だけ練習する地元のジュニアレーサーが撤収を始めるタイミングのようで、中段にも所々空きがあります。
準備をしてチケット売り場へ。
この日は2回目なんで、メンバーズカードを提示して半額です。

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天気は晴れ、時々曇り、所によって大雪(^^)

一本滑ってみると、コンディションは悪くありません。
やや暖かいため、融け始めたクラッシュアイスはしっかり締まっています。

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最後の落ち込みにも、先週のような穴ぼこはもちろん、茶色い部分もありません。

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リフト待ちはこの程度。
この日は私が撤収するまで、これ以上空くことはありませんでした。

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先週は狭く感じたコース幅も、全体的に少し広がりました。
とは言え、例年であればこれがオープン時のコース幅です。
オープン直後は、融雪によるコンディション維持に苦労されていたようですから、拡幅まで手が回らなかったのかもしれませんが、一週間遅れで少しずつ広げてくれると思います。
斜度も増してくれるといいんだけどなー(^^;

昼過ぎにはポツポツと雨粒が落ちてくる時間帯もありましたが、ちょうどランチ休憩だったので問題なし。
その雨もすぐに止みました。

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この日も富士山は雄姿を見せてくれませんでしたが、

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リフトから紅葉は楽しめました。

撤収は定時の15時。

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有料道路のゲートはリニューアルされてましたが、駐車場のゲートはそのまま....
ではありません。
バーが撤去されています。
今シーズンから駐車場は全日無料となりました。

だったら機械ごと撤去すればいいじゃん、とも思いますが、撤去にもお金がかかるからか、気が変わって再び有料にするときのためか....
リフト代は少々値上げされましたが、昨年まで1,200円だった駐車料金が無料になるのは、大変ありがたいことです。

そして昨日(11/1)、ライバル(?)の軽プリがオープンしました。
TwitterのTLに流れてきた様子では、平日とは言え予想外に空いていたようです。
週末の3連休は、イエティから軽井沢にお客さんが流れるのか。
やっぱり自分の目で確認しないとダメかなぁ。
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2023年10月26日

夏日の後のシーズンイン

季節は秋のはずなのに、「夏日」が続出する異常な10月です。
そんな中でも10月20日(金)、今年も日本一早くイエティがオープンしました。
ちなみに日本最速オープンは25年連続だそうな。

今年は菅平がICSを導入して早期オープンを宣言していましたから、一部スノークラスタの間では『イエティ危うし』の声もありましたが、日本初導入のフランス製ICSが不調で造雪がままならず、勝負の舞台に上がることすらできませんでした(菅平にはそのつもりもなかったと思うけど)。

例年同様、イエティのオープン当日は平日ですから、勤勉な会社員である私は当然滑りには行かれません。
オフィスのPCでTwitterに繋ぎ、現地からの動画を眺めることしかできませんでした。

そして翌21日(土)。
板とストックとブーツ、そして荷物を担ぎ、自宅マンションのエレベーターで1階に下ります。
幸い誰にも会わずに駐車場まで行くことができましたが、以前他の入居者と顔を合わせたときには、
『えー、もうスキーできるんですか!いったいどちらで....』
「えっと富士山の....」
『あぁ、富士山。やっぱりねー』
たぶん大いなる誤解があるとは思いますが、そこでICSの説明をしても話がややこしくなるだけです。
それにね、イメージされてるような富士山の自然降雪で滑ったら、確実に死にますから....

6時前に出発。
首都高から東名に入り御殿場を目指します。
しかし大和TN付近を先頭に、安定の自然渋滞。
大和TNの4車線化でボトルネックが解消することを期待したのですが、手前の付加車線の工事が一向に進まないため、あまり効果は出ていません。
大井松田の先ではリニューアル工事で左ルートが閉鎖されており、ここでも渋滞。
現着は8時半でした。

最上段の駐車場は当然満車ですが、中段にはまだまだ空きがあります。
お客さん、少ないんでしょうか。
それでも入場ゲート前にはそれなりの人だかり。
9時の開場前には結構な列になってました。
並ぶのがキライな私は、混雑が収まった頃を見計らい、チケット売り場に向かいます。
メルマガ会員の400円割引は健在なので、HPからログインして会員ページのQRコードを窓口で提示。
何故か500円割引でした(^^)

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偶数回目の入場は半額、10回目だと無料になるメンバーズカードも健在です。

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入場すると、スノーバーズクラブ加盟の3スキー場がガラポン抽選をやってました。
クジ運はめっちゃ悪い私ですが、お客さんは誰もいらっしゃらないので、ちょいと立ち寄ることに。

まずは五竜・47。
『五竜、行ったことありますか?』
「今年もスキー大学でお邪魔する予定です」
『おぉ、お待ちしてます!』
クラシカルなガラボン抽選器を回して、半額券をいただきました。

お次は八千穂。
「去年この場所でスタッフさんと話をして、行ったことないって言ったら、熱心にお誘いを受けたんで、初めて行きましたよー」
ジャンケンポン1回勝って、1,000円割引券をいただきました。

最後はブランシュ。
「ブランシュさん、いつもお世話になってます」
『今年は何とかスキーオンリーでイケますから』
「あー、町議会で....」
『はい、ボード解禁を主張する議員さんもいらっしゃいまして。でも白樺高原さんが解禁したらウチのお客さんが増えたんですよ。続けられるよう頑張ります』
タブレットをタップするハイテク(?)なガラポンで、無料招待券をいただきました。

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これで入場券のモトは取ったなww

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コーストップに立ったのは9時半。
雪の厚みはありますが、コース幅は例年より狭いです。

まずは今シーズンの一本目。
あー、悪いクセが....
左ターンで、重心を自ら内に入れてしまうので、外脚が軽くなるんですよねぇ。
すでに荒れている場所もありますが、雪との力のやりとりを楽しみながら何本か滑ります。
そうこうしているうちにコース上のクラッシュアイスは少しずつ融け、締まって滑りやすくなってきました。
朝イチはまだ慣れていなかったからか、飛んだり跳ねたり回ったりな方は少なかったのですが、グラトリを楽しむスノーボーダーさんも少しずつ増え始めます。

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コースコンディションは、中盤までは問題ないのですが、最後の落ち込みがヤバくなってきました。
土が出始めて危険な場所をネットで規制するのはいいのですが、それにより滑走可能な場所の雪が削られるという悪循環。
それでもパトさんが硫安を入れ、クラッシュアイスを撒いてと、修復に努めてくれます。

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昼前、最下部の大穴は埋まりませんが、落ち込み中間部の茶色かった場所は白くなりました。

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リフト待ちはこんな感じ。
想定よりも並んでます。

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そうこうしているうちに、ナイター前の整備に向けて、何カ所かに雪山もでき始めました。
ほぼコースをふさぐように造られていますので、ここだけ極端に狭くなってますが、渋滞することはありません。
グループで横に広がって滑っていた方も、ここでは一列にならざるを得ませんから、むしろその後の流れは良くなるような気もしました。

この日の天気は、下界は明るいのですが、富士山二合目は曇り。
たまに青空が顔を出すこともありましたが、日差しが無く、やや寒さも感じました。
残念ながら、富士山は終日雲の中でした。

いつものように、15時撤収。

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コース幅は狭いし、斜度は緩やかだし、雪はザブザブですから、敬遠する方がいらっしゃるのも理解できます。
でも滑ってみると、やっぱり楽しいです。
もちろん一日も早く天然雪で滑りたいのですが、今年は暖冬予報が出ていますから、いつになることやら....
しばらくはイエティで楽しませていただきましょうか。
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2023年09月29日

修理完了

昨シーズンから使用しているZUICAのウェア、デザイン的にも機能的にも気に入っているのですが、パンツのウェストサイズ調整パーツでちょっとした問題が....
この件については、池袋のカスタムでメーカースタッフに相談し、その後発送ですったもんだありながらも現物を修理業者さんに送ってありました。
ちなみに今回修理を担当するのは、TwitterのフォロワーさんでもあるSNOW FLICKRさん
ウェアで何かあったら相談してみようと思っていたリペア屋さんなので、期待大です。

水曜日に窓口となっていたメーカースタッフからメールが入り、修理が完了して金曜日に返送されるよう手配済みとのこと。

そして昨日(木曜日)、帰宅すると宅配ボックスに荷物が届いていました。
予定より一日早い着荷です。
早速開けてみると....

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角カンがなるべく動かないように、2本のステッチでしっかりと止めてくれました。

以前は....

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ベルトを引っ張ると、こんな感じで角カンが回っちゃったんですね。

え、私の体型?
ま、まぁそれも....ある(^^;
使ってみないと実際のところは分からないとはいえ、今回の修理できっと(体型以外の)問題は解消していることでしょう。

Zuika Internationalさん、SNOW FLICKRさん、このたびは大変お世話になり、ありがとうございました。
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2023年08月31日

2024事務連絡担当者説明会

都連スキーヤーにとっての夏の風物詩(?)、2024年度事務連絡担当者説明会が27日の日曜日に開催されました。
会場は例年なかのZERO、たまに練馬文化センターというパターンですが、今回は全国教育文化会館エデュカス東京なる初めての場所です。
確か練馬は改装のため休館中だし、中野は取れなかったのかなー。

最寄り駅は麹町ですが、有楽町線って自宅からだとちと不便....。
と思ったら、そうでもありませんでした。

9時15分、現着。

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建物は道路からちょこっと入ったところにありますから、あやうく行き過ぎるところでした。
エレベータで7階に上がると、目の前の会議室に学校形式で机と椅子が並んでいます。
今回はクラブNo.による午前・午後の入替制となっていますが、それでもこの狭さじゃ満員御礼でしょうね。

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10時、説明会開始。
総務本部〜教育本部〜競技本部の順に進行し、予定では12時に終了予定です。
そのためか、各本部の説明は巻きが入ってます。
司会も早く進めたいオーラ全開。

まず総務本部。
都連事務局の現金取扱時間が1時間延びて、16時までになったそうです。
けど、都連に現金持ってく用事、少なくなったよなぁ。

続いて教育本部。
研修会理論は、前年同様すべてeラーニングとなります。
実技では、雪の条件が良い2月に2回の菅平会場が予定されました。
注意事項として、リフト券売場の混雑により、毎年実技開始時刻に間に合わない参加者がいるので、時間に余裕を持って行動してほしいとのこと。
菅平の場合、70歳未満なら宿のフロントで宿割券を、70歳以上だとゲレンデのリフト券売場でグランドシニア券を、それぞれ購入することになりますが、多いんですよねぇ、後者の皆さま....
研修会のときだけでも、グランドシニア券を宿で売ってくれればいいのにね。
なお昨シーズンまでは、新型コロナが理由の欠席に対する救済措置がありましたが、5類に移行した今シーズンはありません。

技術選の都予選は高峰(旧アサマ)での開催になりました。
そして当日は貸切だとか....

コロナの影響でeラーニングが続いていた安全対策講習会は、今年は対面での講習会が実施されるそうです。

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あと教育本部だけじゃありませんけど、参加費が500円程度値上げされた行事が散見されます。

最後に競技本部。
ルール面で、GSに引き続きSLでもスイッチバックが禁止となること以外は、ほとんどが日程についての説明でした。
質問は以前のような喧嘩腰のものではありませんが、司会は『それは後ほど直接担当者に....』の連続です。

結局11時前にはすべて終了。
1時間かからないって、いくらなんでも巻きすぎだろ....
事務担史上最速だったんじゃないでしょうか。

席を立って後ろを振り向くと、案の定ほぼ満席でした。
1階までのエレベータ、大変だろうなぁと思いましたが、人生の大先輩に敬意を払い、階段を利用する相対的な若者が多かったので、大混雑にはならなかったようです。

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朝、私が通り過ぎそうになった入口には、目印が立てられていました。
きっと行き過ぎちゃって、受付で文句言ったヤツがいたんでしょうね。

とりあえずこれよりシーズン始動。
と言いたいところですが、今のところ全日本/東京都の登録関係には手が付いてないし、クラブ行事の方も全く動きなし。
そろそろ何とかしないと....、ね。
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年07月25日

来シーズンに向けて

5月にシーズンアウトしたものの、板はチューンナップにも出さずに、車のルーフに積んだ棺桶の中に放置状態です。
さすがに来シーズンまでそのままって訳にもいきませんから、そろそろショップに持ち込まなくちゃいけません。
念のためメールで確認したところ、土曜日は営業してるとのこと。

ということで土曜日の午後、くっそ暑い中、機械式駐車場のラックを地上に移動。
車に乗り込もうとドアノブに手をかけますが、あれ?ロックが解除されないぞ。
スマートキーのボタンを押しても反応ありません。
あ〜、バッテリーかぁ....。
でもスマートキーの方だよな、車の方じゃないよな。

駐車ラックを一旦元に戻し、部屋でスマートキーのバッテリー交換。
以前痛い目に遭いましたので、予備のバッテリーは常備しています。
再び駐車場に戻り....、無事ドアロック解除できました。
車のバッテリーじゃなくて良かった〜

そして道路に出て数メートル走ったところで思い出しました。
STÖCKLIとFACTIONは積みっぱですが、かぐらの最終滑走で使ったBLASTRACKは、板を部屋の玄関で乾かして....
セブンの駐車場をちょいとお借りして、棺桶の蓋を開けてみました。
あー、積んでないじゃん!
近所をぐるりと一周してマンションに戻ります。

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部屋から下ろしたBLASTRACKのELIXIRを積んで再出発(^^;
道路は順調で、30分ちょいで現着しました。

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アクティブエフさんです。
STÖCKLIがVIST JAPANの取り扱いだった頃、代表の斎藤さんが試乗会のアテンドをしていたこともあり、その流れでチューンナップもお願いするようになりました。
チューンナップ時にあれこれと指定できるほど鋭敏な感覚を持っていない私にとって、何も言わなくても好みに仕上げてくれる有難い存在。
お世辞にもお安くはありませんが、安心してお任せできるお気に入りのショップです。

ちなみに外見はともかく、中に入るとチューンナップ済みの板が所狭しと立て掛けられています。
知らない人は入口を間違えたと思うかもしれません。
ブー研といい、アクティブエフといい、私ってどうしてこういう雰囲気のお店と相性がいいんだろ。

来シーズンに向けてやっておきたいことが、もうひとつ。
ZUICAウェアのリペアです。
先月のカスタムフェアで相談した、パンツのウェストサイズ調整の不具合(?)の件を後日改めてメールで連絡したところ、修理方法が提示され、現物を送るように指示いただきました。

私が入居するマンションは、荷物を宅配ボックスに放り込んで集荷を依頼すると、クロネコが勝手に咥えていってくれます。
外出の予定があっても心配ありませんから、過去に何度も利用したことがありますし、今回もコレでいくことにしました。
ヨドバシの箱にパンツを入れて、宅配ボックスに放り込んで、ネットでクロネコメンバーズにログイン〜『集荷申し込み』を選択して....

数時間後、部屋のインターホンが鳴りました。
『中毒者さん、荷物取り出せません』

宅配ボックスを開けるためのキーが、営業所には無いんだとか。
「えー、でも以前に何度も集荷してもらってるよ」
ドライバーのおっちゃんもいろいろ調べてくれましたが、いつの間にかできなくなっちゃったみたいです。
これ以上はマンションの管理会社に調べてもらうしかないのかな。

これが三連休初日の土曜日の話。
取り出せなくなった荷物は、週明けに、管理会社の担当営業から連絡を受けた管理人さんが、特別に取り出してくれました。

仕方ない、セブンに持ち込むか。
送り状を印刷するために、クロネコメンバーズに接続。
メニューから『自宅で送り状発行』を選びます。
あれ、隣に『宅配ロッカー発送サービス』ってあるじゃん。
そうか、以前はこっちで依頼してたんだな。
今回はその左の『集荷申し込み』を選んだからいけなかったのか。

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素直にセブンに持ち込めばいいものを、再び荷物を宅配ボックスに放り込み、クロネコメンバーズの画面で『宅配ロッカー集荷サービス』を選んで必要事項を入力。
よし、おっけー。
これがこの土曜日の話です。

アクティブエフに向かう車中、iPhoneとBluetooth接続したカーナビに着信がありました。
『中毒者さん、荷物取り出せません』

前回とは別の営業所のドライバーさんでしたが、やっぱりボックスを開けるキーが無いとのこと。
クロネコメンバーズでの集荷申し込み方法の問題じゃなく、どうやら布団が、いや契約が吹っ飛んでるみたいです。
何度もごめんなさいm(_ _)m
今度こそ管理会社の調査結果を待つことにします。

荷物は、私が会社に行ってる間に再び管理人さんが取り出しておいてくれました。
帰宅し、荷物を受け取り....
素直にセブンに持ち込んだのは言うまでもありません(^^;
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2023年06月12日

23/24カスタムフェア@池袋

変態スキーヤーにとって、シーズンアウト直後の風物詩とも言える、石井スポーツのカスタムフェアが始まりました。
先週末は新潟、そして今週は金曜から日曜まで、池袋のサンシャインで東京会場が開催です。

今のところまだリーマンの私は平日に参戦することはできませんが、TwitterのTLをチェックすると(仕事中に何やってんだよ)、入場待ちの長蛇の列がアップされています。
「えーっ、今年も!?」
去年は入場まで40分なんて話もありましたが、幸い今年はそこまでじゃなさそうです。
会場内もそこそこ盛況のようで、空いているうちにゆっくりと品定めと考えていた方はやや思惑が外れたかもしれませんが、メーカー側にとってはありがたいことでしょう。

参戦予定の土曜日。
朝、TwitterのTLでは開場前の行列の写真が確認できますが、受付開始後はさほど時間がかからず解消したようです。
これなら午後は大丈夫かな。
しかし、早くも予定数完売でオーダーストップになったアイテムも出始めたようです。
ここ数年、世界中の生産活動に影響を与えた新型コロナは落ち着きつつあるものの、昨年からはウクライナ紛争が暗い影を落としています。
新型コロナの影響でスキーに行くことすらままならず、マテリアルの購入を控えていた皆さまが、その反動で一斉に購入に動いたということも無いとは言えませんが、やはりメーカー側が市場の動向や生産能力等を勘案して、ある程度数量を絞り込んでいるのかもしれません。

13時半、自宅を出て都電に乗車。
先月SKI FORUMが開催された有明も、決して便利な場所ではありませんでしたが、私の家からだと池袋もあまり行きやすい場所ではありません。
時間はかかりますが、都電にゴトゴトと揺られながら行くのが一番良さそうです。

向原駅で下車し、サンシャイン方面へ。
去年は間違えて反対方向に歩き出しちゃいましたが、今年は大丈夫。
薄ら寒いバスターミナルも問題なく通過し、無事会場に到着しました。

今年は受付で、ヨドバシのゴールドポイントカードを提示することで入場するとのこと。
石井のヨドバシスポーツ化がますます進んでいます。
私はスマホのアプリを提示したのですが、バーコードのスキャン等することもなく、おねーちゃんの
『ご提示ありがとうございます!』
のひと言で受付が完了しました。

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入口付近には、石井のカタログSiegerでBEST BUYに選ばれたマテリアルが展示されています。
それにしても、私が愛用するスイスの某Sブランドのスキーが並ぶ日が来るとは、夢にも思いませんでした(^^;

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先に進むとKASTLEの板が並んでます。
若い方々は横目で見てスルーする中、懐かしそうに手に取るのはおじさんばかり。
それもそのはず、約四半世紀も前に一旦消滅したブランドですからねぇ。
復活後、ワールドカップで表彰台に上ってもいるようですが、かつての存在感にはまだまだ程遠いのが現状です。
昨年日本での販売開始がアナウンスされ、石井でも取り扱うようですから、また少しずつ注目されていくかもしれません。

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こちらのメーカーは相変わらず盛況です。
いつもお世話になっているスタッフにご挨拶しようと思いましたが、商売の邪魔になりそうなので後回し。
とりあえず会場をひと回りしてみます。

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出展メーカーはこんな感じ。
石井での取り扱いがあっても出展していないブランドもあるものの、これだけ揃うのはさすがですね。

ひと回りした後は、まずは松岡手袋へ。
今シーズンから使い始めた5本指が予想以上に快適で、来シーズンは初めて3本指タイプを使ってみようと考えています。
昨年同様、お世話になっているチューンナップショップ、アクティブエフの斉藤さんがスタッフとして接客されてましたので、相談しながら....。
松岡もカスタムでオーダーできる数量は限られていますが、紙の在庫表(?)をめくりながら確認してくれたところ、まだ大丈夫とのこと。
「今はお店は日曜日は休みでしたっけ?」
『8月までは日曜は休みです。土曜日はやってますけど、念のため来る前に連絡貰えます?メールで結構ですから』
「了解です。今回はBLASTRACKだけかなー」
なんて去年と同じような会話をしながら、伝票を作成していただきました。

小物のコーナーをふらふらと歩きながら、何気なくGIROへ。
メットは昨シーズンからSWANSに変更しましたが、それまではずっと使っていたブランドです。
中身は無いのに不必要に器だけがデカい私の頭ですが、グローバルフィットモデルでも問題なく包み込んでくれました。
今回は何気なくアジアンフィットを試してみましたが、あれ?意外にいいじゃん。
来シーズンは今のSWANSを使いますが、買い替えのときはまた候補にしようかな。

いくつかのブランドを冷かしながら歩き回り、次はZUICA。
去年のカスタムで、
「買わないよ」
と言いながら試着したブランド
です。
宣言どおり会場でオーダーは入れませんでしたが、その後諸般の事情でウェアを買い替えることとなり、コンペカンまで出向いてオーダーを入れるという、マヌケな事態となりました。
ちょいお高いだけあって、モノはいいです。
ポケットはいっぱいあるし、機能的にも気に入っているのですが、ひとつだけ問題が....。
パンツのウェストサイズを調整するベルクロアジャスターのパーツが回っちゃうんです。

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目的を果たせない訳じゃありませんが、お世辞にも見た目はよくありません。
『あー、それですね。他のお客様からもご意見をいただきまして、来シーズンモデルからは改善しています』
「やっぱりねぇ、でも来シーズンモデルから....」
『修理扱いで、その部分だけ直すこともできます』
「え、やってくれるの?」
料金を含め詳細は相談しながらとのことで、連絡先アドレスの入った名刺をいただき離脱です。
ちなみにZUICAのウェア、今シーズンまでのシンプルなデザインに加え、来シーズンからはカラーの切り替えを入れたスキーウェアっぽいヤツも展開するようですが、個人的には今までの方が好きです。

そうこうしているうちに、TwitterにDMが入りました。
シーズン中何度かご一緒させていただいたフォロワーさんのご家族が、こちらも栂池でお世話になったパトさんと一緒に会場に向かっているとのこと。
それではと、もうしばらく会場を徘徊することにします。

ファミリー、パトさんに加え、昨年お酒をご一緒したフォロワーさんも合流し、暫し歓談。
そして各社ブースをちょこちょこと見て回りました。
楽しかったなー♪

予定外に長時間の滞留となりましたが、私は17時過ぎに会場を離脱。
会場外には例によって、スキー場のPRコーナーが設けられており、(運が良ければ)リフト券等が当たるガラポン抽選をやってます。
しかし、皆さんの撤収時間と重なったのか、長蛇の列です。
行列嫌いの私は、とてもじゃないけど並ぶ気にもなれず、レイアウトの関係で空いていたいくつかのスキー場で抽選に参加させていただきましたが、今年も全てハズレ(正確にはアメちゃん1個とボールペン2本)。
やっぱり列に並ぶくらい気合を入れないとダメか。

私がハズレくじばかりなのはいつものことではありますが、よく当たる人っているんですよねー。
いったい何が違うんだろ....
(え?日頃の行い??)
posted by スキー中毒者 at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年05月29日

SKI FORUM 2023&忘年会

土曜日は、日本スキー産業振興協会(JSP)主催のSKI FORUM 2023に行ってきました。
会場は有明。
有明では数年前まで、TFTビルにて石井スポーツのカスタムフェアが開催されていましたが、今回はTOC有明です。
カスタムフェアに行くときは、何の疑問も抱かずに新橋からゆりかもめを使っていましたが、改めて調べてみるとりんかい線の方が早そうです。

次の予定を考えると、14時過ぎに現着すれば十分ですから、13時に自宅を出発。
日比谷線〜京葉線〜りんかい線と乗り継ぎ、国際展示場駅で下車しました。
案内図のとおりパナの建物を突っ切ると、TOCビルは目の前です。
初めての会場だと思っていましたが、建物の中に入ると何となくデジャヴ....
自分のブログを遡ってみたら、大昔(15年前14年前)にカスタムフェアが開催されていました。

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受付を済ませて会場に入ると、お客さんはそこそこ入ってます。
しかしコンパクトだなー。

いつもならウェアメーカーが広いスペースを使用して存在感を示すのですが、今回は狭めです。
そしてメーカーもMIZUNOとONYONEだけ。
DESCENTもGOLDWINも出展していません。

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板はOGASAKAが比較的広いブースを構えており、FISCHERもそこそこ。
しかし他のメーカーは寂しいですねぇ。

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ATOMICなんて、アリバイ的に出店したとしか思えません(^^;

ブーツではREXXAMがサイズを含めてかなりの数を展示していましたが、やはり他のメーカーは....

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国内での代理店がVIST JapanからREXXAMに移った我がSTÖCKLIも、堂々と展示されています。
2月の試乗会でお世話になったスタッフと、暫し立ち話。

と、
『中毒者さん、どうも』
ブーツの接客をしていた神田ブーツ研究のオヤジ阿部代表から声を掛けられました。
せっかくですから、しばらく前に話題になったお店があるエリアの再開発について聞いてみます。
「お店、どうなるんですか?」
『いやー、あと1年は今の場所でやりますよ。それに再開発って言ってもまだまだ時間掛かりますから』
「その後は?」
『どこか近所でね。神田ブーツ研究なんだから神田に無いとダメでしょ』
これを機にやめちゃうことはなさそうで、安心しました。

え、ブーツの話はどうしたって?
「来シーズンも変わりませんよね」
『足形は同じです。今のヤツ、調子いいでしょ』
「うん、何かあったらまた連絡します」
買う気は無いけど、無理に勧めてくることもありません。

その後REXXAMのスタッフに、ヘルトから事業譲渡されたAVIRIVAブーツについて話を聞きましたが、サポートは続けるものの、ブーツとしての復活は無いとのことでした。
最近使い始めた指導員仲間も何人かいますし、Twitterのフォロワーさんにもユーザーが散見されるのですが、売上は低迷していたようですね。

指導員仲間を交え、OGASAKAスタッフと歓談しているうちに、時刻は15時20分。
次の会場に向かう時間です。

ゆりかもめで新橋に向かい....

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会場到着。

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スキー大学白馬五竜会場でいつも一緒になる仲間と共に、忘年会開始です。

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そして二次会。
皆さん、それなりにいいお歳なのに、滑りも飲みも衰えを知りません。
ちなみに私が衰えていないのは飲みだけですが....(^^;;
posted by スキー中毒者 at 11:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年05月06日

再びの田代

GW後半(?)スタートの3日、かぐらに行ってきました。
心配される雪は、4日前の土曜日の状況から、まぁ大丈夫だろうと思ったのですが、雪以上に心配なのが関越道の渋滞です。
NEXCOの渋滞予測ではいつもより1時間程早く渋滞が始まるらしい。

ということで、いつもより早めにアラームをセットしたのですが....
年寄りの性で、アラームが鳴る前に目が覚めました(^^;
そのまま準備して出発。
練馬から関越に乗った4時半時点ではまだ渋滞はありませんでしたが、走っているうちに早くも始まったようです。
坂戸西SIC付近を先頭に4km10分。
実際には鶴ヶ島JCT付近から流れが悪くなった程度で、それほど酷いものではありませんでした。
しかし8時過ぎに確認したところ....

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GW渋滞恐るべし(^^;;

6時40分現着。
前回に引き続き、再び田代から上がることにしました。

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ロープウェイ山頂駅付近から見た田代エリア。
スキー場だと思う方は少ないでしょう。

硫安で固めたコースを除き、朝からザブザブの春雪は滑りが悪いです。
けど午後と比べたらまだ天国みたいなもの。

まずはかぐらエリアに行きたいのですが、8ロマは9時にならないと動かないのは、先週学習しました

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時間調整にアリエスカコースを数本滑ります。
板を踏むと、雪に沈み込むように感じるほど柔らかい雪ですが、中回りが楽しいです。

動き出した8ロマから、かぐら連絡コースに入り、パノラマ下を通過。

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滑ってる人はいません。
さすがにクローズしたんでしょうか。

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1高から見たメイン。
ちょっと厳しい場所も出始めました。

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コーストップから見るとこんな感じ。
上部の降雪機側はまだまだ大丈夫ですが、コース下部まで下りると、所々ブッシュが出始めています。

かぐレスで小休止して外に出ると、Twitterのフォロワーさんがいらっしゃいました。
正月の栂池でお会いしたファミリー、そして湯沢の某スクール勤務のイントラさん。
この後はご一緒させていただきました。

荒れないうちにメイン。
と思ったら、すでに荒れ始めてました(^^;

ファミリーはコブ練に来たということで、ジャイアント。
良さそうなコブを探しましたが、リズムや深さでちょっと苦労されたかも....

午後は田代のダイナミックにも行ってみました。
また別のフォロワーさんにもお会いできましたので、ちょこっとご挨拶。

なんて楽しく滑っているうちに、時刻は14時過ぎ。
かぐらエリアに戻る皆さまと、8ロマ降り場でお別れして、私は田代ロープウェイに戻ります。
田代上がりって、空いてるし、みつまたみたいなピリピリした空気もありませんから、結構気に入ったのですが、この時期はロープウェイまでの帰路がねぇ....
トップシーズンの雪でさえ止まっちゃうような緩斜面を、めっちゃ滑らない悪雪で移動しなくちゃいけません。
クローチングを組み、ストックの助けを借り、どうしてもダメならスケーティング。
最後の1ロマ乗り場に辿り着くだけで疲れちゃいます。

レーシングチームの撤収と重なったため、リフト待ちはありましたし、ロープウェイも満員でした。
それでもどこかのんびりした雰囲気は、嫌いじゃありません。
てか、結構好きかも....(^^)

今後かぐらを訪れるときは、田代から上がることが増えそうです。
けど、増えると言うほど、最近はかぐらには行ってないんですけどね。
posted by スキー中毒者 at 18:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年05月01日

初の田代上がり

前週は丸沼に逃げてしまったので、今シーズンはまだかぐらで滑っていません。
まぁ一度くらいは行かないとな。
と思うものの、週末のみつまたステーションは朝7時前からリフト券売場に行列、そしてその後はロープウェイに行列という、私の嫌いな大混雑が続いているようです。

悩んでいると、TLに田代の様子が流れてきました。
ロープウェイ山頂駅直下のコースは滑れないようですが、迂回コースには雪が付いているから問題なしと。
そうか、田代という手があったか。
田代ステーション大混雑ってツイ、見たことないから少しは落ち着いてるのかも....

実は私、みつまたからしか上がったことがありません。
今回が初の田代上がりです。

4/29の土曜日からGWが始まる方もいらっしゃるようですが、高速の渋滞予測を見る限り、大したことはありません。
関越も、いつもどおり6時前に高坂を通過できれば何とかなりそうです。
事故さえ無ければ....

土曜日。
5時半ちょい前に練馬から関越に。
この時点で渋滞、事故はありません。
そのまま高坂を通過し、順調に月夜野まで走行します。
R17を40分程走って、7時半に田代ステーションに到着しました。

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駐車位置はこのあたり。
これが混んでるのか空いてるのかはわかりません。

準備をしてセンターハウス内のリフト券売場に行きましたが、ふたつの窓口にはお客さんは誰もいません。
少なくとも混んではいないようです。

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ロープウェイの営業運転はすでに始まっていました。
列の末尾はこのあたり。
並んで間もなく次の乗車が始まったようで、列が動きます。
次だろうなーと思ってましたが、ギリ乗車できました。

山頂駅で下車。
どっちに行くんだ?
ほぼ最後に乗車しましたから、下車はほぼ先頭。
仕方なく前を歩く数名のお客さんの後に付いていくと、左手の建物に入りました。
へー、ここを通過して外に出るのか。

いや、無料休憩所でした(^^;

気を取り直してコーストップへ。

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ここから左手の迂回コースを滑って、田代2ロマ乗り場に向かいます。
田代で滑っても仕方ないので、そのままリフトを乗り継いで、かぐらエリアへ。

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あれ?8ロマが動いてない....
9時開始だそうで、
『点検完了次第動かします。ちょっと早く50分くらいには....』
とスタッフのおにーちゃん。
時刻は8時40分。
待ってても仕方ないので、一旦6ロマ乗場まで戻ります。
と、運行開始のアナウンス(^^;

9時、かぐらエリア到着です。

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パノラマには大穴が開いてます。

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1高乗り場。
朝イチだから?空いてますね。

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メイン。
暖かいので雪はかなり緩んでいます。
午前中いっぱいは、かろうじて大回りもできました。

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パノラマ。
滑る人いるんですねぇ。
私はパスしました。

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ジャイアント。
入り口は問題ありません。
コースもコブの谷間には所々土が出始めていますが、結構マトモ。

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と思ったら、踊り場はヤバかった(^^;;

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1高が一番混雑したのが11時前でしょうか。
それでもこの程度です。
シングルレーンの列が1高下を潜ることもありますから、それと比べると空いてます。
そして(シングルレーンは)進みは早いです。

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午後、TEAM RESCUEのワックス、黒固形を塗ってストップ雪対策。
妖怪板掴みを完全に退散するまでには至りませんが、ジャイアントのコブ斜面下から1高までの緩斜面は、かなり快適になりました。

Twitterのフォロワーさんからお声がけいただいたものの、ジャイアントで追いかけっこになってしまったようで、残念ながら合流できず。
14時過ぎには連絡コースから、田代に戻ります。

トップシーズンの雪でも油断すると止まっちゃうような緩斜面で、悪雪に苦しめられながら、何とか田代1ロマ下に到着。

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ここまでは雪はありますが、降り場に雪がないとのことで、板を外して乗車します。

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ホントに全くありませんでした。

田代ロープウェイ乗り場は、みつまたのように乗車待ちの列ができることも、搬器内が混雑することもありません。
まったりとした空気の中、下りロープウェイに乗車して駐車場まで戻ります。

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二居湖がキレイです。

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田代の駐車場って、あまり大きくないんですね。
満車になることもあるのかな?

今回、初めて田代から上がりましたが、予想以上に空いていて快適でした。
かぐらエリアとの往復(特に帰路)がちょっと大変ですが、みつまたでリフト券売場やゴンドラ待ちの列に長時間並ぶより、圧倒的にストレスがありません。
田代の営業期間中であれば、今後は田代上がりも検討の余地がありそうです。

リフト券割引健在
posted by スキー中毒者 at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年04月25日

想定外に快適だった丸沼

このところの暖かさで、予定を前倒しして営業終了するスキー場が出ていますが、営業を続けているスキー場もコンディションはかなりヤバイ状況です。
こういうときに頼りになるのはかぐら。
みつまたロープウェイの混雑が心配ですが、いざとなれば田代から上がればなんとかなるだろ。
なんて考えていたのですが....

金曜日の夕方、HPにお知らせがアップされました。

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土曜日は悪天候予報のため、田代エリアは終日クローズ、みつまた〜かぐらエリアの営業は朝の時点で判断すると。
ウェザーニュースのかぐらの天気予報では晴れマークが並んでますから、爆風の可能性があるのでしょうか。
ところで「朝」って、何時に判断するのよ?
Twitterで地元のフォロワーさんに聞いたところ、7時頃だとか。
さすがにそれを見てから出発するんじゃ遅すぎます。
6時に練馬から関越に乗れば、7時過ぎに赤城PAで確認できますから、その結果次第ということにしましょうか。

土曜日。
5時半前に自宅を出発し、超ひっさしぶりに渋滞皆無の関越を順調に走行。
予定どおり7時過ぎに赤城PAに到着です。
トイレを済ませて、スマホでかぐらHPをチェックすると、どうやら動くみたい。
しかしTwitterからは『7時前なのにリフト券買い待ちがエグい』とのツイートが流れてきました。
1時間近くかけて現地に行っても、混雑が収まっているとは思えません。
「丸沼にするか」

シルバーやグリーンはクローズしましたが、とりあえずトップからボトムまで滑れることは確認済みです。
まぁ丸沼だって空いてるとは思えないけどな。

8時半、丸沼着。
第1Pはそこそこ埋まってますが、3週間前のようにほぼ満車というほどではありません。
センターステーションのチケット売場もガラガラ。
でもゴンドラはなぁ....

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列が無いどころか、誰もいらっしゃいませんでした(^^;
丸沼、空いてるじゃん♪

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ゴンドラ降り場を出ると、コーストップまで雪はありません。

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からくらコース上部は、ところどころ土が出ている部分もありますが、比較的幅広く雪が付けられていますので、滑走には問題なし。

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その先のローズ上部までの緩斜面は、オープン直後のイエティのような細い通路です。
しかし冷え込みのおかげで雪面は硬く、滑走性は悪くありません。
これだけ狭いと、前をゆっくり滑っている方がいらっしゃっても、無理な追い越しは禁物です。

なんて考えながら小回りで滑る私の脇を、クローチングを組んだスノーボーダーが数名、ものすごい勢いで追い抜いていきました。
その先の緩斜面で失速したくなかったんだと思いますが、子供連れでこれはちょっとね....。
ご自身はすり抜ける自信があるのでしょうが、周囲が怖い思いをするような滑りは配慮に欠けると思います。
ましてや子供にも真似をさせるとは、残念としか言いようがありませんでした。

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バイオレット。
朝からザブザブで荒れ放題と思っていましたが、さにあらず。
ザラメのような雪が圧雪されて凍ってますから、硬いとは言えトップシーズンのような青氷のアイスバーンではありません。
適度にエッジがかかる真っ平らな斜面は快適です。
うれしいことに、このコンディションは午前中いっぱい続きました。

IMG_1194[1].JPG

ちなみに第5スーパーツインの混雑はこの程度。
このリフトでバイオレットを回しても良かったのですが、ゴンドラが空いてることですし、午前中はトップからボトムまで滑ることにしました。

IMG_1201[1].JPG

バイオレット下からボトムまでのゴンドラ連絡路。
色気のない名前のコースですが、この緩斜面、意外に好きなんです。
ここまで下りるとさすがに雪は緩んでいますが、板は結構走りますから楽しいです。

11時を回ると、からくらコースがやや荒れ始めました。
ゴンドラ乗り場もICゲート付近まで列が延びて(?)います。

11時半、中腹のとんふぁんでランチ。

IMG_1206[1].JPG

メニューはいろいろあるけど、結局はいつものザンギ定食です。

ゆっくり休んで13時前に再出撃。
午後はバイオレット回しです。

IMG_1214[1].JPG

しかし、昼メシ食ってる間に見事に緩みました。
ザブザブ荒れ荒れです(^^;
この日も板はBLASTRACKのELIXIRですが、こういう雪では悪くない選択です。
水分をたっぶりと含んで荒れた雪だと、ちょっと弱さを感じるかもしれませんが....。
あ、それは私の技術的な問題ですね(^^;;

コースの両端には、愛好者の皆さまが掘ったであろうコブが1ラインずつ出来ています。
どちらも谷間に土が出ているところもありますが、そこさえ避ければ問題はありません。
リフト側のコブはピッチがやや短かったので、林側のコブを何本か滑らせていただきました。

こちらのコブは、10人程度の団体がふたつ、レッスンに使っていました。
もちろんそれはいいのですが....
片方のグループは、講師が滑って途中で止まると、受講生が少し間隔を空けて次々と滑りますので、コースはすぐにクリア。
しかしもうひとつのグループは、受講生が講師のところまで滑り降り、講師が合図をして次の受講生が滑り出しますから、全員が滑り終わるまでにかなりの時間がかかります。
ラインが何本もあるならいいのですが、1本のラインを長時間占有してしまうのは、ちょっと配慮に欠けるのではないでしょうか。

他にも、受講生を斜面のど真ん中に待機させて、基礎トレーニングを行う方々(こちらは数人のグループでしたが)もいらっしゃり、指導者の端くれとして考えさせられる光景でした。

14時頃になると、バイオレットに架かるスーパーツインリフトも急激に空き始め、待ちは無くなりました。
効率はいいのですが、雪が雪ですからやっぱり疲れます。
14時半過ぎ、脚はまだ限界ではありませんが、余力があるうちに撤収することにしました。

かぐらの混雑を避けるために行った丸沼は、想定外に快適。
ゴンドラ待ちすら無く、硬い整地を半日滑れるとは思いもしませんでした。

今後の丸沼ですが、今週末までは問題なく営業できそうです。
その後は天気と気温次第ではありますが、できるだけ頑張っていただきたいものですね。

まぁご時世ですから
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2023年04月20日

天気だけが誤算の野沢温泉

春の野沢温泉スキー場で、雪上ランチと滑走を緩く楽しむ恒例行事、「お気楽スキー」に今年もお誘いいただき、この土日に行ってきました。

しかし事前に確認した野沢の天気予報は雨。
前日になっても雨予報は変わりません。
仕方なくバッグにカッパを放り込み、金曜の夜20時に自宅を出発です。

首都高〜外環を走り、一旦下道に下りて仲間をピックアップ。
再び外環〜関越にて塩沢石打ICまで走ります。
その先の定番ルートは、R17に出たら石丸の手前を右折してR353に入り、十二峠を越えてR117というものですが、今回はICを出たら左折してr28(塩沢大和線)〜r76(十日町当間塩沢線)と走り、大沢山TNと当間TNを抜けてR117へ。
このルート、昨年の野沢試乗会の帰路にも使いましたが、特にr76は、遅い先行車に引っ掛かることも多いR353とは違い、ほとんど(いや全く?)車が走っていません。
十二峠のようなアップダウンや急カーブも少ないため、多少距離は伸びても所要時間は短いと思います。
ただし当間TN〜R117間は田んぼと畑の中を通りますから、夜は真っ暗ですが....(^^;

現着は23時半。
あれ、ずいぶん早く着いたな。
その分ゆっくりと寝られる....訳もなく、先着組の前夜祭に参加して2時就寝。

翌朝8時。
爆睡していると、同室の仲間のスマホに電話が入りました。
すでに皆さん、宿の前に集合してお待ちになっているとのこと。
慌てて布団から這い出て、集合場所へ。
ちなみに後で確認したら、私のスマホにも不在着信の履歴が残っていました(^^;

車に分乗して長坂駐車場に向かい、ゴンドラでやまびこエリアに上がります。

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ゴンドラ降り場付近は小雨。
まぁカッパとゴム手なら問題ない程度です。

しかしクワッドを1本上がると....

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まっちろ(>_<)

これで混雑していたらヤバいですが、こんな日にゲレンデに出る物好きはそう多くはありません。
やまびこBではATOMICのイベントが開催されていますが、上部のフード付きクワッドもガラガラです。

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やまびこAを何本か滑っているうちに明るくなり、雨も止みました。

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ランチは無料休憩所にて。
今回の幹事さんが、パン、レタス、ハム、チーズ等々を用意してくれましたので、お好みサンドイッチでいただきました。

午後も曇り空ながら、ガスが出たり雨が降ることはなく、良い方向に天気予報が外れました。
せっかくなのでパラダイスまで行ってみましたが....

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上ノ平、例の看板がめっちゃ高くなりました。
コースに妖怪板掴みはいらっしゃいませんが、ターンすると失速します。

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パラダイス、リフト側ではレーサー達がトレーニング中。
中間から下は、雪を寄せて上げてコースを確保していました。

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やまびこエリアに戻りましたが、空いていて快適です。
リフト降り場直下とCコースへの分岐下に掘られたコブも、ピッチ、深さともホドホドで、コブ下手な私でも何とか完走できるレベルでした。

日曜日。
起きて窓から外を見ると、雨。
土砂降りではありませんが、結構な降りっぷりです。

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しかし少しずつ雨は弱まり、テレビ菜の花でゲレンデライブカメラを確認すると、やまびこエリアは明るくなってます。
そして温泉街から見る空も青空に変わってきました。

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さっきまでの雨はどこ行っちゃったの?って感じですが、どこ行ってもいいから戻って来ないでください。

これならカッパはいらないかな。
ということで、通常のウェアとグローブで出撃です。

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まっちろ(>_<)

霧雨のような細かい雨も降っており、滑っているとゴーグルに小さな雨粒がへばり付き、ガスと相俟ってすこぶる視界不良です。
ワイパーが欲しいなー。

しばらくすると霧雨は止みましたが、ガスはやまびこエリア全体にかかったまま。
前日よりお客さんが多めですから、やまびこDあたりは飛ばし過ぎ注意です。
それではと、コース端のコブに入ってみましたが、先のコブが見難くて....、いや視界が良くても先のコブなんて見ちゃいないんですけどね(^^;

この日はランチを温泉街でいただく予定だったので、昼前でゲレンデから撤収。
それでもリフト待ちが短いので、結構滑りました。

ゴンドラで下山すると....

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下界は晴れ(^^;;

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長坂駐車場から、そのまま新屋さんに向かいます。
駐車場はギリ空いてました。

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いつかはうな重と思いつつ、今回もやきとり丼です。
初めての方もいらっしゃいましたが、ご満足いただけたようでした。

今回の野沢温泉は、天気だけが誤算でした。
土曜日は終日雨を覚悟していたものの、早々に止んで嬉しい誤算。
日曜日は温泉街で晴れたと喜んでいたら、上部はガスと霧雨で残念な誤算。
それでも思ったよりしっかり滑れましたし、ランチも美味しかったし、楽しい2日間でした。
皆さま、また来シーズンよろしくお願いいたします。
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2023年04月03日

爽やかな目覚めからの丸沼

4月1日の土曜日は菅平で石井スポーツの試乗会....
だったのですが、最近の暖かさで雪融けが進み安全が確保できないとの判断で、火曜日に中止が決定されHPやSNSで発表されました。
その日の夜、自宅最寄り駅を出たところでiPhoneが振動します。
『石井スポーツカンダコンペカンのN川です』
「あ、中止ですねー」
『ご迷惑をおかけして申し訳ありません。何とかやりたかったのですが』
「いやー、この暖かさじゃ仕方ないです。来年楽しみにしています」

ということで土曜日の予定が空いちゃいました。
さて、どこに行くか?
(行かないという選択肢は無いのか?)
あたりまえですが、暖かいのは菅平だけではありません。
予定より早くクローズしちゃったり、かろうじてオープンしていても青息吐息のスキー場も少なくありません。

自分の予定を確認すると、翌週と翌々週は野沢で、その後は丸沼、かぐらとなってます。
まぁ安全牌ならかぐらだよな。
たまには田代から上がってみるか....
すっかりその気になったのですが、考えてみれば3週間後の丸沼って、雪が残ってるんだろうか。
とりあえず現状を確認すると、ゴールドとイエローが滑走不可となっていますが、トップからボトムまで滑って降りることはできそうです。

リフト代は春シーズン料金になっていて通常の600円引き。
ふと思いつき会社が契約する福利厚生サービスを検索してみると、1,000円割引のクーポンがありました。
この週末までは駐車料金がかかりますが、これはかぐらだって同じだしな。
丸沼に決定です。

金曜の夜。
準備をして、目覚ましの時刻を合わせて就寝。

そして土曜日。
けたたましい目覚ましのアラームではなく、爽やかな朝の光で目が覚めました。
ん?何でこんなに明るいんだ??
目覚まし時計を見ると5時20分。
あれ、4時半にセットしたのに....
はい、時刻は合わせましたが、アラームをセットし忘れてます。

結局出発は5時50分。
幸い関越の渋滞はほとんど無く、3時間程度で現着できました。
料金所で駐車料金を支払い、一番奥の第1Pへ。
へー、結構駐まってんな。
結構どころじゃありません。
ほぼ満車で、駐車場端っこの崖に向かって駐めるよう誘導されました。
9時でこれですからね、他がクローズして行き所のない皆さんが集まってきたんでしょうか?

センターステーション2Fのチケット売場にも列ができています。
こんなに混雑する丸沼って、久しぶりです。
当然ゴンドラも長蛇の列。
幸いシングルレーンは空いてましたが、それでも乗車まで15分程度かかりました。

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トップから分岐を直進するしらねコースはクローズしていますが、左に曲がるからくらコースはまずまず。
凍った雪がやや緩んだ滑りやすいコンディションです。

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しかし第3ペア降り場付近から雪が急激に緩み始め、バイオレットまで下りるとザブザブ。
無理な操作はできない重い雪に変わりました。

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当然お隣のグリーンコースも同様。
奥に見える悲惨なコースはゴールドです(^^;

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午前中はゴンドラを使っていたので気付きませんでしたが、午後、第5スーパーツインに乗ると、バイオレットとリフトを挟んで右側のローズ下部もオープンしていました。
土が大きく露出したところがあるものの、避ければ滑走に問題はありません。
滑る人が少ないからかそれほど荒れてなく、大回りは無理ですが、小回りは快適でした。

IMG_0994[1].JPG

遠目にはそれほど悪いと思わなかったシルバー。
入ってみると、コブの谷間に土やブッシュが出まくりです。
まぁ出てなくても上手く滑れるわけじゃないんですけどね....
ちなみに上部の急斜面から下は、コブのラインは1本だけで、あとは単なる荒れ地でした。

シルバーは1本で諦め、あとはバイオレットの大回りとローズ下部の小回りを交互に滑ります。
斜度は大したことありませんし、距離も短いのですが、雪が雪ですからやたらと疲れました。
15時前に撤収です。

最後にICチケットを返却したいところですが、センターステーションまで下りると駐車場まで上り坂を歩かないといけませんので、ゴンドラ線下から早着Pを抜け、シャレー丸沼の脇を通って第1Pに戻りました。
チケットは次回返すから勘弁してね。

シーズンが長い丸沼ですし、コースにはまだまだ雪が残ってはいますが、4月1日ということを考えると、かなり少ないように思えます。
今シーズンもGWまでの営業を予定しているようですが、果たしてどうなることやら....。
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2023年03月29日

2024スキー試乗@菅平(BLOSSOM)

2月25日(土)に菅平高原スノーリゾートで行われたBLOSSOMの試乗会に参加しました。
当日の天候は曇りで、気温は昼間でも-7℃と冷え込みました。
斜面は硬い地肌の上に柔らかい雪がパックされた大変滑りやすいコンディションで、午後になって多少荒れたものの、アイスバーンが出てくることはありませんでした。

BLOSSOM NUMERO UNO N°1 RC
L164/R13.0/121-71-106
IMG_0350[1].JPG
よく撓みます。
そして板のトップからテールまで全体で雪面をホールドしてくれます。
特定の場所のグリップが強いわけではありませんから、挙動のコントロールがしやすいと感じました。
特に急斜面の小回りでは、板全体で雪面を捉えながらズレてくれますから、安心感があります。
スペック上のラディウスは小さめですが、大回りでもトップが内に入り過ぎません。そしてよく走ります。
今回のチューンナップはややカービング寄りに仕上げていたように感じましたが、それがゲレンデのコンディションとドンピシャでした。

BLOSSOM NUMERO UNO N°1 SL
L165/R13.5/123-67-104
FWBN1607[1].JPEG
エッジグリップはかなりいいのですが、突然食い付いたり、外しにくかったりという戸惑いがありません。
センターに荷重すれば素直に反応してくれますし、トップを押さえれば内に切れ込み、テール寄りに荷重すると板が撓んで走ります。
急斜面でも荷重ポイントを意識することで、小回りではトップの回頭性を生かしたコントロールができますし、大回りでもターン弧に気を遣うことはありません。
STÖCKLIもそうですが、SLという名前でも純競技用ではありませんから、反応は穏やかに抑えられており、扱いやすく楽しいスキーです。

BLOSSOM NUMERO UNO N°1 XC
L170/R14.0/121-71-106
IMG_0364[1].JPG
シェイプはRC、内部構造はSLだったかな。
乗ってみると安定性は抜群。
硬くはなく、撓ませやすいです。
そして滑り手の操作に素直に反応するコントロール性の良さがあります。
急斜面の小回りでは、トップから切れ込むというより、スキー全体がズレながら回ってくれる感じ。
大回りは、ギンギンのカービングではなく、適度にグリップしながら走る、しかし勝手には走っていかないという印象でした。
SLでは軽快な楽しさでしたが、こちらは重厚では決してないものの、やや落ち着いた挙動を楽しむことができました。
OGASAKAに例えるなら、RCはKeo's寄りのUNITYのような、XCはTC寄りのKeo'sのような、オールラウンドモデルだと思います。

BLOSSOM TURBO AM74
L172/R15.5/124-74-104
KBIN3880[1].JPEG
めっちゃ軽い操作性です。
エッジを食わせるというより、面で乗っていく感覚がありました。
安定性も悪くはありません。
急斜面の小回りでは、普通の感覚でターンに入ると雪面を捉えるタイミングがやや遅れ気味で、意図以上にズレてしまいますので、切り替え後から積極的なエッジングを心掛けた方が良いと思いました。
大回りは、意外といっては失礼ながら、思った以上に安定していました。
直前がXCだったことも影響しているでしょうが、全体的にはややフワフワした印象です(悪い意味ではありません)。

BLOSSOM TURBO AM77
L170/R14.0/131-77-111
AYUN4501[1].JPEG
直前のAM74より少しだけしっかり感があります。
操作性の軽さは変わりませんし、よく走ります。
小回りでのオートマチック感はありませんが、身体を落としていけば素直に回ってくれます。
大回りではやや荒れを拾い気味で、それほど大きく荒れていない裏太郎でも、飛ばすとちょっと怖かったです。
もう少し重厚さがあってもいいと思います。

BLOSSOM TURBO AM85
L172/R16.0/131-85-112
DVFQ4961[1].JPEG
やや太めですが、普通にエッジを立てて滑っても問題ありません。
ただ小回りだと、切り替えでややもたつきを感じました。
硬い斜面ではテールが逃げ気味です。
荒れ始めた表太郎での小回りは、横方向のズレが大きいターンだと荒れに叩かれますので、大きめのスペースでトップを動かすこと意識した方が良い感覚で滑れました。
大回りでは、切り替えで雪面を捉えるタイミングが若干遅れるように感じます。
中速までなら快適です。

BLOSSOM FOMULA XPLORE85
L172/R17.0/122-85-107
IMG_0382[2].JPG
BLOSSOMには珍しいキャップ構造。
滑ってみると、適度なエッジのホールド感があります。
反応が早く軽快なので、センター幅85mmを感じません。
そしてよく走ります。
急斜面の小回りでは、予想以上に素直に回ってくれます。
谷周りのタイミングから、トップからテールまで全体で雪面を捉えながらズレてくれます。
大回りもAMより安定しており、荒れた斜面でも叩かれることはありませんでした。
かなり気に入りました。

BLOSSOM FORMULA EXPLORE87
L174/R?/123-87-110
ODCD9336[1].JPEG
こちらはオーソドックスなサンドイッチ構造。
XPLORE85と比べると、エッジより面で捉える感覚が少し強いでしょうか。
決して鈍い板ではないのですが、85の軽快さの後ではどうしても反応の遅さを感じてしまいます。
ターン弧を問わず操作性は悪くありませんし、抜けもいいです。
ただ面白みのない普通の板とも感じてしまいます。
試乗を終えて、スタッフから声を掛けられました。
『どっちがいいですか?』
「85!」
即答でした。
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2023年03月23日

富士パラでザブザブ

春分の日はブランシュ、そして土曜日に富士パラに行こうと思っていたのですが、22日から富士パラの第4、第5、第6リフトが営業休止となるらしい。
今の私の体力では、ゴンドラ回しは午前中が限度。
雪が緩む午後なんて、苦行を通り越して拷問です。
仕方ない、先に富士パラに行くか。

5時に自宅を出発し、首都高〜中央道を走り、6時半に境川PAで朝ゴハン。
と思ったら、フードコートはまだシャッターが下りてます。
営業時間は7時からなんだとか。
仕方なく隣のファミリーマートでおにぎりを買って済ませます。

現着は8時前。

IMG_0925[1].JPG

土曜日のかたしな程じゃないけど、空いてるねぇ。
こんな場所に駐められたの、初めてだよ。

チケット売場では、いつものようにNEXCO中日本が提供する「速旅」の予約画面を見せて、リフト券を受け取りゲレンデへ。
ゴンドラはまだ営業開始前なので、シーダーゲレンデを滑ります。

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朝イチのコースは、夜の冷え込みで硬....、くありません。
すでにやわやわです。
あったかいもんなぁ。

シーダーを2本滑ると、ゴンドラの営業開始時刻。
並んで待っていた方もいらっしゃいますから、駅舎の階段下まで列ができてますが、進むのは早いです。
この日はシングルレーンも無く、すべてグループ乗車になってました。

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ちょい雲はかかっていますが、まずまずの天気です。

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アルパインゲレンデはいいコンディション。

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リンデンの壁の大回りも気持ちいいです。

ボトムまで下りると、ゴンドラ乗り場の列はほぼ解消されてました。
その分、休憩時間も短くなります(^^;

相変わらずアルパインはいい感じ。
ちなみにお隣のラーチゲレンデは午前中貸切。

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コブの大会みたいです。

リンデンまで下りると、もう柔らかくなり始めてます。
無理をせず、ゆっくりとボトムまで。
ゴンドラの待ち、無くなりました。

このペースで滑るのはキツイですが、ザブザブのシーダーはもっと疲れますから、仕方ありません。
ゴンドラ6本(?)で昼メシにしようと、山頂レストランに入りますが、こんな掲示が....

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タダでさえイマイチなメニューなのに、縮小しちゃったらどうなるのよ。

IMG_0818[1].JPG

こうなりました。
....、下りるか。

山麓のレストランなんて何年振り?
と、例によって自分のBlogを遡ると、2007年にラーメンハウスに入ってますから、これ以来かなー。
トップシーズンならファミリーで大混雑なんでしょうけど、この日はガラガラです。
こちらも例によってお昼寝とセットで、のんびりとさせていただきました。

せっかく第5リフトの最終日に来たんだからな、1〜2本乗ってから帰るか。
ということで、性懲りもなくゴンドラでトップまで上がり、アルパインゲレンデ。
雪はザブザブですから当然荒れてはいますが、いつものようにボコボコじゃありませんし、林側の小回りロードもできていません。
滑る人が少ないですからね。

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怖いもの見たさで、解放されたラーチゲレンデにも行ってみました。
途中の緩斜面を除き、全面コブ。
例によって調子はいまひとつ、いや、いまふたつ、いやいや、いまみっつ....
このだらしない滑りは何がいけないのよ。
疲れ?
雪質?
いや、技術ですね(^^;;

まぁここまでザブザブだと、疲れているのも事実です。
2時半を回った頃には、気力、体力とも限界となりました。
下山開始です。

この疲れを癒すのは、やっぱり温泉?
ということで、金鵄の湯に立ち寄り帰路につきます。

が、中央道の小仏渋滞が予想以上に酷くてまたまた疲れました。
この疲れを癒すのは、やっぱり....、ね。

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2023年03月21日

瀕死のミッフィー

18日の土曜日。
目覚めてホテルの窓から外を見ると、当然のように雨です。
思ったほどには強くはありませんが、傘を差したくなる程度には降ってます。

この日も片品方面ですが、前日の基礎スキーバリバリ尾瀬岩鞍ではなく、おとなりのファミリーほのぼのかたしな高原なので、急ぐ必要はまったくありません。
前週の信濃大町では食えなかったバイキングの朝食をゆっくりいただいてから出発。

R17、雨です。
昭和村、雨です。
吹割の滝、雨です。

現着してしばらく待機しても止まなかったら、そのまま帰っちゃおうか....。

道の駅、あれ雪に変わった。

まぁそれはいいのですが、R120を走る前後の車はほとんどが鎌田の交差点を直進。
左折した数台も、岩鞍、戸倉方面に向かうようです。
ミッフィーのゲートを潜ったのは私だけ。
坂道を走り駐車場手前、スタッフは駐車料金を集めるそぶりも見せず、左手に誘導します。

IMG_0716[1].JPG

え....?
「これだけ?」
『この天気じゃねぇ』
駐車場整理のスタッフも苦笑い。
「下は雨だもんね、よっぽどの物好きじゃなければ....」

その後も車は入ってきません。
駐車場入口のスタッフも、寒いのか暇なのか、車も来ないのに誘導棒を振ってます。
結局私がゲレンデに向かうまでに入ってきた後続車は1台だけでした(^^;

IMG_0718[1].JPG

減りましたねぇ....
先月滑ったコブなんて、影も形もありません。

IMG_0722[1].JPG

コースはかなり荒れてます。
雪が薄すぎてピステンが入れられないんですね。
この状態でカチンコチンに凍ってるとヤバい斜面ですが、気温が高くグサ雪なので意外に滑りにくくはありません。
中斜面を気持ちよく大回って、緩斜面をリフト乗り場まで流そうとしたところ....
!!!

出たな、妖怪板掴み

荒れたまま凍ったのとは別の意味でヤバい斜面です(>_<)
妖怪退治用ワックスは持ってきませんでしたので、早々に奥のコースに退散しました。
しかし....

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つつじコース、アウトです。

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もくせいコース、アウトです。

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ゲレンデトップから下りるコースで、唯一生き残っているちぐさコース。
最上部はモサモサと降る湿雪で、端っこはプチ片栗粉状態ですが、たかねコースとの分岐から下は、浮石やらプチブッシュで油断大敵でした。

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いつもなら休みなしに走り回っているミッフィー号も、この日は開店休業状態です。
11時半にセンターハウスのレストラン、カントリーチャイルドに入りましたが、さすがにガラガラ。

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かたしなでの今シーズン最後のランチは、けんちんうどん舞茸おこわセットです。
『こんな日に来てくれて、ホントにありがとうございます』
厨房のおばちゃんから声を掛けられました。
「いやー、こちらこそここまで頑張ってくれてありがとうございます。開けてくれなきゃ来ることもできないからね」

ゆっくりと休憩した後、外に出ると雨に変わってます。
もうこのまま帰っちゃおうかなー。
なんて考えながら、あきらめ悪く第2ペアリフトに乗車。
降り場付近まで上がると雪に変わります。
まぁ霙と言った方がいいような雪なんですけどね。

あきらめ悪く数本滑りましたが、ウェアはびしょ濡れ、板は掴まれっ放し。
もういいや、撤収しよう....

営業は予定より短縮されて21日の祝日までとのことですが、ゲレンデは瀕死状態。
何とか最後まで雪が持つといいねぇ。

駐車場に戻ると、私の車の後には10台も駐まっていません。
これじゃ、スタッフの車の方が多いんじゃない?

かたしな高原の皆さま、今シーズンも大変お世話になりありがとうございました。
来シーズンもよろしくお願いいたします。
願わくばミッフィーにゲレンデでお目にかかれんことを....
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2023年03月20日

9年ぶり(?)の尾瀬岩鞍

17日の金曜日。

IMG_0640[1].JPG

なぜか雪上に立ってます(^^;

私の勤務先は数年前から、有休取得促進のために年間数日の計画取得が義務付けられており、今シーズンはスキー大学と技術選に合わせて計画を提出しました。
とは言え、4月に翌シーズンの予定なんて分かるはずもなく、
「技術選は確か3月第2週だったよなー。でも念のため翌週にも入れておくか」
技術選の日程が目論見通りだったので、次週に特に予定がある訳ではありませんが、せっかくなのでそのまま休むことに....

行き先は、普段お隣のミッフィースキー場から場内放送の音声だけ聞いている、尾瀬岩鞍。
関越道の沼田ICからアクセスするスキー場の中では一番の規模を誇りますが、真面目なスキーヤーが黙々と練習するイメージがあって(個人の感想です)、不真面目が板履いて滑ってるような私にとっては居心地の悪いスキー場です。
そんなスキー場ですから、用事が無ければ行かないのですが、用事はありませんでしたから久しくお邪魔していません。
自分のBlogを遡ってみると、乗車中のリフトが故障してパトに救助された9年前以来っぽい。

さて当日、特に急いだ訳でもありませんが、現着は8時前。
ホテル下の第1駐車場もガラガラです。
ゴンドラ駅舎のチケット売り場でリフト券を購入しましたが、周囲には十数名のお客さんが屯しています。
まだ運行開始前らしい。
トイレから出ると、ちょうど入口が開いたところです。
待ち構えていた皆さまが、一目散にゴンドラ乗り場へ。
待ち構えていなかった私も、ヨボヨボと後に続きます。

いい天気です。
そしてめっちゃ暖かい(^^;

IMG_0636[1].JPG

とりあえずミルキーウェイを1本。
ゴンドラ乗り場に向かうと、お待ちになってるのは2組ほど。
マップと記憶を照らし合わせながら、国体女子、チャンピオンAを数本。
1時間も経っていないのに、雪はもう緩み始めてます。

西山に行きたかったのですが、行き方が良く分からず、再びゴンドラへ。
乗り場にはもう誰もいません。
ゴンドラを降り、ななかまどコースで西山側に移動し、以後はこちらで滑ることにしました。

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西山エリアのトップに上がるには、2本のペアリフトを乗り継ぎますが、下部のやつが9年前にリフトからの救出という貴重な体験をさせてくれたリフトです。

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その上のリフトに乗り継ぐと、すぐ隣のぶなの木コースは一面のコブ。
....、見なかったことにしよう(^^;

一番奥の整地されたとちの木コースに行くには、細い連絡路を通ります。
昔はこんな通路無かったよなー。
リフトが架かってたんだっけ?

平日でただでさえ空いているスキー場なのに、わざわざこんな奥まで来る酔狂な方は多くはありません。
おかげでコースはほぼ真っ平ら。
気持ち良く数本飛ばした後は、すぐ手前のみずならコース。
コブになりかけの荒地です。

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最近は、いや嘘です、前々から深いコブは滅法苦手なんですが、この程度なら何とかなります。
気持ちいいかどうかは別にして、こちらも数本滑って、すぐ下のレストランホルンでランチにしました。
ゲレンデに人がいないんですからね、レストランも当然ガラガラです。
お昼寝をしても罪悪感はありません。

ゆっくり休憩しちゃいましたから仕方ありません、ぶなの木コース上部のコブに向かいます。
休憩しようが何しようが上手く滑れるわけじゃありません。
それでも時々整地を挟みながら、ドタバタと5本程滑って西山終了です。

いや、もう疲れたし撤収しよう。
最後は国体男子で下山。
トップシーズンの朝イチ、カッチンコッチンだと手強いコースですが、これだけ柔らかいと私でも何とかなります。

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いや、柔らかすぎて途中から地肌が顔を出し始めました(>_<)
このコースも時間の問題ですね。

ベースまで下りてリフト券を返却。
ちなみに今シーズン中に返却しないと保証金は返ってこないそうな。
川場もそうらしいけど、夏の暑さで腐るものでもないだろうに。
菅平なんて、数シーズン前のヤツだって問題ないけどなぁ。

帰路は昭和村を抜けるも昭和の湯には立ち寄らず、R17で渋川へ。
翌日は雨予報ですが、とりあえず1泊だけ....
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2023年03月16日

リフト1本2,000円の八方

土日は八方で技術選の観戦でした。
自分のBlogを遡ると、前回の観戦は7年前、八方は6年前が最後です。
その後、技術選の会場がルスツに移ったり、コロナ禍だったり、その間に定宿が廃業しちゃったりと、技術選からも八方からも足が遠のいていました。

今回の宿泊は、年末年始にもお世話になった信濃大町駅前のホテル。
八方までは当然自分の車で移動するのですが、八方の駐車場って何時頃満車になるんだ?
Twitterで聞いてみたところ、八方の常連さんが教えてくれました。
普段の土日は、名木山近くの第3や第6は7時台であれば何とかなるようですが、技術選のときはもうちょい早く満車になりそうとのこと。
信濃大町の駅前からだと、朝でも30分はかかりますからね。
楽しみにしていたバイキングの朝食は諦めざるを得ません(>_<)

土曜日。
6時半、食堂に向かう宿泊者を尻目にホテルを出発します。
商店街のコンビニに立ち寄り、八方の第3駐車場には7時10分に到着。
直前を走る軽自動車に続き駐車場に進入すると....、えー!満車じゃん。
他にも空きを探してる車がいらっしゃいます。
前の軽は一番奥の通路まで進みますが、付いて行っても仕方ありませんから、私は手前の通路へ曲がります。
え....、あれ....?
1台だけ空いてました、ラッキー!

回りを見ると、登山客も結構いらっしゃいます。
もうそんな季節なんですね。
ゴンドラとリフトを乗り継いでトップまで上がるために、ゴンドラ乗り場まで歩いて行きやすい第3駐車場を利用されるんでしょうか。

一緒に観戦予定の仲間は第6に駐めたようで、あちらはまだ少し空きがあるとのメッセージが入りました。
私も明日は第6にしよう。

車内で朝メシ食って、名木山に向かいます。
仲間と合流。
一般客のリフト乗車は8時からですが、乗り場は長蛇の列です。
列が捌けるのを待って乗車。
名木山トリプル〜リーゼンクワッドと乗り継いで、決勝コートの兎平に到着です。

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懐かしいなぁ、この雰囲気。
競技は兎平の整地と、リフトを挟んだお隣のソデグロで行われていますが、とりあえず兎平のギャラリー席に場所を確保して、観戦開始です。
しばらく技術選をフォローしていませんでしたから、MCによるBib No.と選手名のアナウンスを聞いても、知らない方が多いです。
ちなみにこのMC、フリーの女性アナウンサーとのことでしたが、めっちゃ聞きやすい。
さすがプロですねぇ....。

なお競技ごとのスタートリストは、基本的にはネットで見ることになっているようで、会場周辺に掲示されているQRコードを読み込めば、大会ホームページに接続されると、盛んに案内をしています。
しかしiPhoneの調子がすこぶる悪い。
アンテナは5本立っていますが、ネットに繋がりません。
仕方なく再起動、それでもダメなんでもう一度再起動。

いや、私のiPhoneのせいじゃありませんでした。
周囲からも『繋がらねー』とのボヤキが聞こえてきます。
ネットを積極的に利用するのはいいのですが、であればネット環境がもうちょいマシになって欲しいです。

まぁ最悪、この大会で選手を引退される丸山貴雄さんのスタート順だけ確認できればいいんですけどね。

兎平(とソデグロ)の整地競技が終了した後は、会場移動。
アルペンペアで黒菱のコブに向かいます。

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朝からずっと天気が良く、黒菱で観戦していると太陽が左手からだんだん正面に移動してきました。
気温が高く暑いくらいなので、ウェアのジャケットは脱ぎ、首から上はキャップにサングラス。
屋外だし、密じゃないし、まぁいいかとマスクを外していたら、この時間になって顔がひりひりし始めました。
やべ、雪焼けだ。
時すでに遅し、太陽の動きに合わせて、顔の左半分が右側の5割増で黒くなりました(^^;

この日の競技終了は15時。
黒菱のクワッドで上がったら、あとは名木山まで下りるだけなんですが....

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兎平はコブ、リーゼンもコブ、ウスバもコブ、最後の名木山パブリックもコブ。
そのうえどのコースも下山するスキーヤーでうじゃうじゃしてますから、滑りにくいことこのうえありません。
終日座っていたため、股関節はガチガチに固まっており、ベースまで下りたときにはヘロヘロでした。

日曜日。
前日の第3駐車場の混雑にビビって、6時にホテルを出発し、現着は6時40分。

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まだまだ空きがある第3駐車場を横目に見ながら、この日は第6駐車場です。
私は車内で朝ゴハンのおにぎりにかぶりつきますが、回りでは選手やサポートスタッフが準備をして、続々とリフト乗り場に向かっています。

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一般客の乗車が始まる直前のリフト乗り場はこんな感じ。
なかなかの混雑っぷりですが、トリプル2本でそれなりの機動力がありますから、10分程度でほぼ解消しました。

この日はスーパーファイナル〜ウイニングマッチで、すべて兎平で行われます。

駐車場情報を教えてくれたフォロワーさんから、朝イチでメッセージが入り、ギャラリー席で会うことにしたのですが、ネット環境は相変わらず。
運良く先方からのメッセージを受信できても、こちらからの返信はアップできず....。
それでも何とかお目にかかることができ、短い時間でしたがお話をしながら観戦しました。
momoさん、ありがとうございました!

前日同様天気は安定しており、競技は順調に進みます。
八方の技術選っていうと、大抵ガスか爆風で種目のキャンセルやコート変更が発生するのですが、今回はそんな気配もありませんでした。

今回の技術選は、評価の観点とか全くチェックしていませんでしたが、見ていると何となく分かります。
しかし、点が出る滑りが好きかどうかは別の話。
たとえ点が伸びなくても自分が好きと思える滑りに拍手を送りながら、楽しく観戦しました。

この技術選で引退する丸山貴雄さんの、選手としての最後の滑りは兎平のコブでした。
名前がコールされると、ギャラリー席から大きな拍手が沸き起こり、他の選手のサポーターを含め、あちこちからチアーホーンが鳴り響きます。
もうね、点数なんてどうでもいいです(いや、良くはないけど....)。
最後の滑り、しっかりと目に焼き付けました。

すべての競技が終わって表彰式に移ると、撤収する方も多いのですが、私はそのまま待機します。
きっと、いや絶対、丸山貴雄さんの引退ランがあると信じて。

大会スタッフとして参加しているスクールのイントラが、全員で兎の斜面をデラ掛け。
そして最後のコール。
引退ランのスタート....、え?そっち??
貴雄さんらしく、コブでした(^^;

鬼気迫る渾身の滑りは、OGASAKAがinstagramにアップしたこちらの動画をご覧ください。

貴雄さん、お疲れ様でした。
そして素晴らしい滑りをありがとうございました。

この土日は観戦が目的でしたから、フリーで滑ることはありませんでした。
リフト乗車も競技会場への移動のためだけ。
土曜日は名木山トリプル、リーゼンクワッド、アルプスペア、黒菱クワッドの4本で、日曜日は名木山トリプルとリーゼンクワッドの2本です。
一方リフト券は、前夜にWEBショップで購入した2日券が12,000円。
割り算すると....

リフト1本2,000円の八方でしたww
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2023年03月15日

平日栂池、快適なり

先週は八方で技術選が開催されていました。
予選2日目から観戦するつもりで金曜日に有休を入れていたのですが、気が変わり金曜は栂池で滑ることにします。

朝5時に自宅発。
事故渋滞の無い関越は快適です。
順調に9時前に現着しましたが、中央駐車場もガラガラでした。

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午前中の雨予報は外れました。
とりあえずゴンドラに乗車して、トップに向かいます。
途中、1月の栂池訪問時にお目にかかったパトさんから、Twitterにリプが飛んできました。
『来てるんですか』

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ゴンドラトップから上に伸びるリフトに乗って、左手に広がる栂の森ゲレンデを一本。
10cm程度の新雪が踏み荒らされたような斜面でしたが、あまり滑走性の良い雪ではありません。
ちなみに馬の背と林道の両コースは、この日はクローズしていました。

その後パトさんとJACKY'S kitchenの前で落ち合い、何本か一緒に滑ることにしました。
『じゃ行きますか』
向かったのは中斜面が連続するハンの木ゲレンデ。
先行するパトさん、めっちゃ飛ばします。
必死で付いて行きますがじわじわと離され、斜度変化の手前で停まったところでやっと追い付きました。
後で聞いたら、相手の遅れ具合を見て滑るスピードを調整するらしいのですが、それなりに付いて行っちゃったもんだから、その後はあまり手加減はしていただけませんでした(^^;
トップシーズンの雪質ならともかく、それほど荒れてはいないとは言え、かなり柔らかい雪で、普通に滑っても気を遣うようなコンディションでしたが、久しぶりに必死でかっ飛ばしました。

栂池2回目だと言うと、チャンピオンゲレンデも案内してくれましたし、ゴンドラ中間駅乗り場も教えてくれましたし、おかげで別れた後も迷うことなく滑ることができました。
滑走はもちろんですが、リフトやゴンドラでの話も楽しく、栂池に行って良かった(^^)

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午後になると雪はかなり緩みました。
平日ですからお客さんは少ないのですが、それでも斜面は少しは荒れます。
老いた脚には辛いコンディションですね。
スピードの出し過ぎに注意して、基本に忠実なスキー操作を心掛けると、普段いかに雑な滑りをしてるのか良く分かります。
反省....。

スマホでコースマップを見ながら、白樺ゲレンデ、丸山ゲレンデ。
鐘の鳴る丘にも行ってみましたが、この雪質ではターンすると止まっちゃいそう(^^;
ちなみにこちらのゲレンデでは、翌日から一緒に技術選を観戦するスキー大学仲間が、スノーボードの練習をしていたんだとか。
ニアミスでした。

ちょっと長めに16時前まで滑って撤収。
空いてるし、コース幅は広いし、適度な中斜面が多いし、考えてみたら大回りと直滑降しかしていません。
平日栂池、快適でした。
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2023年03月07日

ブランシュでスピード違反?

土曜日は日帰りでブランシュ。
前々週前週の試乗会では現着時刻を意識してちょい早めに出発したのですが、今回はその心配はありません。
5時半前に自宅を出て、首都高〜中央道を走ります。
首都高は空いてましたが、中央道は意外に混んでる?
と思ったら、追い越し車線をのんびりと走る方がいらっしゃっただけでした。
八王子の手前で6時過ぎ。
もうやってるかな?

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石川PAで朝ゴハンです。

相模湖付近でやや流れが悪くなりましたが、概ね順調で8時半ちょい前に現着。
第2駐車場手前から見上げたところ、上段は2/3以上埋まってる雰囲気でしたから下段に入れましたが、それでも半分近く駐まってます。
最近ブランシュも繁盛してるなー。

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クワッド乗り場に列ができても、驚かなくなりました。

いつものように、足慣らしでロマンチック〜ファンタジーを一本。
続いてスラローム。

IMG_0440[1].JPG

なんか、すげーイイ感じです。
あ、滑りじゃなくて、バーンの方....(^^;
トップシーズンのようなカリンカリンではなく、3月末のようなザブザブでもない、適度に噛む所謂勘違いバーンでした。

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ジャイアント。
右側(クライマーズライト)にはフリーのポール(スノーボードのゲートのような短いヤツ)が張られていますが、そちらには入らずひたすら小回り。
このコース、意外と苦手なんですけど、何となく上手く滑れちゃいます。
勘違いバーン、ありがたや(^^)

あまりに気持ちいいので、山頂のスキー地蔵にお参りした後は、スラロームで大回り、ジャイアントで小回りと、ふたつのコースをぐるぐる滑ります。
パノラマは(本格的な?)ポールが張ってあり、貸切でした。

レストランの混雑を見越して、11時にランチ休憩。
12時過ぎに再出撃しても、スラロームとジャイアントの好コンディションに気を取られてしばらく気付きませんでしたが、パノラマもコースオープンしていました。

それではと早速行ってみると....、あれ、アキヤが出てる?
詳細不明ながら事故があったようです。
コース中間部の踊り場状の緩斜面から再び落ち込んだあたりで、パトが救護中でした。
その後、救急車のサイレン音が聞こえましたので、病院に搬送されたのかもしれません。
大事に至ってないといいのですが....。

午後になっても斜面はほとんど荒れません。
スラロームとジャイアントにパノラマを加えて、3コースをぐるぐる。
あまりに調子いいんで(あ、バーンの方が....)、営業終了まで滑っちゃおうか、なんて気にもなりますが体力が付いてきません。

これで最後、と思ったスラロームの一本を滑って時計を見ると15時5分前。そういやロマンチック〜ファンタジーって、朝イチの一本しか滑ってなかったな。

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のんびり流して終了です。

帰宅したら、スマホにyukiyamaからこんなメッセージが届いてました。

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いや、そんなに出してねーって....
これじゃ完全にスピード違反じゃん(^^;;;
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2023年03月02日

2024スキー試乗@菅平(JSP)

2月18日(土)に菅平高原スノーリゾートで行われたJSP(日本スキー産業振興協会)主催の試乗会に参加しました。
当日の天候は晴れで、気温は極端に寒くはありませんでしたが、斜面はそれほど荒れることなく、終日比較的良い条件で試乗することができました。

STÖCKLI LASER SL
L165/R13.6/120-66-98
IMG_0177[1].jpg
反応が穏やかなので、しっかり感はあっても強すぎるとは感じません。
小回りでは、踏んで撓ませれば身体の下に戻ってきますし、積極的にズレを使ってもトップやテールが引っ掛かることはありません。
大回りでは、踏み込んでもトップが内に入りたがらないので、ターン弧の調整は容易でした。
エッジングの強弱によるグリップ感も分かりやすいです。
私にとっては、現在メインで使用している板の後継の後継。
比較すると、足元が少ししっかりしたでしょうか。
特にハイスピードのとき、撓んだスキーのブーツ下あたりで強くグリップします。
ターン後半に向けて、踵付近に力が蓄えられ、走る感覚がありました。
このあたりは、スピードを出す方には好まれるかもしれません。

STÖCKLI LASER SC
L163/R13.5/123-72-104
IMG_0182[1].jpg
第一印象はマイルド。
大回りでも小回りでも、働きかけに対する挙動が穏やかです。
操作性は大変良く、滑り手の意図に素直に反応してくれました。
中速までならキレとズレを容易に使い分けられますが、ある程度スピードを出すと、エッジを食わせたつもりでもズレながら回っていく感覚があります。
このあたりは慣れで解決すると思いますし、逆に想定以上に食ってしまうよりは失敗が少ないでしょう。
小回りでは、板の返りを使うような滑りだと、ややゆったり目になりますので、ターン弧の調整には積極的な回旋動作を意識したほうがいいかもしれません。
中〜大回りでは、踏み込む量と若干の回旋で、快適なターンが可能でした。
脚力がない方でも十分に使えると思います。

BLASTRSCK ELIXIR/L
L165/R15.4/125-80.5-110
IMG_0186[1].jpg
ターンした瞬間、「あ、間違えた」
試したかったのはLじゃなくてEの方でした(^^;
でもまぁせっかくですからね。
斜面がまだ真っ平らなコンディションだったこともあり、安定性に問題は感じませんでした。
ターン弧は選びませんが、どうしてもトップの捉えの甘さが気になります。
トップロッカーが入っていることと、板の柔らかさの結果でしょうか。
急斜面でスピードを出す場合、しっかりとした荷重と角付けを意識しないと、キョロつき気味でした。
2級程度の技術があれば、女性でもシニアでも楽しめると思います。

BLASTRACK ELIXIR/E
L171/R16.7/125-80.5-110
IMG_0189[1].jpg
Lと比べると、明らかにしっかりしています。
トップが食わないというより、食うまでに若干のタイムラグを感じるといった感覚はありますが、Lのように気になるほどではありません。
私程度の技術でキャンバースキーに乗るような操作をしている以上、トップから切れ込んでいくような挙動は望んじゃいけないんでしょうねぇ。
大回りは、踏み込めば板が撓んで雪面を捉えてくれますが、角付けの調整がしやすいので、ズレを使ってコントロールが可能です。
小回りでは、トップを食わせられない足前がややもどかしいですが、板を自分から動かしてやれば問題ありません。
硬めの整地より、春のグサ雪で楽しみたい板です。

BLUEMORIS S POTION
L165/R12.5/119-65-102
IMG_0192[1].jpg
昨年の試乗では非常に気に入った板です。
今回はBMプレートというセパレート型のプレートモデルを試しました。
軽快ですが、安定しています。
ただ現行モデルよりややポジションに敏感になったでしょうか。
と言っても、ルーズではないという程度ですが....
操作性もいいですが、オートマチックに回ってくれるようなことはなく、荷重と角付け、回旋の操作は意識してやる必要はあります。
小回りでは、板が気持ちよく身体の下に返ってきますが、ポジションが遅れると真っすぐ走り気味です。
大回りでは、想定以上にズレることもありましたが、これは私の技術的問題でしょう。

OGASAKA TC-SB
L165/R12.1/119-65-102
IMG_0197[1].jpg
試乗したのはコンプリートモデルです。
足元をプレートでガッチリ固めなくても安定しています。
逆に極端に強すぎないことで、小回りでもゆとりを持てるように感じました。
踏めば返ってくれますし、返りすぎることはありません。
大回りでは、本気で踏み込むとトップがやや内に入り気味ですが、調整は可能です。(てか、そういう板じゃない....)
中回りはかなり快適です。
今回の試乗バーンはまだ荒れていない整地でしたが、荒れたバーンを滑った場合にどんな挙動を示すのか、ちょっと不安でもあります。

BLASTRACK FARTHER
L172/R15.4/139-90-117
IMG_0202[1].jpg
太さのせいもあるかもしれませんが、やや硬さを感じます。
整地の大回りでは、エッジホールドが強くやや外しにくいでしょうか。
少し荒れ始めて、削られた雪が溜まったような場所の方が、板が適度に逃げてくれて、楽しく滑れました。
小回りは私の技術、滑り方では難しさを感じます。
板を撓ませて、カービング的に滑るのは無理。
回旋を使おうとしてもテールが引っ掛かり気味です。
私が持っている7シーズン前の(たぶん)初代のFARTHERからは、大分変りましたね。
今のヤツは別物です。

SALOMON S/RACE SL 12 + X12 TL GW
L165/R13.0/121-68-104
IMG_0206[1].jpg
私、SALOMONは食わず嫌いです。
たま〜に試乗すると、結構いい感じなんですけどねぇ。
スタッフに話すと
『PILOTからですか?』
そういう方、多そうです(^^;
さて、何も分からないのでショート系で勧められた板を試します。
印象はかなりドライな乗り味。
しっかり感はありますが、滑ってみると不思議と硬さは感じません。
操作性は非常に良く、荷重や回旋に素直に反応してくれます。
ただスピードを出したとき、ややエッジの外しにくさを感じました。
どちらかと言えばカービング系の板でしょうか。
小回りの印象は非常に良く、素直に回り、しっかり食ってくれます。
身体も遅れにくいです。
大回りだと、スキー全体というより、足元で食う感じがありました。
悪くはないんだけどなぁ....

SALOMON ADDIKT PRO + Z12 GW
L165/R12.0/120-66-104
IMG_0208[1].jpg
重量も操作性も軽いです。
滑り出すと、SALOMONらしからぬ(?)軽快感さえ感じます。
直前に試したSL 12のようなしっかり感はありませんが、雪面の捉えは悪くありません。
大回りでも小回りでもかなりキレますが、決してエッジが外れないようなキレ方ではなく、微妙にズレを伴いながら食い付く感覚があり、対応力は広そうです。
回頭性が非常によく、小回りは特別なことをしなくても回ってくれました。
大回りでは、踏めば良く走ります。
結構気に入りました。
SALOMONじゃなければな....

STÖCKLI MONTERO AS
L172/R14.8/107-76-127
IMG_0218[1].jpg
昨シーズンの試乗会でMONTEROの評判が良かったみたいで、試乗しなかったのをちょっと後悔してました。
今回の試乗会でも3モデル転がってましたが、いつでも乗れるだろうなんて思ってたら、出払ってたり、他の板を試乗しちゃったりと、結局乗れたのはこの1モデルだけ。
来シーズンからのモデルで、サイドカットをショート系にしたらしい。
乗ってみるとすごくイイです。
センター76mmというのは今では決して太い板ではありませんが、LASERシリーズと比べちゃうとやっぱり太く見えます。
しかし滑ればその太さは全く感じません。
しっかりとした踏み応えは、SCよりも安心感があります。
やや荒れ始めた斜面でも、踏めば板が足元に返ってくれますから、落ち着いて小回りができます。
スピードを出した中〜大回りでは、踏み込んでもトップが内に入りたがりませんし、多少のギャップも面で捉えながら突破していきます。
対応力が非常に高い、大人のオールラウンドモデル。
私はSCより好きです。
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2023年02月28日

のんびりとした試乗会

ブランシュでのHEAD試乗会菅平でのJSP(日本スキー産業振興協会)試乗会に続き、この土曜日は菅平でBLOSSOMの試乗会に参加しました。
ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、BLOSSOMはイタリアのハンドメイドスキー。
上質な乗り心地のプレミアムブランドです。

今回の試乗会も会場はファミリー下ですが、駐車場は先週のように満車が早いこともありますから、油断禁物です。
土曜日朝の自然渋滞は、6時までに鶴ヶ島を抜ければ避けられることが多いので、ちょい早めに出発。
ただ、事故渋滞だけはどうにもなりません。

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この日も6時前から東松山ICの手前で事故。
鶴ヶ島JCT付近の渋滞末尾から、抜けるのに30分ほどかかりました。
この辺りって、毎週必ずと言っていいほど事故が起きてるわけですから、普通なら注意すると思うんですけど、そもそもこれは毎週スキー場通いをしている変態スノークラスタの考え方であって、一般レジャースキーヤーの皆さまは事故多発区間なんて知らないんでしょうかねぇ....

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現着は8時20分。
ファミリー下駐車場は、まだまだ余裕がありました。

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リフト券買って、受付済ませて、試乗開始。
ゲレンデトップにかかっていたガスは消えました。
こちらの試乗会は、比較的ゆっくりと試乗をさせていただけます。
この日も、
ファミリーのクワッドで上がり、ファミリーイーストで第一印象を確認。
下部の分岐から裏太郎に抜け、トリプルで上がり、反対側の表太郎で小回り。
トリプルで上がり、今度は裏太郎で大回り。
という感じです。

『どっから行きます?』
「ん〜、Great Shape」
『長さは?』
「64で」
『はい』

なんだか今年はずいぶん素直です。
去年は客の言うことなんて聞かなかったのにな〜w

『さあ、次は?』
「Flereかな」

ちなみにこのオーダーで、1本目はRCが、2本目はSLが出てきます。
中身は同じでも、私にとっては昔のモデル名の方が馴染みがあるんですよねー。

ピステモデルをひととおり試乗したところで
「ちょっと休憩するわ」
『コーヒー飲む?』
「あ、いただきます」

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お菓子も付いてきました(^^)
『ホットワインもありますから。アルコールは飛んでますけど』

オールマウンテンモデルの試乗後は....

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小さなおにぎりとお漬物、そしてクラッカーが出てきます。
せっかくですからホットワインもいただきましょうか。
『お菓子も自由に食べてくださいねー』

ホットワインのお代わりをいただきながら、ゆっくりと休憩できました。

最後にフリーライドモデルを試して終了。
試乗も休憩も、の〜んびりとできました。
暫しスタッフと雑談の後、撤収です。

『そろそろSTÖCKLIからこっちに来なよー』
と言われますが、お値段もプレミアムなんだよなぁ。
他社の板だと2本買えるくらいの価格になると、おいそれと乗り換えることはできませんって(^^;;
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2023年02月27日

珍しいことがあるもんだ

木曜日は天皇誕生日でお休み。
家でゆっくりするつもりでしたが、火曜日に各地での降雪のニュースを聞いたら、ウズウズしてきました。
試しに渋滞予測を確認してみたところ、関越の朝の渋滞はなさそうです。
まぁ自然渋滞はなくても、事故渋滞はね....

急ぐ必要はありませんが、念のため早めに出発。
6時に鶴ヶ島付近を通過しましたが、自然渋滞が始まったところでした。
確か渋滞予測は5km以上を表示することになってるはずですから、予測にない渋滞が発生するのは仕方ありません。
そして案の定この後、鶴ヶ島JCT付近と東松山IC先で事故が発生したようですから、出発が遅れていたら酷い事故渋滞に巻き込まれたと思います。

沼田ICで降りてR120を走行し、鎌田の交差点を左折。
私はかたしな高原に向かう道を左折しますが、いつもなら直進する車が多いところ、先行車も後続車も左折します。
「へー、珍しいことがあるもんだ」
なんて思いながら現着。

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8時ですが、誘導された駐車場はこちらです。
「8時でここ?混んでません?」
『今日は大会があるんだぁ。それがなけりゃなー』
とスタッフのおっちゃん。
いやそれにしてもね、珍しいことがあるもんだ。

センターハウスで指導員割のリフト券を購入し、ゲレンデへ。

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この日もウサギは不在でした。
正面のかえでコースにはポールがセットされ、ペアリフト乗り場はかなり混雑しています。
インスぺと重なっちゃったかな。

セパレートされた大会コース内でインスペクションの選手が多いのですが、アップのために一般コースをかっ飛ばす方もいらっしゃいます。
ちと怖いので、1本だけ滑って早々に奥のコースへ。

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こちらはいつものかたしなでした(^^)

場所によっては小さなジャガイモが転がっていますが、コンディションはまずまずです。
混雑とは無縁の第6ペアリフトを使い、もくせいコースとつつじコースをぐるぐる滑ります。
コース幅がコース幅ですから、ほとんど小回り、たまに中回り。

小回りばかりだったからか、歳を取ったからか、疲れます。
レストランも混むかもしれませんから、11時にランチ休憩。
が、センターハウスの食堂に入ると、あれ、もう満席だ....
諦めてもうひと滑り、と思ったらちょうど席を立つ方がいらっしゃいました。

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牛すき焼き丼。
けんちん汁がメッチャ美味しいです。

IMG_0297[1].JPG

午後はこちら。
かえでコースに掘られたコブです。
最初はスクールの先生が整備されたと思いますが、中斜面に適度なリズム、そしてまだそれほど深くありませんので、コブ下手な私でもなんとかなります。

この日はバッジテストが行われていましたので、見学しつつコブをぐるぐる。
最後に1級受検生のコブを拝見しましたが、皆さん上手です。
スタート付近で見ていたので、全員終了するとスタート地点の先生に
『ご協力ありがとうございました』
と声をかけられました。
「みんな、上手いっすね」
『いやー、今日の1級受検の方は、皆さん上手いです』

受検生の後で酒導員が発射する訳にもいきませんから、慎重に一本(^^;

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最後にこんなものを食ってみました。
珍しいことがあるもんだw

朝のスタートが早かったのと、ほとんど小回ってたので疲れました。
定時よりちょい早く、15時前に撤収です。
帰路、白沢の小中学校付近からR120を外れて、片品川沿いの県道に下り....

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昭和の湯。
こちらは珍しくもありませんww
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2023年02月21日

JSP_SKI FORUM ON SNOW 2023

先週のブランシュでのHEAD試乗会に続き、この土曜日は菅平でJSP(日本スキー産業振興協会)主催の試乗会に参加しました。
名称は試乗会ではなく、SKI FORUM ON SNOWとなっており、板以外の用品を展示するメーカーもあります。

去年は9時前にはファミリー下の駐車場が満車だったからな、早めに出発しないと....
ということで、5時前に自宅を出発し、練馬から関越に乗ったのは5時半だったのですが、すでに事故渋滞が始まってます(>_<)

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この渋滞を抜けるのに30分程かかりましたが、その後は順調。
トイレ休憩のためのPAにも立ち寄らず、7時45分に上田菅平ICを降りました。
菅平着は8時15分。
この時間でもファミリー下駐車場はほぼ満車です。
8時半には他の駐車場に回る車が出始めましたから、ヤバいタイミングでした。

ウェアに着替えて、ポールだけ持ってゲレンデへ。
まずはサンホテルのレストランで試乗会の受付。
リフト券売場は長蛇の列です。

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菅平は、WebでICカードにチャージなんて気の利いたことはしてくれませんから、皆さん売場に並ばざるを得ません。
窓口ふたつですから、朝イチだけとはいえ混みますよねぇ。

そして今回は、2/5まで先着60,000名に適用される予定だった「うえだ菅平割」が、3/5まで延長されることになった結果、キッズからグランドシニアまで、どのカテゴリーでも1日券1,000円、2日券は2,000円の割引で購入できました。

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準備完了。
試乗開始です。

今回は、去年参加を見送ったブリやノルディカ、国内勢ではブルモリも出てきてます。
私は一目散にREXXAMのブースへ。
お目当てはもちろんブーツではなく、STÖCKLIです。
使用しているLASER SLが、4年を経過して2度目のモデルチェンジの時期となりますから、試さない訳にはいきません(いや、いいだろ試さなくても....)。

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試乗コースは、ファミリーイーストとシーハイルを使用しましたが、シーハイルコースは中間部から下のコース幅半分が規制されていました。
長野県連の準指導員検定会だそうです。

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逆にファミリーイーストは、雪が少ないからか林側にコブが掘られていませんので、広々と滑れます。

気温はそれほど低くはなかったと思いますが、両コースとも終日ボコボコに荒れることもなく、良いコンディションで試乗できました。

試したのは、お目当ての
 STÖCKLI LASER SL
L163だけど、まあいいかと
 STÖCKLI LASER SC
ちょいと気分を変えて
 BLASTRACK ELIXIR/L
乗りたかったのはLじゃなかった....
 BLASTRACK ELIXIR/E
昨年好印象だった
 BLUEMORIS S POTION
運良く転がっていた
 OGASAKA TC-SB
大分前のは持ってるけど、どう変わったのか
 BLASTRACK FARTHER
食わず嫌いのメーカーをつまみ食い
 SALOMON SL 12
来シーズン、メーカーイチオシらしい
 SALOMON ADDIKT
最後に
 STÖCKLI MONTERO AS
の5ブランド、10機種です。
(STÖCKLIのLASER SLとSCは、繰り返し何度か試乗しています)

妙高連山なんて珍しいブランドが出てましたので、試すつもりだったのですが、すっかり忘れて試乗できず....。

STÖCKLIのお隣にブースを構えるイタリアのハンドメイドブランドBLOSSOMは、翌週単独試乗会がありますから、この日はパス。
『中毒者さん、カタログ持っていきなよ』
何故か2冊渡されました。

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15時少し前に最後の試乗を終え、IDカードを返却しようとサンホテルの方に歩き始めたら、おねーちゃんに声をかけられました。
ナンパじゃなくて、アンケートだそうです。
サンホテルまで行かずに、雪上でカードを返却できるなんて、今年はJSPも気が利いてるじゃん。

ひととおり記入すると、
『YouTube見ます?』
「あんまり見ないけど、見ろと言われれば....」
『"SNOWMAP"で検索して,,,,、あ、それです。チャンネル登録していただくと』

IMG_0253[1].JPG

タオルをいただきました。
『ご協力ありがとうございました』
おねーちゃんはそのまま立ち去ります。
どうやらJSPの気が利いてた訳じゃなく、単なる出展者のアンケートだったみたい(^^;

朝の受付場所でIDカードを返すと、
『こちらのQRコードを読み込んで、アンケートにご協力をお願いします。すみません、何度も....』
他の参加者にも言われたんだろうなぁ。
自宅に帰ってからゆっくり答えればいいとのことでしたので、そうさせていただきます。

「5月の渋谷、またやりますよね」
『あー今年はね、有明なんですよ。渋谷は取れなくて』
ということで、5月のSKI FORUMは有明会場だそうです。
あ、日程聞くの忘れた(^^;

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駐車場に戻ると、白いモノが落ちてきました。
雨じゃなくて雪です。
でも明日は雨だろうなー。

15時過ぎに撤収。
あ、リフト券返すの忘れた(^^;;
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2023年02月15日

2024スキー試乗@ブランシュたかやま

2/12(日)にブランシュたかやまで、HEADスキー試乗会に参加しました。
天候は晴れで気温も高めだったため雪は柔らかく、午前中は整地、午後は荒れた斜面での試乗となりました。

HEADはカタログ上の名称と板の表記が微妙に異なる(板の方が端折ってる)ことが多いのですが、忙しいスタッフにいちいち確認するのも申し訳なく、板の表記を記載していますので、写真も見比べながら適当に判断してください。

また、スペックは分かる範囲で記載しましたが、本人はレングス以外はほとんど気にしていません。

HEAD e-SL
L165/R12.9/122-68-107
IMG_0073[1].JPG
トップモデルではないとは言え、一応レーシング系ですから、スピードを出してナンボの板です。
エッジホールドはしっかりしています。
かなり食いやすい雪質でしたが、外すことに難しさは感じません。
スキーを動かすと、テール寄りで食う感じを受けました。
低速のときは、操作にやや重さを感じます。
安定していますし、挙動が穏やかなので扱いやすいと思います。

HEAD e-SLR
L163/R11.2/123-66-107
IMG_0081[1].JPG
手に持ったときの重量が軽くて、ちょっとホッとしました。
全体的な印象は、軽快で扱いやすいスキー。
ただしレーシング系のような力強さはありません。
安定性はそこそこですが、スピードを出すとトップがバタつくことがあります。
低速でも踏めば板が返ってくれますから、特に小回りは楽です。
板の走りはイマイチ。
急斜面でハイスピードの大回りは、ちょっと躊躇われそうです。
SUPERSHAPEでは満足できない1〜2級の基礎系スキーヤーは、候補に入れてもいいかもしれません。

HEAD e-SL REBEL
L168/R12.8/119-68-103
IMG_0086[1].JPG
直前のe-SLRとは違い、持つとずっしりとした重さを感じますが、滑ると重さは全く感じません(まぁHEADのレーシング系はだいたいそんなもんですが....)。
ポジションを間違えなければ、きれいに撓んでくれます。
また返りが強すぎませんから、失敗は少ないと思います。
ただ切り替えで良く走りますので、特に小回りでは身体が遅れないよう要注意。
スペック上のラディウスは小さめですが、大回りで滑ってもトップから内に入りすぎません。
小回りも、ポジションが遅れなければ、安定したリズムで滑れます(私の場合、これが難しい....)。
大回りでは荒れをものともせず突き進んでいきます。
オールラウンドな板だと思いますが、私程度の脚前ではかなりの気合と根性が必要ですし、リフト2〜3本が限度ですね(^^;

試乗終了直前にレングス違い(L158だったかな....)にも乗ってみました。
より撓みやすく、エッジングの調整もしやすいように感じます。
こちらの方が自身で操作する感覚があり、逆にいえばL168では板に乗せられてたんだなぁ....、と反省。

HEAD e-SL REBEL
L165/R12.3/118-67-104
LAGE0227[1].JPEG
来シーズンのモデル、白がRACE系で、青がDEMO系なんだとか。
これは直前の青いヤツと板に書いてあるネーミングは同じです。
プレートが違うのかな....?
エッジホールドは強め。
雪が柔らかいということもありますが、一旦食うと外しづらさを感じます。
大回りではトップがやや内に入り気味。
逆に小回りではトップが動いてくれるのはいいのですが、返りが強めなのでその処理に気を遣いました。
安定性は抜群ですが、やたらと疲れるSLマシーンです。
荒れ始めたコンディションでは、小回りロードができた中急斜面を力強く削ってくれますし、モサモサの雪を蹴立てて突破してくれます。
ただ私には強すぎました。

HEAD SUPERSHAPE e-SPEED
L170/R14.0/12.2-68-104
VTJR5534[1].JPEG
ちょうどショート系に板が出払っていて、たまにはいいかと....
操作性はメッチャ軽いので、踏んでも振り回しても(?)OK。
整地での安定性はそこそこありますが、荒れた斜面ではさすがに暴れます。
ロングでは、エッジが食い過ぎないところは個人的に好印象です。
ショートでは、雪が柔らかいこともあってか、思ったほど返ってきませんでしたが、この板なら自分で動かせば何とかなります。
どうしても弱さを感じてしまうんですが、まぁ直前の試乗板がe-SL REBELですからね、タイミングが悪かった....。

HEAD KORE 93
L177/R16.4/133-93-115
IMG_0096[1].JPG
「今回は太いヤツは?」
『1本だけ持ってきてますけど、出ちゃってますねぇ』
なんて話してたのですが、SUPERSHAPEを試し終わったら返ってきてました。
整地ではただの太い板。
しかし、コースの端の端、モサモサボソボソの雪が溜まったところに入ると楽しいです。
荒れたコース中央でスピードを出すと飛ばされますが、この板ではやむを得ません。
荒れが小さければ普通に大回りができますし、クイックにはならないもののゆったりしたリズムの小回りなら問題ありません。
扱いやすいセミファットだと思います。

HEAD e-RACE PRO
L170/R14.8/117-68-102
IMG_0101[1].JPG
やや長さを感じました。
ポジションも若干シビアで、遅れると真っすぐ走り気味です。
個人的にはもう少しルーズな方が好きです。
エッジホールドは強いというより、やや引っ掛かり気味。
大回りではあまり気になりませんが、小回りでは回しづらさもありました。
斜面がかなり荒れていたから、と言いたいところですが、私の技術的な問題です(^^;
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2023年02月14日

大雪後の混雑

この週末はブランシュでHEADの試乗会が開催されました。
私はもう10年以上、毎年参加している恒例行事です。

予定では土曜日に試乗会。
諏訪に宿泊して翌日曜日は富士パラだったのですが....

金曜日。
都内に大雪警報が出ましたが、例によって雪国視点では大雪でも何でもないレベル。
しかしマジで大雪になった地域も多く、午後になると中央道は八王子から中津川までが通行止めとなりました。
9年前の悪夢を思い出します。

FolUMSMaUAE5DQI.png

ちなみに関越道は練馬から関越トンネル手前まで冬用タイヤ規制が出ましたが、何故かトンネルを抜けると規制なし....。
こんなこともあるんですねぇ。

この調子じゃ土曜日になっても中央道が開くとは思えません。
やむなくNEXCO中日本の速旅(富士パラリフト券付プラン)をキャンセル。
ホテルは宿泊前日ですから、キャンセル料がかかりますが仕方ありません。
電話をすると、
『キャンセルを承りました。ネットでお申し込みなのでキャンセル料はかかりませんが、キャンセル通知は送信されせん。』
とのこと。
「キャンセル料、いいんですか?」
と確認するも、不要とのこと。
助かりました。

まぁ明日になれば、関越なら何とかなるんじゃないかな。
ということで、土曜日は日帰りで水上方面に行ってみることにしました。

翌朝。
Apple Watchが手首を叩いて起こしてくれました。
時刻は6時。
「あれ?目覚ましは....」
前夜、目覚ましの時刻はセットしたものの、アラームモードへのセットを忘れたようです。
これから行ってもなー。
と思いつつも交通情報を確認すると....

unnamed (1).png

中央道は、甲府から先が相変わらずアウト。
関越道は、諦めの悪いスノークラスタが集中したのか、すでに渋滞祭りでした。
即、二度寝です。

天気も回復したし、さすがに明日は大丈夫だろう。
ということで、再び予定変更。
日曜日は日帰りでブランシュの試乗会に参加することにしました。

日曜日。
5時過ぎに自宅を出発。
首都高〜中央道は渋滞皆無で、8時過ぎにはブランシュに到着しました。
いつもなら板は車に積みっぱですが、念のため試乗会予定を調べると9時開始とのこと。
仕方ねぇ、持って行くか。

ゲレンデに出る前に、ちょいとスクールに立ち寄ります。
先日のスキー大学でお世話になった小宮山耕平デモにご挨拶....、と思ったらこの日はいらっしゃいませんでした(^^;
手土産だけ預けて、リフト券売場へ。
「あれ、並んでる」
クワッド乗り場にも人がいます、いや並んでます。
こんなに混雑したブランシュ、何年振りだろ。

試乗会はまだ準備中ですから、とりあえず一本。
クワッド降り場の気温は-2℃と、かなり暖かいです。
足慣らしにロマンチック〜ファンタジーを滑り、クワッド乗り場に帰ってきても、まだ準備中。
じゃもう一本と、今度はスラロームコース。
ブランシュらしからぬ柔らかい雪で、平らなうちは快適です。

IMG_0076[1].JPG

受付を済ませて試乗開始。
午前中はロマンチック〜ファンタジーを利用しました。
土曜日に諦めた方が多かった反動か、リフトもコースも混雑しています。
とは言え、他のスキー場基準で考えれば、十分空いているんですけど(^^)

レストランも混雑するだろうと、11時にはレストハウスバウムに入りましたが、すでにほぼ満席でした。
馬鹿の一つ覚えのように湖北さんの角煮定食を食って、12時過ぎに試乗を再開。
斜面は荒れ始めています。
午後は午前中に試した板を、再度ジャイアントとパノラマで試乗しました。

貸出終了の14時まで、7機種を試乗。
最後に一本だけ、自分のSTÖCKLIでのんびり滑って撤収しました。
予想外に混雑したブランシュでしたが、普段乗っている板とは全く違うHEADの試乗は新鮮で楽しかったです。

続いて来週と再来週は菅平での試乗会に参加します。
いよいよ試乗会シーズンが始まりました。
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2023年02月07日

小海で初コース

土曜日は佐久まで下りて宿泊。

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スノークラスタ御用達の例のホテルです。

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日曜日、いつものようにバイキングの朝メシを食い過ぎ、腹いっぱいで出発。
8時過ぎに小海に到着しました。
ちなみにこのスキー場、先シーズンまでは「小海リエックススキーバレー」だったのが、今シーズンから「シャトレーゼスキーバレー小海」に変わってます。
オーナーであるケーキ屋さんの名前が前面に出てきてはいますが、中身の変更はありません。

リフト券はあらかじめ公式サイトから購入済みです。
年寄り券だと、1,000円のランチ券とセットで3,500円と爆安。
こちらもスノークラスタ御用達のJAF割よりも安くなりました。
他のスキー場でリフト代の値上げが相次ぐ中、有難いことです。

Web販売はアソビュー!のシステムを利用していますので、チケット売り場でリフト券とランチ券を発券していただき、ゲレンデへ。
団体さん(千葉県連かな?)がいらっしゃいますので、クワッドにも列ができていますが、大したことはありません。

クワッドを降りて右手に進むと、いつもは休止しているペアリフトが動いてます。

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林を抜けると広がる緩斜面。

IMG_9994[1].JPG

小海で初めて滑るウェンゲン(Aコース)です。
ただの緩斜面なんですけど、なんかいいですね。
あと基礎練習なんかには最高だと思います。
この日は団体さんが開きモノやらなんやらをやってましたから、その前で基礎練するのは憚られましたけど....。

とは言え、このコースをぐるぐるリピートする気にはなれませんので、そのままメインバーンのラバーホーン(Bコース)へ。

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空いていて、まだ荒れていないこのコース、最高です。
俗にいう勘違いバーンってやつ。
思いっきり勘違いさせていただきました(^^)

そのまま真っすぐユングフラウ(Cコース)に滑り込みますが、最後の中急斜面のコンディションも上々。
お次はユングフラウからHコース(なぜかここだけ色気のないコース名)〜ブライトホーン(Eコース)に抜けます。
ブライトホーンの緩斜面では、子どもたちが沢山楽しんでいますので、できるだけ端を滑ってクワッド乗り場へ。

降りたら今度は左手に進み、アイガー(Dコース)の急斜面です。

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晴れるとホントに眺めのいい斜面です。
ピステンが入ってますから、コンディションも最高。
ショートターンで下り、
「お、オレって上手いじゃん♪」
いえ、ただの勘違いです(^^;;

小海のネックのひとつは、ゲレンデ内のレストランがエーデルワイスというベースのデカいヤツだけということ。
この日は天気が良かったこともあり、席の混雑はそれほどでもありませんでしたが、料理の注文〜提供カウンターの混雑は相変わらずです。
こればかりは時間をずらすしかありませんね。

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せっかくシャトレーゼに来たのですから、食後にはケーキなんていただいちゃいます。
普段滅多に食べませんから、食べ方はすっごい下手くそですが(^^;

午後になると、メインバーンのラバーホーンは少しずつ荒れ始めました。
転んだり、手こずるお客さんも多いので、スピードを落として中回り、大回り。
しかし滑る人が少ないからか、アイガーはほとんど荒れませんでした。

IMG_0018[1].JPG

そろそろ緩んだかな?
とHコースに掘られたコブにも入ってみます。

緩んじゃいませんけどリズムがいいので、コブが超下手くそな私でもなんとかなります。
ただ最後に斜度が少しだけ増すところは、要注意。

小海のコースって、それなりに斜度はあるし、幅はあるし、距離もあるんですけど、なんか単調に感じちゃうんですよね。
しかし前日が超コンパクトなスキー場だったこともあってか、ウェンゲン〜ラバーホーンとアイガーを交互に滑ると、爽快です。

この日は個人的定時の15時よりちょい前に終了。
駐車場で着替えて、ホテル併設の温泉に向かいます。
駐車場が満車で入れないこともありますが、大丈夫でした。

IMG_0023[1].JPG

リフト券を提示すると、通常800円のところ500円で、アイスのおまけ付き。
フロントでロッカーキーだけでなく、タオルも貸してくれますから便利です。
遮るものの無い開放的な露天風呂は、天気がいいと景色が抜群で、遠くに浅間山を眺めながらのんびりできます。

けど私は烏の行水(^^;;

さっぱりとして帰路に就きます。
覚悟を決めて佐久方面へ。
上信越道を走っていると、情報板に関越道の状況が表示されます。
寄居から高坂の先まで渋滞だとか、所要時間は70分だとか90分だとか....。
甘楽PAに入りスマホで渋滞情報を確認するも、渋滞が伸びることはあっても、短くなることはありません。
が、東北道に渋滞は無し。
よし、北関東道を使って東北道に抜けよう。
こういうオプションが考えられるのが、こちらのルートのいいところです。

本線に戻り、藤岡JCTで関越道を高崎方面に向かい、崎JCTから北関東道に入ります。
しばらく走ると、東北道の渋滞情報が入りました。
加須で2km。
仕方ない、自然渋滞か。
でもこの程度なら....。
と思っていたら、すぐに「事故」の2文字が付け加わります。
距離も4km、6kmと伸び、通過時間も70分だとか。
こっちに迂回した意味ないじゃん(>_<)
渋滞通過には60分ほどかかり、現場通過時にはまだ事故処理が終わっていませんでした。

結局4時間かかって、20時過ぎに帰宅。
洗濯機回して、買物行って、

IMG_0042[1].JPG

こちらにも間に合いました。
四代目の若主人とスキー談義をしながら一杯、いや4杯(^^)/□

お家に帰るまでがスキーという方や、お家に帰って洗濯機を回すまでがスキーという方もいらっしゃいますが、私の場合、お家に帰って洗濯機を回して角打ちで飲むまでがスキーです。
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2023年02月06日

初八千穂

この週末はどうするか….。
次週はHEADの試乗会でブランシュに行くし、片品方面は2週続いてるしな。
じゃ湯沢か?
などと考えていたらTwitterのTLに、小海の一番上のコースが土日に開くというツイートが流れてきました。
このコース、私が行ったときはいつもクローズしていて、滑ったことがありません。
マップで見る限り大した斜面じゃありませんが、何となく心惹かれます。
土曜日に小海に行って、日曜はまだ行ったことない八千穂で滑るかな。

八ヶ岳方面の場合、(今は亡き)野辺山とかサンメとかの延長線上で考えていたので、何の疑問も抱かず中央道須玉ICからアクセスしていましたが、どうやら関越〜上信越道の佐久からでも大して変わらないらしい。
調べてみると距離はほとんど変わらず、高速代がちと安くなります。
ただ問題がひとつ....、そう、関越道の渋滞です。
覚悟のうえで一度行ってみるか。

まぁタダで済む訳ないんですよね。
この日は何モノかが潜む鶴ヶ島JCTの先だけでなく、所沢の手前でも事故が発生しています。
この渋滞を抜けるのに、覚悟していた以上の時間がかかりました。
上信越道佐久小諸JCTから、暫定開通している中部横断道を八千穂ICまで走り、出口を左折。
急遽行き先は八千穂に変更です。

そのまま道なりに走ればスキー場かと思っていたら、冬季通行止めとかがあってそうは問屋が卸しません。
他の車に従いていこうとしても、前も後ろも車は走っていません。
仕方なくナビをセットし、無事現着。

IMG_9931[1].JPG

駐車場には予想以上に車が駐まってます。
(どんな予想してたんだよ....)
道路を渡り、階段を登ってセンターハウスに入ると、右にレンタル、左にスクールが店を開いており、チケット売り場がありません。
スクールのねーちゃんに聞こうと思ったら、リフト券売場は外に出ろと掲示してありました。

スマホでJAFの会員証を提示し、
「JAF割でミドル1枚ください」
『年齢確認をお願いします』
画面をSAJの電子会員証に切り替え、
「これでもいいっすか?」
『あぁ、SAJさんなら会員証でも1,000円割引よ。だからこれだけでね。』
へー、1,000円引とは太っ腹。
それはいいとして、もうちょい宣伝しろや > SAJ

ゲレンデベースに立つも、どこを滑ればいいのかわかりません。
こういうときは、左から順に滑ることにしていますが、どのリフト乗り場もビミョーに上。
センターハウス横から短い短いリフトが架かっており、これを利用して各コースにアクセスするリフトに乗車する仕組みみたいです。

IMG_9932[1].JPG

まずは一番左の第4コース。
私でも安心の緩斜面です。

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お隣の第3コース。
途中でポンと落ち込む斜度変化が楽しい中斜面でした。

IMG_9939[1].JPG

お次は第2コース。
あまり広くない中斜面が続いた後、急斜面につながります。
この急斜面、ワイドなので大回りもイケちゃいます。

第2コース途中からは、リフト下を潜って落ち込むトライアルコースもあります。
急斜面なんですけど、いかんせん短すぎて暴走する前に終わっちゃいます。

第4、第3、第2と来たら次は....

IMG_9952[1].JPG

アゼリアコースでした(^^;;
第2コース上部同様、あまり広くはありませんが、途中で落ち込んだり、最後の緩斜面にコブが掘られていたりと、変化が楽しめます。

IMG_9955[1].JPG

ちなみにアゼリアコースの途中から右に分岐して、バンプス8というコブ専用斜面が延びていました。

....。
見なかったことにしよう。

第4と第3はそれぞれリフトが架かっていますが、第2とアゼリア(バンプス8含む)は共通のリフトでアクセスします。
そのためタイミングによっては多少の並びは発生するものの、混雑というほどではありません。

11時半に昼メシ。
センターハウス横のレストランは初心者コース下なのでファミリーで混むかと思い、アゼリアコース下のジョイナスという洒落た名前のレストランに入ります。
白いテーブルクロスにキャンドルなんか灯いてたらどうしよう、と心配でしたが....、

IMG_0041[1].JPG

昭和の食堂でしたw

午後は第2(たまにトライアル)とアゼリア。

IMG_9972[1].JPG

アゼリアの緩斜面こぶは、ホントに緩斜面なんですけど、カリカリに硬いんで油断できません。

よせばいいのにバンプス8にも入ってみました。
深いのはともかく、谷間がえぐれていてシロートにゃ無理です。
ホントによせばよかった(^^;
ちなみに後でHPを見たら、ここが第1コースみたいです。

スタートが遅かったことですし、個人的定時の15時から30分ほど残業して終了。
初八千穂でしたが、コースは短いものの変化があり、意外に楽しいという印象です。
リフト券も安いし、比較的空いてるし、機会があればまた来てもいいかなー。
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2023年01月31日

お得なお誕生日

この土曜日も沼田方面へ。
前週同様、練馬から関越に乗ったのは6時頃ですが、鶴ヶ島ICの手前と先で事故が発生しており、すでに渋滞が始まっているようです。

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川越ICの先から渋滞の中をしばらく走り、鶴ヶ島JCT手前でまだこの表示です。
結構大きな事故だったようで、抜けるのに1時間近くかかった気がします。

その先では駒寄渋滞を越えても、沼田ICが先頭の渋滞が待っていました。
赤城高原SAの手前から流れが悪くなり始めましたので、昭和ICで降りて下道を走ります。
アクセス道路がR120ではありませんから、渋滞とは無縁。

WXFT5608[1].JPEG

9時、現着。
立体駐車爆風スキー場、別名川場スキー場です。

誘導された6Fに車を駐めて準備をしていると、外から風の唸り音が聞こえます。
屋内ではありますが、細かい雪が吹き込んできますので、相変わらずの爆風なんでしょうか。

滅多にお邪魔しないこちらのスキー場、前回はいつだったかなーと自分のBlogを検索してみたら、5年前6年前でした。
今回も目的は同じ....。

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お誕生日の無料リフト券です(^^;

外に出ると予想どおり爆風。
しかしスキーウェアって、大したもんですねー。
中にはアンダーとミドルしか着てませんけど、寒さは感じません。
会社で昼休みに、スーツ着て外に出たときの方が、ずっと寒く感じます。

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ベースからは2本のクワッドが延びていますが、何が違うんだっけ?
乗り場に掲示されているコースマップを見ると、右の空いてる方が中級コースなので、こちらに乗車。
爆風に揺られながら終点付近まで上がると、左下にもリフト乗り場が見えます。
だんだん思い出してきたぞ。

まずは白鳥スカイライン(コース名はすべて後で調べたもの、滑ってるときは仮称「下のクワッド沿いの細いコース」)を1本。
再びクワッドで上がり、白鳥ダウンヒル(仮称「中間リフト行きの短い中斜面」)で下に見えたリフト乗り場へ。
ここにも乗り場がふたつありますが、爆風なんでフード付きのクワッドに乗車します。

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トップから下界の風景は見えませんが、滑るコースは見えますから問題ありません。
クリスタルコース(仮称「てっぺんからのトロトロコース」)を滑って、先ほどの中間のリフト乗り場も通過。
確かこの下にペアリフトがあったはず....。

下から見て一番左手に見えるコースにアクセスするには、こいつに乗らないとダメです。

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踝程度の新雪が食い荒らされた不整地の高手スカイライン(仮称「一番左のボソボソ斜面」)。
上に乗った雪は柔らかいですし、下地もガリガリではありませんから、私みたいなへっぽこでも楽しく滑れます。
このコースを何本か滑り、最後は高手ダウンヒル(仮称「トロトロに繋がる廊下コース)」)からクリスタルに出て、センターハウスに戻りました。

IMG_9863[1].JPG

11時半に一番おっきな食堂でランチ。
味噌カルビ丼(1,500円)ですが、調理済みの肉をご飯の上に盛り付け、温玉を割り乗せるだけ。
その場での調理なんて想定してませんから止むを得ないんですけど、味気ないよなー(>_<)

午後になると、爆風は静まり、見通しも良くなってきました。
中間からトップに上がるクワッドは、かなり混雑しています。
しかし隣のトリプルは何故かガラガラ。
混雑が嫌いという理由だけで乗車してみると、

IMG_9865[1].JPG

そうか、この斜面か(^^;
無名峰ダウンヒル(仮称「コブのある急斜面」)です。
カチンコチンだと手に負えませんが、この日のコンディションなら何とかなります。
ただし技術的・体力的問題から、途中2回ほど休憩しないとコブは完走できません(^^;

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再び「一番左のボソボソ斜面」に行ってみると、単なる荒れ地と化してますが、コブにはなっていないので、こちらの方が楽です。
リフトの待ちもありませんから、撤収までこのコースをぐるぐる。
個人的定時の15時まで滑ったらやたらと疲れましたので、いつものように昭和の湯に立ち寄ります。
前週にハンコ10個で無料入浴させていただきましたので、今週から再スタート。

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手作り感満載で癒されます(^^)

今回の川場のように、誕生日にリフト無料サービスを行っているスキー場は、少ないものの他にもあるようです。
今年のオグナほたかは川場と同様ですし、ガーラ湯沢はシーズン中有効の招待券を貰えるみたい。
サービスの内容は変わるかもしれない(オグナほたかは以前は月違いでも「日」さえ合っていれば無料でした)ので、ご利用は計画的に、いやご利用前にHP等でご確認ください。

GSでは誕生月割引
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2023年01月26日

お、ねだん以上。かたしな

スキー大学の翌週末は、のんびりスキー。
ブランシュでも良かったのですが、もうちょい雪が柔らかいところで、かたしな高原にしました。

出発ものんびりと5時過ぎで、練馬から関越に乗ったのは6時。
普通ならタダじゃ済まない時刻ですが、幸い高坂渋滞、駒寄渋滞ともそれほど酷くはなく、7時半には沼田IC流出車線に到着です。
しかしここからが大変でした。
料金所通過までも時間がかかりましたが、R120も混雑しており、信号のたびに流れが悪くなります。
椎坂トンネルを抜け、老神温泉を過ぎればもう大丈夫かと思ったら、吹割の滝手前やら、平川の交差点やら、信号で流れが悪くなるのは相変わらず。
おまけに片品の道の駅の少し手前では、法面工事中で片側交互通行となっていました。

結局スキー場到着は9時。
時刻の割に駐車場が空いていたのは、皆さん到着できていなかったからでしょうか。

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例によってリフト券はライセンス割。
昨シーズンより200円値上がりしましたが、休日でも2,200円(平日だと1,200円!)と大変有難いお値段です。

まずはセンターハウス正面の中斜面、かえでコースに向かいますが、何となく雰囲気が違います。

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ミッフィーいないじゃん。
昨シーズンのオープン日のように極端な雪不足ならともかく、それなりには積もってるんですけどねぇ。

コースは、そこそこ賑わってます。
かたしなにしては....。

板が走らねぇなー、とぼやきつつ大回りを2本。
早々に奥のコースに向かいます。
第6ペアでトップまで上がる途中、すぐ下のなでしこコースの緩斜面は子供たちで大繁盛。
しかし、その先の急斜面、もくせいコースは....、

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誰も滑ってません。
相変わらず急斜面は空いてます。

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いや、急斜面だけじゃありませんでした。
適度に斜度が変化するつつじコースの中斜面もガラガラ。

リフト代が安くて空いてるのは嬉しいのですが、こうなると経営状態が心配になります(^^;
せめて昼メシだけでもと、センターハウスで一番高いメニューにしました。

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牛すきうどんと舞茸おこわセット、1,150円。
もっと高くても、もっとしょーもないメシしか提供できないスキー場が多い中、内容を考えればメッチャ良心的です。

午後もかえでコースで大回り、もくせいコースで小回り。
スキー大学で教えていただいたことを意識しつつも、気持ちはひゃっほぅ〜♪
撤収は定時の15時でした。

帰路、朝はあれほど流れなかったR120もすこぶる順調。
途中から片品川方面に下りて、昭和村に向かいます。

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昭和の湯でお風呂に入って帰りましょう。
前回でカードにスタンプが10個貯まりましたので、無料です。

昭和ICから乗った関越はほとんど渋滞もなく、順調に帰宅できました。

かたしなというスキー場は、規模は大きくないし、決しておしゃれでもありません。
滑り応えを求めるスキーヤーは、多くが隣の尾瀬岩鞍に行くと思います。
でも、なんか好きなんですよねー。
私の場合、ライセンス割という大きな特典があるのは確かですが、それ以外にも手軽な会員システム(先日1,500円で更新したので、また3年間は土日でも駐車場無料です)だったり、美味しいランチだったり、お値打ち感のあるスキー場です。
某ホームセンター風に言えば『お、ねだん以上。』
スキー専用なんで、残念ながらスノーボーダーは滑れませんけど、スキーヤーなら一度は行ってみてもいいと思います。
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2023年01月18日

2023スキー大学@白馬五竜

1/13(金)〜15(日)の日程で、2023年度スキー大学第2会場(白馬五竜)に参加しました。
昨年と一昨年は新型コロナの影響で中止となりましたので、3年ぶりの開催です。

私は昨年の夏に職場を異動して、初めてのシーズン。
特にこの会期は、年末年始休暇から成人の日絡みの3連休と休みが続いた直後の休暇取得となりますので、(表面上は)大変心苦しく感じておりました。
木曜日の夕方、職場にて
「すみません、明日から月曜日まで....」
『行ってらっしゃい、楽しんできて』
「お勉強してきます」
『どこですか?』
「あ、白馬。五竜です」
『雪、いっぱいありそうですね』
「いやー、白馬は少ないんすよ。それに週末は天気がヤバそうで、1月の白馬なのに雨だって」
『怪我しないよう気を付けてください』
なんて会話で、快く送り出していただきました。
ありがたいことです(^^)

会社脱出後、宿への手土産買って、吉牛食って、帰って風呂入って、出発。
仲間をピックアップし、関越〜上信越道を走ります。
長野ICを降りても、オリンピック道路を走っても、雪は無し。
宿の駐車場でも地肌が見えてます。
これで雨降ったらどうなんのよ....
とりあえず部屋で軽く前夜祭やって、就寝です。

翌朝、宿の車で送っていただきスキー場へ。

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受付で名簿を受け取り、講師を確認します。
初日はブランシュたかやまの小宮山耕平SAJデモでした。
以前スキー大学で講師を担当していただいたことがありますし、ブランシュのリフト食堂でお話をすることもある、お馴染みの先生です。

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とりあえずこの日はいい天気。
でも夜から雨で、明日は終日雨予報なんだよな。
そのあたりは小宮山デモも十分ご承知で、デモンストレーションの後、午前中に基本的な動きを確認し、午後はゴンドラでアルプス平まで上がって、実践的なトレーニングとなりました。

翌土曜日。
宿の窓から外を見ると、雨は降っていません。
予報が変わり、降り出しが少し遅くなったみたい。
この日の講師は、菅平の津村悠ナショナルデモです。
『みなさん、雨の用意はできてますか?』
一応カッパとゴム手は持ってきて、コインロッカーに放り込んでありますが、使うような状況にはなって欲しくありません。

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いいもりに移動し、まずは前日の講習を受けて中緩斜面で基本動作を復習。そして急斜面で大回りや小回りへの展開を図りました。
いつ降り出してもおかしくない状況のため、お昼の休憩を後ろにズラしたりもしましたが、幸い霧雨程度で本格的な雨にはなりませんでした。

最終日の日曜は、午前中で終了です。
担当は東京都の根本風花SAJデモ。

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会場である白馬五竜スキー場のアンバサダーも務めてますので、レストハウスには等身大パネルが飾られています(ちなみに本物の方が格段にカワイイです)。
仲間の話では、今、都連イチオシのデモなんだとか....。

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スキー場の上部はガスで何も見えません。
ゴンドラで上がっても抜ける雰囲気じゃありませんし、下山の林間コースがクローズ(法面が落ちたらしい)してますから、ゴンドラで下りる必要があります。
時間が短いですから、下部での講習となりました。
しかし、ガスがとおみのクワッド降り場付近まで下りてきて、なかなか厳しいコンディションです。
『(とおみの)一番上がいい斜面なんで(講習に)使いたいんですけど、見えないですねー』
止むを得ず初日にデモンストレーションを行った、いいもりの緩斜面に向かいましたが、皆さん考えることは同じですね。
すでに多くの班がいらっしゃいます。
根本デモは、やや遠慮気味に短い距離でプルークボーゲン。
全員が滑り終わると、ガスが少し上がり、とおみゲレンデ上部も見通しが良くなりました。
一本滑り終えた場所からなら、とおみのトップに上がる第2ペア乗り場に滑り込めます。
『上がりましょう!』
日曜日の午前中ですから、とおみのクワッドリフト沿いは混雑していますが、トップからクワッド降り場まではそれほどではありません。
下山コースが閉まってますから、下りてくる人もいませんし。
短い時間ではありましたが、優しくアドバイスをいただき、スキー大学の全日程が終了しました。

閉校式はありませんので、エスカルプラザ前で修了証を受け取り解散です。
例によって修了証にサインをお願いしたところ、
『えー、私がサインしちゃっていいんですか!』

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可愛いサインをいただきました♪

3年ぶりのスキー大学は、得るものも多くあり、楽しい3日間でした。
コロナ感染が収束しない中、スキー大学を実施していただいた全日本の皆さま、絶大なるご協力をいただいたスキー場をはじめ地元の皆さま、そして素晴らしい講習を行っていただいたデモの皆さまに、心より感謝いたします。
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2023年01月09日

富士パラは第3駐車場

日曜日。
朝6時に起床し、6時半にホテル1F食堂でバイキング形式の朝食です。
こちらのホテルチェーンには、年末年始もお世話になりましたが、どこも朝食の形式は同じ。
歳取って少食になったはずなのに、並んでるとつい取りたくなっちゃうんですよねぇ....。

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腹一杯食ってたら出発が遅れました。
今回は、NEXCO中日本の速旅を利用していますので、ひと区間だけですが高速を利用して諏訪南ICまで走ります。

8時過ぎに富士パラ着。
第2駐車場から第3駐車場入口付近まで車列が伸びていました。
まだ第2に入れるだろう....
と思っていたのですが、車列が動き始めると、私の直前の車から第3に誘導されました。
駐めたのはセンターハウス方面に上る階段のすぐ下。
これなら第2の一番奥に駐めるより、楽かもしれません。
ただその後も第2に誘導される車もありましたから、満車だったわけではなさそうです。

ちなみに富士パラは、今シーズンより1台当たりの駐車スペースを拡げました
今までは大型車の隣だとちょっと窮屈に感じたり、軽に挟まれるとラッキー♪と思ったりしましたが、今年の駐車場は予想以上に快適です。
当然各駐車場の収容台数は減りますが、こういう改善をサラリとできるって素晴らしいですね。

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短い階段を上りセンターハウスに向かうと、リフト券売場は大繁盛。
まぁ連休中日ですから。
スキーヤー、スノーボーダーだけでなく、登山客も結構いらっしゃいます。

ちょうど8時半になりましたので、ゴンドラ運行開始の放送が入りました。
速旅のスマホ画面を提示しリフト券に交換した後、ゲレンデまで階段を上がります。
センターゲレンデ下で板を履き、ゴンドラ乗り場までスケーティング。
今のところ大丈夫ですが、何年か後にはこの階段やスケーティングがキツくなるのかなぁ....

ゴンドラはまだ混雑していません。
富士パラのゴンドラの待ちレーンには一般と相乗りのふたつがあり、一般レーンはおひとり様だろうがご家族だろうがグループ乗車で相乗りはありません。
一方の相乗りレーンは、先頭から必ず6人ずつ乗車します。
他のスキー場の相乗り(シングル)レーンだと、定員に満たないグループ乗車の搬器に数名の相乗りをお願いする形式ですから、相乗り(シングル)レーンの方が早く進むことが多いのですが、富士パラはちょっと違います。
朝イチは10台のうち9台に一般レーンのお客さんが乗車した後、1台に相乗りレーンのお客さんが乗り込みます。
仮に一般レーンのお客さんが3名ずつ乗車したとすると、9台で27名。
その後、相乗りレーンのお客さんが1台に6名乗車。
これが繰り返されますから、一般レーンの方が4倍程度早く進む計算です。
もう少し時間が経つと、一般レーン4台に相乗りレーン1台となりますが、それでも一般レーンの方が倍早い。
おひとり様が一般レーンに並ぶと、搬器をひとりで占有することになりますが、そんなこと気にしない方がいいです。
おひとり様でもおふたり連れでも、一般レーンに並んだ方が早く乗車できます。

9時過ぎにトップに到着。

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白馬の山々も素晴らしいですが、八ヶ岳だって捨てたもんじゃありません。
(写真だとちんまり見えますが、実際には結構迫力あります。)
富士パラの魅力は、この風景に加え、幅はそれほど広くないもののきっちり圧雪された中急斜面がベースまで続くこと。
特に朝イチはコースは空いてますし、斜面も荒れてませんから、整地好きにはたまりません。

午前中はトップからベースまでゴンドラで回しますが、すぐにゴンドラが混雑し始めました。

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11時前でこんな感じ。
『15分まち』と書いてありますが、相乗りレーンのお客さんはもっとかかったと思います。

こんな状況ですから、スクール組はトップまで上がらず、空いている第4リフトでシーダーゲレンデを使っていたようです。
緩斜面に架かる第1や第2リフトはスゴイことになっていたでしょう....(見てないけど)

混雑を避けるため、早めに山頂レストランでランチ休憩にしました。
富士パラの残念なところは、このレストラン。
価格が高めなのは仕方ないとしても、それに見合った内容とはとても言えません。
でもベースのレストランは、ファミリーで大混雑でしょうから....

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この日のお昼ゴハンは、若鶏の唐揚げ定食です。
え、そんなメニュー無いって?
そうです。
若鶏の唐揚げ、野沢菜漬け、御飯、味噌汁をそれぞれ単品で頼んだ勝手定食です。
私としてはこれが一番かな(^^;

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午後は、トップの中斜面に架かる第5リフトを利用して、アルパインゲレンデをぐるぐる。

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リフト側にできたヴェーデルンロードで小回って、リフト乗り場に滑り込むと、搬器がお客さんを待ってます。
乗車時間が短いから休憩時間も短く、結構辛いです(^^;;
斜面の荒れは大したことありませんから、大回りでも気持ちよく滑れます。
ただし最後の落ち込み手前で必ず停止して下を確認しないと、アイスバーンと荒れた斜面に四苦八苦するジュニアや初心者の皆さまで、カオスな状況になっていることも多いですから、要注意です。

お隣のラーチゲレンデが滑れればいいのですが、まだクローズ。

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こんな状態ですからね。
まぁ開いたとしても、下半分はいつもカリカリのアイスバーンなんですが....

15時の定時を前に下山を始めましたが、リンデンの壁にプルークボーゲンで果敢に挑んでいた中学生(くらいだと思う)が転倒して、両スキーが解放しています。
板を回収して壁の中間部で履かせますが、すぐに暴走〜転倒。
再び片スキーを外して、今度は頭を下にして壁の終わり付近まで滑落していきました。
昔は自分もこんなことあったよなぁと思いながら、再び板を拾い斜面下で履かせて、激励してお別れしました。
たまには人助けしてもいいだろ(^^)

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ベースまで下りると、緩斜面のリフトはこんな感じ。
お父さん、お母さん、ご苦労様ですm(_ _)m

センターハウス前を通り、短い階段を下りると第3駐車場です。
ここに駐めたのは初めてですが、階段の近くに駐められれば悪くありませんね。

三連休ですが、この後は日帰り温泉に立ち寄り帰宅です。
前日のブランシュも、この日の富士パラも、(富士パラのゴンドラ待ち以外は)思ったより空いていたうえに、斜面のコンディションも上々で、満足の二日間でした。

さて、週末のお勉強に向けて準備しないと....
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2023年01月08日

三連休初日もブランシュ品質

三連休初日の土曜日はブランシュ。
最近の中央道は朝の渋滞はありませんし、行き先がブランシュなら急ぐ必要はありません。
5時半過ぎに自宅を出発。
途中、境川PAで朝メシ食って9時現着です。
(大門街道は、湯川バイパス工事に伴う交互通行個所で、若干渋滞していました。)

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三連休初日ではありますが、平和なブランシュ。
リフト待ちでストレスを感じさせないところが、ブランシュ品質なんです。

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この日は、パノラマとエキスパート以外は開いており、パノラマも翌日のコースオープンを目指して終日スノーマシンが稼働していました。

いつものように、まずはロマンチック〜ファンタジーを1本。
そして前回もオープンしていたスラローム。

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今シーズンお初のジャイアント。
え、人がいないって?
良く見てください、ちゃんと滑ってます。
ひとりだけ....。
コース混雑でストレスを感じさせないところがブランシュ品質なんです。

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モミの木樹氷コースもオープンして、トップまで上がれるようになりましたから、お地蔵さまに初詣。
今シーズンもケガなく楽しく滑れるようお祈りしました。
ついでに、ここ3シーズン営業を休止しているお隣のエコーバレーの復活もお願いしましたが、ブランシュに立っていてもスキー地蔵なんだから、お願い聞いてくれるよね。

11時半にレストハウスバウムに入ると、ほぼ満席です。
ちょうど席を立つ方がいらっしゃったので、すぐに座れましたが、この時間が一番混んでいました。
例によって湖北さんの角煮定食とサービスのコーヒーでゆっくりと休憩し、午後の部へ。

滑走者が少ないジャイアントは相変わらず真っ平ですが、スラロームは細かい起伏ができ始めました。
しかし荒れるというほどではありませんから、小回りはもちろん、大回りだって問題ありません。

主にこの両コースで、調子の悪い小回りを中心に滑っていましたが、気分を変えようとロマンチックコースに入ると、着ぐるみが滑ってます。
しろっくまんとましろちゃん。
しろっくまんはお馴染みですが、ましろちゃんは初めてかな。
目つきの悪いしろっくまんと違い、ぱっちりした目元の女の子(クマ?)らしいましろちゃんでした。



ファンタジーコースを滑るところを、ちょいと撮らせていただきました。

14時を過ぎた頃から、ただでさえ少ない人がますます少なくなりました。
陽が翳ったコースは少しずつ硬くなり始めます。
こういうときは空いていてもスピードの出し過ぎ注意です。
てか、最近スピードに弱くなったんで、そんなにスピード出せないんですけどね....(^^;

いつもなら15時に終了するところですが、この日は16時まで滑走を続けました。
ブランシュを後にして、諏訪南ICではなく、諏訪IC方面へ。
IC近くのホテルに泊まり、翌日は気分を変えて富士パラです。
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2023年01月05日

鹿島槍か、さのさかか

2日は年末年始滑走の最終日。
昼過ぎ頃までのつもりなんで、(ホテルの)近場でいいかな、と思ってました。

爺ガ岳?
名前は魅力的だけど、緩斜面しかないしなぁ。
それに帰路は木崎湖まで戻らないといけないから、上信越道に出ることを考えるとちと面倒。

じゃ鹿島槍?
昨シーズンからパウダーエリアの第10リフトを休止したのに続き、今シーズンはレストハウス正面の急斜面パウダーが楽しめる第5リフトも止めちゃいました。
まぁ降らなきゃ関係ないんだが....

2シーズンぶりに復活したさのさかか?
今シーズンは一番下のペアとクワッドの2本しか動かさないらしい。
リフト代は安いんだけどね。

前日、Twitterのフォロワーさんから、
『降雪無ければさのさかがお勧め』
とのリプをいただきました。
そうか、そうなのか....

明けて2日の朝、ホテルの窓から外を見ると、若干の降雪はあったようです。
しかしこの程度じゃ、鹿島槍でもさのさかでも大して積もってはいないでしょう。
さて、どうすっかなー。

よし、鹿島槍にしよう。
鹿島槍のサイトからリフト券のWEBショップに入り、チャージ。
と思ったのですが、どうもサインインがうまくいきません。
IDとPWは正しいはずですがCAPTCHA認証で先に進まず、そのうちIDが凍結されちまいました(>_<)

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もういいよ、さのさかに行く!
こっちはWEBショップなんて用意されてませんから、直接現地での現金購入になります。

ホテルをチェックアウトし、出発。
現着は9時です。
上段の駐車場には約50台。
予想どおり空いてます。
次の車も入ってこないので、スタッフのおにーちゃんと雑談。
「リフト2本でも、復活できて良かったね」
『来年は全リフト動かす予定です。一年休んだから、今年も点検したら整備しなくちゃいけないところも結構あったんですけど、部品もなかなか届かなくて....』
「期待してます」
その後、ゲレンデに向かうまでに入ってきた車は5台でした(^^;

センターハウス1Fのリフト券売場へ。
カウンターにはスタッフのおねーちゃんが、ひとり座ってます。
リフト券は1日券のみ、大人は若者もじーちゃんも3,000円、子供は1,000円というシンプルかつお安い設定です。
「ICカードですか?」
『そうです』
「手持ちのカードに上書きできます?」
『えっと....、ちょっと待ってください』
カウンターを離れて小走りで、別のスタッフに確認に行ってくれました。
カウンターが無人になっても、何ら問題ない程度に空いてます。
『すみません、できないそうです』
発行されたのは紙のICカードです。
あぁ、これなら保証金とかいらんわな。
「これ、帰りに返した方がいいのかな」
『こちらにお願いします』
回収ボックスが置いてありました。

階段を上がってゲレンデへ。

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まずは正面のカービングゲレンデ。
中央の木立で隔てられた2つのコースがありますが、向かって右側はポールが張ってあり貸し切りでした。
左側のコースは、若干の積雪がありますが全く気にはならない程度。

続いて左手に伸びるクワッドリフトに乗って、パラダイスゲレンデへ。

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こちらは上から下までキレイに整備されていました。
クワッド降り場からの短い中斜面が楽しいのですが、広いからと本気で大回りをすると2〜3ターンで終わっちゃいます。
その後のリフト乗り場までの緩斜面も、止まっちゃうような斜度ではありませんから、全体的に快適に滑ることができます。

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ちなみにクワッドリフト降り場から上部を見ると、こんな感じ。
リアルに草生えてますねww
これじゃリフトを動かしても滑れません。

その後はパラダイス3〜4本にカービング1本程度のペースで滑ります。
昼頃になると、カービングゲレンデには若干の起伏ができ始め、私程度の脚前ではスピードの出し過ぎ注意です。
12時半過ぎまででしたが、リフト待ちもコース混雑のストレスも無く、楽しく滑ることができました。

1Fカウンターの回収ボックスに使用済みリフト券を投入。
『ありがとうございました。またよろしくお願いします』
というおねーちゃんの言葉に送られ、センターハウスを後にします。

駐車場に向かおうとすると、カンカンカン....



スキー場と駐車場の間に踏切がある稀有なスキー場です。
ちょうど大糸線が通過しましたが、決して本数が多いとは思えない路線ですから、運が良かったのか、悪かったのか.;...

鹿島槍のWEBショップにサインインできなかったために訪れることとなったさのさかですが、思ったより楽しめました。
青木湖の眺望が楽しめる(らしい)レイクダウンコースは、前回はガスってましたし、今回はクローズです。
来シーズン再訪して、ぜひ景色を楽しみたいものです。
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2023年01月04日

初栂池

新年1日、窓から外を見るも前夜の降雪はありません。
別に何をしていたわけではありませんが、出発が遅れました。
9時過ぎにホテルを出て、現着は10時前。
初めてのスキー場なんでよく分からないのですが、駐車場への誘導も無く....
満車表示のある駐車場に運よく空きスペースがありましたので、車を突っ込み準備開始、ゲレンデに向かいます。

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初栂池です。
やたらと縦長で、リフトもたくさん架かっていますから、念のためマップをいただいて、ゴンドラの列に並びました。
列が長かったんで、ホントは並びたくなかったのですが、どのリフトを乗り継いだらトップに上がれるのか分かりませんでした。
しかし列は順調に進み、思ったより早くゴンドラに乗車。

このゴンドラ、中間駅があるんですね。
以前の野沢みたいだ....
なんて思っていましたが、その後いつまで経っても終点に到着しません。
急な斜面沿いに延々と上り続け、やっと終点。
スキー場の規模が想像できます。

まずは駅舎すぐ下のJACKY'S kitchenへ。

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栂池のパウダーエリアを楽しむのに必要な、これをいただきに行きました。
栂池ではパウダーエリアに入るためには、事前にYouTube動画を視聴したうえで、現地で合意書へのサインが必要となります。
そしてエリアにはこの腕章を着用し、指定されたゲートから入ることとなっています。
もちろんコンディションが悪ければゲートはオープンしません。
(残念ながらこの日は雪不足でクローズでした。)

この受付はJACKY'S kitchenの2Fにありますが、当日受付をしていたのは、Twitterでフォローしている現地パトロールさんでした。
少ないものの何度かリプを飛ばしたこともあり、アカウント名を名乗りご挨拶。
しばし雑談の後、一旦1Fのレストランに戻ります。

この日は、昨シーズンNASPAでご一緒させていただいた、Twitterのフォロワーさんご家族がいらっしゃるということでしたので、合流することになっています。
予定より若干遅れてご家族が到着。
こちらのご家族も件のパトさんに大変お世話になっているとのことで、2Fでご挨拶の後、私も加わり歓談しました。

その後、フォロワーさんがもう1名加わり、みんなで滑走を楽しみます。

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こんなところや、

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こんなところ。
右も左も分からないスキー場なんで、私は後に付いて滑っただけですが(^^;

15時半、私は撤収です。

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栂池って、下部の緩斜面のイメージが強かったのですが、その上に長くて広い中斜面が伸びていますし、しっかりと管理されたパウダーエリアもある、魅力的なスキー場でした。
機会があれば、ぜひまた訪れたいと思います。
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2022年12月31日

岩岳ブルー

昨日は、黒姫から下道を約2時間走って大町のホテルに到着。

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こちらに泊まるとつい朝食が進みます。
のんびり食ってたら出発が遅れました。
現着は8時半を過ぎてます。

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今日は岩岳。
例によってゴンドラは大混雑ですが、チケット売り場の列は昨年ほどではありません。
私は前日の夜に、HAKUBA VALLEYのWEB SHOPでリフト券をチャージ済ですから、ゴンドラには目もくれず中央高速リフトへ。

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混んでるじゃんww

ゲート付近にリフト運行時間が掲示されていました。
9:00-12:00
えっ、午後は止まっちゃうの?
乗車時にリフト係員に声を掛けると、お客さんの状況を見て延長も考えるらしい。
まぁ延長するだろ。

リフトを降りてサウスに出ると....

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岩岳ブルー!

これが見たくて来たようなものですから、晴れて良かった。

しばらく山頂エリアを滑って、一旦山麓まで下山。
途中のホワイトリボンコースには草が出ているところもあり、雪不足を感じます。

中央高速こそゴンドラの混雑を避けたお客さんで列ができていましたが、かも1リフトは搬器がお客さんを待ってる状態。
せっかくですから、かもしかコースを何本か滑ります。
微妙な起伏が残っていますので油断できませんが、なかなか快適でした。

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ゲレンデ下のホワイトプラザ前には「鍋焼きうどん」というノボリがたなびいてます。
去年はレストラン営業してなかったのになー。
ちょっと早いけど、お昼ゴハンにしましょうか。

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ホントに鍋焼きうどんしかありません(^^;
提供までにちょっと時間はかかるけど、美味しいですね。
山頂レストランは昼時は大混雑ですから、ホワイトプラザで食事ができるのは助かります。

食後、やっぱり運行時間を延長した中央高速リフトで再び山頂へ。
5線リフトは朝ほどではありませんが、やはり混雑気味です。
ビューC、ビューDを何本か滑っていると、5線も空き始めましたので今度はサウスをぐるぐる。
広いので他の方は気になりませんし、適度な長さの中斜面ですから、私のような下手くそでも失敗する前に滑り終えることができます。
正面に白馬三山がそびえるこのコースが、岩岳では一番好きかもしれません。

2年前に初めて滑った岩岳、最初はイマイチかと思いましたが、何だかだんだん気に入ってきました。
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2022年12月30日

BLACK PRINCESSスキー場

今シーズンも所属クラブの行事は全中止。
まぁコロナの有無にかかわらず、いつ死んでもおかしくない大先輩ばかりなんで、仕方ないことではあるのですが….

ということで、今シーズンの年末年始も白馬で滑ることにしました。
でも去年は初日だけ妙高で滑ったんだよなー。
今年はどうすっかなー。

30日朝。
身も心もスキーモードに切り替わっておらず、関越に乗ったのは6時過ぎ。
帰省渋滞があまりに酷ければ下道と思っていたのですが、高坂渋滞は川越のちょい先から。
これじゃ普段の週末と変わりません。
そのまま渋滞を抜け、上信越道へ。
その後は順調で、信濃町ICで降りて10時に現着したのは、お初の黒姫です。

初めてですから、何がなんだかわかりません。
誘導された駐車場から、他のお客さんの後に続いてゲレンデへ向かいました。
やたらと手際の悪いチケット売り場でリフト券を購入して目の前のリフトに乗車。
このリフト下の斜面は、お子さまがソリを楽しむ緩斜面ですから、もう一本上に伸びるリフトに乗り継ぎます。

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やや狭い中斜面。
講習中の方々もいらっしゃって、やや窮屈に感じます。

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中央にクワッドリフトが架かってますから、そちらに移動。
眼下には広大な緩斜面が広がってます。

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クワッドを降りて、上に伸びるペアリフトを乗り継ぐと、そこがトップっぽいです。
ややガスが出ていて斜面は不整地、と言うよりただの荒れ地(^^;

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昔はもっと上まで行かれたようですね。

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現ゲレンデトップに行くリフトも、あまり人気はありません。
タイミングによっては、誰も乗ってないし、滑ってもいません。

コブになるであろうコースもありましたが、まだ浅い溝ができている程度でした。
マニアックなスキー場とは違い、掘削するボランティアなんていらっしゃらないでしょうから、仕方ないですね。

斜面構成等を考えても、地元のファミリーが中心のスキー場っぽいです。
近ければ、ふらりと遊びに行くこともあるでしょうが、ちと遠いわなぁ。

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ちなみにHPを見ると、このスキー場はBLACK PRINCESSというアイドルユニット(?)がアンバサダーなんだと。
名前繋がりなんでしょうけど、違和感を感じるのは私だけでしょうか(^^;
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2022年12月26日

角煮を求めて200km

この週末は大雪が予想されるため、不要不急の外出は控えることが呼びかけられていましたが、スキーは必要火急の外出ですから仕方ありません。
せめて万一の場合でも、世間様にご迷惑をおかけしないような場所にしないとな。

週半ばに確認すると、湯沢エリアはかぐらを除き記録的な小雪で壊滅状態。
群馬方面もイマイチです。
こうなるとスノーマシンで安定した雪造りができるクッソ寒い中央道方面が安心ですが、どうやら小海がクワッドを動かし始めたようなので、行ってみることにしました。

が、金曜日。
ブランシュが土曜日から急斜面のスラロームコースを開けるとの情報が、顔本から入ってきました。
仕方ない、角煮を食いに行くか....

土曜日。
出発前に確認すると、中央道は小淵沢から先が冬用タイヤ規制になってます。
降ってるのか。
5時過ぎに自宅を出発し、首都高から中央道へ。
渋滞は皆無で、アイサイトのACC任せでのんびりと走ります。

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境川PAで朝定食B。
『ご飯、大盛りにできますが、いかがですか』
という悪魔の囁きは、ありったけの意志で丁重に辞退しました。

小淵沢ICはまだドライコンディションでしたが、車線規制をしてタイヤチェックをしています。
そして諏訪南ICが近付くと雪が舞い始め、追い越し車線はうっすらと白くなり始めました。
諏訪南ICを降りると圧雪路です。
御射山交差点で動けない車がいないか心配でしたが、問題なし。
そのまま圧雪〜凍結路を走って8時半にブランシュに到着しました。

駐車場には10cm程のフカフカ雪が積もってます。

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クワッド降り場は-11℃。
まぁこんなもんでしょう(^^;

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先週から開いているロマンチック〜ファンタジーで1本足慣らしの後、スラロームへ。

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今シーズン初急斜面ですが、適度にエッジが掛かる雪で大回りが気持ちいいです。
基本的にはピステンが踏んでいるのですが、リフト側には残したのか、残ったのか、新雪エリアもありました。
新雪とは言っても浅いし軽いので、基礎板でも楽しめます。
同様にファンタジーコースのリフト側も数mですが踏み残した部分がありました。

11時半にランチ。

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湖北さんの角煮定食です。
スラロームコースももちろんですが、これを食いに200km走ってきたようなもの。
今回も未提供だったら暴れちゃうところでした(^^;;

午後になると斜面は少し荒れてきました。
スラロームコースは、柔らかい雪が削られ硬い下地が出始めたり、小さな凹凸ができ始めたり。
ファンタジーコースにはジュニアの団体が入り、タイミングによっては(ブランシュとしては)やや混雑気味になります。

スラローム2本に、ロマンチック〜ファンタジー1本のペースで滑り続け、定時の15時に撤収です。

今シーズンより、三セクから民間会社に運営が移管したブランシュですが、表面上は特に変わったことはありません。
いや、これとは関係ないでしょうが、トイレ(ゲレンデ内、レストハウスバウム内とも)の便座がすべてウォシュレット付きになりました(先シーズンまでは各1台だけだった)。
あとは第2駐車場が舗装されればなー。

新たなバイパスが....
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2022年12月19日

まさかの角煮定食未提供

日帰りで中央道方面に滑りに行くとき、一番多いのはブランシュたかやま。
自然降雪は少ないのですが、メッチャ冷えますからスノーマシンでの人工降雪で安定した積雪が期待できます。
しかし然しものブランシュも、ここ数年はオープン時のコース造りに苦戦しており、4年前一昨年はオープンを一週間延期しています。
今年も、スノーマシンを動かせないほどの暖かさが続いたため、2日前に10日(土)のオープンを見送り、翌11日(日)オープンを目指すと発表。
しかしやはり思ったような降雪作業ができず、16日(金)オープンに向けてゲレンデ造りを進めることとなりました。
10,11だと研修会と重なるため行くことはできませんが、次の週なら大丈夫です。
ということで土曜日、オープン2日目のブランシュに行ってきました。

アクセス道路はどこまでもドライ。
順調に走行して8時半に現着です。

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9時のクワッド乗り場。
リフトが客を待たせるなんて失礼なことはしない、安定のブランシュ品質です。

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クワッド降り場の気温は-4℃。
暖かいですねー。

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一瞬ガスって心配しましたが、すぐに明るくなりました。
オープンしたコースは、ロマンチック〜ファンタジーに抜ける約1kmの中緩斜面。

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前半のロマンチックコースは、第2ペアリフト下を通過したあたりのやや広くなった場所では、コース幅一杯に雪を付けてはいませんが、滑走エリアには土やブッシュは皆無です。
しかし細かい起伏が残っており、飛ばし過ぎるとやや危険。

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スピードをコントロールしながらファンタジーコースに入ると、滑走可能エリアは全体の半分の幅で、第4ペアリフトは動いていません。
こちらのコースも雪が付いているところはほぼ完璧で、中回りが楽しいです。

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まだオープンしていないスラロームコースは、スノーマシンで絶賛降雪中。
中間から下にはまだペンペン草が顔を出してますから、自然降雪が無いと厳しいかな。

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11時前には小雪が舞い始めました。
あれ?今日、雪降るんだっけ。

11時半にランチ休憩です。
いつものようにレストハウスバウム内の湖北さんで角煮定食....
のつもりだったのですが、スタッフとご挨拶を交わした後に真っ先に伝えられたのは
『それで角煮が間に合ってないんです』
「え〜、マジっすか!」
仕込みを担当しているオーナーが骨折で入院しちゃったんだとか。
もう退院したそうなので、近日中には登場するとは思います。
たぶん10年近く角煮定食以外は食ってませんから、他のメニューなんて気にしたことありません。
しばし悩んで....

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初めての湖北定食にしました。

外を見ると、本格的に降り始めてます。
「外に出たくねぇなー」
とは思いますが、そうもいきません。



そこそこの降りになりました・
このまま降り続けば、スキー場には恵みの雪になるでしょう。

こんな天気なので、リフトでもコースでもスマホを取り出す気にもならず、午後の写真は無し。
コースコンディションは、クワッドリフトと並行する滑り出し部分がやや荒れ始めたのと、ファンタジー合流に向かう右カーブ手前のやや狭い場所で表面の雪が削られて若干草が出始めました。
とは言え、後者も板を傷つけるようなものではありませんから、あまり問題はありません。

元々空いているのですが、雪が降り始めたからかリフトもコースもガラガラ。
定時の15時になりましたが、珍しくもう一本。
もう一回、そこがスキーのやめどころ
という安全の十則を思い出しつつ滑ります(思い出したなら止めとけよ)。

15時15分、撤収。
往路とは違い、圧雪が続きます。
大門峠を越えたら止むかと思ったのですが....

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こちらでは雪見風呂となりました。

次のブランシュは年明けかなー。
今度こそ角煮定食、食えるよなー。
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2022年12月13日

信州割SPECIAL

菅平での研修会の前々日、宿のおかーちゃんから電話がありました。
『全国旅行支援が使えるんですけど、皆さん使うことにしちゃっていいですか?』
「安くなるんだったら助かるわ。お願いします」
『ワクチン3回接種の証明書をおひとりずつ見せていただかなくちゃいけないんで、皆さんにお伝えください』
「了解、写真でも大丈夫だよね」
『大丈夫です』

ということで、宿泊料金をお安くしていただけるようです。

翌日、接種証明の件を参加予定のクラブ員にメールで伝えると、ひとりから返信がありました。
『薬物アレルギーがあって医者から止められてるので接種していません。なので割引ができないのなら仕方ありません。』
「抗原検査もやってない?」
『会社でやりましたけど、結果を目視しただけなんで証明はできないんです』

再度宿に確認すると、抗原検査での陰性証明は宿泊日+1日の余裕しかないんだと。
当該クラブ員に事情を説明し、
「今日、もう一度会社で検査できないか?」
『すいません、今日は休みを取ってて今は碓氷です。軽井沢か上田で検査キットを売ってる薬局を知りませんか?』

知らねーよ....

会社のPCで検索すると長野県内の無料検査事業所情報が出てきましたので、これを送って適当なところで検査して証明書を貰うよう指示しました。
そのままNEXCO東日本のHPから、今度は自分用にウィンターパスの首都圏発菅平・軽井沢プランを申し込みます。

そして夜、風呂と晩メシを済ませて20時に自宅を出発。
現着は23時過ぎでした。
部屋では件の指導員が酒を飲んでます。
『ありがとうございました。抗体検査してきました』
そのままアルコール消毒、いや酒盛り....

翌朝、宿のフロントで
『泊数別にまとめて書類を書いてもらわなくちゃいけないんで、前泊分は中毒者さんでいい?』
「はいよ」
書類を書いて、前泊者の証明を確認すると、
『はい、クーポン券。(旅行)期間中に長野県内で使わないとダメだから。』

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信州割SPECIALってやつみたいです。
どういう計算かわかりませんが、4,000円分のクーポンもいただきました。
リフト券も研修会参加者限定の宿割券です。
こいつにクーポンが使えれば良かったのですが、フロント販売分はNG(ゲレンデのリフト券売り場ならOK)とのこと。
レストランの昼メシで使うか。
土日でそれぞれ1,000円ずつ使いましたが、それでも2,000円分残りました。

帰りに西友に寄って買物?
いや、上田菅平ICのすぐ手前に農産物の直売所があったな。
JA直営のゆとりの里ってとこですが、行ってみるとクーポンは使えないんだと(>_<)
止むを得ずちょい先まで走り、長野県民の絶大な支持を集める(らしい)ツルヤさんへ。
長野県ですからね、やっぱりリンゴでしょ。

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ぐんま名月にしました(^^;;
え、2,000円もしないだろうって?
あと缶ビールも....
お会計は2,002円です。

今回は、信州割による宿割とクーポン券、リフト券割、高速道路割と、雪は少なかったけど割引は盛りだくさんでした。
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2022年12月12日

2023指導者研修会@菅平

この週末は菅平で都連の指導者研修会でした。

12月初旬になっても暖かい日が続き、どのスキー場も自然降雪はおろか、スノーマシンによる降雪もできない状況が続いておりました。
安定した寒さで定評のある(?)菅平高原は、この時期であれば昼夜を問わず降雪作業を行うのですが、一週間ほど前からライブカメラを見ても、ゲレンデは一部が白くなるもののオープンには程遠い状況が続きます。
そもそも昼間はスノーマシンが動いてません。

研修会の宿泊の関係で定宿のおかーちゃんに電話すると
『あったかいのよ〜』

12/9(金)のオープンは延期され、翌10日にリフトを動かせるかどうかは9日に判断するとのこと。
オープン予定のファミリーゲレンデは、全体的に白くはなっていますが、茶色いところも散見されます。
「こりゃ無理だな」

ちなみに研修会に延期はありません。
4年前にはオープンできなかったスキー場で研修会に参加したこともあります。
今年も、座学、ミーティング、踏み上げの3点セットを覚悟しました。

9日の昼頃、菅平のHPを見に行くと
『12月10日(土)スキー場オープン決定!!』
とのお知らせが掲載されています。
マジかよ....
その時点でライブカメラを見ても、スノーマシンは弱々しく雪を吹いており、厳しい状況が続いています。
お知らせの最後には
『※新品の板・大切な板のご使用はお勧めいたしません...』
という一言が。
まぁそうだよな....

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土曜の朝、宿の部屋から見た裏太郎ゲレンデです。
ここがオープンする訳じゃありませんが、雪の「ゆ」の字もありません。
窓から外を眺める私の後ろでは、今年から導入された研修会のWeb受付に四苦八苦するベテラン指導員たち。
雪不足もさることながら、高齢者には厳しい時代になりました(^^;

9時、裏太郎下に集合しますが開会式はありません。
そのまま裏ダボスに移動して研修開始。
え、裏ダボ?
滑れるの??

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まぁね、滑れない訳じゃありません。
午前中はこちらが研修バーン。
基本的な動作を、踏み上げながら確認します。
思ったより暖かく、いや暑くて汗だくになりました。

10時半に午前の研修が終了し、12時までランチ休憩です。
いや、腹減ってねーよ。
朝ゴハン、3杯もお代わりするんじゃなかった....

宿の部屋でウェアを脱いで、誰もいないレストランでカルビ丼を食ってると、他の班の指導員もぞろぞろと入ってきました。
皆さんはスキーウェアにスキーブーツですが、私はTシャツにジャージ、足元は裸足にスリッパですから、アルバイトに来た地元のじーちゃんが早飯食ってるようにしか見えません。

部屋でひと休みした後、午後の研修に出撃。

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ちょっと見、まともに雪が付いているようですが、林側の左半分は、トップから中間地点までペンペン草が顔をだしており、滑れる状態じゃありませんし、そこから下はジャガイモ畑。
右側もリフト下までは雪が付いてませんから、中間付近まではやたらと狭いコースです。
言うなれば斜度の増したイエティみたいなもんですが、午前中の滑走者により表面の雪が削られ、狭いコースの半分は馬の背みたいなガリガリ斜面、あとの半分は荒れ地になりかかったモサモサ斜面。
やたらと滑りにくいですが、これでもオープンしてくれたことに感謝しなくちゃいけません。

とは言え、上部で止まるのは危険という講師の判断で、少し広くなった場所まで移動して研修を行いました。
午前中に裏ダボの超緩斜面で確認した動作を、中斜面の滑りで試してみます。
休憩を挟んで3時間、思ったより滑ることができました。

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終了後、よせばいいのにフリーを数本。
意外に混んでます。
そして日が陰って斜面が固くなり始めました。
3本目に身の危険を感じてフリーも終了です。

翌日、雪が降ってます。
このタイミングで降っても、コースコンディションが回復する訳でもなし、地雷が隠れてアブナイだけですが、今後を考えるとスキー場にとっては恵みの雪ですね。
9時に集合し、私の班はこの日もファミリーゲレンデでの研修となりました。

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しかし狭いコースに研修組の18班が散らばったうえに、一般客のスノーボーダーやレーサーの集団、そして菅平小学校のゼッケンを着けた地ガキまでが乱れ飛び、いや乱れ滑り、なかなかカオスな世界です(^^;;
そんな中で、前日徹底的に練習したターン始動時の「セットポジション」を、横滑りで確認したり、クリニック実技を行ったりと、盛りだくさんの内容となりました。
終了後も閉会式はありません。
ちょうどお昼のタイミングでコースが空いてましたので、フリーで3本滑って撤収しました。

車には数センチですが雪が積もってます。
出発時に、どうせ使わないだろうと思いながら放り込んだスノーブラシが役に立ちました。

今回は、雪が少ない中でも良い研修会だったと思います。
講師のI先生、班の皆さま、ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。

車山は
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2022年11月28日

これで最後か?

都連から全日本と東京都の会員証が届きました。
今シーズンは青です。

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SAJ曰く、
『令和4年度より電子会員証を正式な会員証として運用を開始致していますが、令和5年度においては、希望クラブには現行のカード式会員証も発行し、併用させて頂きます。』(全日本スキー連盟HPより
とのことですから、紙の会員証はこれが最後なのかもしれません。
てか、特に希望はしてないんだけどな....

記憶があやふやですが、去年も同じようなことを言ってたような気がします。
それに、来年は発行しないと明言もしてませんから、果たしてどうなるんでしょうか。

電子会員証は、SAJの会員登録システムであるシクミネットにログインすることで表示できます。
つまり、PCまたはスマホが無いとNG。
やったことないけど、ガラケーじゃダメだろうなぁ....
高齢者が多いスキー界においては、ガラケーをお使いの方もまだ多いですし、その中には発言力が強い方もいらっしゃいます。
そんなご高齢者への忖度....、いや配慮が必要なのか、全日本も悩ましいところでしょう。

事務担の立場からすると、クラブ員への転送の手間が省けるわけですから、紙の会員証は廃止していただけるとありがたいです。
でもガラケー組のクラブの年寄りから相談されたら、どうしたらいいんだろ?
調べてみたら、シクミネットの資料にそれっぽいことが書いてありました。

『Q.電子会員証に関して、現地でスマートフォンでの提示ができない場合はどうすればいいですか?
A.パソコンで電子会員証を表示し、印刷を行ってください。』

げ....

まぁ全日本はこれでいいとして、東京都はどうするんでしょうか。
全日本の電子会員証に、都連の登録情報も載せてくれればいいんですけど、全日本はそんなに親切じゃありません。
実際のところ、東京都の会員証って使い途がほとんど無いんですけど、だからと言って廃止するわけにもいかないでしょう。
実は都連にも、電子会員証ではないんですけど、PCやスマホに会員情報を表示できる仕組みがあります。

SAT情報など|SAT.png

都連マイページ
メールアドレスとパスワードを登録すれば、自分の会員情報に加え、年度ごとの会員・資格登録状況や行事申込実績も表示されます。
これをちょこっと細工して(そのままでもいいけど)、電子会員証にしてもいいと思うんですけどね。

問題は登録の際に、クラブ毎の識別パスワードが必要なこと。
事務担宛に通知されているそうで、だから私も登録はできたんですけど、もう随分前のことですから、さてどこにあるのやら....
都連事務局に聞けば、教えてくれるのかな。

今回届いた会員証は、当クラブの皆さまには今週中に発送する予定です。
登録料はクラブで立て替えましたから、クラブ会費とともにお振込みいただいていない方は、入金確認後にお送りいたします。
会員証なんて無くても困らないからって、バックレないでくださいねー。
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2022年11月21日

横浜町田IC合流渋滞対策

東名高速下り、横浜町田IC合流部渋滞の対策として進められていた加速車線の延伸工事が終了し、19日6時から運用が始まるということでしたので、早速確認に行ってきました。

20221114nexco1.jpg

2車線ある合流車線のうち、右側は今までどおりですが、左側を500m延伸。
それぞれのレーンを赤と青に塗装することで、車線先頭での合流を促すものです。
俗にいうファスナー合流ってやつですが、これが上手くいけば多少の渋滞緩和効果があるらしい....

6時過ぎに用賀から東名に乗りましたが、いつものように横浜青葉IC付近から渋滞が始まっていました。
横浜町田IC合流部通貨は6時半頃でしょうか。
車線が延伸された左の青レーンは、多くの車が車線先頭で合流していたようです。
しかし右の赤レーンは....
今までと同様に車線途中から合流しようとする車が多数。
そして自分より前で合流する車を避けるため、中央車線や一番右の追い越し車線まで強引に車線変更する車も多いため、かなりカオスな状況です。
慣れも必要かもしれませんが、ポールを立てて途中合流ができないようにしない限り、改善は難しいようにも思えました。

この合流を過ぎると、流れは良くなります。
大和TN拡幅効果が出ているのか、下りに限って言えばトンネルを先頭にした渋滞はほぼ解消した印象です。

渋滞対策の視察は終了しましたが、お腹が空いたので鮎沢PAまで足を延ばして、前週同様豚汁定食で朝ゴハン
そしてついでに富士山二合目まで登ってみます。

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絶景ですww

コース幅が広がったうえ、朝イチはかなり空いていますが、雪面が荒れていていまひとつ滑りやすくありません。
それでも天気が良く気温も高いので、ICSの雪が融け始めると次第に雪が締まり、だんだん滑りやすくなりました。
ただ、最後の落ち込み手前の真っ平らな緩斜面だけは、何やっても板が走りません。
やっぱりワクシングに手を抜いちゃダメってことですねぇ(^^;

オープンからひと月経ちますが、心配するくらい空いていたここ数年に比べ、今年はそれほどではありません。
感覚的には昼前頃が一番混雑していましたが、それでもクワッドリフトの待ちは5分程度でしょうか。
コースの混雑はタイミング次第ですね。
以前(10年ほど前?)のように、滑っていて危険を感じることはなくなりましたから、許容範囲内だと思います。

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そしてペアリフト側のBゲレンデ上部の準備も始まったようです。
クワッドリフトが思ったほど混まないのは、ペアリフトを利用される方がそこそこいらっしゃるからですが、乗車時に板を外さないといけないことと、降り場から少し歩いて登らないとコースに戻れないことが理由で、ほとんどがスノーボーダーさん。
Bゲレンデが一番下まで延びるのはまだ先でしょうが、上部に雪を付けて、Aゲレンデに合流することができるようになれば、スキーヤーもペアリフトを利用しやすくなります。
斜度的にはビミョーなところですが....

これで今シーズンの滑走は4日ですが、すべてイエティ。
そろそろ、もうちょい広くて、もうちょい斜度のあるゲレンデを滑りたくなりました。
しかし11/23(水)にオープン予定だったかぐらは、雪が降らずにオープン延期となってしまいました。
気温も下がりませんから、他のスキー場もスノーマシンでの降雪もままならないようです。
横手山が唯一気を吐いていますが、遠いしなぁ....

なんか12/10-11の菅平での研修会も心配になってきたぞ。
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2022年11月14日

鮎沢PAで朝ゴハン

土曜日の朝ゴハン。

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東名高速、鮎沢PA(下り)の豚汁定食です。
こちらのPA、通常は大井松田〜御殿場の左ルートからでないと利用できないのですが、リニューアル工事による左ルート閉鎖期間は右ルートから利用できるようになっています。
とは言え、すぐ先に足柄SAという巨大SAがありますから、利用者は決して多くはありません。
同じように海老名SAの次にある中井PAは小規模ながらそこそこ混雑するんですけどねぇ。
鮎沢PAは駐車場はもちろん、トイレも空いてますし、食堂もガラガラです。

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あ、あと『あゆさわ』ではなく『あゆざわ』です。
恥ずかしながら先日知りました(^^;

食堂は、入り口の券売機でポチっとやれば、自動的にオーダーが入る例のヤツ。
朝定食は売り切れだったのか見当たりませんでした。
ご飯の大盛り・お代わり、味噌汁のお代わりサービスは、コロナ対策で中止されてます。
ご飯を大盛りにすると何故コロナの危険があるのかよく分かりませんが....。
メインの豚汁は具沢山で豚肉もたっぷり入っており、メッチャ美味しかったです。

もちろん鮎沢まで朝メシを食いに来た訳ではなく、目的はこちら。

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富士山二合目の雪景色(?)です。

先々週と比べると、大分幅が広がり快適になりました。
斜度も少し増してくれると、もっと快適なんですけどね....。

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コース終盤の真っ平らな部分もこの程度。
シーズン初めは比較的狭い場所で、コース混雑によりここで失速すると結構辛いものがありますから、有難いですね。

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最後の落ち込みも少し広くなりました。
飛んだり跳ねたり回ったりのグラトリ系スノーボーダーさんたちは、リフト側のモサモサ部分はあまり好みではないようですから、いざとなればそこが逃げ場になります。

この日のリフト待ちは、5分ちょいだったでしょうか。
列は、極端に短くも極端に長くもなりませんでした。
青のペアリフトも早めの時間から動いており、スノーボーダーさんを中心にそれなりに乗車していましたから、この程度で済んだのかもしれません。

それほど空いているという感じではありませんでしたが、このコース幅でトップからボトムまでクリアなコンディションであれば、斜度は緩くともそれなりに楽しく滑ることができました。

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そして富士山。
午前中は曇りかと思ってましたが朝から青空で、終日雄大な姿を見ることができました。
これがイエティの大きな魅力です。

しっかし雪少ねぇな....
posted by スキー中毒者 at 15:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年11月07日

ただ走るだけなら

この週末はOUTBACKの12箇月点検、飛び石で傷ついたフロントガラス交換、そして新スタッドレスへの履き替えです。
土日の2日間ディーラーに入庫していたため、スキーはお休みでした。

土曜日の朝、ディーラーに行くと代車が用意されています。

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最新のLEVORGです。
ディーラー自身が用意する代車だと大抵軽になりますが、かなり先まで予約でいっぱいだったため、これは保険の特約で対応してくれたレンタカー。

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大型センターディスプレイの存在感が半端ないです。
スピードメーター、タコメーターもフル液晶。
それでも同じスバル車ですから、ただ走るだけなら操作に不自由はなさそうです。
「操作で何か違うところあります?」
『いえ、違和感のない車をご用意させていただきました』
ヒップポイントは低いし、かなり引き締まった乗り心地ですが、確かに違和感はありません。
ただ走るだけなら....

そして日曜日の夕方。
駐車場からLEVORGを引っ張り出し、ディーラーに向かいます。
「レンタカーだからガス満で返せって言ってたよな」
途中、ガソリンスタンドに立ち寄り給油。
給油口もOUTBACKと同じ右側ですし、違和感ありません。
給油口を開けて給油開始っと。

あれ、給油口のオープナーは?
右フロントドア内側の床面にあるべきフューエルリッドオープナーがありません。

え?
えっ??
どこだよ???

スタンドのおっちゃんも一緒に探してくれました。
『私の車もスバルなんですが、ここですよねぇ』
と言いながら、フロアマットの下まで確認しますが見つかりません。
おっちゃんが何気なく給油口のカバーを押すと、
『あ、開きました』
今の車、プッシュオープンなのか....
違和感大ありじゃねーか!

無事給油も終わり、ディーラー着。
担当営業とともに、作業内容を確認します。
定期点検と併せて、電動パーキングブレーキ用ハーネスコネクタのリコール対応も完了しています。
ウォッシャー液は-30℃対応の寒冷地仕様を入れてますから、補充はするなと言い続けた結果、黙っていても点検だけで済ませるようになりました。

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こんな傷が付いていたフロントガラスも交換され、撥水コーティングもしていただきました。
ワイパーブレードも撥水コーティング対応のものに替えるつもりだったようですが、スノーブレードを付けているのを見て、これはキャンセル。

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スタッドレスは、今シーズンよりSUV対応サイズが出たBSのVRX3です。
インチダウンしているとは言え17インチですからメッチャ高いですが、安全のためですから仕方ありません。

これにてOUTBACKの冬仕様完了です。
いや、長靴とスコップとスノーブラシを積まなくちゃ....
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2022年10月31日

拡幅効果

この土曜日も、前週に引き続き富士山二合目スキー場でした。
天気予報では晴れでしたから、真っ白に冠雪した富士山をバックに滑るのを楽しみにしていたのですが、東名大井松田IC付近から見たところ、雪はほとんど消えてしまってます。
そして自衛隊の東富士演習場脇を通過する頃には、雲の中....。

現着は9時です。
ゲート前には入場待ちのお客さんが列を作っていましたが、準備をしてチケット売り場に行った頃にはもうガラガラ。
今回はメルマガ会員のメンバーズカードでの2回目の入場になりますから、料金は半額になりました。

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前週同様、微妙な曇り空。
一週間でコース幅は広がりました。
朝イチはコース整備用の雪山がありませんので、より拡幅感があります。
この幅であれば、そこそこ快適に滑ることができます。

予定では静岡県連の早朝トレーニングが入っていたようですが、それっぽい皆さまを含め、午前中はスキーヤー比率が高いです。
と言っても3割程度でしょうか。

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富士山(^^;
残念ながら終日こんな感じでした。
やっぱり富士山が見えると見えないじゃ、気分が違います。

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中盤からコース上部を見ると....
写真だと斜度感が失われることが多いのですが、このコース幅と緩斜面っぷりは正に今のイエティです。

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リフトは空いてます。
昼前後になるともうちょい人が並びますが、コース脇に列が延びるようなことはありません。
ここ数年の傾向を見ると、今後も状況はあまり変わらないと思います。

今週木曜日(11/3)には軽プリがオープンしますが、たぶん彼のスキー場(のリフト乗り場)は大混雑でしょう。
そんな様子をTwitterで眺めながら、イエティでのんびり滑るのが楽しみです。

いつものように撤収は15時。
足柄SICから東名に入ります。
例によって、厚木IC手前から綾瀬SIC先まで渋滞しています。
ちなみに朝も、横浜青葉ICから横浜町田IC先まで渋滞でした。

昨年大和TNが4車線に拡幅され、渋滞緩和に期待したのですが、今のところ顕著な効果は感じません。
いや、トンネル付近では流れるようになりましたから、それなりの効果はあるんでしょうけど、如何せん前後の付加車線が短かすぎます。

下りは横浜町田IC合流から大和TNまで付加車線を繋げれば、そして上りであれば海老名SAからの付加車線を大和TNまで延ばせば、より効果がありそうにも思えるのですが、NEXCO中日本の計画を見る限りそのつもりは無さそうです。
そもそも今の付加車線の工事だって、1年前からほとんど進んでいないようにも見えるのは気のせいでしょうか....。

イエティのコースと比べるのは無茶な話ですが、ぜひとも利用者が快適に感じる拡幅をお願いしたいものです。
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2022年10月24日

2023シーズンイン

10/21(金)
今年も日本一早くイエティがオープンし、青空の下、仮装した皆さまで盛り上がっていました。
平日ですからもちろん私は滑りに行くことはできないんですけどね。
Twitterにアップされた滑走者のレポを拝見すると、今年のコースはやや狭めに仕上がっているようです。

帰宅すると玄関には、前週にアクティブエフさんから引き取ってきたチューンナップ済の板が転がっています。

IMG_8508[1].JPG

....。
仕方ない、行くか(^^;

翌土曜日。
気合入らず起床は6時、出発は6時半です。
アクセスルートの東名は、大和TN付近から横浜青葉IC手前まで、そしてリニューアル工事の影響で鮎沢PA付近から大井松田IC手前まで、それぞれ渋滞していました。

イエティ着は10時です。
シーズン中にかぐらに行くより時間がかかりました。

IMG_8561[1].JPG

5/7にシーズンアウトして5か月半、2023シーズンインです。
前日の情報どおり、コースはやや狭いものの滑走に問題はありません。
雪の厚さも十分ですし、コースオープンして1時間以上経っていますが、まだ大きく荒れてもいません。
ただコース整備用の雪山の位置が微妙で、2箇所ほど極端に狭いところがありますので、そこだけは注意が必要です。
お客さんはそれほど多くはありませんが、スノーボーダーの皆さまは仲間と一緒に滑り、グラトリを楽しむ方も多いので、どうしても我々スキーヤーより滑走スピードは遅くなります。
正直言ってややストレスを感じることもありますが、まだ十分に幅が確保できないコースで異なる指向の方が混在する訳ですから、やむを得ないことです。
お互いに配慮し合って楽しみたいものですね。

IMG_8562[1].JPG

リフトの混雑は、私の滑走開始直後(10時半頃)でこんな感じ。
しかし斜面まで続く列はすぐに解消し、長くても2〜3分の待ちになりました。
11時頃からは隣のペアリフトも動き始めましたが、こんな状況ですから利用する方はあまりいらっしゃいません。
板を外さないといけませんし、コースに出るためには若干歩いて登らないといけませんから、特にスキーヤーは撤収時以外には使いにくいと思います。

IMG_8590[1].JPG

午前中は曇り模様でしたが、午後になると青空も見え始めました。
ただ陽射しがあると暑いです。
コース脇にはパトロールが出て、穴が開きそうな場所に雪を入れ、ご丁寧に硫安まで投入してくれます。
おかげで局地的にガリガリ(^^;
まぁ露出したスノーマットを滑るよりずっといいですけど。

シーズンイン初日ですから、無理せず午後3時で撤収です。
(ん?初日じゃなくても....??)

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帰宅後、近所の角打ちでシーズンインの祝杯を上げました。
今シーズンも怪我なく滑走を楽しめますように!
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2022年10月17日

開始30分の大混雑

日曜日は研修会の申込日。
昨年はすっかり忘れていて、申込開始時刻後に慌てて始めましたので、今年はGoogle Calendarに登録しておきました。
最近はそれでも忘れるから、油断できないんですけどね....

当クラブは伝統的に(?)事務担が全員分をまとめて申し込むことになってます。
一時は20名近くの申し込みをしていましたが、不死身のような年寄り指導員も、死んだり、資格放棄したり、功労認定を受けてバックレたりと、大分少なくなったため、今年は9名の申し込みとなりました。

10時、シクミネットにログイン。
が、案の定ここから先に進みません。
そして応答が返ったと思うと502エラー。
それでも根気よくリロードを続けると、少しずつ進み始めました。
悪夢のデジエントリー初年度を経験してますから、これでもまずまず順調と思えてしまいます。
30分もすると少しずつ応答も良くなり始め、1時間弱で全員分の入力が終了しました。
ペイジーで入金も済ませましたので、研修会申込手続きは完了です。

2019/20年度より導入されたシクミネットによる研修会申込は、2年目こそもたついたものの、初年度3年目の状況を考えると、開始30分程度は大混雑するものの、その後は落ち着きそうなので、1時間ほど経ってから始めた方がいいのかもしれません。
研修会は定員制で先着順申込のため、以前は早く申し込まないと満員になってしまうこともありましたが、参加者が減少したからか、最近はそんなこともなさそうです。

イベント情報.jpg

今日(月曜日)確認したところ、どの会場もまだ「募集中」となっていました。

最後に菅平の定宿に電話して宿泊予約です。
「中毒者です。研修会、12月の10日から11日だから。」
『1回目の方ですよね。何となく毎年の感覚で、いつものお部屋は抑えてありますから。』
すでに勝手に確保されていました(^^;
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2022年09月20日

資格返上、クラブ退会、....

ここ数年で、資格を返上するクラブの指導員が出始めました。
皆さま、私が入会した頃には指導員として活躍していた大先輩で、もうかなりのご高齢。
『もう(指導の現場に立って資格を)使うこともないから』
というのが理由ですが、確かにクラブ行事に出席していただいても、指導をお願いするのは憚られる方々です。
残念ですが仕方ないですね。
当クラブは、いや当クラブも高齢化が進み、後期高齢者の指導員は片手じゃ数え切れません。

退会者も少しずつ出ています。
こちらは年齢的な理由だけでなく、スキーから離れてしまったり、音信不通となってしまったり。
いろいろと事情があるでしょうから、引き留めることはいたしませんが、一緒に滑っていた仲間がいなくなるのは寂しいものです。

そして残念なことに、亡くなる方たちも....
一時クラブを離れたものの、再入会してまた一緒に滑るようになった方。
そして私を可愛がってくれた先輩指導員。
おふたりともクラブ員として登録は続けていたものの、ここ数年は体調を崩されて、雪上はもとより在京でもお目にかかることはありませんでした。
年齢が年齢だったとは言え、もうちょっとだけご一緒したかったです。

そんな中、1通のメールが入りました。
当クラブでは一番の若手指導員(とは言っても40代半ば)の奥様からです。
それは思いもかけぬ訃報でした。
彼は8年前にクラブに入会し、その後準指検定に一発合格。
転勤のため東京から離れたものの、帰任して昨シーズンは菅平の雪上研修会に出席してくれました。
一時健康を損ねたことは聞いていましたが、いつものように人懐っこい笑顔を見せてくれ、回復したものと勝手に思っていました。
もしかしたら体調は万全ではなかったのかな....。

家族を残して、さぞや無念だったでしょう。
私も悲しいし、悔しいです。
スキーが大好きだったから、きっと向こうでも滑ってることでしょう。
いつか私がそっちに行ったときは、また一緒に滑ろうな。
その時までにもっともっと上手くなって、私を驚かせてくれよ。
楽しみにしてるぞ。
posted by スキー中毒者 at 17:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年08月24日

2023事務連絡担当者説明会

この日曜日は事務担でした。
普通の方は『事務担って何よ?』と思うかもしれません(思わない方は普通じゃない?)が、正式名称は「事務連絡担当者説明会」で、各クラブの事務連絡担当者を集めて当該シーズンの都連行事実施要項(Almanac)を配布し、前年度からの変更点や注意点を伝達する、地味ながら結構重要な会合です。
ちなみに以前は「事務連絡担当者会議」という名前で、私にとってはこちらのほうがお馴染みです。
都連会長も挨拶の中では、しっかり昔の名前で呼んでました(^^;

最近はお盆期間中に、なかのZEROにて開催されていましたが、今年はお盆の1週後で練馬文化センターが会場です。

12時ちょい前に現着。
定刻前ですが、受付は始まってました。
資料の引換証と健康確認表を提出し、Almanacを受け取ります。
『マスクもどうぞ』
「へ?」
『MサイズとLサイズがありまーす』
SAJのロゴ入りマスクを配布してました。
(えーっ、こんなのどこで使うんだよ....)
受付の専門員も着けてません。
と、年配の男性専門員が
『よし、我々も見本として着けよう!』
が、隣の女性専門員は
『えぇ〜っ!』
専門員が行事会場で着けるのさえ躊躇われる代物のようです。

IMG_8044.JPG

12時50分、説明会開始。
今年の順番は、総務本部〜教育本部〜競技本部です。

IMG_8072.jpg

総務本部の後半では、保険会社の担当者より補償制度についての説明がありました。
補償制度というのは、要するにSAJ会員向けのスキー保険なのですが、SAJの制度らしく、一般会員用はもちろん、競技者や有資格者、インストラクター、パトロール等、加入者の特性に合わせた補償が提供されるという、他には無い特徴を持ってます。
しかし保険の書類というのはとにかく分かりにくいので、こういう機会を作っていただけると助かりますね。

SAJ補償制度説明動画QRコード.jpg

この説明動画もわかりやすかったです。
総務本部の質疑の時間は、保険に関する質問ばかりで、皆さんの関心の高さを垣間見ることができました。

続いて教育本部。
今シーズンも研修会理論とクリニックは、教育関係資格登録料値上げのお知らせの中にも記載がありましたが、すべてeラーニングで実施されることになりました。
そのSAJの資格登録料値上げと研修課題ハンドブック無償配布への言及はありませんでしたが。
実技については、12月第2週と第3週では志向別班は設定されません。
ここ数年のコース状況を考えれば当然のことだと思います。
ちなみに第2週は菅平と車山が設定されていますが、第3週は車山はありません。
代わり(?)に、年末と年始に菅平での平日開催が設定されました。
3月第1週の車山は親子研修で、総務本部・教育本部・競技本部の合同実施となるYukidsスノーフェスティバルと同時開催です。
そして4月の研修会から熊の湯が消え、野沢だけになってます。

準指・正指の養成講習会もeラーニング。
準指検定の現地での理論検定は3/11(土)夕方の『予定』となっていますが、天候によって理論と実技の検定スケジュールに柔軟性を持たせる意図とのことで、よほどのことが無ければ予定どおり実施するそうです。
また合格者は3月の研修会への出席が義務付けられていましたが、これは義務ではないということで記載がなくなりました。
なお合格者すると登録料等を6月末までに納入しなくてはいけませんが、数名の未納がいらっしゃるとのこと、合格したら忘れずに払ってくださいね。

都連情報だけじゃなんですから、全日本の教育本部行事予定も貼っておきます。
(あくまでも【案】ですから、最終的には個別にご確認ください。)
https://www.ski-tokyo.jp/files/uploads/almanac_2023/p016SAJ%E4%BA%88%E5%AE%9A.pdf
p016SAJ予定_page-0001.jpg

休憩をはさんで最後に競技本部なんですが、半分くらいの方が帰っちゃいました(^^;
まぁいつものことですけどね。
競技本部の事業は、大きな変更は無いようです。
てか、私ゃ競技は分かんないし....

これにて事務担は終了。
次の任務は10/16(日)の研修会申込です。
去年はすっかり忘れてたからなー、注意しないと(^^;;

あ、都連の団体負担金、まだ払ってないや。
忘れそうだなー....
posted by スキー中毒者 at 08:56 | Comment(3) | TrackBack(0) | スキー

2022年08月19日

仕事始め

この時期、来るべき新シーズンのことを、まだ来シーズンと言うべきなのか、もう今シーズンと呼んでいいのか?
数日前にTwitterのTLに流れてきた、(マニアックな)スキーヤーのフォロワーさんによる疑問です。

個人的にはどっちでもいいと思うのですが、少なくとも普通の方にとってはどっちでもないというのが正解でしょうね。
もちろん私は普通じゃないんで、迷うことなく今シーズンと言います。
理由はこれ。

IMG_8006.JPG

都連から届いた、全日本と東京都の22/23シーズン会員・資格登録書類です。
スキー連盟は8月1日で新年度に切り替わりますから、ちょうどこの時期から冬に向けた動きが始まります。

数年前までは厚めの書類がドサッと届き、すべて紙ベースでの手続きが必要でしたが、全日本がシクミネットによるオンライン手続きに移行したことで、更新入力〜登録料支払いまで大分楽になりました。
とは言え、都連の手続きは書類のままだったのですが....。

今年からは、シクミネットで全日本の登録を行えば、自動的に都連への登録も完了するようになりました。
手続きのワンストップ化が実現したか!
と喜んだのも束の間、各クラブの都連への団体登録とか、全日本登録しない都連会員に係る手続き、あとスキー学校・バッジテストの申請は対象外だそうな。
まぁ内容からして、これはしゃーないですね。

ただ何故か競技者登録については、シクミネットで全日本への登録を行っても、都連への登録は同時にできず、別途書類での手続きが必要です。
もちろん大した手間じゃないからやりますけどね、もし全日本の競技者登録だけで放っておいたらどうなるんだろ?

事務局管理者ホーム.png

楽になったと言いながら、夏休みにやればいいやと作業は先送りしていたのですが、夏休みの宿題よろしく最終日になってやっと、シクミネットにクラブの管理者としてログインして、クラブ全員分の入力を完了しました。
途中、全日本の会員登録料が3,800円と表示されたのにはビビりましたが、(教育関係資格の登録料とは違い)値上げされたのではなく、全日本と東京都の会員登録料が合算表示されただけでした(^^;
オカネはまだ払ってないけど(早く払えよ)、ネットバンキングを利用すればあっという間に完了(するはず)です。

これが私の2023シーズン仕事始め。
次は今週末の事務担出席、そしてクラブ員への集金案内と指導員への研修会案内の発送、研修会申し込みと続きます。

あ、そういや今年の事務担は練馬だったよな。
暑さボケで、うっかり中野に行かないようにしないとな。
posted by スキー中毒者 at 21:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年07月24日

2か月半ぶりに....

毎日クソ暑い日が続いており、スキーの世界もそろそろ新年度....
なんて時期に突然思い出しました。

チューンナップに出してないじゃん(^^;

先月のヨドバシスポーツ・カスタムフェアでアクティブエフの斉藤さんにお会いしたとき、早めに持って来いと言われてたのにねー。

IMG_7858.JPG

ということで土曜日、2か月半ぶりに板を引っ張り出し、車に放り込みます。
この日も30℃超えの酷暑ですが、エアコンが効いた車内は快適。
それもそのはず、5月に所用で実家に帰った折、エアコンから生暖かい風しか出てこないことに気付いて、先日の定期点検時に確認してもらったところ異常が見つかり、コンデンサー交換してもらったばかりです。
そしてルートの日光街道は北千住付近がやや混雑したものの、その先は順調。
草加駅前から八潮方面に向かい、40分ほどで現着しました。

IMG_7862.JPG

アクティブエフさん。
以前の試乗会でSTÖCKLIのテントに、代表の斉藤さんがスタッフとしていらっしゃったご縁でお世話になり始めました。
価格は決してお安くはないのですが、感覚的に一番合っているため、お気に入りです。

『大分滑りました?』
「いやー、雪は多かったけどイマイチでした。かぐらも徒歩移動だと面倒になっちゃって」

そしてマテリアルの話へ。
「来シーズンのマテリアル、いろいろとヤバそうですね。STÖCKLIもモデルによってはビンディングが....なんて」
『ですね。オーダー入れたんですか?』
「いや、来シーズン試乗して、再来シーズンかな。多分またSL」
『価格がねぇ、ますます厳しくなりそう』
「為替がどうなるかわからないけど、価格が安くなることはないでしょうね。そういや、まだSTÖCKLI扱ってます?」
『やってますよ』
「オーダー締め切りっていつ頃ですか?」
『ん〜、5月....、いやモノによっては4月中になるかも。電話でもいいですから』

だんだん話がヤバい方向に向かい始めました。
撤収しよ(^^;

今からだと2か月くらいかかるって言ってましたから、イエティのオープン前には引き上げられそうです。
ICSの雪だし、ELIXIRで滑るかなぁ o(^-^)oワクワク
posted by スキー中毒者 at 11:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年06月13日

22/23カスタムフェア@池袋

この週末はヨドバシスポーツ、いや石井スポーツのカスタムフェアでした。
会場は久しぶりの池袋、サンシャインシティ文化会館です。

初日は金曜日ですから、不真面目ではあっても一応リーマンの私は行くことはできません。
「平日は空いてていいだろうなー」
なんて思ってたら、TwitterのTLには入場待ちの長蛇の列がアップされました。
まさかの大混雑で、入場まで40分などというフォロワーさんのツイートも流れてきます。
平日でこれじゃ、土曜日はどうなるんだ....。

土曜日。
諸般の事情で、今回は午後やや遅めに会場入りする予定です。
昼過ぎになると、会場入りしているフォロワーさんからの情報が入り始めました。
会場内はそこそこ混雑しているものの、入場待ちは無いとのこと。
じゃ行くか。

東京さくらトラムというシャレオツな電車に乗って、最寄駅の向原で下車。
サンシャインに向かって歩きます。
が、なんかイヤな予感。
iPhoneを取り出しGoogle先生を起動すると....、反対方向に歩いてました(^^;

無事現着。
建物の1階は、サンシャインとも文化とも無縁な、寒々としたバスターミナルです。
会場は2階なんですが入口ってどこだ?
前を歩く若者にさりげなく付いていったら、何とかエレベータに辿り着くことができました。

IMG_7666[1].JPG

情報どおり、受付は順調。

IMG_7681[1].JPG

会場は繁盛しています。
特にスキーブーツは試し履きに場所も取るし、時間もかかるし、ということで結構な混雑でした。
まぁこれは今年に限ったことじゃありませんけど。

IMG_7682[1].JPG

いつものように、まずはこちらのメーカーにご挨拶。
SKI FORUM@渋谷では隣に並んでいた同社のBブランドは、ヨドバシスポーツでの取り扱いがありませんので、出展していません。
受注は好調とのことですが、アクセサリーやパーツ類にはヤバいものも出始めているとか。
板だけじゃ済まないもんなぁ。

商売の邪魔をしないよう、早々に離脱して自分のお買い物に移ります。
とは言え、今年は大した予定があるわけでなし。
まずは気になっていた松岡手袋を試すため、VIST JAPANのブースへ。
物色していると『こんにちは』と声をかけられました。
お世話になっているチューンナップショップ、Active Fの斉藤さんがVISTのスタッフとして接客をされていました。
松岡手袋のメーカースタッフもいらっしゃったので、相談しながらサイズ確認。
ややタイトな着け心地ですが、使っているうちに馴染んでくるでしょう。
在庫表を確認してオーダー可能ということでしたので、伝票を作成していただきます。
「チューンナップもお願いしますね」
『できれば早めに。8月までは日曜日お休みですから』
「じゃ土曜日に電話してから行きます」

続いてSWANS。
SKI FORUM@渋谷で教えていただいた、クリア系調光レンズの見え具合を確認しようとスタッフを捕まえます。
「去年買った某ショップオリジナルモデルと同じようなレンズを探していてね」
『Vailですか?ここに並んでるのが、正にそのものです』
今年から同じレンズがレギュラーモデルとしてラインナップされたとのこと。
であれば、見え具合は確認するまでもありません。
替えレンズのオーダーを入れるつもりでしたが、スタッフのおっちゃんと話した結果、とりあえず会場でのオーダーは見送ることにしました。

お次はLEKI。
TRIGGERシステムに対応したストラップについてスタッフにお話しを聞き、疑問解消しておしまい。

大手ウェアメーカーのブースを少し見て回りましたが、ド派手なパターンものが多いですねぇ。
比較的落ち着いたGOLDWINも、いまいちピンと来ません。
今シーズンローンチされた某奥志賀ブランドを何気なく眺めていると、スタッフが話しかけてきました。
熱心に説明してくれますが、思い入れが伝わってきて鬱陶しさは感じません。
「取扱店は?」
『ここでご紹介した後は、奥志賀のグランフェニックス内店舗とネット販売だけなんです』
「そっかー、サイズとかあるから実際に試したいよねぇ」
『とりあえず試着してサイズ感だけでも確かめてみませんか』
「買わないよ」
試着するとなかなかイイ感じ。
ヤバいな....。
秋から冬にかけて、綿無しのモデルも予定しているらしく、それを見てから考えてもいいんじゃないでしょうかと言われ、無事離脱。
いや、『考えても』じゃないだろ(^^;

IMG_7672[1].JPG

それにしてもブースがPhenixの目の前ってのは、すげぇ場所になったもんだ(^^;

そうこうしているうちに、TwitterにDMが入りました。
『そろそろいかがでしょ』
フォロワーさんと合流して、池袋駅日口側のお店へ。

IMG_7673[1].JPG

ご厚意で秋田のお酒を堪能させていただきました。
めっちゃ美味しかったです、ご馳走さまでした!

しかし飲み過ぎたなー(^^;;
posted by スキー中毒者 at 19:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年05月30日

SKI FORUMからの忘年会

スキーの業界団体である日本スキー産業振興協会主催のSKI FORUMは、コロナ禍の影響でここ2年間中止となっていましたが、今年は2月に雪上試乗会が、そしてこの週末には都内イベントホールでの展示会が開催されました。

28日の土曜日、13時に自宅を出て会場のベルサール渋谷ファーストに向かいます。
私にとっての渋谷は、ダンジョンとも言われる渋谷駅が鬼門なのですが、今回はアクセスルートとなる銀座線から出口までが非常に分かりやすく、迷うことはありませんでした。
14時に現着。

IMG_7567[1].JPG

地下ホールの会場は、壁際に各社のブースが並んでいますので見通しはいいのですが、出展メーカーの少なさが目立ってしまいます。

SKI-FORUM-2022.jpg

ちなみに今回の出展ブランドはこちら。
有名どころでは、板・ブーツのATOMIC/SALOMON、NORDICA/BLIZZARD、ROSSIGNOL/DYNASTAR/LANGE、FISCHER、elanが、ウェアでもDESCENTEが出展を見送ってます。あ、GIROも出てないや。

IMG_7565[1].JPG

まずは国産スキーメーカーO社へ。
私が使っているのは、当メーカーのOブランドではなくBブランドですが、試乗その他で日頃から大変お世話になってますから、差し入れを持ってご挨拶です。
ちなみに小規模かつ簡素なブースが多い中、こちらだけは堂々たるブースを構えていました。

ちょこっとお話をした後、会場をひと回りしてみました。

IMG_7569[1].JPG

私がメインで使っているスイスのスキー、Sブランド。
お高いので有名だからか、怖いものを見るように遠巻きにしてる方も数多くいらっしゃいました。
私は
『今年は買わないよ』
と宣言したうえで、スタッフと情報交換です。
ネーミングが変更されたMONTEROシリーズの出来が良いそうで、試乗しなかったことをちょっと後悔....(ん?試乗して調子良かったらどうするつもりだ?)

現在着用しているウェアのGブランド。
狭いし、サンプルは少ないし....
早々に離脱。

お隣には以前着用していたウェアのMブランド、そして一度も着たことないOブランド。
どちらもポップなデザインばかりが目に付き、オジサンは近寄るのすら躊躇われます。

独国のポールLブランドを冷やかし程度に見た後、国産アイウェアのSブランドへ。
アイウェアと言いつつ、最初はメット(^^;
中身は無いのに不必要に器だけデカイ私の頭には合わないはずだったのですが、なんかイイ感じに収まるヤツがありました。
次は候補に加えるか....。
そしてゴーグル(のレンズ)と思ったのですが、ブースが狭すぎて他のお客さんがスタッフと話をしていると、サンプルに近づくこともできません。
と、後ろから別のスタッフが声をかけてくれました。
『何かお探しですか?』
「今使ってるゴーグル、レンズに傷を付けちゃって。某ショップオリジナルでクリアカラーの調光レンズなんだけど、同じような替えレンズなんて無いだろうなと....」
『ございます!』
え、あるの?
おあつらえ向きのヤツが来シーズンから投入されるようです。
受注会だったら一発で被弾するところでした(^^;
やばいやばい。
カタログをいただいて離脱。

ぐるぐる回っているうちに、会場で合流したスキー大学仲間から声が掛かります。
『ねー、もう行かない?』
この次の目的ために長野から新幹線で駆けつけてくれた仲間が、痺れを切らし始めました。

銀座線に乗って新橋へ。

IMG_7546[1].JPG

こちらです(^^)
高齢の、いや恒例のスキーシーズン終了に伴う”忘年会”会場。
すでに先着2名はビールを飲み始めてました。
7名全員が揃ったところで乾杯!

料理は仲間に任せ、私は酒を選んでスタッフのおねーさんにオーダー。
「ん〜とね、まずは酔鯨」
『2合ですね。いくつにします?』
「あ、ひとつで」
『すぐに無くなっちゃいません?』
「無くなったらすぐに頼むから」
想定よりお猪口が大きく、すぐに無くなるどころか、5杯を注いだところで足りなくなりました。
「あ、すみません....、もうひとつ(^^;」
以後は素直に4合ずつのオーダーになりました。

IMG_7532[1].JPG

魚金さんは以前も利用したことがありますが、料理のボリュームもお味も素晴らしい。
お酒だって無難なちょっと甘くて軽めの吟醸酒だけでなく、飲みごたえのある辛口系も揃ってます。
2時間、飲んで食って飲んで....。

続いてご近所の野崎酒店さんで二次会。

IMG_7559[1].JPG

もっと飲んだかと思いましたが、そうでもなかった(^^;
それでもしっかり酔っ払いましたけど....。

このSKI FORUMからの忘年会で、私の2022シーズンは終了しました。
先日所属クラブから、理事会も総会もやらないって連絡がありましたから、2023シーズンは夏のJとTへの会員/資格登録業務からスタートかな。

いやその前に、来月のカスタムフェアでの物欲と闘いがあったか。
てか、あれってどっちのシーズンに属すんだろ?
posted by スキー中毒者 at 17:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年05月09日

停電からの故障車渋滞

飛石GW終盤の土曜日、丸沼と迷いつつも結局かぐらに行きました。
朝の関越は一気に空きましたね。
事故さえ無ければ渋滞もありません。
みつまた駐車場着は7時半です。

準備をしてチケット売場へ。
5/3の使用済みリフト券を提示し、
「これでお願いしま〜す♪」

【21-22キャンペーン】今シーズンもありがとうキャンペーン-かぐらスキー場.jpg

『....、来週からです。』
え?
し、失礼しました(^^;;
通常料金ですが、1,000円の利用券が付いてきました。

IMG_7326[1].JPG

みつまたエリア、ファミリーコースには地肌やPIS・LABが大きく顔を出し始めました。
それでもこのコースでレッスンを行うグループもいらっしゃいます。

やや荒れ気味のゴンドララインを下りて、かぐらゴンドラへ。
乗場には列ができていますが、待ちは大したことありません。
かぐらエリアには9時ちょい前に到着です。

IMG_7334[1].JPG

かぐらブルー。
暖かい、いや暑いくらいです。
4日前と違い、雪は朝からザブザブ。
しかしまだ地肌が出ているところはありません。
とりあえずメインで大回り、中回り。
丸沼での事故を思い出し、スピードは抑え気味で。

IMG_7336[1].JPG

朝の1高の列は、こんな感じ。
通常レーンはまだゴチャっと並んでますが、だんだん縦長の列に変わっていきます。

IMG_7250[1].JPG

通常レーンから乗車する方が2〜1名のとき、シングルレーンから1〜2名が相乗りで誘導されますが、この日は通常レーンの方が進みが早かったようです。

IMG_7346[1].JPG

11時過ぎにランチ休憩。
レストランかぐらのカウンターからは、気持ちよさそうに泳ぐ鯉のぼりが見られます。
以前はこどもの日が終わると撤去していたと思うんだけど....。
まぁ関係ないよな。

IMG_7352[1].JPG

午後イチはパノラマ。
田代湖もコブもキレイです(^^)
ちなみにこのコブ、難易度はそれほどでもないのですが、とにかく長い(コース終わりまで続く)ので、ポジションが悪かったり、操作がいい加減だったりすると、途中で疲れて破綻します。
え、ワタシ?
もちろんポジションが悪く、操作がいい加減なので、2/3ほど滑ったところでしっかり破綻しました(^^;

ジャイアントにも行きましたが、この日はコブの調子がすこぶる悪い。
いや、コブはいつも調子悪いんですが、この日は特に超絶不調でした。
春の陽光が燦々と降り注ぐなか、ジャイアントのコブを悶々と滑ります。

こんな状態じゃしょうがない、まんてん星で汗流して帰ろう。
ということで、14時過ぎには下山を開始しました。

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この時間になると、メインはいつものようにボコボコ。
妖怪が手ぐすね引いて待っているであろうゴンドラコースは滑らず、下りのゴンドラに乗車します。

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みつまた2ロマから見たゴンドラライン。
このコース、いつまで滑れるんだろうか....。

IMG_7367[1].JPG

みつまたファミリーは、実質的に滑れるのはリフト側だけになりました。
急激に融雪が進んでますね(>_<)

15時過ぎにみつまた駐車場を出発し、三国峠を越えてまんてん星の湯に向かいます。
赤谷湖の手前まで下りると、警察官がふたりで交通整理中。
ん?お祭りでもやってんのか。
いや、猿ヶ京温泉の信号が消えてます。
私は左折してまんてん星の駐車場へ。
と、スタッフが小走りで近づいてきました。
『お風呂のご利用ですか。実は町内が停電で機械も止まっちゃってるんです。復旧は4時20分って言われてますが、原因が分からないんで....。』
「それで信号が消えてたんだ。大変だねー。また来るよ。」

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Twitterのフォロワーさんから、リプをいただきました。
あの一帯が停電だったようで、現地で聞いたより長引いたようですね。

月夜野から乗った関越は順調。
と言いたいところですが、高坂の手前で故障車による渋滞だとか。
故障車?んなもん路肩に停めろよ。
いや、現地を通過して(故障車はすでにいませんでしたが)わかりました。
あの辺り、路肩の工事中じゃん。
渋滞対策の付加車線でも作ってんのかな?
路肩、大事....。

コブの超絶不調はともかく、停電からの故障車渋滞は計算外。
変なものに取りつかれたとは思いませんが、帰宅後に角打ちでしっかりとお清めをしたことは言うまでもありません(^^)

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posted by スキー中毒者 at 17:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年05月06日

予想外に混んでないかぐら

3日はかぐら。
GW中盤の三連休初日だから、道路もスキー場も混雑の予感....。

警戒して5時前に自宅を出発し、関越に乗ったのは5時半でしたが、すでに鶴ヶ島の先では渋滞が始まってます。
新座の料金所を過ぎてしばらく走ると、渋滞に捕まりました。
え〜、ここからかよ(>_<)
ということではなく、その先の旭ヶ丘シェルターでの事故の影響です。
右側2車線をふさぐように事故車両が止まっており、まだ処理も始まっていませんでした。
この事故渋滞と鶴ヶ島先の自然渋滞を抜けると、あとは順調。

みつまた駐車場には8時に到着しました。
2/3程度埋まってますから、そこそこ繁盛しそうです。
が、リフト券売場には列は無し。
ロープウェイ待ちも建物の角を曲ったあたりまで。
みなさん、もう上がっちゃったんですね(^^;

みつまたエリアでは、大会バーンにポールを張ってましたが、リフトはみつまた1高しか動いてないので、選手はちょっと大変そうです。
1高を降りてゴンドラに向かうゴンドララインは、積雪に問題はないのですが、やや荒れているため苦労される方も結構いらっしゃいました。

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9時にかぐらエリアに到着。
メインはそれほど混んでる感じではありません。
全コースオープンしてますし、田代にも行けますから、分散してるんでしょうか。

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まずは1本。
微妙な起伏はあるものの、ほぼ真っ平と言ってもいいでしょう。
ただこの時間でも思ったより硬いです。
せっかくのコンディションですから、雪が緩んで斜面が荒れるまでメインを滑ろうと思ったら、いつまで経っても荒れません。

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このままだと一日中メインを滑りそうなので、一旦パノラマ。
このコース、好きなんですけど4ロマが動いてないんで、数年前に新設された迂回コースで1高乗り場方面に戻ることになります。

ちなみにこの日は、雪は朝からユルユルだろうと考えBLASTRACKのELIXIRで出撃したのですが、STÖCKLIでも良かったかもしれません。

パノラマから戻り、メインを下りて、ちょっと早いですがレストランかぐらでランチ休憩。

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カツカレー、つい大盛り無料に惹かれちゃいました(^^;
お腹一杯、睡魔にも襲われ暫しお昼寝....zzZ

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目覚めた後は、カロリー消化のためにジャイアントへ。
ボブスレーコースみたいな深いラインが2本掘られてますが、カレーが出てきそうなので浅めのコブを探します。
例年この時期になると、踊り場あたりまで下りると大きく土が出ているのですが、そのようなことはありませんでした。
コブの底にも土は出ていませんし、ホントに今シーズンは雪が多いです。
けど減るときは一気なんですよねぇ、最後まで持ちこたえられるといいんですが。

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1高の待ちは終日こんな感じで、5〜10分待ち程度でしょうか。
リフトも斜面もそれほど混みませんから快適です。

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いつもなら午後にはボコボコになるメインも、14時過ぎでこの状態。
やや荒れてはいますが、大回りだって余裕で出来ちゃいます。
コースコンディションは上々ながら、駐車場まで下りるのに時間がかかりますから、14時半を回った頃には下山開始。

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もちろんゴンドラで(^^;

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みつまたファミリー。
まだ全面に雪は付いていますが、リフト側に寄せて上げ始めてます。
妖怪出まくりというほどではありませんが、板は全く走りません。
それでもファミリーや初心者等、こちらで滑走を楽しまれる方も結構いらっしゃいました。

下りロープウェイは、大会出場者の撤収とぶつかったようでやや混雑しましたが、駐車場で板を洗い15時半に撤収です。
この時間だと間に合わないかな〜、と思ったのですが....

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『4時ギリギリにしておきます。かぐら、まだ雪は大丈夫ですか?』
まんてん星のリフト券割引、16時前入場の200円引にしてくれました(^^)

それにしてもこの日のまんてん星は、珍しく(失礼!)混雑してました。
大衆演劇で混んだことはあるけど、お風呂の洗い場が一杯になるって記憶にありません。
さすがGWですね。

帰路の関越は、花園と高坂で渋滞が始まってました。
とは言えこの程度なら突っ込んだ方が早いです。
鶴ヶ島付近からは順調に流れ始め、練馬の出口渋滞もなく20時には帰宅できました。

今回は、道路や温泉は混雑したものの、スキー場自体は予想外に混んでませんでした。
ゲレンデコンディションは上々ですから、この後もこの状況が続いてくれるといいのですが、他がクローズしちゃいますから、やっぱりこれからは集中するのかなぁ。
posted by スキー中毒者 at 18:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年05月02日

2年ぶりの再会

新型コロナの影響で、一緒に滑る機会を失った仲間が何人もいます。
そんな仲間のひとりからお誘いを受け、GW最初の三連休は志賀高原に行ってきました。

志賀は超メジャーエリアにもかかわらず、個人的にはなかなか縁がなく、行くことが少ないスキー場です。
8時に高天ヶ原のホテルに集合ってことだけど、どれくらい時間がかかるんだっけ?
前の週に開通した志賀草津道路を使えば距離は大したことないけど、下道がそこそこ長いし山道もあるから....。
所用時間4時間と想定し、気合を入れて4時前に出発。
4時半に練馬から関越に乗ると、予想以上に車は走っていますが、さすがに事故や渋滞はありません。
渋川伊香保ICを下りると、車はまばら。
てか、ほとんど走ってません。
一部が開通した上信道も短いながら快適です。
草津からはガスの山道となりましたが、渋峠を越えると明るくなり、7時に無事お宿に到着しました。
意外に早かったな....。

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午後から雨予報も出ている、ビミョーなお天気。
今回はお誘いいただいた仲間のクラブ行事ですが、長野の某国産スキーメーカー様のご厚意で、来シーズンモデルを試乗することができます。

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試乗会では常に出払っているモデルも、乗り放題(^^v

スキー場は雪がかなり少なくなってます。
高天ヶ原からタンネの森を抜け、一の瀬へ。

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頑張って整備してくれたようですが、次第に地肌が出始めます。

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高天ヶ原に戻り昼メシ。
午後はボランティア隊がコース脇に掘ったコブを滑りますが、雨が降り出したのでちょっと早めに終了です。

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早めに終われば、早めに始まるだけのこと....。
メシの後までよく飲んだ(^^;

翌日。
雪です。

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たぶん4〜5cmですが、恵みの雪ですね。
この日の滑走も高天ヶ原と一の瀬。
残念ながら、寺子屋はコンディション不良で営業終了になったそうです。

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GWとは思えない風景です。

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そして一の瀬のトップからは雲海。

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ハロも出現しました。

この日は朝こそ冷え込んだものの、昼間は気温が上がりました。
ウェアのベンチレーションを全開にして滑っても、汗をかくような暖かさ。
そのおかげで、夜の雪で通行止めになった志賀草津道路も開通し、一足先に帰る仲間も無事群馬方面から帰宅できたようです。

晩メシ後は懇親会。
業界関係者から、いろいろと興味深いお話を伺うことができました。
もちろん酒盛りも欠かせません。

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ん?このラベル、昼間見た気が....(違

3日目の朝は、どんよりとした曇り空。
予報では10時頃には雨が降り出すとか。
高天ヶ原は整備も入ったようですが、微妙な起伏が残ったコンディションです。
そんなナチュラルバーンで大回ったり、中回ったりしていると、10時過ぎに予報どおり雨が降り出しました。

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「最近の天気予報は、たいしたもんだなー」
なんて感心してる場合じゃありません。
雨は一旦小康状態となりましたが、再び降り出します。
それも結構しっかりと(>_<)
ちょっと早めですが、11時で滑走を終了し、お宿の温泉に入って撤収です。

3日間、滑ったエリアは狭かったとは言え、素晴らしい性能のスキーを何種類もチェンジしながら、急斜面・緩斜面・整地・コブを堪能できました。
Bスキークラブの皆さま、O社様、大変お世話になり、ありがとうございました。
そしてお声がけいただいたSさん、2年ぶりに一緒に滑ることができ、本当に楽しかったです。

12時にホテルを出発し、R292を渋峠方面に走ると、横手山付近から雪に変わります。

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しかし渋峠から先も通行止めにはなっておらず、そのまま草津まで下りることができ、関越の渋滞にハマりながらも、17時半には無事帰宅できました。
ちなみに志賀草津道路は、16時から通行止めになったようで、TwitterのTLからは、ノンビリしていて長野経由で帰るハメになった、フォロワーさんの嘆き声も流れてきました(^^;

今後の私の予定は、日帰りかぐらがあと数回でしょうか。
その後に、今年はSKI FORUMも開催されますから、2年ぶりの再会に加えて、3年ぶりの忘年会も実現しそうです。
posted by スキー中毒者 at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年04月28日

片品方面今シーズン最終滑走

23日の土曜日は丸沼でした。
丸沼は、今シーズン初の(そしてたぶん最後の)訪問です。

この時期になると、さしもの関越道も事故・渋滞は無く、順調に現着。
8時の時点で第1Pは半分ちょい埋まってます。

センターハウスでリフト券を購入。
ランチとドリンクが付いたセット券ですが、支払いが完了してリフト券を手渡されるときに
『本日レストランは中腹のとんふぁんのみになります』
と言われました。
それ先に言えよとも思いますが、他に選択肢がないんだからどっちでも同じか....。

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ゲレンデに出ると、イエローは既にサマゲレ状態です。
リフトやゴンドラが混雑するかと警戒してましたが、目の前の中央ペアはガラガラ。

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ゴンドラも待ちもほとんどありません。
ちなみにシングルレーンはゲートの先にしか用意されていませんが、この日は列が短かったので、気にはなりませんでした。

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コーストップに上がると、柔らかめながら雪はしっかりと付いています。
しかしローズ上部に入ったあたりから一気に緩み始め、バイオレットもコバルトもザブザブです。
それでもコース上に土やブッシュが出ているところはありません。

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バイオレットに架かるスーパーツインのリフト待ちはこの程度。
待っても大したことはありませんが、ゴンドラが空いていますから、午前中はゴンドラ回しです。

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第7シングルが動いてませんから、ゴールドを滑るにはしらねコースから連絡路を通るのですが....、前週でコースクローズでした。

昼メシを食って、しばらくお昼寝。
午後は気合を入れて、いや気合は入りませんけど、シルバーです。

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見た目はキレイなラインコブですが、思ったより滑りにくいです。
そして中央のラインの下部は、ボトムに土が出ているところ多数。
バンクに逃げるのですが、脚前が伴わない悲しさで、何度か踏んじまいました。
シルバー上部も結構土が出始めてますから、ゴールドに続き、ここも時間の問題かもしれません。

少し早いのですが、2時半過ぎに滑走を終了。
『もう一回、そこがスキーのやめどころ』
というSAJ安全の十則を忠実に守って....。
いや、ただ疲れただけです(^^;

スキー場を出発して、R120を沼田方面に下っていくと、サイレンを鳴らしながら上ってくる救急車とすれ違いました。
「怪我人か。ひどいのかなぁ。」
しばらく走ると、今度は消防車、続いてパトカーも....。
「何だ?何があった!?」

後で知ったことですが、ローズコース(の上部から迂回に入るヘアピン状の右カーブから少し下あたり)でスキーヤーとスノーボーダーの衝突事故があったようで、スキーヤーが大量出血し、病院に搬送されるも亡くなったとのこと。
心よりお悔やみ申し上げます。

事故の状況はわかりませんが、改めて自分自身の、そして他の滑走者に対する安全滑走について、考えざるを得ません。
今回のような春の悪雪では、スキーが引っ掛かって自爆する可能性もありますが、いざというときの急停止やコース修正等の対応が格段に難しくなります。
一般のゲレンデでは、他の滑走者との距離感を常に意識すること、そして自分の技術に見合った余裕のある滑りを心掛けることは、決して忘れてはいけませんね。

都内ではとうに散ってしまった桜も、片品村ではまだまだ楽しめました。
そして吹割の滝まで下りてくると、観光客が歩いてます。
春ですねぇ(^^;

いつものように、昭和の湯に立ち寄ると....

IMG_7103.JPG

スタンプが10個貯まりました。
しかし片品方面は、この日が今シーズンの最終滑走。
来シーズン、有り難く使わせていただきます。
posted by スキー中毒者 at 17:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年04月13日

2023スキー試乗@野沢

4/9(土)に野沢温泉スキー場主催の試乗会に参加しました。
天候は晴れで気温は高く、早い時間帯からコースは荒れ始めましたが、妖怪が出るようなストップ雪ではありませんでした。
試乗コースは、やまびこDとEです。
今回は太板中心の試乗でしたが、普段は基礎板をメインに乗っているスキーヤーの感想であることをご承知ください。

ATOMIC MAVERIC 100 TI
L180/R19.2/129.5-100-120
IMG_6923[1].JPG
雪は朝から緩んでいますが、浮力があるので板が潜ることもなく、軽々と突破していきます。
ターン弧として楽しいのは、大回りから中回りまで。
小回りは切替でもたつきがあり、積極的な回旋動作も必要です。
また角付けが強めのときはいいのですが、ソールで捉えているときにやや挙動不審気味になることがありました。
ポジションの問題かと探ってみましたが、突き止める前に試乗が終了してしまいました。

ARMADA LOCATOR 104
L178/R22.0/131-104-122
IMG_6937[1].JPG
そこそこ張りがあり、良く走ります。
少しずつ荒れ始めた雪面ですが、暴れず安定しています。
ターン弧は大〜小までOK。
エッジを食わせればキレの良いターンになりますし、回旋動作によるターン弧の調整もしやすい、操作性の良さが印象的でした、
ただ、内倒したり内脚に乗ったりして外脚が軽くなると、踏み外すことがありますので、注意が必要です。
センター幅は100mmを越えますが、違和感はほとんど感じませんでした。

ARMADA DECLIVITY j102
L180/R18.0/135-102-125
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LOCATORよりしっかりした板と勧められましたが、かなり踏みごたえがあります。
ただ安定性は素晴らしく、荒れた斜面でスピードを出しても、不安感は全くありません。
大〜中回りはもちろんですが、張りを上手く使えば小回りまで対応できます。
低速でも素直に動いてくれますから、スピードも選びません。
ただ強すぎて疲れます。

FACTION DANCER 3.0
L178/R19.0/134-106-124
IMG_6956[1].JPG
かなりしっかり感があります。
操作性にはやや重さを感じましたが、スキーを動かしにくいことはありません。
ターン弧は大〜小まで可能ですが、小回りはどうしてもタテ目になります。
適度なエッジホールドで、やまびこE最後の落ち込みでも、安定したショートターンが可能でした。
ただこれも疲れる板です。

FACTION AGENT 3.0
L178/R19.0/134-106-124
IMG_6961[1].JPG
DANCERと同シェイプですが、こっちはメタル抜きです。
DANCERのような重厚感はありませんが、充分安定しています。
操作性は軽く、意外に反応が良いので、荒れた斜面でも失敗しません。
ターン弧はオールラウンド。
特にショートでは、回旋動作できっかけを与えてやると、トップから内に入ってくれる回頭性の良さが印象的でした。

BLASTRACK ELIXIR/L
L165/R15.4/125-80.5-110
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諸般の事情でこちらの板も試乗することに....。
軽いです!
メッチャ軽いです!!
かなり柔らかいのですが、踏み込んでも踏み抜いてしまうことはない、しなやかさを感じられます。
整地であれば、ロング〜ショートまで対応可能。
エッジホールドはそれほど強くありませんが、キレの良いターンを刻むことができます。
板の走りもまずまず。
ボコボコに荒れたやまびこD上部に、ロングターンで突っ込んでみましたが、さすがに飛ばされました(^^;
個人的にはもう少し強さが欲しいところですが、女性やシニア、脚力のない方でも、様々なシチュエーションで楽しめる板だと思います。

BLASTRACK ELIXIR/E
L165/R15.4/125-80.5-110
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来シーズンからのELIXIRは、軽量モデルのLと、高速域への対応を強化したEに分かれます。
直前に試したLを返却したところ、同レングスのEがありましたので、こちらも試してみました。
基本的な性格は、どちらも変わりません。
Eよりは重いとは言え、充分軽量。
それでも安定性は素晴らしいです。
Lでロングで入ったら飛ばされた荒地でも、ミドルなら何とかなります。
ターン弧を選びませんし、スピードに強く、かと言って低速でも扱いやすい。
硬い斜面でもそこそこグリップしてくれます。
対応力の高いオールラウンドモデルだと思いますが、どうせならもうワンサイズ長くても良さそうです。

ICELANTIC RIVETER 104
L169/R16.0/139-104-126
IMG_6983[1].JPG
操作感はやや重めです。
整地でのターンは、大〜中気味の小までといったところでしょうか。
特に小回りでは、期待するほど最後まで回りきらなず、仕上げで踵を押し出すように動かしてやる必要がありました。
切替でのもたつきも、少し感じます。
ボコボコの斜面に、試しにミドルターンで入ってみましたが、やや凹凸を拾いやすいようにも思います。
しっかりと踏みごたえのある板が、荒れた雪面状況とややミスマッチだったかもしれません。

STÖCKLI STORMRIDER 102
L182/R19.8/125-102-135
IMG_6988[1].JPG
さすがにSTÖCKLIでこの板を試す方は少ないようで、試乗板はカピカピに乾いています。
STORMRIDERは、数年前の試乗会で、ここまで太いやつではないものの、かなりの好印象だったこともあり、この日最後の試乗板としました。
整地でも荒地でも、STÖCKLIらしい安定感と操作性を感じることができます。
整地でのキレの良さはなかなかのもの。
またこの太さでも、小回りで内に切れ込んでくる動きは素晴らしいです。
コブもそこそこイケそうです。
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2022年04月12日

野沢でリフト半額行列

4/9の土曜日は、野沢温泉スキー場主催の試乗会。
石井スポーツでは扱いのないメーカーや、太板も多数出てきますから、毎年楽しみにしています。
そして先週に引き続き、"ウェルカム信州アクティビティ割"利用で、ちょっとお高い野沢のリフト券も半額です。

先週の菅平も決して近くはありませんが、野沢もそこそこ遠いです。
それに駐車場がね....。
長坂に入れるとは思いませんが、せめて柄沢には駐めたいよな。

ということで、気合を入れて4時40分に自宅を出発。
練馬までの下道は順調、関越に乗っても鶴ヶ島渋滞も駒寄渋滞もなく快調に走行します。
あとちょいで塩沢石打ICというところで、前方にやけにゆっくりと走る数台の車が見えました。
それまでも制限速度+αでの走行でしたが、さらにアクセルを踏み込み追越車線へ。
と、前の集団の中から1台のトラックも車線変更、しかしスピードはほとんど上げません。
「?」
と思いつつ、速度を落として後ろに付いて走ると、集団の先頭は白いマークX。
ルーフには、消灯しているものの赤色灯が鎮座しています。
「やべぇ、覆面がいたのか....!」
トラックの運ちゃんにガードしてもらわなかったら、塩沢石打でSA側に誘導され、サインをねだられるところでした。
運ちゃん、ありがとう!

事なきを得た後は、十二峠を越え、8時に野沢温泉到着です。
一応長坂に行ってみますが、当然のように満車。
柄沢の第2駐車場も、8割方埋まっていました。
シャトルバス待ちの列も長かったため、歩いて長坂に向かう方もいらっしゃいますが、私は当然バスを待ちます。
今回は会場がやまびこエリアですから、一応板も担いで....。

長坂のセンターハウスに着いて、チケットを購入するため板を置くと、何やら行列が。
ゴンドラ待ち?
いや、ゴンドラ乗場はガラガラです。
チケット売場の行列でした。

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最後尾は下の道路まで延びてます。
どうやら信州なんちゃらを使う方が多かった模様。
この信州なんちゃら、アソビューというサイトで事前にクレジットカード決済までは完了するのですが、最後の発券だけは窓口で行う必要があるため、こんな状況になっちゃったみたいです。
行列末尾にいたスタッフのおっちゃんに
「大繁盛だねぇ」
と声をかけると、
『こんなの初めてだぁ』
と呆れた表情でした。

この日は某都連の指導員研修会も入っており、9時半にやまびこエリアに集合とのこと。
参加者の皆さまはそれなりに時間に余裕を見たようですが、想定外の行列にビビッてました。

それでも7つある窓口のうち6つを開け、社長自らがお客さんを空いた窓口を案内しており、30分もかからず発券が完了しました。

ゴンドラでやまびこエリアに上がったのは9時20分。
第一波は過ぎ去ったのか、試乗会の受付は空いてます。

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会場はいつもの風景。
この日の私のお目当ては太板なので、先週の菅平で好印象だったATOMICの太さ違いから試乗開始です。

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先週の菅平同様、いい天気。
そして輪をかけて暖かいです。
この時間でこの状況では先が思いやられますが、まぁ雨よりはいいよな(^^)

試乗に使うコースは、やまびこのDとE。
1本の試乗時間の目安が20分とされてますので、A,B,Cに行くと帰って来られなくなっちゃいます。

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1時間もするとリフトも混雑し始めますが、皆さん行儀よく並びますから、上部のやまびこフォーリフトのように、カオスな状態にはなりません。

私は板1台につきリフト2本で試乗しましたが、コースが長いこともあり、板を選ぶ時間も含めると、30分に1台のペースとなります。
ATOMICの後、ARMADAを2台、FACTIONを2台試すと、時刻は12時。
昼メシを食いたいところですが、後回しにして試乗を続けます。
朝からトイレにも行ってません(^^;;

食事にしても、トイレにしても、レストハウスやまびこまで、ビミョーな距離をビミョーに下りなくちゃいけないんですよねぇ。
去年もそうでしたが、戻る手間と時間を考え、どちらも試乗終了後としました。

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斜面はこんな感じで、だいぶ荒れてきました。
BLASTRACKを2台、去年好印象だったICELANTIC、そして久しぶにSTÖCKLIの太板を試すと、時刻は14時です。
やまびこDコースは....

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全面浅いコブ。
太板の中回り(お客さんが多いので、さすがに大回りは危ない)が楽しいです。
ちなみにDコース下部やEコースは、ここまで荒れませんでした。

しかし脚はもう限界です。
『もう一回、そこがスキーのやめどころ』
いや、やめどころはだいぶ前に過ぎてるだろ(^^;;

受付でアンケートに答えて試乗終了。

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担いで上がったものの、今回も出番はありませんでした。

長坂まで滑って降りることもできたようですが、私は当然ゴンドラで下山します。

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バスで柄沢の駐車場に戻った後は、スパリーナへ。

IMG_7008[1].JPG

メシはやっぱりコレですね♪

16時前に現地発。
帰路も石打経由ですが、十二峠ではなく、数年前に開通した当間TNを通り、大沢山TNを抜けてみることにしました。
R117の山崎交差点を直進し、当間入口交差点を右折してr76に入ります。
後続車も対向車もいない道をしばらく走ると、上国の当間ゲレンデ下を通過し、その先が当間TNです。

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以前はここだけが細い山道で、降雪時はもちろん、雪が無くても走る気にはならず、大沢山TNを利用するときは、R117との間はr334を利用していましたが、一気に快適になりました。
十二峠経由と比べると距離は伸びますが、起伏もカーブも緩やかで車も少ないので、時間のロスはそれほどでもなさそうです。

塩沢石打IC〜山崎交差点.jpg

ちなみに後でGoogle Mapで調べてみると、+4km、+4min程度ですから、普段からこちらを使ってもいいのかもしれません。

この日のハイライトは、何と言ってもリフト券半額行列。
信州なんちゃらは、コロナ対策の緊急キャンペーンですから、細かい対応が難しいのは止むを得ません。
しかし、Web販売や自動発券機に対応しているICカードを利用しているスキー場でも、すべて窓口経由というのは残念なところ。
せめてQRコード発行により自動発券機が使えるようになると、ありがたいですね。
posted by スキー中毒者 at 17:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2022年04月11日

2023スキー試乗@菅平(ICI)

4月2日(土)に菅平で開催された、石井スポーツさんの試乗会に参加しました。
当日の天候は晴れで気温は高め。
試乗コースはファミリーイーストで、朝イチは硬めの整地でしたが、11時頃から荒れた斜面に変わっていきました。

ATOMIC REDSTER S8i REVO C + X 12 GW
L165/R12.5/118-68-104
IMG_6798[1].JPG
エッジホールドはそれほど強くないのですが、朝イチの硬めの斜面でも不安を感じることはありません。
エッジングを強めれば適度に食ってくれますし、緩めてズレにも入りやすく、扱いやすさを感じます。
スキーを外に動かすと、テール寄りにやや強さを感じますが、動かしにくいことはなく、逆に程よい抵抗を貰うことができました。
ショートターンモデルですからやむを得ないのですが、ロングではやや待ってしまいます。
中級者向けだと思いますが、女性やシニアの(自称を含む)上級者には検討の余地があると思います。

ATOMIC REDSTER X9S REVO S + X 12 GW
L175/R15.2/114-65.5-99.5
IMG_6804[1].JPG
中回り系の板のようですが、大〜小までターン弧を選びません。
特に大〜中回りは最高に気持ちいいです。
オートマチック感がありますので、リラックスしたクルージングにもいいと思います。
エッジは比較的良く食いますが、引っ掛かるような感覚はなく、操作は難しくありません。
小回りにやや鈍さを感じるかもしれませんが、それは無いものねだりというもの。
全体的にはかなりの好印象でした。

ATOMIC REDSTER Q9i REVO S +X 12 GW
L168/R13.5/125-75-109.5
IMG_6806[1].JPG
返りはマイルド。
エッジはトップ〜テール全体ではなく、センターで食う感じがあります。
ターン弧は選びませんが、ショートはややゆったり目です。
板自体は素直に動きますし、雪面からの反動を貰うことももありませんから、失敗は少ないと思いますが、グイグイと自分の滑りに引っ張り込んでいくようなタイプじゃありません。
個性が無いのが個性といったところでしょうか。
残念ながら、私はあまり楽しさを感じませんでした。

NORDICA DOBERMANN SPITFIRE 76RB FDT
L168/R15.0/126-76-106
IMG_6808[1].JPG
ロング、いけます。
ミドル、いけます。
ショート、いけます。
でもよくわからない。
最後までポジションを見つけられなかったようで、エッジホールドも板の返りも、満足できる結果は得られませんでした。
とりあえず自分で動かしてやれば何とかなりますが....。

BLUEMORISS S-POTION TYPE4.5
L165/R12.3/119-65-101
IMG_6822[1].JPG
しっかりとしたエッジホールドで安定しています。
エッジを食わせれば走りますし、緩めれば力強く雪面を削りながら回ってくれます。
緩めたときも、どこかで引っ掛かったり、途中で抜けてしまうようなこともありません。
キレとズレの間がシームレスなので、板の挙動をコントロールしやすく、滑り手の意図に板が素直に反応してくれます。
決して弱い板ではないのですが、硬さではなく、力強さと感じられます。
午後のグサ雪でも1本滑りましたが、印象は変わりません。
これ、結構気に入りました。

ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Z LTD R22
L166/R13.0/123-68-104
IMG_6813[1].JPG
荒れて硬い下地が出始めた斜面でも、非常に安定しています。
雪を蹴立てて突破するというより、斜面に張り付いて回る感じで、荒れているにもかかわらず、朝イチの整地を滑っているような感覚でした。
オートマチック感はありませんが、操作した分だけ素直に動いてくれますので、とにかく楽。
大回りから小回りまで、ターン弧も選びません。
贅沢を言うようですが、楽すぎて面白くないとさえ思えてしまいます。
力強さというより、上質さを感じる板でした。

ATOMIC REDSTER S9i + X 12 GW
L160/R11.9/116.5-68-102.5
IMG_6815[1].JPG
荒れた斜面でも安定していますし、板の返りも強すぎず早すぎず、安心して乗ることができました。
ただ良く走りますので、油断すると切替で身体が置いていかれそうです。
ポジションにはやや敏感ですが、センターに乗っている限り、大〜小までターン弧の調整も問題ありません。
スペック上はショートターンモデルですが、キレとズレを上手く使えば、オールラウンド性もあると思います。

ATOMIC REDSTER S9i PRO LTD + ICON24
L165/R12.6/115.9-65.3-101.3
IMG_6817[1].JPG
最初の数ターンは「?」マークが飛ぶほど捉えどころがありませんでしたが、板を撓ませると印象は一変します。
しっかり感のある板が抜群の安定感を発揮しますし、操作も全く難しくありません。
ただ、センターに乗って、切替後からしっかりと踏み込む必要がありますから、そこに難しさを感じる方もいらっしゃると思います。
板自体の重量はかなりありますが、滑り出すと全く感じません。
板が撓むポジションにいることができれば、低速でも操作しやすく、スキッディング操作も問題ありません。
しかしSTÖCKLIユーザーの私ですら目を疑う価格は、おいそれと手が出るもんじゃないですねぇ....。

VÖLKL RACETIGER SL
L165/R12.6/126-67-102
IMG_6819[1].JPG
すぐ隣に"MASTER"というやつもありますので、スタッフに確認しました。
「年寄用?」
『マスターズじゃありません!マスターです!!"S"は付きません。一番上です。』
失礼いたしました....m(_ _)m

良く撓む板です。
切替で踏み込むと、トップが雪面を捉えて回頭してくれます。
これを上手く使えば、ショートの操作性は抜群。
中〜大回りも特に問題は感じません。
足許のホールドは強めで、多少の荒れはものともしませんし、硬い下地が出ていてもしっかりとグリップします。
トップを使える方なら、扱いやすいショートターンモデルだと思います。

ATOMIC BENT 100
L180/R19.5/129.5-100-120
IMG_6827[1].JPG
ファミリーイースト林側に掘られたコブコースの脇には、普段乗っているセンター幅70mm程度の板では決して入りたくない、ボソボソの雪が溜まっていますが、この板は浮力を貰って何の苦もなくターンすることができます。
コース下部のやや荒れた整地でも、踏み込めば回ってくれますので、広いセンター幅を感じさせません。
ただショートターンはやや苦手でしょうか(私が下手なだけ....?)。
滑走感覚は、ややフワフワしたもの。
軽くて柔らかく、踏めば曲がる、基礎系スキーヤーでも普通に乗ることができる太板だと感じました。

ATOMIC MAVERICK 95 TI
L180/R19.3/129-945-113
IMG_6836[1].JPG
足許のしっかり感、踏んだ時の撓み感、ターンの切れ、どれも申し分ありません。
目をつぶって乗ったら、普通のオールラウンドモデルと感じそうです。
センター幅による浮力に加え、突破力もあるので、磨かれた小回りロードから雪溜りに突っ込むような中回りでも、全く問題ありません。
小回りはゆったり目のリズムになりますが、基本的には大丈夫。
私はBENT 100より気に入りました。

NORDICA ENFORCER 94
L179/R17.1/127-94-115.5
IMG_6839[1].JPG
第一印象は、かなりしっかりしているということ。
それだけに安定性は非常に良く、なおかつグサ雪での浮力も感じられます。
これが荒れた整地に入ると、グリップの良さが印象的ですが、操作性にやや重さも感じました。
特に小回りは、私の技量ではやや厳しかったです。

OGASAKA U-FS1
L165/R16.3/119.5-76.5-103.5
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ちょっとシックなデザインですが、所謂ユニティの1番です。
なぜかコレを荒れ放題の斜面で試したくなりました。
浅いコブ、磨かれた通路、雪溜りが散在するコースを、暴れることなく苦もなく滑っていきます。
操作性については折り紙付きのユニティだけあって、余計なことはしませんが、滑り手の操作に素直に反応してくれます。
ただし、攻めようとしても決して付き合ってくれません。
刺激は皆無ですが、この板に刺激を求めること自体間違ってます。
長野県出身の優等生ですから....。

VÖLKL M6 MANTRA
L170/R30-18-24/135-96-119
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すでにヘロヘロに疲れていますが、VÖLKLのスタッフと話してたら、その流れで1本試すことになりました。
全体的にしっかり感があります。
磨かれたところはしっかりグリップしますし、溜った雪は蹴立てて進みます。
ただ、ボコボコになった斜面では、やや荒れを拾いやすいようにも感じました。
ターン弧はミドル〜ロング向き。
ショートは....、脚の疲れ、いや脚前の問題で、できることはできますが、ちょっと厳し目でした。

VÖLKL BLAZE 106
L178/R36-17-28/146-106-128
IMG_6856[1].JPG
脚は限界ですが、前の板を返却する際、ついスタッフと感想なんか話したら、成り行きでもう1台乗ることになりました。
MANTRAの後だからか、かなり柔らかく感じます。
とは言え安定感に問題はなく、グサグサボコボコの雪にも安心して突っ込んでいけました。
板全体というより、足許が安定しているという印象です。
ロング〜ミドルはもちろんですが、ショートも意外にイケます。
センター幅が広いので、切替でのもたつきはあるものの、トップから入ってくる感覚がありました。
posted by スキー中毒者 at 17:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2022年04月04日

菅平でリフト半額試乗会

土曜日は菅平で石井スポーツさんの試乗会でした。
2週間前にカンダコンペカンから電話が入り、受付が1時間早い7時半開始になるとのこと。
そう言われても、前泊じゃないからさすがにそこまで早くは行かれない....。
と思ったのですが、この時期の朝の関越道は何が起きるかわかりません。
いや違う、かなり高い確率で事故渋滞が起きるに違いない。

ということで、いつもよりちょっとだけ早く自宅を出発。
そのおかげか、鶴ヶ島付近の事故渋滞もなく現着。

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7時半です(^^;
ファミリー下の駐車場は、既に半分以上埋まってます。
前週までなら、他の駐車場に駐めて滑って移動もできましたが、ファミリーしか動いていないこの日は、満車で入れなかった方はどうしたんでしょうか。

ブーツ履いて、ストック持って、板は車に積みっぱでゲレンデへ。
まずは受付です。
申込店舗別に分かれており、カンダコンペカンの受付にはN川さんがいらっしゃいました。
名簿を確認して、試乗カードを受け取って....、
『説明はいいですよね?』
「あ、はい。」
毎度お馴染みの言葉を交わし、受付終了です。

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続いてリフト券購入なんですが、こちらは大行列。
菅平の場合、ICカードを持っていれば(私は3枚持ってるww)事前にweb購入ができますが、今回は"ウェルカム信州アクティビティ割"で半額料金を適用していただくために、窓口に並ばなくちゃいけません。
それでも10分ちょいで購入完了。
ICカードの保証金も、返し忘れたカードでチャラにしてもらいました。

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各メーカーのテントは、裏太郎下のサンホテル前に並んでいます。
以前より縮小傾向にはありますが、ほとんどのメーカーは来てるのかな。

試乗コースはファミリーイーストで、ウェストにはポールバーンが用意されています。
裏太郎にも雪は付いていますが、コースクローズで滑ることはできませんでした。

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天気は快晴。
思ったより暖かいので、斜面は荒れそうです。

午前中は、ATOMIC、NORDICA、BLUEMORIS、ROSSIGNOL、VÖLKLの5メーカー9機種を試乗。

IMG_6830[1].JPG

午後になると少しずつ荒れ始め、リフト沿いには小回りロードができました。
こうなると太板ですね。
ATOMIC、NORDICAの2メーカー3機種を、わざわざグサグサボコボコの雪を選んで試した後、何故かOGASAKAのUnity。
これで終わりにするつもりでしたが、スタッフとの会話の行きがかり上VÖLKLを2機種試乗して、終了です。

VÖLKL試乗の頃には、ウェストコースのポールが撤収され、フリーバーンとして開放されましたが、再び基礎板を試乗する気力・体力とも残っていませんでした(^^;

今回は参加費がややお高かったのですが、6メーカー15機種をリフト代半額で試せたことを考えると、まずまず満足できる試乗会だったでしょうか。

シーズン最後の最後に忘れずに使用済みICカードを返却できたし、帰路の関越道の渋滞はほとんどなかったし、帰宅後に角打ちでしっかり飲めたし、うん、やっぱりいい試乗会だったな(^^v
posted by スキー中毒者 at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー