私は前日の30日に現地入りしましたが、天候は生憎の小雨です。
まずはスキー場事務所とパトロールにご挨拶。
その後、翌日からのスクールに備えて、各コースの状況を確認するため、ゲレンデに向かいます。さすがに雨の中滑るのは気が重い....。

なんてのは私だけ?多くのスキーヤー、スノーボーダーが雨の中、滑走を楽しんでいます(^^
雪量は充分で、各コースとも特に注意する場所もありません。雨を吸った雪は、滑走性は悪くありませんが、エッジが食い付きやすく、やや気を遣いますし、疲れます(^^;
そのうちに雨粒がだんだん大きくなってきました。滑っているとヘルメットに当たる音が聞こえるくらいに。はい、インスペクション終了。撤収です。
翌31日、行事初日です。夜間の降雪は少なく、うっすらと積もった程度。
朝着のメンバーも無事全員到着し、10時に開講式。その後全員で準備体操をして、3班に分かれて講習開始です。

今回は1級班を私の師匠にお願いし、私は2級班を担当しました。
全日本の教程はさておき(なんて言っちゃっていいのかな?)、おろそかになりがちなターン前半にスキーを動かし、スピードやターン弧をコントロールできるよう、練習を行いました。
雪は降ったり止んだり。それでもこの日の講習が修了する頃には、この程度には天候が回復しました。

夜、クラブウェアの作成等でお世話になっているBOYAの営業さんがご挨拶にいらっしゃいました。いろいろとお話をした後、
『中毒者さん、情報提供をさせていただいてよろしいですか?』
「ん?どうぞ。」
廊下に置いてあった箱を部屋に運び込むと、出てきたのはヘルメット。

OSBEというイタリア製バイザー付ヘルメットです。ゴーグル要らずで視野が広いという謳い文句に、早速食い付いたクラブ員が1名。値札の2割引でご購入です(^^
2日目。朝イチは天気が良く、妙高山も見えていたのですが、講習を始める頃には雲に隠れてしまいました。

この日の講習は、前日同様ターン前半でのスキーコントロールを意識していただきましたが、ストレッチング系の滑りをされる方が多かったため、上下動を抑えた滑りを少し練習。午後にはショートターンの練習も行いました。
この日も天候の回復は午後から。やっぱり青空の下で滑るのは、気持ちいいです(^^

そして最終日。やはり天気はイマイチです。それでも夜間に雪が降ったため、ゲレンデ上部等、圧雪車が入らなかったコースには新雪が残っています。

この日は2級と4級のバッジテスト。講習内検定ですが、最初は2班一緒に講習を行い、私が検定を実施しました。
バッジテスト後は、また分かれて講習。前日とは逆に、敢えてストレッチング系で滑ってみました。上下動の動きをターンのリズムメイクの手段としていただく練習で、3日間の講習終了です。
昼12時の閉講式まで1時間ありましたが、私はそのまま宿に戻り、合格証とバッジの用意。閉講式で合格発表を行うと、受検生おふたりとも大変喜んでいらっしゃいました。さらなる上達を目指して、これからも頑張ってください。
最後にスキー場事務所に行事終了を報告し、借用した講師用のリフト券を返却して、私の任務も完了です。
毎年、行事中に大雪が降るため、出発前に車を掘り出すのが大変でしたが、今年はその苦労もなし。有り難いやら、ちょっと寂しいやら....。
雪が降る中、バイザーをはね上げてビデオ撮影を行い、終了後にバイザーを閉じたところ、メットの上に積もっていた雪が、メットとバイザーの隙間から中に落ちてきた。バイザーの内側を拭こうと思ったが、一番上の部分が拭きにくくて困った。
(感想ここまで)
まぁ、この状況は、かなり特殊ですね(^^;雪の中で長時間バイザーをはね上げてるヤツは少ないでしょう。
ちなみに、BOYAの営業に
「雨の日はどうですか?」
と聞いたところ、
『完全な密閉は難しいんで、隙間から少し雨水が内側に垂れてくることがあります。』
ということでした。
雪の中でバイザーをはね上げてたり、雨の中で滑ったりという、非常識な(?)使い方をしなければ、問題ないと思います(^^)
以上、ご参考までに。