2012年03月12日

霧の技術選

今年も八方に技術選を観戦に行ってきました。
昨年同様、金曜日の現地入りですが、例年と比べ競技日程が一日分後ろにずれて、金曜が本選、土曜が準決、日曜が決勝というスケジュールですから、たっぷり観戦できると楽しみにしていたのですが....。

初日、別ルートで現地に向かった廃人やマグロの到着が遅れていたため、一足先にゲレンデに向かいます。
DSC01501.jpg
現着時には曇りだったのですが、宿を出る頃には細かい雨が降り始め、名木山のトリプルリフトでは雪に変わりました。水分の多い、イヤな雪です(>_<)
コースコンディションの問題か、整地小回りがセントラルから名木山中壁に変更されましたが、とりあえずウスバでフリーを観戦します。コート脇では上国のスキー大学で同じ班だった仲間と遭遇してご挨拶。しかし、しばらくするとウスバもガスが出て、上部の視界が悪くなります。何度か中断しながらも競技は続きましたが、結局女子2班の途中で、これ以上の視界の好転は見込めないと判断され、種目がキャンセルされてしまいました。
IMG_0632.JPG
ウェアはびしょ濡れだわ、競技はキャンセルされるわで、完全にテンションが下がっちまいました。ワイスホルンで飲んだくれ、その後ちょいと滑って撤収です(^^;

そして2日目の土曜日。準決勝は4種目です。早速、整地大回りと不整地小回りが行われる兎平に上がりました。
まずは整地大回り。普段は一面コブになっている斜面を圧雪したコートを4回転で降りてくる「超」大回り競技です(^^
続いてすぐ隣で行われている不整地小回りへ。この頃から、前日同様ガスで上部が見えなくなってきました。濃霧の中、今大会で選手を引退する菅野智之選手が滑走してきます。と、中間地点で転倒。しかしすぐに滑走を再開します。そしてゴール直前、今度は前転しながらコース脇のネットを越えてコース外に飛び出す大転倒!オフィシャル(?)にぶつかった様子もあり心配されますが、濃霧で様子がわかりません。すると菅野選手、自分の脚で斜面を登りコースに復帰して、万雷の拍手の中ゴール。幸い怪我はなかったようです。
しかしガスは濃くなる一方で、競技は中断せざるを得ません。しばらく待ちましたが、再開される様子もありませんので、パノラマを2、3本滑走。少〜しだけ明るくなった気がして戻ってみましたが....。
DSC01505.jpg
2本のリフトの左側が大回りコート、右側が小回りコート。やっぱりダメです。
ここに至り、午前中の兎平での競技(大回り、小回り)のキャンセルが決定。特に不整地小回りは、技術選の華とも言える種目ですから、何とか実施したかったようですが、あの状態じゃ止むを得ません(>_<)
午後の競技として、兎平の整地バーンで小回り規制が予定されていましたが、当然できる訳がありません。2種目を実施して準決を成立させるため、リザーブの名木山のウェーブ斜面にコート変更されました。
午後はウスバの大回り規制を中心に観戦。ガスもウスバまでは降りてくることがなく、競技は順調に進行しました。ゴールドビブの金子あゆみ選手がまさかの転倒で、観客から溜息と悲鳴が上がるという波乱もありましたが、無事全員滑走終了。フラストレーションが溜まった一日でしたが、何とか準決勝は成立しました。

最終、日曜日。晴れてます(^^
DSC01531.jpg
せっかくだからと朝一で兎平に上がり、昨日キャンセルになった整地大回りの斜面を滑ってみることにしました。しかし、スタート地点に立つと....。
「こ、こえぇ〜!」
あの斜面を4回転で降りるなんて、頭のネジが2、3本飛んでないと無理です。オフィシャルサイトによれば、
『スピードがのってきた後半、恐怖心との戦いを目の当たりにできる種目。』
とのことですが、私にとってはスタート前から恐怖心との戦いでした(^^;
この日は、午前中にウスバでフリー。前日の転倒で大きく順位を下げた金子あゆみ選手が、かっとび娘の本領発揮。ギャラリーから拍手喝采を浴びます。
そして午後。最終のジャンプ台ランディングバーンでの小回りです。
IMG_0646.JPG
女子から競技開始。金子あゆみ選手がまたまた観客を沸かせますが、追撃及ばず、優勝は兼子佳代選手。
続いて男子。雪が柔らかいため、滑走順が遅くなるほど斜面は荒れてしまいます。他のコートであれば途中でデラ掛けの整備が入るのですが、ここじゃそうもいきません(^^;
バランスを崩す選手や転倒(前転しても、その勢いで立ち上がり、そのまま滑っていっちまうんだから....、大したもんです(^^;)する選手も出ますが、最後は丸山貴雄選手が圧巻の滑りで吉岡大輔選手を逆転。男子初の3連覇を達成しました。

競技は終わりましたが、大会はまだ終わりません。男女優勝者によるウィニングラン。そして....、
引退選手のファイナルランです。
太田真由美選手は、八方尾根スキースクールのウェアで斜面を慈しむように滑走。
伊東秀朗選手は、バックパックを背負って滑走。ゴールでスノードリルを取り出し、アルペンコーチとしての活動を表明しました。
最後にミスターデモンストレーター渡辺一樹選手が、何とセーターにデモパンで登場。斜面の途中で立ち止まり、雪を蹴り上げるという某スキー番組のオープニングを彷彿させるパフォーマンスまで見せてくれました。

選手を引退された皆様。大変お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

土曜日の晩ゴハンのとき、『来年の技術選の会場は、まだ決まっていないらしい。』なんて話をしていたのですが、ジャンプ台ですべてのプログラムが終了してから、MCのマッスル力也さんが『来年の技術選も、ここ八方で行われます!』と絶叫してました。
帰りがけに、宿のご主人に確認したところ、『へぇ〜、そうなんですか。お客さんの方が、情報早いんですねぇ。』と笑ってましたが(^^;
posted by スキー中毒者 at 17:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー
この記事へのコメント
宿の手配含めありがとうございました。

豊科迄の下道は裏を回ったので順調でしたが、中央道に入り雪でノロノロ。
結局自宅に到着は23時でした(^^;

不整地がキャンセルとなりなんか物足りない感はありましたが、初めて本選→準決→決勝と観戦して妙な満足感があります。

帰宅後、飲みながら撮影した引退選手のファイナルランの滑りを見たら涙でそうになりました。

渡辺一樹さんはスキーを初めた頃からのお手本でしたし、秀朗さんには何年も教え頂いてましたから…

Posted by 廃人 at 2012年03月12日 21:00
お疲れ様でした。

高速は微妙ですね。
渋滞情報では、中央道は順調なのに対し、関越は渋滞がひどいように見えたのですが、実際には渋滞の中でも40〜60kmで流れていたので、9時前には帰宅できました。

私も、予想もしなかったジャンプ台での逆転を見ることができ、満足しています。
しかしマグロさんにとっては、種目が半分キャンセルされたうえに視界不良で、観戦も滑走もフラストレーションがたまった3日間だったかもしれませんね(^^;
Posted by 中毒者 at 2012年03月12日 23:03
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/54406873

この記事へのトラックバック