2011年10月30日

安全対策専門知識特別講習会

本日は、東京都スキー連盟主催安全対策専門知識特別講習会という長ったらしい名前の講習会に参加してきました。
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テーマは「S−B−Bシステムの知識と理解」。
S−B−Bっていうのは、Ski-Binding-Bootsの略です。今までの安全対策関係の講習会では、発生した傷害(要するにケガですね)の分析や、その対策が中心でしたが、今回は用具の正しい知識を習得し、理解を深めることで、傷害の防止を考えます。

最初はバインディングについて。
まず、調整を有資格者に任せる理由をPL法と関連付けて、詳しく説明していただきました。
基本的にバインディングの調整は、その資格を持った技術者に行ってもらい、自分ではいじらないこと。バインディングの調整に当たるS-B-B認定整備技術者は、セミナーを毎年受講して、正しい技術を習得しているそうです。このセミナーを受講すると、そのショップには認定証やステッカーが交付され、受講者には認定カードが授与されるそうですから、こいつが掲示されていれば、安心できるショップの目安にもなりますね。ちなみに、受講したショップやスクールの名前が、セミナー主催の日本スキー産業振興協会のホームページで公開されるそうですので、公開されたら確認してみるのもいいでしょう。
今日の講習では、正しい解放値の算出についてだけではなく、バインディングの基本性能やブーツとの関係、そしてメンテナンス等についても解説をしていただきました。

休憩を挟んで、ヘルメットについて、ブーツについて、チューンナップについてと、講習が続きます。普段あまり聞く機会がない詳しい内容で、予定を30分程オーバーしても、まだ時間が足りないくらい。どれも大変興味深いお話で、非常に参考になりました。

最後に今回の講習会の修了証をいただきましたが、こいつを持ってると何か御利益があるのでしょうか....。
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posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー
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