今回のひとつの目的は、技選の観戦。「技術」という言葉には縁のない滑りの中毒者には、ナマ技選は初です。
八方の天候は雨(>_<)フツーなら絶対にゲレンデには出ないのですが、この日は仕方ありません。名木山から上がると、やってます、やってます(^^ 決勝の男女フリーです。
やっぱり、ナマは迫力あります。ビデオで見るのとはスピード感が全然違いました。
昼前に種目終了。びしょ濡れになった身体を温めるため、ウサギ平まで上ってひと休みです。お昼ゴハンを済ませて、最後の種目、ジャンプ台ランディングバーンでの小回りに向かいました。
到着すると、すでに女子は終了し、男子の競技が開始されていました。
前走は、オリンピック代表の皆川賢太郎選手という話だったので、ぜひ見たかったのですが....、間に合いませんでした(^^;
リザルトは最終種目でもどんでん返しはありませんでしたが、優勝選手によるウィニングランと、引退選手によるファイナルランでサプライズが!
女子優勝で9連覇を達成した松沢聖佳選手のウィニングランが、何とファイナルランに!他に女子では森幸選手が引退です。
そして男子。佐藤久哉選手がファイナルランに登場!会場もどよめきます。そして宮下征樹選手、竹節一夫選手もファイナルランです。竹節選手は「シュテムターン」で滑走開始。拍手喝采を浴びました(^^
翌朝、天気予報は晴れでしたが、実際には曇り。しかし、前日の雨を考えると、「降ってなきゃ、いいや。」という気分になります。
リフト券は、前日に引き続きClub Happoの会員登録により、お安く購入できました。携帯の画面に2次元バーコードを表示して、それをリフト券売場のおねーさんに見せるのですが、アナログおぢさんには初の経験です。
さて、無事リフト券も購入でき、廃人と一緒にリフトに乗ると、我々の声に反応して直前のリフトに乗車中のスキーヤーが振り返ります。
「あれ〜!?」
廃人と中毒者の正指受検仲間、養成講習会3班の“班長”でした。
班長が廃人にかけた言葉は、『菅平でテク受けるんですか?』
中毒者には、『飲み屋以外で会うの、珍しいですね。』(^^;
その後、班長と別れて山頂に向かいます。
上はガスがかかってて、何も見えません。
が、あきらめずにグラートクワッドリフトで上がってゆくと、突然ガスを抜け青空に!
いやぁ、素晴らしい風景でした。
そして山頂にはこんなカップルも(^^
足元はスキーブーツでしたから、この後は滑って帰ったんでしょうか?
午後になると、すっかりガスも消え、暑いくらいです。
広〜い八方を滑りまくり、ヘロヘロになって白樺ゲレンデに下りると、セパレートされたコースの中にゼッケンを着けた方々がいらっしゃいました。昨日の技選に引き続き行われたデモ選です。
観客はほぼゼロ(^^;大声どころか、普通の声でも憚られるような雰囲気でした。もちろんデモ選を見るのも、初。
そして中毒者にとって、今回の最大の“初モノ”は八方。
実は中毒者は、今回が初八方でした。昔から白馬方面はご縁がなく、行ったことがあるのはクラブ行事の会場となる五竜(と隣の47)くらい。廃人を始め、3人の仲間と(日曜日の)天候に恵まれ、素晴らしい初モノ尽くしでした\(^o^)/
お疲れさまでした。
最終日は「これぞ八方!!」っていう景色も眺めることができて良かったです。
しかし、今シーズンは1月に行った野沢にしろ今回の八方にしろ長い距離を滑ってますね〜 (^^;
これも改定された「自然で楽なスキーのすすめ」のお陰でしょうか?
しかし技戦の滑りを見る限りでは「楽なスキー」とは思えませんが・・・
初八方にはしゃいで、「自然で楽なスキー」なんて、どっかに吹っ飛んでました(^^;
技選だけじゃなく、デモ選の滑りも選手にとっては「自然で楽」ではなかったようにも見えました。