2024年03月20日

妖怪と戦いしさのさか

日曜日。
二日間の滑走でかなり疲れてますし、帰りの運転もありますから、この日は早めに上がる予定です。
そもそも昼過ぎから雨予報だしな。
こういうときにはさのさかです(そうなのか?)。

朝メシ食って、荷物まとめて、チェックアウトしたのは8時過ぎ。
信濃大町駅前の商店街を抜けたあたりで、フロントガラスに雨粒が落ちてきました。
天気が崩れるのって、午後じゃなかったの....?

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30分もかからず、さのさかの駐車場に到着。
決して強くはありませんが、雨ですねぇ。

こちらのスキー場、ファミリーもいらっしゃらない訳ではありませんが、ガチなスキーヤー、スノーボーダーが多いというのが私の印象。
その印象を裏切らぬように、周囲の車では雨をものともせず準備をして、黙々とゲレンデに向かう方ばかりです。
例外的なお気楽スキーヤーの私は、もちろん車の中で待機(^^;

その甲斐あってか、しばらくすると雨はほとんど止みました。
多少のポツポツには目をつぶり、私もヨボヨボとゲレンデに向かいます。

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踏切を渡ってセンターハウスへ。
チケット売場では迷わず
「4時間券お願いします」

時刻は9時ですから、13時まで滑れます。
いや、滑ることはできますが、もちろんもっと早く撤収するつもりです。

IMG_4746.jpeg

まずは正面のカービングゲレンデ。
中間部リフト側がセパレートされ、スノーボードの三角フラッグがセットされてますが、特に狭くは感じません。
けど1本滑ってクワッドリフトへ。

リフトを降りて上部が見えるところまで移動。
トップに上がるリフトの乗り場は、もう少し上です。
あ、レイクダウン側のリフト経由じゃないとダメなんだっけ?

レイクダウンへの連絡コースとは反対側にゆるゆると下りちゃいましたが、再び上がる気は毛頭ありません。
そのままリフト沿いにパラダイスを下り、再度クワッドに乗車。
今度はレイクダウンに向かいます。

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レイクダウンのクワッドでコーストップに上がると、眼下に青木湖が広がっています。
かぐらのパノラマコースから見る田代湖もキレイですが、こちらの方が間近に見えて迫力が違います。

先ほど上がろうとしたニューパラダイスゲレンデは後回しにして、レイクダウンを数本。
その後、ニューパラダイス側への連絡通路を通ってトップに上がるペアリフトに乗車します。

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リフト下に掘られたコブは見なかったことにして....

やや急な斜面ですが、雪が柔らかいのでそれほどスピードは出ません。
しかし滑ってる人が少ないので、転んだらこっ恥ずかしいよなーと思いながら大回り。
無事下りられたことに満足して、こちらのコースも数本滑ります。

再びレイクダウンに行くと、上部はともかく、最下部の緩斜面になるととたんに滑りが悪くなります。
早くも妖怪板掴みが登場した模様。
昨日も妖怪退治に使ったワックス、黒固形を塗ってみますがあまり効果はありません。

ニューパラダイス側に戻り、パラダイス〜パラダイスダウンヒルと滑りボトムまで下りても、こちらは板の滑りは悪くありません。
なら、こちら側で滑ってりゃいいじゃんとも思いますが、やっぱりレイクダウンにも行きたいんですよねぇ。

両方のゲレンデを行ったり来たりしているうちに、レイクダウンの妖怪さんは少しずつ斜面を上がってきたようです。
黒固形を塗って、中間部までは妖怪との騙し合いのように滑ることはできますが、下部の緩斜面も滑らない訳にはリフトに乗れませんし、センターハウス側に帰ることもできません。
直滑降でも止まり、スケーティングでも進まない、超ストップ雪に苦しめられます。

疲れ切ってセンターハウスに戻り、ひと休み。
再びゲレンデに出て、よせばいいのにまたまたレイクダウンへ。
緩斜面の妖怪に捕まりながらも何とかリフトに乗車し、コーストップ。
滑りだした瞬間、悟りました。
「ダメだ、こりゃ」
レイクダウンでの妖怪との戦いは完敗です。

ニューパラダイスを数本滑ると、時刻は12時半です。
リフト券はあと30分使えますが、もういいや、撤収しよう。

年始に来たときには、雪不足でまともに滑ることができない状況でしたが、今回は予想以上に雪はしっかりと付いていました。
誤算は妖怪の跋扈です。

ここ数年、なかなか良いコンディションで滑れないさのさかですが、それでもやっぱりキライじゃないんだよなぁ。
posted by スキー中毒者 at 05:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー
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