だったのですが、最近の暖かさで雪融けが進み安全が確保できないとの判断で、火曜日に中止が決定されHPやSNSで発表されました。
その日の夜、自宅最寄り駅を出たところでiPhoneが振動します。
『石井スポーツカンダコンペカンのN川です』
「あ、中止ですねー」
『ご迷惑をおかけして申し訳ありません。何とかやりたかったのですが』
「いやー、この暖かさじゃ仕方ないです。来年楽しみにしています」
ということで土曜日の予定が空いちゃいました。
さて、どこに行くか?
(行かないという選択肢は無いのか?)
あたりまえですが、暖かいのは菅平だけではありません。
予定より早くクローズしちゃったり、かろうじてオープンしていても青息吐息のスキー場も少なくありません。
自分の予定を確認すると、翌週と翌々週は野沢で、その後は丸沼、かぐらとなってます。
まぁ安全牌ならかぐらだよな。
たまには田代から上がってみるか....
すっかりその気になったのですが、考えてみれば3週間後の丸沼って、雪が残ってるんだろうか。
とりあえず現状を確認すると、ゴールドとイエローが滑走不可となっていますが、トップからボトムまで滑って降りることはできそうです。
リフト代は春シーズン料金になっていて通常の600円引き。
ふと思いつき会社が契約する福利厚生サービスを検索してみると、1,000円割引のクーポンがありました。
この週末までは駐車料金がかかりますが、これはかぐらだって同じだしな。
丸沼に決定です。
金曜の夜。
準備をして、目覚ましの時刻を合わせて就寝。
そして土曜日。
けたたましい目覚ましのアラームではなく、爽やかな朝の光で目が覚めました。
ん?何でこんなに明るいんだ??
目覚まし時計を見ると5時20分。
あれ、4時半にセットしたのに....
はい、時刻は合わせましたが、アラームをセットし忘れてます。
結局出発は5時50分。
幸い関越の渋滞はほとんど無く、3時間程度で現着できました。
料金所で駐車料金を支払い、一番奥の第1Pへ。
へー、結構駐まってんな。
結構どころじゃありません。
ほぼ満車で、駐車場端っこの崖に向かって駐めるよう誘導されました。
9時でこれですからね、他がクローズして行き所のない皆さんが集まってきたんでしょうか?
センターステーション2Fのチケット売場にも列ができています。
こんなに混雑する丸沼って、久しぶりです。
当然ゴンドラも長蛇の列。
幸いシングルレーンは空いてましたが、それでも乗車まで15分程度かかりました。
トップから分岐を直進するしらねコースはクローズしていますが、左に曲がるからくらコースはまずまず。
凍った雪がやや緩んだ滑りやすいコンディションです。
しかし第3ペア降り場付近から雪が急激に緩み始め、バイオレットまで下りるとザブザブ。
無理な操作はできない重い雪に変わりました。
当然お隣のグリーンコースも同様。
奥に見える悲惨なコースはゴールドです(^^;
午前中はゴンドラを使っていたので気付きませんでしたが、午後、第5スーパーツインに乗ると、バイオレットとリフトを挟んで右側のローズ下部もオープンしていました。
土が大きく露出したところがあるものの、避ければ滑走に問題はありません。
滑る人が少ないからかそれほど荒れてなく、大回りは無理ですが、小回りは快適でした。
遠目にはそれほど悪いと思わなかったシルバー。
入ってみると、コブの谷間に土やブッシュが出まくりです。
まぁ出てなくても上手く滑れるわけじゃないんですけどね....
ちなみに上部の急斜面から下は、コブのラインは1本だけで、あとは単なる荒れ地でした。
シルバーは1本で諦め、あとはバイオレットの大回りとローズ下部の小回りを交互に滑ります。
斜度は大したことありませんし、距離も短いのですが、雪が雪ですからやたらと疲れました。
15時前に撤収です。
最後にICチケットを返却したいところですが、センターステーションまで下りると駐車場まで上り坂を歩かないといけませんので、ゴンドラ線下から早着Pを抜け、シャレー丸沼の脇を通って第1Pに戻りました。
チケットは次回返すから勘弁してね。
シーズンが長い丸沼ですし、コースにはまだまだ雪が残ってはいますが、4月1日ということを考えると、かなり少ないように思えます。
今シーズンもGWまでの営業を予定しているようですが、果たしてどうなることやら....。