2023年03月16日

リフト1本2,000円の八方

土日は八方で技術選の観戦でした。
自分のBlogを遡ると、前回の観戦は7年前、八方は6年前が最後です。
その後、技術選の会場がルスツに移ったり、コロナ禍だったり、その間に定宿が廃業しちゃったりと、技術選からも八方からも足が遠のいていました。

今回の宿泊は、年末年始にもお世話になった信濃大町駅前のホテル。
八方までは当然自分の車で移動するのですが、八方の駐車場って何時頃満車になるんだ?
Twitterで聞いてみたところ、八方の常連さんが教えてくれました。
普段の土日は、名木山近くの第3や第6は7時台であれば何とかなるようですが、技術選のときはもうちょい早く満車になりそうとのこと。
信濃大町の駅前からだと、朝でも30分はかかりますからね。
楽しみにしていたバイキングの朝食は諦めざるを得ません(>_<)

土曜日。
6時半、食堂に向かう宿泊者を尻目にホテルを出発します。
商店街のコンビニに立ち寄り、八方の第3駐車場には7時10分に到着。
直前を走る軽自動車に続き駐車場に進入すると....、えー!満車じゃん。
他にも空きを探してる車がいらっしゃいます。
前の軽は一番奥の通路まで進みますが、付いて行っても仕方ありませんから、私は手前の通路へ曲がります。
え....、あれ....?
1台だけ空いてました、ラッキー!

回りを見ると、登山客も結構いらっしゃいます。
もうそんな季節なんですね。
ゴンドラとリフトを乗り継いでトップまで上がるために、ゴンドラ乗り場まで歩いて行きやすい第3駐車場を利用されるんでしょうか。

一緒に観戦予定の仲間は第6に駐めたようで、あちらはまだ少し空きがあるとのメッセージが入りました。
私も明日は第6にしよう。

車内で朝メシ食って、名木山に向かいます。
仲間と合流。
一般客のリフト乗車は8時からですが、乗り場は長蛇の列です。
列が捌けるのを待って乗車。
名木山トリプル〜リーゼンクワッドと乗り継いで、決勝コートの兎平に到着です。

IMG_0567[1].JPG

懐かしいなぁ、この雰囲気。
競技は兎平の整地と、リフトを挟んだお隣のソデグロで行われていますが、とりあえず兎平のギャラリー席に場所を確保して、観戦開始です。
しばらく技術選をフォローしていませんでしたから、MCによるBib No.と選手名のアナウンスを聞いても、知らない方が多いです。
ちなみにこのMC、フリーの女性アナウンサーとのことでしたが、めっちゃ聞きやすい。
さすがプロですねぇ....。

なお競技ごとのスタートリストは、基本的にはネットで見ることになっているようで、会場周辺に掲示されているQRコードを読み込めば、大会ホームページに接続されると、盛んに案内をしています。
しかしiPhoneの調子がすこぶる悪い。
アンテナは5本立っていますが、ネットに繋がりません。
仕方なく再起動、それでもダメなんでもう一度再起動。

いや、私のiPhoneのせいじゃありませんでした。
周囲からも『繋がらねー』とのボヤキが聞こえてきます。
ネットを積極的に利用するのはいいのですが、であればネット環境がもうちょいマシになって欲しいです。

まぁ最悪、この大会で選手を引退される丸山貴雄さんのスタート順だけ確認できればいいんですけどね。

兎平(とソデグロ)の整地競技が終了した後は、会場移動。
アルペンペアで黒菱のコブに向かいます。

IMG_0587[1].JPG

朝からずっと天気が良く、黒菱で観戦していると太陽が左手からだんだん正面に移動してきました。
気温が高く暑いくらいなので、ウェアのジャケットは脱ぎ、首から上はキャップにサングラス。
屋外だし、密じゃないし、まぁいいかとマスクを外していたら、この時間になって顔がひりひりし始めました。
やべ、雪焼けだ。
時すでに遅し、太陽の動きに合わせて、顔の左半分が右側の5割増で黒くなりました(^^;

この日の競技終了は15時。
黒菱のクワッドで上がったら、あとは名木山まで下りるだけなんですが....

IMG_0589[1].JPG

兎平はコブ、リーゼンもコブ、ウスバもコブ、最後の名木山パブリックもコブ。
そのうえどのコースも下山するスキーヤーでうじゃうじゃしてますから、滑りにくいことこのうえありません。
終日座っていたため、股関節はガチガチに固まっており、ベースまで下りたときにはヘロヘロでした。

日曜日。
前日の第3駐車場の混雑にビビって、6時にホテルを出発し、現着は6時40分。

IMG_0597[1].JPG

まだまだ空きがある第3駐車場を横目に見ながら、この日は第6駐車場です。
私は車内で朝ゴハンのおにぎりにかぶりつきますが、回りでは選手やサポートスタッフが準備をして、続々とリフト乗り場に向かっています。

IMG_0598[1].JPG

一般客の乗車が始まる直前のリフト乗り場はこんな感じ。
なかなかの混雑っぷりですが、トリプル2本でそれなりの機動力がありますから、10分程度でほぼ解消しました。

この日はスーパーファイナル〜ウイニングマッチで、すべて兎平で行われます。

駐車場情報を教えてくれたフォロワーさんから、朝イチでメッセージが入り、ギャラリー席で会うことにしたのですが、ネット環境は相変わらず。
運良く先方からのメッセージを受信できても、こちらからの返信はアップできず....。
それでも何とかお目にかかることができ、短い時間でしたがお話をしながら観戦しました。
momoさん、ありがとうございました!

前日同様天気は安定しており、競技は順調に進みます。
八方の技術選っていうと、大抵ガスか爆風で種目のキャンセルやコート変更が発生するのですが、今回はそんな気配もありませんでした。

今回の技術選は、評価の観点とか全くチェックしていませんでしたが、見ていると何となく分かります。
しかし、点が出る滑りが好きかどうかは別の話。
たとえ点が伸びなくても自分が好きと思える滑りに拍手を送りながら、楽しく観戦しました。

この技術選で引退する丸山貴雄さんの、選手としての最後の滑りは兎平のコブでした。
名前がコールされると、ギャラリー席から大きな拍手が沸き起こり、他の選手のサポーターを含め、あちこちからチアーホーンが鳴り響きます。
もうね、点数なんてどうでもいいです(いや、良くはないけど....)。
最後の滑り、しっかりと目に焼き付けました。

すべての競技が終わって表彰式に移ると、撤収する方も多いのですが、私はそのまま待機します。
きっと、いや絶対、丸山貴雄さんの引退ランがあると信じて。

大会スタッフとして参加しているスクールのイントラが、全員で兎の斜面をデラ掛け。
そして最後のコール。
引退ランのスタート....、え?そっち??
貴雄さんらしく、コブでした(^^;

鬼気迫る渾身の滑りは、OGASAKAがinstagramにアップしたこちらの動画をご覧ください。

貴雄さん、お疲れ様でした。
そして素晴らしい滑りをありがとうございました。

この土日は観戦が目的でしたから、フリーで滑ることはありませんでした。
リフト乗車も競技会場への移動のためだけ。
土曜日は名木山トリプル、リーゼンクワッド、アルプスペア、黒菱クワッドの4本で、日曜日は名木山トリプルとリーゼンクワッドの2本です。
一方リフト券は、前夜にWEBショップで購入した2日券が12,000円。
割り算すると....

リフト1本2,000円の八方でしたww
posted by スキー中毒者 at 11:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー
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