石井スポーツでは扱いのないメーカーや、太板も多数出てきますから、毎年楽しみにしています。
そして先週に引き続き、"ウェルカム信州アクティビティ割"利用で、ちょっとお高い野沢のリフト券も半額です。
先週の菅平も決して近くはありませんが、野沢もそこそこ遠いです。
それに駐車場がね....。
長坂に入れるとは思いませんが、せめて柄沢には駐めたいよな。
ということで、気合を入れて4時40分に自宅を出発。
練馬までの下道は順調、関越に乗っても鶴ヶ島渋滞も駒寄渋滞もなく快調に走行します。
あとちょいで塩沢石打ICというところで、前方にやけにゆっくりと走る数台の車が見えました。
それまでも制限速度+αでの走行でしたが、さらにアクセルを踏み込み追越車線へ。
と、前の集団の中から1台のトラックも車線変更、しかしスピードはほとんど上げません。
「?」
と思いつつ、速度を落として後ろに付いて走ると、集団の先頭は白いマークX。
ルーフには、消灯しているものの赤色灯が鎮座しています。
「やべぇ、覆面がいたのか....!」
トラックの運ちゃんにガードしてもらわなかったら、塩沢石打でSA側に誘導され、サインをねだられるところでした。
運ちゃん、ありがとう!
事なきを得た後は、十二峠を越え、8時に野沢温泉到着です。
一応長坂に行ってみますが、当然のように満車。
柄沢の第2駐車場も、8割方埋まっていました。
シャトルバス待ちの列も長かったため、歩いて長坂に向かう方もいらっしゃいますが、私は当然バスを待ちます。
今回は会場がやまびこエリアですから、一応板も担いで....。
長坂のセンターハウスに着いて、チケットを購入するため板を置くと、何やら行列が。
ゴンドラ待ち?
いや、ゴンドラ乗場はガラガラです。
チケット売場の行列でした。
最後尾は下の道路まで延びてます。
どうやら信州なんちゃらを使う方が多かった模様。
この信州なんちゃら、アソビューというサイトで事前にクレジットカード決済までは完了するのですが、最後の発券だけは窓口で行う必要があるため、こんな状況になっちゃったみたいです。
行列末尾にいたスタッフのおっちゃんに
「大繁盛だねぇ」
と声をかけると、
『こんなの初めてだぁ』
と呆れた表情でした。
この日は某都連の指導員研修会も入っており、9時半にやまびこエリアに集合とのこと。
参加者の皆さまはそれなりに時間に余裕を見たようですが、想定外の行列にビビッてました。
それでも7つある窓口のうち6つを開け、社長自らがお客さんを空いた窓口を案内しており、30分もかからず発券が完了しました。
ゴンドラでやまびこエリアに上がったのは9時20分。
第一波は過ぎ去ったのか、試乗会の受付は空いてます。
会場はいつもの風景。
この日の私のお目当ては太板なので、先週の菅平で好印象だったATOMICの太さ違いから試乗開始です。
先週の菅平同様、いい天気。
そして輪をかけて暖かいです。
この時間でこの状況では先が思いやられますが、まぁ雨よりはいいよな(^^)
試乗に使うコースは、やまびこのDとE。
1本の試乗時間の目安が20分とされてますので、A,B,Cに行くと帰って来られなくなっちゃいます。
1時間もするとリフトも混雑し始めますが、皆さん行儀よく並びますから、上部のやまびこフォーリフトのように、カオスな状態にはなりません。
私は板1台につきリフト2本で試乗しましたが、コースが長いこともあり、板を選ぶ時間も含めると、30分に1台のペースとなります。
ATOMICの後、ARMADAを2台、FACTIONを2台試すと、時刻は12時。
昼メシを食いたいところですが、後回しにして試乗を続けます。
朝からトイレにも行ってません(^^;;
食事にしても、トイレにしても、レストハウスやまびこまで、ビミョーな距離をビミョーに下りなくちゃいけないんですよねぇ。
去年もそうでしたが、戻る手間と時間を考え、どちらも試乗終了後としました。
斜面はこんな感じで、だいぶ荒れてきました。
BLASTRACKを2台、去年好印象だったICELANTIC、そして久しぶにSTÖCKLIの太板を試すと、時刻は14時です。
やまびこDコースは....
全面浅いコブ。
太板の中回り(お客さんが多いので、さすがに大回りは危ない)が楽しいです。
ちなみにDコース下部やEコースは、ここまで荒れませんでした。
しかし脚はもう限界です。
『もう一回、そこがスキーのやめどころ』
いや、やめどころはだいぶ前に過ぎてるだろ(^^;;
受付でアンケートに答えて試乗終了。
担いで上がったものの、今回も出番はありませんでした。
長坂まで滑って降りることもできたようですが、私は当然ゴンドラで下山します。
バスで柄沢の駐車場に戻った後は、スパリーナへ。
メシはやっぱりコレですね♪
16時前に現地発。
帰路も石打経由ですが、十二峠ではなく、数年前に開通した当間TNを通り、大沢山TNを抜けてみることにしました。
R117の山崎交差点を直進し、当間入口交差点を右折してr76に入ります。
後続車も対向車もいない道をしばらく走ると、上国の当間ゲレンデ下を通過し、その先が当間TNです。
以前はここだけが細い山道で、降雪時はもちろん、雪が無くても走る気にはならず、大沢山TNを利用するときは、R117との間はr334を利用していましたが、一気に快適になりました。
十二峠経由と比べると距離は伸びますが、起伏もカーブも緩やかで車も少ないので、時間のロスはそれほどでもなさそうです。

ちなみに後でGoogle Mapで調べてみると、+4km、+4min程度ですから、普段からこちらを使ってもいいのかもしれません。
この日のハイライトは、何と言ってもリフト券半額行列。
信州なんちゃらは、コロナ対策の緊急キャンペーンですから、細かい対応が難しいのは止むを得ません。
しかし、Web販売や自動発券機に対応しているICカードを利用しているスキー場でも、すべて窓口経由というのは残念なところ。
せめてQRコード発行により自動発券機が使えるようになると、ありがたいですね。