金曜夜から中央道や関越道では冬用タイヤ装着規制の区間が出始め、テレビのニュースでも不要不急の外出を控えるよう呼び掛けていました。
でもまぁ、スノークラスタにとって、スキーやスノーボードは必要かつ緊急の外出に該当するからな。
土曜日の5時に自宅を出発し、首都高〜中央道でブランシュに向かいます。
高速は空いてます。
道路交通情報では、小淵沢から先が冬用タイヤ装着規制とのことでしたが、路面は完全ドライでタイヤチェックもありませんでした。
次の諏訪南ICで降り、信号を左折します。
道路は凍結しており、地元ナンバーの車もかなり慎重な運転。
最初の交差点、御射山では渋滞が発生していました。
また登れない車が出たかなー。
ここ、大した坂道じゃないんですけど、凍結すると信号待ちの車が再発進できなくなることが多いんです。
この日も、交差点の手前で2台が止まっており、それを避けようとしたのか対向車線に出たトラックも身動きでできなくなってます。
私のアウトバックも、その間をすり抜ける際に一瞬VDC(横滑り防止装置)が作動しましたから、スタッドレスが3年目ということを差し引いても、相当に滑りやすかったようです。
八ヶ岳エコーラインを抜け、大門街道へ。
芹ケ沢の交差点から集落を抜け、しばらく走るとまた渋滞です。
大門峠はまだまだ先ですが、一向に動きません。
今度は、音無の湯という温泉施設の少し手前で動けなくなった車が多数。
路肩というより、走行車線で止まってました。
状況さえわかれば、対向車線に出て、前に出ることができます。
大門峠の少し手前から圧雪路に変わりましたが、雪道登坂能力の低い車は手前でふるい落とされてますから、どの車も順調。
心配した大門峠を越えた下り坂も融雪剤をたっぷり撒いてくれたようで、凍結はしていませんでした。
下道に約1時間半かかって、ブランシュに到着です。
今シーズンも安定のブランシュ品質(^^;
滑れるのは、ロマンチック〜ファンタジーの1コースだけですが、雪はしっかり付いてます。
スキー場は、雪の薄い部分があるとアナウンスしていましたが、コースの端でも土はおろかブッシュが出ているところもありません。
硬いベースの上に、自然降雪とスノーマシンの雪が乗って圧雪された、素晴らしいコンディションです。
ちなみに気温は....
-15℃を下回ることも珍しくないブランシュですから、まぁ普通とも言えますが、やっぱり寒いです。
この寒さで、スラロームコースでもスノーマシンが全開で吹いてますが、ちょっと足りないのかな?
前日の雨で雪が少し消えたのかもしれません。
ファンタジーコース。
真ん中でセパレートして、半面でゲートトレーニングしてるかと思ったら、やってませんでした。
朝は空いてましたが、次第にファミリーで繁盛してきます。
でも、しっかりと雪を付けてくれて、コース幅いっぱい使えますので安心ですね。
ファンタジーコース下、レストランポテトの隣には女性専用トイレも用意されてます。
入ったことないからホントのところはわかりませんが、入口と同フロアにトイレがある造りのようですから、使いやすいと思います。
え、男性用トイレ?
もちろんあります。
若干の格差は感じますけど(^^;
寒さに耐えかね、11時過ぎにランチ。
レストハウスバウムには、和食・洋食・中華と3軒のレストランが入ってますが、私が利用するのはいつも中華の湖北さんです。
早速ご挨拶し、ちょうどお客さんの切れ目だったため、少しだけ立ち話。
で、注文は....。
「えっとね」
『今年も角煮で行きますかー!』
「お願いします」
大きな角煮が3切れに、麻婆豆腐も付いてくる角煮定食は、私の好物。
ここ数年、これ以外食ってません(^^)
美味しかった!
今シーズンもよろしくお願いします。
少し離れたテーブルには、しろっくまんが座ってます。
いや違った、スクールの小宮山耕平SAJデモが座ってます。
以前スキー大学でお世話になったこともあり、ちょこっとご挨拶。
食後は湖北さんでサービスしていただいたコーヒーを飲みながら、まったり。
『外は寒いから、お尻に根が生えちゃいますねー』
なんて冷やかされながら....。
のんびりしていたら、2時間近くが経過しています。
外はまだ寒そうですが、出撃しましょう。
大分あったかくなってます。
(ちなみにこの後、また-10℃まで下がりました。)
ベースの雪が硬いので、午後になってもブッシュが顔を出すことはなく、荒れもほとんどありません。
クワッドリフトの待ちも、限りなくゼロ。
最大でも20秒待ち程度だったと思います。
15時過ぎまで快適に滑走を続け、撤収。
いつもならシーズンオープン初日にお邪魔することが多いブランシュですが、先週のオープンは研修会と重なったため、1週遅れの訪問となりました。
今シーズンも、変わらぬ快適なブランシュに迎えられ、楽しい1日を過ごすことができました。
またお邪魔します!