2021年04月13日

2022スキー試乗@野沢

4/10(土)に野沢温泉スキー場で開催された、スキー場主催の試乗会に参加しました。
当日の天気は曇り時々晴れ。
オープンしているのは山頂のやまびこエリアだけですが、試乗にはDコースを使いました。
前日に雪が降ったため、午前中の圧雪バーンは大変良いコンディションでしたが、昼頃から荒れが目立ち始めました。

ICELANTIC SABA PRO 107
L177/R20/137-107-127
IMG_3550.JPG
ICELANTIC SABA PRO 117
L177/R20/147-117-137
IMG_3558.jpg
センター幅が違う2台を続けて試乗しています。
先週の試乗は荒れてボコボコの斜面だったので、整地ではどうなるか気になっていました。
まずは大回り。
多少なりともズレながら回るのかと思ったら、結構しっかり食い付きます。
もっと食わせてやろうと内傾を強めるつもりで、ただの内倒になると外脚がすっぽ抜けるのは、どんなスキーでも同じこと。
小回りではさすがに切り替えでもたつきを感じますが、そこで無理やり回さず、スキーが回頭を始めるのを待てれば問題ありません。
正直、センター幅の違いは、切り替え時のタイムラグの違い程度しか感じませんでした。
この板は、自分から積極的に働きかけてその挙動を引き出すというより、雪面からの抵抗を受け止めるように使うタイプだと感じました。
そのため、普段俗に言う基礎板に乗ってる方の好みは分かれるんじゃないでしょうか。

ICELANTIC PIONEER 96
L174/R17/131-96-118
IMG_3565.jpg
踏めば撓む板、と勧められたのがこちら。
踏む〜撓む〜解放する〜走る、という私にとってはお馴染みの動きを見せてくれる板です。
かなり踏み応えがあり、滑走中の足元のしっかり感はなかなかのもの。
バタつきもなく、滑走中は非常に安定しています。
エッジホールドは強めですが、緩めればズレてくれますし、回旋動作にも素直に反応しますから、コントロールはしやすいと感じました。
基本的には大〜中回りが気持ちいい板ですが、板の返りをうまく使えば小回りだって問題ありません。
センター幅の広さを全く感じず、オールラウンドに使える板だと思います。
個人的にはかなり気に入りました。

BLASTRACK FARTHER
L176/R17.6/124-92-112
IMG_3580.jpg
操作性は軽く、安定性も悪くはありません。
ただ直前のICELANTIC PIONEERと比べると、やや足許の重厚感に欠けるようにも思います。
このあたりは良い、悪いではなく、好みの問題ですね。
大〜中回りでは、切れの良い滑りから、ズレの多い滑りまで、対応可能。
小回りでは、ポジションにややシビアさが求められるようです。
また、踏んだだけだと期待したほど回り込んでくれませんから、積極的な回旋が必要だと思います。
全体的に、踏み込んだときに板がもう少ししっかりと、雪からの抵抗を受け止めて欲しいと感じました。

KNEISSL RIDE STAR
L172/R18.5/12.7-88-113
IMG_3583.jpg
ここ10年乗っているSTÖCKLIを覗きましたが、目ぼしい板が出払っています。
隣のBLOSSOMは乗り尽くしてますし、スタッフも相手にしてくれません。
仕方なくそのまたお隣のKNEISSLへ。
RED STARのSCは菅平で試したと言ったら、出てきたのがこれ。
何でもできますよ、という触れ込みです。
実際、滑ってみると大回り、中回り、小回り、どれもOKのオールラウンドモデル。
安定性も悪くないし、操作性だってまずまず。
コブにも入れます。
でもねぇ、これ!という特徴が感じられず、あまり面白くないんですよ。
あくまでも個人の感想ですが....。

ROSSIGNOL Super VIRAGE
L166/R13/122-68-104
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大回り、OKです。
中回り、OKです。
小回り、OKです。
切り替え、早いです。
雪面に吸い付くように安定しています。
ポジションもシビアじゃありません。
何でもできます。
デザイン、ダサいです。
個人の感想です。

STÖCKLI LASER CX
L170/R14.1/101-69-122
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相変わらず扱いやすい板です。
ターン弧も選びません。
走り過ぎない安心感。
仕掛けた分だけ動く安心感。
余計なことをしない安心感。
これを刺激がないと感じる方も多いかもしれません。
柔らかく、返りも強くありませんから、女性やシニアにも向いていると思います。

STÖCKLI LASER SL
L165/R13.6/98-66-120
IMG_3596.JPG
現在乗っているのは一世代前のSLです。
それと比べると、テールがやや強くなった気がします。
これを上手く使えばターン仕上げでの抜けが良くなるのでしょうが、油断して切り替えに向かって荷重を抜きすぎるとテールが暴れます。
この返りの強さを手懐けられない私には、前モデルの方が向いています。
ちなみにSLというネーミングですが、普通の人が普通に大回りする分には、何の問題もありません。

STÖCKLI LASER SC
L170/R14.9/104-72-123
IMG_3600.JPG
斜面は荒れ始めていますが、非常に安定しています。
ポジションにも良い意味でルーズさが感じられますから、扱いにくくはありません。
エッジングを強めていったときには、ガッチリ食い付いたキレッキレのターンにはならず、微妙にズレながら切れていく感覚がありました。
ただ、SL同様、切り替えで荷重は抜かない方がいいと思います。
CX、SL、SC、どれもオールラウンド性はありますが、SLが若者向け、SCがミドル向け、CXがシニア向けといったところでしょうか。

BLASTRACK VERSANT
L178/R17.3/133-103-120
IMG_3606.jpg
この日10本目の試乗で、テスターの脚力はそろそろ限界。
張りが強めの板なので、しっかりと踏む必要がありますが、それが難しくなりつつあります。
ポジションも全体的に遅れ気味。
そんな状態だと、硬い下地が出始めた斜面で、どうしても安定しません。
ターンの導入ではトップが逃げ、特に小回りに苦労しました。
2年前の試乗での好印象は、元気だったから、なのでしょうか....。

ICELANTIC RIVETER 104
L169/R14.5/139-104-126
IMG_3612.jpg
ヘロヘロなんだからもうやめればいいのに、懲りずにあと1本。
この荒れた状況で、好印象だったPIONEERがちょい太目だったらどう感じるのか....。
と思ったら、コレを勧められました
グサグサだったり、ボコボコだったり、ガリガリだったりする斜面ですが、足許のしっかり感は健在です。
板がバタつきませんから、ヘロヘロの脚でも何とかなります。
大〜中回りでは、グサボコ雪を蹴立てるように、切れの良いターンを刻みます。
小回りは....、センター幅が広くなったから?疲れが限界で?いや、そもそもが下手くそなもんで、マトモなターンになりませんでした。
しかしこの板の対応力には驚きました。
朝に試したPIONEERがセンター96で長さが174、このRIVETERはセンター幅が+8の104で長さは-5の169です。
いただいたカタログを見ると、RIVETER 104には177って長さ設定もあるじゃないですか。
こっちだったらどんな印象になるんだろうなー、なんて妄想しつつ、やっぱりカタログなんて貰ってくるもんじゃないと反省しています。
posted by スキー中毒者 at 17:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | スキー
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