2018年02月14日

2018クラブ行事@斑尾

この3連休は、斑尾高原スキー場で、所属クラブの行事に参加しました。
『参加しました』って言っても、私が行事担当ですから、そんなノンビリしたもんじゃありません(^^;
万が一にも遅刻はできませんので、今回も前乗りで前日夜中に現地入りです。

金曜の夜、関越道を走っていると、iPhoneに着信がありました。
Bluetoothで転送されたカーナビからハンズフリーで応答すると、今回参加予定の後輩指導員でした。
『すみません、仕事でトラブりました。明日はその対応で....。』
「現着予定は?」
『何とか夜にはと思ってます。』
げ....。
今回は参加する指導員が少ないため、講師役としてカウントしてたんですけどorz
ちなみにこの後輩指導員、気の毒なことに3年前にも斑尾滞在半日で仕事に引き戻されてます
講習担当、再考しなくちゃ。

BQOQ0125[1].JPG

1時前、到着。

MFKY3390[1].JPG

3時半、就寝(^^;;

翌朝、まずはホテルにご挨拶。
続いてスキー場事務所へ。
連日、日本海側の大雪のニュースが流れてますので、どこのスキー場も雪が多いように思っちゃいますが....。
『ここ数日は毎日雪の予報なんですけど、降らないんですよねぇ。』
道路に雪がないのは助かりますが、ゲレンデに雪がないのは困ります。
いや、ゲレンデには充分雪があるのですが、このスキー場はMADAPOWと呼ぶパウダースノーを売り物にしてますから、コースが白くなる程度じゃダメなんですね。

去年は半日パウダーで遊ばせていただいたんで、今年も念のため(?)BLASTRACKのセミファットは持ってきたのですが....。
雪以前の問題として、遊んでられないよなぁ(^^;

そして、いつもスキー大学でお世話になっている北川友弥デモにお会いするため、スクールへ。
慌ただしい時間帯でしたが、ご挨拶できました。

VSGL6237[1].JPG

初日は、青空が広がるいい天気です。
講師の担当を再編した結果、私の生徒さんは、この日が人生2日目のスキーという女性になりました。
人生初スキーは、半月ほど前、中里のスクールだったそうですが、まずは超緩斜面で基本動作を復習。
そしてホテル下の迂回コース、ユートピアを繰り返し滑ります。
当然私もひたすらバックプルーク(^^;
ちなみにこの生徒さん、中里ではスノーエスカレーターしか乗らなかったそうで、
『リフトに乗れた!』
と喜んでました(^^)

2日目。

KPWV3350[1].JPG

朝は斑尾らしからぬ大粒の雪がモサモサと降り、上部はガスってます。
まずは前日同様、ユートピアを滑ってゲレンデのベースへ。
そして第2クワッドと第3を乗り継ぎ、クリスタルの緩斜面を目指します。
途中の中斜面でやや苦労したものの、何とか辿りつき、こちらで練習。
第11が混んでいたため、微妙な上り坂でリフト待ちをするという伏兵に四苦八苦しながらも、午前中は終了です。
午後は、ビデオ撮影。
その後、青空が出てきたので、第11〜第15で尾根まで上がってみました。

CDFU1669[1].JPG

やっぱりこの景色を見てもらわなくちゃね。
「上手くなるとね、いろんな斜面を滑れるようになって楽しいけど、トップからの景色だって楽しめるようになるんですよ。」
『頑張りま〜す!』
初級のスカイビューコース、やや苦労する場所もありましたが、3本滑って終了しました。

最終日。

VILK6133[1].JPG

斑尾らしい細かい雪で、寒いです。
この日はお昼で終了なので、リクエストに応えることにしました。
「どこか滑りたいコース、ありますか?」
『昨日の....。』
スカイビューコースを苦労しつつも転ばずに滑れたことが、楽しかったようです。
「はい、行きましょう。」

スーパークワッドを降りて、まずはクリスタルコースへ。
『ここ初めてですよね。』
「いえ、昨日滑りました。」
トラバースコースからの合流付近は、やや斜度が増すところもあり、前日は滑るのに必死で周囲が目に入っていなかったようですが、この日は大丈夫です(^^)

そして、ご所望のスカイビューコース。
少しずつスピードを出すこともできました。
斜度変化にも何とか対応できました。
大転倒(?)もあったけど、
「またスキーに行きたい。」
って言ってくれたことが、私にとっては何より嬉しかったです(^^)

12時に閉講式。
スキー場事務所に行事終了の報告後、駐車場に車の様子を見に行きましたが、雪は5cm程度しか積もってませんので、払う程度で雪下ろし完了です。
今年もホテルがお部屋のオーバーステイ対応をしてくれましたので、ゆっくり着替えて出発できました。

斑尾の皆さま、お世話になりました。
また来シーズン、お会いしましょう!

ちなみに、この斑尾高原、2005年に民事再生法の適用を申請しダヴィンチ・アドバイザーズに資産を売却、その後2012年にマックアースに買収されたのですが....。

初日の昼休み、手土産を持って旧知の元パトロール隊長さんを尋ねました。
『ここもマックアースから離れてね。』
「えっ....?」
今度は中国資本の傘下に入ったそうです。

最近の斑尾は、夏営業でも黒字が出るようになったそうですし、スキーシーズンはパウダーを売りに、オージーを中心に外国人の集客に成功しつつあります。
そんな中で、親会社が中国企業となり、オペレーション的にもいろいろと苦労することがあると思いますが、何とか頑張って欲しいものです。

そしてマックアースと言えば、一時は苦境に陥ったスキー場を次々と買収したり、運営を請け負ったりして、業界の救世主的に見られたときもありましたが、最近は、手放したり、運営から撤退するスキー場も多く、経営面での噂さえ聞くようになりました。
大丈夫かな....。
いや、大丈夫であって欲しいなぁ。
posted by スキー中毒者 at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー
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