2017年03月15日

子供たちと野沢温泉

​私と同じクラブに所属する後輩指導員が、数年前より地域の子供たちを対象としたスキーツアーを企画しており、当クラブもその中で、スキースクールとバッジテストの実施と言う形で協力しています。
私自身は今まで、スケジュールが合わずに参加できなかったのですが、今年初めて参加してきました。
会場は、野沢温泉スキー場です。

基本的に参加者とスタッフは、バスで金曜夜発・土曜早朝着ですが、私は住んでいる地域が全く違うので、自家用車での現地入り。
土曜日の合流時刻が早かったこともあり、前日夜に前乗りすることにしました。

ルートは、もうこの時期だから大丈夫だろうと、石打から十二峠を越える予定だったのですが....。
関越道を走っていると、土樽〜湯沢がチェーン規制との情報が表示され、水上の手前あたりからは結構な降りっぷりです。
塩沢石打ICを降りても雪は降り続いており、とてもじゃないけど十二峠を越える気にはなれません。
ということで、大沢山トンネルにルートを変更。
23時、無事野沢温泉のお宿に到着しました。

玄関には、入る部屋と朝食の時間を書いたメモが置いてあります。
荷物を降ろしたのはいいのですが、初めてのお宿のため、駐車場がわかりません。
前泊のお願いをしたときに、うっかり聞き忘れました。
路駐する訳にもいかないし、困った....。
とりあえず乾燥室にスキーとブーツを放り込んでいると、宿のおとーさんが出てきました。
『中毒者さん?』
「はい、お世話になります。で、駐車場どこ?」
助かりました(^^;

翌朝、8時前に長坂ゴンドラ駅でスタッフと合流予定だったので、ちょい早めの7時に朝食を用意していただきました。
ちなみにお宿は郵便局のすぐ近くなので、長坂までは結構な上り坂です。
と、宿のおとーさん。
『ゲレンデは、どこまで出るんですか?』
「長坂です。10分くらいかかりますかね?」
『あー、送りますよ。』
助かりました\(^^)/

おかげで長坂ゴンドラ駅には7時50分に到着。
駅舎2階のリフト券売場前のベンチに座って、後輩指導員を待つことにします。

IMG_1751[1].JPG

時間が経つにつれ、乗車待ちのボードの数は増えていきます....。
リフト券売場前で待ってるって、メールだけ打っておくか。

8時30分。
『間もなく運行を開始しま〜す。』
お客さんがわらわらと集まってきますが、待ち人は来たらず。

8時50分。
『中毒者さん!ここにいたんですか。外のリフト券売場かと思ってました。』
駅舎の向かい側にもあるそうなのですが....、そんな寒風吹きすさぶ中では待たねぇって。
何はともあれ、無事合流できました(^^)

IMG_1752[1].JPG

ゴンドラでやまびこ駅まで上がり、外で集合写真を撮った後に、講習を開始しました。
私は、初級班の子供たちの担当です。

お昼。
パラダイスゲレンデの指定されたレストランに行くと、ツアー参加者用に、テーブルが予約されていました。
オーダーカウンターは長蛇の列。
まずは各テーブルを回り、バッジテストの受検希望者を確認。
相手は子供ですし、すでに昼メシに気持ちが向いてますから、時間がかかります。
そして講師・検定員で3〜5級の講習内検定と、1〜2級の実技検定について、実施要領を打合せ。
親御さんからは、講習後の下山の方法や、温泉街のシャトルバスのルートまで、問い合わせが入ります(^^;
やっと落ち着いたので、私も昼メシ。

カウンターで、
「オーダーお願いします。」
『すみません、今、注文は止めてます。』
「へ?」
料理の提供が全く間に合っておらず、新しい注文なんてとても対応しきれないようです(>_<)

しばらく待って、
「えっと、食事のオーダーは....。」
『すみません、今、注文は止めてます。』
「へ??」
結局、昼メシ抜きorz

午後は、講習内で3級と4級の検定を実施。
終了後に、翌日の1級不整地の検定バーンを確認しようと、やまびこゲレンデに向かいましたが、上ノ平のリフトを降りた時点で4時10分。
ちょうど上部のクワッドリフト終了時刻です。
仕方なく、小毛無を上がり、スカイラインで下山して、初日を終わりました。

日曜日は1級と2級の実技検定です。

IMG_1753[1].JPG

やまびこエリアに上がり、受検生と一緒に検定バーンを確認しながら足慣らし。
その後、整地(ナチュラル)種目、不整地種目の順に実施です。
フード付クワッドリフトが混雑していたため、やや効率は悪かったものの、何とか12時半過ぎに終わることができました。

私は自分の車で来てますからどうでもいいのですが、バス組は出発のスケジュールがあるので、時間的には結構タイトです。
そのため、下りの長坂ゴンドラの中で、最終的な点数の集計と合否判定となりました。
合格発表と講評は、帰路のバスの中で行うとのこと、最後までご苦労様ですm(_ _)m

このスキーツアーの中で当クラブが実施するスクールと検定については、正直言って、
「地域のツアーなんだから、地元のクラブに面倒見てもらえばいいじゃん。」
と思ったこともあります。
しかし今回、本当に楽しそうに滑る子供たち、そして親御さんたちの姿を目の当たりにしました。

地域なんてどーでもいいから、皆さんがもっとスキーを楽しめるように、これからもお手伝いができたらいいなぁ(^^;;
posted by スキー中毒者 at 12:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー
この記事へのコメント
こどもたちから酔っぱらい先生って呼ばれませんでしたか?

日曜日の午前中はやまびこにいたけど検定全然気がつきませんでした

Posted by 廃人 at 2017年03月15日 22:16
見る人が見れば、一目でわかると思うけど。
ってことは、Bばっかり滑ってたでしょ。
Posted by 中毒者 at 2017年03月16日 13:14
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