しかし今年のスキー大学は3日間のみ。
普通の方は休みもそれに合わせるのでしょうが、私は普通じゃありません。
あたりまえのように月曜日まで居残って、勝手にスキー大学A日程を設定しました(^^;
まぁ私が普通じゃなければ、仲間も普通じゃありません。
同じことを考える方がゾロゾロといらっしゃって、月曜日は結局8名で「自主研修」を行うこととなりました。
まず正規の(?)スキー大学が終了した日曜日の夜は、宿の食事を断り、神城駅近くのお馴染みのお店で大宴会。
騒音対策か、今年は個室が割り当てられました(^^;
そして月曜日。
1日くらいは青空の下で滑りたいという願いも空しく、この日も雪が降り続いています。
それではと私は、STÖCKLIからBLASTRACKのFARTHERに履き替えて出撃しました。
ゴンドラでアルプス平に上がると、全面フカフカ。
パウダー講習を行ったテクニカルコースは、前日に増しての深雪で、セミファットがめちゃくちゃ楽しいです(^^)
暫し新雪を楽しんで山頂のレストランでひと休み。
その後もう一本滑るため、目の前のペアリフト乗り場に滑り込もうとしたところ、突然の強風で一瞬あたりは真っ白になります。
乗り場のおにーちゃんに
「こんな風の中、大変だねぇ。」
なんて、余裕かまして声を掛けてたんですが....。
乗車してしばらく経つと、風が強くなり始めました。
リフトも停止と運転を繰り返しますが、強風は爆風に変わり、とてもじゃないけどリフトを動かせる状態じゃありません。
ほとんど止まりっぱで、たまに思い出したように数m動くだけ。
私ゃ寒さには滅法強い(というより相当鈍感)のですが、それでも冷気がウェアを突き抜けるようで、凍え始めました。
スキー場も覚悟を決めたのか、最後はほぼ強引にリフトを回し、何とか終点まで運んでくれました。
乗客は私たちが最後です。
降り場には、パトが吹き飛ばされそうになりながら待機。
隣でリフトのおっちゃんが大声で、
『これでこのリフトは運休になりますからー!』
そりゃ頼まれても乗らねーって....(^^;;
地吹雪で右も左もわからない状況でしたが、何とかグランプリコースに辿りつくと、風下にあたるため風も落ち着きます。
そして目の前にはフカフカの斜面。
ついさっきまでリフトで凍えてたんですが....、もちろんそのままヒャッハーと飛び込みます(^^)
よだれが出るほど楽しんだけど、下りるしかないのがちと残念。
とおみまで下りると、山頂の爆風がウソのように穏やかです。
ちょっと早いのですが、いいもりのシェーンヴァルトでランチ。
午後はそのままいいもりの急斜面を何本か楽しみましたが、パウダーが食い荒らされてボソボソ、ボコボコになった斜面でも、BLASTRACKのセミファットは流石の突破力でした。
これにて、基礎あり、実践あり、パウダーあり、爆風ありの楽しかったスキー大学勝手にA日程も終了です。
もちろん、雪もたっぷり降ってくれたし、各デモの個性的な講習も素晴らしかったのですが、やはりいつもの仲間と一緒に研鑽できたことが一番楽しかったんだと思います。
皆さん、また来シーズン大学でお会いしましょう(^^)/
いやその前に、オフシーズンに里で飲み会か?
いやいや、今シーズンまたどこかで一緒に滑りたいねぇ(^^)