この冬の暖かさは、スノーマシンでも雪を造れずオープンを延期するスキー場が続出するほどですが、天然雪100%の野沢温泉にとってはより厳しい状況です。
先週後半の寒波でも野沢への降雪は期待ほど多くなく、残念ながら予定していた金曜日のオープンはできませんでした。野沢がダメな場合は、志賀に移動して滑ることも考えていたのですが....。
金曜の昼過ぎ、とうとう週末のオープンが発表されました!滑走可能コースは、やまびこA,C,Dと小毛無です。
土曜日は、9時過ぎに現地に到着しました。
お宿に荷物を下ろし、車で長坂ゴンドラ駅まで送っていただいたのですが、お客さんは思ったよりずっと少なく、それもほとんどが外国人です(^^;
ゴンドラでやまびこ駅まで上がり、駅舎の外に出ると、そこには白いテントが張られていました。

事前告知はありませんでしたが、オープン日恒例の振舞い酒(&バイアスロン鍋)を準備中です♪
開店、いや、オープニングイベント開始は11時とのことで、ちょい時間がありますので、小毛無を2〜3本。
11時。
株式会社野沢温泉の片桐幹夫社長がオープニングのご挨拶。
そして自ら地元のお酒、水尾をお客さんに振舞います。

私も早速一杯(^^)/□
お祝いですから、もう一杯。
え、おかわり?じゃ、遠慮なく....。
バイアスロン鍋をツマミに、美味しくいただきました!
30分もすると、お酒も終了です。
仕方ない....。滑るか(^^;;
クワッドリフトでやまびこ山頂に向かいます。

リフト下はスキー場の管轄外ですが、自己責任で多くの方が滑走するエリア。コブのラインができていたり、林間滑走を楽しんだりできるのですが、まだブッシュが立ち上がったままで、とても滑れる状態じゃありません。
雪が少ないと、こんな状態なんですね。
そしてゲレンデ内のトイレ。

雪が多いときは、階段がすべて雪で覆われ、雪面と入口がフラットになるのですが....。

やまびこエリアはややガスってますが、雪質は最高。やっぱり天然雪は気持ちいいです!
リフトもコースも空いてますので、快適でした。
ランチのため、レストランやまびこまで下りると、上ノ平のリフトも動いてます。
コースオープンしたんですね(^^)
これならファミリーも初心者も、安心して楽しめます。
15時頃まで滑って長坂ゴンドラで下りようとしたところ、日影ゴンドラも動いているとの放送が入りました。
インフォメーションで確認すると、遊ロードも動いているとのこと。
それなら宿まで歩いて帰れます。
ということで、上ノ平を滑って日影ゴンドラに乗車。
日影ゲレンデはまだコースオープンしていませんが、ゲレンデ下のサンアントン山の店は、レンタルコーナーが営業中です。板を預かっていただけたので、手ぶらで宿に帰ることができました。
夕食をいただいていると、お宿のオーナーの片桐幹夫さんがお帰りになりました。
そう、オープニングイベントでご挨拶をされた、株式会社野沢温泉の社長です。
『10杯くらい飲んでたでしょ。』
「い、いや。6杯くらいだと思いますけど....(^^;;」
翌日曜日は、大変いい天気になりました。しかし、前夜からの降雪はほとんどありません。
それでも、やまびこB,Eコースを含め、やまびこエリアが全面滑走可となりました。

雪が柔らかいため、コースは朝一から荒れ気味です。

やまびこBコースは、コブと言うか、ナチュラルバーンと言うか(^^;
TwitterやFBのTLには、他のスキー場の凄まじい混雑状況が流れてきますが、野沢はオープン告知がギリギリだったためか、混雑とは無縁でした。
それでも時間が経つにつれ、雪が削られ、地肌やブッシュが顔を出し始めます。
注意はしていても、足元から何度もガリッとイヤな音が(>_<)
それでも、全体的には良い条件で滑れたと思います。
記録的な暖冬の中、ICSやスノーマシンで雪を造っていただけることは大変有難いのですが、やはり天然雪には到底敵いません。
やっぱり自然の力は偉大です!
天然雪最高ですね。
水尾も美味しそうです。
滑走日数も既にふた桁?でしょうか。
自分は明日人工のカルスキに行ってきます。
軽井沢も、明日から滑走可能コースが拡がるようですね。
私には、オシャレなアウトレットより、地酒の水尾が似合ってます(^^;