大瀧徹也さんと飯島庸一さんのコラボ企画であるフィジカルトレーニングセミナーも、そのひとつ。
このセミナーは、座学半分、実技(?)半分といった内容が多いのですが、10/7に行われた第3回は、珍しく座学100%のセミナーでした。
テーマは「スキーヤーの為のスポーツニュートリジョンとシーズン中のコンディショニングテクニック」。
何だか難しそうなタイトルですが....(^^;
まず最初はニュートリジョン。
冬季シーズン中の水分や栄養の摂取のポイント、そしてアミノ酸、プロテインの効果等について、詳しく解説していただきました。
サプリメントをいろいろと試す方もいらっしゃるそうですが、大瀧さんに現役時代の体験を聞いたところ、
『いや〜、そういうのはあまり気にしなかったですね〜。』
続いてシーズン中のトレーニングについて。
これは雪上トレーニングではなく、普段のトレーニングの話です。
飯島さんが、自体重を負荷としたトレーニングプログラムを6つほど、考えてきてくれました。
いつもなら、大瀧さんが実演して、
『さあ、皆さんでやってみましょう!』
というところですが、今回は
『PDFで配信しますから、各自で試してみてください。』
スキーを意識した筋トレのポイントについて、お話しいただきました。
そして最後はコンディショニング。
内容は、ストレッチをする際の注意や、体調管理、怪我からの回復等についてでした。
パフォーマンスを向上させるためには、睡眠も重要だそうです。
夜中まで延々と飲み続けるなんていうのは、言うまでもなく最悪なこと。
しかし、あくまでもパフォーマンスを発揮しやすくなるということで、発揮する技術や体力を持っていないんじゃ、たっぷり寝たからといって、どうなるもんでもないわなぁ(^^;
大会当日や、スタート前のウォームアップのお話は、大会には縁の無い私にも、いろいろと参考になるものでした。
大瀧さんは、ちょっと手持無沙汰なセミナーでしたが、たまにはこういう内容もいいものです。
中毒者さんにはどうしても無理な「最悪なこと」もありましたねぇ(^^;)