2024年03月27日

パンプス8で大回り

石井スポーツ菅平試乗会翌日の日曜日。
佐久のホテルをのんびりと8時半に出発。
目的地は八千穂です。
暫定開通の中部横断道を終点の八千穂高原ICまで走り、下道に降りるとスキー場方面に走る車はいません。
そりゃちょっと遅めだけどさー、そんなに空いてるの?

9時過ぎに現着。
広い駐車場ですが、車はかなり埋まってます。
やっぱり遅かっただけか....

昨年初めてお邪魔したスキー場です。
駐車場から道路渡ったら、階段上がって、センターハウス(?)抜けて、ひだりっかわにリフト券売場。
短〜いリフトに一本乗らないと、上に行くリフトに乗れません。
いや、ちょこっとハイクアップすればいいんだけど、その気が全くありません。

うん、ちゃんと覚えてます。

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まずは一番左(クライマーズレフト)の緩斜面(第4コース)へ行ってみました。
リフト側にはコブのラインが何本かありますが、めっちゃ短いピッチでモーグルな皆さまじゃないと、数ターンでコースアウトしそうです。
見なかったことにして、整地でウォーミングアップ。

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その手前の第3コースはポールが張ってあり貸し切りっぽいですが、撤収を始めてます。
コースオープンのアナウンスが入りましたので、こちらも一本。

林を挟んだ隣のコースに行こうとしたら、あれ?リフト乗り場、結構上だよ。
また下から上がり直さないとダメなんだっけ?
(ちゃんと覚えてねーじゃん....)

こちらのリフトを使うと、中斜面のバリエーションを楽しむことができます。
ただし真ん中は、バンプス8と言う名前のエグいコブ斜面。

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のはずが、なんと真っ平らです。
ラッキー♪

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喜びを抑えつつ、まずは第2コースへ。
緩斜面がしばらく続いた後、ポンと落ち込む急斜面。
比較的幅がありますが、大回りだと数ターンで終わっちゃう短さが残念です。

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そして第2の途中から、リフト下を潜ってパーク方面に下りる短い急斜面のトライアルコース。
幅があまり広くないし、合流もありますからスピードを抑えた小回りで、
まあこの長さだと暴走する前に終わっちゃいますけどね。

お次はリフトを降りて右手に進みます。

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真っ平らなバンプス8。
何故か滑る人が少なく空いてますので、大きめの中回りが楽しいです。
ただ最後にパークと合流しますので、「SLOW」のフラッグ手前で確実に減速しないとダメです。
気持ちいいのでもう一本。
そしてアゼリアコース。

朝はコンディション良好だった各コースも、暖かさで少しずつ雪が緩み始めます。
それでも前日の菅平ファミリーのように、人が集中するわけではありませんので、コースが大きく荒れることはありません(第3と第4は朝イチしか滑ってないので分かりませんが)。
午前中は気持ちいい整地滑走で終了。

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ランチはベースのレストラン、モンブランでエイトカレー。
去年利用したジョイナス同様、昭和な雰囲気で落ち着きます。

午後、緩斜面の雪が滑らなくなってきました。
それでも妖怪出没というほどではありませんので、何とかなります。

バンプス8も真ん中ほぼ平らですが、コース両端に押し退けられた雪が溜まり始めています。
大きめのターン弧で突っ込んでみましたが、とりあえずは問題なし。
けどこの後は雪は緩む一方で、アウトエッジを引っ掛けたりすれば大転倒は免れません。
もう止めておくか....

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ということで、その後はアゼリアの緩斜面コブ。
思ったより深くなってましたが、リズムがいいので滑りやすいです。
上部の緩斜面部分は、コブに合わせるだけで板が勝手に回ってくれますが、最後にちょっと落ち込みますので要注意。
落ち込みに入った瞬間に土の出たコブがひとつだけ見え、逡巡したら失敗しました(^^;
次からは、ここだけ外目のラインで回避します。

緩斜面コブまで下りてくるのがちょっと面倒だけど、ぐるぐる回して最後の一本。
7〜8人のグループが滑りを撮影しながらレッスンしてました。
最後だしな、時間かかりそうだけど待つか....
グループの後ろで拝見していたら、スタートでカメラを構えていた女性イントラ(?)が
『よろしかったらお先にどうぞ、すみませんお待たせしちゃって』
と譲ってくれました。
「ありがとうございます!」
遠慮なく間に入れていただきましたが、こういう配慮ができるってステキです。
しかし、皆さんが見ている前でスタートするって、ちょっと緊張しますね(^^;
無事完走できてヨカッタ

今回の八千穂、思いがけずバンプス8で大回りができて、結構楽しかったです。
また来たいなーとは思いますが、できれば昼メシをもうちょい頑張ってね。
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年03月25日

一週早い菅平試乗会

しばらく前、所用で石井スポーツのカンダコンペカンに行くと、レジ横に試乗会のリーフレットが置いてありました。
「あ、決まったんだ」
『今年は一週間早くしました。去年はご迷惑をおかけしまして....』
「一週間で大丈夫かなー」
スタッフのN川さん、シャレにならねえって顔で苦笑いしてます。
『申込していきます?』
「んー、ちょっと様子見ます」
最近の3月下旬の菅平って、シャレじゃなく雪がヤバい可能性あるしな。

そして先週、どうやら雪は大丈夫そうなので、申込に行ってきました。
申込書に必要事項を記入し料金を支払うと、控えを渡されます。
『こちらを当日お持ちください』

金曜の夜、荷物の準備をして、リフト券のICチャージ購入を完了し、NEXCO東日本のウィンターパスの申込を....忘れました(^^;

土曜日の朝、車を機械式駐車場から引っ張り出し、荷物を放り込み....、あ!八千穂の割引券忘れた!!
イエティオープニングで1,000円の割引券をいただいたので、日曜日は八千穂に行く予定でしたが、部屋に忘れました。
まあJAF割でも金額は同じだからいっかなーとも思いましたが、せっかくだからいただいた割引券を使うかと、部屋まで取りに戻ります。
あーーー!!試乗会の申込控えも置きっぱじゃん!
戻ってきて良かった(^^;

そんなことしてたら出発は5時。
目白通りの谷原交差点先の陸橋での車線規制による渋滞は迂回して練馬ICへ。
関越〜上信越道は渋滞もなく、現着は7時50分。
ファミリー下の駐車場は、8割方埋まっていたでしょうか。
8時を過ぎてたらヤバかったかもしれません。

駐められたのはいいんですけどねぇ、雪が降ってるんですよ。
さみぃ....

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試乗会テントは、今年もファミリー下ではなく裏太郎下。
裏太郎を見上げると、なんかコース規制をしているみたいです。
ヨボヨボ歩いて受付テントに行くと、私の顔を見たN川さん、何も言わずに名簿を確認し始めます。
試乗カードが手渡され、はい、完了。
そのまま立ち去ろうとすると、あわてて隣のスタッフが
『お帰りの際、カードだけ回収しますので』

さて、どうすっかなー。
STÖCKLIはJSPの試乗会で乗ったし....
奥に歩いていくとOGASAKAがあり、まだ試乗板の争奪戦も始まってません。
とりあえずTC-Sをお借りして試乗開始。
ファミリーイーストを滑り、途中から裏太郎へ。

え?あれ??
誰も滑ってないよ....

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裏太郎に架かるリフトから見ると、コース規制というクローズっぽい。

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トップに都連スタッフがいらっしゃったので、念のため確認。
「終日?」
『はい』
ジュニアとマスターズの大会でした。

仕方なくファミリーに戻り、その後はイーストをぐるぐる。
雪はだんだん強くなり、コースに積もった雪が押し退けられて荒れ気味です。

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しばらくすると林側を規制して、コブを掘り始めました。
協力しろと言われなくても勝手に掘削を始める、ボランティア精神旺盛な方も多いですから、あっという間にラインが出来上がります。
皆さん、好きねぇ。

前夜の寝不足もありランチ後に爆睡してたら、午後は出遅れました。
STÖCKLIのMONTEROからICELANTICと、やや太めの板を試乗します。
昔は敬遠していましたが、乗ってみると楽しいものです。

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そのうちに雪もやみ、だんだん明るくなってきました。
再びノーマル系のUnityに乗っていると時刻は14時半。
貸出終了の時間になりました。
この日は7メーカー、11機種の試乗でした。

昨今の暖冬の影響で、試乗会スケジュールを一週間程度前倒しした程度でどうなのよとは思いましたが、今回に限っては3月とは思えない、真冬のようなコンディションで滑ることができました。

ちなみに今後の菅平の営業スケジュールは、ゲレンデによっても違うものの3月末までとなっていますが、ファミリーだけは4/21までの営業を予定しているんだとか。
シーズンインで上手く動かなかったICSを稼働させるらしいですが、大丈夫かなー(^^;;

受付で試乗カードを返却した後、サンホテルのレストランで展示されているマテリアルをちょいと覗き見。
スワンスのスタッフから、ゴーグルについて情報収集です。

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駐車場に戻ると、車の雪はほぼ融けていました。
15時過ぎにスキー場を出発し、佐久まで1時間ほど下道を走ります。

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ルートインさん、今回もお世話になります。
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2024年03月22日

風とガスと雪と霰の小海

20日の春分の日は、天気予報では長野県北部は荒れ模様。
そんな北に行かなけりゃいいんだよな。
どうせ日帰りだし....

久しぶりにサンメも考えましたが、あそこリフト券高いしなぁ。
小海のJAF割っていくらだっけ?と確認しに行くと、すでに3/11から春料金になっていて、大人3,000円、シニア2,500円と爆安です。
ICからちょっと距離はありますが、まあ許容範囲内だし。

朝、駐車場から車を引っ張り出し、荷物を積んで、あ!スマホ忘れた!!
なんてやってたら時刻は5時45分。
すでに明るくなっており、春を感じます。

首都高〜中央道は順調。
須玉ICで降りる頃、フロントガラスに細かい雨粒が落ち始めました。
R141を走っていると雪に変わり、清里付近からはゴン降り。
道路も圧雪路に変わります。

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8時45分、現着。
駐車場は第1も空いてそうでしたが、ガラガラの第2に駐めます。
出撃準備を始めますが、風もあって寒いです。
ネックウォーマー使うか....
と、いつも入れているウェアの背中のポケットに手を突っ込みますが、あれ?無い??
忘れちゃったかー
首元のファスナーを目一杯上げれば、まあ何とかなるだろ。
何とかならなくても、どうしようもありません。

チケットを購入してゲレンデへ。
駐車場があの状態ですから、当然空いてます。
クワッドに待ちはありません。

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上部が曇ってますが、見通しが悪いほどではありませんので問題なし。
コース上には10cm程度の新雪が積もっていますが、すでに荒れ放題。
滑ってみるとガリガリの下地に底付きします。
足裏にはかなり凹凸を感じますから、お世辞にも滑りやすくはありません。
新雪滑走でも整地滑走でもない、要するに荒地滑走です。

1本目はラバーホーンから真っ直ぐ進み、ユングフラウへ。
モーグルコースは今回も設置されていません。
2月に来たときは、雪が少なくて作れないのかと思ってましたが、今シーズンは作成しないことが決まったと、Twitterのフォロワーさんが教えてくれました。
おかげでコースは広々と滑れますが、なんか寂しいですね。

雪が降っており、風もありますから、やっぱり首元が寒いです。
先週末に使って、洗濯後にウェアに入れ忘れた....、いや先週末は全然寒くなかったはず。
もう一度背中のポケットに手を突っ込みます。
ありました!
奥の方に丸まって入ってました(^^;
助かった....

次はHコースからブライトホーンに抜けます。
緩斜面はファミリーで賑わっています。

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Hコース下からみたアイガーは、一見白くなってますが、よく見ると草が隠れきってません。
今シーズンはダメですかねぇ。

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久しぶりにメンヒも滑ってみました。
他と比べると狭めのコースは、両側が林ということもあり、開放感がありません。
他のコースから独立しているだけに、斜度も長さも中途半端で、滑りごたえを感じることはできませんでした。

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天気は、風が吹いたり止んだり、ガスが出たり消えたり、雪が降ったり止んだり。
11時過ぎには青空も見えてきましたが、先週末の滑走の疲れが思った以上に残っています。
少々早めにランチ休憩にしましょう。

前回は大混雑だったボトムのレストラン、エーデルワイスも閑散としています。
緩斜面の様子から、もう少し混んでると思ったのですが....

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リフト券だけでなく、ゲレ食も大幅に値上げされたスキー場も多いのですが、こちらはそれほどでもありません。
シェフが目の前で焼いてくれるハンバーグ、美味しかったです(^^

ランチ休憩を終えて外にでたときは明るかったのですが、すぐに雪が降り始めました。
2時半頃になると、雪というより霰のような白い塊が、強風で横殴りに降り出しました。

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リフトに乗ってると、こんな具合です。
滑ってるとヘルメットに当たる音がしますし、顔に当たると痛いし....、もういいや、撤収しよう。

雪のスキー場を出発すると、雪はすぐに止みました。
心配だった道路状況は、朝の圧雪もすっかり融けて、ほぼドライコンディション。
スキー場のコンディションは散々だったけど、帰路が順調だったから、まあいいか。
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年03月20日

妖怪と戦いしさのさか

日曜日。
二日間の滑走でかなり疲れてますし、帰りの運転もありますから、この日は早めに上がる予定です。
そもそも昼過ぎから雨予報だしな。
こういうときにはさのさかです(そうなのか?)。

朝メシ食って、荷物まとめて、チェックアウトしたのは8時過ぎ。
信濃大町駅前の商店街を抜けたあたりで、フロントガラスに雨粒が落ちてきました。
天気が崩れるのって、午後じゃなかったの....?

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30分もかからず、さのさかの駐車場に到着。
決して強くはありませんが、雨ですねぇ。

こちらのスキー場、ファミリーもいらっしゃらない訳ではありませんが、ガチなスキーヤー、スノーボーダーが多いというのが私の印象。
その印象を裏切らぬように、周囲の車では雨をものともせず準備をして、黙々とゲレンデに向かう方ばかりです。
例外的なお気楽スキーヤーの私は、もちろん車の中で待機(^^;

その甲斐あってか、しばらくすると雨はほとんど止みました。
多少のポツポツには目をつぶり、私もヨボヨボとゲレンデに向かいます。

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踏切を渡ってセンターハウスへ。
チケット売場では迷わず
「4時間券お願いします」

時刻は9時ですから、13時まで滑れます。
いや、滑ることはできますが、もちろんもっと早く撤収するつもりです。

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まずは正面のカービングゲレンデ。
中間部リフト側がセパレートされ、スノーボードの三角フラッグがセットされてますが、特に狭くは感じません。
けど1本滑ってクワッドリフトへ。

リフトを降りて上部が見えるところまで移動。
トップに上がるリフトの乗り場は、もう少し上です。
あ、レイクダウン側のリフト経由じゃないとダメなんだっけ?

レイクダウンへの連絡コースとは反対側にゆるゆると下りちゃいましたが、再び上がる気は毛頭ありません。
そのままリフト沿いにパラダイスを下り、再度クワッドに乗車。
今度はレイクダウンに向かいます。

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レイクダウンのクワッドでコーストップに上がると、眼下に青木湖が広がっています。
かぐらのパノラマコースから見る田代湖もキレイですが、こちらの方が間近に見えて迫力が違います。

先ほど上がろうとしたニューパラダイスゲレンデは後回しにして、レイクダウンを数本。
その後、ニューパラダイス側への連絡通路を通ってトップに上がるペアリフトに乗車します。

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リフト下に掘られたコブは見なかったことにして....

やや急な斜面ですが、雪が柔らかいのでそれほどスピードは出ません。
しかし滑ってる人が少ないので、転んだらこっ恥ずかしいよなーと思いながら大回り。
無事下りられたことに満足して、こちらのコースも数本滑ります。

再びレイクダウンに行くと、上部はともかく、最下部の緩斜面になるととたんに滑りが悪くなります。
早くも妖怪板掴みが登場した模様。
昨日も妖怪退治に使ったワックス、黒固形を塗ってみますがあまり効果はありません。

ニューパラダイス側に戻り、パラダイス〜パラダイスダウンヒルと滑りボトムまで下りても、こちらは板の滑りは悪くありません。
なら、こちら側で滑ってりゃいいじゃんとも思いますが、やっぱりレイクダウンにも行きたいんですよねぇ。

両方のゲレンデを行ったり来たりしているうちに、レイクダウンの妖怪さんは少しずつ斜面を上がってきたようです。
黒固形を塗って、中間部までは妖怪との騙し合いのように滑ることはできますが、下部の緩斜面も滑らない訳にはリフトに乗れませんし、センターハウス側に帰ることもできません。
直滑降でも止まり、スケーティングでも進まない、超ストップ雪に苦しめられます。

疲れ切ってセンターハウスに戻り、ひと休み。
再びゲレンデに出て、よせばいいのにまたまたレイクダウンへ。
緩斜面の妖怪に捕まりながらも何とかリフトに乗車し、コーストップ。
滑りだした瞬間、悟りました。
「ダメだ、こりゃ」
レイクダウンでの妖怪との戦いは完敗です。

ニューパラダイスを数本滑ると、時刻は12時半です。
リフト券はあと30分使えますが、もういいや、撤収しよう。

年始に来たときには、雪不足でまともに滑ることができない状況でしたが、今回は予想以上に雪はしっかりと付いていました。
誤算は妖怪の跋扈です。

ここ数年、なかなか良いコンディションで滑れないさのさかですが、それでもやっぱりキライじゃないんだよなぁ。
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2024年03月18日

岩岳で「雪まくり」

土曜日は岩岳。
年末に行ったときは雪不足でエライ目に逢いましたが、HPで確認するとこの日はほとんどのコースがオープンしているようです。

リフト券購入は、ネットで手許のHAKUBA VALLEYのICカードにチャージしますが、前日夜は酒を飲んで酔っ払っちゃったので、出発前にホテルの部屋で。
券種を選んだ後、チャージするICカードに印字されている番号を入力するとき、岩岳のシステムではスマホのカメラで番号部分をスキャンすると、自動認識してくれます。
一見便利そうですが、私のカードは印字が部分的に歪んでいるので、なかなか正しく認識してくれません。
あらかじめスマホに記録しておいたカード番号をコピペした方が正確で早そうです。

ちなみに栂池の場合は、以前チャージしたカード番号をそのまま使用することもできます。
原始的ですが、こっちのほうが便利ですね。

ホテルから30分ちょいで、駐車場着。

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左手に見えるコースでは、GSの大会が開催されています。
板を担いでゴンドラ山麓駅に向かうと、中央高速リフトも動いてるっぽい。
ゴンドラが混んでたらこっちだなーと考えてましたが、いつもは行列のリフト券売り場も閑散としてますし、ゴンドラ乗り場の階段にも列は皆無です。
それならとゴンドラ乗り場に向かうと、階段を上って乗り場前でちょっと待つ程度。
一気に山頂まで上がりました。

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山頂駅舎を出て、Viewコース方面はこの先。
微妙に上らなくちゃいけません。

下るか....。
サウスを滑って5線リフトで上がることにします。

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サウス。
中央でセパレートされ、奥には大規模なパークが造られていました。
それでも広いコースですからね、思い切り大回りできます。
あまりに気持ちいいので、Viewコースは後回しにしてサウスを3本。
そしてViewコースに向かいます。

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ヤッホー!スイングという巨大ブランコ隣から見る白馬三山。
晴れてて良かったー

年末にはクローズしていたView AとView Bも開いてますが、降雪後でなければただの荒地です。
スルーしてView C、続いてView D。
幅は狭いですが、斜度変化が楽しいコースです。

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上部の緩斜面のコース脇では、こんな自然の造形物を見ることができました。
「雪まくり」と呼ばれているそうで、存在そのものは知ってましたし、写真でも見たことはあるのですが、現物は初めてかな。
こんなにキレイに雪が巻かれて、しかも倒れずに立っていることは驚きです。

お隣のコース、ノースはクローズなので、その奥のイーストを滑ってトップに戻ります。
4線のリフトから降りると、左手にコンクリートの新しい構造物があります。

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岩岳は新ゴンドラを建設することになってますが、このあたりにできるのでしょうか。

その手前にはコース入口。
以前滑ったことがあるDANGANです。
「Expert Only」の看板に怯むのか入る人は少ないですが、最後の落ち込み以外はそれほど大したコースじゃありません。
中間部から下の非圧雪は、ガチガチに硬いと苦行以外の何物でもありませんが、この日のように柔らかければどうでしょう。

途中まではお隣のイーストがもう一本あるような、快適な緩斜面。

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その先は整備が入らない中斜面の荒地です。
柔らかい雪で予想していたような深いコブにはなってませんから、私でも何とかなります。
少しずつ斜度が増し、最後は沢リフトの乗り場に落ち込むようなコースですが、急な部分を回り込むようにトラバースするコースができていて、ここを滑った皆さまのお気持ちが察せられます(^^)

沢リフトで上がって、ゴンドラ沿いに滑り下り、サウスの反対、Hikage/沢コースへ。

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あれ、変な荒地....
と思ったら、本来の(?)入口はもっと先で、非圧雪の斜面から入ったようです。
圧雪された緩中斜面に出ると、広くて微妙な変化のある以外に楽しい斜面です。

再びView Cに戻りましたが、コース下部のリフト乗り場に滑り込むあたりで、急に板が滑らなくなりました。
出たな妖怪板掴み。

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早速おまじないを唱えます。
この程度の妖怪には効果てきめんですが、長持ちしないんだよなー。
リフト4〜5本か....

気付くと時刻は12時20分。
山頂レストランのスカイアークは昼時は劇混みという先入観を持ってますから、トイレだけ借りた後にボトムまで下り、ホワイトプラザの鍋焼きうどん屋さんに行こうと思っていましたが、中に入ると....、あれ?席あり〼
それではとこちらで昼メシにします。

IMG_4720.jpeg

その後も混雑どころかますます空いていき、12時過ぎでこの有様。
海外のお客様が少ない時期ということもあるのでしょうが、3月の岩岳って、いつもこんな感じなの?

午後はまずView CとView Dに行ってみましたが、妖怪さんがパワーアップしており、板が全く滑りません。
イーストはそれなりに快適ですが、如何せん距離が短い(^^;
お隣のDANGANは、下部の非圧雪さえ頑張ればそれなりに楽しめますが、この歳になると疲れてここばかり回す訳にもいきません。
Hikage/沢コースとその反対側のサウスはコンディション良好。
最後はこのふたつのコースを交互に滑ってました。
特にサウスは広いうえに安心の中斜面なので、谷周りの長〜い大回りが楽しめます。

前日同様、この日も16時前に下山開始。
年末は雪不足でゴンドラで下山しましたが、さすがに大丈夫でしょう。
と楽観してたら、ゴンドラ乗り場が見え始めたあたりでは土が出ている場所もありました。
幸い石は踏まずに済みましたが、油断大敵です(^^;

駐車場まで戻ると脚はヘロヘロ。
でも見事な白馬三山と、見事な「雪まくり」を見ることができて、満足の一日でした。
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2024年03月17日

計画有休で栂池へ

金曜日は本年度最後の計画有休。
昨年のこの時期に申請したときは、まさか今シーズンがここまで暖冬になるとは思いもしませんでした。
3月なのに、雪ねぇじゃん。
行き先を決めあぐねていましたが、3月に入り帳尻を合わせるように雪が降り始めました。
パウダーは期待できないけど、白馬ならまあ大丈夫だろ。

金曜日、出発は5時40分。
下道も高速も思ったより交通量は多めですが、さすがに渋滞はありません。
アイサイトのACC任せでのんびり走り、上信越道長野ICで降りてオリンピック道路を走ります。

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この景色を見ると、やっぱり気分がアガりますね。
初日の目的地は、五竜を通過してもうちょい走り、栂池です。

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まずはゴンドラ山頂駅から、つが第2ペアを乗り継いでコーストップに上がりました。
下地がガリってるかと思いましたが、全くそんなことありません。
比較的緩やかで距離も短いのですが、気持ちよく大回り3本。

続いてハンの木。

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ハンの木第3クワッドで回すコースは、圧雪された中斜面が続き爽快です。
雪は緩み始めてますが、まだまだ大丈夫。
飛ばし過ぎに注意しつつ、大回り3本。

次はお隣の白樺コース....、と思ったのですが林間を抜けたところでどのリフトに乗るのか分からなくなりました。
まあいいやと、その先のチャンピオンへ。

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誰もいないじゃん(^^;
広〜い圧雪バーンは斜度感を失わせます。
雪は大分緩んでますから、エッジを取られることだけ気を付けて、目一杯飛ばしてまたまた大回り。
ロング板が欲しいなー。

リフトに乗っていると。当スキー場で雪崩管理をしているTwitterのフォロワーさんからDMが飛んできました。
『今どちらにいますか!?』
ランチ後に一緒に滑る約束をして。こちらも3本。

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シャレオツなレストランが多いイメージの栂池ですが、昭和な雰囲気のレストランも健在です。

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栂池食堂と呼びたくなる栂池レストハウスで、ザ・ゲレ食をいただきました。

食後はゴンドラで再びトップへ。
キッチン栂の森(旧JACKY'S kitchen)でフォロワーさんと再会です。
ちょこっとお話をした後
『1本滑りますか!』

パトらしくファットスキーを履いてますが、ギャップではジャンプしながら、相変わらず飛ばすこと飛ばすこと。
こちらはひたすら雪面コンタクトですが、付いていくのがやっとです(^^;;
お仕事の合間にハンの木を2本お付き合いいただきました。
楽しかったなー。

最後はお仕事に戻る途中、林間を白樺上部まで案内していただきお別れ。
栂池に行くときは、連絡します!

白樺3本の後は、またハンの木。
暖かさで緩んだ雪は大分荒れてますが、それがまた楽しいです。
しかし3時半頃から、少しずつ表面が固くなり始めました。
再び白樺に移動し、スピードを抑え気味のロングターン。
そのままボトムまで下りて、16時に滑走終了です。

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宿泊は年末年始以来の信濃大町駅前のルートインさん。

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なんかベッドが広いな....
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2024年03月14日

2025スキー試乗@菅平(JSP)

2/17(土)に菅平で開催されたJSP(日本スキー産業振興協会)主催の試乗会に参加しました。
当日の天候は晴れで、午前中は冷え込んでいましたが、午後は暖かくkなりました。
試用したコースはファミリーのイーストとウェスト、そして裏太郎です。
ファミリーは昼前から荒れ始め、午後になるとイーストは、中央に小回りロード、その両側に押し退けられた雪が溜まるという、いつもの状況になりました。
裏太郎はプライズ検定でリフト側1/3が規制されており、中間部までの中央1/3は硬い下地が露出、林側1/3は表面の柔らかい雪が浅いコブ上に溜まった荒地でしたが、下部は終日締まった雪の整地でした。

STOCKLI MONTERO AS
L172 / R14.8 /107-76-127
BD2DB0B1-50FD-448D-AC57-C1186204580C.jpeg
センター幅は広めですが、それを感じさせません。
板の反発を利用して次のターンに入るようなタイプではありませんが、回頭性がいいのでショートターンも楽です。
エッジを緩めてスキーを動かすと、意図した分だけズレてくれます。
食わせればしっかりグリップしますが、ガッチリ食いつくというより、ややズレながら雪面を捉える感覚がありました。
ターンインでのトップの捉えはやや甘め。
全体的にいい意味でのルーズさを感じました。
午後、雪面が荒れ始めた状態で再度乗ってみましたが、グサ雪での突破力がありますし、硬い下地がでたところでも意外にグリップします。
オールラウンド性が高いスキーで、春雪のゲレンデで使うと楽しそうです。
STOCKLIではLASERシリーズばかりが注目されますが、MONTEROもSTORMRIDERも価格以外はメッチャいいいただと思います。
試乗を終えてスタッフに
「大回りでの走りはイマイチだね」
と言ったところ
『そういう板じゃない』
と返されました。
ごもっとも。

STOCKLI LASER MX
L158 / R13.2 / 101-71-119
266FD8CB-0416-4C38-B7BA-F9B9C59F8F6B.jpeg
第一印象は、軽い、柔らかい。
ターン前半からグリップを意識してロングで滑ると、やや内に入り気味です。
ショートでは、切り替えでポジションを戻すと、穏やかな返りで板が身体の下に戻ってきます。
ポジションさえ気を付ければ、失敗は少ないでしょう。
角を立てると予想以上にしっかりグリップしますが、朝イチの勘違いバーンを除きそういう滑りをする板じゃないと思います。
脚力不要で素直に動いてくれますから、レベル不問で女性やシニア向きですし、見栄を張らない上級者にもオススメできます。

STOCKLI LASR CX
L163 / R12.8 / 101-69-122
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ほぼショート専用です。
軽快です。
軽快すぎて、ショートの切り替えで荷重を抜いてしまうと、板が身体の下を通り越しちゃいます。
それさえ気をつければショートは軽快、快適♪
ただロングだと板が内に内に入ってくるので厳しいです。
ズラすことは容易ですし、操作性も悪くありませんが、ある程度スピードが出ると食わせ気味の方が安定します。

BLOSSOM NUMERO UNO N°1 XC
L176 / R16 /121-71-106
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かなりしっかりグリップする板。
エッジを食わせて板を走らせると気持ちいいです。
しかしズラそうとすると、トップとテールが引っ掛かり気味で気を遣います。
磨かれ気味の裏太郎急斜面でも安心感はありますが、ショートは引っ掛かって回しづらく感じました。
ロングになると印象が変わり、安定性、操作性とも申し分ありません。
BLOSSOMの板はチューンナップで性格がかなり変わる傾向にありますが、今回の試乗板は全体的にグリップ系に仕上げているのかもしれません。
昨年の試乗では好印象だったこともありますが、私ならチューンナップでもう少しマイルドにしたいです。

BLOSSOM NUMERO UNO N°1 SL
L165 / R13.5 / 123-67-104
IMG_4201.jpeg
これもグリップさせる板
ショートでは、エッジを緩めて自分で板を動かしても、板が十分に返ってきません。
意識的に内傾角を作ってしっかりグリップさせると、撓んだ返りで足元に戻り、走ります。
ただそれなりの脚力は必要。
軽い滑走感ではありませんが、安定性は素晴らしいです。
ターン弧を大きくしていくと、ややテール側が食い気味に感じました。
大回ろうとしても中気味になってしまいます。

BLOSSOM NUMERO UNO N°1 RC
L170 / R14 / 121-71-106

02274AAC-D547-4153-BB23-03DF879B5A9F.jpeg以前はGREAT SHAPEというモデル名だった、BLOSSOMのオールラウンドモデル。
それだけにXCやSLのような強烈なグリップ感はありませんが、裏太郎の硬い急斜面でも全く問題ありません。
どんなターン弧でも操作性は抜群で、動かした分だけ動き、踏んだ分だけ返る、非常に扱いやすい板と感じます。
走りはそれほどでもありませんが、それを求める方はRCなんて選んじゃいけません。
挙動がわかりやすいので失敗が少ないと思います。

BLUEMORIS S POTION
L165 / R12.5 /119-65-102
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荒れ始めたファミリーイーストは、モサモサの雪と硬い下地が混在しています。
まずはショートターン。
踏み込むときれいに撓んでくれます。
張りの強さは感じませんが、適度なグリップで、荒れを乗り越えるときも安定していました。
ターンの印象としては、どちらかと言うとテールが食ってインに入ってくる感じでしょうか。
グリップが強すぎないので操作しやすく、スキーを外に動かしても引っ掛かからずに素直にズレてくれます。
かといって、硬い雪でも流れて落とされることはありません。
ロングは可もなく不可もなく、と言うか裏太郎でスピードを出すとちょっと厳しいですね。
しかしこの板にロングを求めるのは無いものねだりでしょう。

BLUEMORIS M POTION
L168 / R16.0 / 115-70-99
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中回り板にありがちなもっさり感はありません。
働きかけに対する反応が良く、きっちり足元に返ってくるので、次のターンに入りやすいと感じました。
そのためショートでもターンインが楽。
トップから内に切れ込んでくるようなターンにはなりませんが、それさえ求めなければショートも問題ありません。
裏太郎の硬い下地が出たところでも、トップからテール全体で均等にグリップするので、単にズレて落とされるのではなく、雪面を削りながらターンをコントロールする感覚があります。
S POTIONでは厳しかったロングも、かなりいいです。
オートマチック感はありませんが、オールラウンド性が高く、相当気に入りました。

BLOSSOM FORMULA XPLORE 87
L174 / R? / 123-87-110
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ファミリーイーストはそこそこ荒れてます。
慎重にスピードを抑えた小回りで、と思いましたが板が挙動不審。
不安定と言うより、トップがうまく回頭してくれない感じです。
ターン弧を少し大きくしましたが、やっぱりトップが落ち着きません。
裏太郎もそこそこ荒れてます。
ある程度スピードを出した大回りだといいのですが、やっぱり低速でズレを多用した小回りはやりにくいです。
撓ませないとトップがグリップしないのかな。
ちょっと捉えどころのない板でした。
posted by スキー中毒者 at 08:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年03月13日

準指検定見物(?)@菅平

この土曜日は日帰り菅平。
土日で某都連の準指検定会が行われ、所属クラブからも1名が挑戦していますので、その応援(いや見物か?お世辞にもサポートではない)です。

JSPの試乗会ではファミリー下駐車場に入れませんでしたので、現着8時を目標に4時20分に自宅を出発しました。
5時過ぎに練馬ICから関越道に乗ったときは、とりあえず順調です(情報板の表示では....)。
鶴ヶ島JCT付近で流れが悪くなり、ICを過ぎたあたりから渋滞し始めました。
車の流れ方から考えると、どうも事故っぽい。

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坂戸西SIC付近の追い越し車線で、6台が絡む事故でした。
まだ事故処理は始まっていませんでしたから、この後、渋滞はかなり伸びたと思います。

その先は順調。
八風山TNを抜け佐久まで下りると青空も出てきました。
今日は天気がいいのかな?

と思っていたら、東部湯の丸IC/SAを過ぎるとガスがかかり始め、雪も振り出しました。
上田菅平IC手前ではゴン降り。
下道も圧雪路が続きます。

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7時40分にファミリー下駐車場着。
さすがにまだまだ余裕です。
雪は大したことありませんが、ガスでコーストップが見えません。
これ以上濃くなって、検定に影響が出なければいいのですが....

ノタノタと準備をしていると、ファミリーのリフトに乗車している方がいらっしゃいます。
営業運転開始は8時半だと思ってましたが、8時だったのか。

Bibを着けた受検生やサポートの方々もぞろぞろとゲレンデに向かい始めました。
私も板を担いてゲレンデへ。

ちなみに今回のリフト券は、手持ちの菅平のICカードに事前チャージするWeb販売を利用しています。
SKIDATA社のゲートシステムを使用しているスキー場ではお馴染みなのですが、菅平の場合、Web販売ページへの入口が死ぬほどわかりにくい。

菅平高原スノーリゾートのHPトップからリフト料金ページに移動。
リフト料金(オールエリアチケット)の欄は無視して下にスクロールすると、シーズン券・前売券の案内が出てきます。
ここで、オールエリアシーズン券、マンスリー券の案内の下に
『◆ダボス太郎エリアの前売り券をご購入予定の皆様へ
 10月1日より直接リフトにご乗車できるICチケットを販売中。
 https://sugadaira.geekoutsnow.com/』
という案内が出てきますので、このふざけたURLをクリックすると、飛び先がNSD(日本スキー場開発)の菅平リフト券Web販売ページです。
ここから
『【 ダボス・太郎エリア前売り券 】』

『ICリフト券をお持ちの方はこちら』
のリンクをクリックして、やっと目的のページに辿り着くことができました。

リフト券種別は大人だけですが、通常料金と比べると大人で1,200円、シニアでも600円お得になります。
ただし、ダボス太郎エリア券なので、オオマツやツバクロは滑れません。
まあ行く方もいらっしゃらないとは思いますけどね。

これ、普通の人は気付かないんじゃないでしょうか。
(ICカードにチャージするのは普通の人じゃないかもしれませんが....)
もうちょい分かりやすくしとけや > 菅平

ということで、ファミリーのリフト乗り場に直行。
混雑気味ですが、機動力のあるリフトなので待ちは大したことありません。

IMG_4536.jpeg

ファミリーイーストは、最上部から中間部まで検定バーンとして規制されています。
全面規制ではなく、林側には狭いコブコース、リフト側は小回り専用の幅が残されていますが、御用の無い方はウェストコースを滑った方がいいですね。
雪面は硬い下地の上に新雪が乗った状態ですが、下地はいつもの菅平のようにカリカリツルツルではなく、エッジが掛かる硬さですから。お受検の皆さまも安心です。

ファミリーと白銀を数本滑って9時前、準指検定会の開会式会場、裏太郎下に向かいます。
クラブ員の受検生に激励の声を掛け、ついでにローテーション表を写真に撮らせてもらいます。
都連教育本部がネットにアップしてくれると思ったのに、アップされないんだもん....

IMG_4548.jpeg

リフト側の中盤から下部が規制された裏太郎を一本滑って、ファミリーに移動します。
この後はファミリー上部で基礎パラ小回り、天狗下部でプルークボーゲン、裏太郎中間部で大回りでした。
まあ無難にまとめたかな。

受検生は200名程度なので、進行も早いです。
11時には午前の種目が終了しました。

午後は12時半から。
クラブ員のローテーションは、まずファミリー中間部で滑走プルークから基礎パラへの展開、続いて裏太郎林側下部で不整地小回り、最後に裏太郎リフト側下部で横滑りの展開です。

IMG_4616.jpeg

コブでちょっとやらかしましたが、どうかなぁ....
あとの2種目はまずまず。

14時には午後の種目も終了。
さすがにまだ早いので、他のコースもちょい滑ってみます。

まずは表太郎。
BLOSSOMの試乗会ではこちらで滑ったことはありますが、自分の板で滑るのは久しぶりです。

IMG_4587.jpeg

と思ったらクローズでした(^^;

仕方ないのでお隣の天狗。

IMG_4588.jpeg

午前中に検定バーンへの移動で滑りましたが、上から下までフリーで滑ったのっていつ以来だろ。

IMG_4590.jpeg

検定バーンが解放された裏太郎。
リフト側は荒れておらず、大〜中回りで気持ちよく滑れます。
ついでに林側のコブにも行ってみました。
昔の準指コブは
「どうするとこんなコブになるのよ」
と呆れるくらいにリズムが悪かったのですが、今回はちゃんと掘ったのかリズムもピッチも滑りやすそう♪
と入ってみたら、下1/3は横方向に抉れてました。
最後で破綻しそうになって、板を横に向けて止める滑りになった方も多かったのかな。

最後は白金。

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コースは空いてますが、リフトは混んでます。
ファミリーと違い機動力に欠けるリフトなので、そこそこ待たされます。

時刻は午後3時。
ファミリーイーストを下りて、撤収です。

駐車場のトイレに入ると
『中毒者さん!』
と声を掛けられました。
誰かと思ったら、準指・正指の受検仲間でした。
「お疲れ様です」
『Twitter見て来てるのは知ってましたけど』
「帰りま〜す」

私のお受検は20年以上前ですが、当時は受検者も多くて(800人以上だったか....)大変だったよなー。
なんて思い出しながら帰路につきます。
途中、横川SAのスプレー洗車機で車の泥と塩カルを洗い流し、藤岡JCTから関越道へ。
高坂の自然渋滞も、事故渋滞もなく、順調に帰宅できました。

風呂入って、洗濯機回して....

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角打ちで合格祈願。

あ、麒麟山の写真撮るの忘れた。
posted by スキー中毒者 at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2024年03月04日

かたしなでガッカリ

この週末は土曜の日帰り。
木曜に降雪があったものの金曜は晴天と、スキー場によってはなかなか微妙なコンディションになりそうです。
日帰りだから近場ですけど、白樺湖・諏訪・八ヶ岳方面は先週行ったし、群馬か?
あ、八千穂って手もあるな....

かたしな高原のFBページには
『昨晩からベースで20cm、トップで30cm積もりました!!今週末は最高のコンディションです』
思ったより少ないですが、最高のコンディションと言うんですから、多少差っ引いてもそれなりに回復したんでしょう。
リフトは指導員割あるし、ゲレ食は美味しいし、行ってみるか。

土曜日、5時に自宅発。
目白通りの情報板には渋滞表示はありません。
しめしめと思ったのですが....

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そうは問屋が卸しません。
よくもまあ同じところでと思いますが、毎週事故ってる場所なんだし、ドライバーも注意しないもんかね?

その後は順調で、現着は9時前。
リフト券を買って、赤いペアリフトに乗車して、メインバーンのかえでコースを滑ります。

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見た目は真っ平らですが、スピードを出すと凹凸を拾い、飛ばされそうです。
そして再びリフトに乗っていると
『....コースともくせいコースを除く全コースが滑走可能....』
え?今もくせいコースって言った??

かえでコースを数本滑った後、黄色いトリプルで奥のコースへ移動します。
青の第6ペアに乗って右側を見ると....

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整備が入っていない、そして誰も滑っていないもくせいコース。

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コーストップにはロープが張ってあります。
ちなみにもうひとつのクローズは、きすげコースらしい。

ホームページを見に行くと、ゲレンデ状況として
『大部分滑走可能!!
 全リフト稼働!!』
とご丁寧に太字で表示されています。
そこから少し下のリンクをクリックすると詳細な状況が表示され、確かにもくせいときすげはクローズ表示です。
けどなぁ、2コースクローズしてて『最高のコンディション』か?
『大部分滑走可能!!』じゃなくて『もくせいコース、きすげコースは滑走不可』って書かないか?

かたしなは、以前はFBページでコース状況を紹介する際、土が露出している写真まで掲載して、来場予定者に注意喚起をしていたこともあります。
過去のそんな正直な姿勢が好印象だっただけに、なんだか残念で仕方ありません。

オープンしているコースの状況ですが、

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大外を回るちぐさコースはまずまず。

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ちぐさコース入口から左に下りるたかねコースは、プライズ検定で多くの時間帯を占有しています。

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第6ペアを降りてまっすぐ進むつつじコース。
第3ペア降り場下の広い場所は半分踏み残してあり、その先の狭いところは全面圧雪。

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そして最後の落ち込みも半分は非圧雪です。
これはスキー場の考え方ですから、いいも悪いもありません。
ただ、前日の金曜のように降雪直後の軽い雪が積もっているときはともかく、標高の低いかたしなでは1日経った非圧雪は、ただの荒地で滑りにくいだけです。
マニアックな方が多いスキー場ならコブが掘られるのかもしれませんが、ファミリーや初心者も多いかたしなでは、そんなこともありません。
ほとんどの方にとっては、滑る場所が狭くなっただけ。
この整備にはちょっと首を傾げざるを得ませんでした。

こんな状況ではイマイチ楽しめません。
せめてたかねコースが解放される昼の時間帯に滑ろうかと、速めのランチにしました。

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けんちんうどん舞茸おこわセット。
こちらは期待を裏切らない美味しさでした。

食事が終わって、コース解放までもうちょい....と思っていたら、いつの間にかお昼寝zzZ
目覚めたら、たかねコースの解放時間は終了していました(^^;

ランチ後も、あまり気乗りがしないまま滑走。
こんな気分で滑ってると怪我しそうだなー、と思いつつも午後3時まで滑って撤収です。
モヤモヤした気分で板を担いで車に戻り、スキー場を後にしました。
帰路の関越道が渋滞皆無だったのだけが救いです。

今回の教訓は、今のかたしな公式の言葉は話半分、いやそれ以下に差っ引かなくちゃダメ、ということ。
今後かたしなに行くかどうかは、公式以外から積雪情報やコース状況を独自に収集して、判断する必要がありそうです。
スキー場自体はコンパクトでも、雪さえ付けばいいゲレンデだと思いますし、ゲレ食も美味しいですから、今回のような公式の情報発信には少しガッカリしました。
たとえコンディションが悪くても、以前のように状況を正直に伝える姿勢を大切にしていただけることを、切に願います。
posted by スキー中毒者 at 17:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー