2023年12月31日

雨の47、一瞬雪の五竜

天気予報では、31日は雨。
その予報どおり、朝起きて外を見ると駐車場の車は濡れてます。
しかし私が宿泊している信濃大町駅前は、大雨というほどではなかった様子。
まぁ酔っ払ってたから気が付かなかっただけかもしれませんが。

なにかの間違いで、スキー場には雪が降ってないかとも思いましたが、こういうときに限って天気予報は良く当たるようです。
白馬に限らず、多くのスキー場は終日雨っぽい。
当然コンディションも悪化しているわけで、前日に行った岩岳だけじゃなく、五竜でも下山コースがクローズしました。
Twitterの雨TLを眺めながら、なかなかベッドから離れられずにいましたが、フォロワーさんから煽られ出撃準備開始です。

行き先は五竜。
けど、下山コースがクローズしてると下りのゴンドラが混みそう。
でも47ならベースまで滑って降りられるとか。
駐車場も広いしな、47から上がるか。

IMG_3351.jpeg

現着は10時前。
車の中でICカードにリフト券をチャージしてゲレンデに向かいます。
雨はそれほど強くはありません。

IMG_3353.jpeg

ゴンドラは空いており、待たずに乗車できました。

IMG_3357.jpeg

トップに向かうLine-Cのリフトもこの程度。
結構混むイメージですが、雨だからでしょうか。
シングルレーンも用意されており、こちらを使えばほとんど待たずに済みます。

ルート1

IMG_3359.jpeg

やや荒れた湿雪でエッジが食いやすいすが、滑りにくくはありません。

ルート2

IMG_3360.jpeg

全面にコブが張り付いてます。
春のような柔らかいコブで、それほど深くなく、リズムもいいのでコブ下手な私でも何とかなります。

五竜に連絡するLine-Eリフトは、ペアリフトということもあり、やや混雑気味。
しかし待ち時間はそれほどではありません。

五竜のグランプリ

IMG_3376.jpeg

白馬村に飛び込んでいくようなダイナミックなコースです。
まぁ実際に滑っているときは、眺めてなんていられないんですけどね。

リフトは斜面両側のペアリフトを動かしてくれましたが、ゴンドラ側の方には列ができるものの、反対側(大町側?)に乗る人は少なく、空の搬器も目立ちます。
私はもちろん大町側を利用しますが、トイレのためにゴンドラ山頂駅に行くためには、ゴンドラ側を使わなくちゃいけません。

IMG_3378.jpeg

コース下部のリフト脇にはコブが4ライン整備されてますが、誰も滑ってません。
ちなみに写真でコーストップに立つ方、滑りを期待してたのですが、コブには入らず通常コースに戻っちゃいました。

IMG_3370.jpeg

リフトに乗っていると、雨が氷の粒のような雪に変わりましたが、ふわふわの雪に変わる期待虚しく、また雨に戻りました。

47に戻り遅めのランチ。
ゆっくり休憩して外に出ると、雨。
いやそれまでも降ってたんですが、この時間になって、なかなかの降りっぷりです。
ゴンドラもLine-Cもほとんど人がいません。
そりゃこの雨じゃ帰るよな。

時刻は15時。
私も帰ろう....

天気が天気ですから湿雪での滑走となりましたが、前日の岩岳とは違い、広い急斜面で大回りもできました。
それだけに身体への負荷も強く、特に腰に疲れが溜まり始めています。
歳なのか、滑りが悪いのか。

いや、その両方だな。.
posted by スキー中毒者 at 22:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年12月30日

コンディション悪化の岩岳

今シーズンの年末年始も、所属クラブの行事がありませんので、フリーで白馬にて滑ります。
とは言え年末を迎えても暖かさが続き、白馬のどのスキー場も雪不足。
毎年景色が目当てで行く岩岳も、数日前のTwitterのフォロワーさん情報では頂上エリアだけしかコースオープンしていないようです。

29日(金)、普通の会社より一日遅く仕事納めを迎え、昼過ぎに帰宅。
荷物の準備をした後、各スキー場のHPをチェックしてみました。

鹿島槍
今シーズンから急斜面に架かる第5リフトの運行が復活しますが、さすがにパウダーは無理だよな。
と思ったら、短い緩斜面2本だけです。
相変わらずヤル気なし。

さのさか
前に見たときにはNGだったトップのリフトを含め、全部動くみたい。
けど雪ねえだろ。

五竜・47と八方は、それなりに雪があるのは何となく分かってます。
けどリフト券、高いんだよなー(特に八方は....)

岩岳
あれ、サウスと下山コースも開くの?
けど危険な香りがプンプン(^^;

どうせ現着は遅くなるし、白馬三山を見ながらノンビリ滑ればいいんだからな。
行ってみるか。

30日(土)、鹿島槍以上にヤル気なく、6時に出発。
覚悟していた関越の渋滞も大したことなく、10時過ぎには岩岳に到着しました。
HAKUBA VALLEYのリフトICカードは持ってますから、駐車場の車の中でリフト券をオンラインでチャージ。
ルーフボックスから古いSTÖCKLIを降ろして、着替えます。
と、板を見た駐車場スタッフのおっちゃん
『それ、新しいヤツ?』
「これは古い方。新しいヤツは棺桶の中だけど、今日はねぇ」
『いやいやいやいや、古い方でお願いします』
何となくコンディションが想像できます。

板を担いでゴンドラ山麓駅へ。
中央高速リフトは動いていません。

IMG_3283.jpeg

並んでるのはリフト券売り場で、ゴンドラ乗り場は空いてます。

IMG_3497.JPG

山頂駅からサウス・下山コース方面には、こんな掲示がされていました。

IMG_3287 2.JPG

ちょっと見はマトモですが、滑ってみるとすでに地肌が出始めてるところがあり、サウスはブッシュも多く残っていて、とても大回りなんてできる状態じゃありません。

山頂に戻り、ViewCへ。
これが見たかったんですよね。

IMG_3292.jpeg

もう帰ってもいい気分ですが、ひととおりコースを滑ります。
ViewCとViewDは上部はいい状態ですが、リフト乗り場付近まで下りると茶色い場所が出始めています。

IMG_3299.jpeg

ノースとイーストのコンディションは良好。
コースは混雑気味ですが、仕方ないですね。
それでもリフト待ちは大したことありません。

12時を過ぎたところでトイレ休憩のため、山頂レストランへ。
とは言え、この時間に席なんて空いてるわけありません。

....、空いてました(^^)
ゴンドラ乗り場でも感じましたが、やっぱりお客さんが少ないんですねぇ。

午後はオープンしている5コースをぐるぐる。

IMG_3325.jpeg

View下部はヤバいです。

IMG_3321.jpeg

サウスはこんな感じ。
注意していても浮石を踏んじゃいます。

IMG_3329.jpeg

3時過ぎ、オススメに従いゴンドラで下山。
下山コースを見ると、滑らなかった自分を褒めたくなりました(^^)

今年の岩岳は、頑張ってコース整備してくれましたが、サウスと下山コースはやや強引だったかもしれません。
ここまで悪化すると、翌日の雨でどうなるのか心配です。
それでも青空をバックに美しい白馬の山々を見られて、満足の岩岳でした。
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年12月28日

2週連続でブランシュww

16日の土曜日に現地まで行って営業中止を知ったブランシュ。
このままでは済ませられるかと、1週間後の23日に再度の訪問です。

板もブーツも先週から車に積みっぱですから、荷物だけ放り込んで出発。
首都高〜中央道は順調、下道に降りて原村を走行しているときに車載の温度計は-4℃でしたから、そこそこ冷えてます。
大門峠に向かって登り始めると、周囲は白くなり、つづら折り付近から道路は凍り始めました。
そして最後のカーブ手前付近で渋滞に捕まりストップ。
凍っているとはいえ、ノーチェーンの夏タイヤでもなければ登れないようなコンディションでもなし、恐らくは先週もやっていた白樺湖やや下の工事による交互通行の影響でしょう。
15分ほどかかって通過。
白樺湖付近からは道路も白くなりました。
峠を越えた下りが怖いです....

しかし峠の向こう側は塩カルを大量散布してくれたようで、雪も氷も融けてます。
ブランシュに向かう上りで再び若干の雪道を走り、9時過ぎに第2駐車場に到着しました。
この日の来場者は全員第2を使うとはいえ、下段も上段も半分近くまで埋まっており、予想以上にお客さんが多いのでしょうか。
雪は1〜2cmですから、スキー場でもあまり降らなかったようです。

準備をしてゲレンデへ。
この日はオープニングサービスとして、正規料金でリフト券を購入すると、1,000円の場内施設利用券が付いてきますから、先週いただいた半額券は次回以降に。
と、リフト券・利用券と一緒にチラシをくれました。

00DA025F-E9E4-44E8-9DF6-2271D9971B63.jpeg

期間限定ながら、1〜3の各月に使える半額のクーポン券でした。
今シーズンは最後までお得にブランシュを楽しめそうです。

IMG_3178.jpeg

クワッドリフト乗り場。
今シーズンもお客さんを待たせないブランシュ品質は健在です。

クワッドリフトに乗車。
車の中で暖まっていたからか、それほど寒さは感じません。
クワッドリフトから降車。

IMG_3181.jpeg

さみーじゃん(^^;;

オープンしているコースは例年どおり、ロマンチックからファンタジーに抜けてクワッド乗り場に戻る1コースのみ。
緩斜面中心ですが、カーブや斜度変化があるので意外に飽きません。

IMG_3184.jpeg

ファンタジーコースは、雪がしっかりと付いているのはスキーヤーズレフトの半分なので、コース中央をポールで規制しています。
しかしロープが張ってあるわけではありませんから、リフト側を果敢に滑る方もいらっしゃいますが、正直オススメできません。
ここ以外はほぼコース幅いっぱいに雪を付けてくれましたし、土やブッシュが出ているところもありませんので、安心して滑ることができました。

リフトはクワッドに加え、ファンタジーに架かる第4ペアも動かしてくれましたので、待ちはほとんどありません。
ただタイミングにもよりますが、コースが混雑気味でした。
団体・グループでのレッスンが多く、特にファンタジーコースには集中しますので、結構気を遣います。

IMG_3202.jpeg

ランチは馬鹿の一つ覚えのように、湖北さんの角煮定食です。
今シーズンもよろしくお願いします。

午後になると気温は上がりましたが、それでも-10℃程度。
リフト上でグローブを外してスマホをいじっていると、凍えます。
コースはロマンチックの滑り出し付近が少し荒れましたが、全体的には問題なし。

IMG_3213.jpeg

しろっくまんも登場し、子供たちと一緒に滑ってました。

私は午後3時まで滑って撤収。
帰路の八ヶ岳ズームラインから見える富士パラのゴンドラコースは、一週間前とは違いほぼ白くなっており、冷え込みが続けば年末年始には滑走可能になりそうな雰囲気でした。

スーパーエルニーニョの影響か暖冬傾向の今シーズンは、白樺湖・諏訪・八ヶ岳エリアのようにスノーマシンで降雪できるところが強みを発揮しそうです。
でもなぁ、やっぱりふわふわの新雪を滑りたいよ....
posted by スキー中毒者 at 13:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年12月20日

6時間超のロングドライブ

12/16(土)は、我が心のホーム、ブランシュたかやまのオープン日。
11月後半から降雪作業は順調で、ここ数年では一番調子良かったのではないでしょうか。
9(土)には一週間早くプレオープンもできたのですが....

本オープンを前に暖気が入り、15〜16日には雨予報も出ていました。
「雨の中で滑るのはイヤだなぁ」
と見送る気満々だったのですが、現地の天気予報をチェックしていたところ、前日(15日)の雨は当日(16日)朝には止み、9時過ぎからは天気が回復しそうです。

IMG_3106.png

「仕方ない、行くか」

16日朝、5時40分に自宅を出発。
首都高〜中央道も順調です。
しかし、小仏トンネルを抜けたあたりから霧雨が振り出し、笹子トンネルの向こう側は結構な振りっぷりです。
「えー、話が違うじゃん」
と思いつつも、まだ時間が早いし、エリアも違うと自らに言い聞かせて車を走らせます。
小淵沢を通過すると、雨はほぼ止みました。
左手に見える富士パラは、ゴンドラ沿いのコースに斑状に雪が付いている程度です。

諏訪南ICで降りて左折。
八ヶ岳ズームライン〜エコーラインをのんびりと走ります。
昨シーズンまでは芹ケ沢西交差点を右折、芹ケ沢交差点を左折し、しばらく集落の中を走りましたが、3月に湯川バイパスが開通して、芹ケ沢西を直進するとそのまま柏原まで走れるようになりました。
工事の様子は見ていましたが、走るのは初めて。
時間的には数分の短縮でしょうが、人家がありませんから(あっても人は歩いてませんでしたが)、気分的には大分楽です。

大門峠を越えて姫木平を抜け、左折。
その先にはブランシュしか無いのですが、地元の軽トラではない対向車と何台もすれ違います。
「珍しいこともあるもんだ」
ほんのちょっとだけ心をよぎった不安な気持ちを振り払い、先に進みます。
第2駐車場方面に左折。
駐車場が満車の時にはこの曲がり角に案内が出ますが、何もなし。
「よっしゃ、大丈夫」

IMG_3109.jpeg

ダメでした....orz

インフォメーションに立ち寄り話を聞くと、前日の雨で相当なダメージを受けて、コースが途切れちゃったようです。
スタッフは平身低頭でしたが、自然が相手ですからね、こればかりは仕方ありません。
「トイレだけ貸してください」

IMG_3146.jpeg

リフト半額券をいただきました。
イエティのガラポン抽選でいただいた無料優待券もあるしな、お得に楽しませていただきます。

「さて、この後どうすっかなー」
普段なら大門街道を北に走り菅平、という手もありますが、今週は都連の指導者研修会で700人超の参加者が集結しています。
先週だってかなりの混雑だったのに、その2.5倍ですから、いくらローテーションしても、おそらくコース上はカオス....
とても行く気になれません。

ブランシュのスタッフに、周辺スキー場の営業状況を聞いてみたところ、
『2in1と、あとはロイヤルさんも営業しているようです。けどこの雨で状況はかなり悪いと思いますが....』
駐車場に戻り2in1に電話。
コール10回、誰も出ません。
「ロイヤルヒルに行ってみるか」

初めてのスキー場なんで、ナビで目的地に設定。
無事駐車場に到着しました。
が、何だか様子がおかしいです。
車は駐まっていないし、人もいません。
そもそも雪がありません。
車を出て周りを見渡すと、すこし先に雪が見え、リフトが回ってます。
しかしそこはリフト降り場っぽい。
どうやら駐車場はスキー場中腹にあるみたいです。
どうすりゃいいのよとスキー場に電話をすると、こちらは1コールで出てくれました。
『今どちらにいらっしゃいます?』
「え〜、P1・2・3って書いてあるところ....」
『あぁそこですとチケット売り場も開いてませんし。でもそこに車を置いて、滑って下りていただいてもいいですよ。下でチケットは買えますから。それか白樺湖の湖畔を走っていただいて....』
「そっちだと車はどこに駐めればいいんですかね」
『すずらんの湯っていう温泉施設の隣に大きな駐車場がありますから、そちらに』

再びナビに「すずらんの湯」への案内を依頼します。
池の平ホテル前を通過して、湖畔を走行。
すずらんの湯に到着です。
が、スキー場の影も形もありません。
戸惑いながらもうちょい走ると、左に上る道があり看板も出ていました。
上ってみましたが、あるのは宿泊施設の専用駐車場ばかりです。

「あ、スキー場だ」
緩斜面でジュニアがスキー教室、上に伸びる中斜面には一般スキーヤーが数名滑ってます。
コースはダメージを受けているようですが、まぁ滑れるか。
とは言え、一般客用の駐車場は無く、下から板を担いで上ってくるしかなさそうです。
上り坂だし、そこそこ距離あるよなぁ。
「いいや、帰ろう....」
そのまま大門街道に戻り、帰路につきました。

時間が時間ですから中央道も空いてます。
アイサイトのACCをセットし、アクセルワークはお任せでひたすら走りました。
(さすがに首都高では自力で運転しましたが....)
帰宅は12時40分。
ブランシュのレストハウスでトイレを借りたのと、ロイヤルヒルの駐車場でインスペしたのと、最後にスタンドで給油したのを除けば、6時間以上走り続けたことになります。
滑ってませんから肉体的な疲れはないのですが、精神的にはぐったりです。

ちなみに、ゴンドラコースが斑模様だった富士パラは、山頂コースのみで営業していたようです。
高速から見た様子でダメだと思い込んでいましたが、後で知って更にぐったりしました(^^;;

その後、本日(12/20)、ブランシュは無事リ:オープンを迎えたようです。
26日まではオープニングウィークとして、リフト一日券を正規料金で購入すると、1,000円の場内施設利用券がいただけるとのこと。
とりあえず土曜日には行くつもりだけど、半額券を使うのはそれ以降だな。
posted by スキー中毒者 at 14:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2023年12月12日

2024指導者研修会@菅平

この週末は、菅平で指導者研修会に参加しました。

いつものように前乗りで現地入りしますから、金曜は就業時間終了後、早々に退社。
吉牛でメシ食って、家で風呂入ってソッコー出発の予定が、ウダウダしてたら20時過ぎになりました。
駐車場から車を引っ張り出すと、
「あれ、ガソリン....」
イエティなら余裕で2往復できますから、前回のイエティ(3回目)から帰宅後、もう1回行くだろうと給油してなかったんですね。
立ち寄ったスタンドはそこそこ混んでます。
そして関越道練馬IC手前、目白通りで谷原交差点先にある陸橋が工事のため1車線規制となっており、陸橋の先でも車線規制を伴う工事が行われていました。
これ、シーズン中だと大変だぞ....

練馬までは少々時間がかかりましたが、高速に乗ってからは順調。
上田菅平ICを降りてからも、先行車も不在で23時にホテルニューダボスに到着しました。
あれ、ずいぶん早く着いちゃったな(^^;

部屋ではすでに2人が出来上がってます。

IMG_3015.jpeg

早速私も参戦。
何度目かわからない昔話を肴に酒が進みます。

IMG_3019.jpeg

翌朝、部屋の窓から見える風景は、ここ数年おなじみです。
左太郎とラグビーコートに白いものが見えるだけマシかもしれません。

まずは宿のおかーちゃんにご挨拶。
「雪造り、上手くいかなかったねぇ」
『あれ、すっごくお金かけたらしいのに。でもハーレさん、お金持ちだからー』

研修会の受付は今年もWebで行いますが、昨晩は飲むのに夢中で忘れてました。
都連HPから実施要項のPDFを開いて、Web受付のリンクを長押し、っと。
あれ、これリンク張ってねぇじゃん、ただの文字列かよ....
QRコードもダウンロードできません。
「おい、ちょっとお前のスマホにQRコード出してくれ」
後輩指導員にお願いして、何とか受付画面に飛べました。
ちゃんと確認しとけよ > 都連教育本部

集合場所は、サンホテル前から裏ダボス下に変更になりました。
道路から裏ダボを見ると、下部の緩斜面から右の迂回コースに向かって雪が付いてます。
あ、もしかしてこっちも滑れるの?

IMG_3022.jpeg

踏み上げ研修バーンでした(^^;
よく見ると、リフトの搬器は下の方にちょろっと架かってるだけ。
この状態なら他のお客さんは絶対に来ませんから、心置きなく低速系の開きモノを練習できます。

とは言え、私の班は踏み上げでもなく、ミーティングからスタート。
グループに分かれてテーマ別ディスカッションです。
10時半にミーティング終了。
次は11時半から踏み上げ講習ですから、ここでランチ休憩。
え、もう昼メシ?

IMG_3025.jpeg

腹減ってねーよ、朝ゴハン3杯も食うんじゃなかった(^^;

踏み上げ講習は、都連所属のデモが担当してくれました。
太田好美ナショナルデモンストレーター
松本聖SAJデモンストレーター
中野聡SAJデモンストレーター
の3名です。
デモンストレーションの見学だけにならないかなー、とも思いましたが、もちろんなりません。

本年度の研修課題は昨年に引き続き「ターン始動時のポジショニング」。
デモ滑走の後、ひとりずつ滑ってデモからアドバイスを貰うという形式でした。
本数は少なかったものの、解説は分かりやすく、デモのアドバイスも丁寧で、なかなか良い取り組みだったと思います(踏み上げじゃなければもっと良かった)。

空はピーカンの青空で、めっちゃ暖かいです。
ウェアのジャケットを脱いでミドラーだけで滑る人も多いですが、教育本部専門員からは
『雪上ではありますが、熱中症に充分ご注意ください』
と声が掛かるほどでした。

その後にやっとファミリーでの滑走研修。

IMG_3039.jpeg

朝イチは凍った硬めのバーンだったようですが、昼過ぎになっていい感じに緩んでます。
雪はほぼ全面に付けてくれましたが、最上部だけはコース幅の半分弱なので要注意。
広い場所まで移動してから、プルークスタンス、そしてシュテム動作を活用してポジション確認を中心に研修を進めました。

終了は15時。
私にとっては定時ですが、この日は同じ班のスキー大学仲間と30分ほどフリーで滑ってから撤収です。
ちなみに今回の研修会最高齢参加者は、私の所属クラブの85歳のおじいちゃんですが、16時まで滑っていたそうです。
お達者....

翌日曜日。

IMG_3050.jpeg

前日同様ミーティングから始まる予定でしたが、コースに出てもいいことになったようで、朝イチからファミリーで実技研修です。
前日の流れを受け、シュテム〜パラレルでバリエーションを含めたトレーニング。

そして10時半頃だったでしょうか、
コースボトムまでの一本で、衝突事故が発生。
私の班の女性が、他の班の方に斜め後ろから突っ込まれました。
幸い大きなケガはなく、多少の痛み程度で済んだようですが、休憩がてらサンホテルの食堂に入り、緊急ミーティングです。
ゲレンデでの衝突事故防止について、ディスカッションを行いました。
参加者は皆さん経験豊富な先生方ですから、貴重な意見がいろいろと出されました。
講師には耳の痛い内容もありましたが、きっと教育本部内で共有して、今後に生かしてくれるでしょう。

この日は12時前に実技研修終了。
前日同様、スキー大学仲間と数本滑ります。
真面目に滑って、シーズンオフには使わない筋肉を酷使したからか、腰痛が酷くなりました。
けど滑ってるときは大丈夫なんですよねぇ....
我ながら都合のいい身体です(^^;

仲間とは
『じゃまた五竜で』
「良いお年を」
と別れて研修会終了です。

今シーズンから導入したICSが上手く動かず、コース造りに苦労した菅平ですが、予想以上に良い状態に仕上げてくれました。
次週の研修会では、裏ダボ迂回もオープンするかもしれません。
けど参加者は、この週の300名弱の倍以上、700名が集まりますから、かなり混雑するんじゃないでしょうか。
週末までは季節外れの暖かさも予報されてますし、ゲレンデコンディションの悪化も心配されます。
C日程にご参加の皆さま、くれぐれもご安全に。
posted by スキー中毒者 at 17:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー