2022年09月20日

資格返上、クラブ退会、....

ここ数年で、資格を返上するクラブの指導員が出始めました。
皆さま、私が入会した頃には指導員として活躍していた大先輩で、もうかなりのご高齢。
『もう(指導の現場に立って資格を)使うこともないから』
というのが理由ですが、確かにクラブ行事に出席していただいても、指導をお願いするのは憚られる方々です。
残念ですが仕方ないですね。
当クラブは、いや当クラブも高齢化が進み、後期高齢者の指導員は片手じゃ数え切れません。

退会者も少しずつ出ています。
こちらは年齢的な理由だけでなく、スキーから離れてしまったり、音信不通となってしまったり。
いろいろと事情があるでしょうから、引き留めることはいたしませんが、一緒に滑っていた仲間がいなくなるのは寂しいものです。

そして残念なことに、亡くなる方たちも....
一時クラブを離れたものの、再入会してまた一緒に滑るようになった方。
そして私を可愛がってくれた先輩指導員。
おふたりともクラブ員として登録は続けていたものの、ここ数年は体調を崩されて、雪上はもとより在京でもお目にかかることはありませんでした。
年齢が年齢だったとは言え、もうちょっとだけご一緒したかったです。

そんな中、1通のメールが入りました。
当クラブでは一番の若手指導員(とは言っても40代半ば)の奥様からです。
それは思いもかけぬ訃報でした。
彼は8年前にクラブに入会し、その後準指検定に一発合格。
転勤のため東京から離れたものの、帰任して昨シーズンは菅平の雪上研修会に出席してくれました。
一時健康を損ねたことは聞いていましたが、いつものように人懐っこい笑顔を見せてくれ、回復したものと勝手に思っていました。
もしかしたら体調は万全ではなかったのかな....。

家族を残して、さぞや無念だったでしょう。
私も悲しいし、悔しいです。
スキーが大好きだったから、きっと向こうでも滑ってることでしょう。
いつか私がそっちに行ったときは、また一緒に滑ろうな。
その時までにもっともっと上手くなって、私を驚かせてくれよ。
楽しみにしてるぞ。
posted by スキー中毒者 at 17:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー