毎年の白馬五竜スキー大学で延泊し、自主的にミーティング(飲めや騒げの大宴会)〜復習(ゲレンデでヒャッホー)を行う熱心な仲間と、
『このメンバーでフリーで滑ろう!』
と言い続け、やっと実現した企画です。
ちなみにこの仲間、ミーティング会場となる神城駅近くのお店”Pizzakaya country road”さんにちなんで、Pizzakaya班と自称しています。
毎週寝坊して、スキー場に遅刻している中毒者ですが、今回は仲間をピックアップしますので、責任重大です。
初日の朝、何となく目が覚めました。
ベッドサイドの時計を見ると、アラーム設定時刻の10分前。
うん、あとひと眠り....zzZZ
”もう10分、そこが惰眠のやめどころ”
これを守らなかったため、今シーズンは何度痛い思いをしたことか。
それでも二度寝、三度寝の誘惑には勝てなかったんですねー。
でも、この日はそうはいきません。
ありったけの意志だけでなく、数日分の意志も前借りし、何とか起床できました。
無事仲間をピックアップし、関越道に乗ったのが6時。
火急の用件を抱えている方が多いようで、予想以上に混雑しています。
多少の渋滞はありましたが、十二峠経由で9時過ぎには野沢温泉のお宿に到着しました。

三日間、こちらでお世話になります。
そして足許を支える頼もしい相棒たち。
今シーズン限りの現長坂ゴンドラでトップに上がりました。
天気は曇りで、思ったより気温が低いです。
滑りだして間もなく、雪がちらつき始めたかと思うと、すぐに本降りに。

最初は『雪だー!』なんて余裕をかましてたものの、だんだん風が強くなりほとんど吹雪です。
たまらずパラダイスまで下りて、レストランに退避。
ちょうど昼メシの時間ですが、運良く2階の4人テーブルをふたつ、確保できました。

まずは食前酒。
あっという間に空になります。
『日本酒は、冷・燗ってあります。』
「面倒だな、四合瓶は無いのか?」
仲間のひとりがフットワーク良く、女将さんの元へ。
『日本酒は北光正宗の一升瓶だけですが、明日までボトルキープしていただきます。明日の席も予約しました。』
「よっしゃ!」
『女将さんには、明日まで残ってるの?って言われましたが....。』
飲み手は三人ですから、さすがにそりゃないだろ。

しばらくすると、あとの四人が準備を始めます。
「外はまだ雪だからな。我々はベースキャンプを守ってるよ。」
『飲み過ぎないでねー!』
気が付くと、残り僅か。
『これだけ残してもしょうがないから、飲んじゃおう。』
”もう一杯、そこがお酒のやめどころ”
強い意志が必要なところですが、朝の前借りで出払ってます。
周りを見回すと、すでにお客さんは誰もおらず、スタッフが食事をしています。
「店に悪いから1階に下りようか。」
荷物を持って階段を下りると、レジに仲間が立ってます。
「え....?」

ワインが出てきました♪
飲み終わった頃に、出撃中の仲間から連絡が入り、合流して宿に帰ります。
ゴンドラで下りるのかと思ったら、何を間違えたのか林間コースで日影まで滑ることになりました(^^;

日影は一応滑走可ですが、悲惨な状態です。
宿に戻り、すぐ裏手のスパリーナでお風呂に入り、部屋でビール。
『晩ゴハンのお酒、どうしましょう。やっぱり水尾は一本頼まないとダメですよね。』

まぁ復興支援だしな。
このあたりから記憶は途切れ気味。
翌日確認したら、水尾の一升瓶も空いたそうです。

部屋に戻って、持参の日本酒。
この日、初の四合瓶です(^^)
2本目を飲んでるうちに意識は忘却の彼方へ。
気付いたら布団の中でした。
翌日。
いい天気になりました。
てか、暑いです(^^;
連休中日でもあり、やまびこエリアも大混雑。
上部のクワッドリフトが混むのは、いつものことですが、下のクワッドも繁盛してます。
仕方なく少し下りて、水無・湯の峰を滑ることにしました。
しかし、さすがに雪は緩んでます。
当然、妖怪も出没....。
湯の峰からパラダイスに抜ける真っ平らな斜面に四苦八苦しながら、前日に席を予約したレストランへ。

汗をかいたんで、水分補給です。
「日本酒は予約してないの?」
『してません!』

午後になると、やまびこエリアの雪も緩みました。

それではと、Bコースのコブ。
最後は湯の峰まで滑り、長坂ゴンドラに中間駅から乗車して帰りました。
宿の部屋でビールを飲みながら、
『晩ゴハンの後、ひと休みしたら温泉街に出て軽く飲まない?』
と相談してたのですが....。
宿の食事でお腹一杯。
部屋飲みになりました。

前日を反省して、控えめに四合瓶4本。
布団に入るまで、しっかり記憶はありました。
最終日。
朝から雨の予報でしたが、少し後ろにズレたようです。
温泉街は曇り。
とは言っても、いつ降り出してもおかしくない天気です。
朝ゴハン。
お腹いっぱい食べてゲレンデへ。
長坂ゴンドラを降りて外に出ると、ポツポツと雨粒がゴーグルに付きます。
「ありゃ、降ってきちゃったか....。」
とりあえずリフトを乗り継いで、やまびこAへ。

止みました。
けど、ビミョーですねぇ。
しばらく経つと、やまびこAでも雨が降り始めました。
すぐに雨粒が大きくなり、風も強くなります。
おまけに遠くでゴロゴロと雷の音も....。
『ヤバい、退避しよ。』
レストハウスやまびこで、暫し休憩。
その後、小毛無を数本滑って、前日同様、湯の峰駅から長坂ゴンドラで下山です。
お宿で試乗スキーを洗って、部屋に戻ると、結構な降りになってきました。
『いやー、タイミング良かった。』
雨が小止みになったところで、お昼ゴハンへ。

おひとりのリクエストで、普段はなかなかお邪魔できない、こちらまで足を延ばしました。
雨だし、少しは空いてるかと思いましたが、やっぱり混んでます。
それでもすぐ後には22名なんて団体さんがいらっしゃいましたから、こちらもタイミングが良かったようです。
オーダーはもちろんやきとり丼。
いつかは鰻重と夢を抱きつつ....。
これにて第一回白馬五竜スキー大学Pizzkaya班野沢合宿は終了。
ご参加の皆さま、お疲れさまでした。
そしていろいろとお世話になり、ありがとうございました。
次は2020シーズン忘年会です。
しっかりと肝臓を鍛えてご参加ください!