夕方とはいえ蒸し暑さの残る中、銀座線神田駅からテクテク15分程歩いて神保町へ。
まぁ雨よりいいわなと思いつつも、うっすらと汗ばんできます。
お店に着くと、
『できてますよー。』
もう20年程のお付き合いですし、先週足型も再確認していただいてますので、必要なシェル出しは完了しています。
『それじゃお願いします。』
こちらも慣れたもので、裸足になって、一段上の椅子に座ります。
血管やら骨やら、圧迫を逃がす場所にパッドを貼って、スキーソックスを履き、その上からビニール袋を被せます。
両足が完了したら、フォーミング前のインナーを入れたブーツを履き、カント測定。
そして、いよいよフォーミングです。
作業台に乗って、ウェイト入りのベストを着用、両脇のバーを握ります。
『もう分かってるから、いいよね。液が入ったら、脛を左右にゆっくり動かしてください。じゃ、右足からいきまーす。
背後でシャカシャカと、フォーミング液を攪拌・注入する音とともに、
『い〜よぉ〜っ、よぉ〜っ』
と掛け声がかかります。
初めての方はびっくりするかもしれませんが、毎度お馴染み、オヤジのルーティーンみたいなもの(^^)
すぐに脛のあたりからフォーミング液が入ってくるのを感じますので、ゆっくりと左右に動かして、液を全体に行き渡らせます。
『はい、止めて。』
フォーミング液が発泡し、足全体を締め付けてきますが、両手で握ったバーを引っ張り、右足を踏ん張ります。
そして左足も同様に....。
作業完了後、5分程そのまま待って、フォームが硬化したら終了です。
「初めてのときは、締め付けが痛いほどに感じたけど、何だか慣れちゃったなー。」
最後に再度カントを測定。
『よし、ドンピシャ!』
完成です\(^o^)/
フォーミングしたら、もっと重くなると思ってましたが、予想を超えた軽さです。
会社帰りに調整してもらうため、通勤時にブーツを担いでくこともあるのですが、今まではとにかく重くて(>_<)
これからは、少し楽になりそうです(^^)
『ひと晩置いて、完全に固まったら出来上がりです。できれば月一回くらい足入れしていただけると....。』
真夏にエアコンが効いた部屋の中で、スキーブーツを履いてニヤニヤするのかぁ。
他人様には見せられない姿だな(^^;