2019年04月02日

2020スキー試乗@菅平

3/30(土)に菅平で開催された、Mt.石井スポーツさんの試乗会に参加しました。
天気は曇りで、一時は薄日も差しましたが、最後は雨です。
雪の状態は、朝は夜間の冷え込みによるアイスバーン、その後だんだん緩んだものの、大きく荒れることはありませんでした。
試乗コースはファミリーと裏太郎です。

STÖCKLI LASER SL
L165/R13.6/120-66-97
EINL3745[1].JPG
まずはショート。
朝イチのファミリーの硬い斜面をものともせず、力強く削ってくれます。
良いポジションという大前提はあるものの、切り換えで板が身体の下に戻ってきてくれますから、余裕を持って操作できました。
裏太郎の急斜面では、スピードコントロールを意識してみましたが、スキーを外に動かしてもエッジが噛んで動かなくなることはありませんし、板の返りも強くはないので、ズレのコントロールが容易だと感じました。
ミドルは、踏み込むだけでターンが完成します。
ロング程度にターン弧を大きくすると、やはりトップが内に入るのが気になります。
広い急斜面では、ターン弧を調整しても、イメージより小さめになるかもしれません。

STÖCKLI LASER SC
L170/R14.9/123-72-104
FXUS4079[1].JPG
SLと同じく、硬いファミリーをショートで。
SLでは板が雪を削りながら戻ってきましたが、SCはそこまでの力強さは感じられず、ズレながら雪を削る板に身体を付けていくイメージと言ったらいいでしょうか。
ファミリーより柔らかいでは、ズレのコントロールによる、横のスペースを意識したゆったり目のショートが快適でした。
ミドル~ロングでは、エッジを食わせ気味にすれば、しなやかに撓んだ板が雪面に張り付き、切り換えで走ります。
このあたりの感覚は、現行のSCとほぼ同様ですが、来シーズンモデルでは荷重ポイントはややルーズでもOKでした。
テールにやや弱さを感じることがあったのは、直前がSLだったからかもしれません。
このあたりは、チューンナップで調整可能とのことです。

OGASAKA TC-MS+FL585
L172/R18.1/113-69-96
PPMR6696[1].JPG
ミドル~ロングで滑ると、エッジホールドがイメージよりもやや強め。
まぁTCですからね。
そんなもんだと思えば、調整はしやすいですから、ズレ、キレのどちらも楽しむことができます。
ショートでは、丸沼で感じたような反応の鈍さはありませんでした。
ファミリーの硬い斜面だったので、強めのエッジング操作となり、それに板が反応してくれたんだと思います。
深回りも試してみましたが、落差が出ますので、単なる大きめのショートになっちゃいました。
これは板が悪いんじゃなくて、私が悪いんです。

SALOMON S/FORCE BOLD+X12TLGW
L177/R16.0/132-84-116
TJGP7706[1].JPG
TC-SSを試したかったのですが、お出かけ中で帰ってくる気配がありません。
ということで他のメーカーをふらふらしてたら、SALOMONで大瀧徹也さんと目が合っちゃいました。
『どんなタイプがいいですか?』
「なんちゃって基礎スキー」
『じゃ、BOLD行きますか』
「これって、どんな板?」
『んー、例えて言えば、戦車で公道を走るような』
「??」
滑ってみると、軽くて、エッジホールドもさほど強くないのですが、メチャクチャ安定しています。
体軸の傾きだけで滑ろうとするとだらしないのですが、外スキーにしっかり荷重してやれば、ロング~ショートまでOK。
太目なので、さすがにクイックなショートにはなりませんが....。
若干テールが逃げることがありますが、気になるほどではありませんでした。
エッジを食わせれば突破力はありますし、ズラせば荒れをいなしてくれるスキーです。
『どうでした?ウチの戦車は』
「安定してるけど、山道のヘアピンなんかは苦手そうですねぇ。それに戦車だけにいいお値段(^^;」

ATOMIC REDSTER S9i Pro+X12V
L165/R12.5/117.5-65.5-101.5
OGAK5181[1].JPG
丸沼では弱気になって、Proじゃない方を選びました。
しかし、戦車の後だったもんで、つい強気に....。
ショートで滑って笑っちゃいました。
硬い下地が出たバーンでシュンシュン、荒れ始めたバーンでもシュンシュン。
踏み込み、ちょい回旋してやるだけで、オートマチックにキレの良いターンになります。
そしてビシッと安定しています。
やたらと走りますから、気を抜くと何とか踵で踏みとどまる状態に(^^;
まぁファミリーの中斜面だからな。
ということで、裏太郎へ。
あれ?ちゃんとズラすことだってできちゃうじゃん。
さすがにロングは....、と思ったのですが、意外に内に入らず、それなりにイケます。
この板は、試乗で気分良くなって、終わりにする板だ!
絶対そうだ!

BLOSSOM FLERE PLUS
L165/R13.5/123-67-104
UEHO1527[1].JPG
いつもはグッサグサの雪、もしくはトロトロの緩斜面で試すBLOSSOM。
たまには硬い斜面で....、と思ったんですが、珍しいことに出払いっぱなし。
やっと帰ってきたら、斜面はすでに荒れ始めてます(^^;
『中毒者さん、もうわかってるからいいでしょ』
というスタッフの声を尻目にコースへ。
ショートでは、しっかり踏んでやらないと返ってこなかったり、真っ直ぐ走っちゃったり、だらしないですが、ポイントさえ外さなければ、気持ちよく返ってくれますので、楽に滑れます。
ただ、私の好みよりもやや返りは強めです。
ロングでは、トップから内に入り気味ですが、この程度なら許容範囲。
裏太郎に掘ってあるコブにも入ってみましたが、抑え気味に滑る分には問題ありませんでした。

ROSSIGNOL DEMO ALPHA Ti
L166/R13.0/122-68-104
HWXV0570[1].JPG
ロングからショートまで、どんなターンでも楽しいスキーです。
力を抜いてゆったり滑っても、歯を食いしばってゴリゴリと滑っても、乗り手の意思に応えてくれそうです。
ショートではATOMICのS9i Proようなシュンシュン感はないし、ロングでもOGASAKAのTC-MSのようなガッチリ感はありませんが、軽快だし、操作性はいいし、安定してるし、荷重ポイントだってそれほど厳しくないし....。
カラーリング以外は、ホントにいいスキーだと思います。

OGASAKA KS-GP+FL585
L165/R15.0/115-67.5-98
FICA0440[1].JPG
丸沼ではビン直付けだったので、今回はFLプレート付を試しました。
まぁプレートを付けたからと言って別物のように変わる訳はありませんが、足許の安定性が増した分、柔らかさは感じても、弱さは感じません。
荒れた斜面でもロングからショートまで、何でもイケます。
トップはともかく、テールはもうちょいホールド感があった方が好きですね。
ここに辿りつく前に、強烈な印象のスキーを何本も試しましたので、印象が薄くなっちゃいました。

K2 CHARGER
L168/R15.5/126-76-105
VKUP8112[1].JPG
だんだん疲れが出始め、このあたりからイマイチ気合が入ってません(^^;
センター幅は76mmですが、最近はこの程度じゃ太いと感じなくなっちゃいました。
滑ってみると、乗り味は非常に軽いです。
取り回しはしやすいので、コブに入ってもそこそこ安心。
裏太郎の荒れた斜面を、ちょいスピードを出したロングターンで滑ると、ややバタつきますが、安定性はまずまずです。
昔の(いつの?)CHARGERの方が良かったなぁ。

ID one Free Ride TM
L165/R118/112-66-100
CKFN7147[1].JPG
なんとなくID one。
完全に守備範囲外のメーカーなんで、スタッフに選んでもらいました。
「コブ用じゃなくて、普通に滑るやつ。」
で出てきたんですけど、見た目はコブ用っぽい(思い込み?)。
かなり柔らかい板です。
ファミリーにできた小回りロードに入ってみましたが、ガリガリの下地を滑るには、もう少しグリップして欲しいと思いました。
このスキーには、無い物ねだりという気がしないでもないのですが....。
荒れた柔らかい雪やコブは問題ありません。
と言うか、可もなく不可もなく。
安定性は悪くないのですが、走りはイマイチです。
あ、これもこのスキーには求めちゃいけないのかな?

BLIZZARD FIREBIRD COMPETITION 76
L166/R15.0/12-76-105
VMKE7503[1].JPG
雨がポツポツ降り始め、完全にヤル気がなくなってます(^^;
なんだかK2のCHARGERと良く似たプロフィールですが、荒れた斜面での安定性はこっちの方が良いと感じました。
基本的にはミドル~ロングのスキーだと思いますが、クイックな切り換えを求めなければ、ショートも大丈夫です。
いや、上手い人ならイケるのかもしれませんが、私ごときの脚前では、クイックなショートで滑ろうとすると、横のスペースが取れないミミズがのたくったようなターンになってしまいます。
BLIZZARDらしく突破力はありますから、夕方になって斜面がボコボコになっても、まだ滑りたいという方にはいいかもしれません。

OGASAKA TC-SS+FL585
L165/R12.6/120-67-104
EHEE8877[1].JPG
小雨が普通の雨になりつつあり、もう帰るつもりのところ、通りすがりのOGASAKAに、朝からずっとお出かけだったこいつが帰ってました。
丸沼では朝イチの硬めの斜面で、まずまずの印象だったのですが、ボソボソの雪ではどうなるか?
と思ったら、ポールバーンからポールが撤収され、フリー滑走に解放されました。
ほぼ平らですが、柔らかい雪が溜まった場所と、硬い下地が混在するコースです。
柔らかい雪をソールが受け止め、きれいに撓みます。
雪が雪ですから、切り換えで走る感覚は弱いですが、ちょいボソの雪から浮き上がるように抜け出て、次の谷回りに繋いでくれました。
TCだと板の強さが勝っちゃうかな?と思ったのですが、そんなことはなく、メチャクチャ楽です。
ターン弧を大きくしても、内に入ってくることはなく、イメージ通りのラインで滑ることができました。
強めの印象があるテールを使って、深回りのショートも試してみましたが、これももまた楽しい♪
一時はやたらと難しい板だったTC-Sですが、このモデルは高いポテンシャルと扱いやすさが両立しているように感じます。
posted by スキー中毒者 at 17:45 | Comment(3) | TrackBack(0) | スキー