2019年04月29日

平成最後はヨボヨボ

連休初日の27日は丸沼でした。
例年だとかぐらに行く時期、
前回の丸沼の状況が予想以上に良かったとは言え、3週間前のことなので、雪がやや心配でしたが....。

目覚めたのは4時半。
これなら、関越の渋滞に引っかかることもなく、リフトの営業開始前に現着できます。

次に目覚めたのは6時。
窓の外はすっかり明るくなってます。
二度寝ってホント気持ちいい♪

気を取り直して出発。
関越に乗ったのが7時過ぎですから、トップシーズンは過ぎているとは言え、連休の初日にタダで済むはずないのですが、意外なほど混雑していません。
高坂付近で20分程度の渋滞があった他は順調で、10時前には丸沼に到着しました。
上部の第1駐車場は半分程度しか埋まってません。

センターステーションも人影まばら。
ゴンドラ駅にも列はなく、ICゲートを通過すると、私の前のお客さんがゴンドラに乗車するところでした。

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ゴンドラから見たベース付近のゲレンデです。
イエローがアウトってこともあるでしょうが、人いないですねぇ(^^;

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トップまで上がると、コース脇の木々が白くなっており、前の晩に雪が降ったようです。
白根山には雲がかかっており、上部は見えませんでした。

滑ってみると、硬くてやや荒れ気味の下地の上に湿雪が乗っていて、見た目はともかく、お世辞にも滑りやすいコンディションじゃありません。
雪がイマイチなら、滑り手はポンコツ。
古傷の左膝の状態は最悪で、歩くだけで鈍い痛みが走る始末です。
滑っていても、膝を入れる方向を間違えると、イテテ....(>_<)
整地はともかく、荒れ気味の斜面では結構気を遣います。

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バイオレットまで下りました。
だからと言って、滑りやすくなる訳もなし。
空いてるのだけが救いです。

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いつも空いてるゴールド。
コースにもリフトにも、誰もいないことも....。
雪はボソボソですが、ミドル〜ショートが楽しいです。
しばらくすると、こちらにも人が集まり始めましたが、コース上の混雑は大したことありません。
ただ、リフト乗り場直前の、通路状に狭くなる場所のど真ん中でビデオ撮影するのは、やめていただきたいものです。

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ランチを終えて外に出ると、青空も見え始めました。

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そして、Twitterのフォロワーさんに煽られるように、シルバーへ。
最上部は地肌が出始めています。
中間部は意外にマトモですが、下部は谷間に穴が開いたように土が出ているところもありました。
元々ヘタクソなうえに、ポンコツ状態ですから、ヨボヨボのおじーちゃんみたいに滑り下り、シルバーはおしまい(^^;

その後は、ゴールド、グリーン、バイオレットをヨボヨボと滑り、14時半に撤収しました。

帰路、R120沿いの桜を楽しみながら、昭和の湯に向かいます。
こちらの露天風呂でも、盛りは過ぎていましたが花見風呂を楽しむことができました。
昭和ICから乗った関越も渋滞皆無で、アイサイトのクルーズコントロールに任せて、ノンビリと帰宅しました。

明日(4/30)は出勤日につき、これが平成最後のスキー。
滑りはヨボヨボでしたが、コブ斜以外ではブッシュを心配することもなく、空いているゲレンデをクルージングできました。
令和最初のスキーは、(たぶん)かぐらです。
しかし、こんな膝の状態で、コブだらけのかぐらなんて、滑れるのかなぁ....。
posted by スキー中毒者 at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2019年04月23日

お気楽20年、老いらく5年

前週に引き続き、この週末も野沢温泉。
スキー大学仲間が主催する、スキーとバーベキューで野沢をお気楽に楽しもうというイベントに、今年も参加させていただきました。

金曜日は前泊のため、23時半のお宿入り。
先着の仲間は既に出来上がってます。
早速缶ビール1本をお付き合いしましたが....。
彼らが待っていたのは中毒者ではなく、お酒です。
やっぱり日本酒の四合瓶でお付き合いしなくちゃね(^^)

土曜日。
前週は早々に長坂駐車場が満車になりましたから、この日も混雑を警戒して、ちょい早めの7時半に集合し、スキー場に向かいます。
駐車場で降ろした荷物は....。

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オガサカがいっぱい。
試乗会だったら順番待ち必須の板が、ゴロゴロと転がってます(^^)

去年に引き続きご一緒していただく日本バーベキュー協会の皆さまが、駅舎入口まで運んでくた大量のBBQ用品や食材と共に、みんなで手分けしてやまびこゲレンデまで運び上げます。
何と今年はスキー場のご協力で、重い荷物は山頂駅からからスノモで運んでもらっちゃいました(^^)
会場設営(?)の後、ランチの準備はBBQ協会の皆さまにお任せし、OGASAKAの来シーズンモデルで滑走開始です。

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食事の準備は万全。
天気は最高。
コースコンディションンも最高。
スキーも最高。
スキーヤー(中毒者に限る)は....、ヘッポコ。

華麗に滑る皆さまの後を、ベソをかきながら必死に追いかけ、気が付けばランチの時間になりました。

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肉。

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鮭。

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酒(^^;

腹ごなしに再びゲレンデに出撃する方もいらっしゃいますが、ヘッポコはそんなことしません。
飲んで、食って、飲んで....。
忙しくて、とてもじゃないけど、すべての料理の写真なんて残ってません。

お腹いっぱいで、この日は終了。

日曜日。
曇ってます。
前の日と同じ格好で出てきたら、ちと寒かった(^^;

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看取りの、いや、緑のTC、調子いいです。
馬子にも衣装、中毒者にもオガサカ(^^)

そしてランチはこの日も豪華。
『今日は鶏肉?さすがに丸焼きなんて出てこないよな。』
「いやいや、日本バーベキュー協会を甘くみたらイカンよ。」
なんて話をしていたら....、

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ホントに出てきた。

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ウサギ。。
違った、サラダ(^^;

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タッカルビ。

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中略....、デザートはかぼちゃ。

もちろんお腹いっぱいですが、帰りに運転しないといけませんから、アルコールは入っていません。
酔っ払ってないとアホなこと考えます。
「腹ごなしに、滑るか。」

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選んだのはヘッポコらしく、CFです(^^)
小毛無を6本滑って、おしまい。

前日同様、みんなでBBQ用品を長坂まで下ろしますが、食材の分だけ軽くなってますから、ちょっと楽。
まぁ身体は食材の分だけ重くなってるんですが....。

これにて今年のお気楽スキーは終了です。
日本バーベキュー協会の皆さま、小賀坂スキー様、野沢温泉スキー場様、そして参加者の皆さま、大変お世話になりました!
楽しい2日間をありがとうございました!

ちなみに、この「お気楽」スキーは今年で20年目なんだとか。
初めて参加したのは2015年でしたが、iPhoneのフリック入力時に、目が霞んで指が1cm程左にシフトした結果、「お気楽」が「老いらく」に....。
中毒者は、老いらく5年目になりました(^^)
posted by スキー中毒者 at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2019年04月17日

2020スキー試乗@野沢温泉

4/13(土)に野沢温泉スキー場で開催された試乗会に参加しました。
雪面のコンディションは、午前中は柔らかくパックされた整地で、昼前頃から緩み始めましたが、大きく荒れることはありませんでした。

BLASTRACK FARTHER
L176/R17.5/126-92-114
WGWA1711[1].JPG
初代のFARTHERを所有していますので、感覚的な比較をしながらの試乗となりました。
まずは大回り。
エッジホールドはそれほど強くありませんが、意識的に食わせると、センター〜テールが気持ちよくホールドしてくれます。
やさしいエッジングを心掛ければ、どこかが引っ掛かることもなく均等にズレてくれますので、整地での操作性は非常に良いと感じました。
フラットテールになったからか、ターンマキシマムでテールが良く撓み、解放時に板が走ります。
小回りでは反応がやや鈍く、自分で操作する必要がありました。
センター幅が広いこともあり、クイックな切り換えにはなりません。
全体的な印象として、トップの抑えはイマイチです。
軽くても安定していますが、切り換え時の走り以外は、初代よりもややマイルドになったように感じました。
いい悪いではなく、個人的な好みでは初代の方が好きです。

BLASTRACK VERSANT
L178/R17.3/133-103-120
HFEM7832[1].JPG
滑走時の印象はFARTHERと似ていますが、VERSANTの方がしっかり感があります。
エッジが適度にグリップしてくれますので、スピードを上げても不安感はありません。
フレックス・トーションともやや強めに感じますが、ズレが使いやすいので操作性は悪くありません。
板の反応も良く、ショートでは板が身体の下に帰ってきてくれますから、FARTHERよりも楽です。
普段使用しているSTÖCKLI LASER SCと比べると、センター幅が+31mmですから、さすがに太さは感じますが、見た目ほどもっさりしておらず、むしろ軽快さすら感じます。
朝は整地でも午後はグサ雪という春のゲレンデでも、朝から夕方までこれ一本で快適に滑れそうです。
コブは....、入ってないけど、どうなんだろ?

BLUEMORIS S-POTION Type4.5
L165/R12.5/121-67-105
PADA7062[1].JPG
水上高原での試乗時と違い、やや張りの強さを感じました。
真上からしっかり踏まないと厳しい板ですね。
良く走る板なので、切り換え時に板に置いていかれそうになりますが、身体が遅れると板が撓まず真っ直ぐ走ってしまいます。
ショートターンモデルですから、キレのいいショートは当然と言えば当然ですが、ロングでも問題ありませんでした。
ズラすことは可能ですが、基本的にはエッジを食わせるスキーです。

SWALLOW ZUMA GENE
L173/R19.0/114-79-106
XCPF5869[1].JPG
ただ乗っているだけでもそれなりにターンはできますが、安定性はイマイチです。
スキーを撓ませるように荷重すれば安定性はまずまず。
エッジホールドは強めで、ある程度のスピードでカービング系で滑るのに向いているように感じました。
スピードの中でズラすのはやや気を遣いましたが、低〜中速であればそのようなことはありません。
当日の雪質に対して、板の張りが強すぎたようです。

Slatnar GROOMER 2.0
L172/R17.0/119-76-105
TBAS6328[1].JPG
去年試乗したRiseのフィーリングはイマイチでした。
今年もそのポップな色調の板は健在ですが、隣に黒いやつも並んでます。
冷やかし半分にスタッフに
「この黒いのって、ただの色違い?」
と声を掛けると、
『いえ、メタルが2枚入って、サイドウォールもレーシング系で、....』
と一生懸命説明してくれましたので、冷やかしじゃ済まなくなって試すことに。
滑ってみると、荒れ始めた雪面に吸い付くようにコンタクトします。
柔らかい雪ということもあるでしょうが、雪面をガッチリと捉えるというより、ソフトに食いつくような感触で、エッジングはコントロールしやすかったです。
ラディウスは大きいものの、小回りも問題なく、安定性もまずまず。
試乗後、
『どうでした?』
「好印象♡」

KOMORI AMC90
L175/R17.0/128-90-117
GEBF7609[1].JPG
普通に滑れます。
決して悪くないんです。
エッジホールド、安定性、操作性....。
でもね、取り立ててこれという良さも感じないんです。
偉大なる平凡ならいいんですが、どっちかというと中途半端な印象でした。

SWALLOW ZUMA ZERO
L172/R17.0/125-84-110
MHQC4953[1].JPG
手に持っても、リフトに乗っても、滑っても、軽いです。
雪面は荒れてますから、ややバタつくのは仕方ありませんが、不思議と不安定さは感じません。
ただ走りません。
撓みを開放しても走りません。
そんなもん、求めちゃいけない板なのかな。
posted by スキー中毒者 at 17:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2019年04月14日

今年は0m

土曜日は野沢日帰り。
今シーズン(たぶん)最後の試乗会への参加でした。

自宅を5時過ぎに出発し、十二峠経由で野沢温泉スキー場長坂駐車場に到着したのは8時半。
すでに駐車場まで上る通路沿いにも、びっしりと車が駐まってます。
あれ?
近づいてきたスタッフのおにーちゃんが申し訳なさそうに、
『済みません、満車なんで第2に回っていただけますか。』
私ゃ試乗会しか頭にありませんでしたが、後で聞いたところではメーカーのイベントも開催されていたんだとか。
今年は雪もたっぷり残ってるしね。
いやー、それにしても野沢温泉、恐るべし(^^;

柄沢の駐車場から長坂ゴンドラ駅までは、シャトルバスで送っていただきました。
チケット売場で若干並んだものの、ゴンドラ乗車は順調で、やまびこゲレンデには9時半に到着。
会場までは、やや上りなので、自分のスイスS社の板を担いで歩きます。
試乗会受付に列はなく、ちょっと拍子抜けですが、行列嫌いの中毒者には有り難いこと(^^)

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早速会場へ。
まずは、国産メーカーの雄、O社のスタッフにご挨拶。
目を板に転じると、めぼしい機種はすべて出払ってますが、これは想定内です(^^)
落ち着いて、すぐお隣にブースを構えるご分家、Bブランドへ。
数年前に購入したモデルが、来シーズンはフルモデルチェンジしますので、まずはこちらから試乗をスタートしました。

2019-04-13 09-50-23.JPG

やまびこ第2フォーリフトを上がると、4月中旬とは思えない雪の量です。
まずはフラットバーンで、ロング、ミドル、ショート。

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試乗板は一応セミファットなんで、やまびこフォーリフト下の自己責任エリアにも入ってみましたが....。
単なる荒れ地でした(^^;

長野産のO社Bブランドをもう一本試した後は、青森のB社へ。

すると、お隣にブースを構えるイタリアB社のスタッフから声がかかります。
『中毒者さん、今日は(スイスの)S社は来てないよーっ!』
「あれ、出してたんだ。でもずいぶん端っこだねぇ。」
『そりゃ新参者ですから隅の方でww』
「新参者の割には、どこよりも広々としてるけどwww」

続いて、製造は中国ですが、飯山プロデュースのS社Zブランド。
一旦外遊して、スロヴェニアのS社。
帰国して、北海道はニセコのK社。

昼頃になると、さすがに雪は緩んできました。
13時に昼メシ。

2019-04-13 13-17-39.JPG

ビーフよりポークが好きな中毒者のお気に入り、野沢菜ポークライスにしました。

14時過ぎに試乗に復帰しましたが、雪以上にヤル気が緩んでます。
S社Zブランドのおにーちゃんに、
「一番楽なヤツ。」
とリクエスト。
この板を返却したところで14時半、試乗終了の時刻になりました。

一応麓まで滑って下りられるらしいのですが、もちろんそんな身体に悪いことはしません。
再び板を担いで、やまびこ山頂駅まで歩き、長坂ゴンドラで優雅に下山です(^^)
去年の野沢試乗会では、会場から山頂駅までの下り約100mを自分の板に乗って移動しましたが、今年は結局雪の上に投げ出しておいただけ。
滑走距離は0mでした(^^;

来年は、板を持って上がるの、ホントにやめようかなぁ。
posted by スキー中毒者 at 15:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2019年04月08日

ゴールドをぐるぐる@丸沼

土曜日は丸沼でフリー。
なんかフリーって久しぶりだよなぁと、一週ずつ遡って思い出してみたら....。

先週は菅平で試乗会
その前は丸沼で試乗会
五竜でクラブ行事。
野沢でクラブ行事
鹿沢で試乗会
水上で試乗会
ブランシュで試乗会
斑尾でクラブ行事

え、その前週のブランシュ富士パラ以来って、2か月以上?
いやいや、さすがにそんなことはないだろ。
今度は自分のブログを確認します。
あぁ、水上試乗会の翌日にかたしなに行ってたか(^^)
それにしても、そこから1か月以上ぶりかよ....。

新鮮な気持ちで現着したのは8時半。
駐車は、R120から入ってすぐに誘導されましたから、それほど混んでないのかな?
センターステーションでリフト券を購入し、ゴンドラ乗り場へ。
それなりには混雑していますが、シングルレーンに入ればすぐに乗車できます。
いや、できるはずだったんですけど....、ICゲートを通過したあたりに並んだのに、なかなか前に進みません。
どうやら上部が強風でゴンドラは減速運転中。
今並んでいる人を最後に運休に入るようです。
無事乗車しても本当にノロノロ運転で、山頂駅まで30分程かかったでしょうか。

RSOG0429[1].JPG

天気は快晴で、日光白根山がキレイに見えます。

KEXN7448[1].JPG

夜間の冷え込みで、コースは凍って硬くなっています。
ゴンドラにはもう誰も乗車していません。

YCAE7232[1].JPG

バイオレットまで下りました。
コースは空いてます。

DNIU3210[1].JPG

リフト乗り場は....。
混んでます(^^;
ゴンドラが止まったんで、ここに集中しちゃったんでしょうか。

待つのがキライな中毒者は、たまらずゴールドへ。

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コースは空いてます。

MOWJ3889[1].JPG

リフト乗り場は....。
空いてます(^^)

独立したコースだから?
リフトがシングルだから?
ちょとだけ急だから?

イイ感じに硬く凍った斜面は快適で、ショートはもちろん、(自称)高速ロングだってOKです。
ということで、昼メシまでは、こちらをぐるぐる。

中腹のレストランで食事を終え、外を見るとゴンドラがゆっくり動いています。
ん、運転再開したのか?
眼を細めてみますが、老いて衰えた目には、お客さんが乗車しているか否か、定かではありませんが、Twitterのフォロワーさんのツイートで、運転再開が確認できました。

それではと一瞬考えたものの、ベースまで下りるのが面倒だし、まだ減速運転っぽいので、混雑した第5リフトを使って再びゴールドに向かいます。
数本滑って、よせばいいのにシルバーへ。

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いつもほどにはコブは育っていませんが、良さげなラインが一本。
が、思ったより硬かった(^^;
古傷の左膝に痛みが走りましたので、一本で撤退してゴールドへ逆戻り。
表面が削られて、ザラメ上の雪がたまっている場所もありますが、午後になってもコンディションはまずまずです。
コース脇では、愛好家の皆さまがボランティアでコブを掘り始めてますが、見なかったことにして、整地でショートとロングを交互にぐるぐる。
14時半を回ったところで、ちょっと早めですが撤収です。

MEFC5640[1].JPG

ベースのイエローコース。
昨シーズンのこの時期は悲惨でしたが、まだまだいけますね♪

トップからベースまで、ゲレンデコンディションは2週間前と比べても遜色ありません。
今週末と来週末は予定が入っていますので、次のフリーはもうGW。
いつもならコンディションも考え、GWに入るとかぐら一択でしたが、もしかしたら今シーズンは丸沼も選択肢に入るかもしれません。
頑張れ、丸沼!
posted by スキー中毒者 at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2019年04月02日

2020スキー試乗@菅平

3/30(土)に菅平で開催された、Mt.石井スポーツさんの試乗会に参加しました。
天気は曇りで、一時は薄日も差しましたが、最後は雨です。
雪の状態は、朝は夜間の冷え込みによるアイスバーン、その後だんだん緩んだものの、大きく荒れることはありませんでした。
試乗コースはファミリーと裏太郎です。

STÖCKLI LASER SL
L165/R13.6/120-66-97
EINL3745[1].JPG
まずはショート。
朝イチのファミリーの硬い斜面をものともせず、力強く削ってくれます。
良いポジションという大前提はあるものの、切り換えで板が身体の下に戻ってきてくれますから、余裕を持って操作できました。
裏太郎の急斜面では、スピードコントロールを意識してみましたが、スキーを外に動かしてもエッジが噛んで動かなくなることはありませんし、板の返りも強くはないので、ズレのコントロールが容易だと感じました。
ミドルは、踏み込むだけでターンが完成します。
ロング程度にターン弧を大きくすると、やはりトップが内に入るのが気になります。
広い急斜面では、ターン弧を調整しても、イメージより小さめになるかもしれません。

STÖCKLI LASER SC
L170/R14.9/123-72-104
FXUS4079[1].JPG
SLと同じく、硬いファミリーをショートで。
SLでは板が雪を削りながら戻ってきましたが、SCはそこまでの力強さは感じられず、ズレながら雪を削る板に身体を付けていくイメージと言ったらいいでしょうか。
ファミリーより柔らかいでは、ズレのコントロールによる、横のスペースを意識したゆったり目のショートが快適でした。
ミドル~ロングでは、エッジを食わせ気味にすれば、しなやかに撓んだ板が雪面に張り付き、切り換えで走ります。
このあたりの感覚は、現行のSCとほぼ同様ですが、来シーズンモデルでは荷重ポイントはややルーズでもOKでした。
テールにやや弱さを感じることがあったのは、直前がSLだったからかもしれません。
このあたりは、チューンナップで調整可能とのことです。

OGASAKA TC-MS+FL585
L172/R18.1/113-69-96
PPMR6696[1].JPG
ミドル~ロングで滑ると、エッジホールドがイメージよりもやや強め。
まぁTCですからね。
そんなもんだと思えば、調整はしやすいですから、ズレ、キレのどちらも楽しむことができます。
ショートでは、丸沼で感じたような反応の鈍さはありませんでした。
ファミリーの硬い斜面だったので、強めのエッジング操作となり、それに板が反応してくれたんだと思います。
深回りも試してみましたが、落差が出ますので、単なる大きめのショートになっちゃいました。
これは板が悪いんじゃなくて、私が悪いんです。

SALOMON S/FORCE BOLD+X12TLGW
L177/R16.0/132-84-116
TJGP7706[1].JPG
TC-SSを試したかったのですが、お出かけ中で帰ってくる気配がありません。
ということで他のメーカーをふらふらしてたら、SALOMONで大瀧徹也さんと目が合っちゃいました。
『どんなタイプがいいですか?』
「なんちゃって基礎スキー」
『じゃ、BOLD行きますか』
「これって、どんな板?」
『んー、例えて言えば、戦車で公道を走るような』
「??」
滑ってみると、軽くて、エッジホールドもさほど強くないのですが、メチャクチャ安定しています。
体軸の傾きだけで滑ろうとするとだらしないのですが、外スキーにしっかり荷重してやれば、ロング~ショートまでOK。
太目なので、さすがにクイックなショートにはなりませんが....。
若干テールが逃げることがありますが、気になるほどではありませんでした。
エッジを食わせれば突破力はありますし、ズラせば荒れをいなしてくれるスキーです。
『どうでした?ウチの戦車は』
「安定してるけど、山道のヘアピンなんかは苦手そうですねぇ。それに戦車だけにいいお値段(^^;」

ATOMIC REDSTER S9i Pro+X12V
L165/R12.5/117.5-65.5-101.5
OGAK5181[1].JPG
丸沼では弱気になって、Proじゃない方を選びました。
しかし、戦車の後だったもんで、つい強気に....。
ショートで滑って笑っちゃいました。
硬い下地が出たバーンでシュンシュン、荒れ始めたバーンでもシュンシュン。
踏み込み、ちょい回旋してやるだけで、オートマチックにキレの良いターンになります。
そしてビシッと安定しています。
やたらと走りますから、気を抜くと何とか踵で踏みとどまる状態に(^^;
まぁファミリーの中斜面だからな。
ということで、裏太郎へ。
あれ?ちゃんとズラすことだってできちゃうじゃん。
さすがにロングは....、と思ったのですが、意外に内に入らず、それなりにイケます。
この板は、試乗で気分良くなって、終わりにする板だ!
絶対そうだ!

BLOSSOM FLERE PLUS
L165/R13.5/123-67-104
UEHO1527[1].JPG
いつもはグッサグサの雪、もしくはトロトロの緩斜面で試すBLOSSOM。
たまには硬い斜面で....、と思ったんですが、珍しいことに出払いっぱなし。
やっと帰ってきたら、斜面はすでに荒れ始めてます(^^;
『中毒者さん、もうわかってるからいいでしょ』
というスタッフの声を尻目にコースへ。
ショートでは、しっかり踏んでやらないと返ってこなかったり、真っ直ぐ走っちゃったり、だらしないですが、ポイントさえ外さなければ、気持ちよく返ってくれますので、楽に滑れます。
ただ、私の好みよりもやや返りは強めです。
ロングでは、トップから内に入り気味ですが、この程度なら許容範囲。
裏太郎に掘ってあるコブにも入ってみましたが、抑え気味に滑る分には問題ありませんでした。

ROSSIGNOL DEMO ALPHA Ti
L166/R13.0/122-68-104
HWXV0570[1].JPG
ロングからショートまで、どんなターンでも楽しいスキーです。
力を抜いてゆったり滑っても、歯を食いしばってゴリゴリと滑っても、乗り手の意思に応えてくれそうです。
ショートではATOMICのS9i Proようなシュンシュン感はないし、ロングでもOGASAKAのTC-MSのようなガッチリ感はありませんが、軽快だし、操作性はいいし、安定してるし、荷重ポイントだってそれほど厳しくないし....。
カラーリング以外は、ホントにいいスキーだと思います。

OGASAKA KS-GP+FL585
L165/R15.0/115-67.5-98
FICA0440[1].JPG
丸沼ではビン直付けだったので、今回はFLプレート付を試しました。
まぁプレートを付けたからと言って別物のように変わる訳はありませんが、足許の安定性が増した分、柔らかさは感じても、弱さは感じません。
荒れた斜面でもロングからショートまで、何でもイケます。
トップはともかく、テールはもうちょいホールド感があった方が好きですね。
ここに辿りつく前に、強烈な印象のスキーを何本も試しましたので、印象が薄くなっちゃいました。

K2 CHARGER
L168/R15.5/126-76-105
VKUP8112[1].JPG
だんだん疲れが出始め、このあたりからイマイチ気合が入ってません(^^;
センター幅は76mmですが、最近はこの程度じゃ太いと感じなくなっちゃいました。
滑ってみると、乗り味は非常に軽いです。
取り回しはしやすいので、コブに入ってもそこそこ安心。
裏太郎の荒れた斜面を、ちょいスピードを出したロングターンで滑ると、ややバタつきますが、安定性はまずまずです。
昔の(いつの?)CHARGERの方が良かったなぁ。

ID one Free Ride TM
L165/R118/112-66-100
CKFN7147[1].JPG
なんとなくID one。
完全に守備範囲外のメーカーなんで、スタッフに選んでもらいました。
「コブ用じゃなくて、普通に滑るやつ。」
で出てきたんですけど、見た目はコブ用っぽい(思い込み?)。
かなり柔らかい板です。
ファミリーにできた小回りロードに入ってみましたが、ガリガリの下地を滑るには、もう少しグリップして欲しいと思いました。
このスキーには、無い物ねだりという気がしないでもないのですが....。
荒れた柔らかい雪やコブは問題ありません。
と言うか、可もなく不可もなく。
安定性は悪くないのですが、走りはイマイチです。
あ、これもこのスキーには求めちゃいけないのかな?

BLIZZARD FIREBIRD COMPETITION 76
L166/R15.0/12-76-105
VMKE7503[1].JPG
雨がポツポツ降り始め、完全にヤル気がなくなってます(^^;
なんだかK2のCHARGERと良く似たプロフィールですが、荒れた斜面での安定性はこっちの方が良いと感じました。
基本的にはミドル~ロングのスキーだと思いますが、クイックな切り換えを求めなければ、ショートも大丈夫です。
いや、上手い人ならイケるのかもしれませんが、私ごときの脚前では、クイックなショートで滑ろうとすると、横のスペースが取れないミミズがのたくったようなターンになってしまいます。
BLIZZARDらしく突破力はありますから、夕方になって斜面がボコボコになっても、まだ滑りたいという方にはいいかもしれません。

OGASAKA TC-SS+FL585
L165/R12.6/120-67-104
EHEE8877[1].JPG
小雨が普通の雨になりつつあり、もう帰るつもりのところ、通りすがりのOGASAKAに、朝からずっとお出かけだったこいつが帰ってました。
丸沼では朝イチの硬めの斜面で、まずまずの印象だったのですが、ボソボソの雪ではどうなるか?
と思ったら、ポールバーンからポールが撤収され、フリー滑走に解放されました。
ほぼ平らですが、柔らかい雪が溜まった場所と、硬い下地が混在するコースです。
柔らかい雪をソールが受け止め、きれいに撓みます。
雪が雪ですから、切り換えで走る感覚は弱いですが、ちょいボソの雪から浮き上がるように抜け出て、次の谷回りに繋いでくれました。
TCだと板の強さが勝っちゃうかな?と思ったのですが、そんなことはなく、メチャクチャ楽です。
ターン弧を大きくしても、内に入ってくることはなく、イメージ通りのラインで滑ることができました。
強めの印象があるテールを使って、深回りのショートも試してみましたが、これももまた楽しい♪
一時はやたらと難しい板だったTC-Sですが、このモデルは高いポテンシャルと扱いやすさが両立しているように感じます。
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2019年04月01日

菅平音頭が流れりゃ完璧だった

30日の土曜日は菅平。
Mt.石井スポーツさんの試乗会でした。

この時期の菅平試乗会って、暖かさで斜面がグサグサ・ボコボコになるのは毎度のこと。
始まる前に大風でリフトが終日運休になっちゃったり、風雨でスキー場がシーズンクローズしちゃったりと、ロクな思い出がありません(^^;
特に今シーズンは、研修会で一面緑の裏太郎を見ちゃったものですから、「まぁファミリー1コースだけは何とかしてくれるだろう」程度で、正直期待はしていませんでした。

当日、菅平高原に到着したのは7時半過ぎ。
試乗会会場のファミリーゲレンデに向かう途中、左に見える天狗ゲレンデは真っ白です。
あれ?
その先の正面に見えるシュナイダーゲレンデも真っ白です。
え〜っ!シュナイダーが??
ファミリー下の駐車場からゲレンデを見ると....。

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まっちろ。

NMVR3099[1].JPG

斑模様を予想していた裏太郎。
今年は、なんかスゲーいいコンディションっぽいです(^^)

受付を済ませて各メーカーをひと回りしてみますが、新しい掘り出し物がある訳でもなし。
足は自然とSTÖCKLIに向かい、スタッフのアクティブエフ斉藤さんと雑談しながら、試乗開始を待ちます。
と、裏太郎のトリプルリフトが動き始めました。
「トリプルが動くんなら、裏太郎だけで試乗すりゃいいか。」
『あー、でもね、貸出ゲート(?)がファミリー側だから、最初はあっちを通過しないと。』
そうでした(^^;
ちなみに試乗に好都合な裏太郎のペアリフトは、搬器が外されて稼働する気配はありません。

そして8時20分、朝イチの硬い斜面を想定して、鹿沢で好印象だったLASER SLからスタートです。
まずはファミリーを滑りますが、やっぱり裏太郎にも行きたい。
じゃ、白金を滑ってリフトで上がれば、ちょっとの登りで裏太郎。
と思ったのですが、白金のリフトが整備のためとかで、動いていません。
気合いを入れて、ファミリーのクワッド降り場からスキーを履いたまま登ってみましたが、老体には応えます。
次からは板を担いで登りましたが、これでも辛い....。

何本か滑って、はたと気付きました。
「ファミリーの途中から裏太郎に抜けられるじゃん。」
準指を受検したり、受検生をサポートしたりしていた頃は、
「菅平なんて、目を瞑ってたって滑れるぜ!」
と豪語していましたが、年を経て、いや歳を取り、記憶機能が衰えてるようです(^^;

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裏太郎のトリプルなんて、何年ぶりかなー。
試乗会で裏太郎を滑ることはあったけど、頂上を移動して数本だけだったからなー。
これで菅平音頭が流れりゃ、完璧なんだけどなー(^^)

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最近、古傷の左膝の調子がイマイチなので、最初は整地だけでしたが、せっかくなのでコブにも入ってみました。
俗に言う「準指コブ」ですが、今シーズンはコブの検定バーンが表太郎だったからか、お受検から時間が経っているからか、リズムの良い滑りやすいコブにリセット(?)されてます。
ラインは1本ですが、延々と最下部まで....。
気合いを入れても2/3で限界なのは、試乗板の問題じゃなく、テスターの問題です(^^;

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午後になると、風が強くなり、怪しげな雲も広がり始めました。
14時前からは、とうとうポツポツと雨が降り出し、14時半頃にはウェアがびしょ濡れに。

帰ろうと思ったら、OGASAKAにFLプレート付のTC-SSが転がってます。
よせばいいのに、最後にこれ。
雨に濡れながらクワッドリフトに乗ってると、ファミリーに張ってあったポールが撤収されてます。
入口のスタッフに確認すると、コース解放とのこと。
『硬いところと柔らかいところがありますので、注意してくださいね。』

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ほぼ真っ平ですが、誰も滑ってません(^^)
とりあえず1本だけ。
あまりに調子いいから、あと1本だけ。
気持ち良すぎて、真っ直ぐ下りちゃいました。
仕方ない、もう1本(^^;

OGASAKAを返却したところで、BLOSSOMのスタッフから声がかかりました。
『中毒者さん、風邪ひいちゃうよ!』
はい、撤収です。

この日の試乗は、9メーカー、12機種。
やや少なめですが、中斜面・急斜面、整地・荒地・コブと、いい試乗ができました。
メッチャ好印象ながら、たぶん手を出さないATOMICとROSSIGNOLはいいとして、ヤバそうなのはOGASAKAとSTÖCKLI。
特にSTÖCKLIのLASER SLは良かったなー。
でも、今年はOUTBACKの車検だし、スタッドレスも替えないといけないしなー。
ウェアはくたびれちゃってるから、買い替えだしなー。
昼休みにSWANSのおっちゃんと話をして、ゴーグルもその気になっちゃったしなー。
ブーツもインナーがヘタってきたしなー。
これで板まで手を(脚を)出したら....。

これから物欲との厳しい戦いが待ってます(^^;;
posted by スキー中毒者 at 18:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー