2018年04月02日

2019スキー試乗@菅平

3/31(土)に、菅平高原スキー場で開催された、ICI石井スポーツグループさんの試乗会に参加しました。
当日の天気は晴れで気温は高く、10時過ぎには雪が緩んで斜面は荒れ始めました。
試乗に使用したコースはファミリーと白金です。

NORDICA DOBERMANN SPITFIRE RB FDT
L168/R15.0/122-72-102
ULPG3408[1].JPG
朝イチの斜面はガチガチだろうと考え、選んだ板。
しかし適度に緩んだフラットバーンで、試乗には最高のコンディションでした。
今までのDOBERMANN SPITFIREの印象とはやや違い、板全体の張りの強さはあまり感じず、むしろトップにしなやかさすら感じました。
エッジグリップは強いですが、食いっぱなしということはなく、外してズラすことも容易です。
基本的にセンターを踏んで撓ませる必要があるものの、以前ほどトップを抑えなくても回頭してくれました。
板の返りは強すぎず、弱すぎず、切り換えで身体の下に戻ってくれますので、大変操作しやすいですが、良く走りますから身体が遅れないように注意が必要です。
ターン弧は大〜小までOK。
この板のみ、裏太郎の急斜面を滑りましたが、スピードを出しても安定感は抜群でした。
でもねぇ、このバーンコンディションだからこんなに余裕をかましてられますが、状況によっては板に乗せられるだけじゃないかという不安も....(^^;

VÖLKL RACETIGER SL DEMO
L165/R12.6/127-68-103
FMQO8704[1].JPG
普通に(?)滑ってると、捉えどころがない板です。
踏んでもSLという名前の割に内に入ってこないし、走りはいまひとつだし、返りはマイルドだし....。
ただ、硬い斜面でもそれなりにグリップしてくれますし、安定性も悪くありません。
オートマチック感を求めず、自分でスキーを動かしてやればいいんですけど、それに対する反応がイマイチわかりにくい。
しかし、意識的に内傾を強めにとり、板の角付けを意識すると、印象は一変しました。
角付けだけでもクルクルと回ってくれますが、そこから積極的に踏み込むと、ヒュンヒュンと切れの良さが出て、特にショートが楽しいです。
と、まぁ平らな斜面だったからいいんですけど、荒地を滑ったらどうなったんでしょうね。
怖いもの見たさもちょっとだけありましたが、やっぱり怖いんで斜面が荒れてからの再試乗はしてません。

OGASAKA TC-SA
L165/R12.9/120-67-101
JZAU8272[1].JPG
現行モデルのTCは、強すぎて私ごときの脚前ではとても太刀打ちできません。
来シーズンモデルになって、劇的に印象が変わる訳もありませんから、やめときゃいいんですけど、怖いもの見たさで(^^;
第一印象では、現行ほどの強さは感じませんでした。
ターン弧を変えて滑ってみましたが、スキーは若干内に入り気味。
しかし、トップが雪を捉えてそのまま切れ込んでくるという印象は弱かったです。
むしろ、テール側にやや強さがあり、テールが頑張った結果スキーが内に入ってくるって感じでしょうか。
ズラして滑ることも問題ありませんが、基本的にはエッジを立てるスキーでしょう。
ターン弧は大回りでも大丈夫ですが、気持ちいいのは中回りまでですね。
反発はそれほど強くありませんから、それほど扱いにくさは感じません。
でも私は、試乗会でリフト数本乗れば満足です(^^)

SALOMON S/RACE RUSH SL+X12TL
L165/R13.0/121-68-104
JTPV8506[1].JPG
フルモデルチェンジしたらしいですが、板の重さは変わっていません(^^;
乗り味も重厚で、グサ雪を蹴立てて進む重戦車のような安定感があります。
しかし操作性は意外に軽く、扱いにくさは感じません。
ターン弧も、ラディウスの数字ほど小回り系とは思えず、大〜小までオールラウンドに使えそうです。
エッジを立て気味にした程度では、ガッツリと食い付くことはなく、少しだけズレながら回っていく感覚がありました。
これは私にとっては悪い感覚ではなく、好印象です。
もちろん角付けを意識して操作すれば、しっかりと食ってくれます。

BLOSSOM Flere
L166/R13.5/123-67-104
NKCK1908[1].JPG
BLOSSOMは大抵後回しになるので、いつもグサ雪の中での試乗です。
「たまには午前中に乗ってみようかと。」
『でも、もう雪はグサグサじゃないですか。』
「いや、白金なら大丈夫だから。」
ということで、初めて(?)結構マトモなコンディションで試乗してみました。
トップからテールまで、柔らかく、しなやかなスキーです。
荒れたグサ雪の中では、凹凸をいなすように、軽やかに滑走していきます。
硬い斜面でのエッジグリップは、それほど強くはありませんが、弱さを感じるほどでもありません。
板の反応は速いものの、強く一気に返ってくることはなく、余裕を持って操作できました。
小回りは非常に軽快。
中回りは荷重の強さとタイミングだけで調整することができます。
大回りになるともう少し強さが欲しくなりますが....、この板には無い物ねだりですね(^^;

VÖLKL RACETIGER SC DEMO
L165/R14.0/122-72-105
JUDB3838[1].JPG
スタッフにSL DEMOの印象を話しながら、次の板を物色。
この板を手に取ったところ、
『それ、セカンドモデルですよ。』
「セカンドモデル、好きですから(^^)」
『それじゃ、とりあえず乗ってみてください。でも優しくね♡』
非常に軽い乗り味です。
それでいて、荒れたグサ雪の中でもそれなりに安定しています。
こんなコンディションで滑ると、もうすこししっかり踏ん張って欲し気もしますが、一般的な使用状況を考えればこれでも充分でしょう。
ターン弧は大〜小までオールラウンドに使えそうです。
ズレはもちろん、角を立てればそれなりに食ってくれます。
また、撓みを感ることができますから、開放する力を使いやすいと思います。
さすがにスピードを出すとやや弱さを感じますが....、優しく乗らなくちゃいけないんだった(^^;

BLIZZARD FIREBIRD COMPETITION
L172/R14.5/121.5-70-104
SUFK9225[1].JPG
グサ雪などものともせず突き進んでくれますが、SALOMONほどの重厚感はありません。
操作性は軽くはありませんが、働きかけた分だけ働く板です。
動かした分だけ動いてくれます。
角を立てた分だけ立ってくれます。
踏んだ分だけ撓んでくれます。
勝手にズレたり、食ったりしない、安心感がありました。
軽快さを求めないのであれば、大回りから小回りまで、楽しく使えると思います。
個人的には結構気に入りました。

OGASAKA KS-RT+FL585
L165/R15.0/118-69-99
FELN2394[1].JPG
滑り手の動きに素直に反応してくれます。
また、他のスキーでは、ターン弧を選ばないと言っても、大回りや小回りで滑り手がちょっとだけ頑張らなくちゃいけないことも多いですが、こいつは普通に滑っても大〜小までOK。
真のオールラウンドスキーだと思います。
ターンの感覚としては、トップから食い付くようなものではありませんが、雪の状況にかかわらず回頭性が大変良いです。
このスキーに不満があるとすれば、優等生すぎるところかもしれません。

OGASAKA TC-MA+FM600
L167/R17.0/113-69-96
PIDC3086[1].JPG
試乗バーンのファミリーゲレンデは、すでにグサグサ、ボコボコの斜面でしたが、ビビらずに真上から踏んでやれば、OGASAKAらしく雪面に張り付くように滑っていきます。
安定性は非常に良く、操作性もまずまず。
私の脚前では、小回りはややゆったり気味になってしまいますが、中〜大回りは完璧です。
緑のTCとしては、やや短めの長さにFMプレートという組み合わせが合っていると感じました。
しかし、やたらと疲れるんですけど....、原因は荒れたグサ雪?それとも私の技術?
そりゃ後者だよなぁ(^^;

VÖLKL RACETIGER SX DEMO
L168/R15.0/125-74-104
EGDI3429[1].JPG
斜面の状況はますます悪くなり、何が何だか分からなくなりつつあります。
が、VÖLKLのスキーラックには、出払っていた青いやつが返って来てました。
仕方ない、もう一本。
どっしり感はありませんが、安定しています。
基本的には良く回るスキーですが、疲れのためポジションがやや不安定になりると、ズレたり、真っ直ぐ走り気味だったりしますので、荷重ポイントはやや敏感かもしれません。
荒れ荒れのファミリーで、小回りがいまひとつクイックな切り換えにならなかったのは、グサ雪のせい?それとも私の技術のせい?
うん、そりゃ後者だ。

STÖCKLI STORMRIDER 85MOTION
L168/R15.8/129-85-113
TEOG8816[1].JPG
珍しく試乗していなかったSTÖCKLIへ。
「STORMRIDER、持ってきてます?」
『88は出ちゃってるけど、85なら。』
オールラウンドモデルに対するモチベーションは、既にぷっつり切れました(^^;
去年の試乗でも好印象だった板ですが、若干手が入っているようです。
滑ってみると、このスキー、ヤバいです。
グサボコの不整地と化したファミリーで、大回りがメチャクチャ楽しいです。
荒れた斜面を苦もなくいなして、全く暴れることなく安定しています。
さすがにハイスピードは弱いかもしれませんが、斜面状況やターン弧を選ばない、KEO'Sとはちょっと違うオールラウンドモデルと言えそうです。
ホント、見た目やメーカー名で判断しちゃいけないよねぇ。

KEI-SKI EZO 85
L165/R16.0/125-85-110
SHNU2830[1].JPG
最後はBLOSSOMでセミファットと思ったら、適当なやつがありませんでした。
ということで、お隣に転がっているスキーを物色。
久しぶりのG-SKI、いや、KEI-SKIです(^^)
我満さんはARXを勧めたかったみたいですけど、やんわりとお断りしてEZOをお願いしました。
ちなみに、このコスメ、あまりにケバいんで聞いてみたところ、デザインは変わるそうです。
このスキーも、荒れた斜面で大〜小まで、楽々とこなすことができます。
トップがややバタつきますが、気になるほどではありません。
EZOにだけ乗ってれば良かったんでしょうが、直前にSTORMRIDERを試したのが悪かった。
残念ながら、完全に色褪せちゃいました....。
posted by スキー中毒者 at 18:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー