『参加しました』って言っても、私が行事担当ですから、そんなノンビリしたもんじゃありません(^^;
万が一にも遅刻はできませんので、今回も前乗りで前日夜中に現地入りです。
金曜の夜、関越道を走っていると、iPhoneに着信がありました。
Bluetoothで転送されたカーナビからハンズフリーで応答すると、今回参加予定の後輩指導員でした。
『すみません、仕事でトラブりました。明日はその対応で....。』
「現着予定は?」
『何とか夜にはと思ってます。』
げ....。
今回は参加する指導員が少ないため、講師役としてカウントしてたんですけどorz
ちなみにこの後輩指導員、気の毒なことに3年前にも斑尾滞在半日で仕事に引き戻されてます。
講習担当、再考しなくちゃ。
1時前、到着。
3時半、就寝(^^;;
翌朝、まずはホテルにご挨拶。
続いてスキー場事務所へ。
連日、日本海側の大雪のニュースが流れてますので、どこのスキー場も雪が多いように思っちゃいますが....。
『ここ数日は毎日雪の予報なんですけど、降らないんですよねぇ。』
道路に雪がないのは助かりますが、ゲレンデに雪がないのは困ります。
いや、ゲレンデには充分雪があるのですが、このスキー場はMADAPOWと呼ぶパウダースノーを売り物にしてますから、コースが白くなる程度じゃダメなんですね。
去年は半日パウダーで遊ばせていただいたんで、今年も念のため(?)BLASTRACKのセミファットは持ってきたのですが....。
雪以前の問題として、遊んでられないよなぁ(^^;
そして、いつもスキー大学でお世話になっている北川友弥デモにお会いするため、スクールへ。
慌ただしい時間帯でしたが、ご挨拶できました。
初日は、青空が広がるいい天気です。
講師の担当を再編した結果、私の生徒さんは、この日が人生2日目のスキーという女性になりました。
人生初スキーは、半月ほど前、中里のスクールだったそうですが、まずは超緩斜面で基本動作を復習。
そしてホテル下の迂回コース、ユートピアを繰り返し滑ります。
当然私もひたすらバックプルーク(^^;
ちなみにこの生徒さん、中里ではスノーエスカレーターしか乗らなかったそうで、
『リフトに乗れた!』
と喜んでました(^^)
2日目。
朝は斑尾らしからぬ大粒の雪がモサモサと降り、上部はガスってます。
まずは前日同様、ユートピアを滑ってゲレンデのベースへ。
そして第2クワッドと第3を乗り継ぎ、クリスタルの緩斜面を目指します。
途中の中斜面でやや苦労したものの、何とか辿りつき、こちらで練習。
第11が混んでいたため、微妙な上り坂でリフト待ちをするという伏兵に四苦八苦しながらも、午前中は終了です。
午後は、ビデオ撮影。
その後、青空が出てきたので、第11〜第15で尾根まで上がってみました。
やっぱりこの景色を見てもらわなくちゃね。
「上手くなるとね、いろんな斜面を滑れるようになって楽しいけど、トップからの景色だって楽しめるようになるんですよ。」
『頑張りま〜す!』
初級のスカイビューコース、やや苦労する場所もありましたが、3本滑って終了しました。
最終日。
斑尾らしい細かい雪で、寒いです。
この日はお昼で終了なので、リクエストに応えることにしました。
「どこか滑りたいコース、ありますか?」
『昨日の....。』
スカイビューコースを苦労しつつも転ばずに滑れたことが、楽しかったようです。
「はい、行きましょう。」
スーパークワッドを降りて、まずはクリスタルコースへ。
『ここ初めてですよね。』
「いえ、昨日滑りました。」
トラバースコースからの合流付近は、やや斜度が増すところもあり、前日は滑るのに必死で周囲が目に入っていなかったようですが、この日は大丈夫です(^^)
そして、ご所望のスカイビューコース。
少しずつスピードを出すこともできました。
斜度変化にも何とか対応できました。
大転倒(?)もあったけど、
「またスキーに行きたい。」
って言ってくれたことが、私にとっては何より嬉しかったです(^^)
12時に閉講式。
スキー場事務所に行事終了の報告後、駐車場に車の様子を見に行きましたが、雪は5cm程度しか積もってませんので、払う程度で雪下ろし完了です。
今年もホテルがお部屋のオーバーステイ対応をしてくれましたので、ゆっくり着替えて出発できました。
斑尾の皆さま、お世話になりました。
また来シーズン、お会いしましょう!
マックアースが....