2017年04月05日

2018スキー試乗@菅平

4月1日に菅平高原スキー場で開催された、ICI石井スポーツグループさんの試乗会に参加しました。
当日の天気は曇り。
朝イチは、硬いアイスバーンの上に、前夜の降雪が柔らかめにパックされていました。
その後も気温があまり上がらなかったため、春のグサ雪にはなりませんでしたが、表面の柔らかい雪が削られた結果、昼頃からはアイスバーンと雪溜まりが交互に現れるようなコンディションに変わりました。
試乗コースは、ファミリー(下から見てクワッドリフトの左側)です。

STÖCKLI LASER SL
L165/R13.6/120-66-97
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普段使用しているのがLASER CXということもあるのでしょうが、やや張りの強さを感じます。
まずは小回りを試してみましたが、足許に返ってくるのが異常に早いです。
にもかかわらず、切り換え時に板に突き上げられて、意図せず荷重が抜けてしまうことはありません。
一般的な「返り」ではなく、板が身体の真下に戻ってピタリと止まるような感覚でした。
大回りでは、ややトップから内に入り気味でしょうか。
角を立ててもズラしても大丈夫ですが、基本的には角付けを意識した中で動かすスキーだと思います。

STÖCKLI LASER SC
L170/R14.9/123-72-104
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やや柔らか目ながら、適度な張りがあり、STÖCKLI特有のしなやかな撓みを感じることができます。
一般的なゲレンデを考えれば、大回りから小回りまでターン弧は選びません。
エッジホールドはそれほど強くありませんが、角を立てればしっかりと食ってくれます。
スキーを動かしても、雪面から受ける抵抗が分かりやすいため、調整もしやすいです。
板の走りはまずまず。
荒れ始めた斜面でも安定していますが、雪面をねじ伏せるのではなく、軽くいなしているように感じます。
反応が早いスキーではありませんが、私にはこの程度の方が扱いやすくて好きです。

STÖCKLI LASER CX
L170/R14.1/R122-68-100
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今季からの継続モデル。
昨年の試乗で大変良い感覚でしたが、印象は全く変わっていません。
特に小〜中回りでは、しなやかな撓みから生まれるエッジング感が抜群です。
試乗時には雪面がそれほど荒れていませんでしたが、スキーが雪面に貼り付くような感覚がありました。
大回りでは、若干スキーが内に入り気味ですが、普通に滑っていたら感じないかもしれません。
小回り重視ならCX、大〜小までオールラウンド性を求めるならSC、といったところでしょうか。

STÖCKLI LASER GS
L175/R17.1/118-68-97
IMG_2044[1].JPG
GSというネーミングではありますが、レングスもラディウスも大きすぎませんので、試してみました。
さすがに大回りは安定しており、谷回りでの捉えも早いので、余裕を持って方向付けができます。
小回りもごく普通にできますので、大回り系のオールラウンドモデルとしても使えるでしょう。
試乗機のエッジ仕上げは、ベースをやや落とし気味にしたとのことで、スキッディング操作が大変しやすかったのですが、角付けを意識すればガッチリと食ってくれました。
板が強すぎず、扱いやすい印象でした。

STÖCKLI LASER SX
L170/R15.4/120--70-99
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少し凹凸ができはじめた斜面を、元気に走らせても安定しており、楽しいです。
小回りも問題ありませんが、返りがやや強いので、切り換え時に力が上に抜けてしまわないように、やや気を遣いました。
雪の状態にもよると思いますが、カービングで滑ったとき、オンザレールと言うより、エッジが噛みながらほんの少しだけズレていく感覚がありました。

STÖCKLI STORMRIDER 85 MOTION
L167/R15.2/128-85-110
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LASERシリーズの中に、明らかに異質なスキーが2本転がっています。
スタッフのおっちゃんは、こいつも試させたくてウズウズしている様子。
まずはお淑やかに、レディース用から試乗してみました。
こんな形状ですが、テールにはロッカーが入っていないそうです。
大回りから小回りまで、ターン弧を選びません。
センター幅は広いのですが、小回りの切り換えでもたつくことはありませんでした。
内傾角をとれば、そこそこ切れますし、荒れ始めた斜面でも、板は暴れません。
グリップ感と浮遊感がミックスされた、楽しいスキーです。

STÖCKLI STORMRIDER 88
L177/R19/127-88-113
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続いてちょい長いやつ。
センター幅もほんの少しだけ太くなってます。
このスキーも、大〜小までOK。
ただ小回りでは、少しだけ自分で動かしてあげた方が、スムーズに切り替えられると思います。
安定性はこちらの方がいいと感じましたが、楽しさでは85 MOTIONですね。

BLOSSOM Great Shape Titanal Edition
L170/R14.0/121-71-106
IMG_2020.JPG
目新しい試乗機が無いから、話のネタに乗ってみろと言われたスキー。
Great Shapeベース、と言うより、Great Shapeそのものだそうです。
昨年Standard Edition(?)に乗ったときは、グサ雪だったこともあり、それほど強くは印象に残りませんでした。
しかし今回はビックリ。
STÖCKLIよりもやや強めですが、しなやかに撓みながら、荒れた雪面をしっかりとグリップしてくれます。
大回りでも小回りでも、足許に力を蓄えてくれますが、開放するときの反応が敏感すぎないので、扱いやすく、対応幅も広いのではないでしょうか。
試乗後。
『帰ったら、18万円のスキーに乗ってきたって、自慢してくださいねー。』
でもね、現行のSTÖCKLIに乗ってる人には
『俺の方が高い。』
って言われちゃうよね(^^;

SALOMON XDR 84 TI
L172/R14.0/130-84-113
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本当ならX-RACEとか、X-MAXとかを試すべきなんでしょうが、”スーパーオールラウンド”という文字に目を奪われました。
大瀧徹也さんがいらっしゃったので、聞いてみました。
「このスーパーオールラウンドって?」
『あらゆる斜面、あらゆる雪質に対応できるスーパーなスキーです。』
「なんだそりゃ。」
まぁせっかくですから試乗してみることに。
エッジホールドはそれほど強いとは思えないのですが、柔らかい雪が削られて硬い下地が出た場所を滑っても、ちゃんとグリップしてくれるので、ターンが安定します。
小回りが鈍いかと想像しましたが、決してそんなことはありません。
操作性も良く、大回りから小回りまで、オールラウンドに(?)対応できます。
試乗を終えて板を返却。
『スーパーでしたか?』
「とりあえず今日のファミリーでは、ね。でもデザインはお世辞にもスーパーじゃないよねぇ(^^;」

K2 SUPER CHARGER
L168/R16.0/127-76-105
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基本的には大〜小までOKですが、ちょっと撓ませにくさを感じました。
スキーを動かしたときに、雪面からの抵抗は感じやすいので、操作の幅は広そうです。
荒れた斜面での安定性もまずまずですが、硬い場所ではホールドに甘さも感じました。
今までは毎年かなり好印象な板だったのですが....、やや疲れて、ポジションが悪くなっていたのかもしれません。

KEI-SKI ARX 15
L168/R15.0/115-70-105
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硬い斜面でも、ズレながら雪面を捉えてくれるので、足場がつくりやすいです。
オートマチック感は無く、スキーヤーが動かした分だけ、スキーがきっちりと仕事をしてくれるという印象でした。
操作性が非常に良いので、ある意味、自在にコントロールできるスキーとも言えます。
ただ、STÖCKLIやBLOSSOMのような、しなやかな撓み感はありません。
ちょっとドライな乗り味でした。

NORDICA DOBERMANN SPITFIRE RB EVO
L168/R15.0/.122-72-102
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膝の状態も限界なんで、そろそろ終わりにしようかと....。
って、最後にこれを選ぶかなぁ。
去年の丸沼で試乗したときは、強烈にグリップするけど楽しい板という印象でした。
コスメこそ変わったものの、印象は全く変わっていませんでした。
ポジションさえ間違えなければ、ガッツリと食い付き、硬いアイスバーンなど物ともしません。
大回りでも小回りでも、切れの良い、安定したターンを刻んでくれます。
じゃ、ズラせないかと言えば、さにあらず。
意外にも(?)ズレにも対応できます。
良く走る板ですが、ハンパなく安定してますので、不安感は全くありません。
しかし、力を抜いてヘロヘロと滑る板じゃないですね。
この日も、老体に鞭を打ち、歯を食いしばって....。
リフト3本が限界でした(^^;;
posted by スキー中毒者 at 17:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー