2016年12月28日

搬器が「当たり」の野沢温泉

​クリスマス3連休は野沢温泉でした。
指導員受検同期の仲間との恒例行事です。

木曜日まで暖かい日が続き、雨も降りましたので、ゲレンデの雪が心配ですが、反面、関越道の塩沢石打ICを降りてR353〜R117の十二峠越えのルートは安心です(^^;
ちなみにこの十二峠、2014年の4月に土砂崩れがあり通行止めになりました。
その後、片側交互通行になったり、再び土砂崩れで通行止めになったりと、長らく規制がかかっていましたが、今年の8月5日に復旧工事が完了し、規制が解除されています。

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9時過ぎには、お宿のサンアントンに到着。
出撃準備をしていると、先発の仲間から機器点検のため日影ゴンドラ運休との連絡が入りました。
日影〜長坂は連絡バスを出してくれているようなので、とりあえず日影ゲレンデへ。

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日影ゲレンデは前日までは滑れたそうですが、悲惨な状態になってます(>_<)
途中、遊ロードのおにーちゃんに聞いたところ、ユートピア〜チャレンジ〜パラダイスとリフトを乗り継いでも上ノ平まで上がれるようですが、それも面倒なので、長坂までバスで移動し、長坂ゴンドラに乗車しました。

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乗車した搬器は「当たり」。
野沢温泉のFBページでは『謎の搬器』としてモザイクがかかってた例のヤツです(^^;

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やまびこエリアは、やはり雪は少ないものの滑走には問題ありません。
ややガスって細かい雪が降っており、さすがに寒いですが、翌日が期待できます。
この日は、小毛無とやまびこを滑って、長坂ゴンドラで下山しました。

翌土曜日。
雪です。

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日影ゲレンデは真っ白に変わりましたが、まだ滑走できる状態じゃありません。
前日は終日運休だった日影ゴンドラで上ノ平に上がり、リフトを乗り継いでやまびこへ。

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満を持してBLASTRACKのFartherでの出撃です。

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が、期待ほどではありませんでした(^^;
もうひと降り、ふた降り、欲しいところです。
しかしせっかくですから、やまびこ各コースの圧雪だけでなく、自己責任エリアのリフト下で新雪も楽しみました(^^)

そしてせっかくBLASTRACKに乗っている(Versantじゃないけど....)のですから、ランチはパノラマハウスぶな。
こちらは、映画「疾風ロンド」で「カッコウ」の名前で登場する、カレーが美味しいお店です。

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店内の柱には、出演者のサイン。

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そしてロケ時に使用された「カッコウ」の看板。

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ここに掛けられていたんですね(^^)

午後もやまびこで滑走しましたが、雪が降っている時はフード付きのリフトが有難いです。
と思ったら、あれ?
1器だけあるフード無しの搬器に「当たり」ました(^^;;
さむ....。

ゲレンデには、雪不足のため下山にはゴンドラを利用するよう、何度も放送が入っています。
我々も滑走を終了して長坂ゴンドラの山頂駅へ行くと....、長蛇の列(^^;
それではと日影ゴンドラに向かいますが、こちらも長い列(^^;;
仕方なく並びかけたのですが、林間コースが開いているらしいとのことなので、滑って下りることにします。
雪の状態が心配でしたが、日影まで全く問題なく、ゴンドラよりもずっと早く下りられました。

考えてみたら、このコースを滑ったのって、超初心者として初めて野沢温泉に来たとき(すでにアラサーでしたけど)以来です。
このときは、スカイラインから長坂に出るのに、仲間からグランプリコースを滑らせられ、ひとコブごとに転びながら下りたことも、今では懐かしく思い出されます。

そして最終日。
晴れました。
普通なら喜ぶところですが、積雪を考えると複雑な気分。
晴れなくてもいいから、ドカンと降って欲しいですねぇ(^^;

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やまびこエリアまで上がると、眼下には雲海が広がっていました。
積雪が充分でなく、前夜の降雪も無かったからか、コース整備は入っていませんでした。
それでも板が良く走る雪で、楽しいです。

この日はちょっとしたハプニングにより、昼前に日影まで下りることになりました。
サンアントン山の店でのランチの後は、そのまま日影で滑ることに。
新設のクワッドリフトは動いていませんが、長坂側の斜面に架かるトリプルが動いています。
リフト左右の急斜面は、クローズこそしていないものの、あちこちにブッシュが出ていて、とても滑れたもんじゃありません。
迂回して日影の下部を数本滑って、3日間の滑走は終了です。

やっぱり天然雪の感触は最高でした!
積雪がもう少しあれば、もっと良かったのですが....、自然相手のことですから仕方ないですね。
それでも今回は、ゴンドラでもリフトでも搬器に「当たった」から、まぁいいか(^^;
posted by スキー中毒者 at 17:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2016年12月18日

順調だった土曜日

先週の研修会の講師として、正指受検時の養成講習会でお世話になった先生がいらっしゃってました。
姫木平でペンションを経営されているので、受検仲間と宿泊して、ブランシュたかやまで滑ったこともあります。
『あの時の方たちとは、今でも一緒に滑ってるんですか?』
「年に何度かは。そう言えば、ブランシュもオープンしましたね。」
なんて会話を、久しぶりに宿の駐車場で交わしましたので....。

土曜日はブランシュたかやまに行ってきました。
前週にオープンし、今週より急斜面のスラロームコースも開く予定でしたが、週中の雨で雪付けが間に合わなかったようで、いつものオープニング時のコース(ロマンチック〜ファンタジー)のみが滑走可能です。

現着は9時過ぎ。
まぁいつも空いてはいるのですが、この日は輪をかけて....。
「ずいぶん空いてるねぇ。」
『どうしたんでしょう。寒いからですかね(^^;』
駐車場のおにーちゃんも苦笑いです。

まずは誰も並んでいないリフト券売り場へ。

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ポイントカードにハンコが5個貯まったので、無料リフト券をいただきます。

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そして誰も並んでいないクワッドリフト乗り場へ(^^;

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スラロームコースでは、スノーマシンが全開で雪を付けています。
クワッド降り場の気温は-8℃。
それなりに冷え込んではいるものの、風が強くないのでそれほど寒いとは感じませんでした。

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コースは、乾いた雪が硬く締まっており、端にはブッシュが見える場所もありますが、浮き石もなく、コンディションは最高の勘違いバーンです(^^)
滑っているのは、かっ飛ばすジュニアのレーサー、のんびり滑るファミリー、斜行系の練習をするグループと様々ですが、空いているので大丈夫。
私も、低速系の練習はしませんでしたが、程よい中斜面で基本動作を確認しながら滑りました。

12時にはランチ休憩のため、レストハウス・バウムに入りましたが、当然混んでいるわけがありません(^^;

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この日も、個人的な定番となっている湖北さんの角煮定食をいただきました。
ちなみに、こちらのおばちゃん、私の顔を見ると、いつもコーヒーをサービスしてくれます。
『あら久しぶり〜。今年もよろしくお願いします。』
今年も顔を覚えていてくれました(^^)

これだけ空いていると、午後になっても斜面は荒れません。
気温は-5℃と、やや暖かくなっているのですが、太陽が低くなり日陰ができはじめると、寒さを感じます。
調子良かったんで、3時過ぎまで滑っていましたが、やっぱり早めの撤収です。

駐車場に戻ると、車はあまり増えていませんでした。
まぁシーズンイン直後だからね。
これからだんだん増えると思うよ(^^;;

帰路、ここも空いているだろうと、尖石温泉縄文の湯に立ち寄りました。
今年から(?)利用料金が市民と市民以外に分かれ、それぞれ\400と\600になっています。

中央高速も順調で、おなじみの小仏トンネル渋滞もありません。
高井戸付近で若干の渋滞に捕まったものの、アイサイトのクルーズコントロールで快適です。
首都高に入ったときには、4号線永福付近の渋滞は解消しており、都心環状線もまずまずの流れ。
自宅近所のGSで給油し、7時過ぎには帰宅しました。

その後、近所の角打ちでも閉店までの1時間で杯を重ねることができ、終始順調だった一日。
ただ、調子いいと思ってた私の滑りだけは、あの勘違いバーンのせいなんだろうなぁ(^^;;
posted by スキー中毒者 at 17:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2016年12月13日

2017研修会雪上実技@菅平

​この週末は、菅平で指導者研修会でした。

私の所属クラブは、できるだけ全指導員が同じ会場で参加し、同じ宿に宿泊することになっています。
諸般の事情で参加できない方もいらっしゃいますが、夏に都連行事の日程が発表された時点で、お宿のホテルニューダボスさんに予約を入れたのは16人。
その後、ひとり減り、ふたり減り....、最終的には10人というやや寂しい研修会になってしまいました。

宿の前泊は6人ですが、昼着から深夜着まで到着時刻がバラバラですから、就寝の邪魔をしないように部屋を分散させました。
私は0時半の現着予定だったので、ひとりで一番端の部屋に入ることになってます。
荷物を持って部屋のドアを開け....、ん?開かない。
ロビーの掲示で部屋割りを再確認、フロントにもキーは置いてありません。
仕方なく、先輩指導員が就寝中の隣の部屋に入れていただきました。

翌朝、宿のおかーちゃんにご挨拶。
「あ、それから201の鍵、開けておいてね。」
『え?中毒者さん来るから、全部準備してテーブルにキーを置いて、ドアの鍵....、締めちゃった!?』
まぁシーズンイン直後ですから(^^;

さて、朝メシです。
食堂に降りて席に着こうとすると、あれ?
再びフロントへ。
「朝食、5食しかないわ。」
『え?5人ですよね。』
ふたりで部屋割り表を見ながら、
『夕食ありが、いち、に、さん。朝食のみが、いち、に、きゃ〜ゴメンなさい。すぐ用意します!』
まぁシーズンイン直後ですから(^^:;

研修会は、年齢順に編成された全25班中、中毒者は12班でした。
専門員の話では、25班でも30歳代だったとか。
見事な逆ピラミッド型の年齢構成です。

土曜日は、使用できる斜面がファミリーの左半分だけですから、混雑を避けるために全体を2グループに分けて、実技をローテーションします。
私のグループは、まずは雪上。

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今年の全日本の研修会テーマに沿って研修が進みます。
しかし....、寒い(^^;
ファミリーゲレンデは風が通るうえに、すぐ隣のコースではスノーマシンが全開で雪を造っています。
昨年のような身の危険を感じるほどの混雑ではありませんし、雪の状態もまずまずです。

スキー場は、1週間前からプレオープンしていましたが、この日が正式なオープン日。
ということで、無料抽選会と豚汁サービスを行っていました。

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クジ運の悪い中毒者は飴玉でしたが、スノーキャットの無料乗車券が当たった仲間がいました。
「え、1名分?」
『ご家族やお友達を連れてきて、ぜひ一緒に乗ってくださいね〜♪』

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ガスで見通しが悪いときもありましたが、比較的良いコンディションの中、予定をやや延長して午前中の研修が終了しました。
ランチの後はミーティング。
続いてリフトが動いていない裏ダボス下部を使い、踏み上げで研修....の予定でしたが、午前中の実技を引っ張りましたので、それで代替(^^)
ミーティングが終ったところで、この日の研修は終了です。
ちなみに、裏ダボを踏み上げていた班は3つだけでした(^^;

日曜日。
夜からの降雪でほんの数cmですが、雪が積もりました。
この日の予定は、ファミリー〜ミーティング〜裏ダボス。
最後に踏み上げかよ、と思ったら、裏ダボのリフトは動くようです。

まずはファミリーで前日の復習。
そしてミーティング。
誰もが裏ダボには行きたくなさそうでしたが、さすがにそういう訳にもいかないようで....(^^;

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その裏ダボス、リフト沿いの中急斜面にはまだ雪が付いていませんから、迂回コースだけしか滑れません。
その迂回コースもお世辞にも広いとは言えず、他班も入り乱れる中、リフト2本の研修を行いました。

12時に閉会式。
今年は、ライセンスの回収・返却がなく、修了シールを配布するだけでしたので、あっさりと終わりました。
当クラブでは、22班と24班の若手(?)が夕方まで滑ると言ってましたが、12班の年寄りはそんな無理しちゃいけません。
即、撤収です(^^)

帰路は、菅平湖付近まで道路に雪が残っていましたが、新Outbackは本領発揮。
イキイキとした走りで、先行車数台に道を譲っていただきながら、快調に山を下りました。
高速ではEyeSightが快適です。
中央車線維持機能だけはちょっとクセがあり、慣れないと違和感がありますが....(^^;
また、マイナーチェンジで追加されたリヤビークルディテクションは、死角になりがちな後側方の車両を検知し、ドアミラーのインジケーターで知らせてくれるので、予想以上に有効でした(^^)

この週末で各スキー場にもそれなりの降雪があったようですし、そうでないところもスノーマシンで順調にコースを造っているようで、今後は去年のように行先に困ることはなさそうです。
そして往復の足となるOutbackも絶好調。

唯一最大の問題は....、中毒者の脚前です(^^;;
posted by スキー中毒者 at 13:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2016年12月04日

さらばフラット6

​はい、買っちゃいました(^^;;

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SUBARU Legacy Outback Limited です。

走行距離が9万kmを超えたところで、まだまだ頑張ってもらおうと考えていた(旧)Outbackですが、10月8日にカムピリオさんに行く際、エンジンとABSの警告灯が点灯しました。
翌日は研修会で身動きが取れなかったので、翌々日にディーラーへ。
点検の結果、どちらも原因はセンサー異常でしたが、車を預けて詳しく調べていただくことにしました。

そして13日。
角打ちで一杯やってるところに、担当営業さんから電話が入りました。
下回りの錆が酷いためパーツの脱着にリスクがあるとのこと。
昨年2月にオカマ掘られた際の修理も、同じ理由でレストアに相当苦労させてしまいましたし、8月には今回同様ABSのセンサー異常が出ています。
リスク覚悟で修理という手もあったのですが、今回修理ができたとしても、この状態だとシーズン真っただ中で、それもヘタすると出先で、深刻なトラブルに見舞われる可能性も否定できませんし、それだけは絶対に避けたいところです。

ということで、16日。
『どっちにします?』
「あ、Limitedで。」
『ナビはパナがいいでしょうね。あと今度こそ下回りの防錆処理はガッツリとやりましょう。』
「ルーフボックスの載せ替えをお願いできますか?あとタイヤはスタッドレスで納車して、ウォッシャー液は寒冷地用じゃないとダメなんで抜いちゃってください。」
なんて会話をしながら、ソッコーの仮発注です(^^;

この時点から生産オーダーを入れたら、納車はかなり先になりそうでしたが、東京スバルの翌月の見込み発注分を引き当てれば、年内には納車されそうです。
とは言えその台数も、最短では1台、その翌週に2台、翌々週には....って感じで、どこに引き当てられるかは全店の受注を集計してみないとわかりません。

幸い、最短での引き当てができたようで、必要書類を用意したうえで11月13日に正式発注の運びとなりました。
「納車予定は?」
『う〜ん、12月中旬ですかねぇ。』
「研修会に間に合うと良かったんですけど....、仕方ないか。菅平の凍った山道をABSが効かない状態で下りるのは、ちょっと怖いけど。」
『研修会、いつですか?』
「12月の10〜11日。」
『前の週は予定あります?』
「いや、滑りに行かなけりゃいいだけだから。」
『何とか間に合わせたいですね。できるだけ頑張ります。』

ちなみに今回の防錆処理は、私の車の使い方をよく知る担当営業さんがいろいろと調べてくれた結果、東北地方の業務用車両や、八丈島に持って行く車にも使われている、ジーバートというシステムがいいだろうと。
この処理のために、埼玉県の嵐山にある業者に持ち込んで施工してもらうのに、結構時間がかかりました。

その後、ナビ等オプションの取り付けや、ルーフボックスの載せ替え等の作業を済ませ、昨日、12月3日に無事納車されました。

9年前も錆で満身創痍のGT-Bからの乗り換えでしたが、その時はそれなりの覚悟もありました。
しかし今回は、全く予定外の新旧交代劇。
ディーラーの担当営業さんには、本当にお世話になりました。

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そして(旧)Outback。
中央道で追突された際は、その衝撃を完璧に吸収し、私に傷ひとつ負わせず守ってくれた、頼もしい相棒です。
3リッター6気筒の水平対向エンジンは、ハイオク仕様というグルメでやや大食らいなヤツでしたが、その滑らかさは官能的ですらありました。
そんな相棒とのスキーも、先週のかぐらが最後になっちゃいました。
想定よりやや短い付き合いでしたが、本当に楽しかった。

9年間ありがとう!
posted by スキー中毒者 at 17:04 | Comment(4) | TrackBack(0) | スキー