2016年03月17日

2016技術選観戦@八方

この週末は八方で、第53回全日本技術選手権を、金曜日の本選から日曜日の決勝まで観戦してきました。

金曜日。
昨年は3月とは思えないような雪景色の白馬村でしたが、今年は3月とは思えないような雪の無い白馬村です(>_<)
前日まで行われていた予選種目も、雪不足のためウスバや名木山からパノラマにコート変更されました。

ゲレンデに出る前に、スタートリスト入手のためスクールへ。これが無いと、何が何だかわかりません。
と思ったら、『今年は紙のスタートリストの配布はありません。』だと。
公式サイトからPDFをダウンロードするか、公式掲示を写メしろとのことです。
最初はPDFで見ようと思いましたが、iPhoneでは反応が悪いし、イマイチ使いにくい。
結局、写真に撮ってビューアーで見た方が、スクロールや拡大もズムーズで使いやすかったです。

スタートリストがそんな状態のうえに、本選はウサギとソデグロで同時進行しますから、午前中は誰がどこで何の種目に出ているのか、さっぱり分かりませんでした。

午後は、とりあえずソデグロに腰を落ち着け、小回りの観戦です。

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女子ではシード選手の上手さが印象的でしたが、特に金子あゆみ選手と佐藤麻子選手は別格と感じる滑りを見せてくれました。
男子はやっぱり丸山貴雄選手、メチャクチャ上手いです。それに対して柏木義之選手は、ちょっと元気が無かったような....。そして青木哲也選手の滑りも素晴らしかったです。

小回りの男子はまだ途中でしたが、ウサギ平に移動し総滑の男子後半を観戦することに。

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が、斜面上部からガスが下りはじめており、ギャラリー席からはスタート地点が良く見えません。
途中、中断しつつも競技は進行しましたが、あと3人というところで再び濃霧。
20分近く中断したでしょうか、ゴンドラやリフトの営業終了時刻のアナウンスが流れ始めましたが、ガスが薄くなったタイミングで、何とか全員が滑走することができました。
時刻はすでに4時半を過ぎています。
宿に帰ろうと、リーゼンの上部でふと振り返ると、皮肉なことに先程までのガスは、きれいに消えていました(^^;

この日は3月11日です。
東日本大震災から5年が経ちました。
あの日あの時間も、私はこの八方で技術選を観戦していました。
地震が発生した14時46分には、競技を一時中断し、会場の全員で犠牲者に黙祷を捧げました。

翌土曜日、決勝1日目です。
この日から指導員仲間のスキー廃人が合流しました。

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前日は終日小雪が降り続く天気でしたが、この日はキレイに晴れています。
コートはウサギ平のみで、本選のような競技の同時進行はありません。

まずは整地大回りから。

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女子では、本選で5位とやや出遅れた金子あゆみ選手が素晴らしい滑り。2人後に滑った本選1位の佐藤麻子選手も安定していましたが、ポイントではやや及びません。
男子は、本選1位の吉岡大輔選手が288ポイントという驚異的な滑りを見せてくれました。2位の丸山貴雄選手は得点が伸びず、その差が広がります。そして武田竜選手、元WCレーサーとしての実力を遺憾なく発揮し、287ポイントで会場を沸かせました。

続いて総滑。
女子は、上位選手が安定しています。
男子は、この種目でも吉岡選手と武田選手が高得点で1位。丸山選手は1ポイント差ながら4位に甘んじました。

この日の最後は不整地小回り。
言わずと知れた丸山貴雄選手の得意種目です。

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まず女子では、佐藤選手が素晴らしい滑りでトップのポイント。しかし女子最終滑走者の金子選手も持ち前の元気な滑りで佐藤選手と同ポイントを叩き出します。総滑まで食い下がってきた本選2位の兼子佳代、春原優衣、青木美和の各選手は、引き離され始めました。
男子では、丸山貴雄選手がギャラリーから溜息が出るような滑りで287ポイント。トップの吉岡選手を追撃します。いつもなら丸山選手と死闘を見せる柏木選手は、ここでも元気がありませんでした。

この日の競技は終わりましたが、まだ時間は早いので、廃人とフリーで滑ることに。
まずはスカイラインに行ってみましたが、コースがやたらと混んでます。
リフト待ちはほとんどありませんでしたから、タイミングが悪かったのでしょうか。
続いてパノラマで、予選に使用したコブに入ってみました。

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我々が滑ったときはそれほど混んでいなかったのですが、しばらくすると愛好家の皆さまが集結し始め、みるみるうちに混雑しました。
それでは、ということで南側の予選整地コートへ。
こちらは空いていて、荒れも少なく、快適でした。

日曜日の天気は薄曇り。
最初の総滑、続く小回りリズム変化とも、男女上位選手が安定して高得点です。

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特に男子では、総滑で吉岡選手が再び288ポイントで丸山選手を突き放しました。
ちなみに、小回りリズム変化って....、まぁ意図はわかるんですが、最終日の種目としてはちょっと地味でビミョーだよなぁ、と思うのは私だけでしょうか(^^;

そして午後は、今年から行われるスーパーファイナル。
女子10名、男子20名の上位選手のみが出走できる、不整地小回り種目です。

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女子は、金子あゆみ選手がちと失敗。佐藤麻子選手は貫録の滑りを見せトップのポイントで、優勝に花を添えました。
男子の注目は、最後のふたり。まず滑った丸山貴雄選手は得点がいまひとつ伸びず283ポイント。
これを見たら、安全運転だわなぁ。吉岡選手は無難に滑って同じく283ポイントとなり、優勝を決めました。

今回の技術選では、女子は佐藤麻子選手の安定性が際立っていました。2位になった金子あゆみ選手も本選、決勝とも高得点を連発していたのですが、私が見ていなかった本選1種目目の大回りで何かやらかしたらしく、トップと10ポイント差の22位と出遅れたのが、最後まで響いたようです。
男子では吉岡大輔選手が大回りだけでなく、小回りでも高得点を出していたことが印象的でした。さすがの丸山貴雄選手も、得意のコブを含む小回りで追撃しきれませんでした。
そして武田竜選手の大回り系での強さには驚きました。今後、目が離せない選手ですね。

これにて今シーズンの技術選は終了。
気が早いようですが、来シーズンの観戦が楽しみ、....と言いたいところですが、次回は会場が八方からルスツに移ります。
来シーズンは白馬で国体が開催されるからでしょうか?
これまでと同様であれば、技術選は2年間は同じ会場で開催されます。
さすがに北海道までは....、無理だよなぁ(>_<)
3年後は八方に戻ってこいよ〜!
posted by スキー中毒者 at 12:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー