2016年02月24日

2017スキー試乗@ブランシュたかやま

暖冬の影響で、どのスキー場も極端な雪不足が続いており、毎週12月初旬みたいな気分で滑っていたのですが、いつの間にか試乗会の時期がやってまいりました。
そう、もう2月末なんですねぇ....。

この土曜日は、ブランシュたかやまでHEADの試乗会に参加しました。
何故か今シーズンはHPへの掲載はなく、FBでの告知のみです。
それによると試乗会開始は9時。ちなみに当日のリフト営業開始は8時、。
「うん、9時ちょい前に現着すればいいよな。」
フリーで滑る気、ありません(^^;

ということで、出発は5時50分、現着は8時40分。
駐車場のおっちゃんと、
「あったかいねぇ。」
『こんなの初めてだぁ。』
などと話しながら、ウェアを着て、ポールだけを手に、ゲレンデに向かいました。
自分の板は....、車に積みっぱ。
フリーで滑る気、ありません(^^;

第5リフト乗り場付近では、試乗会の準備が完了しています。
用意された板を確認しようとしたところ、受付開始は8時50分からだとか。
時刻は正に8時50分(^^)
早速受付を済ませて、試乗開始です。

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気温はトップで朝一が-2℃、昼間は0℃とかなり暖かかったです。
アイスバーンの上に柔らかくパックされた雪が乗った状態で、午前中はエッジが良く食い付くコンディション。午後になると表面の雪が削られてアイスバーンが顔を出し始めました。

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午後は雨という予報でしたが、昼前に降り出したのはまさかの雪(^^)
午後もずっと降り続きましたが、良くも悪くも試乗に影響することはありませんでした。

i.SUPERSHAPE SPEED
L170/R14.0/124-68-104
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全体的にエッジホールドが強く、特にテール側に強さを感じます。
板の張りはそれほどではありませんので、たわませやすく、意図せず真っ直ぐ走ることはありません。
積極的に内傾角をとると、エッジに乗った気持ち良い滑りができますが、角付けが外しにくく、ターン弧の調整にやや難しさを感じました。
切り換えから、スキーを動かすことで徐々に角付けを強めていくと、調整がしやすいと思います。
個人的には、今シーズンまでのモデルのフィーリングの方が好きです。

i.SUPERSHAPE MAGNUM
L170/R13.1/131-72-110
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滑った感覚はSPEEDとほぼ同様。
やはりテールのエッジが食い気味ですが、こちらの方がややマイルドでしょうか。
それでも角付けを強めすぎててしまうとスキーが動かしにくくなりますので、注意が必要です。
ラディウスは小さいのですが、中〜大回りも問題ありません。小回りではトップが素直に回ってくれますので、扱いやすいと思います。
操作性はいいスキーですが、多少ラフに乗っても難しさを感じない現行モデルの方が、私には好印象です。

i.SUPERSHAPE RALLY
L170/R13.7/135-76-114
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SPEEDやMAGNUMほどのエッジホールドの強さは感じませんが、角付けを強めればしっかり雪面に食い込みます。
スキーを動かすことは難しくはありませんが、エッジを食わせるとやはりテール側がやや重いでしょうか。
操作性は悪くなく、大回りから小回りまで、無難にこなせる板だと思います。
ただ、(ちょっと表現が難しいのですが、)全てにおいて「そこそこ」にまとめた中途半端さみたいなものも感じてしまいました。

i.SUPERSHAPE TITAN
L170/R14.1/137-80-117
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SPEEDなんかと並べちゃうと、太さを感じますが、実際に滑ると特に違和感はありません。
エッジホールドも板の返りも強すぎず、全体的な挙動は穏やかです。
切り換え時のもたつきも感じませんでしたが、小回りではさすがにクイックな切り換えにはなりません。
i.SUPERSHAPEシリーズの中で、テールの強さを感じない唯一の板です。
素直ではありますが、このスキーならではの個性を感じることができず、イマイチ楽しくありませんでした。

WORLDCUP REBELS i.RACE
L165/R13.6/121-68-101
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i.SUPERSHAPEシリーズとは違い、トップロッカーは入っていません。
第一印象は、とにかく重い!あ、手に持った時の重さね(^^;
滑ってみると、トップの捉えはいいし、エッジホールドもいいし、安定性もいい。
でもi.SUPERSHAPEシリーズから乗り換えると、何となくとらえどころのないスキーと感じられます。
張りが強いため、しっかりとたわませることができないと、本来の性能を引き出すことができず、こんな感想になるのかもしれません。
特に私のように体格が小さいと、ただ外スキーに乗っているだけではなく、積極的に外スキーに力を加えていくことも必要だと思います。
しかし、しっかりと荷(加)重できれば、アイスバーンが出始めた急斜面でもヘッチャラです(^^)

WORLDCUP REBELS i.SL
L165/R12.2/125-68-109
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こいつも重い板。
エッジホールドはテールだけではなく、全体的に強めです。
条件さえ良ければ、小〜中回りは快適、大回りは....、行けなくはないけど気持ち良くはないですね(^^;
ただし、急斜面やアイスバーン、コブ等、条件が悪くなってくると、乗りこなすためにはそれなりの技量が必要だと思います。
もちろん私にゃありません(^^;

i.SLを除き、午前と午後に1回ずつ、それぞれ2回試乗しています。
しかし、これほど「合わない」HEADは初めてです。
スキーの進化と、私の退化(老化?)の相乗効果でしょうか(^^;;

試乗会では初めて....かな?
posted by スキー中毒者 at 18:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2016年02月15日

2016クラブ行事@斑尾

12日(金)から14日(日)まで、本年度2回目のクラブ行事を斑尾高原スキー場で開催しました。

私は行事担当ですから、いつものように前乗りで11日(木)の現地入りです。
まずはスキー場事務所で支配人さんにご挨拶。
『いやぁ、今年は雪が少なくて困っちゃいますよ。』
とおっしゃっていましたが、各コースを下見したところ、とりあえずどこも雪が付いており、滑走に問題はなさそうです。

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この日は、今年購入したセミファット、BLASTRACKのFARTHERを初めて履きましたので、ツリーランコースにも入ってみました。
新雪が降ったのは前々日ですから、広めの非圧雪コースは単なる荒地状態でしたが、林の中はそれなりに楽しい場所も残っていました。
でもやっぱりフカフカの新雪を滑りたいですね〜。
昼休みには、斑尾スポーツアカデミーにお邪魔して、スキー大学でお世話になった北川友弥SAJデモにも、ご挨拶できました。

12日の行事初日は平日のため、やや少なめの人数でスタート。

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天気が良く、ゲレンデも空いてますので、私の班はいろいろなコースを滑りながら講習を行います。
さすがにツリーランには入りませんでしたが、生徒さんがフリーで滑るときには絶対に行かないであろう、非圧雪の急斜面も滑っていただきました(^^)

翌13日は曇り空。
朝から暖かく、雪も緩み気味です。

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この日は残念ながら、朝一で衝突事故が起きてしまいました。
先方もスキークラブの行事で講習中で、当クラブ員の不注意が原因でしたが、先方のクラブの会長さんや指導員の先生方には紳士的かつ的確に処理を進めていただき、大変感謝いたしております。
たまたま宿が同じだったため、連絡等がすぐにできたことも、不幸中の幸いでした。

最終日、予報通り雨になりました(>_<)
それも、しとしとではなく、雨粒を感じられるしっかりした(?)雨です。
この天気で、滑らずに帰宅される方もいらっしゃいましたが、私は....。

午後には回復するとの予報ですが、しばらくすると小降りになりました。
それではと、出撃準備を整えたところ、土砂降りに(^^;
暫し待機です。

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9時頃には再び小降りになりましたので、ゲレンデに出てみました。
雨は大したことありませんが、コースにはほとんど人がいません。
まぁ当たり前だよなぁ(^^;;

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そのうちに雨は上がり、明るくなってきましたが、私は11時過ぎには滑走終了です。

最後に、再びスキー場事務所にお邪魔して、支配人さんに行事終了をご報告。
ついでに、スキー学校の実施報告に必要な、期間中の積雪量他を教えていただきました。
『12日が140cmで、13日が....』
「ありがとうございます。気温は?」
『12日が+8℃ですね。』
「はい。」
『え〜、13日が+10℃』
「おぉ。」
『で、14日がですねぇ....、+11℃。』
「あはは....。」
『あはは....。』

もう二人で笑うしかありません(^^;;

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斑尾のパウダー"MADAPOW”は、来シーズンに期待します。
posted by スキー中毒者 at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2016年02月08日

土曜日の成果

この週末は土曜日に日帰りで、かたしな高原スキー場に行ってきました。

関越道の渋滞を避けるため、いつものように6時前には高坂SAを通過できるように出発したのですが、鶴ヶ島での2件の事故渋滞に巻き込まれた結果、現着は9時過ぎ。それでも駐車場はそれほど混雑していません。

ここは指導員に優しいスキー場。
センターハウスのチケット売り場でライセンスを提示すると、中毒者のようなへっぽこ指導員でも関係なく、1日券が2,000円(平日なら1,000円)で購入できます(^^)

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暖冬による雪不足で、1月下旬にやっと全面滑走可能になりましたが、まだ積雪量は少な目。
ミッフィーちゃんの雪像も、雪をコース造りに供出してしまったようで、まだできていませんでした。

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とりあえず、センターハウス前の中斜面を数本滑ってみました。
中間から下部がやや硬めですが、気になるほどではありません。

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その後、上部のコースに移動しましたが、どのコースも雪の状態は大変良く、快適に滑走できます。
ということで、午前中はこちらでスキー大学の復習。
北川友弥デモと高橋直美デモに教えていただいた、横滑りとシュテムから基礎パラへの展開、そして柔らかいエッジングと力強いエッジングの使い分けを、中〜小回りで練習します。

いつもならレストランが混雑する前の11時過ぎにはランチ休憩に入りますが、この日はスタートが遅かったので、さすがにちと早すぎます。
他のスキー場では、11時〜12時過ぎまでがレストランの混雑時間で、12時半を過ぎると少しずつ空いてくる傾向がありますから、今回は13時まで滑ってから休憩することにしました。
13時過ぎ、センターハウスのレストランに入ると....、げ、混んでる(>_<)
やっぱりファミリーが多いからでしょうか?
そーいや、ブランシュも同じような傾向だったかもしれません。

14時に外に出ると、あれ?リフト乗り場に列ができてる。
キッズ、ジュニア御用達の緩斜面に架かるリフトは別にして、中斜面のリフトはいつもならリフト待ちは皆無なのですが....。
それでもこのリフト待ち、他のスキー場のように扇形に広がることはなく、ペアリフトであれば2列で行儀よく並びますから、列が長いようでも待ち時間は1〜2分です。
そして列にはビブを着けたベテランスキーヤーがちらほら。翌日に都連のマスターズサーキットが開催されるようで、その対策講習会に参加している方々でした。
上部コースでも、タイミングによってはリフトに列ができましたが、これはリフトが1本運転していなかった影響でしょう。
急斜面の下部には、若干ですがブッシュが出始めました。やっぱり雪が薄いんですねぇ。

いつものように15時、ではあまりに短いので、30分残業して15時半に滑走終了(^^;
帰路のR120は順調。関越も車の量は多めで、追い越し車線をトロトロと走るプリウスに悩まされつつも、渋滞はありませんでした。

思ったより早く帰れましたので、例によって近所の酒屋の角打ちで反省会(^^)
まぁ、いい練習ができたよな。成果もあったし....。
と自己満足モードで杯を重ねます。

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そして最後の一杯。
『いづみ橋 純米生酛 無濾過生原酒 亀の尾』
おぉ、こりゃ美味いわ!
この日の最大の成果はコレだな(^^)/□
posted by スキー中毒者 at 12:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2016年02月01日

風穏やかなれど

スキー大学の飲み疲れ、いや滑り疲れじゃないでしょうが、風邪を引いて翌週のスキーはお休み。
ということで、この週末は2週間ぶりのスキーでした。

行先は八方。
今シーズンの八方は、暖冬による雪不足に加え、強風によるリフト運休も多発しています。
雪については、やっと全コースが滑走可能になりましたが、風がちょっと心配です。

土曜日。
白馬村には、朝から春のような湿雪が降っていました。
宿で、指導員仲間のスキー廃人と♂マグロと合流し、早速ゲレンデに向かいます。

リーゼンクワッドに乗車しても、風は穏やかです。
去年のこの時期に来たときは、強風で兎平から上には行けませんでしたが、今回は大丈夫そうです。
しかし見上げる先は....、真っ白。

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リフトを降りると、兎平です(^^;

まぁ何にも見えないってほどでもないからと、よせばいいのにアルペンクワッドで黒菱へ。
当然視界不良です。
少し滑り降りると、ぼんやりとリフト降り場が見えてきました。
『あ、黒菱のリフトですね。』
「へ?黒菱のリフトって、いつの間にペアになったの?」
兎平ペアでした(^^;;

今度こそ黒菱方面に滑り降りましたが、気が付いたらいつの間にかクワッド乗り場。
もう何が何だか分かりません。
仕方ないので、ランチ。兎平からリーゼンを下って、いつものようにワイスホルンです。
オーダーは、大雪渓(冷)、もつ煮、白スパ。
去年のオーダーと、飲物が変わっただけでした。

午後はウサギより上に行く気になれず、リーゼン....ですが、皆さん考えることは同じです。
コースは混雑しており、斜面はボコボコ。
2本滑っただけでもう充分。
ということで、パノラマへ。

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視界はそれほど悪くありませんが、真っ平らな訳がありませんから、油断大敵です。
結局この後、パノラマ数本、リーゼンを下って名木山数本で終了しました。

日曜日。

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麓から見ると、雲はありますが青空も見えています。
せっかくなので、グラートクワッドでトップまで上がりました。

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ビミョーな雲海です(^^)

そして前日は滑らなかったスカイラインを下り、北尾根へ。
前日オープンしたHAPPO BANKSを滑った後、リフトで上がると、目の前の雪上を自転車が走っていました。

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翌日からオープンするスノーアクティビティエリアで楽しめるファットバイクだそうな。

コブ斜面を下り、咲花上部をトラバースして国際へ移動します。
トイレを拝借するためRoots Cafeに入りましたが、どこを見ても外人と英語ばかりで居心地が悪いこと....(^^;;
そのまま国際の長〜いリフトに乗って、パノラマへ。

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まだそれほど荒れていませんから、ハイスピードのロングターンが気持ちいいです(^^)

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ランチの後は、兎平のコブ。
北尾根でも痛感したことですが、ホントにコブは下手くそ。
いや、コブ以外が上手いって訳じゃないんですが、コブは特にねぇ。
もっと練習しなくちゃいけません(>_<)
そのうちに、雪とともにガスが出て斜面が見にくくなったので、兎平は終了。

『国際とセントラル、どっちにします?』
「どっちもやだ。」と言いたい気持ちを抑えて、セントラルを選択。

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崖のような急斜面を、ショートターンで滑落しました(^^;

最後にゴンドラを使ってリーゼン〜名木山を滑って終了です。

今回の八方は、心配していた強風は吹きませんでしたが、ガスに悩まされました。
自然の中でのスポーツですから、これは仕方ないことですね。
それでも日曜日は、急斜面やコブを今シーズン初めてフリーで滑ることができ、楽しかったです。

え?スキー大学で落ちこぼれていたのに、遊んでていいのかって??
ま、まぁ課題の復習は、今週末ということで(^^;
posted by スキー中毒者 at 18:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー