2016年01月19日

2016スキー大学@白馬五竜

今年も金曜から月曜までの4日間、白馬五竜スキー場で開催されたスキー大学に参加してきました。

初日は平日ですし、天気予報では天気も崩れそうにありませんでしたが、朝着では何かとせわしないので、いつものように前日の夜中に宿着とします。

木曜日。
仕事が終わって、速攻で帰宅し、急ぎ風呂と晩ゴハン。
荷物の用意はできてますので、あとは出発直前に冷蔵庫から酒を出すだけです。
途中で2名の仲間をピックアップし、関越道から上信越道を快調に走行。快調過ぎて、途中若干のハプニングはあったものの、長野ICで降りてオリンピック道路に入ります。
しかし道路に雪はありません。道路だけじゃなく、どこにも雪はありません。
ノーマルタイヤでも行けるんじゃないの?なんて思ってましたが、さすがに白馬村に入った頃から白くなり始めました。
最後は圧雪路を走って、深夜0時過ぎに宿着。

とりあえず、缶ビールで乾杯(^^)/□
缶ビールをもう一本(^^)/□
日本酒に切り換えて(^^)/□

前泊は、朝着だとせわしないって理由だけじゃなさそうです(^^;;

金曜日。
まずは、白馬五竜スキー場のセンターハウス、エスカルプラザで受付です。
昨年までとは異なり、クリニック受講者を含めて1班10名となっていました。
私は7班。1名欠席でしたから受講生は9名ですが、うち5名は毎年一緒になるお馴染みのメンバーです。

講師は1日毎に交代するローテーション制。
この日の講師は、昨シーズンの技術選チャンピオン、丸山貴雄ナショナルデモンストレーターです。
貴雄さんには、3年前にも担当していただいたことがあります。
初日に予定していたデモンストレーションは、コース状況を考慮して2日目以降に延期され、即講習開始です。
ゴンドラでアルプス平まで上がりましたが、ガスで視界はイマイチ。

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しかし、そこは貴雄さん。初日から実践的な内容で、滑りまくります。
幸か不幸か、コブ斜面のエキスパートコースがクローズしていましたので、コブには入りませんでしたが、もし開いていたら....、初日からヤバかったかもしれません(^^;
そして、この日の締めの一本はプルーク。それも全員にダメ出しってところが、貴雄さんらしかったです(^^;;

土曜日。
2日目の講師は、北川友弥SAJデモンストレーターでした。

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やはり朝一でゴンドラに乗車し、お隣のHakuba47に移動します。
講習は、前日とは打って変わって基礎的な内容に。
ひたすら横滑りをトレーニングしながら、大回り、小回り、コブに展開しました。
一見地味な横滑りですが、内容は濃く、大変参考になった一日でした。
講習終了後、トイレで同じ班の仲間と、
『横滑りだけで1日講習できちゃうんですねー。』
「いや〜、さすがデモですねー。」
なんて会話をしていたら....。
講習を終えた北川デモが、個室でホッコリしていたそうで....。
悪口じゃなくて、ホントに良かったわ(^^;;;

ちなみにこの日は、実技終了後に理論研修もありました。
太田具英主任講師から最初に、教程には書いてない『やってはいけない3本の矢』をご紹介いただきましたが、これには受講生全員が大いに納得しておりました(^^)

日曜日。

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まずは初日に実施できなかったデモンストレーションが、とおみゲレンデの一部をセパレートして行われました。
そして担当は、お待ちかねの(?)女性講師、高橋直美SAJデモンストレーターです(^^)
この日のトレーニングも基礎的なもの。前日の横滑りに続き、今度はシュテムターンでした。
基礎パラレルターンに繋がるポジションを、徹底的に叩き込まれます。
休日でコースがかなり混雑していたため、大回りのパラレルターンへの展開は難しかったものの、小回りでズレの多い基礎的なものから深回りまで、応用していきました。

実技終了後は班別ミーティングがあり、約1時間にわたり、雪上で確認したポジションについて、詳しく解説していただきました。
せっかくなんで、こちらからも前日の理論研修の『やってはいけない3本の矢』について聞いてみると、
『え〜、知らない!何だろう?』
「ほー、デモなのに知らないんだ。」
『ちょっとぉ、教えてくださいよ〜。』

悩む高橋デモを置き去りにして、復習のためリフト一本滑って終了です。

最終日。
宿で外を見ると、夜から降り始めた雪が30cmほど積もっていました。
テレビでは、都内の降雪による大混乱の様子が流れています。
高速道路も、中央道、関越道、東北道....、あちこちで通行止めです。
そんな状況ですから、14時に予定していた閉会式を12時に繰り上げることになりました。

最後の講師は、徳竹剛ナショナルデモンストレーターです。

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雪の状況等を考慮して、上部コースには上がりませんでしたが、とおみゲレンデを使い、再び実践的なトレーニングになりました。
前日まで主に練習していた基礎パラレルターンと異なるため、最初はやや戸惑いましたが、短い時間の中で腰のポジションや荷重のポイントについて、たくさんのアドバイスと課題をいただくことができました。

そして閉会式。
来賓のご挨拶の後、太田主任講師の講評。
『昨日の理論講習で紹介した3本の矢は、デモも知らないことです。どうか皆さんの頭の中に収めて、そのままお持ち帰りください。』

いつものように、修了証に担当講師のサインをいただきました。
徳竹剛ナショナルデモ、丸山貴雄ナショナルデモ。

そして高橋直美SAJデモ。
『3本の矢って、何ですか〜。』
「いやぁ、主任講師にああ言われちゃったらねー(^^)」
高橋デモ、ごめんなさい。

最後に北川友弥SAJデモ....。あれ、いなくなっちゃった。
と、2年前に教えていただいた芳川愛実SAJデモがいらっしゃったので、ドサクサまぎれにサインをいただきました(^^;

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解散後は、とりあえず同宿の仲間とお昼ゴハン。

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そのまま宿に帰ろうかとも思いましたが、ちょっと明るくなってきたこともあり、午前中の講習の復習にリフト3本。
なんてやってたら、宿に戻ったのは14時近くになりました。

高速道路の状況は朝と変わらず、通行止めが続いています。
とは言え、帰らない訳にはいきません。
14時半に宿を出発。長野ICから上信越道を走行します。
しかし状況は変わらず、休憩に立ち寄った甘楽PAで最終確認です。
「あれ、ここは道路情報のディスプレイって無いのか。」
仕方なくiPhoneでNAVITIMEアプリを起動。
が、通行止めになっている区間が、黒くなっていません。
「電波状況が悪いのかな。データがうまく受信できないみたいだ。」
道路交通情報センターの渋滞マップでは、真っ黒です。
「本庄児玉からは一般道ですね。高速が開いたら、また乗りましょう。」
ということで、出発。

走行中のカーナビに、VICS情報が飛んできました。
見ると、練馬まで110分。
「通行止めなのに、何で時間が出てるんだよ!」
ところが、道路上の情報表示にも練馬までの所要時間が....。
「え?開きました??」
すぐに同乗の仲間がスマホで確認。
『あ、開きました。』

結局その後は順調。
仲間をご自宅に送り届けて、20時半に自宅に到着できました。
相当遅くなることも覚悟していましたが、通行止めが直前で解除されて、本当にラッキーでした。
あと30分早かったら、本庄児玉から一般道に降りていたかもしれません。

ん?ってことは、最後にリフト3本復習してなかったら....。
復習の成果は滑りには出なかったけど、ま、いっか(^^)
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2016年01月11日

コンディション良好@富士パラ

土曜日のブランシュたかやまから、日曜日は富士見パノラマに移動しました。
こちらもファミリーに人気のスキー場ですし、三連休の中日ですから混雑が予想されます。
しかし、8時ちょい前に現着すると、誘導されたのは第2駐車場の真ん中付近。皆さん、出足が遅いのでしょうか。

ゲレンデに出ると、まだゴンドラは動いていませんので、一番右、シーダーゲレンデのリフトを一本。
硬くパックされた下地の上にスノーマシンの乾いた雪が乗った、勘違いしそうに滑りやすいコンディションです。
そしてそのままゴンドラ1本目。待ち時間は2〜3分だったでしょうか。

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トップに上がると、快晴でいい景色が拡がっています。
しかし、八ヶ岳の雪は少ないですね。

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ゲレンデのトップからさらに上がる入笠山のハイキングコースにも、雪はまったくありません。

ラーチゲレンデはまだオープンしていませんので、右に回り込むアルパインを通って、リンデンの急斜面の上で一時停止。
ちょい下をファミリーが滑っています。
と、上から滑ってきたスノーボーダーが子供と接触。斜面には2本の外れたスキーの板だけが残っており、子供は滑落していったようです。
お母さんが拾おうとしますが、見ると急斜面を滑り下りるのがやっとのレベル。
ということで、板は私が回収。すぐ下にゴーグル、数ターンすると、「あれ?ストックもか。」
斜面を下りると、小学校低学年と思われる女の子が、ストック1本を手に、呆然としています。
接触したスノーボーダーは....、いません。
子供に声をかけると、怪我はないとのことでしたから、コース脇に移動させスキーを装着。
お母さんが下りてきたところで、私は離脱。

これだからスノーボーダーは!なんて言うつもりはありません。
そりゃ接触事故を100%防ぐことはできないでしょう。
でもね、スキーヤーだろうとスノーボーダーだろうと、万一の場合にはその始末はつけないと。
今回の場合、マテリアルの回収はできなかったとしても、お母さんが下りてくるまで子供と一緒にいて、ひと言謝るなりするべきでしょう。
でも無事で良かった(^^)

そのままベースまで滑り下りて、ゴンドラ2本目。待ち時間はやはり2〜3分。
ゴンドラ3本目。待ち時間は1〜2分。
いつもなら、だんだん混み始めるゴンドラが、逆に空いてきました。
そのままゴンドラ回し、とも考えましたが、昨シーズンそれでヘロヘロになったことを思い出し、素直に上部ゲレンデに滞留することにします(^^;

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その上部ゲレンデも、まだコースが1本開いていないことに加え、団体が入っていたり、スクールが盛況だったりと、それなりに人はいますが、混んでいるというほどではありません。
リフト待ちもなし(^^;
寒くないのはありがたいのですが、午後になると荒れるだろうなぁ、と思っていたら....。

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荒れました(^^;;
ランチを終え、13時に復帰したコースはこんな状態です。
柔らかい雪が削られて出てきた硬い下地に手こずるる方が多数。
もちろん私もそのひとりですが(^^;

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3時。
撤収するためベースまで下りると、下のゲレンデはいつものようにファミリーで賑わっていました。
でも、いつもよりはちょっと少ないかな?

ブランシュも富士パラも、全面滑走可とまではいかなくとも、オープンしているコースには雪はしっかり付いており、滑走に全く問題はありません。
今現在に限って言えば、天然雪に頼っているスキー場以上に条件が良いかもしれません。
この機会に、是非こういうマイナー(失礼!)だけど、良いコンディションづくりに努力しているスキー場に、目を向けてみてはいかがでしょうか。

私は今週末は、金曜日から4日間、スキー大学@白馬五竜でお勉強です。
雪もだけど、土日の激混みが心配だなぁ(^^;;
posted by スキー中毒者 at 17:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2016年01月09日

今週は安全牌で

記録的な暖かさで、年が明けても全面滑走可とならないスキー場が多く、滑走可能なコースも日々コンディションが悪化しつつある中、この週末はどうするか検討しました。
検討と言っても、滑りに行かないというオプションは当然あり得ません(何が当然だ?)。
今週末に来ると言われていた寒波を信じて、天然雪のスキー場を狙うか、安定のスノーマシン稼働スキー場にするか....。

もちろん気持ちは天然雪ですが、現状がこれだけ悪いと30cmや40cm降っても焼け石に水。すぐに削られて、夕方には元に戻っちゃうでしょう。かと言って、1mも降るとは到底思えません。
ということで、今週は安全牌で(^^)

はい、ブランシュたかやまです。
前回お邪魔したときより滑走可能コースは増えていますが、まだ全面可にはなっていません。
しかし、滑走コース上のブッシュはほとんど消え、コンディションは格段に良くなっていました。

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客入りですが....。
リフト乗り場に人の姿が確認できますから、ブランシュとしては繁盛しています(^^)

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スラロームコースも滑れます。
急斜面入口手前付近に浮石が目立ちますが、雪が少ない状態で整備を入れてますので、やむを得ないでしょう。
急斜面の雪付きに問題はありません。

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ロマンチックコース。
ほぼコース幅いっぱい使えます。
ブッシュは皆無でした。

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ファンタジー。
4ロマが動いてますので、キッズも安心です。

4ロマの隣、2ロマも動いてましたので、トップまで上がってみましたが....。
初級のモミの木樹氷コースを下りるしかありませんでした(そりゃそうだよな)。
このコースもファミリー御用達。そのためか、3ロマまで動かしています。
あれ?リフトはフル稼働だ。

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予定では、昨日(8日)よりジャイアントをオープンすることになっていたようですが、まだこの状態。
滑走コースを増やすことより、現在滑ることができるコースのコンディション改善を優先したのでしょうか。
個人的には、この判断を歓迎したいですね。

朝イチは閑古鳥が鳴いていたコースも、ファミリーやキッズレッスン、グループレッスン等で、時間が経つにつれ賑やかになりました。
とは言っても、これはブランシュ基準。
メジャーなスキー場と比べたら、ガラガラなことに変わりはありません(^^;
(今日の上国は、スゴいことになってたらしい....。)

まぁこんな状態ですから、経営的には厳しいものがあるようですが、これからも個性的なスキー場として、頑張っていただきたいものです。
陰ながら(?)応援しています(^^)/
posted by スキー中毒者 at 21:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2016年01月04日

2016クラブ行事@池の平

今シーズンも、年末年始は池の平温泉スキー場でクラブ行事に参加しました。

しかし暖冬で、どのスキー場も雪が降らずに困っています。
当然、池の平も例外じゃありません。1週間前になってもゲレンデに雪は無し。
クリスマス寒波で何とか降ったのですが、残念ながら積雪量はいまひとつです。

行事前日の30日。昼頃に現着すればいいので、出発はのんびりと7時。
関越の事故渋滞を避けて、嵐山小川から藤岡まで一般道を走りましたが、予定どおりに現着できました。
スキー場事務所にご挨拶の後、ゲレンデの状況をひととおり下見。とりあえず全コース滑れるのですが、本当に雪が少ないです。

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地形がそのまま残って、ウェーブ状の大きな起伏になっているところや、ブッシュや地肌が出ているところもありました。下部のコースは比較的コンディションはいいのですが、中間から上部は要注意です。
そんな状況にもかかわらず、気温がそれほど低くなく、雪も降っていなかったため、リフト営業終了まで滑っちまいました(^^;

翌日、朝着のメンバーも無事到着し、30名弱でクラブ行事開始です。
天気は快晴!

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なんですが....、今は雪の方がありがたいです(^^;
私はいつものように2級班を担当させていただきました。
ゲレンデは雪不足のため、圧雪ができません。
そして時間が経つにつれ、コンディションは悪化し、ブッシュや地肌の面積が拡がっていきました。
いろいろなコースを滑りたい気持ちはあるのですが、この日はできるだけ雪の状態が良い場所を見つけながらの講習となりました。

夜になると、ほんの少しですが雪が降り始めました。
その後、酒を飲み始めると外を見る余裕などあろうはずもなく。

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翌朝、駐車場の車に30cmほど雪が積もっています。
悲鳴を上げるくらいに降って欲しかったところですが、それでも恵みの雪です(^^)
ゲレンデは、クワッドリフト沿いのコースを除き、圧雪が入りました。
朝イチは、その非圧雪のコースで重めの新雪を楽しみます。

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しかし、受講生の無言の圧力に負け、圧雪コースへ(^^;
マジメに(?)講習を続けました。
新雪で白く覆われたコースも、夕方になると茶色い場所が出始めました。
もう少し降ってくれないとヤバイです(>_<)

最終日、願いむなしくいい天気です。夜間の降雪はありません。

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この日は午前中で終了なので、3日間のまとめとして、リズムやスピードの変化を含めた実践的な講習で締めました。
決して良いコンディションではありませんでしたが、雪上での怪我人はなく、無事行事を終了できました。
(行事前日に宿でギックリ腰になり、3日間安静にしていた指導員はいましたが....。)
87歳のクラブ会長も、本数は少ないながらも3日間、元気に滑っておりました。これには脱帽です。

帰路、実家に立ち寄り、昨日(3日)帰宅。
Uターンラッシュで、高速道路は大渋滞?と思いきや、東名は大和TN渋滞なし。首都高も順調で、都心環状線なんてほとんど車が走ってません。
4日が仕事始めの方が多いようなので、皆さん2日にお帰りになったのでしょうか。

私の仕事始めは5日なので、今日(4日)は自宅でのんびりしています。
この後は、ちょっとお出かけ。
え?どこへって?

角打ち(^^;;
posted by スキー中毒者 at 15:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー