2015年12月27日

再び人工雪

先週後半より寒波が入り、待望の雪が降ったスキー場もありましたが、関東近郊のスキー場は期待したほどではありませんでした。

予定していたかぐらはまずまずのコンディションのようですが、湯沢方面でオープンしているのは他にガーラくらいですし、片品方面も丸沼しかオープンしていない状況では、大変な混雑が予想されます。

迷った結果、土曜日の行き先は、ブランシュたかやまに変更。
そのブランシュも、1週間前にオープンして以来、雪にも寒さにも恵まれず、滑走コースの拡張どころか、オープンしているコースの維持が精一杯のようですが....。

現着すると、駐車場に駐まっている車は10台程度です(^^;
え?早く着きすぎたんじゃないのかって?
リフトの営業運転開始が8時で、その10分程前に到着したんですけど。

準備をしてゲレンデに出ると、とりあえず人はいました(^^)

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リフト券は通常価格ですが、売場のおばちゃんが
『まだコースが万全の状態じゃないから。これ次に来るとき使って。』
と割引券をくれました。

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リフトが動き出しても、利用している人はほとんどいません。
で、写真を撮ろうとしたら、誰もいなかった(^^;

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コースコンディションは悪くはありません。
まだ雪が薄く、コースの片側にはブッシュが出ている場所もありますが、締まったスノーマシンの雪は大変滑りやすいです。

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ファンタジーコースのリフト側は、まだ充分に雪が付いていませんが、滑走幅は問題なく確保されていました。

気温が低い(とは言っても、山頂で-7℃ですから、ブランシュにしては暖かい方です)ので、営業中もスノーマシンが稼働しています。

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ロマンチックコース途中でも降雪作業を続けていました。

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急斜面のスラロームコースは、まだ上部に雪を付けているところです。
スキー場としては29日(火)にオープンさせたいようですが....、どうでしょうか。

時間が経つにつれ、お客さんも少しずつ増え始めましたが、終日リフト待ちはありませんでした。
レッスンをされているグループもいくつかあり、タイミングによってはコースがやや混雑しますが、気になるほどではありません。
例によって、TwitterやFBのTLには各地のスキー場から大混雑の様子が流れてきますが、ブランシュは長閑なものです(^^)

午後になると,表面の雪が削られ、硬いアイスバーンが出てきた場所もありますが、茶色い地肌が出た場所はあまりありません。

先週の野沢温泉に続き、できれば今週も天然雪を滑りたかったのですが、残念ながら再び人工雪でした。
でもコースコンディション、混雑状況等を考えれば、この時期としては大変満足できる滑走だったと思います(^^)

次は、年末年始のクラブ行事で池の平温泉スキー場。
こちらも週末の降雪で、やっと下部のコースがオープンできたようです。
妙高は一気に大雪が降ることも多いですからね。天然雪をセミファットで滑れるかなぁ(^^)
あ、もちろん講習が終わってからですけど(^^;;
posted by スキー中毒者 at 14:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2015年12月23日

久しぶりの大湯

先週末(12/19-20)の野沢温泉。
スキー場オープン決定の告知がされたのは、前日(12/18)の昼過ぎでした。
この時期の宿泊客はスキー客が多いですから、これだけギリギリだと、どこのお宿もキャンセルが続出したようです。

そのためか、スキー場が空いていることにも驚きましたが、温泉街も歩いている人は疎らです。それも外国人ばかり。
こんなに空いている野沢温泉を見たのは、初めてかもしれません。

土曜日にゲレンデから戻り、同室のスキー廃人と一緒に外湯に行くことにしました。
『どこに行きます?』
「久しぶりに大湯なんてどうですか。今日なら空いてるでしょう。」

大湯はお宿からも近いのですが、野沢温泉のシンボル的な存在であり、特に週末はいつも大混雑。とてもじゃないけど、入れたもんじゃありません。
結局、宿至近の松葉の湯か、湯船が大きい十王堂の湯に行くことが多く、もう何年も中を覗いたことすらありません。

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とりあえず行ってみると、予想通り空いてました。
地元の方と思われるおっちゃんがおふたりだけ。奥の湯船に浸かっています。
『あれ?奥がぬる湯でしたっけ。』
「いや、ぬる湯は手前ですね。奥はあつ湯。」

ちなみに大湯は、ぬる湯でもアホみたいに熱く(たぶん45℃以上)、足の指先を突っ込んだだけで断念する方もいらっしゃいます。
かと言って水でうめると、地元の方に怒られるし....。

そしてこの日は、空いていることが仇となり、ぬる湯でもあまり温度が下がっていないようです。
私ゃ、熱いお湯にも比較的強いのですが、それでも5分と浸かっていられません。
一旦退避。
落ち着いたところで、よせばいいのに今度はあつ湯へ。
まぁ入れない程じゃないよな(^^)
と表情は余裕をかましてますが、ものの2分でやせ我慢は崩壊。降参です。
いや〜、久しぶりの大湯は手強かった(^^;

しかしその間、先客のおひとりは、ずっとあつ湯に浸かったまま。
我々が身体を拭いて、大湯を退散するときも、まだ浸かりっぱです。
う〜む。地元のおっちゃん、恐るべし(^^;;

2月にもう一度野沢に行く予定がありますが、今度は素直に十王堂に行くことにします。
大湯は混雑するってことだけが理由じゃなくてね(^^)
posted by スキー中毒者 at 11:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2015年12月22日

ゲレロク

小毛無Bコースでは、ゲレロクの運用が始まっていました。
これは、ゲレンデに設置されたカメラで自分の滑りを撮影できる自動撮影システムで、スマートフォンの専用アプリで操作します。
昨シーズン、日影ゲレンデでスクール利用者を対象に試行されていたものが、今シーズンから一般開放されたようです。対応端末も、Androidだけでなく、iPhoneも加わりました。

この手の情報に滅法強いのが、指導員仲間のスキー廃人です。
今回もいろいろと教えてもらいながら、試してみました。

カメラは1台ですから、他の人が撮影中は操作・撮影はできません。
他の人が使っていなければ、アプリでいくつかの撮影条件(滑走はコース全体か、右・左どちらか半分か?滑走の撮影時間は?等)をセットし、録画ボタンをタップします。
撮影が始まっちゃうからと、慌ててスタートしたくなりますが....。

安心してください。待ってますよ(^^)
録画開始までには、スマホをウェアにしまうことができる程度のインターバル時間が空きます。
スタートバーを切るときのような電子音でカウントダウンが始まりますので、それに合わせて滑り出せばOKです。

撮影した動画は、スマホですぐに見ることができますし、ダウンロードも可能。
ただし、iPhoneの場合、アプリでのダウンロードはできませんので、PC等でマイページにログインしてダウンロードすることとなります。

このシステム、まだあまり認知されていないからか、お客さんが少なかったからか、私が利用した20日の昼過ぎには、撮影待ちになることはありませんでした。
ただこれから、雑誌等で紹介されると、かなり人気が出ると予想されます。
野沢の小毛無Bの他に、菅平の天狗ゲレンデと、奥志賀の第3ゲレンデでも利用できるようですが、今オープンしているのは野沢だけ。
興味がある方はぜひ今のうちに、野沢温泉スキー場でお試しください(^^)/

ちなみに、どんな感じに撮影されるかですが、私の無様な滑りじゃ何ですから、ここはナスキーに登場していただきましょう(^^)

https://www.facebook.com/nozawaonsen.snowresort/posts/865520660225188

って、上手いな、おい(^^;;
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2015年12月21日

2016初天然雪@野沢温泉

土日は、高齢のメンバーで、恒例の野沢温泉でした(^^)

この冬の暖かさは、スノーマシンでも雪を造れずオープンを延期するスキー場が続出するほどですが、天然雪100%の野沢温泉にとってはより厳しい状況です。
先週後半の寒波でも野沢への降雪は期待ほど多くなく、残念ながら予定していた金曜日のオープンはできませんでした。野沢がダメな場合は、志賀に移動して滑ることも考えていたのですが....。
金曜の昼過ぎ、とうとう週末のオープンが発表されました!滑走可能コースは、やまびこA,C,Dと小毛無です。

土曜日は、9時過ぎに現地に到着しました。
お宿に荷物を下ろし、車で長坂ゴンドラ駅まで送っていただいたのですが、お客さんは思ったよりずっと少なく、それもほとんどが外国人です(^^;

ゴンドラでやまびこ駅まで上がり、駅舎の外に出ると、そこには白いテントが張られていました。

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事前告知はありませんでしたが、オープン日恒例の振舞い酒(&バイアスロン鍋)を準備中です♪
開店、いや、オープニングイベント開始は11時とのことで、ちょい時間がありますので、小毛無を2〜3本。

11時。
株式会社野沢温泉の片桐幹夫社長がオープニングのご挨拶。
そして自ら地元のお酒、水尾をお客さんに振舞います。

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私も早速一杯(^^)/□
お祝いですから、もう一杯。
え、おかわり?じゃ、遠慮なく....。
バイアスロン鍋をツマミに、美味しくいただきました!

30分もすると、お酒も終了です。
仕方ない....。滑るか(^^;;

クワッドリフトでやまびこ山頂に向かいます。

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リフト下はスキー場の管轄外ですが、自己責任で多くの方が滑走するエリア。コブのラインができていたり、林間滑走を楽しんだりできるのですが、まだブッシュが立ち上がったままで、とても滑れる状態じゃありません。
雪が少ないと、こんな状態なんですね。

そしてゲレンデ内のトイレ。

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雪が多いときは、階段がすべて雪で覆われ、雪面と入口がフラットになるのですが....。

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やまびこエリアはややガスってますが、雪質は最高。やっぱり天然雪は気持ちいいです!
リフトもコースも空いてますので、快適でした。

ランチのため、レストランやまびこまで下りると、上ノ平のリフトも動いてます。
コースオープンしたんですね(^^)
これならファミリーも初心者も、安心して楽しめます。

15時頃まで滑って長坂ゴンドラで下りようとしたところ、日影ゴンドラも動いているとの放送が入りました。
インフォメーションで確認すると、遊ロードも動いているとのこと。
それなら宿まで歩いて帰れます。
ということで、上ノ平を滑って日影ゴンドラに乗車。
日影ゲレンデはまだコースオープンしていませんが、ゲレンデ下のサンアントン山の店は、レンタルコーナーが営業中です。板を預かっていただけたので、手ぶらで宿に帰ることができました。

夕食をいただいていると、お宿のオーナーの片桐幹夫さんがお帰りになりました。
そう、オープニングイベントでご挨拶をされた、株式会社野沢温泉の社長です。
『10杯くらい飲んでたでしょ。』
「い、いや。6杯くらいだと思いますけど....(^^;;」

翌日曜日は、大変いい天気になりました。しかし、前夜からの降雪はほとんどありません。
それでも、やまびこB,Eコースを含め、やまびこエリアが全面滑走可となりました。

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雪が柔らかいため、コースは朝一から荒れ気味です。

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やまびこBコースは、コブと言うか、ナチュラルバーンと言うか(^^;

TwitterやFBのTLには、他のスキー場の凄まじい混雑状況が流れてきますが、野沢はオープン告知がギリギリだったためか、混雑とは無縁でした。
それでも時間が経つにつれ、雪が削られ、地肌やブッシュが顔を出し始めます。
注意はしていても、足元から何度もガリッとイヤな音が(>_<)
それでも、全体的には良い条件で滑れたと思います。

記録的な暖冬の中、ICSやスノーマシンで雪を造っていただけることは大変有難いのですが、やはり天然雪には到底敵いません。

やっぱり自然の力は偉大です!
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2015年12月13日

2016研修会雪上実技@菅平

この土日は今シーズン初のお泊まりスキー。
って、研修会なんですけどね(^^;

この時期の菅平は、天然の降雪は少ないのですが、日本のシベリア(?)とも呼ばれる猛烈な寒さを味方に、スノーマシンをフル稼働させてくれます。
しかし今年の暖かさには、さすがの菅平も苦労したようです。
研修会に参加するクラブ員からも、
『滑れるのか?』
『スキーとブーツは持って行った方がいいのか?』
等と問い合わせが入りましたが、何とか金曜日からファミリーの1コース、それもリフトの左半分だけをオープンしてくれました。

私は前泊しますので、金曜日の夜に自宅を出発し、関越道三芳PAで晩ゴハンを済ませた後、クルーズコントロールを100km/hにセットし、のんびりと菅平を目指します。
上田菅平IC直前の東部湯の丸SAに到着したのは11時40分。ETC割引が適用される0時直後にICを出られるよう、時間調整です。
建物内の休憩エリアには、同じ香りのする方々が屯しています(^^)

0時5分前。出発しようと車に戻ると、同じ香りの方々もゾロゾロと建物から出て車へ。そして首都圏ナンバーの車両が列をなして東部湯の丸SAを出発します。
0時過ぎには、列をなした車がそのまま上田菅平ICのETCゲートを通過しました(^^;
途中、西友に立ち寄る車も多いですが、今回は私は通過。
前後を走る車は、県外ナンバーにもかかわらず、まるで自宅付近の道路を走っているかのような、手慣れた運転です。

途中雨が降り出しましたが、気温が高いため山を登り始めても雨のまま。
それでも菅平まで上がると、何とかベチャベチャの湿雪に変わりました。
このまま降り続いてくれると良かったのですが....。

翌朝、ホテルのロビーから駐車場を見ると、車がうっすらと白くなっている程度で、積もるほどには降りませんでした。

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裏太郎はラグビーコート保護のため、規制線が張られています。

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いつもなら迂回コースで開きモノの練習をする裏ダボスも、今回はダメです。

ということで、滑れるのは苦労して雪を付けてくれた1コースのみ。
一般のお客さんもいらっしゃる中に、500人のスキーヤーを一気に解き放つわけにはいきません。
そのため午前中は、まずデモンストレーション。これはクローズしている裏ダボスの下部にかろうじて残っていた雪の上で行いました。

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その後、若者班は同じ斜面で研修。当然リフトは動いていませんから、踏み上げです(^^:
それ以外の班も、理論研修組と雪上実技組に分かれ、ローテーションしながら滑走することになりました。

私の班は、まずはホテルの体育館で理論研修。
それが終わると、お昼ゴハン。
身体を動かしていませんから、お腹は空いていませんが、仕方ありません(^^;
そして午後1時半、やっと雪上に出られました。

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コースを見上げると、予想以上に混んでおり、斜面はかなり荒れてます。
そしてイエティに慣れた身には、やたらと急斜面に見えます(^^;;

滑走前に講師の先生から質問。
『今日が初滑りの方?』
おー、みんな手挙げてるなぁ。
『じゃ、もうすでに滑った方?』
ハイ(^^)/
え?私だけ??
『何日くらい滑りました?』
「えっと、6日。」
『えぇ!?どこで滑ったんですか?』
「あはは、イエティです。」
スキー廃人がいれば、ふたりで手を挙げたのですが、残念ながら仕事のため欠席でした。

安全に配慮しつつ滑走量も重視、ということでコース途中ではできるだけ止まらず、1本の滑走ごとにテーマを決めて研修を続けました。
おかげで短時間でもかなり滑ることはできたのですが、やっぱりもうちょい滑りたいところ。
研修終了後にも、5〜6本フリーで滑り、初日が終了しました。

翌日曜日は、朝から小雨が降ったり止んだりの生憎の天気です。
そして体調は....、二日酔い(^^;;
9時に集合すると、庶務連絡がありました。
雪のないオオマツとツバクロから、レーシングキャンプ参加者が100名ほど移動してくるとのこと。それに加え、スノーボードツアーで250名ほどが到着予定とのこと。
土曜日にも増して激しい混雑が予想されますが、そもそも混雑の原因を作っているのは我々ですから、文句は言えません。
そのため2日目もローテーションにより雪上実技を行い、研修会自体、予定よりも早く終了することになりました。

私の班は、まずは滑走。その後は閉講式までレストランでミーティング(?)でした。
ここでライセンスも返却していただいたのですが、さすがにそのまま帰っちまう訳にはいきません。
(急用ができて(?)帰っちゃった方もいますが....。)

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ということで出席した閉講式は、今までで一番あっさりとしたものでした(^^)

せっかくですから、もう少しフリーで滑ろうと思ったのですが、研修が終わっても混雑は相変わらず。
そしてコースコンディションもかなり悪化していましたので、2本だけ滑って撤収しました。

帰路も急ぐ必要はありませんので、クルーズコントロール任せでのんびりとドライブ。
渋滞は全く無く、帰宅することができました。

さて問題は来週。
指導員受検同期の仲間と恒例の野沢温泉なのですが....。
雪不足でまだオープンしていません。
100%天然雪のスキー場ですから、降雪を祈るしかありません。

おぉ、そうだ!
御神酒をあげようじゃないか(^^)/□
posted by スキー中毒者 at 18:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー