2015年04月27日

風邪の療養@かぐら

先週の野沢からの帰路、喉の調子が悪いなぁと思っていたのですが、月曜日から咳が止まらず、37℃前半の微熱も続いていました。
お酒も飲まずに控え目にしていたのですが、効果なく、金曜日も同様。
久々に休養の土日になる予定だったのですが....。

土曜日、起きるとスッキリ。熱も下がっちゃいました。
仕方ないので、翌日曜日に出撃です。
一応「療養のため」という名目で。
スキーヤーにとっては、滑ることが一番の薬です(^^)
ま、私の場合、「百薬の長」というオプションもあるのですが(^^;;

みつまた駐車場着は7時少し前でしたが、駐車場は半分も埋まってません。
リフト券売場の行列もなし。
う〜ん、どうしたんでしょ(^^;

2便のロープウェイでみつまたまで上がると、まだ雪はたっぷりと残っています。
そして、ゴンドラでかぐらエリアまで上がると、これぞ春スキーという青空が広がっていました。

IMG_5156.JPG

早速1高でトップへ。
リフトから見た、朝イチのメインゲレンデは、こんな感じ(^^;

IMG_5157.JPG

しかし実際に滑ると、雪が柔らかいので、見た目ほど滑りにくくはありません。
朝方に冷え込んで、凍っていたら、とんでもないことになっていたんでしょうけど....。

いつもなら30分もすれば混雑しはじめる1高も、順調そのものです。
そのうち5ロマが動き、4ロマが動き、何故か(?)3ロマまで運転を始めました(さすがに午後には止めちゃったけど)。

空いてるうちに、ということで最初はメインゲレンデで中〜大回り。
思ったよりも滑る雪ですが、それでも疲れます。

ひと休みした後にパノラマにも行ってみましたが、こちらの雪はイマイチ板が走りません。
いや、雪のせいじゃなくて、ワクシングに手を抜いているのがいけないんです(^^;

IMG_5158.JPG

数本滑って、今度はジャイアント。
まだそれほど深いコブにはなっていません。リズムもまずまず。

IMG_5159.JPG

混雑もありませんので、どのようなレベルの方でも安心して滑れる状況でした。

しかし....。疲れる(^^;;
11時過ぎにはレストランでランチ休憩となりました。

IMG_5160.JPG

目の前で、鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいます(^^)

午後も、まずはジャイアントを数本。

と、メインゲレンデにゼッケンを着けた方が多数、そしてポールや「検定」と書いた旗を持ったスタッフがいらっしゃいます。どうやらバッジテストのようです。
見に行くと、1高がコースを横切るちょい上あたりで始まったのは、横滑り。そしてシュテムターン。

IMG_5161.JPG

求められる斜面設定はナチュラルですから、まぁその通りなんですが、斜度は大したことなくとも既にボコボコになってましたので、受検生の皆さんは結構苦労されていました。
まぁ時期が時期ですから、仕方ないですね。

続いてそのちょい下で行われた小回りを拝見して、検定見学は終了。

IMG_5162.JPG

メインゲレンデをひと滑りして、私の滑走、いや、療養も終了です。

みつまたに戻り、最後に滑るファミリーはこんな感じです。

IMG_5163.JPG

上部はコース幅いっぱいに雪が付いていますが、途中からコース中央からリフト寄りが雪が厚くなっています。反対側の雪はかなり薄いです。
スキー場クローズまで、ロープウェイ乗場までの下山コースを確保するための対策ですね。

駐車場で荷物を片付け、撤収。
と思ったら、出口のゲートにスタッフのおじさんがいます。
あれ?有料だったか....。

帰路はいつものように、猿ヶ京温泉のまんてん星の湯へ立ち寄り、月夜野ICから関越道に乗りました。
渋滞情報を確認すると、相変わらず藤岡JCTから先は真赤。
東北道にも渋滞はありますが、まだマシだろうと、北関東道から東北道、そして首都高と走行し帰宅しました。

考えてみると、今年に入ってから関越道で練馬まで帰ったことって、数えるほどしかありません。
毎週、渋滞予測をはるかに超える、異常なまでの混雑が続いています。
4月の普通の土日ですら、この混雑ですから、これから連休に入ったら、どうなっちゃうんでしょうか。
普通のスキーヤー、スノーボーダーであれば、滑りに行くのを躊躇するような大渋滞になると思います。
しかし、この時期に滑っているということ自体、普通な皆さんじゃありませんからねぇ。

え?私??
そりゃ....、滑りに行くわな(^^;;
posted by スキー中毒者 at 18:26 | Comment(3) | TrackBack(0) | スキー

2015年04月20日

お気楽スキー@野沢温泉

先週の試乗会に続き、今週も野沢温泉へ。
スキー大学仲間のお誘いで、ゲレンデでスキーとバーベキューを楽しむという、お気楽企画に参加しました。
ちなみに、今年で16回目になる恒例行事だそうです。

集合は土曜日の8時。
朝発だとかなり早い時刻の出発になりますので、今回は前泊することにしました。
途中、指導員仲間のご夫妻をピックアップし、石打から峠を越えR117に出るつもりだったのですが....。
前週までは通行できた十二峠が、1年前と同じ場所の土砂崩れで、14日から再び通行止め。
仕方なく大沢山トンネルに迂回し、濃霧のR117を走って、0時半に現着です。
翌日のために前泊したのだから、すぐに寝ればいいものを、結局2時半まで飲んでからの就寝となりました(^^;

そして土曜日。
他の参加者と共に、長坂ゴンドラでやまびこまで上がると、雲ひとつない青空が広がっています。
今回も2日間、来季のオガサカスキーを試乗させていただくことができました。

IMG_5118.JPG

午前中、やまびこを滑りまくり、お昼はバーベキュー。

IMG_5119.JPG

お肉、野菜、ちゃんちゃん焼き、そしてお酒も少々....。

IMG_5120.JPG

美味しく、そして楽しくいただきました(^^)

翌日曜日。
朝、外に出ると、雲は少々かかっていますが、青空も見えるまずまずの天気でした。
『この時期、2日続けて天気がいいなんて、珍しいですね。』
なんて話していたのですが....。

やまびこゲレンデまで上がった頃には、雲が空を覆い始めます。

IMG_5121.JPG

しかし、試乗板の手入れが完璧なことと、気温があまり上がらないため、板は良く滑ります。
この日もやまびこコースを滑りまくって、11時過ぎ。
「あれ?降り出した?」
やまびこフォーリフトに乗っていると、細かい水滴を感じます。

上ノ平ゲレンデに戻り、バーベキューの準備を始めますが、雨粒は少しずつ大きくなってきました。
『雨が降ろうが、槍が降ろうが、やる!』
というのがポリシーとのことで、皆さん、全く動じることなく準備を進めます(^^;
結局、小雨の中、お昼ゴハンも無事終了しました。
道具を片付け、付近を原状復帰して、撤収です。

今回の「お気楽スキー」(iPhoneで入力していたら、手元が狂って「老いらくスキー」って変換しちまったけど....)では、試乗板を持ってきていただいたり、バーベキューの道具を準備していただいたり、下ごしらえした食材を用意していただいたりと、他の参加者の皆さまには大変お世話になりました。
2日間、本当に楽しかったです。
ありがとうございましたm(_ _)m

地元民?
posted by スキー中毒者 at 18:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2015年04月13日

2016スキー試乗@野沢温泉

日曜日に日帰りで、野沢温泉スキー場主催の試乗会に参加しました。
ホントは土曜日に行きたかったのですが、天気がイマイチという予報でしたし、他に用事もありましたし....。

現着は8時過ぎ。久々の長坂ゴンドラ待ちは20分程度だったでしょうか。
やまびこまで上がると、大変良い天気です。
小毛無を滑って試乗会会場へ行きましたが、9時半受付開始とのことで暫し待機。
この試乗会は無料なので、受付で身分証明書を預け、自己責任で参加する旨の確認書にサインするだけなので、受付が始まればスムーズです。

IMG_5058.JPG

今回は、ICIの試乗会には出てこない機種を中心に試乗する予定でした。

BLASTRACK FARTHER
L176/R17.5/126-92-114
IMG_5059.JPG
BLASTRACKはOGASAKAのBC系ブランドですが、販売店がかなり絞り込まれており、ICIでの取り扱いがないため、なかなか試乗の機会に恵まれませんでした。今回はこのブランドを試乗したかったから、野沢まで足を運んだようなものです(^^)
整地から新雪まで楽しめるものというリクエストに対して、イチオシがこれでした。
朝イチのやまびこDコースは、きれいに整備されていますが、表面はかなり硬い状態。
滑ってみると、太さは全く感じず、ごく普通に滑れます。センター幅80mm以下のオールラウンドモデルと遜色ない感覚でした。
硬い雪ではトップとテールのグリップにやや甘さを感じますが、この状態では他の板でも同じようなものでしょう。積極的に角付けを強めると、それほど気にはなりません。
ラディウスの数字は大きめですが、小回りも全く問題ありませんでした。
再度、午後の雪が緩んで荒れた状態でも試乗してみましたが、大回りでスピードを出しても安定しています。荒れた斜面での取り回しも、非常に楽です。
私のように、細い板しか乗っていない者でも、違和感なく使えるオールマウンテンモデルだと思います。

Hart C9.2 MT
L168/R16.4/120-75-101
IMG_5060.JPG
思ったより斜面が硬かったので、BC系はひと休み。
HartもICIでは取り扱っていません。何故か4年前の試乗会に出てきて、試してみたものの歯が立たなかった記憶があります(^^;
第一印象は、テールが切れる。
以前試乗したときのように、足許が固められて動かしにくい印象はありません。逆にスキーを動かしてコントロールしやすいと感じました。
エッジグリップはやや強めですが、返りはそこそこ。トップを抑えると素直に回頭してくれますので、小回りも問題なく、浅回りから深回りまでOKです。
やや軽い乗り味で、高速だけでなく、低速にも対応できると感じました。

BLASTRACK ELIXIR
L169/R18.2/122-82-110
IMG_5061.JPG
雪は少しずつ緩み始めました。
細め(あくまでもBLASTRACKの中では、という意味ですが)のモデルを試してみます。
大〜中回りは非常にいいです。何でもできます。
小回りは....、可もなく不可もなくといったところでしょうか。自分でリズムを作ればいいのですが、比較的ゆったり目になります。
素直に動いてくれますので、それほど飛ばさない方で、ゲレンデ使用の比重が高いのであれば、いいのかもしれません。

Hart C7.2 MT Xpress
L170/R17.0/114-70-97
IMG_5062.JPG
エッジホールドは全体的にそれほど強くはありません。バランスとしては、テール側がやや弱めで、荒れた斜面では若干頼りなさを感じました。
柔らかいスキーで、取り回しは非常に楽なのですが、オートマチック感はなく、スキーヤー自身がターン弧やリズムを作るタイプだと思います。
踏んでも動かしても、しっかりとした足場を感じることができませんでした。

BLASTRACK VERSANT
L178/R19.6/135-103-125
IMG_5063.JPG
FARTHERより太いやつ、というリクエストで出てきたのがこれ。
荒れたグサ雪も楽々こなしてくれます。
緩み始めた整地を、大回りで飛ばしてみましたが、非常に安定しています。
センター幅が100mmを超えていますが、切り換えでのもたつきはほとんど感じませんでした。しかし、小回りではさすがにクイックな切り換えは難しいです。
エッジホールドは前から後ろまで強め。決して外せない訳じゃありませんが、ずっと乗っていると疲れそうです。

BLASTRACK STRANGE
L178/R13.7/122-132-106-126-116
IMG_5064.JPG
『面を使って滑る板』
というスタッフの説明の通り、エッジが食うのではなく、ソールで抑える感じです。
グサ雪の中はともかく、整地では普通に動かすと、テールが回りすぎます。斜め前ではなく、真横に動かした方がコントロールしやすく感じました。
中〜大回りでは、どのように滑ってもややキョロつきますので、ちょっと気を遣いますが、小回りは意外なほど滑りやすかったです。
しかし結局最後まで、どう滑ればいいのかよくわかりませんでした(^^;

ReIsm CAT
L176/R23.0/115-86-107
IMG_5065.JPG
時刻は14時過ぎで、滑り手は既にヘロヘロです。
よせばいいのに、ブルーモリスの旗が見えたので、ついフラフラと....。
「この雪の状態でオススメは?」
『いつもはどんな板ですか?』
「細いやつ(^^)」
『まぁREXXAMのブーツ履いてますからねぇ。』
と言って出てきたのがこれ。
アニマルシリーズのCATだそうで、テールにはこんな絵が入っています。
IMG_5066.JPG
確かに周りには、ねこちゃん以外にも動物の絵が入った板が何本か転がってました。
一台でどこでも滑れる、何でもできる、というスキーだそうな。
ではお手並み拝見、と言いたいところですが、そこまで体力が残ってません。が、かえってそれが良かったのかもしれません(^^)
気合を入れて滑らなくても、しなやかに素直に動いてくれます。CATとは、なかなかいいネーミング。
エッジを立てても、外しても、OK。
そんなに飛ばすスキーじゃないとは思いますが、安定性も悪くはありません。
強いて言えば、小回りがやや鈍いでしょうか。
力を抜いて滑れば、結構楽しいスキーです。
コテコテの上級基礎スキーヤーは、見向きもしないかもしれませんけど(^^;;

今回の試乗は、この7機種でした。

中でもBLASTRACKのFARTHERは....、良かった。
ヤバイです。
相当気に入りました。
....、欲しい(^^;;
posted by スキー中毒者 at 17:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2015年04月08日

イースター

2月21日に追突事故に遭ったOutback。
7年半で7万5千Km程走っていますので、車両の評価額はかなり低くなっています。
しかし損傷がひどいため、修理代はそれを上回る額の見積もりが提示されました。
幸い(?)加害者の保険のオプションで、修理の場合に限り車両評価額+50万円まで可とのこと。
マトモに見積もると、それすら軽くオーバーするところでしたが、東京スバルと修理工場が修理内容を考え、費用を調整してくれたおかげで、何とかレストアの目途がつきました。
一時は新型Outbackへの買い換えも検討したのですが....。

IMG_4524.JPG

「修理期間は、どのくらいかかりそうですか?」
『一ヶ月半程度はかかると思います。』
「げ....。」

東京スバルとこんな話をした後、加害者の保険会社の了承を得て修理に着手できたのは、3月初旬でした。

そして、4日の土曜日。
いつものように代車のLegacy Touring Wagonで菅平へ。

IMG_4962.JPG

と、リフト上で、iPhoneに着信がありました。
発信元は『東京スバル』。
さすがにまだ修理が完了しているとは思えません。何か問題発生か....?

『中毒者さんのお車の修理が終わりました。』
「へ?もう??」
『修理後の確認項目もかなり多かったのですが、すべて完了して、お渡しできる状態になっています。』

予定より早くなったのですから、文句を言う筋合いはありません。

「じゃ、代車の引き取りを手配したら....」
『あ、その連絡はこちらでできますから。』

菅平からの帰路、東京スバルに立ち寄ろうかとも思いましたが、時期が時期ですから、都内の公衆の面前でスキーやらブーツやらを積み換えるのは、ちと恥ずかしい。
ということで、5日の日曜日に引き取ってきました。

何枚もの部品明細と共に修理費用が提示され、
『ひとつづつ説明しましょうか?』
「い、いや....。結構です(^^;;」
『ウチのメカニックが少し走ってみたんですが、心配していた足回りも問題なさそうです。』

IMG_4977.JPG

一ヶ月半乗った代車のTWも決して悪くはなかったのですが、やっぱり乗り慣れたOutbackの方がいいです。
これって、スキーの試乗会で、リフト2〜3本試した試乗板が好印象でも、最後に1本滑った自分の板が一番良く感じるのと同じでしょうか(^^)

ちなみに4月5日は復活祭だったそうな。
何の因果か、私のOutbackもイースターに復活してくれました。
ん?因果なんて言ったら、仏教とキリスト教のチャンポンになっちまうか(^^;;
posted by スキー中毒者 at 12:23 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2015年04月06日

2016スキー試乗@菅平

前週の丸沼に引き続き、この土曜日は菅平でICIの試乗会に参加しました。

天気がやや心配でしたが、直前のウェザーニューズによれば午前中が晴れで午後は曇りとのこと。
ま、雨が降らなきゃいいや、と思っていたのですが、関越道の東松山ICの先から雨。上信越道に入っても雨。八風山TNを抜けても、まだ雨。
こりゃレインウェアか?と覚悟したところ、佐久ICの先でやっと雨は止みました。

現着は8時10分。ファミリー下の駐車場は、馬さん鹿さんの車で8割以上埋まってます。
そしてコースにはガス(>_<)

IMG_4913.JPG

しかし、1時間もするとガスは消え、青空も見えてきました。
この日、試乗に使用できるのはファミリー。

IMG_4928.JPG

そして裏太郎。

IMG_4938.JPG

朝イチからかなり柔らかい雪でしたが、気温が上がった昼前には春のグサ雪に変わってました。

SALOMON X-PRO SW+XT12
L169/R14.0/119-72-104
IMG_4914.JPG
サロモンらしからぬ(?)、雪面に吸い付くような感触がありました。
良く走るスキーですが、返りは強くも弱くもないため、扱いやすかったです。
エッジホールドはそれほど強くはありませんが、安定性はあります。
スキーを動かしてコントロールしやすいのですが、良く撓むのでX-MAXのような動かしにくさは感じませんでした。深回りもしやすいです。
大回りから小回りまで、オールラウンドに使えると思います。
個人的には、X-MAXよりこっちの方が好きかもしれません。

Blossom Flere
L170/R14.0/116-69-101
IMG_4919.JPG
エッジホールドはやや強めですが、食い過ぎるほどではありません。
切り換え後、ターンにトップから入る感覚がありますが、スキーを動かすことができ、方向付けがしやすいので、扱いにくさは感じませんでした。
比較的軽い乗り味ですが、やや雪面の荒れを拾いやすいでしょうか。
2年前の試乗で感じた手強さは全くなく、ちょっと驚きました。

BLiZZARD RC TI
L172/R14.5/121-71-104
IMG_4926.JPG
ブリザードらしいどっしり感が感じられませんでした。
ターン前半で、しっかり踏んで撓ませないと、スキーが真っ直ぐ走ります。
返りはそれほど強くありませんので、特に小回りでのオートマチック感はありませんが、トップを抑えると板が内に入ってくれます。
残念ながら、私には全く合わない板でした。

ELAN AMPHIBIO 14 Ti fusion
L172/R15.7/121-72-104
IMG_4933.JPG
相変わらず楽なスキーです。
特に何も考えなくても、何も操作しなくても、自然にターンに入ってしまいます。
ターンインでトップから入る感じはありませんが、捉えは悪くありません。
安定感はまずまず。
ターン弧の調整もしやすく、エッジを立てればキレてくれますし、外せば素直にズレてくれます。
非常に操作性が良いスキーだと思いますが、メリハリが感じられないため、イマイチ面白くありませんでした。

VÖLKL PLATINUM SC
L165/R14.0/122-72-105
IMG_4936.JPG
斜面は荒れ始めており、165cmとやや短めのグラスタイプなので、安定性が心配でしたが、大回りでも全く問題ありませんでした。
しかし、直前に試乗したAMPHIBIOのように、オートマチックに回ってくれるわけではありません。
スキーを操作したときに、テール側にやや強さを感じたのが気になりました。これは硬いということではなく、バランスの問題ではないでしょうか。
トップから回っていこうとするのを、テールが抑える感じですが、雪質も関係しているかもしれません。
ちなみにこの感覚は、操作のスタイルに依ると思いますので、そのようには感じない方もいらっしゃるはずです。

FISCHER RC4 SUPERIOR PRO
L165/R14.0/112-72-104
IMG_4941.JPG
キャンバーらしい捉えの早さで、小回りではトップから内に入ってきます。
張りは弱くはありませんが、安定性は高いです、
全体のバランスが良く、スキーヤーの操作に対して、非常に素直に動いてくれます。
低速での操作性も抜群でした。
FISCHERのエキスパートモデルを試乗される方は、ぜひPROGRESSORとSUPERIORを両方試してみてください。
そしてこのSUPERIOR、シックなカラーリングはシニア向き....、と思ったのですが、最近のシニアはハデな方が多いので、もしかしたら評判が悪いかもしれません(^^;

Blizzard LatiGo
L177/R18.0/115-78-102
IMG_4944.JPG
せっかくだから、トップを揃えた写真も(^^)
IMG_4947.JPG
斜面は完全に春のグサ雪です。
こういう状況では、デモ系のトップモデルなんて、試乗してもよくわかりません。いや、わかる人にはわかるんでしょうが、私にゃ無理です(^^;
ということで、ブリのスタッフお勧めを試すことに....。
グサ雪での大回りでも、驚くほど安定しています。飛ばしても全く怖くありません。
小回りは、18mというラディウスからは想像できないくらい、素直に回ってくれます。
荒れた重い雪でも、引っ掛かったり、動き渋ったりすることがありませんので、ストレスなく操作できました。
また、板の挙動がわかりやすいので、安心感があります。
性能がどーのなんて言うのがバカらしいくらいに、メチャクチャ楽しいスキーでした(^^)

K2 PINNACLE 105
L177/R?/137-105-121
IMG_4951.JPG
結局最後はこういう板になっちゃいます(^^;
グサ雪の荒れた斜面を、まずは大回りで滑ってみましたが、非常に安定しています。スピードを上げても、全く問題ありません。
小回りでは、センター幅の広さによる切り換え時のもっさり感は、少し感じる程度。見た目からは想像できないくらい、取り回しは楽です。ただ、トップがややキョロつき気味に感じました。

NORDICA NRGY 90 EVO
L177/R19.5/128-90-110
IMG_4954.JPG
グサ雪にもかかわらず、板の抜けが良く、走ります。
大回りでも小回りでも、切り換え後の捉えが早く、谷回りでのコントロールがしやすいです。
小回りは、センター幅が広めにもかかわらず、切り換えでのもたつきはありません。トップを抑え気味に操作すると、キレの良いターンができます。
こいつも楽しい板でした(^^)
見た目やスペックからは、やや鈍さすら想像してしまいましたが、実際に乗ってみると全く違います。
やっぱりノルディカだねぇ。

ELAN SPECTRUM 85
L176/R16.3/127-85-110
IMG_4959.JPG
エランにも太目の板が2本置いてありました。
うち1本は、AMPHIBIOのセミファット。面白そうなので、ちょいと試してみることに。
AMPHIBIO効果でターンインは楽、そして太さで安定性もあります。
この板も、小回りの切り換えでもたつきがなく、太さを感じさせません。
切り換え後の雪の捉えはマイルドで、そこからの調整は楽です。
しかし、それ以上にテールでのコントロールのしやすさが印象的でした。

15時までに試乗したのは10機種。
雪が雪だけに、さすがに疲れました。
試乗会終了までには、まだ少し時間がありますが、これでおしまい。撤収です。

大分汗をかいたので、普段は行かない真田温泉に立ち寄ることに。
シーズン中はかなり混雑しているという噂ですが、さすがに空いてました。

IMG_4963.JPG

そして今後の試乗会。きっと雪は朝からザブザブでしょう。
試乗する板も、太目のやつにシフトしていく予感(^^)
posted by スキー中毒者 at 17:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー