2015年03月31日

2016スキー試乗@丸沼

28日の土曜日は、丸沼でICIの試乗会でした。

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駐車場やセンターハウスは、そこそこ混雑していたものの、コースは思ったより空いていました。
天気は薄曇りのち晴れ。
コース状況は、朝一は硬いフラット斜面でしたが、太陽が出た昼前から急速に緩み始め、春のグサ雪に変わりました。

STÖCKLI LASER SC
L170/R14.9/122-72-103
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私は、現行の前のモデルを昨シーズンまで使用して、大変気に入っていました。
来シーズンは2年ぶりに現行モデルからモデルチェンジします。
捉えはテール側がやや強め。ただし、エッジが噛む感じではなく、ブーツより後ろ側がやや大きな抵抗を受けながら回るという感じでしょうか。
テールに比べ、トップ側が弱めなので、朝イチの硬い斜面では、ややバランスが悪いように感じました。
張りが強い板ではありませんから、良いポジションを保てば撓ませることは難しくありません。しかし、油断して板への荷重が軽くなると、真っ直ぐ走り気味でした。

FISCHER PROGRESSOR F19 Ti
L170/R13〜17/122-75-104
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硬い斜面では、しっかりと踏んで撓ませないと、ズレやすいです。それでも素直に動いてくれますので、扱いにくいとは感じませんが、ターンインではどうしても雪の捉えが甘くなります。
私の技量では、切り換え後に雪面からの抵抗を捉えながら、スキーを動かしていくことは、やや難しく感じました。
じゃ、雪がもう少し柔らかければいいのかと言えば、エッジが食い過ぎちゃうのが心配。
相変わらず、PROGRESSORとは相性が悪いです。SUPERIORならいいんだけどなぁ。

NORDICA DOBERMANN SPITFIRE EVO EDT
L168/R14.0/126-74-109
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エッジホールドは強めですが、決して強すぎるとは感じませんでした。
大〜中回りでは、特に何も考えなくても、気持ちよくターンに入り、気持ちよく抜けられます。
小回りでは、外スキーのトップ寄りに荷重してターンに入ると、内に切れ込むようにスキーが回頭してくれますが、逆にトップを抑えられないと、ややコントロールが難しく感じました。
キレとズレを使い分けることができますし、低速でも問題なく扱えると思います。
キャンバーの良さが最大限引き出されたような、私好みのフィーリングです。
コスメのケバさで、ここ数年間は試乗を敬遠していたのですが、久しぶりのDOBERMANNは驚くほど滑りやすいスキーでした(^^)

VÖLKL PLATINUM SW SPEEDWALL
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「現行モデルから変更されてます?」
『えっと、トップシートの変更だけですね。』
「そ。じゃいいや。」
と立ち去ろうとしたのですが、
『あー、いや、トップシートって言っても、デザインだけじゃなくて材質も変わってるし、それだけでもフィーリングが違うって言う方もいらっしゃるし....。』
あまりに熱心に勧めてくれるので、とりあえず試すことに(^^;
相変わらず良く回るスキーです。
内傾角を意識するだけでも、きれいにターンに入ることができますし、真上から踏んでもズレズレという感じではなく、普通に滑れました。エッジが噛んでくれる雪では、ホントに楽な板です。
基本的には、ターン前半で内傾角をとるだけでなく、しっかりと踏んで板を撓ませた方が、走ってくれますし、楽しいです。スキーを動かしてターンをコントロールしやすいので、扱いにくさは感じないと思います。
個人的にはキャンバー派なのですが、ここまで潔いとロッカーもアリかな、なんて考えちまいます(^^)

VÖLKL PLATINUM CD SPEEDWALL
L171/R16.6/124-76-105
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SWを返却すると、緑色の板が転がってました。
CDの試乗は久しぶりです。
回りすぎる訳でなし、かと言って動かせば回り渋る訳でもなし。条件を選ばず、滑り手の意思に忠実に応えてくれる、正にオールラウンドモデルです。
スキーを外に動かしたとき、あるところでエッジが噛むというのではなく、徐々に雪面から返る力が強くなっていくのが良く分かり、安心して操作ができました。
大回り〜小回り、高速〜低速、深回り〜浅回り。いずれにも苦も無く対応できる、非常に素直なスキーだと思います。
このスキーもロッカータイプではありますが、かなりマイルドに抑えられた、私好みのロッカー具合(?)です。

BLIZZARD POWER S8
L174/R14.0/120-72-104
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陽射しが出て、雪は急速に緩み始めましたが、そんなグサ雪の中でも、抜群の安定感です。
中〜大回りを意識したスキーとのことで、返りはそれほど強くありませんが、小回りでも板が足許にスッと戻ってくれます。
エッジを噛ませることも、外すことも自在にできる、コントロールしやすいスキーという印象です。
重厚感を感じる乗り味ながら、操作性は意外なほど軽やかでした。
直前のVÖLKL2台で、
「ロッカーもなかなかやるな。」
なんて思っても、こいつに乗れば
「やっぱりスキーはキャンバーだね!」
となります(^^)
ちなみに、性能とは全く関係ない話ですが、今年までのブランドロゴは"BLiZZARD"って"i"が小文字だったと思うのですが、このモデルでは全て大文字になっているのが、何となく落ち着きませんでした(^^;

ATOMIC BLUESTER SC
L165/R<11/125.5-69-111
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相変わらず、走らせてナンボのスキーです。
大でも小でも、板をその場で動かそうとしても動かず、常に走らせる中で操作する必要があると思います。
エッジホールドは強く、特にややテール寄りに強さを感じます。
このモデルは特に上級者に人気が高いのですが、上級者ではない私にゃ合いません(>_<)

SALOMON X-MAX+XT12 Ti
L170/R15.0/120-73-101
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最近のSALOMONは、スキー自体の重量が重いというイメージが強いのですが、板に貼られたラベルに『軽量!!』と書いてある通り、大変軽いスキーです。
滑ってみると、重量だけでなく、乗り味も軽やかです。しかし軽いにもかかわらず、荒れたグサ雪の中での大回りは安定していました。雪を蹴立てて進むというよりも、荒れた雪の抵抗を上手くいなすという感じでしょうか。
基本的には大回りから小回りまで、ターン弧を選びません。
雪の状態にもよると思いますが、スキーを外に動かしていったとき、ある程度のところで動きにくさを感じました。そのため、深回りのショートターンはやや苦手かもしれません。

K2 IKONIC 85TI MXC 12 TCX Q
L170/R16.0/126-85-114
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最後の一本として、何となく選んだ板です。
それまではローズとバイオレットで試乗していたのですが、最後なのでロープウェイでトップまで上がってみたところ、まだ硬い斜面も残っていました。
基本的には、大〜小まで問題ありませんが、小回りはゆったり目のリズムになります。
またエッジホールドも特別強くはありませんので、硬い場所ではズレ気味です。
グサ雪のローズやバイオレットで試した方が、良いフィーリングが得られたかもしれません。

本日のオマケ
posted by スキー中毒者 at 17:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2015年03月23日

2015クラブ行事@白馬五竜

今シーズン3回目のクラブ行事を、3/20〜22に白馬五竜スキー場で開催しました。
先週の技術選観戦に引き続き、平日が絡む日程ですが、私ゃお仕事よりスキー優先です(^^)

自宅出発は木曜日の20時。
関越道三芳PAで晩ゴハンを食べたところまでは順調でしたが、その後、花園ICの手前でガスが出始め、みるみるうちに濃霧になりました。上信越道に入って、途中一時的にガスが消えた場所もありましたが、更埴JCT手前まで濃霧は続きます。
視界不良で、とてもカッ飛ばせる状況じゃありませんでしたので、まぁそれなりのスピードで走行(^^;
長野ICで降り、オリンピック道路で白馬村に入った頃には、再びガスが濃くなり始めます。おかげで、あやうく五竜への曲がり角を通り過ぎるところでした(^^;

お宿に到着したのは23時40分。
このくらいの時間に到着するのは分かっているはずなのですが....。
「あれ?玄関が暗いぞ。」
何だかイヤな予感がします。
車から荷物を下ろし、フロントカウンターを見ると、置いてあるはずの部屋割り表がありません。
仕方なく行事担当者から事前にメールで受け取っていた参加者リストを確認し、割り当てられた5号室に入りま....
「げ、カギ掛かってる。」
今回の私の同室は、本行事の担当者。ダメモトで携帯に繰り返し電話を入れますが、起きる気配はありません。

と、住込みのバイトのおにーちゃんが、たまたま廊下に出てきました。私が電話をしているのを見て、
『どうしました?』
事情を話すと、フロントから合鍵を持ってきて、カギを開けてくれました。
「いや〜、助かりました。ありがとうございました。」
部屋の電気を点けると、あれ?誰もいない。部屋割り、変えたな!
おにーちゃん、今度はどこからか新しい部屋割り表を探してきてくれました。
『お名前は?』
「中毒者です。」
『2号室ですね。』

ドアノブを回すと、今度はカギはかかってません。
電気を点けると、爆睡していた行事担当者が目を覚ましました。
「部屋割り変更したら、連絡してくださいよ!」
『ん?フロントに置いてなかったか?』
勘弁してよ。こっちはラウンジで一夜を明かす覚悟をしていたんだから(>_<)

翌朝、私の顔を見た宿の奥様。
『ごめーん。中毒者さんのことすっかり忘れて、電気バシバシ消しちゃった。』
「....。」(^^;;

朝食後にスキー場まで上がると、ベースから見える上部はガスに覆われています。そしてガスは、みるみるうちにとおみゲレンデまで下りてきました。

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しかしTwitterのTLには、47や八方の公式アカウントから、上部は晴れとのツイートが流れています。
開講式後にテレキャビンでアルプスまで上がると、見事な雲海が広がっていました\(^o^)/

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午前中はグランプリコースで練習。午後はガスが消えた47にも行ってみました。
しかし天気がいいのは有難いのですが、とにかく暑いです。ウェアの下は半袖のTシャツ1枚なのに、汗だくになりました。

翌土曜日は、雲ひとつない青空です。

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テレキャビンが混雑する前に、朝一でアルプス平に上がりましたが、すでに雪は緩んでいました。
少しでも良い条件の斜面を求めて、47に移動しましたが、すぐお隣ですから状況が劇的に変わる訳もありません。
コース幅はやや狭いものの、斜度変化が楽しめますので、そのまま47で練習することにしました。

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天気も気温も、まさに春スキーという一日でした。

そして最終日。
講習前に一本滑ろうと、テレキャビンに乗車。パトロールさんと一緒だったので、少しお話をしました。
『朝イチで上に上がりましたが、予想以上に気温が高くて、雪は昨日より緩んでましたよ。』
「先週は金曜日から八方に行きましたが、真冬みたいな天気だったんですけどね。」
『その後は黄砂がひどくて、板が止まっちゃうような状態でした。木曜日の雨はかなりひどかったんですが、そのおかげで流されて、大分キレイになりました。』
この時期の雨って、悪い事ばかりじゃないようです(^^)

アルプス平に上がると、うす雲はかかっていますが、まずまずの天気です。

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早速グランプリコースを滑ってみましたが、パトさんのお話の通り、雪はすでに柔々。

この日は午前中のみですが、前日同様47で講習を行いました。
お昼の12時にエスカルプラザ前で閉講式を行い、今回の行事は終了です。

白馬五竜のクラブ行事は、毎年1日は雨が降ったり、強風だったり、ガスで何も見えなかったりと、天気が崩れるのですが、今年は3日間とも素晴らしい天気に恵まれました。
まぁその分、やたらと暑かったけど(^^;;;

今回でシーズン3回のクラブ行事がすべて終了しました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
そして準備から当日運営までご尽力いただいたスタッフの皆さま、お疲れ様でした。
また来シーズン、雪上でお会いしましょう!
と言いたいところですが、今シーズンはまだまだ雪がたっぷりと残っています。
ぜひ今シーズン中に、またどこかのスキー場でお会いしましょう!!
posted by スキー中毒者 at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2015年03月17日

2015技術選観戦@八方

金曜日から日曜日まで、八方に行ってきました。
毎年恒例の技術選観戦です。

3月とは言え、5日間の期間中は毎年数日は天気が崩れます。
今年も予選の2日間は真冬のような天気だったとか。
木曜日になれば少しは落ち着くかと思ったのですが、オリンピック道路で小川村に入った頃に雪が舞い始め、白馬村の道路は圧雪路。とても3月とは思えない光景です。

9時に現着し、お宿のおじいちゃん、おばあちゃんに、お茶と林檎をご馳走になりながら、ストーブの前でしばしおしゃべり。
その後、部屋で着替えて10時に出撃しました。

スクールでスタートリストを貰いましたが、競技のコート変更もあるようで、どういう状況なんだかよくわかりません。
とりあえずウスバまで上がると、女子のフリーが行われていました。
湿雪が降り続き、コースコンディションはイマイチ。中間から下はスキーが走らず、どの選手も苦労していたようです。

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女子フリー終了後は、中カベに移動。こちらではソデグロから変更された、小回りが行われています。斜面設定は一応ナチュラルということなんですが....、完全なる不整地でした。

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注目の皆川賢太郎選手は、最初は調子良かったのですが、中間でバランスを崩して失敗。丸山貴雄選手は観客から溜息が出る素晴らしい滑りです。渡部浩司選手もさすがコブの名手という滑りを見せてくれました。
いやー、しかし寒い、寒い(>_<)
男子3班の山田卓也選手の滑りを見たところで、寒さに耐えかねレストランに退避。

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生き返りました(^^)

ランチ後は、ウサギ平からウスバに変更された大回りで、この日の種目は終了です。
しかし寒さのため、とてもじゃないけど、その後フリーで滑る気にもならず、そのまま撤収。
乗車したリフトは3本でした(^^;

翌土曜日。雪は止みました。
決勝1日目の最初の種目はウサギ平の小回り。この日から各種目は同時進行ではありませんので、落ち着いて観戦できます。

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好調柏木義之選手が観客を沸かせる滑りを見せると、ゴールドビブ井山敬介選手も同ポイント。しかし丸山選手が圧巻の滑りでふたりを1ポイント上回ります。

次の種目が始まるまで、ちょい時間がありましたので、黒菱を一本。コブというより、重い新雪が滑り荒らされた不整地でした。

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続くソデグロの大回り。やや幅の狭い荒れた急斜面を、各選手とも4ターン前後でゴールするという信じられない滑りを見せてくれます。

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女子ではこのあたりから、ゴールドビブ佐藤麻子選手が他の選手を圧倒し始めます。金子あゆみ選手にいつものような爆発的な滑りが見られなかったことが、ちょっと残念でした。
男子は、トップ丸山選手の得点が伸び悩みましたが、柏木選手が圧巻の滑りで3ポイント差を詰め、丸山選手に並びます。

3種目目はウサギ平でフリー規制。しかしこの種目、良く考えると変な名称です。フリーなの?規制なの?って(^^;
種目としては、短いスキーでフリー滑走ということなんですが、一般の方にとっては意味不明ですね。せめて「フリー(マテリアル規制)」とか....。いや、やっぱり分からんか(^^;;

女子は、この種目も佐藤選手がトップのポイントを叩き出します。春原優衣選手も食い下がりますが、同ポイント止まり。金子選手はやっと元気な滑りを見せてくれましたが、トップとは2ポイント差で、じわじわと後退。
男子では、柏木選手が285ポイントとスーパーな滑りを見せましたが、その頃よりコートにガスがかかり始めました。そして、とうとう視界不良で一時中断。昨年の最終種目のイヤな思い出がよみがえります。

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その後も何度も中断しながら競技が進みますが、スタートで待機する選手は相当キツかったと思います。そんな中でスタートした丸山選手、観客がどよめく滑りで柏木選手と同ポイント。さすがと言うしかありません。

決勝1日目が終り、女子は佐藤選手が一歩リード。男子は同ポイントで柏木選手と丸山選手がトップ、続く井山選手とは5ポイントの差がありますから、翌日は事実上このふたりの一騎打ちです。

そして最終日。晴れました。雲ひとつないピーカンです。

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1種目目はウサギの整地で、規制じゃないフリー。
女子は、春原選手が高得点を出すものの、佐藤選手が格の違いを見せつけ圧倒。
男子は、ここでも柏木選手と丸山選手が一歩も引かず、同ポイント。筋書き通りと言わんばかりに、最終種目決戦に持ち込まれました。

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2種目目の不整地小回りの開始は11時半とのこと。時間もあるし、ちょっと滑ろうかと、まずはリーゼンを下ります。そしてスカイラインから北尾根のコブ。国際〜パノラマを上がり、ウサギ平に戻りますが、その間に競技開始時刻は二度三度と遅くなります。
どうやら雪が柔らかすぎるということらしいのですが、詳しい状況が入らないので、観客もやや苛立ち気味です。
結局、フォアランナーのスタート前に、テストラン〜協議を行うということになり、当初の予定より遅れに遅れて競技が開始されました。

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女子では、佐藤選手が貫録を見せつける滑りで他の選手を圧倒。見事に3連覇を果たします。

そして男子。と言いたいところですが、ここでまた中断。去年のように視界不良で待機を余儀なくされるのであれば分かりますが、これ以上ないという天気の良さが仇となってスタートができないとは....。
スタートが延び延びになっているうちに、とうとう雲が出始めてしまいました。しかしその結果気温が下がり、雪も少しずつ締まり始めたようです。
再びテストラン、そして協議。フォアランナーでは、現役のモーグルオリンピック代表西選手の滑りが、会場を沸かせました。

競技が始まると、バランスを崩すだけでなく、転倒する選手も続出し、コースの厳しさが分かります。
注目の最終2名。先に滑った丸山選手は、いつもの滑りから考えるとやや抑え気味とも思えます。一瞬の乱れはあったものの、信じられないくらいに安定した滑りで、得点は284ポイント。
そして柏木選手。やはり攻めません、いや、攻められる雪の状態じゃなかったのかもしれません。途中わずかにバランスを崩しましたが、こちらも完璧。得点は....、284ポイント!
予想もしなかった、ふたりの同点優勝でした。

佐藤選手、柏木選手、丸山選手。
おめでとうございます!
そして、すべての選手、スタッフ、観客の皆さん。
お疲れ様でした!!

今年も魅せてくれました(^^)
posted by スキー中毒者 at 17:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2015年03月09日

雨中滑走の後の喜び

土曜日。
菅平で一緒に準指検定を応援した仲間と甘楽PAで別れ、藤岡JCTを仲間は東京方面へ、私は新潟方面へ。

そして日曜日。
沼田は雨です。R120を走り、鎌田の交差点を曲がったあたりでやっと上がりました。
到着したのは今シーズン3回目のかたしな(^^)

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いつものように、センターハウスで申込書に必要事項を記入し、ライセンスと共にチケット売場へ。リフト券を大変お安くしていただき、本当に助かりますm(_ _)m
まずは正面の中斜面(かえでコースって言うのかな?)を一本。柔らかい湿雪で、既に細かく荒れ始めています。
そしてガスも....。

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ここは一本で切り上げ、上部のコースに行ってみましたが、当然こちらもガスの中。先週の富士パラみたいな状況です。
富士パラは雪でしたが、この日はリフトに乗っているとゴーグルに水滴が付着します。
「あ〜ぁ、また降り出したよ(>_<)」
霧雨のような小雨ですが、ウェアはしっとりと濡れ始めました。
コースの雪はやはり湿雪ですが、こちらの方がやや締まっており、滑りにくくはありません。
ブーツの調子がイマイチで、左右の足に痛みを感じながらも、練習開始。
そのうちトップ付近では雪に変わりましたが、テンションは上がらず、11時過ぎには早くもレストランに退避です。

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天気が天気ですから、雨を避けるファミリーで混雑しているかと思いきや、意外に空いてます。
雨が降っても、キッズには関係ないんですね(^^)

午後になっても雨は降ったり止んだり。
14時頃に、やっと明るくなってきました。青空も顔を出しますが、私ゃいつものように15時が定時。撤収です。

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順調に山を下りたのですが、沼田IC手前の高速道路情報によれば、本庄児玉IC〜高崎JCTが事故渋滞8Kmで55分とのことorz
事故処理が終わり、渋滞が短くなるのを期待しながら走りましたが....、ダメでした。
高崎で降りて本庄児玉まで一般道を走ることも考えましたが、東北道経由で帰ることとし、高崎JCTから北関へ。
休憩に立ち寄った出流原PAで、トイレから車に戻るとiPhoneにメールが着信しました。

『合格できました!』
\(^o^)/

ほどなくもう一名からも。
『受かりました』
\(^o^)/\(^o^)/

昨日応援した準指受検生が2名とも、見事合格しました!
いや〜、本当にうれしいです!!
合格のためにはどれだけ努力しなくちゃいけないか、私自身良く分かってますから、ホッとしました。
でも、実際にはこれからなんですよね。
指導の現場に立つと、準指受検とは違った苦労が必ずあります。でも今度は、一生懸命考えて、試行錯誤して、自分で解決しなくちゃいけません。
きっとこの二人なら乗り越えて、素晴らしい指導者になってくれると信じています。

合格、おめでとう!
posted by スキー中毒者 at 17:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2015年03月07日

2015準指検定応援@菅平

今シーズンは私の所属クラブから2名の仲間が準指導員検定にチャレンジしています。
この土日が検定本番なので、今日は菅平に応援に行ってきました。
本来なら「サポート」と言いたいところですが、それらしいことは何もできませんので、「応援」ということで....(^^;

サポートじゃないからと気が緩んだか、出発は5時とちょい遅め。都内は小雨が降るイマイチの天気です。
予想通り関越道は渋滞。高坂や花園の自然渋滞に加え、鶴ヶ島の事故渋滞もあり、藤岡JCTまでいつもの倍、1時間半ほどかかりました。しかし、ずっと降り続いていた雨は、八風山トンネルを抜けると青空になり、ひと安心です。
菅平に到着したのは9時前。開会式が終わり、受検生は検定バーンに散り始めています。
クラブ員のローテーションが分かりませんでしたが、ファミリーのリフトを上がったところで一人と遭遇。クラブ員は二人とも同じローテーショングループで、まずは白金の横滑りからとのことでした。

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私が受検した頃と比べると、受検生の人数は非常に少なくなっています。1グループが70人弱で4グループでのローテーションですから、300人を大きく割り込んでます。当然サポーターの人数も少なく、皆さんビデオ撮影にも苦労しません。

その後は、天狗の基礎パラ大、ファミリーの基礎パラ小、日の出のプルークボーゲンと進み、昼過ぎには1日目の実技が終了しました。う〜ん、早いなぁ(^^;

夕方には学科の試験がありますので、受検生は宿に帰って最後のお勉強。
私は....、同じく、いや私とは違い、「サポート」に来ていた他クラブの正指仲間と合流し、一緒にフリーで滑りました。
最近は菅平で滑るのは、研修会と試乗会くらいですから、コースはかなり限定されています。ということで、二人で太郎エリアをぐるぐる。
私には珍しく、4時まで滑ってしまいました(^^)

明日は実践系の種目です。普段はやらないであろうシュテムターンだけ気を付ければ、あとは普通に滑れば大丈夫でしょう。
ということで、応援は今日でおしまい。(あ、いや、もちろん心の中では明日も応援していますけど。)
一緒に滑った正指仲間と一緒に山を下りました。
上信越道を走り、藤岡JCTを仲間は東京方面へ、私は....。

パトの力作は....
posted by スキー中毒者 at 21:19 | Comment(1) | TrackBack(0) | スキー

2015年03月04日

閑古鳥鳴く富士パラ

土曜日は、諏訪IC近くのホテルに泊まり、翌日曜日は富士パラへ。
天気が崩れるという予報は承知していましたし、降るなら雪じゃなくて雨だろうと覚悟もしいてました。
だから一応レインウェアも用意したのですが....。

7時半にホテルを出発する頃には、小雪が舞い始めました。
いつもなら凍結しているフロントガラスは視界良好です。車載の温度計はプラスの温度を示していますし、やっぱり、この後は雨だよなぁ。

8時ちょい前に現着すると....、あれ?駐車場はガラガラです。
この時間だとほぼ一杯になる第2駐車場は、まだ1/3も埋まってません。
一体どうしたんでしょうか?

気温はそれなりに低く、まだ雨には変わっていませんでしたので、通常のスキーウェアで出撃。
「雨になったら車に戻って、レインウェアを着ればいいや。」
と思っていましたが、車に戻ったらそのまま撤収することは間違いありません(^^;

まずはゴンドラでトップまで上がります。
何にも見えないというほでではありませんが、ガスが濃く、真っ白。

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しかし雪は意外に良い状態でした。。
とりあえず、ベースまで一気に滑り降ります。
ゴンドラ待ちの列はほとんどありませんが、まぁ朝イチですから。
いつもなら3〜4本程度滑ると、ゴンドラが混雑し始めますので、上部のリフトを回し始めるのですが、このはいつまで経っても混雑せず、ゴンドラがお客さんを待っている状態です。
結局午前中は、ずっとゴンドラ回しでした(^^)

当然レストランもそれほど混まないとは思いましたが、体力の限界を感じ、11時過ぎに山頂レストランに入ります。
予想通り、いや、予想をはるかに超えて、お客さんは疎らでした。
12時近くになっても、空席だらけです。

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こんなことは初めてです。
TwitterのTLには、それなりに混雑している他のスキー場の状況が流れているのに....。
これだけ空いてると、気兼ねなくノンビリできます。おかげで再出撃は1時近くになってから。

外は、雨どころか雪が強くなり始めました(>_<)
それも、ウェアに張り付くような水分の多い雪ではありません。
う〜ん、予想は完全に外れました。雨を口実に撤収することは叶いません(^^;

午後は上部のゲレンデで滑走することにしましたが、しばらくするとリフトだけではなく、コース上でも閑古鳥が鳴き始めました。

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滑っているのは、スクールに入っている熱心な生徒さん。元気なジュニア。そして....、馬さん、鹿さん(^^;
2時半に上部ゲレンデでの滑走を切り上げ、ベースまで下りましたが、通常はこの時間でも大混雑する初心者ゲレンデのリフトも、ガラガラです。
駐車場の車の上には、数cmですが雪が積もっていました。富士パラで車の雪下ろしをしたのは、初めてかもしれません。

R20 までの道路にも雪が残っています。
もしかしたら、空いていた原因はこれでしょうか?
富士パラはシーズン中でも、ほとんどの日はノーチェーンでアクセスできることが、一つの売りなのですが、雪の予報で敬遠した方が多かったのかもしれません。

今回往復に使用したのは、事故の代車のLegacyですが、雪上性能は当然のことながら全く問題なし。高速での走行も、まずまずです。
私にとってLegacyでは初めてのCVTも、踏み込んだ時の元気はイマイチですが、普段の走りではそれほど違和感はありませんでした。
エンジンは2.5L NAですが、Outbackの3L 6発のフィーリングが良すぎるので、これはちと残念。まぁ比べちゃ気の毒ですけど....。

ちなみにその後、先方の保険会社からの連絡はありません。
ということは、何とか修理ができると考えていいのかな?
posted by スキー中毒者 at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー