2013年12月24日

3連休は野沢へ

クリスマス前の3連休は、毎年高齢、いや、恒例となっている指導員仲間との野沢温泉でした。
往路の中毒者の予定は、3名の仲間をピックアップ。6時に関越道寄居PAでもう一台の車両と合流して、上信越道豊田飯山IC経由で、野沢温泉に向かうというものです。

朝3時前。自宅マンションの機械式駐車場から車を出そうとしたところ、リモコンキーに反応せず、ドアロックが解除されません。
「こんなときに、リモコンキーのバッテリー切れかよ。」
急いで部屋に戻り、スペアキーを持って再び駐車場へ。
しかし、
「げ、こっちも!」
車泥棒状態になった3年前と同様の状況です。いや、同様じゃないか。前回は昼間だった(^^
覚悟を決め、ハードキーを鍵穴に突っ込み開錠。ドアを開け、セキュリティアラームのクラクションが夜の静寂に鳴り響く中、素早くリモコンキーをスタートボタンに近付けると....。
「おぉ、認識してくれた(^^ 」
何とかエンジンは始動できました。とりあえずこれで走ることはできますが、一応セキュリティアラームは解除。

ルーフボックスにスキーを放り込み、カーゴルームに荷物を放り込....。
「あれ、テールゲートが開かない。」
リモコンキーで解除できないのは仕方ないとしても、何故か集中ドアロックも機能しません。
リアシート側から4人分の荷物を出し入れできるか?と考えているうちにも、時間は経過する一方です。考えるのは後にして、自分の荷物をリアシートに放り込み、仲間のピックアップのために、柏に向かいます。予定より遅れてますので、いつもよりほんの少しだけアクセルを踏み込んで(^^:

予定より5分程遅れて、仲間のマンション前に到着。
荷物の積み込み、どうすっかなぁ、と考えながら到着の電話を入れました。
コール5回。留守電に繋がります。
ん?イヤな予感。でも、ま、取込中だったのかもしれないし。
再度電話。
コール5回。留守電に繋がります。(以後、延々と繰り返し。)

不思議と腹は立たなかったのですが、困りました。
時間が時間ですから、マンションの前に、男が乗った県外ナンバーの車が長時間停まっていれば、不審者以外の何物でもありません。ストーカーと間違えられても文句は言えないところ。通報されでもしたら、面倒なことになります。不幸なことに、車の状態が状態ですから(^^;
20分程の努力(?)も空しく覚醒を促すこと能わず、やむなく現場を離脱することに。深くお眠りの姫には、爽やかな朝を迎えた後に、自力で移動願うこととしました。

あと2人をピックアップするため、常磐道〜外環をアクセルやや踏み込み気味で走行しながら電話(もちろんハンズフリーですよ)。
「おはようございます。中毒者です。姫、電話に出ません。今そちらに向かってます。」
『ありゃ〜!』
「ところで話は変わりますが、車、出せますか?」
『構いませんけど、どうしたんですか?』
「いや、実は.....。」
リモコンキーが瀕死、テールゲートも開かない状態で長距離を走るのは、さすがの中毒者でも躊躇します。
結局、仲間のオデッセイに荷物を積み替え、野沢温泉に向かうこととなりました。
ちなみにストーキング現場から離脱して50分程経過した頃、姫からお目覚めの電話が入りましたが、
『道、分かるよね。』
と冷たく言い放つことしかできません(^^;

その後は順調。寄居で合流したもう一台と共に、9時半にお宿のホテルハウスサンアントンさんに到着しました。

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転勤のため名古屋に引っ越したスキー廃人は、すでに到着しています。
『廃人さんと中毒者さんは、203ね〜♪』
と、宿の奥様逸子さんに案内していただいた部屋のドアを開けると。
ダブルベッドに枕がふたつ並んでます。
『....。』「....。」
『冗談〜!103♪』

気を取り直して出撃準備。野沢温泉は土曜日がグランドオープンで、ほぼ全面滑走可になってます。
板とブーツを担ぎ、まずは遊ロードで日影ゲレンデ下のサンアントン山の店へ。
レストランのテーブルが並んでいた1階が、ファット&上級スキーのレンタルコーナーに改装され、地下1階は子供用&初級スキー、スノーボード&ブーツレンタルになってました。これで少しは地下フロアの混雑が緩和されるでしょうか。

我々も地下でブーツに履き替え、ゲレンデに出撃です。まずは日影で足慣らし。その後はやまびこに移動して滑りまくりました。
そしてお昼は日影まで下り、サンアントン山の店でゲレ食のレベルを超えたゲレ食をいただきます。あ、もちろんお酒も少々。ちなみに今週の日本酒は水尾でした(^^

初日の滑走を終え宿に帰ると、東京スバルの担当営業に頼んでおいたファックスが入っていました。リモコンキーのバッテリー交換方法です。
そして何と、交換用のボタン電池まで用意されてます。ファックスに電池の種類が書いてあったのを見て、買っておいてくれました。それも、コンビニに無かったからと、山を下りてくれたそうで、もう感謝、感謝です!

3日間で滑ったコースは、日影、やまびこ、上ノ平、パラダイス、チャレンジ、ユートピア、牛首、スカイライン。緩斜面から急斜面、ロングコース、コブと、選り取り見取りです。天候も、ほとんどは雪か曇りでしたが、最終日には青空の下で滑ることもできました。

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しかし、最終日の最後の1本。疲れ切った脚にスカイラインはきつかったなぁ(^^:

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お宿では、ご主人の幹雄さん、奥様の逸子さん、ご子息の健策シェフ、そしてスタッフの皆さんの最高のホスピタリティに囲まれ、美味しい料理をいただいた、至福の3日間でした。
サンアントンの皆様、お世話になりました!4月のICI試乗会の時に、またお邪魔します(^^)/

帰路は順調
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2013年12月16日

2014指導者研修会@菅平

この土日は菅平で開催された指導者研修会に参加しました。

所属クラブの参加者は老若男女(いや、『若』はいないか....)11名です。夏に宿を予約した際は18名だったのですが、諸般の事情で一人減り、二人減り。それでも部屋数はそのまま使わせていただきましたので、ゆったりと過ごすことができました。いつもありがとうございますm(_ _)m>ホテルニューダボスさん

私は前泊なので、金曜の夜9時50分に自宅を出発し、0時40分に現着しました。途中、菅平口から上は圧雪路でしたが、さすがに新品のBLIZZAK VRXは快調です。

しかしゲレンデにはまだ充分に雪が付いていません。土曜日にオープンしたのは、ファミリーと裏ダボス、そして白金の迂回コースです。
また今シーズンよりリフトのICパスが変更され、昨シーズンまでの四角いチップがカード型に変わりました。今までは、研修会参加者は宿で優待パスを直接購入できたのですが、今年は宿で優待料金を支払って引換券を受け取り、それをリフト券売り場に持参してカードを発行してもらわなくてはいけません。
集合場所近くのリフト券売り場は大混雑でしょうから、私は宿の目の前にある裏ダボスのリフト券売り場へ。窓口で引換券を出すと、中でおばちゃんが戸惑ってます。どうやら、こいつの存在を知らないみたい(^^;
電話で発券機の操作を聞きながら、
『はい、押しました。はい、押して....、出ません。』
5分程かかって、やっと発券完了(^^
ちなみにこのシステム、ゲートの反応が滅茶苦茶良く、センサーにカードを近付けようとするだけで、ゲートが開いてくれます。おかげでゲート通過は順調そのものでした。

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さて、開講式の集合場所に向かい、いつものように専門員から書類を貰うと、あれ?A4一枚?
表面は実施要項。裏面は誕生日による班分けと講師名が記載されていますが、参加者の名簿はなし。
「え?これだけ?」
『はい、誕生日で班が決まります。サバ読まないでくださいね。』
年齢順の班編成で、22班中、私は11班。相変わらずど真ん中です。講師は、技術選等での輝かしい経歴を持ち、一昨年まで長らくノルン水上でスキースクール校長を務めていた、山崎操さんです。
本来であれば、誕生日が2か月違いのスキー廃人も同じ班だったのですが、諸般の事情(研修会の優先順位が低かったため?)で今回はお休みでした(^^;

開講式後、今シーズンより改定された教程に従い、横滑りの展開、滑走プルーク、シュテム動作、それぞれからパラレルターンに導くためのトレーニングを行いました。その中で常に意識させられたのが、スキーに荷重し、スキーを撓ませることができるポジション。そしてターン前半からスキーを動かし、滑走をコントロールすること。
某都連では、各講師に研修テーマは示されるものの、具体的な内容は各講師に任されているため、担当講師の実力がモロに出てきます。今回はさすがの山崎操さん、大当たりでした\(^o^)/

翌日、起床すると小雪が降っており、視界はイマイチ。

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夜間の降雪は5cm程度でしょうか。まだまだスノーマシンの助けが必要です。

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前日よりも冷え込んだ中で、9時から11時半まで2日目の研修を行いました。コース上には、初心者のスノーボーダー、かっ飛ばすスキーヤー、そして低速でトロトロと滑る研修会参加者と、様々なスピードやターン弧が乱れ飛んでますので、安全第一で。

そして12時に閉講式。ライセンスと検定員証を返却してもらいます。台紙にシールを貼る形のライセンスは廃止されるって話はどうなったんだろうなぁと思いつつ。

スキーを担いで宿の前まで戻ると、先輩指導員から声がかかります。
『おい、どっちに歩いてるんだよ。ゲレンデはあっちだぞ!』
『板を変えに来たんでしょ?』
(^^;;

12時半に宿を出発。いつものように、山を下り始めたら青空が出てきました(^^
途中で食事をとったものの、高速はすこぶる順調で、練馬出口の渋滞もなし。4時帰着です。
帰りの一般道は、いつも暗くなってからしか走りませんので、明るいうちの運転はちょっと新鮮でした(^^

今週末の3連休は、指導員仲間と野沢温泉です。
今のところ滑ることができるのは上ノ平までですが、週末には日影まで下りられることを期待しています。
posted by スキー中毒者 at 17:44 | Comment(1) | TrackBack(0) | スキー

2013年12月09日

みつまたもオープン

週末は今週もかぐらでした。
と言いたいところですが、土曜日はお仕事。この時期恒例の会社のイベントにスタッフとして参加するため、休日出勤でした。
終了後に軽くビール(缶ビール3本ですから、大したことありません)。帰宅途中に軽く日本酒(角打ちで3杯ですから、大したことありません)。

帰宅してTwitterのTLをチェックすると、かぐらにも待望の降雪があり、みつまたのバス移動が終了したとか。せっかくみつまたのリフトを動かしてくれるというのですから、行かなくちゃ失礼です。
ということで、日曜日にかぐらに行くことにしたのですが、ここで急激に眠くなり、そのまま就寝。翌朝、ウェアをバッグに放り込み、インナーブーツをシェルに押し込み....、ドタバタと準備をして出発です。

前の週と同様、土樽からチェーン規制ということでしたが、タイヤチェックはなし。しかし路面には雪が残っています。前を低速の作業車が走っていましたので、湯沢ICまでノロノロ運転でした。そんな状況でしたので、小雪が舞うみつまた駐車場に着いたのは7時半。

今回はオープン日にいただいた\1,000割引の優待券を使用しましたので、チケット売り場に並ばなくちゃいけません。リフト券を購入した頃には、ロープウェイ待ちの行列は駐車場中央の売店付近まで延びてます。みつまたがバス移動だったらとんでもないことになっていたのでしょうが、幸い(?)1時間も待たずに乗車することができました。

みつまたのクワッドリフトを降りて、ゴンドラ乗場に滑り込むゴンドララインは、何とも形容しがたい妙な荒れ方。ま、滑れれば文句は言いませんけど(^^;
結局かぐらエリアへの到着は9時半でした。

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曇ってますが、ガスはかかっていません。そして結構寒いです。
早速メインゲレンデを滑走。雪が柔らかいためか、すでに荒れ始めています。何故かいまいちテンションが上がりませんが、5〜6本滑走。と、ここで4ロマが動いていることに気付きます。
「そか、パノラマもオープンしてたんだ。」
行ってみると、いつものように空いてます。中回りをかまそうと勢いよくスタートしたのはいいのですが、こちらも予想外に荒れてました。油断大敵(^^;
「うわっ!」「おっ!」「とりゃ!」「んべ!」
ってな感じで1本だけ滑走。
時刻が11時になりましたので、ランチです。

大混雑のレストランかぐらで、ゆっくりと休憩した後、やはりテンションが上がらぬまま午後の滑走開始。再びパノラマへ向かいます。

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午前中の反省を生かして(?)、大人しく小回りの練習をすることにしました。
1時間程滑った後、トイレに行こうとメインゲレンデを滑りましたが、ますます油断できない状況になってました。調子よく小回りで降りる途中、見にくいギャップに思いっきり詰まって....、腰にきました(>_<)

その後は、目を背けていたジャイアントに行ってみることに。

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ここは予想通りと言うか、期待通りと言うか、いつものようにボコボコ。そしてガラガラ。雪が柔らかいので、決して滑りにくくはありません。疲れますけどね(^^;
痛む腰をさすりながら、2〜3本。

帰りのバス移動の混雑を心配する必要はないのですが、いつものように3時前には撤収しました。
ゴンドラコースは、妖怪板掴みが屯す5月のイメージが強いのですが、この時期は意外と滑りやすいです。コース幅は広いし、雪は白いし(^^

そして最後はやっと雪が付いた、みつまたのファミリーコース。

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ちょっと見にはマトモですが、まだあちこちにブッシュが顔を出してます。しかし土が出ているところはほとんどありませんので、ご安心ください。
雪不足のため、一応『下山専用』となっていますが、ここで滑走を楽しんでいる方も、結構いらっしゃいました(^^

車に戻ると、雪はルーフボックスの上にうっすらと残る程度。道路の雪も完全に消えてましたので、三国峠を越えて猿ヶ京温泉のまんてん星の湯へ。
月夜野ICから乗った関越道も、練馬出口でちょっと詰まっただけで、順調そのものでした。

白馬方面は調子よく降ってますが、他の地域は意外に雪が少なく、オープンを延期したスキー場もあるようです。しかし今週末からは、各スキー場が続々とオープンする予定。そうなると、私はかぐらからは一時的に遠ざかります。
次のかぐら(&まんてん星)は、4か月後かなぁ。

イマイチの原因は(^^;
posted by スキー中毒者 at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2013年12月02日

下山はお早目に?@かぐら

この土曜日もかぐらでした。
前日夜の道路情報では、土樽〜湯沢がチェーン規制。朝、関越に乗っても、情報表示板によればチェーン規制が続いています。関越トンネルを出ると、全車土樽PAに誘導されましたが、タイヤチェックは行っていませんでしたし、本線にも雪は全く残っていませんでした。
しかし、みつまたまでの一般道には所々シャーベット状の雪が残っており、直前まで雪が降っていたようです。

そんな状態でしたから、バス移動がなくなっていることを願っていましたが....。残念ながら、みつまたの状況はオープン時とあまり変わっていませんでした。

みつまた駐車場着は7時10分。車の台数も、チケット売り場に並んでいるお客さんの人数も、前の週よりも少なめです。
私は今回もリフト券はWeb販売を利用しましたので、並ぶことなくロープウェイ乗り場へ。
8時に運行が開始されると、『定員乗車となりま〜す。』という係員の言葉が聞こえます。ロープウェイ〜ゴンドラ間のシャトルバスを、一度に2台ずつ走らせるようにしたため、少しだけ効率が良くなったようです(^^

かぐらに到着したのは8時40分頃。雲が切れて、青空が見えてきました。

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メインゲレンデを滑ると、硬めの雪の上に新雪が数センチ積もっています。風が強いため、新雪が飛ばされてしまった場所もありますが、大変滑りやすい状態でした。
ということで、混雑する前に、メインゲレンデで大回り、大回り(^^

メインゲレンデを1時間程滑って、ジャイアントに移動。予想通りボコボコです。

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しかし雪が軽いので、見た目ほど滑りにくくはありません。
とは言え、私ゃマグロじゃありませんので、ここをノンストップで何本も滑るほど、気力も、体力も、そして本能も持ち合わせていません。1高が混み始めましたので、ひとまず休憩(^^

コースに戻りジャイアントを1本滑ると、3ロマが動き始めました。リフト待ちがあっても1高を使った方が上に着くのは早いでしょうが、この歳になるとリフトの上での休息も重要です。リフト待ちもありませんので、その後はずっと3ロマ利用。

午前中はネックウォーマーが必要なくらいに寒かったのですが、午後になると急に暖かくなりました。

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メインゲレンデはそれほど混んでいませんが、表面の柔らかい雪が削られ、下の硬い雪が出始めます。日影になるのも早いので、油断できない状況になりました。
下山の混雑も考え、少々早いのですが2時半過ぎに撤収。
ゴンドラコースもオープンしてくれましたが、疲れるだけです。せっかくですが、下りのゴンドラを利用させていただきました。

ゴンドラを降りると、ちょうど2台のバスが出発したところ。積み残したお客さんもかなり待ってます。
それでも次に来たバスに乗車し、順調にロープウェイで駐車場まで下りることができました。
しかしその後、TwitterのTLに流れてきた写真を見てビックリ。4時頃にはバス待ちが長蛇の列になり、1時間近く待った方もいらっしゃったようです。寒かっただろうなぁ....。

私はいつものように、まんてん星の湯に立ち寄り、月夜野ICから関越道に乗りました。途中、三芳PAで酒のツマミに鳥麻の焼き鳥をお買い上げ。新座の料金所と練馬の出口で渋滞があったものの、ほぼ順調でした。
高速の混雑が、いつもこの程度なら有難いんですが、そうはいきません。しかし、来年度にETC割引が縮小されると、少しは渋滞が少なくなるんでしょうか。混雑が変わらなかったら、つまらんよなぁ。
posted by スキー中毒者 at 17:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー