2013年10月16日

2014検定員クリニック

3連休中日の13日(日)、なかのZEROで指導員研修会と検定員クリニックが開催されました。
私の所属クラブでは、研修会は毎年、クリニックは1年おきに出席することになっていますが、私は研修会、クリニックとも毎年出席しています。特に今シーズンは指導の展開が大きく変わり、それに伴い検定の内容も変更されますので、聞き逃すわけにはいきません。

10時、まずは検定員クリニックから開始。
講師は、毎年担当していただいている教育本部の桜本専門員です。

IMG_1901.JPG

最初に今シーズンからの検定制度の概要を、昨シーズンまでと比較しながら紹介していただきました。

IMG_1910.JPG

以下、主な変更点を列挙します。
・ジュニアテストについて、実施要領や基準は加盟団体(都道府県連)で決めることになりました。ちなみに私が加盟する某都連は、今シーズンは昨シーズンと変更ありません。
・級別テストでの年齢制限が廃止されました。
・2級のテストが実技テストに戻り(?)ました。3〜5級は講習内テストで、変更ありません。
・認定スキー指導者制度は廃止されました。これは新規取得はできないということで、取得済の方が取り消されるということはありません。
・指導者制度の名称で使用されていた『ステージ』という表現は廃止されました。
・準指導員、正指導員検定における単位制が廃止されました。
まとめると、こんな感じです。(デジカメを忘れたためiPhoneで撮ったので、少々見にくいです。済みません。)

IMG_1913.JPG

ここで検定員資格の有効期限について確認。

IMG_1914.JPG

クリニックを修了すると、2年先の末まで有効になります。ここで言う『2年先』とは、8月から開始するSAJ年度を基準にしますので、今回のクリニックで2016年7月31日まで有効になるということですね。
ちなみにクリニックを2年未修了で資格停止となりますが、その後の資格喪失はなくなりました(体面を汚した場合はもちろん喪失となります)。クリニックを修了することにより停止が解除されます。ただし、停止した資格が有効になるのは翌年度からです。例えば、現在検定員資格が停止状態にある方が、今クリニックを受講しても、資格の復活は今シーズン(2014シーズン)ではなく、来シーズン(2015シーズン)からとなりますので、ご注意ください。

続いて、検定における評価の観点について。

IMG_1917.JPG

まずは、指導員系とプライズ・級別テストとの違いを確認します。
前者は師範力を、後者は技能を見るということ。特に後者においては、技術は多様ですから、教程の内容に縛られるわけではありません。つまり今の教程の滑りじゃなくても、上手けりゃOKということですね。あ、指導員系はダメですよ、指導員系は(^^;

IMG_1919.JPG

実技種目の変更は、すでにジャーナルやグラフィックでも紹介されていますが、基礎課程としてプルークボーゲン、基礎パラ大、基礎パラ小、横滑りの展開の4種目、実践課程としてシュテムターン、パラ大、パラ小、総滑(リズム変化)の4種目になります。

IMG_1921.JPG

基礎課程、実践課程とも4種目中3種目の合格(指80ポイント、準75ポイント)、かつ8種目の合計ポイントが指導員は640ポイント以上、準指導員は600ポイント以上で、実技合格です(理論は200点満点で60%以上)。
つまり、不得意種目を落とした場合、得意種目で加点して挽回しなくちゃいけませんから、種目の合否だけでなく、ポイントも意識する必要があるということです。

次にプライズ・級別テストについて。

IMG_1922.JPG

まず、ジュニアテストですが、上記のように実施要領は加盟団体で決めますが、年齢制限は決められており、12歳(小学生)以下です。
級別テストでは、年齢制限はなくなりました。ただし、1級と2級については『13歳未満、高齢者については安全面に十分配慮する』とされています。これは各検定員の判断によりますが、例えば距離が長い場合にはスタートを下げるとか、滑走順を先にして斜面が荒れる前に滑らせるとか、ということのようです。

そして種目について。

IMG_1925.JPG

5級は、緩斜面で(旧)大回りターンができる→(新)プルークボーゲンができる。
4級は、緩中斜面で(旧)大回りターンの連続ができる→(新)プルークボーゲンによるリズム変化ができる。
3級は、緩〜中斜面で(旧)大回りターン、小回りターンの連続ができる→(新)パラレルターン、シュテムターンができる。
にそれぞれ変更されています。ちなみにここまでは講習内検定。

IMG_1927.JPG

2級と1級からは、フリーがなくなり、代わって基礎的なことができているかを見るために、2級にシュテムターンが、1級に横滑りが入りました。
DVDで紹介されているシュテムターンは、今のスキーの性能を生かしたシュテムターンになっていますが、別に昔のシュテムターンがダメという訳ではありません。
また1級の横滑りですが、指導員系の検定種目の『横滑りの展開』で示された要領のうち、斜め前方向へのスペースを使うものか、使わずに真下に滑るものか....。まだSAJから下りてきていないので、今の段階ではわからないとのことでした(^^;
パラレルターンについては、2級は『基礎』パラレルターンですが、1級は『基礎』が外れている種目があります。これは、少しスキッディング要素が強いか、滑走性が高いかの違いということのようです。

最後にプライズテストの種目です。
多くの受検生にとって朗報かもしれませんが、不整地大回りがなくなりました(^^

IMG_1928.JPG

理由としては、ひとつは安全性への配慮から。もうひとつは、スキー場によっては大回りに適した不整地ができないこともあるということから、ということです。

まだ残ってました。ジュニアテストの種目は、上記の通り、某都連は去年と同じです。

IMG_1929.JPG

IMG_1930.JPG

以上で講義は修了し、いつものように模擬検定でクリニックを終了します。
実際に、あるクラブが菅平で実施した検定のビデオを見ながら、採点を行いました。
種目は1級大回りナチュラル、1級小回り不整地、ジュニア1級小回り整地です。ほとんど正解とはいうものの、ジュニアテストで一人だけ外しちまいました。慣れないジュニアテストとは言え、もっと目を鍛えないといけませんね....。

約1時間半でしたが、充実したクリニックでした。
研修会については、気が向いたら(?)別途アップします(^^
posted by スキー中毒者 at 12:26 | Comment(4) | TrackBack(0) | スキー