2013年03月31日

ガラガラのブランシュ

土曜日は日帰りでブランシュたかやまに行ってきました。
天気予報では日曜日は雨。土曜はそれほど悪い予報ではなかったのですが、中央道の八王子付近では小雨が降っています。その後も、あまりすっきりとした天気ではありません。
8時に現着すると....、ガスってます(^^;
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リフトが営業運転を開始した直後ということもあり、まだ人影もまばら。テンションは上がりませんが、とりあえずリフトに乗車。
トップに上がると....、晴れてました(^^
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夜間の冷え込みで雪は硬くなっていますが、10日前の富士パラより滑りやすい状態。中間部は視界が悪いのですが、お客さんが少ないので、危険を感じることはありません。
まぁそのうちガスも消えるだろうと思ってましたが、なかなか明るくなりません。この状態でお客さんが増えると危ないなぁと思ってましたが、いつまでたっても人はまばら。
午前中だけでも、結構滑りまくりました(^^

午後、ランチを終えて外に出ると、ガスは消えてます。
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お客さんも少しは増えましたが、コースは相変わらずガラガラ。さすがに気温が上がってきたため、雪も緩むのですが、滑る人が少ないので、斜面はナチュラルバーン程度で、ボコボコには荒れません。
雪はかなり薄いため、土がでている場所もありますが、この週末で今シーズンの営業は終了なので仕方ないでしょう。
青空の下、寒くも暑くもなく気持ちいいのですが....、
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斜面には誰もいません(^^;
このパノラマコースは、元々空いているコースではあるのですが、それでもねぇ。

悪雪も練習になる、等と珍しく気合いを入れて滑っていたのですが、重い雪は老体には辛いです。右膝にやや違和感を感じるようになりました。時刻は2時半。ちょい早いなぁとも思いましたが、撤収することにしました。

もう一回、そこがスキーのやめどころ

スタンプ5個で
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2013年03月24日

2014スキー試乗@ASAMA2000

今シーズンも昨日の土曜日、ASAMA2000でKANDAHARさんの試乗会に参加してきました。
レーシング系のショップ主催ですから、並んでいるのはほとんどがレーシングモデル。しかし数は少ないものの、上級モデルを中心にオールラウンドモデルもあります。しかもレーサーには人気がないので、他の試乗会ではなかなか順番が回ってこないモデルも、乗り放題(^^v

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天候は晴れ。雪は硬く締まっています。気温が低いため、最後までグサ雪にはなりませんでした。ステージ2はポールを張っていたため、その脇のコースは午後にはかなり荒れましたが、ステージ3は終日良い状態で試乗ができました。

STÖCKLI LASER SC
L170/R14.9/122-72-103
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私が今使用しているモデルが、2年ぶりにモデルチェンジしました。
トップがややロッカーになっているとのこと。『ほんのちょっとですよ。』ということで、“ソフトロッカー”と呼んでました。
またテールの黒い部分は、芯材を抜いてラバーで固めてあるそうです。テールを柔らかくして、スキーの抜けを良くするのが狙いだとか....。
朝イチの斜面はきれいに整備されていますが、かなり硬いです。このような状況で大回りを行うと、テールの柔らかさからか、ややバタつきます。センターのエッジホールドは良いのですが、トップとテールにやや弱さを感じるため、全体のバランスが悪い印象を受けました。もっと柔らかい雪であれば、印象が変わるかもしれません。
操作性は良く、特に小回りは大変にやりやすいです。もちろん中〜大回りもいいのですが、安定性がやや残念です。

ATOMIC BLUESTER AC
L164/R16.6/112-70-96
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他の試乗会では、ATOMICは大人気。なかなか目的のモデルの試乗ができません。でもここなら大丈夫(^^
今シーズンから継続されるAXは、たまたま出払っていました。こいつは来シーズンからの新しいモデルで、AXよりもやや柔らかめだとか。ロッカースキーですから、164cmでは短かいかと思いましたが、ハイスピードの大回りでもしない限り、私の体格(163cm、63kg)であれば問題ありません。ASAMAの狭い斜面では、そこそこに飛ばしても、安定性が大変良いため、164cmという短さを感じません。
大回りから小回りまで何でもこなせて、操作性も大変良いです。スキーの位置づけとしてはミドルターンモデルだそうですが、小回りに好印象を持ちました。
エッジホールドはしっかりしていますが、ターンの中でもスキーを動かしやすいので、ターン弧の調整は自在です。
立っていても、滑っていても、自分の脚の一部のように感じるスキーでした。

FISCHER RC4 SUPERIOR PRO RACETRACK
L170/R15/122-72-104
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FISCHERに行くと、並んでいるのはレーシングモデルばかり。
「オールラウンドモデルは無いんですか?」
『ありますよ。』
スキーバンドで束ねたまま、スタッフの荷物と一緒に転がってます。今回、オールラウンドモデルはやる気がないようです(^^;
『長さはどうします?65と70。』
「あ、70で。」
昨年の丸沼での試乗会で、その乗りやすさに感心したスキーですが、カラーリングが変わってました。
「今シーズンモデルと変わってるんですか?」
『少しだけ硬くなりました。』
「キャンバー?」
『そ。』
大変素直なスキーで、大回りから小回りまで、何でもOK。ターン弧の調整は用意で、安定性もまずまずです。スキーの返りはやや強いですが、手に負えないほどではありません。
切り換え後、谷回りで雪を捉えてから、スキーがやや早く下を向きたがるような印象を受けました。
試乗を終え、返却。
「ありがとうございました。」
『お疲れ様でした。』
板はふたたびバックヤードへ。オールラウンドモデル、やる気なし(^^;;

VÖLKL PLATINUM SW
L166/R15.0/122-74-104
DSC02013.jpg
来シーズンにモデルチェンジする小回り系のオールラウンドモデルで、トップとテールがロッカーになっています。
やや荒れ始めたステージ2を滑ってみましたが、特に何の操作をする訳でもないのに、きれいに丸いターン弧を描いてくれます。ちょっと不思議な感覚でした。
このサイズだと中〜小回り向きでしょうか。大回りの性能も求めるのなら、少なくとももうワンサイズ長い方が良さそうです。
決して悪くはないのですが、すべてにおいてホドホドという印象で、満足感はありませんでした。

SALOMON X-RACE+RACE PLATE XX
L165/R12.6/120.2-70.2-104.2
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最近やっとSALOMONの食わず嫌いが直ってきました(^^
こいつはRACEと名が付いているものの、オールラウンドに使えるとのことです。
午後になって、ステージ2の荒れはだんだん大きくなっていましたが、安定したターンが可能です。スペック上のラディウスは小さいのですが、意外に大〜中回りもいけますし、安定性もまずまずです。小回りでは、さすがに素晴らしい性能を発揮しました。
足許にしっかり感はあるのですが、スキーを動かしやすいため、操作性が非常に良いスキーです。

ELAN SL FUSION
L165/R12.5/123-69-107
DSC02020.jpg
2年前に出たAMPHIBIOは、大変滑りやすいスキーなのですが、如何せん刺激がない(^^;
来シーズンモデルよりSLモデルもAMPHIBIOになるとのことでしたので、試してみました。
「SLのAMPHIBIOになったやつって、あります?」
『これと、これ。』
「違いは?」
『メタルが2枚と1枚。』
「あ、1枚の方で。」(^^
第一印象は、操作性が非常に軽いということ。
直前に乗ったSALOMON X-RACEと同様、小回りは当然素晴らしく良く、また中〜大もそこそこいけます。違いは、SALOMONの足許のしっかり感に対して、ELANのしなやかさ、といったところでしょうか。
板の返りも強すぎませんので、扱いやすいと思います。深回りの小回りでも、板が身体の下にきれいに戻ってくれます。
脚力もそれほど必要ではありませんので、今シーズンまでのAMPHIBIOに物足りなさを感じていた方は、試してみてはいかがでしょうか。

ATOMIC BLUESTER AX
L169/R17.2/113.5-70-97
DSC02022.jpg
昨シーズン大幅に変わり、ASAMAの試乗会で前モデルとの違いに驚いたスキーです。来シーズンのモデルは、今シーズンと大きな変更はないとのこと。
張りの強さは感じますが、操作性が良いので、一見難しさは感じません。しかし、板をしっかりとたわませる必要がありますので、油断できないスキーです。
大回りでスピードを出したときの安定感は、さすがに素晴らしいものがあります。良く走るスキーですから、置いていかれないように注意をすれば、小回りも問題ありません。
AXだけを試していれば、これを選ぶことに躊躇はないかもしれませんが、ACに乗ってみると、一般のゲレンデではACの方が扱いやすいと感じますし、不満を感じることも少ないと思います。
車山の青い悪魔と戦う方はAX、フツーの方はAC、といったところでしょうか。

ROSSIGNOL Demo α
L166/R13.0/122-68-104
DSC02026.jpg
最近のロシの手強さは、仲間のスキー廃人から聞いていたのですが、怖い物見たさでのぞいてみました(^^;
『基本的にはすべて小回りモデルですが、長さの選択でターン弧に対応します。』
と言って勧められたのが、これ。
『今年の技術選で、短いスキーを使ったフリー種目があったんですが、ウチの選手が使ってたのがこのスキーです。』
この時点で手に(脚に?)負えないのは明らかですが、まぁせっかくですから試してみることに(^^;
滑り出すと、足許がしっかりと固められているような感覚です。
中〜大回りについては、スキーが内に入りたがらないため、問題ありません。エッジホールドが強く、安定性も素晴らしいです。
小回りでは、張りがあってエッジホールドが強いので、油断をすると真っ直ぐ走っていっちゃいます。特に荒れた斜面では気を遣いました。

STÖCKLI LASER AR
L175/R15.8/123-78-110
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最初に試したSCと比べ、柔らかく、やや太めのスキーです。
時間が少なかったので、じっくりと試すことはできませんでしたが、大回りに関してはまずまずだと思います。小回りでは、やや鈍さを感じました。もう少し軽快感が欲しいところですが、これは無い物ねだりでしょうか。
スキーそのもののバランスとしては、SCよりも良いと感じました。しかし、荒れた斜面では、もう少ししっかりと雪を受け止めてもらいたいです。やや弱いかなぁ。

今回は、期待していたSTÖCKLIはイマイチでしたが、ATOMICのACの扱いやすさには脱帽でした。また全く性格は違うのですが、SALOMONのX-RACEとAMPHIBIOになったELANのSLも、捨てがたいものがあります。
それぞれのスキーの個性が感じられた、楽しい試乗会でした。

ジャーナルやグラフィック風に
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2013年03月20日

無料招待2回目@富士パラ

年末の野沢でいただいた無料招待券が、あと1枚残っていましたので、今日は今シーズン2回目の富士見パノラマでした。

現着は、ちょい早めの7時半。まだ駐車場はガラガラです。ゆっくりと準備をしてゲレンデに出ると8時。リフトとゴンドラが動き始めました。下部の雪はザブザブのザラメ雪。上は少しはマシかと思ったのですが....、同じようなもんでした(>_<)
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とりあえず、ゴンドラが混雑するまではと、上から下までノンストップで下りてみますが、いつまで経っても混雑しません。重い雪に身体が音を上げました。5本滑ったところで、早くも休憩(^^;
休憩後にゲレンデに戻ると、やっぱり空いてます。いつもならアルパインゲレンデは、午前中は状態が良いことが多いのですが、滑走者は少なくても、雪が柔らかいので荒れ始めています。
また、大会やポール練習等で貸切になることも多いラーチゲレンデは、圧雪をしない、不整地コースになってました。
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整地ナチュラルバーンと不整地を、3〜4本ずつ滑って午前中は終了。

午後は天気が曇り気味になりました。そしてコースは相変わらずガラガラ。いまひとつテンションが上がりません(^^;
2時頃になると風も強くなってきましたので、定刻の3時で滑走終了としました。
駐車場に戻ると、小雨が降り始め、すぐに大粒の雨に変わります。ハイシーズンなら「上は雪だろ。」と考えるでしょうが、この時期なら確実に上でも雨です。タイミング良く撤収したようです。

ここ数日の暖かさで、ゲレンデの状態は急激に悪くなっています。残念ながら、もう条件が好転することは期待できません。
それでも、雪が残っていることに感謝して、もう少し滑走を続けたいと思います。もう少し....、あと2ヶ月かなぁ(^^
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー

2013年03月18日

快晴の技術選でしたが....

週末は、八方で開催された技術選の観戦に行ってきました。
目的はもちろん、スキー大学でお世話になった丸山貴雄選手の応援です(^^

金曜日の朝、現地入りすると大変良い天気です。
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昨年は、ガスのため種目が変更されたり、キャンセルされたりしましたが、どうやら今年は大丈夫。と思ったのですが....。

金曜日は本選。兎平での急斜面整地大回り、隣の兎平ソデグロでの急斜面不整地小回り、ウスバでの中急斜面整地フリーの3種目です。
まずは兎平の大回りコートへ。
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選手の皆さんは、漕いでスタート、すぐにクローチングを組んでスピードをつけ、カッ飛んでいきます。が、コース解放後にスタート地点に立つと分かりますが、とてもじゃないけど漕いだり、クローチングを組んだりなんて、普通の人じゃできません....。怖くて(^^;
続いてソデグロで不整地小回りを観戦。例年のようなボッコボコのコブ斜面ではなく、中央に一本のラインができている状態です。ほとんどの選手はそのラインを滑りますが、その脇の荒地を滑る選手もチラホラ。丸山貴雄選手は一瞬のリズムの乱れがあったものの、さすがの滑りでトップの得点をたたき出しました。
そして午後はウスバのフリー。使用するスキーに規制があり、短い板による競技となりました。私が試乗会で短い板を履くと、「大回りでは板が中に入ってきたがります。」なんてインプレッションを書くのですが、トップ選手ともなれば小回り系の板でも見事な大回りを見せてくれます。やっぱ上手いわ(^^
それにしても、この日は暖かかったです。一般のコースは、どこもザブザブの雪。しかし競技コート内は、スタッフの整備により荒れることはありませんでした。

翌土曜日。この日もいい天気です。宿でのんびりしていると、別宿に泊まった♀マグロから状況報告が入りました。朝イチで兎平まで上がったものの、強風で上部のリフトが動いていないとのこと。
ゲレンデに向かおうと外に出ても、ほぼ無風です。宿のご主人曰く、
『尾根沿いに白い雲みたいなものが見えますけど、あれ雪が舞ってるんですよ。軽い雪ならともかく、今の重い雪が飛ばされるんだから、上は相当強い風が吹いてますね。』
スクールでスタートリストを入手し、公式掲示板を見ていると、オオイワスポーツのツイッター・アカウント@oiwa_sportsから最新情報が入りました。
『発表がありました! スタート10時半! 選手、関係者はハイクアップ!!!』
リーゼンクワッドリフトに乗ると、上がるにしたがい風が強くなってきます。リフトを降りて斜面を見ると....。
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登ってます、登ってます(^^;
強風で、とにかく寒いので、兎平テラスは大混雑。女子の滑走がスタートしても、ガラス越しに観戦する方が沢山いらっしゃいます。もちろん私もそのひとり(^^;
選手は左にねじれた片斜面をものともせずに、次々に滑ってきます。と、その急斜面を凄まじいスピードで滑り降りる選手が....。金子あゆみ選手でした。他の選手と比べると、倍速のビデオみたいに見えます。私の後ろで観戦しているギャラリーから、
『こいつ、馬鹿だな。』
と呆れながら絶賛する声が上がるほどの、圧巻の滑りでした(^^
隣のソデグロで予定されていた、ナチュラルバーン大回りは翌日に順延されることになりましたので、午前中は急斜面小回りのみ。競技終了後、お昼ゴハンを食べようと、リフトが止まっているパノラマコースを滑り、サンテラスぱのらまに向かいます。強風で飛ばされた小さな雪の塊が顔に当たって痛いこと(>_<)そしてレストランの中にいても、風の唸りが聞こえるほどの強風でした(^^;
ランチ後は、中急斜面整地フリーが行われるウスバに行くのですが、パノラマのリフトが動いていないため、リーゼンコースに出ることができません。仕方なく吹き飛ばされそうになりながら、セントラルから名木山に下り、ウスバに移動しました。
観戦席では、1月のスキー大学で同じ班だった仲間に遭遇。しかしこの日の貴雄さんの得点は伸び悩み、吉岡大輔選手に逆転を許してしまいます。

競技終了の少し前から、上部の風も治まりリフトが動き始めました。それじゃ、ということで兎平を何本か滑ることに。めったに滑れない兎平の整地。大回りをしなかったのは、他のスキーヤーで混雑していたからだけではありません。選手の滑りと比べるとスロー再生のような小回りでヘロヘロと降りるのが関の山です(^^;

再びアルペンクワッドリフトに乗車しようとすると、目の前の搬器に赤いウェアの方がいらっしゃいます。足許を見ると、
「あれ?オガサカの来シーズンモデルだ。」
と、隣の仲間が、
『丸山貴雄さん?』
翌日の最終調整でしょうか。リフトを降りて後を追うと、コブ斜面の上で追いつきました。コースが空くのを待っています。そして深いコブに向かって飛び出すと....。
「は、はえぇ〜!」
五竜のスキー大学でも、コブで異次元の滑りを見せていただきましたが、その比じゃない、凄まじいスピードです。コブ斜にいた他のスキーヤーは、いったい何が起きたのか、理解できていません。呆気にとられ、ラインの両側に立ち尽くし、貴雄さんの滑りを呆然と見送るだけでした(^^;;

そして日曜日。風は止みました。空も快晴。そして暖かいです。
午前中は、昨日から順延となったソデグロで行われる急斜面ナチュラルバーン大回りと、兎平の整地急斜面フリーが並行して行われました。
最初はソデグロを観戦。初日の深いコブは均されたものの、大きく荒れた、正にナチュラルバーンで、選手たちは信じられないスピードの大回りをします。
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そして兎平のフリーが行われているすぐ隣では、最終種目の不整地急斜面小回りが行われる競技コースが、一般スキーヤーに解放されていました。様々な方が滑った結果、コブのピッチが長くなったり短くなったり、急にリズムが変わったりと、不規則な部分もあるラインが3本出来上がりましたが、結果的にはこれが午後の競技を面白くした面もありそうです(^^
その最終種目直前の、丸山貴雄選手と吉岡大輔選手の得点差は7ポイント。両者の得意、不得意を考えると、逆転の可能性もあるかと思いましたが....。ありませんでした。
貴雄さん、お疲れ様でした!
そして吉岡大輔さん、初優勝おめでとうございます!

今年の技術選は、歴代の優勝者がジャッジに入ったり、解説を我満嘉治さんや渡部三郎さんが行ったり、また種目も見ていて分かりやすいものが多く、少しだけ変わったかな?という印象があります。
特に昨年までの、一般スキーヤーが聞いたら引いてしまうような、肩甲骨の話(今年だったら副交感神経の話だったのだろうか....)が出るような解説が姿を消したことは、個人的には大正解でした(^^
技術選は採点競技ですから、レースのように分かりやすい結果を出すことは、なかなか難しいかもしれませんが、レースとは違う側面の上手さや楽しさを伝え、スキーに親しみを持ってもらうきっかけになるような大会に変わっていって欲しいと思います。
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2013年03月11日

2013クラブ行事@白馬五竜

金曜日から日曜日まで、所属クラブの今シーズン最後の行事を白馬五竜スキー場で開催しました。
例年であれば、もう1〜2週間遅い日程での実施です。しかし、少しでも良い雪で滑りたいということでこの日程にしたのですが....。

朝9時前に現着すると、予報通り寒くありません。天気も良く、ゲレンデに出ると春スキーのような状態です。ウェアの下は、半袖のTシャツ1枚で充分(^^;
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10時の開講式後に講習開始。私は今回も2級班の担当です。5名の皆さんと一緒に練習をしました。
初日は平日ですから、ゲレンデは空いているはず。お隣の47を含め、いろいろなところを滑りたいと思っていましたが、強風で上部のリフトは運休とのこと。仕方なく、主にいいもりゲレンデを使いましたが、午後になると下部でも風が強く吹き始めました。リフトに乗っていても、スキーが風に煽られて怖いほど。急斜面のリフトも止まってしまったため、この日はほとんど中〜緩斜面での講習となりました。

翌日もいい天気です。そして暖かいです(^^;
ゴンドラは動いていますので、朝一でとりあえずアルプス平まで上がってみましたが、この日も上部のリフトは全滅。
「47には行けますか?」
『47のリフトも止まってますから、ダメです。このまま下山コースを下りてください。』
外に出ると、すごい風です。これじゃどうにもなりません。各自の滑りをビデオで撮りながら、急斜面を下ります。エキスパートコースの上まで下りたところで、
「雪が柔らかいですから、コブに入ってみませんか?」
『いや、こっち。』
生徒の皆さんが向いているのは、迂回コース(^^
結局この日も、とおみゲレンデといいもりゲレンデでの練習となりました。
それでも最後はいいもりの急斜面へ。上部は適度なコブになってます(^^ そして中間から下の急斜面も適度に荒れてます。滑り終わったところで、
「このコース、もう一本行きますか?」
『....。』
「はい。じゃ、あちらに」(^^;

講習終了後、気合いを入れて自分の練習をしようかと思っていたのですが、何だかやたらと疲れました。4本滑ったところで断念。撤収です。
そして夜。今シーズンはクラブの50周年のため、記念パーティーです。宿にお願いして特別料理を出していただき、全員で大いに盛り上がりました(^^

最終日の日曜。起きると外は強風です。雨も降り始め、朝食が終わった頃にはだんだん強くなってきました。そのうち雷まで鳴り始めます(^^;
去年は雨の中を滑ったよなぁ、と思いつつ皆さんに確認すると、滑走希望者はゼロ。昼の12時にゲレンデで予定していた閉講式を、9時半に宿で行い、行事を終了しました。

帰着し、自宅最寄りのガソリンスタンドで給油。
先週の白樺湖付近の雪解け道と今週の雨で、車は泥だらけです。店員のおにーちゃん、苦笑いしながら
『窓、拭いておきますね。』
「洗車してくれる?」
久しぶりにきれいな車になりました。
来週の八方で、また泥だらけになるかもしれないけど(^^;
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2013年03月03日

無料招待@富士パラ

と言っても、別に富士パラに招かれた訳じゃありません。
年末の野沢でゲットした招待券を、ありがたく使わせていただくことにしました。

朝8時半、駐車場でスキーを降ろして準備をしていると....。
『おはようございます!』
ん?別に待ち合わせの予定は無いんだけど。
振り向くと、何と今年のスキー大学で同じ班だった(あ、去年もか)方でした(^^
富士パラには滅多に来ないとおっしゃってましたが、偶然にも車を駐めたのが私のすぐ後ろ。
同じクラブの仲間と練習に来たそうです。交友関係が狭い中毒者にとって、春のかぐら以外で知り合いに遭遇するのは珍しいことです。

さて、ゲレンデに向かい、まずはゴンドラに乗車。
トップに上がると結構寒いです。そして相変わらずいい景色。
IMG_1291.jpg
調子に乗って、一番下までノンストップで。
前日はカリカリのアイスバーンだったそうですが、今日はなかなかいい状態です。
それじゃということで、ノンストップでもう一本。
ゴンドラはまだ空いてます。
やめときゃいいのにもう一本。
ゴンドラはまだまだ空いてるんですけど....、もうおしまい(^^;

ラーチコースは大会のためクローズされてますので、アルパインコースをぐるぐる回して練習します。
駐車場にはかなり車が駐まっていますが、コースはそれほど混雑しません。
それでも、午後になると斜面が荒れ始め、あちこちにアイスバーンが顔を出します。
隣のラーチコースで行われている大会は、ジュニアの技術選のようです。終わってコースがオープンされれば、きれいな斜面が滑れるんですが、なかなか終わりません。
私の練習の調子もイマイチ。ややスランプ気味です(^^;

午後3時前、やっとラーチコースがオープンしました。
とたんにコースは大回りでカッ飛ばすスキーヤーで一杯。もちろん私もその一人なんですが(^^
何本か滑るつもりだったのですが、一本滑ったら....、「もういいや。」そのまま下まで下りちまいました(^^;
今日は定刻の3時で撤収です。
駐車場で車に板を積んでいると、大学仲間も帰ってきました。
『お疲れ様でした〜。』
「また来年、大学で。」

3時半に富士パラを出発。
中央道は、相模湖や調布付近でやや渋滞したものの、首都高は順調。何と都心環状線で渋滞なし(^^
おかげで6時半には帰着することができました。

風呂には入ったし、洗濯もしたし....。
さ、飲むか(^^
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2013年03月02日

2014スキー試乗@白樺高原国際

今日は白樺高原国際スキー場でOGASAKAの試乗会に参加しました。
昨年もお世話になった、地元のみどりかわスポーツさんの主催です。

今週も出発はのんびりと5時45分。中央道経由で3時間弱で現着しました。
スキー場直下の駐車場はどうせ満車だろうと、女神湖の無料駐車場に車を放り込み、ヨタヨタとスキー場へ。スキー場まではほんのちょっとだけの登りなんですが....、いや〜、滑る、滑る。レグザムのソールは滑りやすいと定評(?)がありますが、それにしても良く滑ること。まともに歩けません。立ち止まると、そのまま滑落していきます(^^;まさにスケートリンクを傾けたような状態。こんなに滑る道路は初めてだわ(^^;;

なんとかセンターハウスに辿り着き、受付。
すでに何本か出ていますが....。あ、こいつがまだ残ってる(^^

KS-MD + RC600FL
L170/R15.7/114-67-99
DSC01990.jpg
第一印象は「大変素直なスキー」です。
今シーズンモデルと同様、ターンインはトップから雪に食い付くような感覚ではありません。非常にスムーズに雪を捉えてくれます。
朝イチの斜面はやや硬めでしたが、エッジはしっかりと雪面をグリップします。しかし雪を咬むという感じではなく、エッジングは自在に調整できます。
高速での安定性もまずまず。
ターン中にスキーを動かしやすいので、170cmでもロングからショートまで、オールラウンドに使えそうです。しかし、新雪や悪雪、コブ等あらゆるシチュエーションで使うことを考えると、FM600等もう少し柔らかいプレートを選ぶことを考えてもいいかもしれません。
どっしり感はありませんが、軽快との中間くらいでしょうか。

TC-MG + RC600FL
L172/R18.8/109-79-96
DSC01991.jpg
第一印象は「重っ!」(^^;
滑ってみると、ミドルからロングの安定性は素晴らしく、大変気持ちいいです(^^
プロフィールを見ると、ラディウスは大きい(18.8m)のですが、小回りも基本的には問題ありません。しかしスキーを軽くすると、真っ直ぐ走ったり、ズレたりしますので、私の技量では小回りには少し気を遣います。
TCシリーズですから、オートマチック感はありません。どっしりとしていますが、操作には素直に反応してくれます。
一見難しい板には見えませんが、本来の力を発揮させるためには、それなりの技術が必要でしょう。私にゃ、無理だ(^^;;

KS-MS
L165/R12.8/117-67-104
DSC01994.jpg
メタルの入っていないグラスモデルです。プレートは付かない仕様で、チロのバインディングが標準で付いているんだとか。
TC-SG待ちの間に試乗させていただきました。
『それなりのスピードで滑ってくださいね。』
とのご注意をいただいて(^^
第一印象は「軽っ!」(^^;
持ったときに軽けりゃ、滑っても軽い、軽い。非常に軽快なモデルです。
操作性は非常に良いのですが、エッジホールドがそれほど強くありませんから、ミドル〜ロングでスピードを出すと、安定性はイマイチです(あ、そんなに飛ばしちゃいけないのか....)。しかしさすがに小回りはやりやすいですね。
長さが165cmというのは、ちょっと寸足らずに感じてしまいました。これもロッカー効果でしょうか(^^;

TC-SG + RC600FL
L165/R12.8/117-67-104
DSC01997.jpg
しっかりとしたエッジホールドが印象的で、ショート〜ミドルは大変気持ち良く滑れます。
ターンサイズを大きくすると、ややスキーが内に入りたがりますが、調整はしやすいです。ただ、ロングターンはできないことはありませんが、残念ながら気持ちいいターンにはなりませんでした。
ショートターンはさすがに素晴らしいです。ただエッジホールドが強いので、ついターン後半まで引っ張りたくなりますが、切り換え時の返りが強いので、仕上げはお早めに。

ET-8.0
L168/R17.4/118-80-108
DSC02001.jpg
この試乗会、ホントは3台までなんですが、すでにオマケで4台試乗してます。
「え〜っと、E-TURN、ダメですか?」
『あぁ、どうぞ。』
(^^v
「人気無いんですか?」
『今日初めて出ました。』
「いいスキーだと思うんですけどねぇ。」
昨年の試乗でE-TURNの7.6Sの滑りやすさに驚きました。今回のはどうなんでしょう。
この板も、重さも滑りも軽いです。
滑り出すと、板が雪面に張り付くような感覚を受けます。ロングからショートまで、何でもOKですが、走る板ではありません。
またテールがやや食い付き気味なのが気になります。これは好みが分かれるかもしれません。
このスキーは、スキッディングが苦手に感じました。板の真上に乗る方だと、テールが引っかかるように感じるかもしれません。そういう意味では、内傾角をとることができる人向きです。
いい板なんですけど、デザインで損している気がします。
スタッフのおにーちゃん曰く、
『この板を使う人は、結構ステッカーなんかを貼るんですよ。』
それにしてもねぇ....。

以上、5台の試乗が終わり、時刻は午後3時。
いつもなら定刻で撤収するのですが、今日はSTOCKLIで3本ほど滑りました。
やっぱり自分の板が一番かなぁ(^^
posted by スキー中毒者 at 17:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー