先週の土曜日(10/15)、なかのZEROで開催されたスキー指導者研修会&公認検定員クリニックに出席しました。
当日は雨の予報でしたが、中野駅を降りてもまだ降ってません。シメシメと思ったのですが、残念ながら会場まであと少しというところで、ポツポツと降り始めました。その後は土砂降りになったそうですから、まだ良かったようです。
現着は9時30分ちょい前でしょうか。すぐに受付が開始され、会場の大ホールに入ります。まずは他のクラブ員の座席の確保。10月初旬に都連事務局で受け取った、全日本と都連の会員証を配るためには、バラバラに座られたんじゃたまりません。おかげで、無事全員を確保(^^ 会員書を手渡すことができました。あ、当日の出席者以外の会員証、まだ手許にあるわ。早く送らなくちゃ(^^;
さて、午前中は公認検定員クリニックです。
まずは全体像。これで分かりますね。以上!

って訳にもいかないか(^^;
受検資格に関する主な改訂点ですが、
ジュニアテスト1級保持者は、級別テストの2級から受検できることが明確化されました。昨シーズンまでは(一応)級別テスト1級の受検も可能だったのですが、今シーズンはダメです。
テクニカル保持者は準指検定の、クラウン保持者は正指検定のB,C単位が免除されていましたが、今シーズンから廃止です。プライズ保持者も全種目の受検が必要になります。
逆に、正指・準指保持者に認められていた、クラウン・テクニカル検定の事前講習免除も廃止されました。
認定スキー指導員は、昨シーズンまでは準指検定の受検資格がありましたが、これも廃止です。準指を受ける方は、必ず1級が必要です。
大体こんなところでしょうか。
そして今更ながら、検定の基本理念のおさらい。

赤字の部分がポイントです。
なお、ジュニアテストについては、赤字にはなってませんが、受検者が「楽しさ」を感じられることが大事です(^^
プライズテストの「アスリートを目指す」っていうのは、「パフォーマンスの表現」と言い換えてもいいですね。
続いて検定員検定の改訂について。

まぁこれは見ての通り。検定種目と採点人数が変更になりました。
バッジテストの受検年齢を整理すると、こうなります。

級別テストやジュニアテストが、学年ではなく年齢基準に整理されましたので、ご注意ください。(ただし、ジュニアテストの1級を持ってれば、13歳以下でも級別テスト2級を受けられるんですが....。)
そして、おさらいをもうひとつ。検定斜面についてです。

「整地」は、みんなでデラ掛けしたような斜面。まぁ実際には、こういう斜面の確保はなかなか難しいんですが....。ジュニアテストはすべて、級別テストの3級までは整地で行います。
で、「ナチュラル」なんですが、デラ掛けしてない斜面(^^;要するに、ちょっと荒れてる斜面です。級別テストの2級からこの斜面設定が出てきます。ただし、いくら「ちょっと荒れてる」のがナチュラルとは言え、安全面の配慮は必要ですね。
蛇足ですが、「不整地」は、「あるがまま」ということですが、普通はコブ斜面を想定します。しかし、最近は急斜面やコブ斜面と言える斜面がほとんどないスキー場もあり、検定員としては悩ましいところです。受検生は『ラッキー!』と思うかもしれませんが、それだけ厳しく見られますので、ラッキーでも何でもありません(^^
最後に「ノーマルパック」「ハードパック」。これは技術選の斜面設定ですから、青い悪魔と戦う方専用。「ナチュラル」なスキーヤーには無縁です(^^
ちょいと長くなりましたので、各級のポイントや変更点については、次回といたします。
posted by スキー中毒者 at 23:59
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
スキー