2011年06月17日

2011-12題名のないセミナー(2)

一昨日(6/15)、題名のないセミナーの2回目が開催されました。会場は前回同様、なかのZEROの視聴覚室、講師は技術選2連覇の丸山貴雄選手です。
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テーマは「2010-11 シーズンを振りかえって」。

まずはメンタルトレーニングのお話から始まります。
イチロー選手や中村俊輔選手も指導している滋賀大学名誉教授の豊田先生との出会いにより、初優勝に向けてどのように目標設定をしたのか、そして2連覇にあたっての技術レベルの目標設定がどのようにメンタル面に影響したのかについて、紹介していただきました。

続いて、“自然で楽なスキー HYBRID SKIINGの追求”について。
このなかでは、
1.ニュートラルポジションの追求
2.重さと着力点
3.身体運動のコントロール
4.コブへの挑戦
という視点から解説をしていただきます。

まず、ニュートラルポジションの追求について。
従来のニュートラルポジションは、山脚が谷脚よりも曲がった、両脚の長さが違う状態だが、今のニュートラルポジションは、両脚の長さが揃った状態。ここから谷脚を緩めることでターンを始める。
落差は、谷脚を緩めて取るのであり、自ら仕掛けて取るのではない。つまりニュートラルポジションをつくることが落差につながる。
そして谷脚を緩めることができれば、外スキーが早く使えるようになり、谷回りでのコントロールができる。ただし谷脚を緩める際、スキーヤーの重さは両スキーの間にあることが必要であり、重さが谷脚を飛び越えて内側に入ると、外脚が使えなくなってしまう。

次に、重さと着力点について。
丸山さんは『重さを外さない』というイメージを持っているそうで、これは重さ(着力点)を両脚(両スキーのアウトエッジからアウトエッジまで)の間に置き、両脚を飛び越えないということ。そのために両脚の長さをうまく変えなくてはいけない。
スキーは重さが乗っていないと滑らない。重さの変化で滑るスキーをコントロールする。
そして「内脚主導と外脚従働」という言葉を、インタースキーでは「主導」を"Leading"、「従働」を"Following"と英訳して、各国に伝えた。
フリー種目での重心移動は、着力点を自分で操るのですが、振り子の大きさをコントロールするようなイメージで重さを動かすとのこと。スキーを動かすのではなくて、脚の長さを変える。ロングターンではできるけど、ショートターンになるとスキーを動かしてしまう人が多い。(『技術選にショート・フリーなんて種目があるとおもしろいのでは?』だって(^^)
最後に、重心の動きと身体の動きにはタイムラグが必要で、そこで出てくる動きを逆モーション、身体のパーツをセパレート(例えば上半身と下半身とか)して、それぞれを同じように使わないことをセパレーションと表現してました。

続いて、身体運動のコントロールについて。
二軸の動きが大事だが、身体のねじれがあるとスキーだけではなく、日常生活にも影響するので、健康のためにもこれを意識したオフトレーニングを。
両脚の長さが揃っているときは二軸(右肩と右脚を結ぶ軸、左肩と左脚を結ぶ軸)で良いが、ターンの中ではクロス軸(右肩と左脚を結ぶ軸、左肩と右脚を結ぶ軸)の意識が必要になる。

最後に、コブへの挑戦。
モーグルの西選手との練習の話が出てきましたが、自分たちはコブの中では山回りだけだが、西選手はコブの中でも谷回りをしている。これは前回の柏木義之さんの話と全く同じです(^^
そして、どうやってコブをHYBRIDで滑るか....。済みません、このあたりは油断してて、メモがどこかに吹っ飛んでます(^^;

前半がちと長くなりましたが、ここで休憩。
後半の冒頭で、OGASAKAのスタッフからロッカースキーの紹介がありました。OGASAKAはフロントだけがロッカーになっており、フロント・フロート・システムって呼ぶんだそうな。丸山さんの感想は、『スキーをさばく動きがあまり必要ない。浮遊感がある。圧が逃げながら、推進力がある。』とのことでした。

その後、今年の技術選でのご自身の滑りのビデオを題材に、前半のお話を実際の動きの中で解説していただきました。

丸山さんのお話は、すご〜く良くまとまっていて、本当に分かりやすかったんですが....、うまくまとめることができませんでした(^^;
今回も、メモと記憶をもとにしましたが、内容の誤りは私の聞き違いや理解不足によるもので、責任はすべて私、中毒者にあることを申し添えます。

次回のセミナーは、7/7(木)です。
posted by スキー中毒者 at 17:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2011年06月14日

来シーズンのスキーは....

現在のOGASAKA KS-EXには、丸3年乗ってます。滑走日数が少ないうえに、先日チューンにも出しましたので、まだ使えるとは思うんですが、そろそろ新しい板が欲しくなってきました。今シーズンは気合いを入れて試乗をしたし、その中でお気に入りの板も見つけたし、SKI FORUMやICIカスタムフェアで情報も収集したし....。

って、何だかんだと理由をつけて(^^
来シーズンのスキーは
STOCKLI LASER SC(170cm) K Z12 Ti B75付
に決定\(^o^)/
むか〜し乗っていたAUTHIER以来のスイス製です。

SALOMON嫌いの中毒者にとっては、バインディングがSALOMONってのが最後まで気になってましたが、いろいろな方と相談した結果、やっぱりこの組み合わせが一番だろうということで(^^
板のしなやかさをできるだけ殺したくないことと、この板でレースに出たり、車山の青い悪魔と戦うつもりが全くないことを考えると、プレートを付けて足許を固める必要はありません。それに、このバインディングはレールタイプなので、ちょっとしたプレートを付ける程度の高さも稼げます。

この板、コスメに派手さはありません。しかし滑りが地味ですから....、ま、ちょうどいいんじゃないでしょうか(^^
posted by スキー中毒者 at 12:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2011年06月13日

REXXAM DATA-110Mフォーミング

来シーズンから使用するブーツ、REXXAM DATA-110Mのフォーミングのために、会社帰りに神田ブーツ研究さんに行ってきました。

お店に入ると、ブー研のオヤジが手ぐすね引いて待ち構えてます。早速準備開始。
まず、足に何カ所かパッドを貼ったうえでソックスを履き、つま先にカップ。その上からビニールをかぶせて、ブーツに足を入れます。この時点でかなりキツキツ。(^^;
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フォーム剤を注入するチューブが見えます。

両足にブーツを履いて、まずはカント調整の測定。その後、ウェイト入りのベストを着けて、フォーミングの作業台に立ちます。
まずは右足から。
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オヤジが『いよっ!はっ!ほっ!』と掛け声をかけながら、気合いを入れてふくらはぎ部分からフォーム剤を注入します。フォーム剤が均等に行き渡るよう足をゆっくりと左右に動かすと、注入されたフォーム剤が足を締め付け、ほとんど拷問状態(^^;;
そこにオヤジがまたまた気合一発、足の位置を微調整しながらブーツの中に押し込むように、力一杯押しつけます。後は、ガスを抜いて、チューブを引き抜いて、片足完了。そして次に左足。
両足が終わったら、そのまま5分程ガマンして、はい、おしまい。

やっと締め付けられたブーツから解放です。
最初に貼ったパッドを外し、カント調整をしたブーツを履いて再度確認。
よし、OK(^^v

こんな感じに出来上がりました。
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って、見た目は何の変哲もないブーツですが....。
あとは実際に履いて滑ってから、必要であれば調整してもらいます。

う〜む、こいつで、今すぐにでも滑りたい!

オマケに
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | スキー

2011年06月12日

11/12 ICIカスタムフェア@汐留

昨日の土曜日、ベルサール汐留で開催されているICIカスタムフェアに行ってきました。
現着は14時40分。今年は受付が1階ですが、入場待ちの行列ができてます。
入場すると、スキー場のPRコーナーです。何カ所かのスキー場のガラガラ抽選を試してみましたが....、当ったのは予想通り飴玉でした(^^;
そしてTwitterで教えていただいたように、ガーラのブースで「ガーラなう」、One's Hands Projectのブースで「スキーNOW!」の合言葉で、こんな記念品をゲットしました。
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会場の地下1階に下りると、すごい人。スキーの馬さん、鹿さんでいっぱいです。

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会場の奥では様々なスキーヤーの対談が行われてました。
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これは、アルペンレーサーでオリンピック選手の木村公宣さん。

さて、私はまずはストックリーのブースへ。アドバイザーで元デモの榎並雪彦さんがいらっしゃいまいしたので、いろいろとお話をさせていただきました。
最終的にLASER SCにSALOMONのバインディングを付けることに決定。少々事情があり、今回の会場ではオーダーを入れませんでした。

他に見たかったのが、ゴーグルとグローブ。ところがどこを探してもlill Sportのグローブが見あたりません。どうやらヤメちゃったみたい(>_<)
他メーカーも試しましたが、イマイチしっくりせず見送り。
続いてゴーグル。今はCARRERAに浮気してますが、元々はSWANS派。スタッフのおにーちゃんと相談の結果、C2N-MDH-SCに。フレームはグレーブラック、レンズはピンク系です。

何だかんだで会場を出たのは18時過ぎ。合流した正指仲間と「軽くね」と飲み屋へ。お店は去年と同じ、で、案内された席もまた去年と同じでした。
そして「軽く」のはずがガッツリと飲んでしまったのも....、去年と同じ(^^;
posted by スキー中毒者 at 15:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2011年06月06日

来シーズンのブーツは....

会社帰りに神田ブーツ研究さんに寄って、来シーズンのブーツの相談をしてきました。
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店(?)内は、相変わらず。知らない人が見たら、誰一人ブーツショップだとは思わないでしょう(^^;

挨拶もそこそこに、早速コピー機(あ、コピーフットスキャンですね)で足裏のコピーをとり、足を触診してもらいます。
『足幅からすればDATA-Mですけど、DATAでもいいですよ。』
って、お互いに何も言わなくても、ハナからREXXAMを前提に話をしています(^^
「ん〜、DATA-Mにしましょう。」
ということで、あれこれ5分程相談して、来シーズンのブーツはREXXAM DATA-110Mに決定しました。

『火曜と水曜でシェルを加工しておきますので、その後ならフォーミングできますから。』
って、お互いに何も言わなくても、ハナからフォーミングを前提に話をしています(^^
『今日、インソールだけ作っていいですか?』
「はい、お願いします。」
ということで、震災の話をしながら、オーブンでチンしたインソールを踏みしめます。
「じゃ、フォーミングは13日でお願いします。また会社の帰りに寄りますんで。」

ま、私の場合は何度かお世話になってますので、こんなもん(↑は、もちろんかなり端折ってます)ですが、初めての場合はしっかりと説明してくれますし、相談にも乗ってくれますので、ご安心ください(^^

さて次は....、土曜日にカスタムフェアで板を決めなくちゃ。
posted by スキー中毒者 at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2011年06月05日

土曜日の巡回

昨日の土曜日、午前中はいつものようにジムで汗を流し、すし屋でランチ、そしてコーヒーという、オフシーズンの土曜日の巡回ルートでした(^^

その後、ちょっと寄り道(?)して都庁へ。第一本庁舎2階の「全国観光PRコーナー」で、1日(水)〜7日(火)の期間、野沢温泉村が紹介されているとのこと。行ってみると、思ったより狭いスペースでしたが、冬にお世話になっているサンアントンのジャムやらクッキーやらも並んでいました。
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ジャムは、最近じゃサンアントンのもの以外は食べてません。もちろんGWにも買ってきたのですが、すぐになくなってしまうので、津軽りんご、プラム(秋姫)、ラ・フランスの3本を購入。ん?会計が終わって気がつきましたが、ずいぶん安くしてくれてました(^^
商品を入れてくれた袋の中には、もちろん野沢温泉村のパンフレットも入っています。外湯って、全部で13カ所あるんですね。まだ6カ所しか入ったことないわ。パンフレットによれば、『大湯には薬師三尊を、そのほかの湯には十二の神将を奉り、野沢の湯のまもり仏としています。』だそうな。へぇ〜、知らなかった(^^;

思ったより早く帰宅できましたので、スキーをチューンナップショップに持ち込みました。チューンにこだわりはありませんので、ショップは毎年コロコロと変わります。今年はカムピリオさんにお願いしました。
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今なら先着200台に限り、オフシーズン割引で、ベーシックチューン\5,000、レーシング・デモチューン\8,000です。私ゃ、もちろんベーシックチューン。10月のYetiのオープン前に引き取るようにしていただきました。

せっかく車を出したので、そのままタイヤショップへ。マンションに住んでて困るのはタイヤの保管。今シーズンからタイヤ保管サービスを利用しています。もちろん保管だけじゃなくて、履き替えもお願いしますので、ちょっと費用はかかるけど、楽チンそのもの(^^v
ということで、やっとスタッドレスから夏タイヤに交換完了です。

帰宅後は晩酌、そしてソファでテレビを見ながらいつの間にか爆睡。
土曜日の巡回ルートに復帰しました(^^;
posted by スキー中毒者 at 18:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー