2011年05月29日

SKI FORUM 2011@池袋

昨日(5/28)、池袋で開催されているSKI FORUMに行ってきました。
会場は、サンシャインシティの文化会館。スキーの展示会でもなけりゃ行かない場所です。迷子になる寸前に何とか現着したのは午後2時頃。若い方の姿も目立ち、なかなか盛況でした。
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各メーカーともブースは小さめですが、ジャパーナやフェニックスは比較的広いスペースで展示をしています。
とりあえず、ヴィストのブースでストックリーのスキーの相談。組み合わせるプレートとバインディングについてお話を聞きました。
続いてスワンズへ。使用中のカレラのゴーグルの調子がイマイチのため、参考までに物色。ここ数年のスワンズは、デザインが結構ケバかったため敬遠していたのですが、来シーズンは少し落ち着きそうです。

その後会場をぶらついていると、奥の方に人だかりができてます。何かと思ったら、ホルメンコールによるワクシングのセミナーでした。
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ナノ技術により開発されたワックスを宣伝紹介しながら、ワクシングやエッジ調整について実演しており、大変参考になりました。
しかし、最近じゃワクシングなんてめったにしない中毒者にとって、意味があるのか?と言われりゃ....。まぁ、その通りなんですけど....。

そしてレグザム。スペースはそれほど広くはありませんが、製品は一通り並んでいます。と、見覚えのある方が接客中。ブー研のオヤジでした(^^
手の空いたところで、ちょっと立ち話をしました。
「お店には、いつごろ入ってきます?」
『ん〜、月曜日メーカー出しで水曜日からですかね。でも各サイズ1足づつですよ。震災の影響か、生産が遅れてるみたいです。ここに並んでるのも、やっと間に合ったんですから。』
「やっぱりDATA-Mですかね?」
『ですね。FORTEは100までしかないし。』
「フォーミングインナーは....。」
『あ、ウチはオリジナルだけ。』
「あはは、そうでした。じゃ、水曜日以降に一度電話してからお邪魔しますね。」
はい、ブーツ決定です(^^;

え〜っと、来シーズン新調するのは、スキーにブーツ。小物はゴーグルと、あ、グローブもだ。再来週のICIのカスタムフェア、油断すると、とんでもないことになりそうだわ(^^;;

ピンバッジ
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2011年05月27日

オトナのオモチャ(^^;

2週間程前、こんな記事を見つけ、思わずAmazonでポチッてしまいました(^^
この時点では、まだ発売前。“即納”以外は納期が全くアテにならないAmazonですから、今回も期待はしていなかったのですが、以外に早く届きました。
ビールに気を取られて、製品名なんて全く気にしてなかったんですが、「BEER HOUR」っていうんですね。

で、早速開梱。
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で、早速装填。
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こんな感じに注げます。ま、プレモルのグラスでヱビスってのは、ご愛敬ということで(^^
見た目はともかく、お店のビールサーバーのようなきめ細かな泡には程遠いのですが、なんちゃってサーバーにしては、まずまずではないでしょうか。注いだ後、注意しないと注ぎ口からビールが垂れますが....。
もうちょい早く発売してくれりゃ、スキー宿で活躍したことでしょう。

ビールに気を取られて、メーカー名なんて全く気にしてなかったんですが、箱を見ると「TAKARA TOMY」のロゴが入ってます。
なるほど、オトナのオモチャだったんだ(^^;
posted by スキー中毒者 at 12:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年05月23日

2011-12題名のないセミナー(1)

オフシーズン恒例の「題名のないセミナー」の第1回が5/20(金)に開催されました。会場は、いつものように「なかのZERO」の視聴覚室。収容人数は100名にも満たない小さな部屋です。
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ちなみに、当セミナーのスタッフには某都連関係者が数多くいらっしゃいますが、某都連本体とは全く関係なく、有志の立場で運営していただいております。基本的には有資格者を対象としているようですが、毎回豪華な講師のお話を間近で聴くことができる、素晴らしいセミナーです。

今回の講師は、柏木義之さん。
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14年間にわたり常に技術選のトップで戦い続けるとともに、現在はナショナルデモンストレーターとして日本のスキーを牽引している、正に日本のトップスキーヤーです。
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以下、メモや記憶をもとに簡単に内容をご紹介しますが、理解不足や記憶違いにより柏木さんの意図と違う内容になってしまった場合には、すべて私、中毒者の責任ですので、あらかじめご承知くださいm(_ _)m

最初はオーストリアで開催された前回のインタースキーのお話から。
日本は技術論に特化していたが、他国は指導法の紹介が多かった。また、ドイツやスイスはアルペンレースのテクニックをもとに、ターン前半でいかに早く山脚でとらえるかということを主眼にしており、ニュートラルポジションについても、水平面に立つのか、斜面に垂直に立つのかという違いが感じられた。等々。
特に谷回りについて、日本では技術論は確立しているものの、指導論が(足り)ない。今後はこれを出していかなくてはいけない、とのことでした。

続いて技選の滑りを、「フェースコントロール」「谷回りの連続」という二つのポイントから解説していただきました。
まずは大回り。雪面に効率よく力を加えるために、肩〜腰〜膝〜足首を真っすぐにする。そのため『肩からエッジングする』イメージを持っているそうです。井山選手が一番良く表現できていたとのことでした。
そして谷回り前半でエッジを外すタイミング。9時の位置では外せ!とのこと。ちなみに柏木選手や山田選手は、11時には外したいと意識しているとか(^^;これができれば谷回り後半で外腕が下がるはずだが、多くの選手はできていないのでターン後半で山腕が上がったまま、「谷回り崩れの山回り」をしているということです。
そして、小回りではストックを突くタイミングが変わっている。今までは切替のタイミング、つまり曲がるためにストックを突いていたが、今はエッジを外すために突くとのこと。突く位置も、ヒールピースより後ろなんだとか。ワールドカップのSLのビデオと比較しながら、その共通点を確認しました。

今後の技術の課題としては、ターン前半、つまり谷回り前半でいかにターンコントロールをするか。柏木さんは、この谷回り前半で山脚を重くしたいとおっしゃってました。内主導なのに?と思うけど、オフィシャルブックに出ている谷回り前半が内主導/谷回り後半が外主動の図は、あくまでもスピードが遅いからであって、スピードが速くなれば遠心力の影響で早めに外主動になる。つまり内主導から外主動に移行するタイムラグが小さくなるということで、そう考えると、インタースキーでドイツやスイスが紹介した『ターン前半でいかに早く山脚でとらえるか』と共通する部分があるとも考えているようです。
これについては、『(谷回り前半は)山脚荷重、(谷回り後半は)谷脚外し』とか、『(谷回り前半は)外脚で踏んで、(谷回り後半は)谷脚で外す』なんて表現もしてました。
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今年の技術選を振り返り、『出場14回目で、ここまでオフィシャルブックの理論をフィードバックしたのは初めて』だそうです。そして、他の選手たちもオフィシャルブックを熟読し始めたとか(^^

他にも、コブの滑りからファットスキーまで、興味深いお話が盛りだくさんの2時間でした。
私にとっては、こういう話の後に出た『谷も山も状況によって使い分ける』という言葉が、印象的でした。
さて、次回は6/15(水)。講師は....
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2011年05月20日

もう来たよ....

昨日帰宅すると、某都連から書類が届いてました。
開けてみると、
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『2011/2012 SAJ・FIS競技者登録申込受付について』だと。
もう来シーズンの登録かよ(^^;

良く見れば、FISポイントリストNo.1に掲載を希望する場合には、5/31が某都連の締切となりますが、当然私の所属クラブには関係なし(^^ 一般レーサーの締切は7/30ですから、まだまだ余裕があります。(ちなみに、締切を過ぎても受け付けてくれますが、登録料は倍額(FIS登録は3倍!)。)
しかし、この余裕が曲者。手続は、某都連事務局に登録書類と登録料を持参して行う必要があります。また、書類の作成自体は大したことありませんが、新規登録者の場合は、選手宣誓欄に選手本人の署名が(未成年者の場合は保護者の署名も)必要です。油断してると、締切ギリギリで慌てることに(^^;
って、あれ?去年までは、”宣誓の内容が変わっていないので過去に署名していれば今回は不要”と明記されてたんですけど、今年は??一応『新規登録者は必ず署名をしてください。』となってるから、更新の場合はいらないのだろうか?念のため、後で事務局に電話して聞いてみよう。

聞いてみました
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2011年05月10日

最強の試乗インプレサイト

毎年この時期になると、スキーの機種名+『試乗』といった検索ワードで、当ブログに辿り着く方が急増します。って言っても、元が少ないんで大したことないですけど(^^;

ところが今年は、それ以上に、特定のサイトからのアクセスが多いようです。そのサイトがここ、「スキー試乗会 インプレッション まとめ」です。1月の試乗会スケジュールやニューモデル情報の掲載から始まり、3月になると試乗インプレッションを掲載しているブログ等の情報を収集し、リンクを張り始めます。今では、メーカー別・機種別にインプレッション掲載サイトを整理・紹介していただき、大変使いやすくなっております。その数、何と1,000以上!正に最強の試乗インプレサイトです。
私の拙い試乗レポートにもリンクしていただき、ありがとうございますm(_ _)m

管理人さんのご努力に、改めて敬意と感謝を表します。

そういえば去年、
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2011年05月07日

妖怪板掴み@かぐら

先日の3連休は高速道路が大渋滞だったようですが、この土日はそうでもなさそう。天気予報を見ると、東京は雨ですが、湯沢地方は曇り。
ということで、今日はかぐらに行ってきました。毎度おなじみの廃人とは、現地で合流。ロープウェイ〜リフト〜ゴンドラと乗り継いで、かぐらのメインゲレンデに向かいました。
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天候は予報通りの曇りで、とにかく風が強いです。

テクニカルコースのコブも成長していますが、ハーフパイプのようなコブで、私なんかとても滑れたもんじゃありません。が、上手く滑る人が沢山いらっしゃいます。さすが、かぐらです。
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ちなみに黒く見えるのは黄砂。こいつのおかげで滑りが悪くなるのですが、NOTwaxのおかげでそこそこには滑走できます。その効果が薄れてきた頃、TEAM RESQUEさんのワックス無料サービスが開始され、早速「雪虎」というワックスを塗ってもらいました。すると....。
「おぉ、滑る!」
NOTwaxなんかメじゃありません。驚異の滑走性です。サービスをしていたお兄ちゃんの話では、滑走性能が持続するのは『通常は約10kmですが、今日みたいな雪だとその半分くらいですかね。』とのことでしたが、もうちょい悪いような気がします。
塗り方はワクシングというイメージとはほど遠く、滑走面の水をハンドワイパーで除去、そこにオイル状のワックスを数滴垂らし、あとはスポンジで塗り広げておしまい。その大雑把さも、また驚異です(^^;

お客さんが少ないのか、午前中の斜面の荒れは、それほどでもありません。
そして、お昼ゴハンを和田小屋で食べていると、だんだん晴れてきました。
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強風は止みませんが、クローズしていたパノラマコースもオープンします。しかし、コースはこんな感じ。
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中央に黄砂が乗った雪面が残り、その両側にヴェーデルンロードができています。私ゃ、こういう緩斜面が好きですので、早速滑ってみたところ....、出ました!妖怪板掴み(^^;
ワックスの効果が薄れたことをあざ笑うかのようなノッキングで、滑りにくいこと、このうえありません。2本の滑走でパノラマコースから撤収。メインゲレンデに戻ると、いつもの「春のかぐら」のゲレンデになってました。
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ボコボコなんですけど、これを見るとちょっと安心します(^^

リフトの営業終了間際まで滑ってると、下山の混雑に巻き込まれますので、ちょい早めに撤収。ホントは下山のゴンドラコースの滑走前に、再度ワックスサービスを受けたかったのですが、その頃にはTEAM RESQUEも撤収済。仕方なくポケットに入れておいたNOTwaxを塗って、ゴンドラコースに巣くう妖怪に挑みます。最初は調子よく撃退していたのですが、残念ながら最後にはまた捕まってしまいました。ま、NOTwaxの塗り方も手抜きでしたので、仕方ないでしょう。

本日の滑走は今シーズン35日目。多いんだか、少ないんだか、よくわからないような日数ですが....、そろそろ終わりかなぁ。

他にも出た!
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2011年05月06日

インプレッション再び

今シーズンの試乗会参加は3ヶ所4日間で、計26本(2度3度と試したものを含めれば、のべ30本)を試しました。その中で、私にとって良い感触が得られた板を何本かピックアップしてみたいと思います。
ちなみに、想定する対象スキーヤーはSAJバッジテスト1級以上。ただし大会への出場や、プライズ検定は想定してません。
繰り返しますが、あくまでも、良いスキーではなく、私の感覚で好印象だったスキーです。滑り手のスタイルによって、評価が大きく分かれることもあり得ますので、ご承知ください。

【大回り系】
なし。
って言うかテストしてません(^^;

【小回り系】
ATOMIC DEMO X TYPE-S
ショートターンとミドルターンの性能は文句なし。ホントに大きなロングターンはちときついかもしれませんが、日本のゲレンデ(コース幅や混雑状況)を考えれば、このスキーで不満を感じるターン弧で滑れることは、少ないのではないでしょうか。足許の調整のしやすさも考えれば、かなりオールラウンド性が高いと思います。
だからと言って、この板でリーゼンのポールにゃ入りたくないなぁ。

BLiZZARD S-POWER FULL SUSPENSION
このスキーに関しては、好みが分かれるかもしれません。
かなり「強い」スキーで安定性は抜群ですが、操作性は悪くありません。以前のBLiZZARDは、エッジが咬むと行くとこまで行っちゃいましたが、こいつは違い、エッジも容易に外せますので、ご安心ください。ロングターンはそこそこかもしれませんが、どんな状況でも安心して滑走できる、頼れる板だと思います。
でも、頼りすぎると、しっぺ返しを食らいそう(^^;

SALOMON 24HOURS POWERLINE LM
う〜ん、私がSALOMONに好印象とは(^^;
BLiZZARDのような強さは感じませんでしたが、適度な張りがあります(微妙な表現ですみません....)。ショート〜ミドルを中心に、正に何でもできます。ロングの性能は....、エッジを食わせすぎるとミドルになってしまいますが、そのときは適度に外してください。それができるスキーです。
かなり優等生的なスキーですから、やんちゃ坊主を求める方にはお勧めしません。

【オールラウンド系】
STOCKLI LASER SC
ちょっとゆったり目です。だからクイックな反応を求める人には向きません。
でも何でもできます。そして楽しいです。
なんで楽しいのかって考えてみましたんですが、スキーを走らせることができるから、楽しいんだと思います。
え?他にも走るスキーはいっぱいあるって?そう。いつも走りっぱなしや、油断すると勝手に走っていっちゃうスキーはいっぱいあります。でもこのスキーは、「走れ!」って言って初めて、『はいよっ!!』という感じでぐんぐん走っていきます。それが私にとって楽しかったんじゃないかなって、思います。

HEAD i.SuperShape Speed
頼まなくても、いつも適度に走ってくれるスキーです(^^
オールラウンドモデルとしては軽快なスキーですし、そのくせ安定性も良いですから、好きではなくとも、嫌いという人は少ないでしょう。そういう意味では、選んでも後悔しないスキーと言えるかもしれません。ただし、満足するかどうかは、その人次第ですけど(^^;
私ゃ、満足しないと思います。

SALOMON 24HOURS POWERLINE S5
う〜ん、私がSALOMONに好印象とは....。しかも2本目(^^;;
LMと比較しちゃうからかもしれませんが、板に硬さは感じません。でも不思議と安定しています。ターン弧はロングからショートまで、正にオールラウンド。滑っていても快適の一言に尽きます。でも、24時間は滑りたくない(^^
言うなれば学級委員長のようなスキー。先生から見れば、悪いことしないから安心。でも仲間として考えると、ちょっと悪戯をしようとしても付いてこない、付き合いの悪い奴です。

【番外】
K2 CHARGER
なぜ番外かって?一般のゲレンデスキーヤーが、このコスメ、このフォルムに容易に手を出すかというと、ちと疑問だから。
でも滑ってみると、オールラウンドモデルとして素晴らしい性能を発揮します。勝手な先入観でこのスキーを無視するのは、もったいないです。
見た目はヤンキーっぽいんだけど、付き合ってみると礼儀正しいし、スゲーいい奴っていますよね。

ELAN AMPHIBIO WAVEFLEX 14 FUSION
滑りやすさ、操作のしやすさで言えば、文句のつけようがありません。でも私ゃ、それに文句をつけちゃうんですね。「つまらん」と。『ほぉ〜。お前さん、そんなに上手いんかい?』と反論されると、黙って下を向くしかないのが辛いところですが(^^;
このスキーは、強がったり、見栄を張ったりすることには興味がない、枯れたスキーヤーに似合う気がします。

すいません。書いてるうちに、おちゃらけてしまいました(^^
ま、これが私の正直な感想ってことで....。

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2011年05月05日

信じる者は救われた(^^

気休めだとは思いつつ、藁にもすがる思いで塗ったNOTwaxですが....。
効きました(^^v
藁なんて言ったら失礼な位に。

この時期、野沢の上ノ平の緩斜面はホントに滑りません。あちこちに「妖怪板掴み」が出没します(^^;
しかし。
29日の昼過ぎ、パラダイスゲレンデのレストランに行くため、初めて自分の板を履きました。上ノ平ゲレンデを滑り出した瞬間「!」。おぉ、滑る!一緒に滑る廃人達との差が、どんどん開いていきます。
もちろん今までもNOTwaxを使っていましたが、こんなに効果を実感したのは初めてです。調子に乗って、滑りがイマイチの試乗用の板にひと塗りすると、うん、快適(^^
ただし、メーカーの言う『摩擦力のある雪の時で、一日持ちます。』というのは、ちと大げさですけど。

今度かぐらに行くときも、こいつをポケットに入れてゲレンデに出ることにしましょう。で、下りのゴンドラコースを滑る前にひと塗り。妖怪板掴み vs Notwax。注目の勝負です(^^
posted by スキー中毒者 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2011年05月04日

2012スキー試乗@野沢(2/2)

試乗会二日目、4/30のレポートです。
朝から細かい雨が降り始め、午後からは雨の量も少しずつ増えました。
朝一から湿雪で、斜面の荒れは時間が経つにつれ大きくなっていきますが、春の暖かさで融けたグサ雪とは違い、雨で少しだけ締まっており、決して滑りにくくはありませんでした。
午前中はスカイライン連絡ペアリフト脇の短いコースで、午後はやまびこ第2フォーリフトでやまびこDおよびEコースを使用しての試乗です。

テスターは、本命が決まったため、イマイチ気合いが入っていません。
今日もL165〜170、R15前後のオールラウンド(1本で大〜小までOK)を目安に試乗しますが、小回り系も試してみました。

STOCKLI LASER SL
L165/FR12.9/120-66-102
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1本目はSTOCKLIのSLモデル。本チャンレーサー用にはFISのネーミングが施されたモデルが用意されてますが、こいつなら元なんちゃってレーサーの中毒者でも何とかなるだろうと考えました。スタッフのおにーちゃんも、『基礎・小回り系で使えます。』とのこと。
ま、RがRですから、大回りは感激する程ではありません。可もなく不可もなく。が、中〜小回りはさすがに素晴らしいです。ターン後半にエッジングを緩めていき、フラット、そして次のターンで板が雪面を捉え始めるまでが非常にスムーズ。オガサカのAXで感じたような、エッジングを強めていくとカツンと捉える感覚ではなく、板の傾きに従い徐々に捉え、気付くとしっかりと捉えているという感じです。
雪の柔らかさからか、返りの強さ・速さはあまり感じませんでした。良い雪で滑れば、軽快なショートターンを刻むことができるでしょうか。

OGASAKA TRIUN SL
L165/R12.9/120-67-101
ogasaka_sl.jpg
調子に乗って、もう一本、レーシングのSLモデルを試しました。
STOCKLI同様、中〜小回りは大変良い感覚が得られます。しかし、エッジング感はSTOCKLIとは違い、角付けを強める中でエッジが食った感覚が返ってきます。まあ、良く言えば、メリハリがあるということでしょうか。
ちなみにスキッディング操作もしてみましたが、特に問題はありませんでした。普通に操作できます(^^
たぶん柔らかい雪だから手に負えたのだと思います。硬い雪だったら....、ちと恐ろしいかも(^^;

ATOMIC D2 DEMO X TYPE-S
L165/R11.5/123-67-107.5
atomic_types.jpg
ガラにもなく、レーシングモデルを試したことを反省して、エキスパートモデルの試乗に戻ります。
こいつはプロフィールから判断すると、ショートターンスペシャルって感じでしょうか。TYPE-Aの感覚から、こっちも合わんだろうと思いつつ、物は試しと乗ってみました。
すると....。おぉ、思ったよりしなやか。当たり前ですが、小回りは大変やりやすいです。ショートターンモデルにありがちな、強烈なエッジホールドと強い返りは感じません。むしろマイルドにさえ思えるのですが、それでいて絶妙なエッジホールドと返りが、ショートターンが超ヘタクソな中毒者でも、楽に、いや楽しくコントロールできます。
ターン弧を変えて滑ってみると、大・中・小、いずれのターンでも、この印象は変わりません。また小回りはもちろん、中〜大回りでも安定性が良いのには驚きました。さすがにターン弧が大きくなると、若干切れ上がり気味になります。雪の状態が良ければなおさらかもしれませんが、エッジングコントロールで調整できるでしょう。そのエッジングの調整も「自在」という言葉がピッタリなほど、容易です。
スキッディング操作も、全く問題ありません。
探している板がショートターンモデルだったら、本命になった可能性があるスキーです。

ROSSIGNOL DEMO BETA CASCADE TPX
L174/R17.8/118-72-100
rossignol_beta.jpg
準指合格時の板が、ロシの9Dでした。その後はフィーリングが合わず、遠ざかっています。試乗するのも久しぶり。
まずは大回り。普通に滑りやすいです(^^ 滑り手が仕事をすれば、その分きっちりと応えてくれる感じですが、オートマチック感はありません。
小回りに難しさは感じませんが、軽快感はありません。ま、この板にこれを望むのは、無い物ねだりでしょう。
スキッディング操作では、ほんの少しですがテールが引っかかり気味なのが、気になりました。

ELAN SLX WAVEFLEX FUSION
L165/R12.9/116-66-104
elan_slx.jpg
ASAMA菅平で試したAMPHIBIOは、操作性・安定性とも素晴らしく、大変気に入りました。あと10歳年寄りだったら、ホイホイと買っちまうかもしれません。が、如何せん、刺激がありません。ということで、先程の反省はどこへやら。またまたレーシングモデルに手を出しました。ま、スタッフのおっちゃんも、基礎系でも大丈夫と言ってたし....。
まず小回りで滑りましたが、軽快なターンを刻むことができました。
中回りでは、内傾角を強めにとってやると、エッジが雪面をしっかり捉えて、きれいなターン弧を描きます。大回りになると、どうしてもスキーが内に入りたがりますが、これはやむを得ません。しなやかで操作性も良く、スキッディングもOKです。
穏やかな老後を送りたい方はAMPHIBIO、世間の波に揉まれたい方はSLXってとこでしょうか(^^

SALOMON 24HOURS POWERLINE S5
L170/R15.1/119-72-103
salomon_24hs5.jpg
この頃になると、食指の動く板が少なくなってきました。
でも私はSALOMON嫌い。24HのLMに感心したからと言って、他の板を試乗するつもりはありませんでした。世間じゃ24HのS5が評判いいみたいだけどね。どうせ試乗スキーは出払ってるだろうしね。と、通りすがりのSALOMONブース前にS5が1台転がって、手招きをしてます。長さは170cm。しゃーない、遊んでやるか。
ラディウスは違いますが、S5もLM同様、何でもできるスキーです。大回りから小回りまで、大変素直で、操作しやすいと感じました。逆に言えば、問題はこの何でもできる素直さ。オールラウンド性があまりに高く、飛び抜けた特徴がありません。これを『楽』と感じるか、『つまらない』と感じるか。ここで評価が分かれる気がします。私は....、「楽だけど、つまらん。」
なお、試乗時には雪の状態が悪かったため、踏み込んだスキーが少し雪にもぐってしまい、その結果、若干の弱さを感じることもありました。しかし、雪の状態が良ければ、このようなことはないと思います。
ちなみに、このスキーでの私のショートターンを見た廃人。『中毒者らしからぬ小回り』と評しました。う〜ん(^^;

K2 CHARGER
L167/R14.0/112-74-106
k2.jpg
K2のブースには、ファット、セミファットのスキーがずらりと並んでいます。冷やかしのつもりで、「オールラウンドモデルは無いの?」と聞いたところ、『あります。』との答え。「え....。あるの....。」聞いた手前、試さないわけにはいかなくなっちまいました(^^;
K2ではデモ系というカテゴリーは無いそうですが、こいつがそれに該当するとのこと。
恐る恐る滑ってみると、あれ、びっくり。大・中・小、何でもできるじゃん。キレの良いターンもできれば、スキッディングもできる。早い切り替えだってできる。コブだって問題なし。敢えて言えば、深回りの小回りが少し苦手かもしれません(板が苦手なんじゃなくて、テスターが苦手なのかもしれません)。それがちょっと惜しいかな。
このコスメで損をしていると考えるのは、私だけでしょうか?

STOCKLI LASER SX
L170/R15.6/120-70-99
stockli_sx.jpg
今年からの継続モデルです。よって黒をベースとしたデザイン。迫力はありますが、個人的には来シーズンにモデルチェンジするSLやSCのデザインの方が、ありふれてはいても、美しくて好きです。
ASAMAでの説明では、SCよりもメタルが厚いため、若干張りは強いとのこと。実際に滑ってみると、しなやかさという面ではSCが上でしょうか。
しかし、大回り・中回り・小回り、そして悪雪や荒れた斜面、どのようなターン弧でも、どのような状況でも、大丈夫です。特に小回りでの板の抜けの良さが印象的でした。
しかし滑走感覚としては、特に大〜中回りで、SCの方が楽しく感じました。

OGASAKA KS-FX
L165/R13.0/114-65-102
ogasaka_fx.jpg
雨がだんだん強くなる中での試乗です。テンションは完全に下がってます(^^;
やまびこDコースは斜度は大したことありませんが、かなり荒れています。そこを大〜中回りで滑ってみました。ショートターンモデルではありますが、安定していて、不安感は全く感じません。
小回りで滑ると、雪が柔らかすぎるため、この板が本来持っているであろう返りが感じられません。また、テールの弱さも出てしまいます。しかし、雪の状態が良ければ、これらは解消すると思います。なお悪雪であっても、スウィングウェイトが軽いため、操作自体に問題は全くありません。

BLiZZARD S-POWER FULL SUSPENSION
L167/R13.5/121-68-105
blizzard_spower.jpg
時刻は15時ちょい前。これが本日最後の試乗です。
菅平の荒れた斜面での好印象が、今回の悪雪ではどうなるのか確かめたくて、選びました。
大回り〜中回りでの安定性は相変わらず。もちろん操作性にも問題はありません。スキー自体に強さがあるからでしょうが、菅平のように荒れていてもその強さを受け止めるだけの硬さがある雪面なら良いのですが、今回の雪はあまりに柔らかすぎるようです。板の強さを吸収してしまい、このスキーが持つ軽快感がいまひとつ感じられませんでした。
まぁKS-FXも、このS-POWERもそうですが、雪の状態で板の性能が引き出されないのではなく、根本的には中毒者の技術的な問題で板の性能を引き出すことができないというのが、真実なんでしょうけど(^^;;

1日で充分だと思っていた試乗会ですが、結局2日間で15本のスキーをテストしました(^^
念のため(?)3日目の招待状も貰っておいたのですが、翌日、風神様に『もうやめとけ!』と叱られました(^^;
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ICIおよびメーカーのスタッフの皆様、風雨の中、大変お疲れ様でした。
また、とかくストイックになりがちな試乗会ですが、一緒に滑ってくれた廃人、婆や、姫のおかげで、大変楽しく試乗できました。ありがとうございました!
posted by スキー中毒者 at 08:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2011年05月03日

2012スキー試乗@野沢(1/2)

4/29の野沢温泉スキー場でのニューモデル試乗レポートです。
当日の天気は曇りですが、時々晴れたり、雪が降ったり。
試乗コースは、やまびこA,B,D,E。朝一は整地ですが、雪が柔らかいため、すぐに荒れてきます。そのなかでも、やまびこAコースは人が比較的少ないため大回りを、Dコースで中〜小回りを中心に、テストを行いました。

Hart C9.2ST VF-S
L165/R12.7/119-67.5-101
hart.jpg
まずはHartから。実はHartの試乗は初めてです。いや、Hartの板自体、履くのは初めてかもしれません。ちょっと期待しつつ....。
谷回りでの雪面の捉えは早いのですが、エッジの外しにくさも感じます。
スキッディング操作には、若干難しさを感じました。
ラディウスが小さいからか、板が内に入りたがります。
スキーの主張が強く、無理な操作はしにくい印象です。逆にいえば、スキーの性能を基本に操作することができれば、グリップも良く、切れのあるターンができると思います。

SALOMON 24HOURS POWERLINE LM
L165/R12.5/119-67-102
salomon_24hlm.jpg
私、サロモン嫌いです(^^;
昔、PILOTシステムが出たとき、あのペナペナな、踏んでるんだか踏んでないんだか分からないようなフィーリングが、どうしても合いませんでした。
で、以来食わず嫌い。4年前のブランシュの試乗会でEQUIPE GC SERIESに乗ったのが最後だと思います。さて久々のサロモンですが....。
どっしり感があります。エッジの捉えも早いのですが、その後の調整もしやすいです。
ラディウスが小さいですから、小回りは深回り、浅回りとも快適です。そのうえ、中〜大回りでも、操作性・安定性とも大変素晴らしい性能を発揮します。
スキッディング操作も大変やりやすく、何でもできるスキーと言えるでしょう。
また、最近は荷重ポイントが狭いスキーが多いのですが、サロモンは全般にそれほどシビアではないように感じました。
ブースにいたおっちゃんの説明では、LMは構造がレーシングモデルと一緒(これがS5との大きな違いだとか)とのこと。しかし、雪が軟らかかったためか、板の強さはそれほど感じませんでした。雪の状態が良ければ印象は変わるかもしれませんが、おそらく手に負えないことはないと思います。

STOCKLI LASER SC
L170/R14.9/122-72-104
stockli_sc.jpg
菅平の試乗で、荒れた斜面でのショートターンの操作に若干の重さを感じたため、再度悪雪で試乗してみました。
スタッフのおにーちゃんのアドバイスで、グサ雪のショートターンでは、外スキーを積極的に前に動かすような動きを意識すると、板が抜けてくれました。
大〜中回りでの安定性、操作性、板の走りは相変わらず最高。
うん、これなら大丈夫だ(^^v

ATOMIC D2 DEMO X TYPE-A
L169/R17.2/113.3-70-97
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世間では絶賛されているものの、ASAMAの試乗ではピンと来なかったスキーです。ワンサイズ長いやつがありましたので、再度試してみました。
ASAMAでは、雪の状態が良かったため「乾いた乗り味」と表現しましたが、今回の悪雪の中では足許のしっかり感が際立ちました。トップで捉えるとか、テールが食うとかではなく、とにかくブーツ下で雪面をがっちりととらえるといった印象。そのため、その場でスキーを操作しようとすると、難しさを感じます。グサ雪でも良く走りますから、スキーを縦方向に走らせながら操作すると良いフィーリングが得られます。
が、残念ながら私のスタイルとは合いません。常にスキーに合わせた滑りをしなくちゃいけないのは、精神的に疲れます(^^;

BLiZZARD G-FORCE SUPERSONIC
L167/R14.5/121-72-103
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菅平でG-POWER FULL SUSPENSIONの安定感に感激しました。で、ピストンの入ってないやつを試したくて相談したところ、勧められたのがこれです。
かなり荒れた斜面でしたが、安定感は抜群です。が、オガサカのような雪面に吸い付くような感覚ではなく、『どけ、どけ、どけぇ〜ぃ!』とグサ雪を蹴立てて進むような感覚です。
大回り〜中回りは大変良いのですが、小回りになるとやはり操作に若干の重さを感じます。この雪で小回りをするには、ちと疲れる板です。

この日はスキー1本あたりの滑走量が多かったため、全部で5本のテストで終了。
翌4/30のテストのフィーリングは、また別途レポートします。
posted by スキー中毒者 at 15:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー

2011年05月02日

野沢の試乗会へ

4/29〜5/1に、野沢温泉に行ってきました。

出発は29日の早朝。連休初日ですから例年であれば道路は大混雑。今年は震災の影響もあり、4月初旬までは高速は空いてましたが、中旬以降、徐々に車が増えてきましたので、混雑状況は全く読めません。
予定では5時に練馬通過でしたが、少々手違いがあり約30分遅れで関越に乗りました。さすがに交通量は多め。毎度お馴染みの高坂や嵐山でプチ渋滞に捕まったものの、ほぼ順調に上里へ。こちらもお馴染みの廃人と合流し、塩沢石打ICを降り、津南経由で野沢温泉に向かいます。途中通過した栄村では、3/12の長野県北部地震の傷跡が生々しく残っていました。

今回の面子は、廃人、婆や、姫、中毒者の4名(って、どんな集団なんだ....?)。お宿は、いつものホテルハウスサンアントンです。長坂ゴンドラ乗り場まで送っていただき、やまびこゲレンデに上がると、4/9〜10に開催予定だったニューモデルスキーの試乗会が延期され、4/29〜5/1の日程で開催されています。
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受付を済ませ、早速試乗開始。ゲレンデは....、やっぱり空いてます(^^;いつもなら混雑するやまびこフォーリフトも、リフト待ちがありません。
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天気は晴れたり曇ったり。昼前には少しですが、雪も降りました。
ちょい遅めのランチは、パラダイスゲレンデにある「パノラマハウスぶな」で大辛きのこカレー。
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初日の試乗スキーは、ハート、サロモン、ストックリー、アトミック、ブリザードの計5本でした。(後日、レポートします。)

翌30日。婆やも姫も試乗モード全開。廃人と中毒者もお付き合いして、4人で試乗開始です。
ちなみに婆やはサロモンにご執心。姫はショートターン系を中心に迷いまくり。廃人は節操無く目に付いたスキーを試乗。中毒者は本命が決まっているため、こちらも節操無く食わず嫌いのサロモンまで試乗(^^;

天気は曇りでかなりの強風です。そのうち、ポツポツと雨も降りだしました。今日は試乗の本数を稼ぐため(?)、スカイライン連絡ペアを使用し、短いコースをぐるぐる。
しかし天候は刻々と悪化し、強風のため、昼には上ノ平フォーリフトが運休になりました。昨日同様、パラダイスまで下りて昼食の予定でしたが、そうすると上がってこれなくなります。悪いことに、地震による被害のため、上ノ平より上部では唯一のレストラン「やまびこ」は閉店中。オープンしている喫茶コーナーは大混雑です。無料休憩所で何とか昼食を済ませるものの、今度は雨がだんだん強くなってきました。それでも4人は狂ったように試乗を続けます。
さすがにスカイライン連絡ペアは飽きたため、午後はやまびこ第2フォーリフトを使って、やまびこDコースとEコースをぐるぐる。試乗終了直前まで粘って、乗った本数は10本。ストックリー、オガ、アトミック、ロシ、エラン、サロ、K2、ストックリー、オガ、ブリザードです。(レポートは後日。)
ウェアは上から下まで、いや中までびしょ濡れ(^^;
さ、下山してお風呂、お風呂。と思ったら....、げ、長坂ゴンドラが強風のため止まってます。しばらく並んで待っていても、一向に動く気配がありません。しばらくすると、『長坂ゴンドラは強風のため運休となりました。日影ゴンドラを用意しますので、そちらをご利用ください。』とのこと。並んでいた全員、一目散に上ノ平ゲレンデを滑り下ります。幸か不幸か、中毒者たちは長坂のゴンドラ待ちは列の後方だったため、日陰ゴンドラの上ノ平駅着は、先頭集団(^^ 急遽準備したのですから、少々時間はかかりましたが、3台目のゴンドラで無事下山できました。

最終日、天気は曇りです。いつものように遅めの朝食をとっていると、食堂のテレビに映る野沢温泉のCATVから、『本日、強風のため全てのゴンドラ・リフトの運休が決定』とのお知らせが流れました。
もちろんリフトが動きゃ滑りますが、動かないなら温泉でも入るか、という気分。昨日あれだけ滑りましたからねぇ(^^
しかし、日影ゴンドラの乗り場付近は大変だったようです。宿の車で送ってもらい、運行開始を待つお客さんやら試乗会スタッフやらであふれているところに、運行休止決定。ほとんどの人は宿に帰る術もなく、一転、帰宅難民であふれかえったそうです(^^;

結局、宿からちょい下った「熊の手洗湯」(ちなみに、ここのお湯は熱くはありません。前日入った「大湯」のあつ湯に比べりゃ、ぬるま湯みたいなもんです(^^ )につかり、
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お宿直営の「福田屋」でジェラートを食べ、いつものように宿の奥様、逸子さんに見送られて昼前に野沢温泉を後にしました。

越後湯沢の「森瀧」でうどんすきを食べて関越に乗りましたが、やはりGW。練馬まで断続的に渋滞が始まっています。廃人と婆やは神奈川方面に帰るため、そのまま渋滞に突入しましたが、姫と中毒者は先日開通した北関東道を経由して東北道へ回ってみました。残念ながら、こちらも渋滞が始まってしまいましたが、低速で流れる状態でしたので、関越経由よりも早かったようです。

目一杯の試乗、サンアントンの料理、温泉、ジェラート、そして楽しい仲間。すべてに満足の3 日間でした\(^o^)/
posted by スキー中毒者 at 16:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | スキー