この3連休は、廃人の計画に便乗して八方に行ってきました。メンバーは、毎度お馴染みの廃人と、廃人のスキークラブに所属するマグロ(
泳ぎ滑り続けないと、息ができずに生きてゆけない回遊魚)。ところがこのマグロさん、体調不良のため回遊にもイマイチ元気がありません。おかげで中毒者も廃人も、何とか潰されずに済みました(^^
さて週末の天気予報は、土曜日の午後に晴れマーク、あとは曇りか雪です。「あ〜ぁ、また吹雪か」と思っていたのですが....。

土曜日、中央道経由で渋滞にも捕まらず、10時過ぎに現着すると大変良い天気です。宿の部屋に入るとコタツが待ってました。こうなると、もうダメです。ぬくぬく....。うだうだ....。結局滑りだしたのは12時過ぎでした(^^;
八方もやはり雪は少なめです。黒菱のコブは、ブッシュが顔を出すなんてかわいいものではなく、ところによってはブッシュが立ち上がってます。また雪が柔らかいため、昼過ぎでも雪面はかなり荒れており、とにかく疲れます。ま、これは技術と体力の問題が大きいのですが(^^;
現役マグロと引退マグロに、あちこち引き回していただき初日終了。

そして、翌日曜日。前日の夕方から降り出した雪は、それほど積ってません。天気は雪。ゲレンデ上部でも、白馬にしては水分の多い雪が降っており、寒いです。こうなるとみんな考えることは同じ。『レストハウスに入って、早めの昼メシにしよう。』なんて会話が聞こえてきます。もちろん我々も同じ。北尾根のハイカスケード・カフェで休憩。そして中毒者の大好きなハートランドビールと共に、早々と昼食です。

気分が良くなったところで再びゲレンデへ。しかし上部はガスが出て、視界があまり良くありません。いつもならスタート地点に立つだけで溜息の出る兎平のコブも、良く見えないので、ドッタンバッタンと滑ってるうちに、いつの間にか終ってます(^^;それでもイマイチ気分が乗らず、下部で滑ることに。荒れたリーゼンをヘロヘロになりながら下りた名木山は、風も雪も収まり、斜度も適度で、そりゃ快適でした(^^
宿に帰ると、他のお客さんの『明日は大荒れだって。』なんて会話が聞こえます。「あ〜ぁ、やっぱり吹雪か」

月曜日。二日酔いで重い身体を起こすと、外が明るい....。晴れてます(^^
山には少し雲がかかってますが、吹雪を覚悟していたんですから、儲けもの。だからと言って身体が軽くなる訳ではなし、重い身体を引きずってゲレンデに向かいました。最上部にはガスがかかってますが、その下は視界良好の中、現役マグロと引退マグロの回遊に、ノタノタと付いて回ります。昨日は何が何だかわからなかった兎平のコブもよ〜く見えます(^^;しかし、下りなきゃどーにもなりません。溜息をつきながら、ドッタンバッタン。見えても見えなくても、ヘロヘロになることだけは変わりませんでした。
この日は雪は降っていないものの、気温が低く風も強いため、かなりの寒さです。仕方なく名木山に下りて、昼食とビデオ撮影となりました。しばらくしてゲレンデ上部が見えてくると、これを回遊魚が見逃すはずがありません。

名木山から一気にリーゼングラートまで上がってみますが、残念ながら薄いガスの中。何しろ強風で寒い、寒い。写真を撮る気にもなれず、逃げるように下り始めます。再び兎平でヘロヘロになり、老体に鞭打って長〜いリーゼンスラロームを下り、名木山で「お疲れ様でした〜!」
今回お世話になった「
みちうえ旅館」さんが、お風呂を用意してくださいましたので遠慮なくいただき、さっぱりして帰途へ。
復路の中央道も渋滞なし。今シーズンは、スキー場との往復で渋滞らしい渋滞に遭ってません。ドライバーとしては有り難いことなんですが....。いったいどーしたんだろ?
廃人さん、今回もお世話になりました。マグロさん、早く良くなって本来の回遊を見せてください。って、私ゃ付いていけませんけど(^^;
posted by スキー中毒者 at 12:17
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