2010年12月08日

色彩雫

中毒者が仕事中(仕事をしてるのか?という本質的な疑問はさておき)に使う筆記具は、ガラにもなく万年筆。ペン先の太さが「太字」「中字」「細字」の3本を、用途に応じて使い分けています。
特に「中字」と「細字」の万年筆は、日常的に一番良く使いますので、今まではブルーブラックのインキを入れていましたが、ちょいと気分を変えてみたくてインキ色を変えてみました。

万年筆は東京の京橋に本社を構える筆記具メーカーP社製。インキも同社の色彩雫(いろしずく)というシリーズで、色に和名がつけられた美しいインキです。
DSC00525.jpg
「太字」
万年筆はカスタム74の株主優待仕様品。標準のペン先は「中字」ですが、特別に「太字」に変更しています。
インキ色は松露(しょうろ)。グリーン系のインキです。書いたときは濃いブルーにも見えますが、乾くとグリーンが強く出てきます。
「中字」
万年筆はカスタム845。見た目はちょい大き目というだけですが、漆塗りのボディです。
インキ色は紫陽花(あじさい)。ブルー系のインキです。大変明るいブルーで、パープルとの中間とも言える、まさにアジサイをイメージさせる色です。
「細字」
万年筆はノック式のキャップレス。元は海外仕様として企画された「絣(かすり)」というモデルです。
インキ色は山栗(やまぐり)。ブラウン系のインキです。松露のように、書いたときはブルー(グリーン?)がかったブラウンですが、乾くとグレーがかった濃いブラウンに変化します。

実際に書くと....、
DSC00529.jpg
いやぁ、ヘタな字(^^;;;

万年筆って、手間がかかる筆記具です。
長い間書かずに放っておくとペン先が乾いちゃうし、今回みたいにインキの色を変えようとしたら、内部を洗って乾かして....。
でも、自分に合わせてペン先を調整し、使い続けて手に馴染んでくると、もう手放せません(^^
posted by スキー中毒者 at 17:39 | Comment(8) | TrackBack(0) | 日記