2009年12月17日

研修会で感じたこと(その3)

研修会の雪上研修は、グランドシニア(?)班を除いてファミリーゲレンデで行われました。滑っているのは、ほとんどが研修会参加者です。あとはトレーニング中のレーサーの集団と、一般のお客さんがほんのちょっと。

さて、そのレーサーなのですが、ストックを身体の前に持って上体をフォールライン方向にキープしながら滑る練習をしてました。我々はといえば、「自然で楽なスキー」を目指して、上体はスキーと一緒に自然に回っていきます。私の班の講師も、気になったんでしょうね。何故このような姿勢の違いが出てくるのかについて言葉でも話してくれましたが、『どのように感じるか、実際にああやって滑ってみましょう。』と言って、みんなで試してみました。

こういうことって、指導者にとってはすごく大事だと思います。いくつかのオプション(「滑り」)の中からひとつを選択したとき、その選択結果(「滑り」)だけに集中するのではなく、選択しなかったオプション(「滑り」)についても試して、その違いを自らの感覚で感じ取ること。それが、生徒さんの滑りを理解するとともに、目的とする滑りを伝えるときに、大いに役立つのではないでしょうか?

そういえば、むか〜し、私が準指の受検を始めた頃のこと。プルーク3態ってのがありました。当時は滑りを志向別に、「セーフティ」「コンフォート」「チャレンジ」(今で言や、「テールコントロール」「トップ&テールコントロール」「トップコントロール」ですな)の3つに分類していたのですが、この分類毎にプルークボーゲンの種目が存在していたのです。正指受検生はこれらを滑り分ける必要があったのですが、準指では「コンフォート」だけが検定種目。ところが養成講習会で私を担当した講師は、準指受検生に対して3種類のプルークボーゲンを求めました。で、「種目にな〜い!」と文句を言いつつ3本滑った結果、いただいたのは『3つとも同じ滑りですね。』というお言葉(^^;『検定では1種類だけ滑れば良くても、あとのふたつとの違いを表現できなきゃ、意味ないでしょ。』ということです。ごもっともm(_ _)m
なんてことを、思い出しました。
posted by スキー中毒者 at 16:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキー