一般の人が滑れるのは、やまびこと上ノ平のみ(他にもオープンしているコースもありますが、レーサー専用)で、上がるためには長坂ゴンドラのみが利用できます。ちなみに長坂ゲレンデは、農作業中です(^^
ゴンドラの終点駅では、今年もスクールが試乗スキーの貸出(半日\2,000、1日\3,000、交換自由)を行っていました。早速、試乗開始です。
試乗はやまびこAコース、雪質は湿雪でした。
OGASAKA KS-EX(165cm/R15.1m/116-70-101mm)
ブランシュたかやまでの試乗では用意されていなかった長さです。乗り味は、170cmとほぼ同様。荒れた斜面での中〜大回りの安定性はちょい落ちますが、これは長さよりもプレートの有無が関係しているかもしれません。しなやかさを求めるならプレート無し、安定性を求めるならプレート有り、ってとこでしょうか。
OGASAKA KS-SS(165cm/R12.0m/120-67-101mm)
来シーズンは、R15前後のオールラウンドモデルを考えていますので、ちょっと違うかなぁと思いつつ、とりあえず試して見たのですが....、やっぱり違ってました(^^;
ターンを始めると、板がトップから中へ中へと入ってきます。こりゃ完全にショートターン専用モデル(>_<)中〜大回りでは、イメージするターン弧を描くためには、相当意識してトップを逃がしてやる必要があります。
雪がかなり柔らかかったため、エッジホールドの強さはわかりません。
Volkl UNLIMITED AC20(163cm/R14.5m/118-74-103mm)
KS-SSに辟易して、仲間が試乗していたVolklとチェンジしました。
まずクセがありません。非常に素直です。操作感も軽く脚力が無くとも、充分に扱えるでしょう。ターン弧も、通常のゲレンデでの大回りから小回りまで、オールラウンドに使えると思います。
デザインは好みが分かれるところでしょうか。私ゃ、TigerSharkよりは好きですが....。
FISHER RC4 PROGRESSOR9 FlowFlex (165cm/R14.0m/117-70-100mm)
去年、同じく野沢で試乗して手に負えなかった板です。やめりゃいいのに、もう一度試乗してみました....。やっぱり手に負えませんでした(>_<)
継続モデルだからあたりまえかもしれませんが、印象は去年と全く同じ。硬くてたわまないんで、サイドカーブに頼るか、振るしかありません。去年も一緒に試乗した、クラ持ちの仲間曰く、『スウィング・アンド・グライドにはいいかもね。』
OGASAKA TRIUN SL(165cm/RR12.0m/120-67-101mm)
私がPRGRESSORを試しているとき、クラ持ちの仲間はTRIUN SLでした。『チェンジしてみる?』ということで、3本目のOGASAKAです。
KS-SSとプロポーションは同じ、当然ラディウスも同じ。ということで、KS-SSよりもとんがっているかと思ったのですが、あれれ、そうでもありません。むしろTRIUN SLの方が扱いやすいくらいです。
おそらくは、これは雪質の影響かもしれません。KS-SSだとしなやかな分、柔らかい雪でたわみすぎてしまったのが、TRIUN SLは張りが強い分、適度なたわみ具合になったとか....。本来の硬いバーンでは、私なんかじゃ、とってもじゃないけど扱いきれない可能性が限りなく高いです。
来シーズンは、KS-EX(165cm)+FM600かなぁ。
今年も泊まりはサンアントン